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[辞典・用語][漢字林][土部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 土部] [部首索引]


𡈽圡
土3+0=総画数3 U+571F
音読: ト[漢]、ツ[呉]、ド[慣]
訓読: つち
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
◆[日]つち、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
乙部

土3+1=総画数4 U+5720
音読: アツ[漢]、エチ[呉]
◆山裾(やますそ)が奥まったり突き出たりしているさま、山の隈(くま)、同「𡴭」
◆「坱圠オウアツ」◇地勢が高くなったり低くなったりしているさま◇限りなく続くさま、果てしないさま
漢字林(非部首部別)
土𡈽
土3+1=総画数4 U+5721
音読: ト[漢]、ツ[呉]、ド[慣]
訓読: つち
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
漢字林(非部首部別)

土3+1=総画数4 U+9FB6
◆漢字の構成部分
漢字林(非部首部別)
筆順
𡈼
土3+1=総画数4 U+2123C
音読: テイ[漢]、チョウ[呉]
◆上に向かってまっすぐに立つさま
注解:「【玉篇:卷十五:𡈼部第二百二十七:𡈼】他并切善也證也召也成也驗也審也虛也」とあるが、これは「𡈼」の字義ではなく、「𡈼」を含む字(「呈」「廷」など)の字義を列挙したものではないかと思われる
注解:「壬」
漢字林(非部首部別)
筆順
𡈽土圡
土3+1=総画数4 U+2123D
音読: ト[漢]、ツ[呉]、ド[慣]
訓読: つち
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
𡈾
土3+1=総画数4 U+2123E
音読: エイ、アイ
◆埋める、埋めて土で覆う、同「瘞」

土3+2=総画数5 U+3626
音読: キン、ゴン
◆土壁(つちかべ)「【玉篇:卷二:土部第九:㘦】渠銀切㘦土壁」「【正字通:丑集中:土部:㘦】譌字舊註音勤引玉篇土壁誤」
厶部

土3+2=総画数5 U+5722
音読: ①テン[漢呉]②テイ[漢]、チョウ[呉]

◆凸凹がなく平らなさま、平坦なさま、同「坦」

◆田畑を区切る細い道、土を盛って人が通れるように平らにした畦道(あぜみち)、同「町」「䵺」

土3+2=総画数5 U+5723
音読: コツ、コチ、セイ、ショウ
◆力を尽くす、同「𡉄」「【說文解字注:土部:圣】汝潁之閒謂致力於地曰圣(此方俗殊語也致力必以手故其字从又土會意)」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡉄圣】苦沒反汝南人云致力於地中曰𡉄」
◆繁「聖」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+2=総画数5 U+5724
音読: ハク[漢]、ホク[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「墣」
漢字林(非部首部別)
𡴆𠒶𡴪𡴫
土3+2=総画数5 U+5725
音読: リク[漢]、ロク[呉]
◆「菌圥キンロク」、田などの地面に生えるキノコ(茸)の類
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+2=総画数5 U+5726
訓読: いり
◆[日]堤(つつみ)に埋めて水を通すための樋(とい)
◆[日]地名用字
◆[日]姓用字
注解:{和製漢字の辞典:土部:圦}
筆順
壓𡑅𡒦压
土3+2=総画数5 U+5727
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]、アツ[慣]
訓読: お・す、おさ・える、へ・す
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:「圧」は日本・韓国などで用いられる「壓」の簡体字、中国では「压」
筆順
𡈿
土3+2=総画数5 U+2123F
音読: シン
◆「𡈿鄩シンシン」、未詳「【玉篇:卷二:土部第九:𡈿】之深切𡈿鄩古國名」「【正字通:丑集中:土部:𡈿】㘰字之譌舊註音針𡈿鄩古國名…(【正字通】は「㘰」の訛字とする 「㘰」参照)
𡉀
土3+2=総画数5 U+21240
音読: 未詳
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉂
土3+2=総画数5 U+21242
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𡈼」の訛字か?
𡉄
土3+2=総画数5 U+21244
音読: コツ、コチ、サイ、ザイ
◆力を尽くす、同「圣」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡉄圣】苦沒反汝南人云致力於地中曰𡉄」
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡉄】《龍龕》同聖」
漢字林(非部首部別)
𡉅
土3+2=総画数5 U+21245
音読: ガ
◆「𡉅𡉆ガロウ」、部屋や塀の内側の隅、同「旮旯」
𡉆
土3+2=総画数5 U+21246
音読: ロウ
◆「𡉅𡉆ガロウ」、部屋や塀の内側の隅、同「旮旯」
𡉇
土3+2=総画数5 U+21247
音読: カイ、ケ
◆同「塊」、太平天国(1851年~1864年)が定めた漢字の一つ
𤯓生部
扗𡉈𥩴
土3+3=総画数6 U+5728
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
訓読: あ・る、いま・す
◆そこに居(い)る、同じ状態で一定のところに留(とど)まっている、またその場所
◆~に於(お)いて、~(場所)で(at)
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+3=総画数6 U+5729
音読: ウ
◆田畑に水が流れ込まないようにするための堤防、土手(どて)

土3+3=総画数6 U+572A
音読: ギツ[漢]、ゴチ[呉]
◆土が高く盛り上げられているさま、牆ショウ(土や石を積み上げて内と外を仕切り遮る構築物)が高いさま、「圪圪ギツギツ」
墺𡋮𡋸𡌱𡐟
土3+3=総画数6 U+572B
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
漢字林(非部首部別)

土3+3=総画数6 U+572C
音読: オ[漢]、ウ[呉]
◆壁土などを塗る鏝(こて)、金属製のものは「鏝、釫」、木製のものは「杇」
◆壁土を塗る、同「杇」

土3+3=総画数6 U+572D
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
◆君主が執(と)り行う式典の際などに諸侯や重臣が手に持つ細長い五角形(細長い板の先端が山形になった形)をした板状の礼器、諸侯を封ずる際に証(あか)しとして与えたもの、位によって大小や品質が違っていた、同「珪」 {礼器(圭)} {礼器(圭)}
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL {各種単位}
◆「圭臬ケイゲツ」◇水平の板(「圭」という)と垂直に立てた柱(「臬」「表」という)を組み合わせ、その柱の影の長さ(角度)や方向で緯度・季節・時間を知ることができる、「圭表ケイヒョウ」◇標準、基準
漢字林(非部首部別)
筆順
𡉏
土3+3=総画数6 U+572E
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆壊(こわ)れる、毀(こぼ)れる、崩(くず)れる
◆崩(くず)れ滅(ほろ)ぶ
注解:「圯」

土3+3=総画数6 U+572F
音読: イ[漢呉]
◆橋はし、土橋どばし・つちばし、また橋の名「【廣韻:上平聲:之第七:飴:圯】土橋名在泗州」
注解:「圮」「𡉏」

土3+3=総画数6 U+5730
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆重い陰気が(下に沈み)集まるところ、万物が居並ぶ(存在する)ところ、軽い陽気が(上に浮き)集まるところを「天テン」「【說文解字注:土部:地】元气初分輕清陽爲天重濁侌爲地萬物所陳𠛱也…」
◆(「天」に対する語で)下にあるもの、足元に広がっているところ、天に覆(おお)われているところ
◆ものを下から支えているもの、ものの拠(よ)りどころになるもの、またそのような場所
◆海や川などの水がある所を除いた部分、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、陸
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+3=総画数6 U+5731
音読: セン[漢呉]
◆未詳「【廣韻:下平聲:巻第二:第一:圱】三里爲圱」「【集韻:巻三:平聲三:先第一:圱】三里四爲圱或書作圲」
◆南北に通じる畦(あぜ)道、同「阡」「【玉篇:卷二十二:阜部第三百五十四:阡】青田切阡陌也道也南北曰阡東西曰陌或作𧮮圱」

土3+3=総画数6 U+5732
音読: セン[漢呉]
◆未詳「【廣韻:下平聲:巻第二:第一:圱】三里爲圱」「【集韻:巻三:平聲三:先第一:圱】三里四爲圱或書作圲」
◆南北に通じる畦(あぜ)道、同「阡」「【玉篇:卷二十二:阜部第三百五十四:阡】青田切阡陌也道也南北曰阡東西曰陌或作𧮮圱」

土3+3=総画数6 U+5733
音読: シン
◆田畑の間の水路、用水路、同「甽」「畎」
◆「深圳シンシン・シンセン」、地名、広東省 {広東省}

土3+3=総画数6 U+5734
音読: シャク[漢呉]
◆土に付いた跡
漢字林(非部首部別)

土3+3=総画数6 U+5735
音読: トウ、ドウ
◆未詳「【玉篇:巻二:土部第九:圵】高田也」

土3+3=総画数6 U+5736
音読: コウ、キョウ
◆地名、未詳「【篇海類編:卷之三:地理類:土部:圶】苦洽切音恰地名」
漢字林(非部首部別)

土3+3=総画数6 U+5737
訓読: あくつ
◆[日]低い土地
◆[日]姓用字
◆[日]「下圷(しもあくつ)」、地名、茨城県東茨城郡
筆順

土3+3=総画数6 U+5738
訓読: まま
◆[日]「圸の上(ままのうえ)」、地名、山形県長井市、現在は「ままの上」
筆順

土3+3=総画数6 U+5739
音読: コウ[漢呉]
◆墓穴ボケツ(はかあな)、穴
◆何もなくがらんとしているさま
◆広々として何もない原野
場塲㘯
土3+3=総画数6 U+573A
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: ば
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
寸部
小部
𠮷口部
𡉈在扗𥩴
土3+3=総画数6 U+21248
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
訓読: あ・る、いま・す
◆そこに居(い)る、同じ状態で一定のところに留(とど)まっている、またその場所
◆~に於(お)いて、~(場所)で(at)
𡉉
土3+3=総画数6 U+21249
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:𡉉】舊註音羌幬帳之𧰼又乞約切音却義同穀殻字从此按說文𠔼部𠕓篆作𠕓孫愐苦江切从𠔼𡳿其飾也𡳿即之字周伯琦日幬帳旛旗之𧰼又帳極也𧰼形隷作橦俗作幢舊本不𧨢考古篆因俗𠕓篆作𠕓誤附土部增音却𠀤非又六書統日說文未𧨢…」
注解:「𠕓」の訛字か?
𡉊基𡉝𡋵𡉨𨄎
土3+3=総画数6 U+2124A
音読: キ[漢呉]、コ[呉]
訓読: もと、もと・づく、もとい
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
漢字林(非部首部別)
𡉌
土3+3=総画数6 U+2124C
音読: 未詳
◆未詳
𡉏
土3+3=総画数6 U+2124F
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆壊(こわ)れる、毀(こぼ)れる、崩(くず)れる
◆崩(くず)れ滅(ほろ)ぶ
注解:「圯」
𡉒坉𡉫
土3+3=総画数6 U+21252
音読: トン[漢]、ドン[呉]
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)
𡉓
土3+3=総画数6 U+21253
音読: アイ
◆品行ヒンコウの良くない人(女)、同「毐」「【集韻:卷二:平聲:咍第十六:毐𡉓】人無行」
𡉕
土3+3=総画数6 U+21255
音読: ファム[喃]
訓読: くろ、ぐろ
◆[喃]丘(おか)、土が盛り上がったところ、或いはそのような形、「𡉕島ファムドァゥ(小さな島)」
◆[日]姓用字
◆[日]地名用字、「一丁𡉕古墳群(いっちょうぐろこふんぐん、岡山県総社市秦)」「七つ𡉕古墳群(ななつぐろこふんぐん、岡山県岡山市北区)」
筆順
𡕟夂部
𢦏戈部

土3+4=総画数7 U+3627
音読: ショ、ジョ
◆中庭を囲むように東西南北に家屋を配する中国の伝統的様式で東西側に建てられた家屋(「廂」という)、屋敷の東西側の塀(へい)、同「序」 {四合院}

土3+4=総画数7 U+3628
音読: ジョウ、ニョウ
◆奥深いさま、静かなさま「【廣雅:卷四:釋詁】…㘨(乃頰)安情靜也」「【玉篇:卷二:土部第九:㘨】乃篋切㘨莫也」

土3+4=総画数7 U+3629
音読: ヒ、ビ
◆同じものが途切れずにきちんと並ぶ、順序よく連(つら)なり並ぶ、また途切れずに繰り返される、同「坒」「【太玄經:玄首都序】陰陽㘩叅(叅三也㘩比也以陰陽相次而三三相乗轉爲九矣)」

土3+4=総画数7 U+362A
音読: コウ
◆地味の瘠(や)せた土地「【康熙字典:丑集中:土部:㘪】《註》鹵瀉曰㘪一曰土之麤疏也」
◆大まかなさま、いい加減なさま「【孔子家語:卷第六:執轡第二十五】堅土之人剛弱土之人柔墟土之人大沙土之人細息土之人美㘪土之人醜(㘪耗字也息土細緻㘪土麤䟱者也)」

土3+4=総画数7 U+362B
音読: セイ、ジョウ
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「阱」「穽」

土3+4=総画数7 U+362C
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㘬】舊藏作㘭」「【字彙補:丑集:土部:㘬】微弗切音物見藏經」
坳𡌝垇
土3+4=総画数7 U+362D
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
場场塲
土3+4=総画数7 U+362F
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: ば
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
𡉜
土3+4=総画数7 U+3630
音読: ①シン②두トゥ[韓]

◆「㘰尋シンシン」、未詳「【史記索隱:卷十:呉太伯系家】斟灌斟尋注夏同姓(…按地理志北海夀光縣應劭曰古斟灌亭是也平夀縣復云故北㘰尋禹後今㘰城也然㘰與斟同)(【史記索隱】は「斟鄩シンシン(古諸侯国名、現山東省煙台市)」のことではないかという)

◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1㘰は種1斗を播(ま)く広さで250歩、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」

土3+4=総画数7 U+573B
音読: ①キ[漢]、ゲ[呉]②ギン[漢]、ゴン[呉]

◆都(みやこ)から千里以内の地域、同「畿」

◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「堮」
筆順

土3+4=総画数7 U+573C
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆人名用字「【華陽國志:卷十上:先賢士女摠讚】仲圼免師 仲圼成都人也」
◆同「涅」「【廣韻:入聲:屑第十六:涅:㘿】塞也圼上同」
漢字林(非部首部別)

土3+4=総画数7 U+573D
音読: ボツ、モチ
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」「歾」
◆死者を埋葬マイソウする、同「埋」

土3+4=総画数7 U+573E
音読: ギュウ、ゴウ
◆危(あや)ういさま、同「岋」
◆「垃圾ラーチイ」、塵(ごみ)、塵芥(ちりあくた)

土3+4=総画数7 U+573F
音読: カツ[漢]、ケチ[呉]
◆積もった垢(あか)や汚れ

土3+4=総画数7 U+5740
音読: シ[漢呉]
訓読: あと
◆建物などの土台
◆曾(かつ)てあった建物などの土台の跡、またその場所、同「趾」
筆順

土3+4=総画数7 U+5741
音読: シ[漢呉]
◆行き着く、行き止(ど)まる、同「坻」
◆土手(どて)、堤(つつみ)、同「坻」
阪𠭔𡊃
土3+4=総画数7 U+5742
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
筆順
壎塤𡎖埙
土3+4=総画数7 U+5743
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}

土3+4=総画数7 U+5744
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆陶器トウキや煉瓦レンガなどを焼く窯(かま、陶窯トウヨウ)の通気口ツウキコウ、同「炈」

土3+4=総画数7 U+5745
音読: キン、コン
◆穴を掘る、また掘った穴、「坅坎キンカン」
墳𡏶坟𡼝
土3+4=総画数7 U+5746
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三坆サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
𡉲
土3+4=総画数7 U+5747
音読: キン[漢呉]、イン[漢呉]
訓読: ひとし・い、なら・す
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+4=総画数7 U+5748
音読: ジョウ、ニュウ、コウ
◆古地名、未詳
◆地面を掘り下げて作った穴、地中に掘った穴、同「坑」
𡉒𡉫
土3+4=総画数7 U+5749
音読: トン[漢]、ドン[呉]
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)

土3+4=総画数7 U+574A
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆市街を区画クカクする道、街巷ガイコウ、里巷リコウ
◆市街の道で区切られた区画
◆住まい、住居、同「房」「𠩝」
◆防(ふせ)ぐ、遮(さえぎ)る、同「防」
◆[日]僧侶ソウリョ、「坊主(ぼうず)」
◆[日]男児を親しんで呼ぶ語、「坊ちゃん」
◆[日]親しみ或いは嘲(あざけ)りを込めて「~な人」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+4=総画数7 U+574B
音読: フン[漢呉]、ブン[呉]
◆塵(ちり)、塵が舞い上がる、舞い上がった塵が降りかかる、同「坌」
𡛑
土3+4=総画数7 U+574C
音読: ホン、ボン
◆(ものや人が)たくさん集まる
◆塵(ちり)、塵が舞い上がる、舞い上がった塵が降りかかる、同「坋」
漢字林(非部首部別)
筆順
㘱𡉱
土3+4=総画数7 U+574D
音読: タン[漢呉]
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
筆順
埳塪
土3+4=総画数7 U+574E
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「坎坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+4=総画数7 U+574F
音読: ①ハイ[漢]、ヘ[呉]②カイ[漢]、エ[呉]
訓読: つき

◆一段と盛り上げた土盛り、また小さな丘、同「坯」
◆焼く前の瓦や器、同「坯」

◆同繁「壞」
◆[日]「高坏(たかつき)」、物を盛る比較的浅い皿状また盆状の素焼きの器に足が付いたもの
筆順
㘴𡋑𡋐𡉡𡋲𡊎
土3+4=総画数7 U+5750
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
漢字林(非部首部別)
筆順
𡊬𡌖
土3+4=総画数7 U+5751
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
筆順

土3+4=総画数7 U+5752
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆同じものが途切れずにきちんと並ぶ、順序よく連(つら)なり並ぶ、また途切れずに繰り返される、同「㘩」
◆階段、同「陛」「㙄」
漢字林(非部首部別)

土3+4=総画数7 U+5753
音読: ケイ、ギョウ、セイ、ジョウ
◆型かた、これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、同「型」
◆獣などを捕えるための落とし穴、同「㘫」「【字彙補:丑集:土部:㘫】坈㘫也坓同上」
漢字林(非部首部別)
墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑
土3+4=総画数7 U+5754
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
漢字林(非部首部別)
経經经𦀰𦀇𤔕𤔊
土3+4=総画数7 U+5755
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]、キン[唐]
訓読: たていと、へ・る、た・つ
◆たていと、布の縦方向の糸、横は「緯」
◆南北の方向、東西は「緯」
◆筋道、筋が通っている
◆筋が通っていて変わることがない、常に
◆どんな場合も変わることがない方向や方法、道理
◆筋道に従って治める、管理する
◆へ・る、ある場所を通る
◆た・つ、時が通り過ぎる

土3+4=総画数7 U+5756
音読: 未詳
◆人名用字「【名山藏:卷之二十九:典謨記:穆宗莊皇帝】穆宗皇帝御諱載坖世宗皇帝第三子也」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:志第七:忌坖】渠記切說文憎惡也亦姓古作坖」
塊㙕
土3+4=総画数7 U+5757
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: かたまり、くれ
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ
𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
土3+4=総画数7 U+5758
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
巠𢀖𡿱
土3+4=総画数7 U+5759
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
◆水脈、地中を流れる川、「一(大地)」の下に「巛(川)」が流れているさまを象ったもの
◆細く長く脈々と続いているもの、同「経」「陘」

土3+4=総画数7 U+575A
音読: ケン[漢呉]
訓読: かた・い
◆しっかりしている、しっかりしていて揺(ゆ)るがない、また緩(ゆる)まない
注解:「固」「硬」
漢字林(非部首部別)

土3+4=総画数7 U+575B
音読: ①タン[漢]、ダン[呉]②タン[漢]、ドン[呉]

◆周(まわ)りよりも一段と高く土を盛り上を平らにした所、また周りよりも一段と高く上が平らなところ、同繁「壇」

◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同繁「罈」
壢𡐰
土3+4=総画数7 U+575C
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」

土3+4=総画数7 U+575D
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「䃻」「𥓏」「垻」

土3+4=総画数7 U+575E
音読: オ[漢]、ウ[呉]
◆外からの侵入を遮(さえぎ)るための土塁(どるい)などの構築物、村落の周囲に築くものなどの比較的小規模のものを指すという、同「䃖」
墳𡏶坆𡼝
土3+4=総画数7 U+575F
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三坟サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
𡉘封𡊽𡊋𡉚
土3+4=総画数7 U+21258
音読: ホウ[漢]、フウ[呉]
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
𡉙𡒖𡍳
土3+4=総画数7 U+21259
音読: キ、ケ
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡉚封𡉘𡊽𡊋
土3+4=総画数7 U+2125A
音読: ホウ[漢]、フウ[呉]
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
注解:「【說文解字注:土部:封】…𡉚古文封省(無寸也从㞢土…)」、本字は{⿱㞢土}で「㞷{⿱屮王}」とは別字
漢字林(非部首部別)
𡉜
土3+4=総画数7 U+2125C
音読: シン
◆「𡉜尋シンシン」、未詳「【史記索隱:卷十:呉太伯系家】斟灌斟尋注夏同姓(…按地理志北海夀光縣應劭曰古斟灌亭是也平夀縣復云故北㘰尋禹後今㘰城也然㘰與斟同)(【史記索隱】は「斟鄩シンシン(古諸侯国名、現山東省煙台市)」のことではないかという)
𡉝基𡉊𡋵𡉨𨄎
土3+4=総画数7 U+2125D
音読: キ[漢呉]、コ[呉]
訓読: もと、もと・づく、もとい
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡉟
土3+4=総画数7 U+2125F
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:巳集中:爿部:爿】…象人衺身有所倚著至於牆𡉟戕狀之屬…」
注解:「壯」
𡉠
土3+4=総画数7 U+21260
音読: 未詳
◆未詳
𡉡坐㘴𡋑𡋐𡋲𡊎
土3+4=総画数7 U+21261
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡉢
土3+4=総画数7 U+21262
音読: 未詳
◆未詳
𡉣
土3+4=総画数7 U+21263
音読: 未詳
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉤
土3+4=総画数7 U+21264
音読: 未詳
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𡉧
土3+4=総画数7 U+21267
音読: 승スン[韓]
◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1𡉧は種1升を播(ま)く広さで25歩、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」
𡉨基𡉝𡉊𡋵𨄎
土3+4=総画数7 U+21268
音読: キ[漢呉]、コ[呉]
訓読: もと、もと・づく、もとい
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡉫坉𡉒
土3+4=総画数7 U+2126B
音読: トン[漢]、ドン[呉]
◆土(或いは俵に土を入れたもの)を積んで水を堰き止める、流れ込まないようにする
◆田畑の境界とする畦(あぜ)
𡉬坘𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
土3+4=総画数7 U+2126C
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉮
土3+4=総画数7 U+2126E
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡉮】《五音篇海》同𠕀」
𡉯牡𤚴
土3+4=総画数7 U+2126F
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]、ボ[慣]
訓読: おす
◆獣の父性、獣の母性は「牝(めす)」、鳥の父性は「雄(おす)」、鳥の母性は「雌(めす)」
◆錠前の鍵穴に刺し込む鍵(かぎ)、穴状の部分に刺し入れるもの、刺し入れる穴を「牝」
◆丘、地の突き出たところ、地の裂け目を「牝」
𡉰至𦤳𦤵𦤴𡊏
土3+4=総画数7 U+21270
音読: シ[漢呉]
訓読: いた・る
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
漢字林(非部首部別)
𡉱坍㘱
土3+4=総画数7 U+21271
音読: タン[漢呉]
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
𡉲
土4+4=総画数8 U+21272
音読: キン[漢呉]、イン[漢呉]
訓読: ひとし・い、なら・す
◆(土地を)平等に或いは公平に分配する
◆どれも同じように揃っている、偏(かたより)りがない、凹凸・大小・軽重などがない
◆等しく、同じように
𡉳坘𡉬𡌟𡉶𡊆𡊈𡊓
土3+4=総画数7 U+21273
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉴壚垆
土3+4=総画数7 U+21274
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
筆順
𡉵兆𡊥
土3+4=総画数7 U+21275
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きざ・す、きざ・し
◆カメ(亀)の甲羅コウラを焼いた時にできる亀裂キレツの形、またその形で吉凶キッキョウを占う、「卜兆ボクチョウ」、同「𠧞」
◆きざ・す、きざ・し、前触(まえぶ)れや気配ケハイ、ことが起こる前に表れる現象
◆一億の一万倍、1兆=1012 {数字}、古くは十億(一億の十倍、「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
◆数が多いさま、「億兆オクチョウ」「兆民チョウミン(多くの人民)」
◆墓地
漢字林(非部首部別)
𡉶坘𡉬𡌟𡉳𡊆𡊈𡊓
土3+4=総画数7 U+21276
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡉸
土3+4=総画数7 U+21278
音読: セイ、セ
◆未詳
𡉻
土3+4=総画数7 U+2127B
音読: サイ[漢呉]、ソツ[漢]、ソチ[呉]
訓読: そね
◆粘り気のない土
◆土がばらばらと落ちる、剥(は)げ落ちる
筆順
𡉼
土3+4=総画数7 U+2127C
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:土部:𡉼】同"基"」
漢字林(非部首部別)
𡊀
土3+4=総画数7 U+21280
音読: タイ、ダイ
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡊀】通葢切音太澗也」「【漢語大字典:土部:𡊀】同"汰"」
𡊃阪𠭔坂
土3+4=総画数7 U+21283
音読: ハン[漢]、ホン[呉]、バン[慣]
訓読: さか
◆傾斜した地形、傾斜した道、同「岅」「坡」「陂」「岥」
◆土手、堤(つつみ)、同「坡」「陂」「【說文解字:𨸏部:阪】坡者曰阪一曰澤障一曰山脅也」
𣏄木部
𣏅木部
坍𡉱
土3+5=総画数8 U+3631
音読: タン[漢呉]
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「𣲕」
𨸰
土3+5=総画数8 U+3632
音読: キク[漢呉]
◆山が抉(えぐ)られたように奥深くまで入り込んだところ、同「隩」「隈」、水(川)が山の奥深くまで入り込んだところを「泦」「【廣韻:入聲:屋第一:菊:𨸰】曲岸水外曰𨸰㘲同上」
丘坵𡊣𠤢丠㐀𠀌𠀉𠀈
土3+5=総画数8 U+3633
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: おか
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
坐𡋑𡋐𡉡𡋲𡊎
土3+5=総画数8 U+3634
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
卜部
墜𨽎
土3+5=総画数8 U+5760
音読: ツイ[漢]、ズイ[呉]
訓読: おち・る
◆高い所から(ごろごろと転がりながら落ちるのではなく空中をまっすぐ下に)落ちる、落下する

