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[辞典・用語][漢字林][月部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 月部] [部首索引]


月4+0=総画数4 U+6708 [ゲツ、ゴチ、ガツ/つき]
◆地球の衛星の名、太陰タイイン、「日」を「太陽」というのに対して月を「太陰」という
◆一年をほぼ十二等分した期間、新月(月が見えなくなる日)から次の新月までの期間
◆七曜の一つ
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆つきへん、部首名
注解:本来の「月」は二本の横画の右側が離れている字形、現在の字形のように横画が左右の縦画に付いているものは「肉月にくづき」と呼び、横棒ではなく「⺀」となる字形は「舟月ふなづき」と呼ぶ {漢字(月)}
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+1=総画数5 U+808A [ヨク、オク/おく・する]
◆胸、胸の骨
◆胸の奥にある考えや気持ち、心の内を推し量る
◆気後(きおく)れする、怖がる
𣍝月(舟)4+1=総画数5 U+2335D [シュウ、シュ/ふね、ふな]
◆川や沿岸を行き来するための船
注解:「舟」と「船」は同義だが、漢代では東方で「舟」・西方で「船」といい、後には一般に「舟」は小形のものを、「船」は大形のものを指すようになった「【方言:第九】舟自關而西謂之船自關而東或謂之舟或謂之航」「【太平御覽:卷第七百七十:舟部三:舟下】周處風土記曰小曰舟大曰船」
◆酒壺など下に敷く盆、(人を乗せる舟のように)上に載せたものを下で受けるもの
◆帯(お)びる、身に着ける
月(肉)4+2=総画数6 U+43CC [キツ、コチ/]
◆小刻みに動く、揺れ動く、振(ふ)れる「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䏌】呼乞切振眸也」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+2=総画数6 U+43CD [エン/]
◆小さな虫
◆ボウフラ(孑孑・孑孒)、カ(蚊、カ科の昆虫)の幼虫、別名「蛣蟩キツケツ」、同「蜎」「蠉」
漢字林(非部首部別)
刀部
月4+2=総画数6 U+6709 [ユウ、ウ/あ・る]
◆~がある、~はある、在(あ)る、居(い)る、一定の範囲や場所に存在する、「有力ユウリョク(力がある)」「稀有ケウ(稀にある、稀にしかない)」、「無」の対義語
◆持っている、備わっている、「所有ショユウ」「固有コユウ(本来持っている、それだけに特に備わっている)」
◆起こる、生じる、「有事ユウジ(事がある、事が起こる)」
◆ある状態になってそれが引き続いている、「保有ホユウ」
◆或る~、不特定の人や物事を指す
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+2=総画数6 U+808B [ロク/あばら]
◆心臓や肺などの胸部の内臓を取り囲むように並んだ骨、「肋骨ロッコツ(あばらぼね)」 {人体(胴部)}
◆「肋脦ロクトク」、(身なりが)だらしないさま、きちんとしていないさま「【集韻:卷十:入聲下:徳第二十五:脦】肋脦不正容止也」
◆「雞肋ケイロク」◇ニワトリ(鶏)の肋骨ロッコツ(あばらぼね)◇あまり役には立たないが捨ててしまうには惜しいかと思うもの(「鶏の肋骨は食べるところはないが、かといって捨ててしまうのは何となくもったいない」の意)「【三國志:魏志:武帝紀】二十四年春…夏侯淵與劉備戰於陽平…(九州春秋曰時王欲還出令曰雞肋官屬不知所謂主簿楊修便自嚴裝人驚問修何以知之修曰夫雞肋棄之如可惜食之無所得以比漢中知王欲還也)」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+2=総画数6 U+808C [キ/はだ] 𩨒
◆皮膚や肉や筋肉など人や動物の骨を除いた部分、「肌肉キニク(筋肉)」「肌膚キフ(肉と皮膚)」「肌骨キコツ(肉と骨、骨身)」
◆肉の表面、皮膚
◆[日]はだ、ものの表面
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+2=総画数6 U+808D [キュウ、グ/]
◆肉の塩漬けにして熟成させたもの
月(肉)4+2=総画数6 U+808E [コウ、ワイ、エ/] 𣍟𦘫𠕔