土3+5=総画数8 U+5761
音読: ハ[漢呉]
◆坂(さか)、傾斜した地形、同「陂」「岥」「坂」「阪」「岅」
◆土手、堤(つつみ)、「坡塘ハトウ」、同「阪」
筆順

土3+5=総画数8 U+5762
音読: ハン
◆平坦な
◆糞などの肥料を撒く
堂㙶
土3+5=総画数8 U+5763
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人

土3+5=総画数8 U+5764
音読: コン[漢呉]
訓読: ひつじさる
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、同「𡿦」「𡿭」 {卦}
◆地チ、大地、「乾坤ケンコン(天と地)」、伏羲フクギ八卦(先天八卦)での解釈(文王ブンオウ八卦(後天八卦)では「南西、未申ひつじさる」を表す)
◆女性、「坤德コントク(婦徳、夫人の徳)」「坤伶コンレイ(女性の俳優)」
筆順

土3+5=総画数8 U+5765
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆ミミズ(蚯蚓)が吐き出した土で小高くなったところ、ミミズの糞(フン、くそ)「【說文解字注:土部:坥】益州部謂螾場曰坥(…螾場謂其外吐之土方言曰梁宋之閒蚍蜉*䵓鼠之場謂之坻螾場謂之坥郭云其糞曰坥…)(【方言:第六】では「䵓」を「*{⿰黎牛}與犁同舊本誤作䵓」としている)

土3+5=総画数8 U+5766
音読: タン[漢呉]
◆凸凹がなく平らなさま
◆広く平らなさま、感情の起伏がなくゆったりとしているさま、同「憻」
筆順

土3+5=総画数8 U+5767
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆建物の基礎、土台

土3+5=総画数8 U+5768
音読: タ、ダ
◆塊(かたまり)

土3+5=総画数8 U+5769
音読: カン[漢呉]
◆陶製また土製の容器「【世說新語:卷下之上:賢媛第十九】陶公少時作魚梁吏嘗以坩{䱹-工+口}餉母…」「【廣韻:下平聲:談第二十三:坩:坩】坩甒」
◆「坩堝カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
筆順

土3+5=総画数8 U+576A
音読: ヘイ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: つぼ
◆(起伏のある土地でそこだけが)平らなところ、平らな土地、同「𡊞」
◆[日]六尺を一辺とする面積の単位、30坪(歩)=1畝、同「歩」 {各種単位}
筆順
𡊜
土3+5=総画数8 U+576B
音読: テン[漢呉]
◆土製の台、酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた土製の台
◆料理や食べ終わった食器を置く台、「反坫ハンテン(飲み終わったり食べ終わったりした食器を返すところ)」
◆商品を並べる陳列棚、売り手と買い手を隔(へだ)てるカウンター
◆遮(さえぎ)る
◆部屋の隅(すみ)、同「垝」「㙐」
漢字林(非部首部別)

土3+5=総画数8 U+576C
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆土を積み上げて固めたところ
◆堤防

土3+5=総画数8 U+576D
音読: デイ[漢]、ネ、ナイ[呉]
◆泥(どろ)、同「泥」
◆地名用字
臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉
土3+5=総画数8 U+576E
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」

土3+5=総画数8 U+576F
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆焼く前の瓦や陶器、出来上がる途中のもの
◆山の上に更にもう一段山が重なっているさま「【爾雅注疏:釋山】一成坯(《疏》案此文則山上更有一山重累者名坯…)」
埛𡹫
土3+5=総画数8 U+5770
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
◆遥(はる)か遠く離れた土地、同「冂」「冋」、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「坰ケイ」といった「【爾雅:釋地】邑外謂之郊郊外謂之牧牧外謂之野野外謂之林林外謂之坰」

土3+5=総画数8 U+5771
音読: オウ[漢呉]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)
◆「坱圠オウアツ」◇地勢が高くなったり低くなったりしているさま◇限りなく続くさま、果てしないさま

土3+5=総画数8 U+5772
音読: フツ[漢]、ブツ[呉]
◆「坲𡋯」、土埃が舞い上がるさま
㘭𡌝垇
土3+5=総画数8 U+5773
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)

土3+5=総画数8 U+5774
音読: リク[漢]、ロク[呉]
◆高く土が盛り上がったところ
◆「坴坴リクリク」、土の塊(かたまり)が広がっているさま
◆陸地、同「陸」
漢字林(非部首部別)
筆順
丘𡊣𠤢㘳丠㐀𠀌𠀉𠀈
土3+5=総画数8 U+5775
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: おか
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」

土3+5=総画数8 U+5776
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆「坶野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「㙁野・𡎧野」「【竹書紀年:周武王】十二年辛卯王率西夷諸侯伐殷敗之于坶野…」「【水經注:卷九:清水】…東南歷坶野自朝歌以南…郡國志曰朝歌縣南有牧野竹書紀年曰周武王率西夷諸侯伐殷敗之于坶野…」 {河南省}
◆「壚坶ロームloam」、砂と粘土から成る柔らかい土

土3+5=総画数8 U+5777
音読: カ[漢呉]
◆「堿坷・坎坷・㙳坷カンカ」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆「坷垃カラ」、土塊(つちくれ)、土の塊
𡊦
土3+5=総画数8 U+5778
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、同「垢」
漢字林(非部首部別)

土3+5=総画数8 U+5779
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]、ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆穴(あな)、穴が深く空(うつ)ろなさま、同「穴」

土3+5=総画数8 U+577A
音読: ハツ[漢]、バツ、バチ[呉]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「垡」

土3+5=総画数8 U+577B
音読: ①チ[漢]、ジ[呉]②テイ[漢]、タイ[呉]③シ[漢呉]

◆小さな中洲(なかす)、「沚」よりも小さく低いもの、同「泜」「【爾雅:釋水】水中可居者曰洲小洲曰陼小渚曰沚小沚曰坻人所爲爲潏」

◆坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ

◆行き着く、行き止(ど)まる、同「坁」
𡍩𡍔
土3+5=総画数8 U+577C
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」

土3+5=総画数8 U+577D
音読: レイ、リョウ
◆切り立った崖

土3+5=総画数8 U+577E
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆塵(ちり、細かい土や砂など)が積もる、積もった塵

土3+5=総画数8 U+577F
音読: フ[漢]、ブ[呉]
◆土を足して高くする、土を盛る
◆「白坿ハクフ」、石英セキエイ、乳白色(或いは透明)の鉱石
筆順

土3+5=総画数8 U+5780
音読: コ
◆煩(うるさ)く絡み付く
◆古県名

土3+5=総画数8 U+5781
音読: チ、ジ
◆城壁の面積の単位、一垁は長三丈×高一丈、同「雉」
埀𡍮𡷩𡸁
土3+5=総画数8 U+5782
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
訓読: た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+5=総画数8 U+5783
音読: ラー
◆「垃圾ラーチイ」、塵(ごみ)、塵芥(ちりあくた)
壠垅壟
土3+5=総画数8 U+5784
音読: リョウ[漢]、ル[呉]、ロウ[慣]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
壠壟垄
土3+5=総画数8 U+5785
音読: リョウ[漢]、ル[呉]、ロウ[慣]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
壚𡉴
土3+5=総画数8 U+5786
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
坳㘭𡌝
土3+5=総画数8 U+5787
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)

土3+5=総画数8 U+5788
音読: ①タイ[漢]、ダイ[呉]②대テ[呉]
訓読: ぬた

◆田畑に水路・溝(みぞ)を作る「【道德真經廣聖義:卷之二十二:重為輕根章第二十六】…畝廣六尺以一尺耦耕垈為畎以通水流畎然因名畎也…」

◆[韓]家の跡地、敷地
◆[日]ぬた、湿田、沼田
筆順

土3+5=総画数8 U+5789
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: ほう
◆「包垉壩ホウホウハ」、古地名、凉州リョウシュウ府古浪コロウ縣(現甘粛省武威市)東北三十里「【甘肅通志:卷十五:凉州府】大河上頭壩 在古浪縣東北三十里…西北二十五里為包垉壩…」 {甘粛省}
◆未詳「【蠛蠓集:卷三:賦:水亭賦】…下無垉而崝嵤涉…」
◆[日]「垉六(ほうろく)」、地名、愛知県豊田市東保見町
注解:音は「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垉】步交反」に依った
筆順

土3+5=総画数8 U+578A
音読: ミン
◆未詳
夂部
干部
𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+5=総画数8 U+21284
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊅𡊄𠬁𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+5=総画数8 U+21285
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊆坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊈𡊓
土3+5=総画数8 U+21286
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊇
土3+5=総画数8 U+21287
音読: チ、ジ
◆「坡𡊇ハチ」、坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ
𡊈坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊓
土3+5=総画数8 U+21288
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊉
土3+5=総画数8 U+21289
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆塵(ちり)、細かい土
𡊊𡌙
土3+5=総画数8 U+2128A
音読: タイ、テ
◆土が高く盛り上がった丘(おか)、阜(おか)「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:塠{⿰土(⿺辶㠯)}𡊊】三俗𡌙通堆正都囘反土聚丘阜也」
𡊋封𡉘𡊽𡉚
土3+5=総画数8 U+2128B
音読: ホウ[漢]、フウ[呉]
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
注解:「【字彙:丑集:土部:𡊋】卽封字六書正譌聚土爲封从又手也諸侯守土取其增高之義或一見而曰从寸者非未達説文之旨矣」
𡊌
土3+5=総画数8 U+2128C
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:汰𡊀】說文浙㶕也」「【漢語大字典:土部:𡊌】同"汰"」
𡊎坐㘴𡋑𡋐𡉡𡋲
土3+5=総画数8 U+2128E
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡊏至𦤳𦤵𦤴𡉰
土3+5=総画数8 U+2128F
音読: シ[漢呉]
訓読: いた・る
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく
𡊒
土3+5=総画数8 U+21292
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡊒】【中華字海:土部:𡊒】同"璽"」
𡊓坘𡉬𡌟𡉶𡉳𡊆𡊈
土3+5=総画数8 U+21293
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡊖
土3+5=総画数8 U+21296
音読: 未詳
◆未詳
𡊙
土3+5=総画数8 U+21299
音読: 未詳
◆未詳
𡊚
土3+5=総画数8 U+2129A
音読: 未詳
◆「垌𡊚(音未詳)」、川名、未詳、【维基百科wikipedia】によればミャンマーのエーヤワディー川「【小腆紀傳:卷第三十七:列傳第三十:李定國】…還兵至孟艮會定國合兵進逼錫箔江卽垌𡊚也…」
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「け」という音を表す字 {忍者文字}
𡊜
土3+5=総画数8 U+2129C
音読: テン[漢呉]
◆土製の台、酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた土製の台
◆料理や食べ終わった食器を置く台、「反坫ハンテン(飲み終わったり食べ終わったりした食器を返すところ)」
◆商品を並べる陳列棚、売り手と買い手を隔(へだ)てるカウンター
◆遮(さえぎ)る
◆部屋の隅(すみ)、同「垝」「㙐」
𡊞
土3+5=総画数8 U+2129E
音読: ヘイ[漢]、ビョウ[呉]
◆(起伏のある土地でそこだけが)平らなところ、平らな土地、同「坪」
𡊠
土3+5=総画数8 U+212A0
音読: コウ、キョウ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡊠】音甲土𡊠也」
◆[韓]「夲骨尸𡊠(音未詳)」、古城名、鴨緑江オウリョクコウ(압록강アムノッカン)の北にあったとされるが未詳「【三國史記:卷第三十七:雜志第六:地理四】鴨淥水以北 已降城十一…夲骨尸𡊠…」
𡊢
土3+5=総画数8 U+212A2
音読: タン
◆水が打ち当たって岸や土手が壊(こわ)れる、崩(くず)れる、同「坍」「【今獻備遺:卷十:陳瑄】…海溢𡊢沒堤岸…」「【字彙補:丑集:土部:𡊢】他甘切音坍字疑誤」
𡊣丘坵𠤢㘳丠㐀𠀌𠀉𠀈
土3+5=総画数8 U+212A3
音読: キュウ[漢]、ク[呉]
訓読: おか
◆地面から高く盛り上がった所、「山」「阜」よりも小さく低いもの
◆高く土を盛り上げた墳墓
◆大きいさま
◆土地の広さを表す単位「【周禮:卷第三:地官司徒第二】乃經土地而井牧其田野九夫爲井四井爲邑四邑爲丘四丘爲甸四甸爲縣四縣爲都」
𡊤堋𡐐
土3+5=総画数8 U+212A4
音読: ①ホウ[漢呉]②ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: あずち

◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)

◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」
𡊥兆𡉵
土3+5=総画数8 U+212A5
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: きざ・す、きざ・し
◆カメ(亀)の甲羅コウラを焼いた時にできる亀裂キレツの形、またその形で吉凶キッキョウを占う、「卜兆ボクチョウ」、同「𠧞」
◆きざ・す、きざ・し、前触(まえぶ)れや気配ケハイ、ことが起こる前に表れる現象
◆一億の一万倍、1兆=1012 {数字}、古くは十億(一億の十倍、「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
◆数が多いさま、「億兆オクチョウ」「兆民チョウミン(多くの人民)」
◆墓地
漢字林(非部首部別)
𡊦
土3+5=総画数8 U+212A6
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、同「垢」
𡊨
土3+5=総画数8 U+212A8
音読: 未詳
◆未詳「【北堂書鈔:卷第一百四十八:酒食部七】有酒如淮(…有肉如𡊨…○今案昭十二年傳𡊨作坻荀吳作穆子又本鈔氐每作*■故誤作𡊨…)(原書の「𡊨」は{⿰土𤣥}、*は「𠀉」か?)「【徐仙真錄:卷之三】元帥七土地一科名司二衆神二共十二{⿰土(⿱面旦)}壇每𡊨」
𡊩
土3+5=総画数8 U+212A9
音読: 未詳
◆未詳
𡊪堯尭𠒖尧𡋰
土3+5=総画数8 U+212AA
音読: ギョウ[漢呉]
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
𡊬坑𡌖
土3+5=総画数8 U+212AC
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
𡊭𡶇
土3+5=総画数8 U+212AD
音読: ビツ[漢]、ミチ、ミツ[呉]
訓読: ひそ・か
◆山深く容易に近づけない建物、山のように大きな(大きくて内が窺い知れない)建物、同「密」
漢字林(非部首部別)
𡊮袁𡋡
土3+5=総画数8 U+212AE
音読: エン[漢]、オン[呉]
◆衣服が長いさま、衣服がゆったりとしているさま
◆姓用字
𡊯𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+5=総画数8 U+212AF
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡊴
土3+5=総画数8 U+212B4
音読: デイ[漢]、ナイ[呉]
訓読: どろ、なず・む
◆水を含んだ土、同「埿」「淖」「𥩥」
◆どろっとした、どろどろした、またそのようなもの
◆(泥に足を取られて)動けない、囚(とら)われて抜け出せない、拘(こだわ)る、「拘泥コウデイ」
𡊵堶𥓿𤭨
土3+5=総画数8 U+212B5
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
𤬪瓦部
𦉷网部
𦤴至𦤳𦤵𡉰𡊏
土3+5=総画数8 U+26934
音読: シ[漢呉]
訓読: いた・る
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「到」
◆自分ところに届く、やって来る
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「到」
◆(隅々まで、限界まで)行き届く
◆極めて、非常に、この上なく

土3+6=総画数9 U+3636
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「榤」
◆高く掲げる
◆罪人を柱に縛り付けて殺す、磔(はりつけ)にする
◆突出している、抜きん出ている、古くは良し悪しいずれの意でも用いられたが、後に「群を抜いて悪い」の意では「桀」を、「群を抜いて良い」の意では「傑」が用いられるようになった
◆凶暴な、悪逆非道な、同「𩣏」
◆夏の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ殷の紂と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
艾𦫿
土3+6=総画数9 U+3637
音読: ガイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: よもぎ、もぐさ
◆「艾蒿ガイコウ」、チョウセンヨモギ(朝鮮蓬)、キク科ヨモギ属の草 {チョウセンヨモギ}
◆もぐさ、ヨモギ(蓬・艾)の葉を乾燥させ揉(も)み砕いたもの、灸キュウに利用される他食用などにもする、別名「冰臺ヒョウダイ」
◆草を刈り取る、絶やす、絶える、同「刈」
◆(五十歳の)老人「【禮記:曲禮上】四十曰強而仕五十曰艾服官政(《注》艾老也)」
◆(若く)美しい人「【莊子:齊物論】麗之姬艾封人之子也」
◆安(やす)んずる、落ち着く「【漢書:王莽傳:王莽傳第六十九下】世祖卽位然後宗廟社稷復立天下艾安」

土3+6=総画数9 U+3638
音読: サ、ザ、ソウ
◆葬(ほうむ)る、遺体を土に埋める、同「葬」
漢字林(非部首部別)

土3+6=総画数9 U+3639
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆道に土を盛る「【說文解字:土部:垐】以土增大道上从土次聲」

土3+6=総画数9 U+363A
音読: ハツ[漢]、ボチ[呉]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「坺」
堙𡋘
土3+6=総画数9 U+363B
音読: イン[漢呉]
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」

土3+6=総画数9 U+363D
音読: サイ
◆草木を植(う)える、また手を加えて育てる、同「栽」
又部
口部
𡌒𡌑
土3+6=総画数9 U+578B
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: かた
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
筆順

土3+6=総画数9 U+578C
音読: ①トウ②동トン[韓]

◆田畑
◆地名用字

◆[韓]未詳

土3+6=総画数9 U+578D
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆堅い土

土3+6=総画数9 U+578E
音読: カク、ガク
◆土が乾(かわ)く、乾いた土、「堅垎ケンカク(堅く乾燥した土)」

土3+6=総画数9 U+578F
音読: リツ、リチ
◆畔(あぜ)

土3+6=総画数9 U+5790
音読: シ[漢]、ジ[呉]
◆道に土を盛る「【說文解字:土部:垐】以土增大道上从土次聲」
𡋝
土3+6=総画数9 U+5791
音読: シ[漢呉]
◆未詳「【說文解字注:一三篇下:垑】恃土地者自多其土地故字」「【廣韻:上聲:巻第三:紙第四:垑】恃土地也」
◆未詳「【字彙:土部:垑】尺氏切音齒治土也」
塁壘壨㙼
土3+6=総画数9 U+5792
音読: ルイ[漢呉]
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「郁垒ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
漢字林(非部首部別)

土3+6=総画数9 U+5793
音読: カイ[漢呉]、ガイ[慣]
◆辺境ヘンキョウの地、最果(さいは)ての地、州シュウ(領土、支配地)の外を「殥イン」、その外を「紘コウ」、更にその外を「垓ガイ」という、同「畡」「陔」「【淮南鴻烈解:卷第四:墬形訓】…九州之外乃有八{⿰歹夤}殥亦方千里…八殥之外而有八紘…八紘之外乃有八極…」「【說文解字注:土部:垓】兼晐八極地也(晐各本作垓今正…八到所至謂之八極淮南書曰八紘之外乃有八極非此義也兼備八極之地謂之垓)」
◆数の単位名、(中数、万進法)1垓=10,000京ケイ=100,000,000兆チョウ {数字}、古くは(下数、十進法)1垓=10京=100兆 {数字}
筆順
𡊹𡌓𡍏𡎱𡍯
土3+6=総画数9 U+5794
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
漢字林(非部首部別)

土3+6=総画数9 U+5795
音読: コウ[漢]、グ[呉]
◆古同「厚」
◆「神垕シンコウ」、地名、河南省許昌市禹州市 {河南省}

土3+6=総画数9 U+5796
音読: タイ[漢]、テ[呉]、ツイ[唐]
訓読: うずたか・い
◆(土などが)積み重なる、(土などを)積み上げる、山のように積み上がる、同「㕍」
◆こんもりと盛り上がった地形、(「𨸏」よりも低く小さい)小高い丘

土3+6=総画数9 U+5797
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆墓場、墓場の四周に境界として作った土盛り

土3+6=総画数9 U+5798
音読: ホク[漢]、ボク[呉]
◆土砂が溜まって川が塞がる
◆崩れる
𨹂𤱳
土3+6=総画数9 U+5799
音読: コウ[漢呉]
◆田の間の畦道

土3+6=総画数9 U+579A
音読: ギョウ[漢呉]
◆土がうず高く盛られているさま、高いさま
漢字林(非部首部別)

土3+6=総画数9 U+579B
音読: タ[漢]、ダ[呉]
訓読: あずち
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土

土3+6=総画数9 U+579C
音読: タ[漢]、ダ[呉]
訓読: あずち
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」「𨹃」
◆小さな盛り土
筆順

土3+6=総画数9 U+579D
音読: キ[漢呉]
◆(塀や垣根などが)崩れそうなさま、同「陒」
◆部屋の隅(すみ)、同「坫」

土3+6=総画数9 U+579E
音読: タ、ジャ
◆小高い丘、同「𨼑」
◆「垞城タジョウ」、地名、現江蘇省徐州市付近 {江蘇省}

土3+6=総画数9 U+579F
音読: ヨウ
◆土の精セイ、未詳「【玉篇:卷二:土部第九:垟】余章切土精也」
◆田地
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟爚子季垟…季垟子均鏼…」
𡋳㙬𡑃𡏴𡊷
土3+6=総画数9 U+57A0
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
筆順

土3+6=総画数9 U+57A1
音読: ハツ[漢]、ボチ[呉]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「墢」「坺」