◆骨に付いている肉、同「肯」
◆吐(は)く
漢字林(非部首部別)
𣍞月(舟)4+2=総画数6 U+2335E [フク、ブク/] 服𦨕𦨋𦨈𦨊
◆命令や指示に沿い合わせる、命令や指示に従う
◆自分の考えにぴったりと収まる、納得する、納得して従う
◆仕事や道具などが手に合う、馴染む、慣れる
◆何時もと同じようにする、また用いる
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、ただ羽織るだけのものや体に巻き付けるものは「服」とはいわない
◆三頭立ての馬車の中央の一頭、四頭立ての馬車の中央の二頭、「両外側からぴったりと挟まれている」の意、両外側の二頭を「騑馬」という
注解:いずれも「合う、嵌まる、収まるさま(𠬝)」の意
𦘭月(肉)4+2=総画数6 U+2662D [テイ、チョウ/]
◆盛り並べられた食べ物、同「飣」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦘭】丁定切𦘭食也」「【集韻:卷八:去聲下:徑第四十六:飣𦘭】置食也」
𦘰月(肉)4+2=総画数6 U+26630 [ベン、メン/] 眄䀎𥄝
◆視線を合わさないよう顔を背(そむ)け横を見る「【說文解字:目部:眄】目偏合也一曰衺視也」
◆視線を合わさずにちらっと見る
𦘲月(肉)4+2=総画数6 U+26632 [ヒツ、ヒチ/]
◆首筋(首の後ろ側)の肉
𪱙月(肉)4+2=総画数6 U+2AC59 [未詳/]
◆未詳「【六書故:卷十二:人五:𪱙】陟桺切說文臂節也(說文从肉寸寸者手寸口也按𪱙𡉈尺上从寸無義乃又聲也又之譌為寸者不一㝊𪱙{⿰酉又}皆㠯又爲聲…)」
月(肉)4+3=総画数7 U+43CF [ク/]
◆地方の町村の名、未詳、同「𦘼」
注解:「肝」
月(肉)4+3=総画数7 U+8090 [カク/] 𦘸𦙊𩨘
◆腋(わき)の下、同「胳」
月(肉)4+3=総画数7 U+8091 [テキ、ジャク、ハク、ホク/]
◆両脇腹
◆下腹部、下腹(したばら)が肥えているさま
◆手足の指の関節が鳴る、また鳴らす、またその音、同「𥭖(𩐟)」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+3=総画数7 U+8092 [カン、ガン/]
◆手で掻きむしってできた瘡蓋(かさぶた)
月(肉)4+3=総画数7 U+8093 [コウ/] 𦘻
◆心臓と横隔膜に挟まれた部分、体の内の奥まっていて手(鍼、治療用の針)も届かず見定めることもできず治療ができないところ
◆「膏肓コウコウ」、手の施(ほどこ)しようがないさま「【春秋左傳正義:成公:成公十年】醫至曰疾不可爲也在肓之上膏之下攻之不可達之不及藥不至焉不可為也(《注》達針)」
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+8094 [チ/]
◆腸チョウ(はらわた)を切り裂く、また刳(えぐ)り出す
月(肉)4+3=総画数7 U+8095 [ジン、ニン/]
◆体がしなやかで強いさま、強靭なさま
月(肉)4+3=総画数7 U+8096 [ショウ/に・る、あやか・る]
◆(子が親などに)似る、(姿形が)似ている、「不肖フショウ(親に似ない、親に似ず至らない、親に似ず愚か、私の謙譲語)」
◆元になるものに似せる、「肖像ショウゾウ」
◆小さい
◆[日]あやか・る、あるものに似せる、あるものと同じようになる
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+8097 [ジョ、ニョ/]
◆肉や魚が腐る
月(肉)4+3=総画数7 U+8098 [チュウ/ひじ]
◆上臂ジョウヒ(日本でいう上腕ジョウワン、腕の肩から肘まで)と前臂ゼンヒ(日本でいう前腕ゼンワン、腕の肘から手首まで)を繋ぐ関節の部分 {人体(上肢)}
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+8099 [エン/]
◆小さな虫
◆ボウフラ(孑孑・孑孒)、カ(蚊、カ科の昆虫)の幼虫、別名「蛣蟩キツケツ」、同「蜎」「蠉」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+809A [ト、ツ、ズ/はら]
◆(人や動物の)腹、体の前の胸の下から骨盤までの胃や腸のある部分、同「腹」 {人体(胴部)}
◆腹のように円(まる)く膨れる、またそのような形
◆腹の中、腹の中にある考えや思い