土3+6=総画数9 U+57A2
音読: コウ[漢]、ク[呉]
訓読: あか
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、ものの表面に付着する汚(よご)れや穢(けが)れ、少しずつ積もりたまっていく不浄・不潔なもの、同「坸」
◆体面を汚(けが)す、辱(はずかし)める、同「詬」
◆「解垢カイコウ」、無理な(怪しげな)理屈をつけること、こじつけること
筆順

土3+6=総画数9 U+57A3
音読: エン[漢]、オン[呉]
訓読: かき
◆土を高く盛って周りを囲んだ土塁ドルイ、比較的低いものを指す、高いものは「墉」「【字彙:丑集:土部:垣】于權切音員牆也卑曰垣高曰墉釋名垣援也人所依阻以為援衛也…」
◆周囲に廻(めぐ)らせた壁(かべ)や柵(さく)、同「𥥣」「𩫧」
筆順

土3+6=総画数9 U+57A4
音読: テツ[漢]、デチ[呉]
◆土が盛り上がったところ、小高い丘
◆蟻塚(ありづか)、アリ(蟻)が巣を作るために運び出した地中の土が、出入口を中心として積み上げられ山のような形になったもの、同「䵺」
筆順

土3+6=総画数9 U+57A5
音読: ①キョウ、コウ②협ヒョプ[韓]

◆未詳「【康熙字典:丑集:土部:垥】《篇海類編》虛業切音脅堤水」

◆[韓]田地デンジ・デンチの面積の単位、1垥は種1合を播(ま)く広さで2歩半、1歩フ・ブは6尺四方の土地「【海鶴遺書:卷一:田制忘言:田結】…每田下種一斗者, 命之曰㘰, …古者周尺六尺爲一步, 百步爲畝, …今定田積二百五十步爲一㘰, 二十五步爲一𡉧, 二步半爲一垥…」
墾𡓚𡍭
土3+6=総画数9 U+57A6
音読: コン[漢呉]
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す

土3+6=総画数9 U+57A7
音読: ショウ[漢呉]
◆土地の面積の単位、清代(1644年~1911年)では1垧=10畝=6666.6m2、但し時代や地域により違いがある、同「埫」

土3+6=総画数9 U+57A8
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垨】誤坾正玉篇直呂反器也香嚴小土也」「【字彙補:丑集:土部:垨】音義與守同」「【欽定歷代職官表:御製詩】中丞銜帶內臺霜(…朝委任特隆例加兵部侍郎及右副都御史銜職任與總督相垨)」
堊𡌥
土3+6=総画数9 U+57A9
音読: アク[漢呉]、ア[慣]
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意

土3+6=総画数9 U+57AA
音読: 未詳
訓読: は
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:垪】音坈」「【雲笈七籤:卷二十四:日月星辰部:北斗九星職位總主】第三真人星天之司空主…真人號主仙華神君姓歸垪…」「【河南集:卷十三:實封一千户趙公墓誌銘】…開封府判官判三司開垪司車駕西祀為東京…」
◆[日]「垪和(はが)」◇地名、岡山県久米郡美咲町◇姓 {和製漢字の辞典:土部:垪}
筆順

土3+6=総画数9 U+57AB
音読: テン[漢呉]
◆衝撃を減らしたり高さを合わせるなどのために下に敷く、また下に当てて支える、「垫子テンシ(座布団・敷布団など)」「垫款テンカン(一時的に金を用立てること)」
◆底に着く、底を突く
◆窪(くぼ)み、窪む

土3+6=総画数9 U+57AC
音読: コウ、グ
◆土で作った堰(せき)

土3+6=総画数9 U+57AD
音読: オ、ウ、ア
◆地名用字「【宋史紀事本末:卷二十五:蒙古連兵】…帥兵迎拒於歸州大埡砦…」「【埋憂集:卷四:鐵兒】…陳父戰歿於松門埡…」「【蜀碧:第一卷:起戊辰止癸未】…追敗於留馬埡…」
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)質の土、同「堊」「【正字通:丑集中:土部:埡】舊註同塢集韻隖或作埡埤倉作䲽舉要埡與堊同一以為同塢一以為同堊皆未詳埡卽俗堊字䲧當从說文作隖」

土3+6=総画数9 U+57AE
音読: コウ
◆崩れ落ちる、壊れる

土3+6=総画数9 U+57AF
音読: タツ[漢]、ダチ、タチ[呉]
◆場所、所

土3+6=総画数9 U+57B0
訓読: たお、とうげ
◆[日]「垰(たお)」、地名、山口県周南市
◆[日]「山伏垰(やまぶしとうげ)」、地名、山梨県南都留郡
◆[日]峠(とうげ)
筆順

土3+6=総画数9 U+57B1
音読: トウ[漢呉]
◆土を盛って作った灌漑用の小さな堤

土3+6=総画数9 U+57B2
音読: カイ[漢呉]
◆高台で爽(さわ)やかなさま
◆「蕈垲川水シンカイセンスイ」、川名、蕈川シンセンの西を北流して洮水トウスイ(現甘粛省定西市臨洮県を源とする川)に注ぐ「【水經注:卷二:河水】…蕈塏川水水東南出石底橫下北歴蕈塏川西北注洮水…(「石底橫セキテイオウ」は地名で蕈川の東方)

土3+6=総画数9 U+57B3
訓読: がけ
◆[日]「垳(がけ)」、地名、埼玉県八潮市 {和製漢字の辞典:土部:垳}
筆順

土3+6=総画数9 U+57B4
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆小さな山、丘
◆脳

土3+6=総画数9 U+57B5
音読: アン[漢呉]
◆種を埋め込むための小さな穴、穴を掘り種を入れて土で覆う
𩫨
土3+6=総画数9 U+57CE
音読: セイ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: しろ
◆外敵からの攻撃を防ぐために都市(日本の城下町に当たる)を囲むように築かれた高い壁、またその壁で囲まれた都市、二重に壁を巡(めぐ)らせてある場合は、内側を「城」、外側を「郭カク」「外城ガイジョウ」という
◆[日]外敵からの攻撃を防くために石垣や濠(ほり)などを廻らせた構築物、また石垣や濠(ほり)などで囲まれた一画
筆順
𠫳又部
𡉔
土3+6=総画数9 U+21254
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:土部:𡉔】同"涩"」
𡊷垠𡋳㙬𡑃𡏴
土3+6=総画数9 U+212B7
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡊸
土3+6=総画数9 U+212B8
音読: ジュウ、ニュウ
◆古地名、未詳
𡊹垔𡌓𡍏𡎱𡍯
土3+6=総画数9 U+212B9
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡊺
土3+6=総画数9 U+212BA
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡊺】同"汗"」「【中華字海:土部:𡊺】同"瀚"」「【中華大辞典:土部:𡊺】𣴱籒文見」(いずれも《石鼓文》を引くが、【石鼓文定本】によれば{𡊺-于+⿻丫一}で、「干」の部分が「¥-一」のような字形になっている)
𡊽封𡉘𡊋𡉚
土3+6=総画数9 U+212BD
音読: ホウ[漢]、フウ[呉]
◆君主が諸侯や重臣に領地を与える、また領有することを認める
◆諸侯や重臣の領土、またその領主
◆土を盛り上げる、土を盛り上げた祭壇、また墓
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)じる、自由に出入り(また出し入れ)ができないようにする
𡊾宅𡧪𡧜㡯
土3+6=総画数9 U+212BE
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
◆身を託タクすところ、住まい、住むための建物、住居ジュウキョ
◆住まう、居住キョジュウする
◆落ち着く
◆墓、墓地、「宅兆タクチョウ」
𡋍
土3+6=総画数9 U+212CD
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡋍】同"㘫"(「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㘫{⿱艹𡉊}】才性反坈㘫也」は{⿱艹𡉊})「【中華字海:土部:𡋍】同"筮"」
漢字林(非部首部別)
𡋐坐㘴𡋑𡉡𡋲𡊎
土3+6=総画数9 U+212D0
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡋑坐㘴𡋐𡉡𡋲𡊎
土3+6=総画数9 U+212D1
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
𡋗
土3+6=総画数9 U+212D7
訓読: くれ
◆[日]地名用字、宮城県栗原市一迫柳目字持𡋗沢(もちくれざわ)
筆順
𡋘堙㘻
土3+6=総画数9 U+212D8
音読: イン[漢呉]
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」
𡋛臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫㙵𡐬𡐉坮
土3+6=総画数9 U+212DB
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡋜月(肉)部
𡋝
土3+6=総画数9 U+212DD
音読: シ[漢呉]
◆未詳「【說文解字注:一三篇下:垑】恃土地者自多其土地故字」「【廣韻:上聲:巻第三:紙第四:垑】恃土地也」
◆未詳「【字彙:土部:垑】尺氏切音齒治土也」
𡋞
土3+6=総画数9 U+212DE
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋞】姑切音乎出藏經」
𡋠堢㙅
土3+6=総画数9 U+212E0
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」
𡋡袁𡊮
土3+6=総画数9 U+212E1
音読: エン[漢]、オン[呉]
◆衣服が長いさま、衣服がゆったりとしているさま
◆姓用字
𡋢
土3+6=総画数9 U+212E2
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡋢】同"幽"」
𡋣
土3+6=総画数9 U+212E3
音読: 未詳
◆未詳
𡋤
土3+6=総画数9 U+212E4
訓読: まま
◆簡「壗」、「壗」は国字、「𡋤」は中国で「壗」の簡体字
𥸮米部
𡍤
土3+7=総画数10 U+363F
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆(柱などの)下に敷く、ぴったりと当てて隙間(ゲキカン、すきま)を塞(ふさ)ぐ「【揚子雲集:卷三:方言】㘿墊下也凡柱而下曰㘿屋而下曰墊」

土3+7=総画数10 U+3640
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた畝(うね)、畝を作る、同「畂」

土3+7=総画数10 U+3641
音読: ボク[漢]、モク[呉]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、同「塺」
◆「㙁野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「坶野」「𡎧野」「【玉篇:卷二:土部第九:坶】莫六切說文曰朝歌南七十里地周書曰武王伐紂至於坶野古文尚書作㙁」「【復古編:下:坶】坶周書武王與紂戰于坶野从土母別作㙁非」

土3+7=総画数10 U+3643
音読: ヒン
◆冢(つか、塚、土を高く盛り上げた大きな墓)の穴の入り口

土3+7=総画数10 U+3644
音読: ヘイ[漢]、バイ[呉]
◆階段、同「坒」「陛」「【廣韻:上聲:薺第十一:陛:㙄】下也」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:陛㙄】部禮切說文升髙階也或从土」
堢𡋠
土3+7=総画数10 U+3645
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」

土3+7=総画数10 U+57B6
音読: セイ、ショウ
◆赤く堅(かた)い土、同「㙚」

土3+7=総画数10 U+57B7
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]
◆泥を塗る
𡌗
土3+7=総画数10 U+57B8
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆骨を焼いた灰汁(あく)を混ぜた漆(うるし)、またそれを塗る、同「䯘」
◆未詳、鄭司農によれば重量の単位という「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】冶氏爲殺矢刃長寸圍寸鋌十之重三垸(…鄭司農云鋌箭足入稾中者也垸量名讀爲丸…)」

土3+7=総画数10 U+57B9
音読: ホウ[漢呉]
◆土の中に棲むという妖怪

土3+7=総画数10 U+57BA
音読: フ、ホウ、ハイ、ヘ
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
◆盛んなさま、盛大なさま「【莊子集解:外篇】夫精小之微也垺大之殷也(宣云垺音孚郭也殷盛也)」
◆未詳「【周禮注疏:冬官考工記下】膊崇四尺方四寸(《注》凡器髙於此則垺不能相勝厚於此…(《疏》注釋曰高於此謂崇四尺有餘也厚於此謂厚於此四寸謂垺拊四畔各一寸也垺厚火氣不交埒不熟則易破者也)」「【漢語大字典:土部:垺】【漢語大詞典:土部:垺】制陶器的模型」

土3+7=総画数10 U+57BB
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「壩」「䃻」「𥓏」

土3+7=総画数10 U+57BC
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆食物を煮炊きする竈(かまど)「【周禮注疏:卷十六】喪紀共飯米熬穀(《疏》…祝淅米管人受潘煮于垼外御者沐…)」

土3+7=総画数10 U+57BD
音読: ギン[漢呉]
◆澱(おり)、水底に溜(たま)まった沈殿物

土3+7=総画数10 U+57BE
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆小さな堤(テイ、つつみ)

土3+7=総画数10 U+57BF
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆酒を酌み交わした後に酒杯を置くために部屋の隅に置いた台、同「坫」
垂𡍮𡷩𡸁
土3+7=総画数10 U+57C0
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
訓読: た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+7=総画数10 U+57C1
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侵第二十一:埁】土也」「【康熙字典:丑集中:土部:埁】《集韻》才淫切音埐土也一曰岑字之譌」
𡎩
土3+7=総画数10 U+57C2
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆穴(あな)、窪(くぼ)み
◆畦(あぜ)や堤(つつみ)のように土を盛り上げたところ

土3+7=総画数10 U+57C3
音読: アイ[漢呉]
訓読: ほこり
◆ほこり、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂、塵(ちり)、「塵埃ジンアイ」、同「塵」
◆10の-10乗 {数字}
◆オングストロームangstrom、長さの単位、100億分の1m
筆順

土3+7=総画数10 U+57C4
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埲」
◆田畑の境界を示す標識、またその標識を建てる土盛り、同「埲」「【蒙齋集:卷二:知徽州奏便民五事狀】…躬行阡陌建土埄牌以為標識…」
𨹛
土3+7=総画数10 U+57C5
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐための土盛り、堤防テイボウ
◆地チ、土地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、古「地」

土3+7=総画数10 U+57C6
音読: カク[漢呉]
◆土が硬(かた)く痩(や)せた土地、「墝埆・磽确コウカク」、同「确」
筆順

土3+7=総画数10 U+57C7
音読: ヨウ[漢]、ユウ[呉]
◆甬道ヨウドウ、両側が壁(かべ)・塀(へい)・崖(がけ)などで遮(さえぎ)られた道、同「埇」
◆「埇橋ヨウキョウ」、地名、現区名、安徽省宿州市 {安徽省}
筆順

土3+7=総画数10 U+57C8
音読: シュン[漢呉]
◆高くそそり立つさま、高く険(けわ)しいさま、同「峻」「陖」
筆順

土3+7=総画数10 U+57C9
音読: コウ[漢]、ギョウ[呉]
◆山間(やまあい)の深い谷、山が両側から迫って狭(せば)まっているところ、同「峽」「硤」「陜」「陿」、またそこを流れる川の水辺

土3+7=総画数10 U+57CA
音読: チ、ジ
◆同「地」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ

土3+7=総画数10 U+57CB
音読: バイ[漢]、メ、マイ[呉]
訓読: う・める、う・まる、う・もれる、うず・める、うず・もれる
◆ものを中に入れて塞(ふさ)ぐ、土などで覆(おお)って外から見えなくする、「埋葬マイソウ」、同「薶」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+7=総画数10 U+57CC
音読: ロウ
◆土を高く盛り上げた土盛り
◆「壙埌コウロウ」、広々として何もないさま
筆順

土3+7=総画数10 U+57CD
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]
◆労役囚が入る泥土で造った牢
◆女の罪人を入れる牢

土3+7=総画数10 U+57CF
音読: ①エン[漢呉]②セン[漢呉]

◆地の果て、「八埏ハチエン(国の八方の果て)」
◆陵墓リョウボの墓に通じる通路

◆土に水を加えて柔らかくする

土3+7=総画数10 U+57D0
音読: シン[漢]、ジン[呉]
◆古地名

土3+7=総画数10 U+57D1
音読: テツ、テチ
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」「【鶡冠子:王鉄第九】…鉤(此字上有毎字一本鉤作均)於內哲(或作埑○智足以及之)固於所守…」

土3+7=総画数10 U+57D2
音読: レツ[漢]、レチ[呉]
◆(池などの)周りを取り囲む背の低い土手(どて)、堤(つつみ)
◆際(きわ)、他のものとの境目、限界、同「浖」
◆等しい、同じ
筆順

土3+7=総画数10 U+57D3
音読: レツ[漢]、レチ[呉]
◆(池などの)周りを取り囲む背の低い土手(どて)、堤(つつみ)
◆際(きわ)、他のものとの境目、限界、同「浖」
◆等しい、同じ
筆順

土3+7=総画数10 U+57D4
音読: ①プォ[中]②ホォ[中]

◆「黄埔コウホ、ファンポォ」、区名、広東省広州市 {広東省}

◆「大埔ダイホ、タァホゥ」、区名、香港 {香港・マカオ特別行政区}
◆「北埔ホクホ、ペィホゥ」、地名、台湾新竹県 {台湾}
筆順

土3+7=総画数10 U+57D5
音読: テイ、ジョウ
◆「沙埕サテイ」、地名、福建省寧徳市 {福建省}
◆「大稻埕ダイトウテイ」、地名、台湾台北市大同区 {台湾}
◆酒を入れる甕(かめ)

土3+7=総画数10 U+57D6
訓読: ごみ
◆[日]塵(ごみ)
◆[日]地名用字、「埖渡(ごみわたり、青森県三戸郡)」「埖溜(ごみたまり、岩手県岩手郡)」
筆順

土3+7=総画数10 U+57D7
音読: ホ、ブ
◆埠頭フトウ、波止場(はとば)、船着き場、同「埠」

土3+7=総画数10 U+57D8
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: ねぐら、とぐろ
◆ねぐら、鳥などの出入り口だけが開いた洞穴(ほらあな)状の住み家(すみか)
◆[日]とぐろ、細長いものが渦巻状になった形
壎塤𡎖坃
土3+7=総画数10 U+57D9
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}

土3+7=総画数10 U+57DA
音読: カ[漢呉]
◆「坩埚カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
坰𡹫
土3+7=総画数10 U+57DB
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
◆遥(はる)か遠く離れた土地、同「冂」「冋」、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「坰ケイ」といった「【爾雅:釋地】邑外謂之郊郊外謂之牧牧外謂之野野外謂之林林外謂之坰」
大部
火部
老部
衣部
車部

土3+7=総画数10 U+FA0F
訓読: さこ、えき
◆[日]姓用字
𡋮墺圫𡋸𡌱𡐟
土3+7=総画数10 U+212EE
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡋯𡍧
土2+7=総画数9 U+212EF
音読: ホツ[漢]、ボチ[呉]
◆塵(ちり)、塵や埃(ほこり)が舞い上がるさま
𡋰堯尭𠒖𡊪尧
土3+7=総画数10 U+212F0
音読: ギョウ[漢呉]
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
𡋲坐㘴𡋑𡋐𡉡𡊎
土3+7=総画数10 U+212F2
音読: サ[漢]、ザ[呉]
訓読: すわ・る、いま・す、ましま・す、ま・す、いなが・ら、すず・ろ、そぞ・ろ
◆座る、膝を折り尻を踵の上に載せて座る(正座)、また椅子などの上に腰を下ろす、席に着く、「坐」は座るという動作を指す語で「座」は座るための席や場所・位置を指す語
◆向かい合って座る
◆同じ席に座っていたことで罪に問われる
◆座ったままで成すところがないさま
◆何することもなく、ただ何となく
漢字林(非部首部別)
𡋳垠㙬𡑃𡏴𡊷
土3+7=総画数10 U+212F3
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡋴
土3+7=総画数10 U+212F4
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋴】集韻與峻同」
𡋵基𡉝𡉊𡉨𨄎
土3+7=総画数10 U+212F5
音読: キ[漢呉]、コ[呉]
訓読: もと、もと・づく、もとい
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
𡋶
土3+7=総画数10 U+212F6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡋶】回蘭切音韓字義總略姓也元草書韓字」
𡋷
土3+7=総画数10 U+212F7
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆砂、細かい砂、同「沙」
𡋸墺圫𡋮𡌱𡐟
土3+7=総画数10 U+212F8
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡋽
土3+7=総画数10 U+212FD
訓読: はけ
◆[日]「𡋽下(はけした)」、地名、埼玉県狭山市
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「う」という音を表す字 {忍者文字}
𡌁
土3+7=総画数10 U+21301
音読: 未詳
◆未詳
𡌆
土3+7=総画数10 U+21306
音読: 未詳
◆未詳
𡌑型𡌒
土3+7=総画数10 U+21311
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: かた
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
𡌒型𡌑
土3+7=総画数10 U+21312
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: かた
◆これから作ろうとする物の形に作ったもの、溶かした金属を流し入れて目的の形に造るためのもの、「鋳型(いがた)」、木製は「模」、竹製は「範」
◆模範モハン、手本、基本や標準になる形、様式、タイプtype
𡌓垔𡊹𡍏𡎱𡍯
土3+7=総画数10 U+21313
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡌔
土3+7=総画数10 U+21314
音読: ショウ
◆未詳「【管子:卷二十四:輕重戊】…一樹而百乘息其下者以其不𡌔也…(「【鐵琴銅劍樓藏書目錄:卷十四:法家類:管子二十四卷】輕重戊第八十四以其不捎也捎不作𡌔(王曰捎當爲俏俏與肖同)」)
𡌕
土3+7=総画数10 U+21315
音読: コウ[漢呉]
訓読: ひさぎ
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「岡」
◆堰(せき)、堤防
◆[日]ひさぎ、地名用字
𡌖坑𡊬
土3+7=総画数10 U+21316
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「阬」
◆陥(おとしい)れる、穴に入れる
𡌗
土3+7=総画数10 U+21317
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆骨を焼いた灰汁(あく)を混ぜた漆(うるし)、またそれを塗る、同「䯘」
◆未詳、鄭司農によれば重量の単位という「【周禮:卷第十一:冬官考工記第六】冶氏爲殺矢刃長寸圍寸鋌十之重三垸(…鄭司農云鋌箭足入稾中者也垸量名讀爲丸…)」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:堄】或作垸正胡貫反漆骨垸也」
𡌘
土3+7=総画数10 U+21318
音読: 未詳
◆未詳「【墨子:卷六】必捶𡌘差通壟雖凡山陵此為輟民之事」
𡌙𡊊
土3+7=総画数10 U+21319
音読: タイ、テ
◆土が高く盛り上がった丘(おか)、阜(おか)「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:塠{⿰土(⿺辶㠯)}𡊊】三俗𡌙通堆正都囘反土聚丘阜也」
𡌛野埜壄𡐨㙒
土3+7=総画数10 U+2131B
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
𡌝坳㘭垇
土3+7=総画数10 U+2131D
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
◆両側に岩などが高く聳(そび)えているところ、窪地(くぼち)
𡌟坘𡉬𡉶𡉳𡊆𡊈𡊓
土3+7=総画数10 U+2131F
音読: チ、ジ
◆小さな中洲(なかす)、同「坻」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡌟𡉶𡉳𡊆𡊇𡊈】六俗𡊨通坵玉篇云小渚也坘正直尼反切韻亦小渚也」
𡌠
土3+7=総画数10 U+21320
音読: 未詳
◆未詳
𡌤
土3+7=総画数10 U+21324
音読: ケイ、ケ
◆星名、二十八宿西方白虎ビャッコの一つ、同「奎」 {二十八宿}
𡌥堊垩
土3+7=総画数10 U+21325
音読: アク[漢呉]、ア[慣]
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
漢字林(非部首部別)
𣑧
土3+7=総画数10 U+23467
音読: タ、ダ
◆未詳

土3+8=総画数11 U+3647
音読: チョク
◆牛や馬の踏み付けた所

土3+8=総画数11 U+3648
音読: カ、カン
◆古地名、未詳「【集韻:卷八:去聲下:禡第四十】地名在晉」

土3+8=総画数11 U+3649
音読: テン
◆手厚い、行き届いている、同「腆」

土3+8=総画数11 U+364A
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆砂が盛り上がっているさま、同「㙣」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、同「場」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:場㙊畼】說文祭神道也」