◆食用や薬用に用いる動物の胃袋
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+809B [コウ/]
◆直腸の先から尻の穴までの部分、尻の穴、「肛門コウモン」
◆「胮肛ホウコウ」、腫(は)れる、脹(ふく)れる
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+809C [ユウ、ユ、シン/]
◆祭礼の次の日に引き続いて行われる祭礼
◆船が進み行くさま
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+3=総画数7 U+809D [カン/きも]
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、多機能の臓器 {人体(内臓)}
◆人や動物の最も大切な臓器、物事の大切なもの、根幹となるもの「【釋名:釋形體】肝幹也五行屬木故其體狀有枝幹也凡物以大為幹也」「【老子道德經:成象】谷神不死(谷養也人能養神則不死也神謂五臟之神也肝藏魂肺藏魄心藏神腎藏精脾藏志五藏盡傷則五神去矣)」
◆[日]きも、度胸、臆(おく)することない心
注解:「䏏」
筆順
月(肉)4+3=総画数7 U+809E [サ、シャ/]
◆乾燥させた肉、干し肉、同「脯」「腊」
◆腹が鳴る
月(肉)4+3=総画数7 U+809F [アク/]
◆オキシムoxime、有機化合物
月(肉)4+3=総画数7 U+80A0 [チョウ、ジョウ/はらわた] 腸膓
◆胃から肛門までの管状の消化器官の総称、「小腸」「大腸」「直腸」から成る {人体(内臓)}
◆[日]はらわた、腹部にある臓器、動物の内臓
𣍟月(肉)4+3=総画数7 U+2335F [コウ、ワイ、エ/] 肎𦘫𠕔
◆骨に付いている肉、同「肯」
◆吐(は)く
𣍡月4+3=総画数7 U+23361 [キ、コ/] 朞𣇳𣅆
◆一年、年が一巡すること、同「稘」「期」
◆一カ月、月日が一巡すること
𣍢月4+3=総画数7 U+23362 [ボウ、モウ/のぞ・む、もち] 望𥩿朢𦣠𢾘
◆待っている人や物事の到着をまだかまだかと待つ、期待する、そうなって欲しいと思う
◆(待ち望む方を)見やる、遠くを見やる
◆仰ぎ見る、他から仰ぎ見られる
◆もち、陰暦の十五日、満月の日
𦘴月(肉)4+3=総画数7 U+26634 [ト、ツ/] 𦙅
◆腹が膨れるさま、腹が膨れているさま、「胍𦘴コト」「𦘴胍トコ」
漢字林(非部首部別)
𦘶月(肉)4+3=総画数7 U+26636 [クン/]
◆羊肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)、同「臐」「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:臐𦘶】羊𦞦也」
𦘷月(肉)4+3=総画数7 U+26637 [未詳/]
◆未詳「【正字通:未集下:肉部:𦘷】同胘亦作{⿱幺月}」
𦘸月(肉)4+3=総画数7 U+26638 [カク/] 肐𦙊𩨘
◆腋(わき)の下、同「胳」
𦘺月(肉)4+3=総画数7 U+2663A [ヒ、ビ/こ・える、こえ、こ・やす]
◆脂肪を多く含んだ肉が付いている、脂肪を多く含んだ肉が付いて太っている、肉付きが良い
◆土がたっぷりと養分を含んでいる、地味(ちみ)が良い
◆地味(ちみ)を良くするために与える養分
◆たっぷりと貯(たくわ)えがあるさま、豊(ゆた)かなさま、ゆとりがあるさま
𦘼月(肉)4+3=総画数7 U+2663C [ク/]
◆地方の町村の名、未詳、同「䏏」「【字彙補:未集:肉部:𦘼】石鼓文其𣥲𦘼來鄭作䏏」
歹部
月(肉)4+4=総画数8 U+43D0 [ケツ、ケチ/] 𦚀
◆孔(あな)、反対側に突き抜けている穴、「孔䏐コウケツ」
月(肉)4+4=総画数8 U+43D2 [ヘン/]
◆生贄(いけにえ)の一頭を半分に切り分けた片方、同「胖」「𦚓」
月(肉)4+4=総画数8 U+43D4 [ジュウ、ニュウ/]
◆肉を食う
◆肘(ひじ)、上臂ジョウヒ(日本でいう上腕)と前臂ゼンヒ(日本でいう前腕)を繋ぐ関節の部分 {人体(上肢)}
◆柔らかく良質な肉、よく肥(こ)えたおいしい肉、同「腬」
◆鼻血、鼻からの出血、同「衄」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+4=総画数8 U+43D5 [ジン、ニン/] 𦜙
◆(肉を)柔らかくなるまでよく煮込む、同「飪」
◆(柔らかくなるまでよく煮込んだ)肉のスープsoup
月(肉)4+4=総画数8 U+43D6 [イン/] 𦙢
◆傷(きず)や腫れ物(はれもの)が治(なお)った後に残る痕(あと)、傷痕(きずあと)や染(し)み、同「瘢」
月(肉)4+4=総画数8 U+43D9 [タン、ダン/]
◆肉汁のどろどろとした澱(おり、沈殿物)
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+4=総画数8 U+43DA [ソウ、ショウ/]
◆肋骨の下から腰骨の上の両脇腹の柔らかい部分
月(肉)4+4=総画数8 U+43DB [ジュン、ニン/] 𦚧
◆「䏛䏰シュンジン」◇県名、未詳「【廣韻:上聲:準:蠢:𦚧】漢𦚧䏰縣名在巴東郡」「【通雅:卷四十七】𦚧䏰以名其縣江南北呼」「【康熙字典:未集下:肉部:𦚧】《註》洪氏云開州盛山郡義寧二年置後名𦚧䏰縣故城在今夔州雲安縣西」◇地中に住むという虫の名、ミミズ(蚯蚓)キュウインのことだという「【通雅:卷四十七】𦚧䏰附引皆蚯蚓也」
月(肉)4+4=総画数8 U+43DD [セン、ゼン、シュン、ジュン/] 膞𦝏
◆肉の塊を小さく切り分けたもの
◆膝頭(ひざがしら)、膝盖(シツガイ)、膝小僧(ひざごぞう)
◆脹脛(ふくらはぎ)、脛(すね、膝から足首までの部分)の後ろ側
◆鳥の胃袋
◆陶器を作るための轆轤台(ロクロダイ、回転台)
冂部
日部
月(肉)4+4=総画数8 U+670A [カン、ゲン/]
◆胃の内部の空間、同「脘」
◆人の陰部(インブ)「【玉篇:卷七:肉部第八十一:朊】人陰異呼」
◆蛋白質(タンパクシツ)
月4+4=総画数8 U+670B [ホウ、ボウ/とも]
◆同じ道を志(こころざ)す、同じ師に学ぶ、同じ目的を持って集まる、またそのような人、同門の人、「友」は同じ思いや考えを持つ人「【論語注疏:卷一】正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友」
漢字林(非部首部別)
筆順
月4+4=総画数8 U+670C [ハン、ヘン、フン、ブン/]
◆(多くの人に)分け与える、分配する、配布する、同「頒」
注解:本字(U+670C)の偏は「つき」で「にくづき」の「肦(U+80A6)」とは別字 {漢字(月)}
月(舟)4+4=総画数8 U+670D [フク、ブク/] 𣍞𦨕𦨋𦨈𦨊
◆命令や指示に沿い合わせる、命令や指示に従う
◆自分の考えにぴったりと収まる、納得する、納得して従う
◆仕事や道具などが手に合う、馴染む、慣れる
◆何時もと同じようにする、また用いる
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、ただ羽織るだけのものや体に巻き付けるものは「服」とはいわない
◆三頭立ての馬車の中央の一頭、四頭立ての馬車の中央の二頭、「両外側からぴったりと挟まれている」の意、両外側の二頭を「騑馬」という
注解:いずれも「合う、嵌まる、収まるさま(𠬝)」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80A1 [コ、ク/また、もも] 𦙶
◆腰から"Λ"字状に分かれ部分、大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)、両大腿に挟まれる部分(内側)を「胯」 {人体(下肢)}
◆二つに枝分かれしたもの、"Λ"字状に分かれたもの
◆幾つかに分かれたもの、役割毎に分けた係・担当、幾つかに別れた集団
◆「股肱ココウ」、天子や君主の足(股)となり腕(肱)となり尽くしてくれる人
◆直角不等辺三角形の直角を挟む二つの辺の長い方、短い方を「勾コウ」、斜辺を「弦ケン・ゲン」
◆株(かぶ)、「股市クゥシ(株式市場)」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80A2 [シ/]
◆胴から分かれ出て伸びる腕や足、「四肢シシ(両腕と両足)」、同「𨈛」「𩨵」 {人体(上肢)} {人体(下肢)}
◆枝(えだ)、幹(みき)となる部分から枝状に分かれ出たもの、同「支」「枝」
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80A3 [カン、ゴン/]
◆牛の腹
◆肥えた牛の干し肉、同「𦛜」
◆縮(ちぢ)む、収縮する
◆舌した
◆鞴(ふいご、風を送り出して火を熾す革製の袋、またその装置)の柄(え)「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:肣】肣正胡南反鞲囊柄也」「【廣韻:下平聲:覃第二十二:含:肣】排囊柄也…」