土3+8=総画数11 U+364B
音読: 未詳
◆未詳「【蘭庭集:巻上】旅泊奔牛㙋下次錢經韻」
◆人名「【東維子集:卷二十六】…不知其後時我銘其人維髙有㙋維髙有㙋維逺有遺」
野壄𡐨𡌛㙒
土3+8=総画数11 U+57DC
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+8=総画数11 U+57DD
音読: テン[漢呉]
◆地面が窪(くぼ)む
◆土を盛った低い堤(つつみ)や畦(あぜ)
堤𡐾
土3+8=総画数11 U+57DE
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: つつみ
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
筆順
𡌳㽣䧕𢨊
土3+8=総画数11 U+57DF
音読: ヨク[漢]、イキ[呉]
◆境界、区切り
◆境界の内側、周りを囲った内側、範囲
◆邦(くに)、領土、国土
筆順

土3+8=総画数11 U+57E0
音読: ホ[漢]、ブ[呉]、フ[唐]
◆波止場(はとば)、荷物の積み下ろしをするための船着き場、同「埗」
◆(交易のための波止場がある)商業の拠点となる都市
筆順

土3+8=総画数11 U+57E1
音読: オ、ウ、ア
◆地名用字「【宋史紀事本末:卷二十五:蒙古連兵】…帥兵迎拒於歸州大埡砦…」「【埋憂集:卷四:鐵兒】…陳父戰歿於松門埡…」「【蜀碧:第一卷:起戊辰止癸未】…追敗於留馬埡…」
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)質の土、同「堊」「【正字通:丑集中:土部:埡】舊註同塢集韻隖或作埡埤倉作䲽舉要埡與堊同一以為同塢一以為同堊皆未詳埡卽俗堊字䲧當从說文作隖」

土3+8=総画数11 U+57E2
音読: ケン[漢呉]
◆土を盛り上げ周(まわ)りを取り囲むように築いた垣(かき)、「埢垣ケンエン」
𡉻
土3+8=総画数11 U+57E3
音読: サイ[漢呉]、ソツ[漢]、ソチ[呉]
訓読: そね
◆粘り気のない土
◆土がばらばらと落ちる、剥(は)げ落ちる
◆[日]そね、地名用字、姓用字、「大埣(おおそね、宮城県登米市南方町)」「倉埣(くらぞね、宮城県石巻市桃生町)」
筆順
𡌨𡌸𡌹𡐕
土3+8=総画数11 U+57E4
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする

土3+8=総画数11 U+57E5
音読: セイ、ショウ
◆田畑を耕す、同「埩」
◆未詳「【玉篇:卷二:土部第九:埥】七盈切青精土也(「手入れの行き届いた青黒く地味の良い土」の意か)
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ぬ」という音を表す字 {忍者文字}

土3+8=総画数11 U+57E6
音読: ワン[漢呉]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に陶製のものを指す、石製は「碗」、木製は「椀」、金属製は「鋺」 {器}
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:桓第二十六:埦】穴也」
筆順

土3+8=総画数11 U+57E7
音読: ク[漢]、グ[呉]
◆堰(せき)、水を堰(せき)止めるための土盛り「【康熙字典:丑集中:土部:埧】《字彙》忌遇切音具堤塘《正字通》譌字按堤塘無埧名」「【玉堂叢語:卷之二:籌策】…陂塘閘埧皆令修復…」
𤲕
土3+8=総画数11 U+57E8
音読: リン[漢呉]
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「壟」

土3+8=総画数11 U+57E9
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆田畑を耕す
◆魯城(魯国の都城)北門にあった池の名

土3+8=総画数11 U+57EA
音読: コウ[漢]、クウ[呉]
◆仏像などを安置する小さな洞(ほら)

土3+8=総画数11 U+57EB
音読: ①チョウ[漢]、チュウ[呉]②ショウ[漢呉]

◆「埫塎チョウヨウ」、安(やす)らかでないさま、不安なさま「【集韻:巻五:上聲上:腫第二:埫】埫塎不寜」

◆土地の面積の単位、清代(1644年~1911年)では一垧=十畝=6666.6m2、但し時代や地域により違いがある、同「垧」

土3+8=総画数11 U+57EC
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆古地名、未詳「【廣韻:上平聲:東第一:東:埬】上埬地名」「【列朝詩集:甲集第十九:送何彥文歸埬水】東海何郎雪滿頭…」
◆「朱仕堜シュシトウ」、明代(1368年~1644年)の潞城ロジョウ(古県名、現山西省長治市潞城区)王朱遜𤆼シュソンチョの子で安簡アンカン王、?年~1490年「【弇山堂別集:卷七十四:諡法五】安簡(郡王)代府潞城王仕埬…」「【山西通志:卷六十三:封爵二:明】潞城王遜𤆼代簡王第三子諡僖順子安簡王仕埬…」「【欽定續文獻通考:卷二百八:封建考】潞城王遜𤆼桂嫡三子…仕埬(成化九年襲𢎞治三年薨)」
𡍖𡐡
土3+8=総画数11 U+57ED
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」

土3+8=総画数11 U+57EE
音読: タン、ダン
◆「壏埮カンタン」、平坦で細長い土地
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「壜」

土3+8=総画数11 U+57EF
音読: アン[漢呉]
◆種を埋め込むための小さな穴、穴を掘り種を入れて土で覆う

土3+8=総画数11 U+57F0
音読: サイ
◆土を高く盛った大きな墓、墳墓フンボ
◆重臣や重職に就いている者に与えられる領地、同簡「采」、同「寀」
筆順

土3+8=総画数11 U+57F1
音読: シュク[漢呉]
◆地中から水蒸気が噴き出る
◆始まり、最初、同「俶」

土3+8=総画数11 U+57F2
音読: ホウ、ブ
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埄」「塕」
◆田畑の境界を示す標識、またその標識を建てる土盛り、同「埄」「【廣西通志:卷九十三:諸蠻】東蘭州轄四埲十三哨…」
◆未詳「【御定歴代題畫詩類:卷六十六:和江鄰㡬學士畫鬼拔河篇】…勢助勇努眼圓臂裊張拳擊埲首似與暴謔意態…」
坎塪
土3+8=総画数11 U+57F3
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「埳坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
𡍠
土3+8=総画数11 U+57F4
音読: ショク[漢]、ジキ[呉]、シ[漢呉]
訓読: はに
◆粘土ネンド(ねばつち)
筆順
𡑊
土3+8=総画数11 U+57F5
音読: タ[漢呉]
◆堅(かた)い土
◆盛土(もりど)、堤防テイボウ
◆音写字、「菩提薩埵ボーダイサツタ・プゥシーサドゥア(bodhisattva[梵]の音写)、悟り(菩提ボダイ・プゥシー、bodhi[梵])を得ようと修行する生きとし生けるもの(薩埵サッタ・サドゥア、sattva[梵])」
𡎐
土3+8=総画数11 U+57F6
音読: ①ゲイ[漢]、ゲ[呉]②セイ[漢]、セ[呉]

◆種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「蓺」

◆勢(いきお)い、同「勢」
漢字林(非部首部別)
筆順
𠙜𡘺𡙕𦎃𠌷执𥝡
土3+8=総画数11 U+57F7
音読: シュウ[漢呉]、シツ[慣]
訓読: と・る
◆手に取りしっかりと握る、しっかりと手や目や頭などの中に入れる、掴(つか)まえて離さない
◆ぴったりと付く、ぴったりと付いて離れない、心が捉(とら)われる
◆しっかりと握り守る
◆自分のすべきことをしっかりと手に収めて行う
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+8=総画数11 U+57F8
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆界カイ(さかい)、境さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ、「疆キョウ」よりも狭い領域の境、「疆埸キョウエキ(国境、領地の境)」
◆田の畔(あぜ)
𡌮
土3+8=総画数11 U+57F9
音読: ①ハイ[漢]、ベ[呉]、バイ[慣]②ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: つちか・う

◆植物の根元に土を盛り上げる、よって生育を助ける
◆知識や能力を養い育てる

◆「培塿ホウロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
筆順
𡉝𡉊𡋵𡉨𨄎
土3+8=総画数11 U+57FA
音読: キ[漢呉]、コ[呉]
訓読: もと、もと・づく、もとい
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
漢字林(非部首部別)
筆順
𡓑𡓣
土3+8=総画数11 U+57FB
音読: ①シュン[漢呉]②カク[漢]、キャク[呉]

◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土(もりつち)、安土(あずち)

◆「埻端カクタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」

土3+8=総画数11 U+57FC
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: さき
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「碕」
筆順

土3+8=総画数11 U+57FD
音読: ソウ[漢呉]
◆箒(ほうき)などで掃(は)く、また払ってきれいにする、同「掃」
筆順
𡒍
土3+8=総画数11 U+57FE
音読: シュ[漢]、ジュ[呉]
◆土を寄せ集める、また寄せ集めて積み上げる、盛り土をする
𡌰
土3+8=総画数11 U+57FF
音読: デイ[漢]、ナイ[呉]
◆泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)、同「泥」「淖」「𥩥」
◆(壁などに)泥を塗る
𡑥𡒈
土3+8=総画数11 U+5800
音読: ①クツ[漢]、ゴチ[呉]②コツ[漢]、コチ[呉]、クツ[慣]
訓読: ほり

◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘(ほ)る、同「掘」

◆地中に掘った土室(つちむろ)や、岩などに掘った岩屋(いわや)など、同「窟」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
筆順

土3+8=総画数11 U+5801
音読: カ[漢呉]、カイ[漢]、ケ[呉]
◆塵(ちり)が舞う
◆小さく丸い粒状の土埃
坣㙶
土3+8=総画数11 U+5802
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+8=総画数11 U+5803
音読: コン
◆人名用字「【晚晴簃詩匯:卷一百六十】劉秉堃字敦山萬縣人」「【出使英法義比四國日記:卷三:初五日記】…沈壽堃…」

土3+8=総画数11 U+5804
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、同「埤」

土3+8=総画数11 U+5806
音読: タイ[漢]、テ[呉]、ツイ[唐]
訓読: うずたか・い
◆(土などが)積み重なる、(土などを)積み上げる、山のように積み上がる、同「㕍」
◆こんもりと盛り上がった地形、(「𨸏」よりも低く小さい)小高い丘
漢字林(非部首部別)
筆順
菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
土3+8=総画数11 U+5807
音読: ①キン[漢]、コン[呉]②キン[漢]、ゴン[呉]

◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「堇菜キンサイ」「堇堇菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫堇シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}

◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+8=総画数11 U+5808
音読: コウ[漢呉]
◆大きな甕(かめ)、同「罁」

土3+8=総画数11 U+5809
音読: イク、ヨク
◆肥沃ヒヨクな土地、あらゆるものを生み育てる土地
◆「朱友堉シュユウイク」、朱悅熑シュエツレン(1388年~1409年)の長子、1401年~1431年「【明史:卷一百十七:列傳第五:諸王二:蜀獻王椿】…永樂…二十一年世子悅熑先卒孫靖王友堉嗣…」
垩𡌥
土3+8=総画数11 U+580A
音読: アク[漢呉]、ア[慣]
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
筆順
𡐐𡊤
土3+8=総画数11 U+580B
音読: ①ホウ[漢呉]②ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: あずち

◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)

◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」
筆順

土3+8=総画数11 U+580C
音読: コ
◆土を高く盛って築いた砦(とりで)
◆土を高く盛ったところ、多く地名に用いられる「【滋溪文稿:卷第三:新升徐州路記】…邳州之北黃堌城…(「邳州ヒシュウ」は現山東省南部から江蘇省北部にかけての地を領した古国名)「【春秋地名考略:卷二:費】…移後漢移薛堌…(「費ヒ」は魯国(前11世紀~前256年)にあった古地名、現山東省済寧市付近)

土3+8=総画数11 U+580D
音読: ト
◆橋の袂(たもと)

土3+8=総画数11 U+580E
音読: リョウ[漢呉]
◆土が積み上がった所

土3+8=総画数11 U+580F
音読: ホウ[漢呉]
◆未詳

土3+8=総画数11 U+5810
音読: ガイ
◆未詳、「切り立った崖」の意か?
塹壍𡐛
土3+8=総画数11 U+5811
音読: セン[漢呉]、ザン[慣]
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る

土3+8=総画数11 U+5812
音読: コン[漢呉]
◆未詳
岸㟁
土3+8=総画数11 U+5813
音読: ガン[漢呉]
訓読: きし
◆水面から"厂"字状に高く切り立っているところの水際スイサイ(みずぎわ)、水崖スイガイ、汀テイ(みぎわ)のように波が寄せて引くたびに水と陸地の境目が変わるようなところではなく、水面と陸地に高低差があり(或いは仕切られていて)波が寄せて引いても、その境目が変わらないところ、同「漄」「涯」
◆高く切り立っているさま、突き出ているさま、角立っているさま
◆「傲堓ゴウガン」、気位(きぐらい)が高いさま

土3+8=総画数11 U+5814
音読: シン
◆未詳
火部
𡌦
土3+8=総画数11 U+21326
音読: ヒ[漢呉]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など
漢字林(非部首部別)
𡌧
土3+8=総画数11 U+21327
音読: ヨ、オ
◆水の底に沈殿チンデンして溜(た)まった泥など、浅くなって流れや船の行き来を妨(さまた)げるもの、同「淤」
𡌨埤𡌸𡌹𡐕
土3+8=総画数11 U+21328
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡌩
土3+8=総画数11 U+21329
音読: トウ
◆物が落ちる音、同「𨰏」
◆未詳「【字彙:丑集:土部:𡌩】達合切踏累土也」
𡌪㷇𡖨
土3+8=総画数11 U+2132A
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆大きい、多い
𡌫臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡋛㙵𡐬𡐉坮
土3+8=総画数11 U+2132B
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡌬臺䑓㙜𡔼𡎲𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
土3+8=総画数11 U+2132C
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡌮
土3+8=総画数11 U+2132E
音読: ①ハイ[漢]、ベ[呉]、バイ[慣]②ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: つちか・う

◆植物の根元に土を盛り上げる、よって生育を助ける
◆知識や能力を養い育てる

◆「𡌮塿ホウロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
𡌯
土3+8=総画数11 U+2132F
音読: ヤ
◆泥濘デイネイ(ぬかるみ)
𡌰
土3+8=総画数11 U+21330
音読: デイ[漢]、ナイ[呉]
◆泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)、同「泥」「淖」「𥩥」
◆(壁などに)泥を塗る
𡌱墺圫𡋮𡋸𡐟
土3+8=総画数11 U+21331
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡌲
土3+8=総画数11 U+21332
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷二十九:句部第四百八十二:𡌲】古迷切則也」
◆裂(さ)く、裂け目「【集韻:卷二:平聲:佳第十二:𡌲】𧯠𡌲裂也」
𡌳域㽣䧕𢨊
土3+8=総画数11 U+21333
音読: ヨク[漢]、イキ[呉]
◆境界、区切り
◆境界の内側、周りを囲った内側、範囲
◆邦(くに)、領土、国土
𡌴
土3+8=総画数11 U+21334
音読: ショク、ジキ
◆粘土ネンド(ねばつち)、同「埴」「戠」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍠𡌴】二俗埴正常職反黏土也又和也埏直打瓦器也」
◆「李𡌴リショク」、同「李埴」、?年~1238年、成都路セイトロ(現四川省成都市)の提刑テイケイ(監察カンサツ・訴訟ソショウなどを司つかさどる官職)の長に任じられた「【宋史:卷三十九:本紀第三十九:寧宗三】…四川制置大使司置安邊司以經制蠻事命成都路提刑李𡌴…」
𡌶
土3+8=総画数11 U+21336
訓読: はが
◆[日]姓用字
◆[日]泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)
筆順
𡌸埤𡌨𡌹𡐕
土3+8=総画数11 U+21338
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡌹埤𡌨𡌸𡐕
土3+8=総画数11 U+21339
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡍀
土3+8=総画数11 U+21340
音読: 未詳
◆未詳
𡍄
土3+8=総画数11 U+21344
訓読: どい
◆[日]「𡍄田(どいだ)」、姓
𡍊𡊄𠬁𡊅𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+8=総画数11 U+2134A
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡍋
土3+8=総画数11 U+2134B
音読: ホン
◆奔走する、目的のためにあちこちと駆け回る「【古本董解元西廂記(弦索西廂):卷四】…使了千百貫見錢下了五七年𡍋功…」
𡍎
土3+8=総画数11 U+2134E
音読: タク、チャク
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡏫」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡍏垔𡊹𡌓𡎱𡍯
土3+8=総画数11 U+2134F
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡍑墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳坔
土3+8=総画数11 U+21351
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡍒
土3+8=総画数11 U+21352
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆土を捏(こ)ねて形を作り焼く、またそうして作ったもの、陶器トウキ(素焼きのものや釉薬ユウヤクを塗ったものの総称)、同「陶」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍒】音陶」「【景德鎮陶錄:卷十:陶錄餘論】陶有遙逃二音燒造塼埴皆可稱也正字通陶輿匋同又陶即窯字通作窰𡍒匋等字說文匋瓦器從缶包省聲蓋古字雙音(並義)後始陶窯分稱」
𡍓
土3+8=総画数11 U+21353
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆坂(さか)、山や丘などの傾斜ケイシャしたところ「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡍓{⿰土㡳}】二或作坁正都礼反隴阪也又音紙」
𡍔坼𡍩
土3+8=総画数11 U+21354
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」
𡍕堞𡑢𡐽
土3+8=総画数11 U+21355
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡍖埭𡐡
土3+8=総画数11 U+21356
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」
𡍗脳腦脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𦭣𩩀
土3+8=総画数11 U+21357
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𡍠
土3+8=総画数11 U+21360
音読: ショク[漢]、ジキ[呉]、シ[漢呉]
訓読: はに
◆粘土ネンド(ねばつち)
𡎘
土3+8=総画数11 U+21398
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
𣨑歹部
𥅰目部
𦚙肉部
𥨍𡐣𡑉
土3+9=総画数12 U+364F
音読: フク[漢呉]
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)

土3+9=総画数12 U+3650
音読: タ、ダ
◆部屋の隅(すみ)、同「坫」
◆垂れ下がる
𢉠㝢
土3+9=総画数12 U+3651
音読: ウ[漢呉]
◆陽射しや雨を防ぐための建物から外に張り出した屋根、庇(ひさし)、同「宇」「【正字通:丑集中:土部:㙑】同宇屋𨘢也見鐘鼎文六書統別作㝢序𢉠舊本闕」
野埜壄𡐨𡌛
土3+9=総画数12 U+3652
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま

土3+9=総画数12 U+3653
音読: キ
◆土「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙓】渠追反玉篇土也」
◆「傅世㙓デンセイキ」、人名「【四川通志:卷三十一:皇清職官:資陽縣知縣】傅世㙓(河南歲貢康熙二十一年任)(「歲貢(サイコウ)」は優秀な者を各地から選抜し國子監コクシカン(国の最高学府)に送る制度)
漢字林(非部首部別)

土3+9=総画数12 U+3654
音読: イ、カン、ガン
◆「朱謀㙔シュボウイ」、明代の人、1564年~1624年、《邃古記》《水經注箋(水経注箋)》などを著した
◆俗「韓」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字…」
塊块
土3+9=総画数12 U+3655
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: かたまり、くれ
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ

土3+9=総画数12 U+3657
音読: イ、エ
◆「㙗𡔁イライ」、土地が平坦ヘイタンでないさま「【管子:卷第二十四:輕重乙第八十一】…山閒㙗𡔁不為用之壤…」

土3+9=総画数12 U+5805
音読: ケン[漢呉]
訓読: かた・い
◆しっかりしている、しっかりしていて揺(ゆ)るがない、また緩(ゆる)まない
注解:「固」「硬」
漢字林(非部首部別)
筆順
墮𡐦𨼢墯
土3+9=総画数12 U+5815
音読: ①キ[漢呉]②タ[漢]、ダ[呉]
訓読: お・ちる

◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する

◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」
筆順

土3+9=総画数12 U+5816
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆小さな山、丘
◆脳

土3+9=総画数12 U+5817
音読: トツ[漢]、ドチ[呉]
◆(屋根から突き出た)煙突
◆[韓]「温堗オントツ(온돌オンドル・구들クドゥル)」、床下に暖気を通して部屋を温める朝鮮半島の伝統的な暖房法、同「温䃐・温㷝・温㟮」

土3+9=総画数12 U+5818
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「塍」
㘻𡋘
土3+9=総画数12 U+5819
音読: イン[漢呉]
◆土を盛って築いた土塁ドルイ
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「垔」
筆順
𡍦
土3+9=総画数12 U+581A
音読: コン[漢]、ゴン[呉]
◆土の塊

土3+9=総画数12 U+581B
音読: ヒョク[漢]、ヒキ[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)
漢字林(非部首部別)

土3+9=総画数12 U+581C
音読: レン[漢呉]
◆「堜塘レントウ」、古地名、未詳「【廣韻:去聲聲:霰第二十二:練:堜】堜塘墟名在吳郡」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:堜】墟名在博平」

土3+9=総画数12 U+581D
音読: カ[漢呉]
◆「坩堝カンカ(るつぼ)」◇金属などを溶(と)かすための耐熱性の容器◇[日]熱く沸(わ)き上がるさま、沸き立つさま◇[日]さまざまなものが入り混じっているさま
筆順
𡑢𡐽𡍕
土3+9=総画数12 U+581E
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁

土3+9=総画数12 U+581F
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆田畑を耕す
◆田畑の畦(あぜ)、或いは畝(うね)
𡎇
土3+9=総画数12 U+5820
音読: コウ[漢]、グ[呉]
◆街道の五里ごとに設けた土盛り、里程標リテイヒョウ「【玉篇:卷二:土部第九:堠】胡遘切牌堠五里一堠」
◆見張り・偵察テイサツ・防御ボウギョなどのための高い土盛り

土3+9=総画数12 U+5821
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堢」
筆順
㙅𡋠
土3+9=総画数12 U+5822
音読: ホウ[漢呉]、ホ[呉]
◆土や石を積んで築いた砦(とりで)、同「堡」
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「壔」

土3+9=総画数12 U+5823
音読: グ[漢呉]
◆「堣夷グウイ」、別名を「暘谷ヨウコク」といい「東方の陽の出(い)ずるところ」といわれた、一説では現山東半島東端を指すといい、また特定の地名ではなく単に「陽の出ずるところ」を指すともいう、同「嵎夷、嵎峓」「【廣韻:上平聲:巻第一:虞第十:堣】堣夷日所出處書亦作嵎」
𡐾埞
土3+9=総画数12 U+5824
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: つつみ
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
筆順

土3+9=総画数12 U+5825
音読: ボウ[漢]、ム、モウ[呉]
◆土が盛り上がったところ、小さな丘(おか)
◆「堥敦ボウトン」、小さな土山(つちやま)
◆土製の器(うつわ)、薬の調合などに用いるという

土3+9=総画数12 U+5826
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆階段カイダン、同「階」「【字彙:丑集:土部:堦】居諧切音皆砌也或作階」
𡑂
土3+9=総画数12 U+5827
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]
◆宮殿や宗廟などの敷地の境の垣(かき、土塁や塀や壁などの構築物)「【史記:張丞相列傳】南出者太上皇廟堧垣」
◆川沿いの土地、同「壖」「𤲬」「【康熙字典:丑集中:土部:堧】《集韻》《韻會》《正韻》而宣切𠀤同壖韋昭曰河邊地張晏曰城旁地一曰城下田 又廟外垣內游地」

土3+9=総画数12 U+5828
音読: アツ、アチ、アイ
◆壁の隙間、亀裂キレツ
◆土を盛って塞(ふさ)ぐ、また水の流れを止める、堰(せき)止める
◆埃(ほこり)「【淮南鴻烈解:卷第十五:兵略訓】…曳梢肆柴揚塵起堨(梢小柴也堨埃)」
◆青土、未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:堨】青土謂之堨一曰壁間隙」
𡍷
土3+9=総画数12 U+5829
音読: コウ[漢呉]
◆墓に通じる道、墓所の道

土3+9=総画数12 U+582A
音読: カン[漢]、コン[呉]
訓読: た・える、こた・える、こら・える
◆耐え難いこと(困難・重圧・攻撃・誘惑・欲求・苦痛など)に耐える、困難や苦難に耐えてそれを乗り越える、我慢する
◆土地が高く突き出ているさま「【說文解字:土部:堪】地突也」
筆順