月(肉)4+4=総画数8 U+80A4 [フ/はだ] 膚𦢚
◆肌(はだ)、皮、ものの表面を覆(おお)う薄い膜状のもの、同「膚」
◆表面的な、深みがなく薄っぺらな
◆大きく広がる
◆(中身がぎっしりと詰まっていて)良い、優(すぐ)れている、美しい
◆薄切りの(豚)肉
◆古代の長さの単位、一膚は四本の指をぴったりと付けて平らにした時の幅、指一本の幅を一寸といった
月(肉)4+4=総画数8 U+80A5 [ヒ、ビ/こ・える、こえ、こ・やす] 𦘺
◆脂肪を多く含んだ肉が付いている、脂肪を多く含んだ肉が付いて太っている、肉付きが良い
◆土がたっぷりと養分を含んでいる、地味(ちみ)が良い
◆地味(ちみ)を良くするために与える養分
◆たっぷりと貯(たくわ)えがあるさま、豊(ゆた)かなさま、ゆとりがあるさま
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80A6 [ハン、ヘン/]
◆大きな頭
注解:本字(U+80A6)の偏は「にくづき」で「つき」の「朌(U+670C)」とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+4=総画数8 U+80A7 [ハイ、ヘ/]
◆懐妊して一カ月以内の子、まだ肌や肉の組織が出来上がっていない子、三カ月が経った子は「胎」「【說文解字:肉部:肧】婦孕一月也」「【說文解字:肉部:胎】婦孕三月也」
◆生物や物事が生まれたばかりで、まだしっかりとした形になっていない状態、物事の端緒
◆「胚胎ハイタイ」◇身籠る、妊娠する◇物事の始まり、またその兆(きざ)し
月(肉)4+4=総画数8 U+80A8 [ホウ、ハン、バン/]
◆腫(は)れる、脹(ふく)れる、同「𦣂」「胮」
◆臭いさま
月(肉)4+4=総画数8 U+80A9 [ケン/かた] 𦚑𦙪𢩌𡱎
◆首の付け根から腕の付け根までの部分、四足の動物の場合は両前足の付け根の間の部分 {人体(上肢)}
◆責任や任務などを担(にな)う、またそれによく耐える「【爾雅注疏:釋詁】犯奢果毅剋捷功肩堪勝也(…《疏》皆謂得勝也舎人曰肩強之勝也…)」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80AA [ホウ、ボウ/]
◆肉の脂(あぶら)
◆「脂肪シボウ」、脂の塊、脂身(あぶらみ)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80AB [シュン、ジュン、トン、ドン/] 𦙛
◆誠実で懇(ねんご)ろなさま、心配りが隅々まで行き届いているさま、「肫肫ジュンジュン」「肫懇ジュンコン」
◆食用にするニワトリ(鶏)・ガチョウ(鵝鳥)・カモ(鴨)などの鳥の胃袋、同「胗」
◆頬(ほお、ほほ)、頬骨キョウコツ(ほおぼね、ほほぼね)
◆小さいイノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)
◆「䐊肫コントン」、ワンタン(雲呑・餛飩)、小麦粉に水などを加え捏(こ)ね、丸めた食べ物、またそれを延ばして餡アンを包み込んだ食べ物、同「餛飩・䊐𥸵」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+4=総画数8 U+80AC [ユウ、ウ/いぼ]
◆疣(いぼ)、皮膚の表面にできる小さな肉の突起、同「疣」「𪐤」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80AD [ドツ、ノチ/]
◆「膃肭オツドツ」、丸々と太っているさま、同「𦜬」
◆「膃肭臍オツドツセイ」◇オットセイ(アシカ科の哺乳類)の雄性の性器を材料とした生薬の名、現在は「海狗腎カイゴゥシン」が一般的だという◇[日]オットセイ(膃肭臍)、アシカ科の哺乳類、中国では「海狗カイク・カイゴウ」「膃肭獣ワナイショウ」
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80AE [コウ、ゴウ/]
◆咽(イン、のど、口の奥から食道の入口までの部分)、また喉(コウ、のど、咽の途中から分かれて気管に通じる部分)、また咽喉インコウ(のど、咽と喉の総称)
◆「肮脏コウソウ」、汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「骯髒」