土3+9=総画数12 U+582B
音読: ソウ[漢呉]
◆種、種を土に埋める、同「䎫」

土3+9=総画数12 U+582C
音読: ユ[漢呉]
◆土を高く盛り上げたところ

土3+9=総画数12 U+582D
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆「堂堭・堂皇ドウコウ」◇四方に壁のない広い部屋、大きな広間(ひろま)◇大きく堂々としたさま
◆城壁の外側に巡(めぐ)らせた空堀(からぼり)、壕(ほり)、同「隍」
𡑇𡓐
土3+9=総画数12 U+582E
音読: ガク[漢呉]
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
尭𠒖𡊪尧𡋰
土3+9=総画数12 U+582F
音読: ギョウ[漢呉]
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+9=総画数12 U+5830
音読: エン[漢]、オン[呉]
訓読: せき
◆水の流れを止めたり調節したりするための土盛り、水を溜めたり、水の流れを幾つかに分けたり、その量を変えたりするための土盛り、また水の流れを止める、同「隁」「𨻳」
筆順
𡙈报
土3+9=総画数12 U+5831
音読: ホウ[漢呉]
訓読: むく・い、むく・いる、しら・せ
◆相手から受けた物事に対して相応ソウオウの物事で返す、相手に与えた物事に対して相応の物事が返ってくる、罪科の程度に相応する罰を与える(「罪を犯せば相応の罰が返ってくる」の意)
◆受けた命令や指示の結果を伝える、回答する、返答する
◆しら・せ、知らせる、伝える
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+9=総画数12 U+5832
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
◆墓穴の中で薪(まき)を燃やし、壁面を燻(いぶ)し固める「【禮記注疏(禮記正義):卷六:檀弓上】…夏后氏堲周(《注》火熟日堲燒土冶以周於棺也或謂之土周凷是也…《音義》…何云冶土為甎四周於棺…)」
◆火の燃え残り、燃え止し(もえさし)、同「㸅」
◆憎(にく)む、嫌(きら)う、気に入らない「【說文解字:土部:堲】古文垐从土卽虞書曰龍朕堲讒說殄行堲疾惡也」

土3+9=総画数12 U+5833
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆祭壇(土を盛って上を平らにした祭壇)の周りを囲む低い土盛り
场塲㘯
土3+9=総画数12 U+5834
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: ば
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
筆順

土3+9=総画数12 U+5835
音読: ト[漢]、ツ[呉]
◆土を壁状に盛った垣(かき)、またそれで囲う、同「𩫭」
◆垣や壁の大きさの単位、長さ一丈(10尺=2m~3m)×幅2尺(0.4m~0.6cm)の板を五枚並べた一丈四方の広さを「一堵」という
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、遮(さえぎ)る、同「杜」
◆「安堵アンド」、周りを囲ったところ(外から脅かされることのないところ)に安心して住む
筆順
𥓿𤭨𡊵
土3+9=総画数12 U+5836
音読: タ[漢]、ダ[呉]
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
漢字林(非部首部別)

土3+9=総画数12 U+5837
音読: イン[漢]、オン[呉]
◆地下室、同「窨」

土3+9=総画数12 U+5838
音読: ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]
◆虫の巣

土3+9=総画数12 U+5839
音読: チョウ、チュウ
◆池の土手

土3+9=総画数12 U+583A
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: さかい
◆境さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ、同「界」「𨺬」
筆順

土3+9=総画数12 U+583B
音読: シン
◆潤い光るさま

土3+9=総画数12 U+583C
音読: コウ、ギョウ
◆「堼店コウテン」、古地名、現湖南省永州市祁陽市にあったという「【太平廣記:卷四百二十五:龍八:安天龍】後唐同光中滄州民有子母苦於科徭流移近界堼店…」「【康熙字典:丑集中:土部:堼】《篇海》何鄧切音幸地名在祁陽」 {湖南省}
◆「肖家堼ショウカコウ」「東堼頭トウコウトウ」「西堼頭セイコウトウ」「北堼ホクコウ」、いずれも地名、天津市宝坻区 {天津市}

土3+9=総画数12 U+583E
音読: セン、シュン
◆食い違う、合わない、ちぐはぐなさま、同「踳」「舛」「僢」「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:踳舛僢蝽】雜也」
◆「載堾(音未詳)」、人名、未詳「【弇山堂別集:卷三十六:郡王】髙安恭僖王厚炅莊第二子薨夀四十五子今王載堾嗣」

土3+9=総画数12 U+583F
音読: カン
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、同「坎」「㙳」
◆「堿坷カンカ」、同「坎坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま

土3+9=総画数12 U+5840
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
◆「朱{⿺辶𡩙}塀・朱邃塀シュスイヘイ」、人名、1448年~1491年、明代(1368年~1644年)の慶国ケイコク第四代国主「【欽定續文獻通考:卷二百五:慶國宗屬】一世太祖庶十六子…三世秩煃子{⿺辶𡩙}𡓱{⿺辶𡩙}塀…」
◆[日]建物や土地の境界キョウカイに立てる仕切り、境界であることを示したり目隠しなどのために立てる、「板塀(いたべい、板を並べ作った塀)」「土塀(どべい、土塗りの塀)」「石塀(いしべい、石積みの塀)」
注解:音は「【龍龕手鑑《宋刻本影印版》:卷二:土部第五:塀】必郢反」に従った
筆順
壘壨垒㙼
土3+9=総画数12 U+5841
音読: ルイ[漢呉]
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱塁ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
筆順

土3+9=総画数12 U+5842
音読: コウ
◆丘陵

土3+9=総画数12 U+5844
音読: ロン
◆田畑の畦(あぜ)

土3+9=総画数12 U+5845
音読: タン、ダン
◆広く平坦ヘイタンな土地「【臺海見聞録(テキスト版):卷一:田賦】台地田園…其丘塅之方圓曲直寬狹不等…」
◆「竹鶏塅チクケイタン」、地名、湖南省湘潭市韶山市 {湖南省}
◆「金盆塅キンボンタン」、地名、湖南省岳陽市平江県

土3+9=総画数12 U+5846
音読: ワン、エン
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」

土3+9=総画数12 U+5847
音読: ケン
◆柔らかい、ふかふかした
墖𩫊
土3+9=総画数12 U+5854
音読: トウ[漢呉]
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒塔婆ソトバ」「塔婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す
筆順

土3+9=総画数12 U+585A
音読: チョウ[漢]、チュウ[呉]
訓読: つか
◆土を高く盛り上げた大きな墓、同「冢」
◆[日]土を丸く盛り上げたもの、高く盛り上がったところ
注解:「塜」
筆順

土3+9=総画数12 U+5860
音読: タイ[漢]、テ[呉]
◆土が積み重なる、積み重なって盛り上がる、土を積み上げる、同「堆」
◆落ちる、落とす、同「磓」
士部
肉部
至部
虫部
𠬁厶部
𡍤
土3+9=総画数12 U+21364
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]
◆(柱などの)下に敷く、ぴったりと当てて隙間(ゲキカン、すきま)を塞(ふさ)ぐ「【揚子雲集:卷三:方言】㘿墊下也凡柱而下曰㘿屋而下曰墊」
𡍦
土3+9=総画数12 U+21366
音読: コン[漢]、ゴン[呉]
◆土の塊
𡍧𡋯
土3+9=総画数12 U+21367
音読: ホツ[漢]、ボチ[呉]
◆塵(ちり)、塵や埃(ほこり)が舞い上がるさま
𡍨
土3+9=総画数12 U+21368
音読: ト[漢]、ズ[呉]
◆開いているところを(隙間を)塞ぐ
𡍩坼𡍔
土3+9=総画数12 U+21369
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「拆」
𡍪
土3+9=総画数12 U+2136A
音読: ソウ、ショウ
◆「𡍪㙷ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
𡍬睦𡐑𡻲𥄈
土3+9=総画数12 U+2136C
音読: ボク[漢]、モク[呉]
訓読: むつ・む、むつ・まじい
◆互いに相手を思い仲良くする、仲が良い
◆和(なご)やかに親(した)しみ合う
漢字林(非部首部別)
𡍭墾𡓚垦
土3+9=総画数12 U+2136D
音読: コン[漢呉]
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
𡍮垂埀𡷩𡸁
土3+9=総画数12 U+2136E
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
訓読: た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
漢字林(非部首部別)
𡍯垔𡊹𡌓𡍏𡎱
土3+9=総画数12 U+2136F
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
漢字林(非部首部別)
𡍰
土3+9=総画数12 U+21370
音読: ハツ[漢]、ボチ[呉]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
𡍱
土3+9=総画数12 U+21371
音読: ソウ、ゾウ
◆しまう、周りが囲まれていて外からは見えないところ(箱や蔵など)に入れる、また中に入れて隠す、同「蔵」
𡍳𡒖𡉙
土3+9=総画数12 U+21373
音読: キ、ケ
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡍴重𡍺𨤣𡒀𡔌𡔅
土3+9=総画数12 U+21374
音読: チョウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: おも・い、かさ・なる、え
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡍷
土3+9=総画数12 U+21377
音読: コウ[漢呉]
◆墓に通じる道、墓所の道
𡍸
土3+9=総画数12 U+21378
音読: タン
◆[壮]短いというほどではないが長くはない、背が低い「【古壮字字典:D:𨱥】矮、低」
漢字林(非部首部別)
𡍺重𡍴𨤣𡒀𡔌𡔅
土3+9=総画数12 U+2137A
音読: チョウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: おも・い、かさ・なる、え
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡍼
土3+9=総画数12 U+2137C
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
訓読: ぬ・る、まみ・れる
◆泥(どろ)
◆ぬ・る、ものの表面に泥や絵具などの粘土状のものを平らに延ばすようにして付着させる、また付着させて平らにする、また付着させて表面を覆う、同簡「涂」
◆まみ・れる、泥で汚(よご)れる、また汚す、汚(けが)れる、汚す
◆平らに均(なら)した道、同「途」
𡎇
土3+9=総画数12 U+21387
音読: コウ[漢]、グ[呉]
◆街道の五里ごとに設けた土盛り、里程標リテイヒョウ「【玉篇:卷二:土部第九:堠】胡遘切牌堠五里一堠」
◆見張り・偵察テイサツ・防御ボウギョなどのための高い土盛り
𡎈
土3+9=総画数12 U+21388
音読: 未詳
◆未詳「【弇山堂別集:卷三十四:郡王】封丘康懿王有…子溫和王子𡎈嗣薨壽六十七…」「【字彙補:丑集:土部:𡎈】夫松切音封義同」
𡎉
土3+9=総画数12 U+21389
音読: 未詳
◆未詳「【新唐書糾謬:卷二十:誤用字:安金藏傳】安金藏傳云桑𡎉紩之 今案𡎉字字書所未見疑當作𥀁(「𥀁」は「クワ(桑)の皮」)
𡎋
土3+9=総画数12 U+2138B
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡎋】【中華字海:土部:𡎋】同"厚"(いずれも「【墨子:卷十四:備城門:備穴】…壘石外{⿰土𫝗}髙七尺加堞…」を引くが、{⿰土厚}ではなく{⿰土𫝗})
𡎌壒𡏖𡑷
土3+9=総画数12 U+2138C
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡎎壻𦖜聟
土3+9=総画数12 U+2138E
音読: セイ[漢]、サイ[呉]
訓読: むこ
◆娘(むすめ、女子)の夫、同「婿」「𦕓」
◆妻の夫に対する呼称
𡎐
土3+9=総画数12 U+21390
音読: ①ゲイ[漢]、ゲ[呉]②セイ[漢]、セ[呉]

◆種を播(ま)く、草木を植え育てる、同「蓺」

◆勢(いきお)い、同「勢」
漢字林(非部首部別)
𡎓赫𧹘
土3+9=総画数12 U+21393
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆火が赤々と燃えるさま、真っ赤なさま、同「焃」「奭」
◆明るい、明白な
◆勢いがあるさま、盛んなさま、同「奭」
◆顔を真っ赤にして怒(いか)るさま、同「嚇」
𡎕蟻蚁𧕶𧍽𧑢
土3+9=総画数12 U+21395
音読: ギ[漢呉]
訓読: あり
◆アリ(蟻)、アリ科の昆虫、同「螘」
𡎖壎塤埙坃
土3+9=総画数12 U+21396
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
𡎙
土3+9=総画数12 U+21399
音読: 未詳
◆未詳
𡎚
土3+9=総画数12 U+2139A
音読: 未詳
◆未詳
𡎜
土3+9=総画数12 U+2139C
音読: 未詳
◆未詳
𡎧
土3+9=総画数12 U+213A7
音読: ボク、モク
◆「𡎧野ボクヤ」、古地名、朝歌チョウカ(現河南省鶴壁市淇県)の南という、同「坶野」「㙁野」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙁𡎧】音梅玉篇㙁野地名」
𡎨𡴠
土3+9=総画数12 U+213A8
音読: 未詳
◆「崇𡴠(音未詳)」、南嶽ナンガク(道教の五岳の一つで湖南省衡陽市南嶽区にある山の名、別名「衡山」)の地神チジン(天に対しての地の神)の名「【山海經廣注:中山經】又東四十五里曰衡山(郭曰今衡山在衡陽湘南縣南嶽也…南嶽姓崇名𡴠河圗云南嶽衡山君神姓丹名靈峙雲笈七籖云南嶽姓爛名洋…)」 {湖南省}
注解:「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…南嶽姓榮名𣋎君…」
𡎩
土3+9=総画数12 U+213A9
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆穴(あな)、窪(くぼ)み
◆畦(あぜ)や堤(つつみ)のように土を盛り上げたところ
𡎪
土3+9=総画数12 U+213AA
音読: コウ、ゴウ
◆土製の釜(かま)、同「㙱」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙱】正𡎪今胡老反土釡也」
𡎫
土3+9=総画数12 U+213AB
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡎫】側甲切音䰖不淨貌〇又初戢切音𡍪㙷重累土也」
𡎺
土3+9=総画数12 U+213BA
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆塞がる
𡏆𡒶
土3+9=総画数12 U+213C6
訓読: こやし
◆[日]地名用字 {和製漢字の辞典:土部:𡒶}
𡏗
土3+9=総画数12 U+213D7
音読: タ
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡏗】梵語音譯用字」
𡴠屮部
𤯧生部
𡔆
土3+10=総画数13 U+3659
音読: リョウ[漢]、ル[呉]
◆塗(ぬ)る

土3+10=総画数13 U+365A
音読: セイ、ショウ
◆赤く堅(かた)い土、同「垶」

土3+10=総画数13 U+365B
音読: ホ、フ
◆人名「【集韻:卷五:上聲上:姥第十:㙛】闕人名衞有石㙛」
漢字林(非部首部別)
臺䑓𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
土3+10=総画数13 U+365C
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
漢字林(非部首部別)

土3+10=総画数13 U+365F
音読: ロウ[漢呉]
◆川や湖の辺(ほとり)の低く窪(くぼ)んだ土地、同「塱」
火部
𡌕
土3+10=総画数13 U+583D
音読: コウ[漢呉]
訓読: ひさぎ
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「岡」
◆堰(せき)、堤防
◆[日]ひさぎ、地名用字
筆順

土3+10=総画数13 U+5843
音読: コウ[漢呉]
◆掘り出した鉱石コウセキ
墍𡏲
土3+10=総画数13 U+5848
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」

土3+10=総画数13 U+5849
音読: セキ[漢]、ジャク[呉]
◆痩(や)せた土また土地、耕作地に向かない土また土地
㙕块
土3+10=総画数13 U+584A
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
訓読: かたまり、くれ
◆かたまり、土の固まり、元はばらばらなものが固まって一つになったもの、ばらばらなものが纏(まと)まって一つになったもの
◆周りとはちがってそこだけ、一つだけ、一人だけ
筆順

土3+10=総画数13 U+584B
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆墓、墓地、墓を作る区域
筆順
𡓲
土3+10=総画数13 U+584C
音読: トウ[漢呉]
◆崩れ落ちる、倒れ落ちる
◆下に(地に)着く、安定した状態になる「【康熙字典:丑集中:土部:塌】《同文備考》塌牀著地而安也从土𦐇聲近地之意」
筆順
𣎒
土3+10=総画数13 U+584D
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「堘」「畻」「𦩱」

土3+10=総画数13 U+584E
音読: ヨウ[漢]、ユウ[呉]
◆「埫塎チョウヨウ」、安(やす)らかでないさま、不安なさま「【集韻:巻五:上聲上:腫第二:埫】埫塎不寜」

土3+10=総画数13 U+584F
音読: カイ[漢呉]
◆高台で爽(さわ)やかなさま
◆「蕈塏川水シンカイセンスイ」、川名、蕈川シンセンの西を北流して洮水トウスイ(現甘粛省定西市臨洮県を源とする川)に注ぐ「【水經注:卷二:河水】…蕈塏川水水東南出石底橫下北歴蕈塏川西北注洮水…(「石底橫セキテイオウ」は地名で蕈川の東方)

土3+10=総画数13 U+5850
音読: ソ[漢]、ス[呉]
◆粘土などで物の形を作る、またそれで作った像ゾウ、「塑像ソゾウ」
◆軟らかく容易に変形させることができ、且つ大きな力を加えるなどをしなければそのままの状態を保つことができる性質のもの、「塑性ソセイ」

土3+10=総画数13 U+5851
音読: ソ[漢]、ス[呉]
◆粘土などで物の形を作る、またそれで作った像ゾウ、「塑像ソゾウ」
◆軟らかく容易に変形させることができ、且つ大きな力を加えるなどをしなければそのままの状態を保つことができる性質のもの、「塑性ソセイ」
筆順

土3+10=総画数13 U+5852
音読: シ[漢]、ジ[呉]
訓読: ねぐら、とぐろ
◆ねぐら、鳥などの出入り口だけが開いた洞穴(ほらあな)状の住み家(すみか)
◆[日]とぐろ、細長いものが渦巻状になった形
筆順

土3+10=総画数13 U+5853
音読: ベキ[漢]、ミャク[呉]
◆壁を塗る

土3+10=総画数13 U+5855
音読: オウ[漢]、ウ[呉]
◆塵(ちり、土埃つちぼこりや砂埃すなぼこり)が舞い上がるさま、同「埲」
◆風の音

土3+10=総画数13 U+5856
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「塍」
𡍼
土3+10=総画数13 U+5857
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
訓読: ぬ・る、まみ・れる
◆泥(どろ)
◆ぬ・る、ものの表面に泥や絵具などの粘土状のものを平らに延ばすようにして付着させる、また付着させて平らにする、また付着させて表面を覆う、同簡「涂」
◆まみ・れる、泥で汚(よご)れる、また汚す、汚(けが)れる、汚す
◆平らに均(なら)した道、同「途」
筆順

土3+10=総画数13 U+5858
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆水を溜(た)めるために土を盛り上げ築いた土手や堤(つつみ)、またそれでできた池、「池塘チトウ・水塘スイトウ(溜池、貯水池)」、同「溏」「䧜」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+10=総画数13 U+5859
音読: カク[漢]、コク[呉]
訓読: はなわ、ばん
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「𡒋」「墧」「墽」「墝」
◆土が盛り上がり小高くなっているところ、同「𣤇」
◆[日]はなわ、山の小高く突き出たところ
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+10=総画数13 U+585B
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆(泥状の土を塗り込んで)塞ぐ

土3+10=総画数13 U+585C
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆塵(ちり)、土埃(つちぼこり)、砂埃(すなぼこり)、小さい土や砂などが風で舞い上がる
注解:「塚」

土3+10=総画数13 U+585D
音読: ホウ、ボウ
◆田畑の畦(あぜ)や用水路などの境目
塞𡺶𡫼𡔂𥤧
土3+10=総画数13 U+585E
音読: ①ソク[漢呉]②サイ[漢呉]
訓読: ふさ・ぐ

◆隙間(すきま)を埋(う)める、空(す)いている所に物を詰(つ)め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす

◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで)外敵の侵入を防ぐための砦(とりで)
◆険要ケンヨウの地
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+10=総画数13 U+585F
音読: ソウ
◆葬(ほうむ)る、死者を土に埋める、埋葬マイソウする、同「葬」
填𡒆
土3+10=総画数13 U+5861
音読: ①テン[漢]、デン[呉]②チン[漢呉]
訓読: う・める、うず・める、は・める

◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする

◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」

土3+10=総画数13 U+5862
音読: オ[漢]、ウ[呉]
◆外からの侵入を遮(さえぎ)るための土塁(どるい)などの構築物、村落の周囲に築くものなどの比較的小規模のものを指すという、同「䃖」
筆順
𣹽𣵹
土3+10=総画数13 U+5863
音読: テイ、チョウ
◆泥などが底に沈み水が透き通る、同「浧」
壎𡎖埙坃
土3+10=総画数13 U+5864
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
筆順

土3+10=総画数13 U+5865
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆砂地(すなじ、すなち)、砂で覆(おお)われた土地

土3+10=総画数13 U+5866
音読: チン[漢]、ジン[呉]
◆戦いのために兵や兵車を配置したところ、陣地、同「陣」「【路史:卷二十四:陳】今陳治宛丘攷古字作陣𨽻繆為陳(車列官傍所以為陣…亦或用塦…)」

土3+10=総画数13 U+5867
音読: アイ、エ
◆(山などが両側から迫っていて)狭くなっているところ、同「隘」

土3+10=総画数13 U+5868
音読: キョウ
◆「李塨リキョウ」、清代(1644年~1912年)初期の学者、1659年~1733年、河北省保定市蠡県の出身 {河北省}
𥂁䀋𪉹𪉩鹽𪉟盐𨣎
土3+10=総画数13 U+5869
音読: エン[漢呉]
訓読: しお
◆海水などに含まれる苦く辛い成分が結晶化したもの、土中の塩分が結晶化した天然のものは「鹵」
◆五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ
筆順
坎埳
土3+10=総画数13 U+586A
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、穴を掘る
◆「塪坷カンカ」、同「堿坷」「㙳坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {卦}
塡𡒆
土3+10=総画数13 U+586B
音読: ①テン[漢]、デン[呉]②チン[漢呉]
訓読: う・める、うず・める、は・める

◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする

◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」
筆順

土3+10=総画数13 U+586C
音読: ゲン[漢]、ゴン[呉]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、広く比較的平坦な台地で辺縁部が崖状になっているところ、「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」、帯状に続く台地を「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」

土3+10=総画数13 U+586D
音読: オン
◆「塭港オンコウ」「新塭シンオン」、いずれも地名、台湾嘉義県 {台湾}

土3+10=総画数13 U+586E
音読: シャ、ジャ
◆家畜の糞尿フンニョウから作った肥料ヒリョウ

土3+10=総画数13 U+586F
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆食べ物・飲み物(一説に飯器とする)を盛る陶製の器(うつわ)「【墨子:卷之六:節用中第二十一】…飲於土塯啜於圡形斗以酌…」「【史記:卷六:秦始皇本紀第六】…茅茨不翦飯土塯(《集解》徐廣曰呂靜云飯器謂之簋)」「【陶說:卷四:說器上:唐虞器:土塯(一作土簋) 土刑(一作土型)】…《按》考工記旊人為簋原是陶器然簋之為名或其形與簠簋之簋相似而後人加之其初則名塯也…」

土3+10=総画数13 U+5870
訓読: あま
◆[日]地名用字、「塰泊(あまどまり、鹿児島県西之表市)」
筆順

土3+10=総画数13 U+5871
音読: ロウ[漢呉]
◆川や湖の辺(ほとり)の低く窪(くぼ)んだ土地、同「㙟」

土3+10=総画数13 U+5873
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆塵(ちり)、土埃(つちぼこり)、砂埃(すなぼこり)、小さい土や砂などが風で舞い上がる

土3+10=総画数13 U+587B
音読: バク[漢]、マク[呉]
◆塵埃ジンアイ、塵(ちり)や埃(ほこり)、細かい土や砂
◆広大なさま、見渡す限り広がっているさま、同「漠」「【鐵崖先生古樂府:卷第十四:{⿰目(⿱丷丁)}{⿰目(⿱丷丁)}】…向西𨹧望塻田」楊維楨

土3+10=総画数13 U+5893
音読: ボ[漢]、モ[呉]
訓読: はか
◆はか、死者を埋葬マイソウしたところ、大きなものは「冢塚チョウ(つか)」
筆順

土3+10=総画数13 U+58B7
音読: ヨウ
◆「朱謨墷シュボヨウ」、?~1558年、明代の人「【明諡紀彙編:卷十一】韓府長洲王謨墷」「【康熙字典:丑集補遺:土部:㙔】《五音集韻》俗韓字 又《字彙補》人名朱謀㙔著易象通邃古記水經注箋諸書 又《篇海類編》于鬼切韋上聲㙔墷也」
酉部
塞𡺶𡫼𡔂𥤧
土3+10=総画数13 U+F96C
音読: ①ソク[漢呉]②サイ[漢呉]
訓読: ふさ・ぐ

◆隙間(すきま)を埋(う)める、空(す)いている所に物を詰(つ)め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす

◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで)外敵の侵入を防ぐための砦(とりで)
◆険要ケンヨウの地

土3+10=総画数13 U+FA10
音読: チョウ[漢]、チュウ[呉]
訓読: つか
◆土を高く盛り上げた大きな墓、同「冢」
◆[日]土を丸く盛り上げたもの、高く盛り上がったところ
𡍥砦𡎵𥓽
土3+10=総画数13 U+21365
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: とりで
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𡍵
土3+10=総画数13 U+21375
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:稕第二十二:𡺲峻𡍵𡼕】須閏切說文髙也」
𡎯壊壞𣀤𣀩𢽫𢾣
土3+10=総画数13 U+213AF
音読: カイ[漢]、エ[呉]
訓読: こわ・れる、こわ・す
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
𡎰
土3+10=総画数13 U+213B0
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆(宮殿などの)赤く塗られた階段や通路
𡎱垔𡊹𡌓𡍏𡍯
土3+10=総画数13 U+213B1
音読: イン[漢呉]
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、埋(う)まる、埋まる、同「堙」「陻」「湮」
𡎲臺䑓㙜𡔼𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
土3+10=総画数13 U+213B2
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡎳
土3+10=総画数13 U+213B3
音読: ダク、ニャク
◆土に水が混じる
𡎶𨻊𨻏
土3+10=総画数13 U+213B6
音読: エイ、アイ
◆埋める、埋めて土で覆う、同「瘞」
𡎸堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡏳𦹆𦸧𦻋䒺
土3+10=総画数13 U+213B8
音読: ①キン[漢]、コン[呉]②キン[漢]、ゴン[呉]

◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡎸菜キンサイ」「𡎸𡎸菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡎸シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}

◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
𡎼
土3+10=総画数13 U+213BC
音読: キ
◆切り立って険しいところ、切り立った崖(がけ)、同「隑」「【字彙補:丑集:土部:𡎼】巨依切與隑同曲岸也轉注古音曰隑陭圻磯埼𡎼六字同物同音…」
𡎽𡏪
土3+10=総画数13 U+213BD
音読: フ
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
𡎿
土3+10=総画数13 U+213BF
音読: デイ[漢]、ナイ[呉]
◆雨水を溜(た)めるために中央部を窪(くぼ)ませた丘、同「屔」「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:屔𡎿】說文反頂受水丘或作𡎿俗作𥩥非是」
𡏀
土3+10=総画数13 U+213C0
音読: チユウ[漢]、ジュウ[呉]
◆湿り気の多い土地、同「隰」「【說文解字注:土部:㙷】下入也(此與下溼曰隰義略同吳都賦曰𡍪㙷鱗接李注曰𡍪㙷枝柯相重㬪皃也…)」
◆未詳「【齊民要術:卷一:耕田第一:耕田第一】秋耕待白背勞(秋多風若不尋勞地必虛燥秋田㙷(長劫反)實濕勞令地硬・・・)」
◆「𡍪𡏀ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
𡏂廛𢋨㢆㕓𠪨㙻壥鄽𢌅𨞬䣑
土3+10=総画数13 U+213C2
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市𡏂シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
𡏃
土3+10=総画数13 U+213C3
音読: エイ[漢]、アイ[呉]、イ[漢呉]
◆塵(ちり)が舞い上がり陽が陰(かげ)るさま、薄暗くなるさま
𡏄
土3+10=総画数13 U+213C4
訓読: そ
◆[日]姓用字
𡏇墬𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
土3+10=総画数13 U+213C7
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡏈
土3+10=総画数13 U+213C8
音読: 未詳
◆未詳
𡏎
土3+10=総画数13 U+213CE
音読: 未詳
◆未詳
𡏕
土3+10=総画数13 U+213D5
音読: 未詳
◆未詳
𡏖壒𡑷𡎌
土3+10=総画数13 U+213D6
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡏙𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+10=総画数13 U+213D9
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡏛
土3+10=総画数13 U+213DB
音読: ケイ[漢]、ゲ[呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡏛】音奚」「【字彙補:丑集:土部:𡏛】紅皮切音奚義闕」
𡏜
土3+10=総画数13 U+213DC
音読: ショク、ゾク
◆「𡏜䵎ショクタン」、「𦋅闖ケイチン」「䨲杰バンケツ」「仉䀾ショウト」と共に梁四公の一人「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」
𡏝
土3+10=総画数13 U+213DD
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆ニワトリ(鶏)の止まり木、木製の杭(くい)、同「桀」
𡏟
土3+10=総画数13 U+213DF
音読: ヨウ
◆地名用字
𡏪𡎽
土3+10=総画数13 U+213EA
音読: フ
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「郭」「郛」、内側の壁を「城」という
𡏫𡑙
土3+10=総画数13 U+213EB
音読: タク、チャク
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡍎」「𨃮」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡺻山部
𥹿米部
𨚵邑部
𩫽髟部

土3+11=総画数14 U+3660
音読: エイ[漢]、アイ[呉]
◆塵(ちり)や埃(ほこり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂

土3+11=総画数14 U+3662
音読: ボン、モン、バン、マン
◆壁土を塗る、壁土を塗るための鏝(こて)

土3+11=総画数14 U+3663
音読: チョウ[漢呉]
◆砂が盛り上がっているさま、同「㙊」

土3+11=総画数14 U+3664
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「𤗭」
場场㘯
土3+11=総画数14 U+5872
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: ば
◆(日当たりのよい、収穫した穀物の乾燥・脱穀などをする、また多くの人やものが集まる)広く平らなところ、「広場」、同「塲」
◆一段と高くし上を平らに作ったところ、台状になっているところ、「壇場ダンジョウ」
◆祭事や行事が行われるところ、人が集まるところ、同「㙊」、「会場」「市場」
◆ところ、所、「場所」
◆アリ(蟻)やモグラ土竜などが作った土盛り、同「𤳈」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:塲場𤳈𧐀】方言蚍蜉犂鼠之塲謂之坁塲一曰浮壤或作場𤳈𧐀」
筆順

土3+11=総画数14 U+5874
音読: ホウ、ヒョウ
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「堋」

土3+11=総画数14 U+5875
音読: チン[漢]、ジン[呉]
訓読: ちり、ごみ
◆ちり、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、「塵埃ジンアイ」、同「埃」「𪋻」「𡒲」「𦧄」「𡐪」
◆ものに纏わり付く穢(けが)れ、汚(よご)れ、穢れた、不浄フジョウな
◆さまざまな柵(しがらみ、纏わり付いて行いや考えを妨げようとするものやこと)から逃(のが)れられない世、俗世、世俗
◆10の-9乗 {数字}
◆[日]ごみ、役に立たないもの、使わなくなって捨てるもの
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+11=総画数14 U+5876
音読: ロク
◆地名用字「【丹淵集:卷七:詩四十首】過高塶城」「【資治通鑑:卷一百六十七:陳紀一:高祖武皇帝】歐陽頠等出南康…據蹠口城(蹠之石翻周文育傳作塶)」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷七十二:謚法三:昭安】(郡王)遼府沅陵王豪塶(弘治)…」
漢字林(非部首部別)

土3+11=総画数14 U+5877
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆塩分を含んだ土、また土地、同「鹵」「𪉖」

土3+11=総画数14 U+5878
音読: オウ[漢]、ウ[呉]
◆(区画された)墓地
◆区画された土地
◆碗ワン、飲み物や食べ物を盛る口の広がった深めの容器、同「甌」
◆砂が集まり積もった所「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:塸】聚沙」
壍堑𡐛
土3+11=総画数14 U+5879
音読: セン[漢呉]、ザン[慣]
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
筆順

土3+11=総画数14 U+587A
音読: バ[漢]、マ[呉]、バイ[漢]、メ、マイ[呉]
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がる細かい土や砂など、同「㙁」

土3+11=総画数14 U+587C
音読: セン、タン、ダン
◆煉瓦レンガや敷瓦(しきがわら)、積み上げて壁にしたり、壁に貼り付けたり、道に敷き詰めたりするもので、薄板(スレートslate、タイルtile)状のものや煉瓦レンガ(ブロックblock)状のもの、角(かど)があるものや丸いもの・半円柱状のものなど多様、同「磚」
筆順
𡑽
土3+11=総画数14 U+587D
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆日当たりが良い高台
𡔊
土3+11=総画数14 U+587E
音読: シュク[漢]、ジュク[呉]
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「𨷙」「【古今注:卷上:都邑第二】塾門外之舍也臣來朝君至門外當就舍更衣熟詳所應對之事」
◆個人が自宅で教授するところ「【禮記:學記】古之教者家有塾黨有庠術有序國有學(「庠」「序」「學」はいずれも学校)
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+11=総画数14 U+587F
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
◆小さな塚(つか)、土を丸く盛り上げた小さな土盛り、大きいものは「丘」
◆「培塿ハイロウ」、土を重ね盛った小さな丘、同「㟝嶁」「【廣韻:上聲:巻第三:厚第四十五:培】培塿小阜或作㟝」
𡑦
土3+11=総画数14 U+5881
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆壁土を塗る

土3+11=総画数14 U+5882
音読: ヒョウ[漢呉]
◆土を高く盛り上げて目印としたもの、目印とする土盛り

土3+11=総画数14 U+5883
音読: ケイ[漢]、キョウ[呉]
訓読: さかい
◆他の所有者の土地と接するところ、区切り、同「竟」「疆」
◆(限られた、特定の)ところ、場所、地域
◆状態、状況、様子
筆順

土3+11=総画数14 U+5884
音読: セキ、シャク
◆階段の段

土3+11=総画数14 U+5885
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「𡑀」
◆別荘、「別墅(ベッショ)」「【新唐書(テキスト版):列傳第一百七】兄弟偕隱家墅,晝講經,夜著書,終年不出戶」
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」といい、その外の地、同「野」
筆順

土3+11=総画数14 U+5886
音読: テイ、ダイ
◆(富を)蓄える、貯まったまま滞る
◆高いさま

土3+11=総画数14 U+5887
音読: ショウ[漢呉]
◆(土を盛って)仕切る、仕切り塞(ふさ)ぐ

土3+11=総画数14 U+5888
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆切り立った崖、高く切り立った岸や土手

土3+11=総画数14 U+5889
音読: ヨウ[漢]、ユウ[呉]
◆壁のよう土を高く盛った土塁ドルイ、特に城(城下)の周囲の土塁、同「䧡」「牅」「𤰎」
◆高い土塁、低いものを「垣」「【御定全唐詩:卷六十八:登東陽沈隱侯八詠樓】旦登西北樓樓峻石墉厚…」「【字彙:丑集:土部:垣】于權切音員牆也卑曰垣高曰墉釋名垣援也人所依阻以為援衛也…」

土3+11=総画数14 U+588A
音読: テン[漢呉]
◆衝撃を減らしたり高さを合わせるなどのために下に敷く、また下に当てて支える、「墊子テンシ(座布団・敷布団など)」「墊款テンカン(一時的に金を用立てること)」
◆底に着く、底を突く
◆窪(くぼ)み、窪む
漢字林(非部首部別)
筆順
𡑐
土3+11=総画数14 U+588B
音読: シン
◆砂混じりの土
◆(食べ物に)砂が混じる、同「磣」
◆(砂のような固形物が混じって)濁る、濁ってはっきりしない、ぼんやりしている
筆順

土3+11=総画数14 U+588C
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆建物の基礎、土台
塈𡏲
土3+11=総画数14 U+588D
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」
郭𨞥𨟍𩫩𩫏𩫖𨽏
土3+11=総画数14 U+588E
音読: カク[漢呉]
訓読: くるわ
◆城の外側に発達した街の外周に築いた壁、またその壁で取り囲まれた区画
◆壁などで囲まれた区画
◆中心から外方向に広げる、同「拡」

土3+11=総画数14 U+588F
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆建物の基礎・土台
筆順
𡒣
土3+11=総画数14 U+5890
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「堇」
◆土に埋める、埋葬する

土3+11=総画数14 U+5891
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆土を階段状に盛ったもの
◆弓で矢を射(い)る時の的(まと)、同「的」

土3+11=総画数14 U+5892
音読: ショウ
◆種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、畝(うね)、「墒壠ショウロウ」
◆田畑の土壌(ドジョウ)の湿り具合

土3+11=総画数14 U+5894
音読: サイ、ザイ、ゼ
◆堆(うずたか)いさま、土が(山のように、丘のように)高く盛り上がっているさま、「堆墔タイサイ」「墔堆サイタイ」

土3+11=総画数14 U+5895
音読: エン[漢]、オン[呉]
訓読: せき
◆水の流れを止めたり調節したりするための土盛り、水を溜めたり、水の流れを幾つかに分けたり、その量を変えたりするための土盛り、また水の流れを止める、同「隁」「𨻳」
塔𩫊
土3+11=総画数14 U+5896
音読: トウ[漢呉]
◆舎利シャリ(釈迦の遺骨)を安置するための高層の建物、「仏塔ブットウ」
◆高く聳(そび)え立つ建造物
◆「卒墖婆ソトバ」「墖婆トウバ」、仏陀の遺骨などを納める土盛りまた建物、日本では多く木の板を用いた板塔婆を指す

土3+11=総画数14 U+5897
音読: ソウ[漢呉]、ゾウ[慣]
訓読: ふ・える、ふ・やす、ま・す
◆同質のものが積み重(かさ)なる、また繰り返される、同「曾」「層」
◆付け加わる、大きくなる、多くなる
筆順

土3+11=総画数14 U+5898
音読: ケン
◆付近
◆物の縁(ふち)
墻𡓜𡒅
土3+11=総画数14 U+5899
音読: ショウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: かき
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」

土3+11=総画数14 U+589A
音読: リョウ[漢]、ロウ[呉]
◆黄土高原コウドコウゲン(中国北部の黄河中上流域一帯の高原)の地形の一つで、帯状に続く台地、「黄土墚、黄土梁コウドリョウ・ファントゥリョウ」、広く平坦な台地を「黄土塬コウドゲン・ファントゥユァン」、円形の台地を「黄土峁コウドミョウ・ファントゥマァオ」

土3+11=総画数14 U+589B
音読: イ[漢呉]
◆未詳

土3+11=総画数14 U+58A8
音読: ボク[漢]、モク[呉]
訓読: すみ
◆文字や絵を書く(描く)ための黒い液体、またそれを用いて書いた(描いた)書や絵画
◆松脂や菜種油などの植物性油脂を燻(くす)ぶらせ、発生した煤(すす)を採取し、これを膠(にかわ)と合わせ練り固めたもの
◆黒色、黒い
◆罪人(の顔)の皮膚に彫り込んだ罰を受けたことを示す印、「入れ墨」、墨を用いたことから、同「黥」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+11=総画数14 U+58AD
音読: セイ[漢]、ジョウ[呉]
◆塩を(ものを)盛る器「【玉篇:卷二:土部第九:墭】食政切墭鹽器也」「【廣韻:去聲聲:勁第四十五:盛:墭】塸器」

土3+11=総画数14 U+FA39
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
訓読: へい
◆「朱{⿺辶𡩙}塀・朱邃塀シュスイヘイ」、人名、1448年~1491年、明代(1368年~1644年)の慶国ケイコク第四代国主「【欽定續文獻通考:卷二百五:慶國宗屬】一世太祖庶十六子…三世秩煃子{⿺辶𡩙}𡓱{⿺辶𡩙}塀…」
◆[日]建物や土地の境界キョウカイに立てる仕切り、境界であることを示したり目隠しなどのために立てる、「板塀(いたべい、板を並べ作った塀)」「土塀(どべい、土塗りの塀)」「石塀(いしべい、石積みの塀)」
注解:音は「【龍龕手鑑《宋刻本影印版》:卷二:土部第五:塀】必郢反」に従った
𡎵砦𥓽𡍥
土3+11=総画数14 U+213B5
音読: サイ[漢]、ゼ[呉]
訓読: とりで
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𡏰𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡓴𣀲𣀰𣀱
土3+11=総画数14 U+213F0
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡏱
土3+11=総画数14 U+213F1
音読: ラ
◆蔓を編んで作った土を運ぶための畚もっこ、同「虆」
𡏲墍塈
土3+11=総画数14 U+213F2
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆屋根や壁などの高いところに泥(壁土)を塗る、同「𡒖」
◆(高いところのものを)取る「【詩經:國風:召南:摽有梅】…摽有梅頃筐塈之…(高いところに成っている梅の実を箱を傾け取る、取って箱に入れる)
◆一息(ひといき)つく、止(とど)まって一休みする、同「憩」「𡳅」
𡏳堇菫蓳𡐳𦻍𦸨𨤬𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
土3+11=総画数14 U+213F3
音読: ①キン[漢]、コン[呉]②キン[漢]、ゴン[呉]

◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡏳菜キンサイ」「𡏳𡏳菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡏳シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}

◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
漢字林(非部首部別)
𡏴垠𡋳㙬𡑃𡊷
土3+11=総画数14 U+213F4
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡏶墳坟坆𡼝
土3+11=総画数14 U+213F6
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三𡏶サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
𡏸𦥊𡒐
土3+11=総画数14 U+213F8
音読: チ[漢呉]
◆腹が立って言うことを聞かないさま、また従わないさま、逆(さか)らうさま、同「懫」
𡐀
土3+11=総画数14 U+21400
音読: 未詳
◆未詳
𡐉臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬坮
土3+11=総画数14 U+21409
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡐊墼𡒼𡑼
土3+11=総画数14 U+2140A
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡐍
土3+11=総画数14 U+2140D
音読: カク[漢呉]、ガク[慣]
◆深く落ち窪(くぼ)んだところ、谷(たに)
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪み、同「㕡」
𡐎
土3+11=総画数14 U+2140E
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:午集:皿部:𥁖】與壺同見漢碑」
𡐏
土3+11=総画数14 U+2140F
音読: タ
◆「倭𡐏ワタ」、未詳「【集韻:卷六:上聲下:三十四:𡐏】倭𡐏髻皃」
𡐐堋𡊤
土3+11=総画数14 U+21410
音読: ①ホウ[漢呉]②ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: あずち

◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)

◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土(もりつち)、安土(あずち)、同「垜」
𡐑睦𡍬𡻲𥄈
土3+11=総画数14 U+21411
音読: ボク[漢]、モク[呉]
訓読: むつ・む、むつ・まじい
◆互いに相手を思い仲良くする、仲が良い
◆和(なご)やかに親(した)しみ合う
𡐒
土3+11=総画数14 U+21412
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: ほり
◆都市や城の周りに巡らせた堀(ほり)、堀(ほり)、窪(くぼ)み、同「濠」
注解:水がない堀を「壕」、水を湛えた堀を「濠」にすることが多い
𡐔
土3+11=総画数14 U+21414
音読: イン[漢呉]
◆未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷二:土部第五:𡐔】音寅𡐔*場也(《宋刻本影印版》では「*{⿰土(⿱亠昜)}」)
◆「朱幼𡐔シュヨウイン」、人名、?年~1517年、明朝(1368年~1644年)第二代瀋王朱佶焞シュキツトン(1407年~1457年)の子「【弇山堂別集:卷七十二:謚法三:恭僖】…瀋府內丘王幼𡐔…」
◆「李𡐔リイン(이인イイン)」、人名、1660年頃に義州ギシュウ(現朝鮮民主主義人民共和国平安北道の東部)府の長官を務(つと)めた「【朝鮮王朝實錄:顯宗純文肅武敬仁彰孝大王改修實錄:四年辛亥(十月十七日)】… 前義州府尹李𡐔…」
𡐕埤𡌨𡌸𡌹
土3+11=総画数14 U+21415
音読: ヒ[漢]、ビ[呉]
◆低い垣や塀
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、高いものは「垣」、同「堄」
◆付け足す、付け加えて厚くする
𡐛塹壍堑
土3+11=総画数14 U+2141B
音読: セン[漢呉]、ザン[慣]
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
𡐜
土3+11=総画数14 U+2141C
音読: 未詳
◆未詳「【穆天子傳《龍溪精舍叢書》本:卷四】…天子使造父受之口乃賜之銀木𡐜采(〇𡐜采疑卽上文𤧜采)采黃金之嬰…(「黃金之嬰」は他本では「黃金之罌」)「【字彙補:丑集:土部:𡐜】見穆天子傳音未詳」
𡐡埭𡍖
土3+11=総画数14 U+21421
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「𥓏」
◆堰き止められた水の出入り口の両岸に滑車のようなものを設け、船の船尾に綱を繋ぎ人や牛がこれを牽いて渡河させる仕組み、渡し銭を徴収したという「【通典:雜稅】大唐開元十八年御史大夫李朝隱奏請薄百姓一年稅錢充本依舊令高戶及典正等捉隨月收利將供官人料錢(…上元中敕江淮堰塘商旅牽船過處準斛納錢謂之埭程…)」
𡐢糞粪𥻔𥻪𥼢𥻰𥼇𥼈𨤚𨤝𤲲
土3+11=総画数14 U+21422
音読: フン[漢呉]
訓読: くそ
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「𡊄」
◆動物が排泄する食べ物などの滓(かす)、大便、同「屎」
◆肥料を施(ほどこ)す、土地を肥(こ)やす
𡔸殪𣨑𣩉
土3+11=総画数14 U+21538
音読: エイ[漢]、アイ[呉]
訓読: たお・れる、たお・す
◆死ぬ、倒れる
◆殺す、倒す
◆命が尽きる、絶える、尽きる
𦥂至部
𪉖鹵部

土3+12=総画数15 U+3667
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆食べ物・飲み物(一説に飯器とする)を盛る陶製の器(うつわ)「【墨子:卷之六:節用中第二十一】…飲於土塯啜於圡形斗以酌…」「【史記:卷六:秦始皇本紀第六】…茅茨不翦飯土塯(《集解》徐廣曰呂靜云飯器謂之簋)」「【陶說:卷四:說器上:唐虞器:土塯(一作土簋) 土刑(一作土型)】…《按》考工記旊人為簋原是陶器然簋之為名或其形與簠簋之簋相似而後人加之其初則名塯也…」

土3+12=総画数15 U+3668
音読: キ[漢]、ゲ[呉]
◆都(みやこ)から千里(或いは五百里)以内の地域、それ以遠を「鄙」、都から千里は遠近の境目とされ、「近畿キンキ」はそれに由来する、同「圻」
◆国主の直轄地、「国畿コッキ」「王畿オウキ」
◆「九㙨キュウキ」、国主の直轄地(都から千里以内)以遠の国主の統治権が及ぶ地、五百里毎に九つに分けたもの、同「九服キュウフク」「【周禮注疏:夏官司馬】乃以九畿之籍施邦國之政職方千里曰國畿其外方五百里曰侯畿又其外方五百里曰甸畿又其外方五百里曰男畿又其外方五百里曰采畿又其外方五百里曰衛畿又其外方五百里曰蠻畿又其外方五百里曰夷畿又其外方五百里曰鎮畿又其外方五百里曰蕃畿(《注》畿猶限也自王城以外五千里為界…)」

土3+12=総画数15 U+3669
音読: リョウ[漢呉]
◆建物の周りの垣(かき)・塀(へい)・壁などの構築物
𡏃
土3+12=総画数15 U+366A
音読: エイ[漢]、アイ[呉]、イ[漢呉]
◆塵(ちり)が舞い上がり陽が陰(かげ)るさま、薄暗くなるさま

土3+12=総画数15 U+366B
音読: シュウ
◆地中から水が地上に湧(わ)き出る
垠𡋳𡑃𡏴𡊷
土3+12=総画数15 U+366C
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)