◆繁「骯」
月(肉)4+4=総画数8 U+80AF [コウ/がえん・ずる] 𦙡肻𦚋𦊈
◆骨に付いている肉、同「𣍟」
◆がえん・ずる、同意する、承認する、承知する、頷(うなず)く、「肯定コウテイ」「首肯シュコウ」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80B0 [ゼン、ネン/] 𦛦𦛡𦝸
◆犬の肉
月(肉)4+4=総画数8 U+80B1 [コウ/ひじ] 厷𠬟𠫔𠃋
◆肩から肘(ひじ)までの部分 {人体(上肢)}
◆「股肱ココウ」◇足(股)と腕(肱)◇主君の足(股)となり腕(肱)となり尽くしてくれる家臣
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80B2 [イク/そだ・てる、はぐく・む] 𦝑𩛭
◆(生まれたばかりの子「𠫓」に)栄養や知識などを与えて成長させる、養分を与えて生長させる
◆古「毓」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80B3 [ブン、モン/] 脗䐇𦝮
◆唇(くちびる)、同「唇」「吻」 {人体(頭部)}
◆「肳合ブンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「吻合」
月(肉)4+4=総画数8 U+80B4 [コウ、ギョウ/さかな] 餚𦙩𦘬
◆魚肉などを調理した食べ物、穀類以外の食べ物
◆[日]飲酒の時に供される食べ物
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80B5 [キ、ギ/]
◆「肵俎キソ」、祭礼の際に供物クモツ(犠牲ギセイの心臓と舌)を載(の)せる台
月(肉)4+4=総画数8 U+80B6 [ヒ、ビ/]
◆牛の胃袋、反芻動物の胃袋、鳥の胃袋は「胵」
◆厚い、手厚い
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+4=総画数8 U+80B7 [クツ、コチ/]
◆牛肉
◆動物の肋骨と腰骨の間の軟らかく窪んだ部分、同「膁」「【漢語大字典:月部:肷】身体两旁肋骨和胯骨之间的部分(多指兽类的)」
月(肉)4+4=総画数8 U+80B8 [キツ、コチ/] 肹𦙝𦜱
◆小刻みに揺れ動く、振動する
◆(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)、「肸蠁キツキョウ」「胇肸ヒツキツ」
月(肉)4+4=総画数8 U+80B9 [キツ、コチ/] 肸𦙝𦜱
◆小刻みに揺れ動く、振動する
◆(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)、「肸蠁キツキョウ」「胇肸ヒツキツ」
月(肉)4+4=総画数8 U+80BA [ハイ、ホ/] 𦚃
◆呼吸を掌(つかさど)る臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ {人体(内臓)}
◆盛んに生い茂るさま、「肺肺ハイハイ」
注解:本来の旁は「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」ではなく「一巾」の「市(U+5DFF、4画)」
筆順
月(肉)4+4=総画数8 U+80BB [コウ/がえん・ずる] 肯𦙡𦚋𦊈
◆骨に付いている肉、同「𣍟」
◆がえん・ずる、同意する、承認する、承知する、頷(うなず)く、「肯定コウテイ」「首肯シュコウ」
月(肉)4+4=総画数8 U+80BC [セイ、ショウ/]
◆ヒドラジンhydrazine、有機化合物
月(肉)4+4=総画数8 U+80BD [タイ/]
◆ペプチドpeptide、アミノ酸の化合物、旧「胜」
月(肉)4+4=総画数8 U+80BE [シン、ジン/]
◆尿を排泄する役目を担う臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「腰子ヨウシ」ともいう {人体(内臓)}
◆「肝肾カンジン」、(「肝」も「腎」も体にとって大切な部分の意から)物事の大切な部分、重要で欠かせない部分
月(肉)4+4=総画数8 U+80BF [ショウ、シュ/は・れる]
◆体や皮膚の一部が打撲ダホク・化膿カノウ・炎症エンショウなどによって膨(ふく)れる、体の組織の一部が膨(ふく)れる、「水腫スイシュ」「浮腫フシュ」
月(肉)4+4=総画数8 U+80C0 [チョウ/ふく・れる、ふく・らむ]
◆腹が膨(ふく)れる、腹が張る、内側から外に向かって張り出る
◆体積や程度などが膨(ふく)らむ、大きくなる
月(肉)4+4=総画数8 U+80C1 [キョウ、コウ/おど・す、おど・かす、おび・える、おびや・かす] 脅脋𦚰䏮
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「䏩」 {人体(胴部)}
◆両側からぐっと押え付ける、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」、「脅迫キョウハク」
◆(威嚇するように両肩を)聳(そび)やかす
◆怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「愶」
𣍤月4+4=総画数8 U+23364 [イン、オン/]
◆「𣍤靈閣スイレイカク」、明代に建立されたとされる大高玄殿の入口にあった建物の名「【荷牐叢談(テキスト版):卷之一】有閣二座,左曰炅明閣,右曰𣍤靈閣。」
𣧚歹部
𦊌网部
𦙁月(肉)4+4=総画数8 U+26641 [チ/] 胝𦙘𦙠𦝔𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
𦙃月(肉)4+4=総画数8 U+26643 [ショ、ソ/]
◆肉類・魚類などに塩などを加え発酵させた食品、同「醢」
◆古代の下級の役人、「胥吏ショリ」、同「偦」
◆互いに、お互いに
◆皆(みな)、全て
◆待つ、待ち受ける
◆見る、注意深く見る
漢字林(非部首部別)
𦙄月(肉)4+4=総画数8 U+26644 [キョウ、ク/むね、むな] 胸胷𦙞𦚾𦚍𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
𦙅月(肉)4+4=総画数8 U+26645 [ト、ツ/] 𦘴
◆腹が膨れるさま、腹が膨れているさま、「胍𦘴コト」「𦘴胍トコ」
𦙈月(肉)4+4=総画数8 U+26648 [スイ/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦙈】則外切音醉篇韻拜失容也」
𦙊月(肉)4+4=総画数8 U+2664A [カク/] 肐𦘸𩨘
◆腋(わき)の下、同「胳」
𦙌月(肉)4+4=総画数8 U+2664C [イン/]
◆跡継ぎ、血筋を受け継いだ子孫、同「胤」「【懺法大觀:伏聞】東嶽上卿茅公大祖系本天潢之𦙌…」
◆未詳「【天下名山記:遊自雲峰適深居過普濟清遠樓記】…將軍何充常詣聽講有何𦙌讀書之室故…」
漢字林(非部首部別)
𦙍月(肉)4+4=総画数8 U+2664D [イン/たね] 胤𠉥㣧𤗅𦞩
◆血筋、血統
◆跡継ぎ、血筋を受け継いだ子孫
𦙎月(肉)4+4=総画数8 U+2664E [未詳/]
◆未詳
𦙐月(肉)4+4=総画数8 U+26650 [ソ、ゾ/ひもろぎ]
◆ひもろぎ、祭祀の際に神に供(そな)える肉、また供物クモツ
◆恵みを授ける、受けた厚意や恵みに報いる
𦙑月(肉)4+4=総画数8 U+26651 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:月部:𦙑】同"曶"」
𦙖月(肉)4+4=総画数8 U+26656 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集拾遺:肉部:𦙖】吞字之譌奇姓通以此字音桂似非」
𦙘月(肉)4+4=総画数8 U+26658 [チ/] 胝𦙁𦙠𦝔𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
𦙙月(肉)4+4=総画数8 U+26659 [スイ/]
◆未詳
𦙚月(肉)4+4=総画数8 U+2665A [サク/ついたち] 朔𣍮𦚿
◆太陽と月の位置が同じになること、またその日、各月の最初の日、一日(ついたち)
◆物事の始まり
◆(方角の)北
漢字林(非部首部別)
𦙛月(肉)4+4=総画数8 U+2665B [シュン、ジュン、トン、ドン/]
◆誠実で懇(ねんご)ろなさま、心配りが隅々まで行き届いているさま、「肫肫ジュンジュン」「肫懇ジュンコン」
◆食用にするニワトリ(鶏)・ガチョウ(鵝鳥)・カモ(鴨)などの鳥の胃袋、同「胗」
◆頬(ほお、ほほ)、頬骨キョウコツ(ほおぼね、ほほぼね)
◆小さいイノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)