土3+12=総画数15 U+366E
音読: トウ[漢呉]
◆高く聳(そび)え立つ建造物、同「塔」「【寶刻叢編:卷七】…訪古周覽㙮上層層見之字畫遒麗俱有楷法…」
藝兿萟艺
土3+12=総画数15 U+366F
音読: ゲイ[漢]、ゲ[呉]
◆種を播(ま)き育てる、草木を植え育てる、同「蓺」、「園芸エンゲイ」
◆技術や技能、またそれによって作り出される(表現される)もの、「芸術ゲイジュツ」、「藝」の省画字として日本では「芸」を用いるが、本来「芸」には「藝」の意はない、「芸」参照
漢字林(非部首部別)
𡎰
土3+12=総画数15 U+5880
音読: チ[漢]、ジ[呉]
◆(宮殿などの)赤く塗られた階段や通路
坠𨽎
土3+12=総画数15 U+589C
音読: ツイ[漢]、ズイ[呉]
訓読: おち・る
◆高い所から(ごろごろと転がりながら落ちるのではなく空中をまっすぐ下に)落ちる、落下する
筆順

土3+12=総画数15 U+589D
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、「墝埆・磽确コウカク」、同「磽」「塙」

土3+12=総画数15 U+589E
音読: ソウ[漢呉]、ゾウ[慣]
訓読: ふ・える、ふ・やす、ま・す
◆同質のものが積み重(かさ)なる、また繰り返される、同「曾」「層」
◆付け加わる、大きくなる、多くなる
筆順

土3+12=総画数15 U+589F
音読: キョ[漢]、コ[呉]
◆曾(かつ)てあった町や建物などが荒れ果てたところ、曾てあった町や建物などの跡(あと)
◆頂(いただき)が窪(くぼ)んだ大きな丘
◆市(いち)が立つところ、物を売り買いするために人や物が集まるところ
筆順

土3+12=総画数15 U+58A0
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆祭祀サイシや天子と諸侯の会見・会盟などを執(と)り行うために除草し整地したところ、同「𥑲」、ここに土を盛り上を平らにした場所が「壇ダン」

土3+12=総画数15 U+58A1
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆白い粘土状の土、同「堊」
𡍰
土3+12=総画数15 U+58A2
音読: ハツ[漢]、ボチ[呉]
◆土を掘り起こす(掘り返す)、耕(たがや)す、同「坺」「垡」
㙸𡑿𡓙
土3+12=総画数15 U+58A3
音読: ホク[漢呉]、ハク[漢]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
𡓤
土3+12=総画数15 U+58A4
音読: タイ[漢]、デ、ダイ[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「塊」
◆崩れる、崩れ落ちる、同「隤」

土3+12=総画数15 U+58A5
音読: トウ、ツウ、タン
◆町や村の外(はず)れで、シカ(鹿)などの動物が出没する普段は人が行かないようなところ、同「疃」「畽」
◆「䵺墥テイタン」、蟻塚(ありづか)、アリ(蟻)が巣を作るために運び出した地中の土が、出入口を中心として積み上げられ山のような形になったもの、同「䵺疃」「蟻封ギホウ」、同「垤」

土3+12=総画数15 U+58A6
音読: ハン[漢]、ボン[呉]
◆土を盛り上げた墓

土3+12=総画数15 U+58A7
音読: キョウ、ギョウ
◆土が堅い、同「塙」
◆橋、同「橋」
𡔋墪
土3+12=総画数15 U+58A9
音読: トン[漢呉]
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」
墩𡔋
土3+12=総画数15 U+58AA
音読: トン[漢呉]
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」

土3+12=総画数15 U+58AB
音読: ソン[漢呉]、シュン[漢呉]
◆酒器、酒を入れる容器、同「尊」
注解:本字は「土部{⿰土尊}」で「士部」の「壿({⿰士尊})」とは別字
筆順
𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
土3+12=総画数15 U+58AC
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
堕𡐦𨼢墯
土3+12=総画数15 U+58AE
音読: ①キ[漢呉]②タ[漢]、ダ[呉]
訓読: お・ちる

◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する

◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」
漢字林(非部首部別)
筆順
墮堕𡐦𨼢
土3+12=総画数15 U+58AF
音読: ①キ[漢呉]②タ[漢]、ダ[呉]
訓読: お・ちる

◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する

◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」
𡐧
土3+12=総画数15 U+58B0
音読: タン[漢]、ドン[呉]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「罈」「壜」

土3+12=総画数15 U+58B1
音読: トウ
◆階段状になっている坂道、同「磴」
◆建物に通じる階段
◆分水するための細い水路

土3+12=総画数15 U+58B2
音読: ブ[漢]、ム[呉]
◆墓地
𡏶坟坆𡼝
土3+12=総画数15 U+58B3
音読: フン[漢]、ブン[呉]
◆土を丸く盛り上げて造った墓、ほぼ平らか比較的低い土盛りものものは「墓」
◆土を高く盛り上げたところ、堤防
◆丸く盛り上がった土
◆「三墳サンプン」、伏羲・神農・黄帝の書、但し異説あり
注解:いずれも「丸く盛り上がったさま(賁)」をいう
筆順

土3+12=総画数15 U+58B4
音読: コウ
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:堭墴】博雅堂堭壂也」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷五:皇明盛事述五】…工部左侍郎郝墴…」

土3+12=総画数15 U+58B5
音読: タン、ドン
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「壜」
◆人名用字
◆地名用字

土3+12=総画数15 U+58B6
音読: タツ[漢]、ダチ、タチ[呉]
◆場所、所

土3+12=総画数15 U+58B8
音読: チョ[漢]、ジョ[呉]
◆未詳「【漢語大字典:土部:墸】同"躇"」「【漢字林:土部:墸】は「躇」の異体字とする」
筆順

土3+12=総画数15 U+58B9
訓読: ま、まま
◆[日]地名用字、「墹之上(まのうえ、静岡県伊豆の国市)」
◆[日]姓用字 {和製漢字の辞典:土部:墹}
筆順
野埜𡐨𡌛㙒
土3+12=総画数15 U+58C4
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
士部
韭部

土3+12=総画数15 U+FA3A
音読: ボク[漢]、モク[呉]
訓読: すみ
◆文字や絵を書く(描く)ための黒い液体、またそれを用いて書いた(描いた)書や絵画
◆松脂や菜種油などの植物性油脂を燻(くす)ぶらせ、発生した煤(すす)を採取し、これを膠(にかわ)と合わせ練り固めたもの
◆黒色、黒い
◆罪人(の顔)の皮膚に彫り込んだ罰を受けたことを示す印、「入れ墨」、墨を用いたことから、同「黥」
漢字林(非部首部別)
𠬑厶部
𡐖
土3+12=総画数15 U+21416
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
◆「𡐖埮カンタン」、平坦で細長い土地
𡐟墺圫𡋮𡋸𡌱
土3+12=総画数15 U+2141F
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
𡐣𥨍㙏𡑉
土3+12=総画数15 U+21423
音読: フク[漢呉]
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𡐤
土3+12=総画数15 U+21424
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]、ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷二:土部第九:𡐤】去竭切𡐤界也」
◆「朱志𡐤シュシケツ」、明朝初代皇帝朱元璋シュゲンショウの次男朱樉シュソウ」の孫、1404年~1455年「【明史:卷一百十六:列傳第四:諸王】…懷王志均…弟康王志𡐤嗣好古嗜學…」
𡐦墮堕𨼢墯
土3+12=総画数15 U+21426
音読: ①キ[漢呉]②タ[漢]、ダ[呉]
訓読: お・ちる

◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる、同「隓」
◆崩(くず)れる、崩れ落ちる、同「陊」「隓」「隳」
◆落ちる、落下する

◆惰(おこた)る、怠(なま)ける、同「惰」
𡐧
土3+12=総画数15 U+21427
音読: タン[漢]、ドン[呉]
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「罈」「壜」
𡐨野埜壄𡌛㙒
土3+12=総画数15 U+21428
音読: ヤ[漢呉]
訓読: の
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
𡐩舜䑞
土3+12=総画数15 U+21429
音読: シュン[漢呉]
◆ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性の草 、同「葍」「藑」 {ヒルガオ}
◆ムクゲ(木槿)、アオイ科フヨウ属の木、同「蕣」 {ムクゲ}
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名、「帝舜テイシュン」
𡐪
土3+12=総画数15 U+2142A
音読: チン、ジン
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」「𪋻」
𡐫
土3+12=総画数15 U+2142B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡐫】古文子字見扶風縣夫子廟碑唐程浩𧩿」
𡐬臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐉坮
土3+12=総画数15 U+2142C
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𡐰壢坜
土3+12=総画数15 U+21430
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
𡐲
土3+12=総画数15 U+21432
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
◆「𡐲闖ケイチン」、梁四公の一人、同「𦋅闖」「【名疑:巻三】梁四公子名甚異後裔各以爲姓一曰仉齊一曰䨲本一曰𦋅闖一曰䴰䵎…𦋅戸圭切音攜或作毒又作𡸔又作䙵義同闖敕蔭切音趁…(「䨲本」は「䨲杰バンケツ」、「毒」は未詳)
𡐳堇菫蓳𦻍𦸨𨤬𡏳𡎸𦹆𦸧𦻋䒺
土3+12=総画数15 U+21433
音読: ①キン[漢]、コン[呉]②キン[漢]、ゴン[呉]

◆スミレ(菫)、スミレ科の草 {スミレ}
◆トリカブト(鳥兜)、同「烏頭ウズ」、キンポウゲ科トリカブト属の草、強い毒性がある {トリカブト}
◆「𡐳菜キンサイ」「𡐳𡐳菜キンキンサイ」、ツボスミレ(坪菫・菫菜)、スミレ科スミレ属の草 {ツボスミレ}
◆「紫𡐳シキン」、キケマン(黄華鬘)、ケシ科キケマン属の一種 {キケマン}

◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「墐」
◆ほんの少し、同「僅」
𡐼
土3+12=総画数15 U+2143C
音読: 未詳
◆未詳
𡐽堞𡑢𡍕
土3+12=総画数15 U+2143D
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡐾堤埞
土3+12=総画数15 U+2143E
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
訓読: つつみ
◆川・湖・海の水が溢(あふ)れ出てくることを防ぐために土や石を高く盛ったところ、土手、同「隄」「碮」、「堤防テイボウ」
◆瓶ビン(かめ)などの底の平らな部分「【淮南鴻烈解:卷第十四:詮言訓】瓶甌有堤(是瓶甌下安也)」
𡑀
土3+12=総画数15 U+21440
音読: ヤ、ショ、ジョ
◆郊外、同「埜(野)」
◆田畑の中に建つ(農作業用の道具や資材を置いたり監視や休息をするための)小さな小屋、同「墅」
𡑁
土3+12=総画数15 U+21441
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:土部:𡑁】同"尘"」
𡑂
土3+12=総画数15 U+21442
音読: ゼン[漢]、ネン[呉]
◆宮殿や宗廟などの敷地の境の垣(かき、土塁や塀や壁などの構築物)「【史記:張丞相列傳】南出者太上皇廟堧垣」
◆川沿いの土地、同「壖」「𤲬」「【康熙字典:丑集中:土部:堧】《集韻》《韻會》《正韻》而宣切𠀤同壖韋昭曰河邊地張晏曰城旁地一曰城下田 又廟外垣內游地」
𡑃垠𡋳㙬𡏴𡊷
土3+12=総画数15 U+21443
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆限界ゲンカイ、限(かぎ)り、同「圻」「【通雅:卷八:釋詁】無㙬無圻即無垠 楚辭其大無垠…」
◆土地の境界、境目(さかいめ)
𡑅壓𡒦压圧
土3+12=総画数15 U+21445
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]、アツ[慣]
訓読: お・す、おさ・える、へ・す
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
𡑇堮𡓐
土3+12=総画数15 U+21447
音読: ガク[漢呉]
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
𡑉𥨍𡐣㙏
土3+12=総画数15 U+21449
音読: フク[漢呉]
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𡑊
土3+12=総画数15 U+2144A
音読: タ[漢呉]
◆堅(かた)い土
◆盛土(もりど)、堤防テイボウ
◆音写字、「菩提薩埵ボーダイサツタ・プゥシーサドゥア(bodhisattva[梵]の音写)、悟り(菩提ボダイ・プゥシー、bodhi[梵])を得ようと修行する生きとし生けるもの(薩埵サッタ・サドゥア、sattva[梵])」
𡑋
土3+12=総画数15 U+2144B
音読: 未詳
◆未詳
𡑌𡑠𢨀
土3+12=総画数15 U+2144C
音読: シ[漢呉]
◆赤土(あかつち)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑠】齒志切赤土也」「【廣韻:去聲:志第七:熾:𢨀】赤土」
𡑏壔𡑹
土3+12=総画数15 U+2144F
音読: トウ[漢呉]
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
𡑐
土3+12=総画数15 U+21450
音読: シン
◆砂混じりの土
◆(食べ物に)砂が混じる、同「磣」
◆(砂のような固形物が混じって)濁る、濁ってはっきりしない、ぼんやりしている
𡑑
土3+12=総画数15 U+21451
音読: 未詳
◆未詳
𡑒
土3+12=総画数15 U+21452
音読: カン
◆地名用字
𡑙𡏫
土3+12=総画数15 U+21459
音読: タク、チャク
◆開く、開いて大きく広げる、同「𡍎」「𨃮」「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{𡑙-水+木}𡏫𡍎】三俗陟格反正作傑張也開也」
𡑛窖𥦿𥧦𡇪
土3+12=総画数15 U+2145B
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆地中の穴、穴を掘る
◆食料や財物などを貯蔵するための地中の穴蔵(あなぐら)、同「窌」
◆深く奥まっているさま、奥深く人知れないさま
𡑜
土3+12=総画数15 U+2145C
音読: リン[漢呉]
◆野菜畑の畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)
𡑞
土3+12=総画数15 U+2145E
音読: スイ[漢]、ズイ[呉]
◆陵墓リョウボに通じる通路、同「隧」
◆地中の通路、トンネル、同「隧」
𡑟
土3+12=総画数15 U+2145F
音読: ワ[漢呉]
◆地に掘った穴「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡑟】烏禾反地𡑟窟也」
𡑢堞𡐽𡍕
土3+12=総画数15 U+21462
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁
𡑪
土3+12=総画数15 U+2146A
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:丑集中:土部:堨】…堨別作𡑪」
𡑽
土3+12=総画数15 U+2147D
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆日当たりが良い高台
𡒃
土3+12=総画数15 U+21483
音読: 未詳
◆未詳
𡔼臺䑓㙜𡎲𡌬𡌫𡋛㙵𡐬𡐉坮
土3+12=総画数15 U+2153C
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
𩫊高部

土3+13=総画数16 U+3671
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
◆土製の釜(かま)、同「𡎪」「𧇼」
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟炬子季㙱…季㙱子均鋷…」「【廣東通志:卷二十七:職官志(二):右布政使】林㙱(福建人進士十年任)」
壅𡓱
土3+13=総画数16 U+3672
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: ふさ・ぐ
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」

土3+13=総画数16 U+3673
音読: カン
◆道や地面の凹(へこ)み、窪(くぼ)み、同「坎」「堿」
◆「㙳坷カンカ」、同「坎坷」「堿坷」◇道などが凸凹しているさま、凸凹していてなかなか進めないさま◇思うようにならないさま

土3+13=総画数16 U+3674
音読: セン[漢呉]
◆蔽(おお)う、遮(さえぎ)る
臺䑓㙜𡔼𡎲𡌬𡌫𡋛𡐬𡐉坮
土3+13=総画数16 U+3675
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: うてな
◆うてな、(四周を方形にして)土を盛り上げ上を平らにした所、周りからは一段と高い台状の場所、またその上に建てた建物、同「台」
◆台、一段と高く上が平らでものが載せられるようにしたもの、同「台」
堂坣
土3+13=総画数16 U+3676
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人

土3+13=総画数16 U+3679
音読: ボウ、ム
◆「雲㙹澤ウンボウタク」、古く湖北省南部の江漢平原にあった淡水湖の名、同「雲夢澤」「雲瞢澤」「【爾雅注疏:釋地】…楚有雲夢(《注》今南郡華容縣東南巴丘湖是也…《疏》周禮荆州云其澤藪曰雲瞢鄭注云雲瞢在華容禹貢云雲土夢作…)」
鼎部
圫𡋮𡋸𡌱𡐟
土3+13=総画数16 U+58BA
音読: オウ[漢呉]、イク[漢呉]
◆山が大きく湾曲して奥深くまで入り込んだところ、またその岸辺、同「隩」
◆四方を山や丘に囲まれ奥まったところで住居を構えるに適したところ「【玉篇:卷二:土部第九:墺】四方之土可居夏書曰四墺既宅本亦作隩」
筆順
墙𡓜𡒅
土3+13=総画数16 U+58BB
音読: ショウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: かき
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
筆順
𡐊𡒼𡑼
土3+13=総画数16 U+58BC
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ

土3+13=総画数16 U+58BD
音読: キョウ[漢呉]
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「墝」「塙」「𡒋」
𡓚𡍭垦
土3+13=総画数16 U+58BE
音読: コン[漢呉]
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
筆順

土3+13=総画数16 U+58BF
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]、ト[漢]、ズ[呉]
◆道(みち)、途(みち)、道筋

土3+13=総画数16 U+58C0
音読: ヘキ[漢]、ヒャク[呉]
◆姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上から見張ったり攻撃したりするために窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁、同「埤」
𨐧
土3+13=総画数16 U+58C1
音読: ヘキ[漢]、ヒャク[呉]
訓読: かべ
◆敷地と外部・部屋と部屋などを仕切るための直立した平板状の固定式の遮蔽物(シャヘツブツ)
◆敵や風などを遮(さえぎ)る構築物
◆内(手前、こちら)と外(向こう、あちら)を隔てる仕切り
◆行く手を遮(さえぎ)る障害物
◆二十八宿北方玄武ゲンブの一つ {二十八宿}
筆順

土3+13=総画数16 U+58C2
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆高く大きく堂々とした建物、「堂堭・堂皇ドウコウ」、同「殿」
◆大きな建物の基礎キソ(土台)
◆水底に溜まった泥や塵、沈殿物、同「澱」
疆疅畺
土3+13=総画数16 U+58C3
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
◆境さかい、界さかい、境目(さかいめ)、境界キョウカイ
筆順
㙲𡓱
土3+13=総画数16 U+58C5
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: ふさ・ぐ
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」
筆順

土3+13=総画数16 U+58C6
音読: カク、ガク
◆固い土
◆器の亀裂
◆大きな石がごろごろしている山

土3+13=総画数16 U+58C7
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆周(まわ)りよりも一段と高く土を盛り上を平らにしたところ、祭祀サイシや天子と諸侯の会見・会盟などを執(と)り行う際に上る台
◆周りよりも一段と高く上が平らなところ
◆同簡「坛」
筆順
𡒄𡓔
土3+13=総画数16 U+58C8
音読: ラン
◆「坎壈カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま

土3+13=総画数16 U+58C9
音読: キョ
◆古地名
壞𡎯𣀤𣀩𢽫𢾣
土3+13=総画数16 U+58CA
音読: カイ[漢]、エ[呉]
訓読: こわ・れる、こわ・す
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
筆順

土3+13=総画数16 U+58CB
音読: トウ[漢呉]
◆土を盛って作った灌漑用の小さな堤

土3+13=総画数16 U+58CC
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆柔らかい土、耕(たがや)して柔らかくした土
◆土地、大地
◆作物が豊かに実る、同「穰」
筆順
𡏖𡑷𡎌
土3+13=総画数16 U+58D2
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる

土3+13=総画数16 U+9FB3
音読: 未詳
◆未詳
𡑠𡑌𢨀
土3+13=総画数16 U+21460
音読: シ[漢呉]
◆赤土(あかつち)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑠】齒志切赤土也」「【廣韻:去聲:志第七:熾:𢨀】赤土」
𡑡
土3+13=総画数16 U+21461
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆「環堵カント」、周りに築き廻(めぐ)らせた土塁
𡑣
土3+13=総画数16 U+21463
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆地に穴を掘る、同「掘」「【玉篇:卷二:土部第九:𡑣】口忽切𡑣地為室也」
𡑤
土3+13=総画数16 U+21464
音読: ラ
◆裸(はだか)「【玉篇:卷二:土部第九:𡑤】力果切古文裸或爲𡑤倮」「【正字通:丑集中:土部:𡑤】譌字舊註古文裸非說文𧝹从衣非从土」「【康熙字典:丑集中:土部:𡑤】《玉篇》古文裸字註詳衣部八畫《正字通》譌字說文从衣非从土○按字本玉篇字彙亦非無據」
𡑥堀𡒈
土3+13=総画数16 U+21465
音読: ①クツ[漢]、ゴチ[呉]②コツ[漢]、コチ[呉]、クツ[慣]
訓読: ほり

◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘(ほ)る、同「掘」

◆地中に掘った土室(つちむろ)や、岩などに掘った岩屋(いわや)など、同「窟」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
𡑦
土3+13=総画数16 U+21466
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆壁土を塗る
𡑭
土3+13=総画数16 U+2146D
訓読: くれ
◆[日]姓用字、「木𡑭(こぐれ)」
筆順
𡑮
土3+13=総画数16 U+2146E
訓読: そく
◆[日]漆工芸の技法の一つ
𡑴
土3+13=総画数16 U+21474
音読: 未詳
◆未詳
注解:「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:皇族:遼國宗屬】一世太祖庶十五子植 二世植子…貴熠…貴熠子豪*壂…豪*𡑴子恩錢…」とあり、「壂」の誤字か?
𡑷壒𡏖𡎌
土3+13=総画数16 U+21477
音読: アイ
◆埃(ほこり)、塵(ちり)や埃
◆埃に塗(まみ)れる、また汚れる
𡑸墬𡏇𨻐𡒰𡒿𡓬嶳𡍑坔
土3+13=総画数16 U+21478
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡑹壔𡑏
土3+13=総画数16 U+21479
音読: トウ[漢呉]
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
𡑼墼𡐊𡒼
土3+13=総画数16 U+2147C
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡑾
土3+13=総画数16 U+2147E
音読: 未詳
◆未詳「【墨子《摛藻堂四庫全書薈要》本:卷十四:備蛾傅】有𡑾厚十尺殺(「【墨子(《正統道藏》本):卷十四:備梯】有一鬲鬲厚十尺殺」では「鬲」)
𡑿墣㙸𡓙
土3+13=総画数16 U+2147F
音読: ホク[漢呉]、ハク[漢]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
𡒀重𡍴𡍺𨤣𡔌𡔅
土3+13=総画数16 U+21480
音読: チョウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: おも・い、かさ・なる、え
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡒂
土3+13=総画数16 U+21482
音読: キ
◆壊(こわ)す、壊れる、破(やぶ)る、破れる、同「毀」
◆悲しみや心労で衰弱する、体を壊す、同「毀」「【明文衡:巻九十五】喪亂家𡒂母又死無誰為教恒恐其失」
𡒄壈𡓔
土3+13=総画数16 U+21484
音読: ラン
◆「坎𡒄カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま
𡒅墻墙𡓜
土3+13=総画数16 U+21485
音読: ショウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: かき
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
𡒆填塡
土3+13=総画数16 U+21486
音読: ①テン[漢]、デン[呉]②チン[漢呉]
訓読: う・める、うず・める、は・める

◆空いているところを埋める、埋めて塞ぐ、同「窴」
◆埋める、満たす、空いているところがなくなるようにする

◆乱れを静める、安定させる、同「鎮」
𡒈堀𡑥
土3+13=総画数16 U+21488
音読: ①クツ[漢]、ゴチ[呉]②コツ[漢]、コチ[呉]、クツ[慣]
訓読: ほり

◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘(ほ)る、同「掘」

◆地中に掘った土室(つちむろ)や、岩などに掘った岩屋(いわや)など、同「窟」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
𡒌
土3+13=総画数16 U+2148C
音読: ケン[漢呉]
◆小さな丘(おか)「【玉篇:卷二:土部第九:𡒌】袪輦切小塠𡒌也」
𡕀𠧋𢀃𠁘𡙚
土3+13=総画数16 U+21540
音読: サイ、ザイ
◆同「載」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ「【字彙補:丑集:士部:𡕀】唐武后所製載字○或作𢀃■」「【康熙字典:寅集備考:巛部:𢀃】《龍龕》同載同𡕀𠁘武后所造載字」
𧏔虫部
𪔌鼓部
𡏀
土3+14=総画数17 U+3677
音読: チユウ[漢]、ジュウ[呉]
◆湿り気の多い土地、同「隰」「【說文解字注:土部:㙷】下入也(此與下溼曰隰義略同吳都賦曰𡍪㙷鱗接李注曰𡍪㙷枝柯相重㬪皃也…)」
◆未詳「【齊民要術:卷一:耕田第一:耕田第一】秋耕待白背勞(秋多風若不尋勞地必虛燥秋田㙷(長劫反)實濕勞令地硬・・・)」
◆「𡍪㙷ソウチュウ」、土を積(つ)み重(かさ)ねる、また重なる「【玉篇:卷二:土部第九:𡍪】初戢切𡍪㙷累土也」
墣𡑿𡓙
土3+14=総画数17 U+3678
音読: ホク[漢呉]、ハク[漢]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」

土3+14=総画数17 U+367A
音読: キ[漢]、ギ[呉]
◆道が四方八方に通じているさま、四方八方に通じている主要な道、同「逵」「馗」
◆土を盛る、盛り土
鳥部
塹堑𡐛
土3+14=総画数17 U+58CD
音読: セン[漢呉]、ザン[慣]
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
筆順
塤𡎖埙坃
土3+14=総画数17 U+58CE
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆卵形の陶製の笛、同「壦」 {楽器(管楽器)}
璽𤫆玺
土3+14=総画数17 U+58D0
音読: シ[漢呉]
訓読: しるし
◆天子や諸侯の印鑑、後に天子の印鑑
◆天子であることの印(しるし)
漢字林(非部首部別)
𡐍
土3+14=総画数17 U+58D1
音読: カク[漢呉]、ガク[慣]
◆深く落ち窪(くぼ)んだところ、谷(たに)
◆溝(みぞ)、筋状に続く窪み、同「㕡」
筆順
𡑅𡒦压圧
土3+14=総画数17 U+58D3
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]、アツ[慣]
訓読: お・す、おさ・える、へ・す
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
注解:中国での簡体字は「压」、日本・韓国などでは「圧」
筆順
𡑏𡑹
土3+14=総画数17 U+58D4
音読: トウ[漢呉]
◆土を盛り上げて高くしたところ、土が盛り上がって高いところ、同「堡」「堢」
𡐒
土3+14=総画数17 U+58D5
音読: コウ[漢]、ゴウ[呉]
訓読: ほり
◆都市や城の周りに巡らせた堀(ほり)、堀(ほり)、窪(くぼ)み、同「濠」
注解:水がない堀を「壕」、水を湛えた堀を「濠」にすることが多い
筆順

土3+14=総画数17 U+58D6
音読: ゼン、ネン
◆川沿いの土地、同「堧」「【通典:巻十:食貨十:漕運】故盡河壖棄地(壖而緣反謂緣河邊地)」

土3+14=総画数17 U+58D7
訓読: まま
◆[日]「壗下(まました)」、地名、神奈川県南足柄市
◆簡「𡋤」、「𡋤」は中国で「壗」の簡体字
筆順
𡒋
土3+14=総画数17 U+2148B
音読: キョウ
◆(土に作物を育てるために必要な養分が含まれていない、土が固い・石が多いなど耕作地に向かない)痩(や)せた土地、同「墽」「塙」「磽」
𡒍
土3+14=総画数17 U+2148D
音読: シュ[漢]、ジュ[呉]
◆土を寄せ集める、また寄せ集めて積み上げる、盛り土をする
𡒎
土3+14=総画数17 U+2148E
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
◆(目的とするところにまで通じている)道、経路、同「途」「【故司隸校尉犍為楊君頌(故司隸校尉楗為楊君頌)】𡒎路歮難」
𡒐𦥊𡏸
土3+14=総画数17 U+21490
音読: チ[漢呉]
◆腹が立って言うことを聞かないさま、また従わないさま、逆(さか)らうさま、同「懫」
𡒑
土3+14=総画数17 U+21491
音読: 未詳
◆北嶽ホクガク(道教の五岳の一つで山西省大同市渾源県にある山の名、別名「恆山コウザン」)の地神チジン(天に対しての地の神)の姓、名は「𠨤君(音未詳)」「【太清金液神氣經(《正統道藏》洞神部衆術類):卷中第二:地神姓名字秘文】…北嶽姓𡒑名𠨤君…」「【字彙補:丑集:土部:𡒑】音未詳太淸金液神氣經北岳姓𡒑」 {山西省})
𡒒
土3+14=総画数17 U+21492
音読: シュク、ジュク、ズク
◆食べ頃になるまで十分に火を通す、また煮る、また焼く、同「熟」
◆祭礼の際に神前に生きたままの姿で供(そな)える牛などの家畜、生け贄(いけにえ)、同「牲」
𡒔
土3+14=総画数17 U+21494
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:亥集下:鹿部:麈】《恩平郡譜》麈謂之荒鹿謂之𡒔」
𡒖𡉙𡍳
土3+14=総画数17 U+21496
音読: キ、ケ
◆屋根や壁などに泥(壁土)を塗る、同「墍」
𡒡鼓部
𡒣
土3+14=総画数17 U+214A3
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
◆粘土ネンド(ねばつち)、粘土を塗る、粘土を塗って隙間を塞ぐ、同「堇」
◆土に埋める、埋葬する
𡒦壓𡑅压圧
土3+14=総画数17 U+214A6
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]、アツ[慣]
訓読: お・す、おさ・える、へ・す
◆上から下に向けて押え付けるように力を加える
◆力で押え付ける、押え付けて従わせる
𡒨殯𣩵殡
土3+14=総画数17 U+214A8
音読: ヒン[漢呉]
◆死者を埋葬するまでの間、遺体を棺に納めて安置し手厚く弔う、同「殮」
𡒩
土3+14=総画数17 U+214A9
音読: コウ[漢呉]
◆弓矢や剣などの武器を入れる大きな袋、甲冑カッチュウなどの武具を入れる大きな袋、同「𩏤」
𡒲
土3+14=総画数17 U+214B2
音読: チン、ジン
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」「𪋻」
𡓄
土3+14=総画数17 U+214C4
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:{⿰土(莑-丰+羊)}𡓄】敷容反」
廛𢋨㢆㕓𠪨𡏂壥鄽𢌅𨞬䣑
土3+15=総画数18 U+367B
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市㙻シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
塁壘壨垒
土3+15=総画数18 U+367C
音読: ルイ[漢呉]
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱㙼ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
言部
𡐖
土3+15=総画数18 U+58CF
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆田畑の土が堅いさま、同「𡒓」
◆「壏埮カンタン」、平坦で細長い土地
塁壨垒㙼
土3+15=総画数18 U+58D8
音読: ルイ[漢呉]
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱壘ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
漢字林(非部首部別)
筆順

土3+15=総画数18 U+58D9
音読: コウ[漢呉]
◆墓穴ボケツ(はかあな)、穴
◆何もなくがらんとしているさま
◆広々として何もない原野
筆順
白部
𡒉𡒤
土3+15=総画数18 U+21489
音読: ソウ、ゾウ
◆「克𡒉コクソウ」、人名、姓は「鄭テイ」、1662年~1681年
𡒓𥃆
土3+15=総画数18 U+21493
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆田畑の土が堅いさま、同「壏」
𡒤𡒉
土3+15=総画数18 U+214A4
音読: ソウ、ゾウ
◆「克𡒤コクソウ」、人名、姓は「鄭テイ」、1662年~1681年
𡒥臧𤖔
土3+15=総画数18 U+214A5
音読: ソウ[漢呉]
◆善い、良い、うまくいく
◆男の奴隷
◆しまう、中に入れて隠す、同「蔵」
◆賄賂ワイロ、同「贓」
𡒰墬𡏇𨻐𡑸𡒿𡓬嶳𡍑坔
土3+15=総画数18 U+214B0
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡒳
土3+15=総画数18 U+214B3
音読: ベン、メン
◆土地を平らに均(なら)す道具
𡒴
土3+15=総画数18 U+214B4
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𡑸」の異体字か?
𡒶𡏆
土3+15=総画数18 U+214B6
訓読: こやし
◆[日]地名用字 {和製漢字の辞典:土部:𡒶}
𡒼墼𡐊𡑼
土3+15=総画数18 U+214BC
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆粘土を(焼かずに)乾燥させ煉瓦状に固めたもの、日干しレンガ、泥レンガ
𡒽凷𠙽𠚛
土3+15=総画数18 U+214BD
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)
𡒿墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡓬嶳𡍑坔
土3+15=総画数18 U+214BF
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡓉𡓷
土3+15=総画数18 U+214C9
音読: タ、ダ
◆落ちる、落下する、崩れ落ちる、同「墮」
◆野菜や米などの食材や食べ終わった後の食器などを洗った食材の切れ端や残飯などが混じった水「【字彙補:丑集:土部:𡓉】徒果切音舵落也泔也◯或作𡓷」
𡓊
土3+15=総画数18 U+214CA
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:廢第二十:墢𡓊】坡也或不省」

土3+16=総画数19 U+367E
音読: カク、ガク
◆土が硬(かた)い土地、同「埆」「塙」
◆石が多い土地、同「礐」「确」
垆𡉴
土3+16=総画数19 U+58DA
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆粘り気がない黒く固い土
◆酒を温める土製の竈かまど
◆(酒屋は酒を温める竈を設けていたことから)酒屋
筆順

土3+16=総画数19 U+58DB
音読: エン[漢呉]
◆「歩壛」、建物を繋ぐ廊下

土3+16=総画数19 U+58DC
音読: タン[漢]、ドン[呉]
訓読: びん
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「墵」「埮」「罎」「瓶」
◆[日]瓶(ぴん)、液体を入れる容器、同「瓶」「罎」
筆順

土3+16=総画数19 U+58DD
音読: イ[漢]、ユイ[呉]
◆低い土盛り、土を盛って上を平らにした祭壇の周りを囲む低い土盛り、同「堳」
壊𡎯𣀤𣀩𢽫𢾣
土3+16=総画数19 U+58DE
音読: カイ[漢]、エ[呉]
訓読: こわ・れる、こわ・す
◆毀(こぼ)れる、崩れる、損(そこ)なう、破れる、欠ける、潰(つぶ)れる、元来ガンライの或いは本来の形や状態でなくなる
◆簡「坏」
漢字林(非部首部別)
筆順
壠垅垄
土3+16=総画数19 U+58DF
音読: リョウ[漢]、ル[呉]、ロウ[慣]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
筆順
垅壟垄
土3+16=総画数19 U+58E0
音読: リョウ[漢]、ル[呉]、ロウ[慣]
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
叡𡓝睿𧇖𥈠
土3+16=総画数19 U+58E1
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
坜𡐰
土3+16=総画数19 U+58E2
音読: レキ[漢]、リャク[呉]
◆底深い穴、或いは奥深い穴、同「坑」
𡓐堮𡑇
土3+16=総画数19 U+214D0
音読: ガク[漢呉]
◆崖(がけ)などのように地形が大きく変わるところ、地(土地、地形)の境目、同「圻」「鄂」
◆崖(がけ)、"厂"字形に急角度で落ち込む縁(へり)の部分
𡓑埻𡓣
土3+16=総画数19 U+214D1
音読: ①シュン[漢呉]②カク[漢]、キャク[呉]

◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土(もりつち)、安土(あずち)

◆「𡓑端カクタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」
𡓒
土3+16=総画数19 U+214D2
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𡓒】博雅墮也」「【康熙字典:丑集中:土部:𡓒】《字彙補》落代切音賴《博雅》益也」
𡓓
土3+16=総画数19 U+214D3
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡓓】玉篇古文垔字鐘鼎文多借為寅字古寅與垔通」
𡓔壈𡒄
土3+16=総画数19 U+214D4
音読: ラン
◆「坎𡓔カンラン」◇平坦ヘイタンでないさま◇思い通りにいかない(ならない)さま
𡓙墣㙸𡑿
土3+16=総画数19 U+214D9
音読: ホク[漢呉]、ハク[漢]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「圤」
𡓚墾𡍭垦
土3+16=総画数19 U+214DA
音読: コン[漢呉]
◆荒れ地を田畑にするために(新たな田畑を切り開くために)耕す
𡓛谷部
𡓜墻墙𡒅
土3+16=総画数19 U+214DC
音読: ショウ[漢]、ゾウ[呉]
訓読: かき
◆土や石を積んだ土塀(どべい)・石垣(いしがき)などの内と外を仕切り遮(さえぎ)る構築物、障壁ショウヘキ、「垣墻エンショウ」、同「牆」
𡓝叡壡睿𧇖𥈠
土3+16=総画数19 U+214DD
音読: エイ[漢呉]
◆ものの奥深くまで見通すことができるさま、ものの本質を見極めることができるさま
◆聡明なさま
◆天子を敬(うやま)って用いる語
注解:「【玉篇:卷二:土部第九:𡓝】餘贅切智也明也聖也古睿字」
𡓣埻𡓑
土3+16=総画数19 U+214E3
音読: ①シュン[漢呉]②カク[漢]、キャク[呉]

◆弓の的(まと)、弓の的を置く(或いは弓の的とする)盛り土(もりつち)、安土(あずち)

◆「𡓣端カクタン」、古国名、崑崙コンロン(現中国西部にあったとされる山、崑崙虛、崑崙山、崑崙丘)の東南の砂漠にあったという「【山海經:海內東經】國在流沙中者埻端(音敦)璽㬇(音喚或作繭㬉)在崑崙墟東南一曰海內之郡不為郡縣在流沙中」「【玉篇:卷二:土部第九:{⿰土𩫖}】古獲切{⿰土𩫖}端國名」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:𡓣埻】𡓣端國名隷作埻」
𡓤
土3+16=総画数19 U+214E4
音読: タイ[漢]、デ、ダイ[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)、同「塊」
◆崩れる、崩れ落ちる、同「隤」

土3+17=総画数20 U+3680
音読: キ[漢呉]
◆丘や山などが崩(くず)れそうで危(あや)ういさま、同「隵」
◆(丘や山などが)崩れる、同「虧」「𡓰」
𡑜
土3+17=総画数20 U+58E3
音読: リン[漢呉]
◆野菜畑の畝(うね、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げた所)

土3+17=総画数20 U+58E4
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆柔らかい土、耕(たがや)して柔らかくした土
◆土地、大地
◆作物が豊かに実る、同「穰」
筆順
廛𢋨㢆㕓𠪨㙻𡏂鄽𢌅𨞬䣑
土3+17=総画数20 U+58E5
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆一世帯に割り当てられた城下の宅地、またそこに建てられた住宅
◆「市壥シテン」、城下の割り当てられた宅地に構えた店、その店舗兼住宅には税が課せられたが商売による利益は税が免除された
筆順

土3+17=総画数20 U+58E6
音読: ケン、コン
◆「壦務ケンム」、山名、未詳「【書蕉:卷下:壦務(音權旄)】栢人城東北有一孤山…城西有碑漢桓帝時徐整所立銘曰上有壦務山王喬所仙收爲莊嚴寺碑壦務之精即用此事」
◆卵形の陶製の笛、同「壎」「【玉篇:卷二:土部第九:壎】・・・𡎖同坃壦並古文」 {楽器(管楽器)}
𡓨
土3+17=総画数20 U+214E8
音読: 未詳
◆未詳
𡓬墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿嶳𡍑坔
土3+17=総画数20 U+214EC
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: つち
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
𡓭㣆𢑃
土3+17=総画数20 U+214ED
音読: ビ、ミ
◆張っていた弓の弦(つる)を弛(ゆる)める、同「彌」「瓕」
◆遥(はる)か遠いさま、はるか遠くまで続いているさま、同「彌」
◆玉ギョク(美しく高貴な石)名、同「瓕」
𡓰
土3+17=総画数20 U+214F0
音読: キ、ギ
◆(丘や山などが)崩れる、同「虧」「𡓰」
𡓴𡊄𠬁𡊅𡍊𥻎𡏙𢍨𥹻𥽒𡊯𡏰𣀲𣀰𣀱
土3+17=総画数20 U+214F4
音読: フン[漢呉]
◆塵(ごみ)を掃(はら)う、払い除(の)ける、汚(よご)れを取り除く、同「糞」
𡓱壅㙲
土3+18=総画数21 U+214F1
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: ふさ・ぐ
◆塞(ふさ)ぐ、土を盛って塞ぐ、土で蔽(おお)う
◆植物や堤防などの根元に土を盛る
◆「雞壅、鷄壅ケイヨウ」、芡實(芡実、ケンジツ)、オニバスの種子、生薬として利用され強壮効果があるという未詳、同「雞雍、鷄雍」、別名「鶏頭ケイトウ」「【玉篇:卷二:田部第十三:㽫】於容切鷄頭也」
𡓲
土3+18=総画数21 U+214F2
音読: トウ[漢呉]
◆崩れ落ちる、倒れ落ちる
◆下に(地に)着く、安定した状態になる「【康熙字典:丑集中:土部:塌】《同文備考》塌牀著地而安也从土𦐇聲近地之意」
𡓵寅㝙𡩟
土3+18=総画数21 U+214F5
音読: イン[漢呉]
訓読: とら
◆十二支の三番目、方角では東北東、時刻では午前四時を中心とした二時間、日の出の方角また時刻 {十二支}
◆敬う、敬い慎(つつし)む、同「夤」
𡓶嚚𠽺𠿦𡅚𡂨𡓿𡁬
土3+18=総画数21 U+214F6
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆愚(おろ)かなさま、道理をわきまえないさま、またそのような言葉
𡓼
土3+18=総画数21 U+214FC
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:土部:𡓼】《奚韻》同壑」
𡓿嚚𠽺𠿦𡅚𡂨𡓶𡁬
土3+18=総画数21 U+214FF
音読: ギン[漢]、ゴン[呉]
◆愚(おろ)かなさま、道理をわきまえないさま、またそのような言葉
𡔀𢥀𢥙
土3+18=総画数21 U+21500
音読: ユウ
◆未詳「【字彙補:丑集:土部:𡔀】說文長箋曰石鼓文所斿𡔀𡔀釋作憂或作夔並未詳定」「【中華字海:夂部:𡔀】同"悠"」「【中華字海:又部:𢥀】同"悠"」
𡔁
土3+18=総画数21 U+21501
音読: ライ[漢呉]
◆「㙗𡔁イライ」、土地が平坦ヘイタンでないさま「【管子:卷第二十四:輕重乙第八十一】…山閒㙗𡔁不為用之壤…」
◆女牆ジョショウ、姫垣・姫牆ひめがき、城壁の上の見張りや攻撃のために"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた背の低い壁「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:堞{⿰土𣏼}】二俗𡐽𡍕二正徒𦯧反城上垣也即女牆也四堞𡔁二俗同上」
𡔂塞塞𡺶𡫼𥤧
土3+19=総画数22 U+21502
音読: ①ソク[漢呉]②サイ[漢呉]
訓読: ふさ・ぐ

◆隙間(すきま)を埋(う)める、空(す)いている所に物を詰(つ)め込む、同「窒」
◆ぎっしりと詰める、満たす

◆隙間を埋めて行き来ができないようにする
◆(道を塞いで)外敵の侵入を防ぐための砦(とりで)
◆険要ケンヨウの地
𡔅重𡍴𡍺𨤣𡒀𡔌
土3+19=総画数22 U+21505
音読: チョウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: おも・い、かさ・なる、え
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
𡔆
土3+19=総画数22 U+21506
音読: リョウ[漢]、ル[呉]
◆塗(ぬ)る
𡔈𢀯𢀰
土3+19=総画数22 U+21508
音読: ショ、ソ
◆同「初」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ、当初は「𡔈」だったという
𡔉
土3+19=総画数22 U+21509
音読: リ[漢呉]、レイ[漢]、ライ[呉]
◆地中で草木の種の根が生える、また根が生え芽が出る
𡔋墩墪
土3+19=総画数22 U+2150B
音読: トン[漢呉]
◆土盛り、平らなところに土を丸く盛り上げた所
◆ものの土台になるような厚みのある石や木、「墩台トンタイ(礎石、土台石)」「橋墩キョウトン(橋脚)」「樹墩ジュトン(切り株)」
𪚝龍部

土3+20=総画数23 U+58E7
音読: ガン[漢]、ゲン[呉]
◆巌(いわお)、ごつごつした大きな岩、同「巖」
塁壘垒㙼
土3+20=総画数23 U+58E8
音読: ルイ[漢呉]
◆(防御・防護のために)土や石を積み上げたもの、「土塁ドルイ」
◆積み上げる
◆「鬱壨ウツルイ」、「神荼シント」と共に神の名、二人は兄弟で度朔山山頂の桃の木の下で辺りを見張り、鬼が入り込んで禍を成そうとすれば、縄で縛り虎に食わせるという、後に悪鬼・厄災を払う門神として、門に二神の像を描いた紙を貼るようになった「【論衡:亂龍】上古之人有神荼鬱壘者昆弟二人性能執鬼居東海度朔山上立桃樹下簡閱百鬼鬼無道理妄為人禍荼與鬱壘縛以盧索執以食虎」
𡔊
土3+20=総画数23 U+2150A
音読: シュク[漢]、ジュク[呉]
◆門の両側にある建物、主君に謁見する前に衣服を改めたり作法・次第などを確認するための控えの建物であったようである、同「𨷙」「【古今注:卷上:都邑第二】塾門外之舍也臣來朝君至門外當就舍更衣熟詳所應對之事」
◆個人が自宅で教授するところ「【禮記:學記】古之教者家有塾黨有庠術有序國有學(「庠」「序」「學」はいずれも学校)
𡔌重𡍴𡍺𨤣𡒀𡔅
土3+20=総画数23 U+2150C
音読: チョウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: おも・い、かさ・なる、え
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい

土3+21=総画数24 U+3681
音読: キョウ[漢呉]
◆高く上げる、高く掲(かか)げる、同「翹」

土3+21=総画数24 U+58E9
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
◆水を堰(せ)き止めるために築いた堰(せき)、同「䃻」「𥓏」「垻」
𡔏
土3+21=総画数24 U+2150F
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
◆塞(ふさ)がる「【楚辭(劉向):卷十六:九歎:逢紛】…願承閒而自恃兮徑淫曀而道𡔏(…径路闇昧遂以壅塞…𡔏音雍)」

土3+22=総画数25 U+3682
音読: ジョウ、ニョウ
◆土埃(つちぼこり)
◆土窟(ドクツ)、土を掘って作った洞穴

土3+22=総画数25 U+58EA
音読: ワン、エン
◆山間の狭い土地
◆地名用字「【雲南通志:卷三:山川:雲南府:太和縣】…温泉(有三…一曰波羅壪在城西北十五里…)」
𡔗
土3+26=総画数29 U+21517
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:𡔗{⿱(⿰𡧱谷)土}{⿱(⿰(⿱宀𠮷)殳)土}{⿱(⿰𡧱谷)土}{⿱(⿰(⿳士冖谷)殳)土}】四俗{⿱(⿰(⿱止谷)又)土}正呼各反溝也谷也坑𡔗丘墟也」「【字彙補:丑集:土部:𡔗】呼各切音■荅也丘墟也溝坑也」
𡔘
土3+27=総画数30 U+21518
音読: 未詳
◆未詳
𡔙𪋻𡔚
土3+33=総画数36 U+21519
音読: チン、ジン
◆鹿が塵(ちり)を巻き上げながら暴れる、また一目散に駆けて行く
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」
𡔚𪋻𡔙
土3+36=総画数39 U+2151A
音読: チン、ジン
◆鹿が塵(ちり)を巻き上げながら暴れる、また一目散に駆けて行く
◆塵(ちり)、風などによって宙に舞い上がった細かい土や砂など、同「塵」


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