◆「䐊𦙛コントン」、ワンタン(雲呑・餛飩)、小麦粉に水などを加え捏(こ)ね、丸めた食べ物、またそれを延ばして餡アンを包み込んだ食べ物、同「餛飩・䊐𥸵」
𦙜月(肉)4+4=総画数8 U+2665C [未詳/]
◆未詳「【類篇:卷十二:肉部:𦙜】女下切{⿰月朶}*𦙜肥皃」(他の殆どの字書では「*𦛐」とする、更に「【類篇:卷十二:肉部:𦚩】烏瓦切{⿰月朶}*脆肥皃」とあり、やや混乱が見られる)
𦙝月(肉)4+4=総画数8 U+2665D [キツ、コチ/] 肸肹𦜱
◆小刻みに揺れ動く、振動する
◆(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)、「肸蠁キツキョウ」「胇肸ヒツキツ」
𦙞月(肉)4+4=総画数8 U+2665E [キョウ、ク/むね、むな] 胸胷𦙄𦚾𦚍𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
𦙟月(肉)4+4=総画数8 U+2665F [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 臍𦜝𦜢脐𪗌𦠃䐡𦠕𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「𦙟帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
漢字林(非部首部別)
𦙠月(肉)4+4=総画数8 U+26660 [チ/] 胝𦙁𦙘𦝔𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
𦙤月(肉)4+4=総画数8 U+26664 [未詳/]
◆未詳「【廣韻(《四部叢刊初編》本):下平聲:豪第六:㯱:𦙤】毛起也(【重修廣韻(《欽定四庫全書》本)】では「㲏」で「毛起皃出聲譜」)「【中華字海:月部:𦙤】同"肫"」
月(肉)4+5=総画数9 U+43DF [ヒツ、ヒチ、ヘツ、ベチ/]
◆肥(ふと)る、でっぷりと肥る
月(肉)4+5=総画数9 U+43E0 [キュウ、コウ/]
◆肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)「【古文苑:卷一:周宣王皷文】其豆孔庶羉之𣬐𣬐(豆石本作𦚎郭云𦚎今作䏠乞及反博雅𦢋謂之䏠…)」
◆「䏠𦠿キュウソウ」、未詳「【集韻:卷十:入聲下:合第二十七:䏠】䏠𦠿肉雜也」
月(肉)4+5=総画数9 U+43E2 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䏢】波美切肉也」「【龍龕手鑑:卷一:皮部第十六:䏢】或作𤿚正倉胡七與二反皴皮散裂也」
月(肉)4+5=総画数9 U+43E3 [ショ、ソ/]
◆腐った肉などに湧(わ)くウジ(蛆、ハエの幼虫)、同「蛆」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+5=総画数9 U+43E4 [シ/] 𠈀
◆頭蓋トウガイ・ズガイ、また胎児や新生児の頭蓋の左右の骨の額から後頭部にかけての接合部分、この時期は隙間があるが生長するにつれて次第に接合していく、日本では「泉門センモン」という、同「囟」「𦛛」
冂部
月4+5=総画数9 U+670E [レイ、リョウ/]
◆「朎朧レイロウ」◇月の光◇明るく澄(す)んでいるさま
月4+5=総画数9 U+670F [ヒ、ハイ、ヘ/] 𣍧𣍺
◆陰暦三日頃に見える月、新月シンゲツ(月全体が地球の影になった時の月、朔サク)の後にはっきりと三日月の形に見える月、三日月、新月の後に初めて見えるようになったごく細い(陰暦一日の)月は「朒」
注解:本字(U+670F)の偏は「つき」で「にくづき」の「胐(U+80D0)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
月4+5=総画数9 U+6710 [ク、グ/]
◆車の軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)
注解:本字(U+6710)の偏は「つき」で「にくづき」の「胊(U+80CA)」とは別字 {漢字(月)}
月4+5=総画数9 U+6711 [テイ、タイ/] 屜屉𡲕
◆鞍の下に敷く布、履物の中敷き、敷物
◆箪笥などの引き出し
月(肉)4+5=総画数9 U+80C2 [シン/]
◆夾脊キョウセキ、背骨の左右両側の肉、同「胰」「𦟘」
◆アルシンarsine、AsH3、ヒソ砒素(Arsenic、As)と水素(Hydrogen、H)の化合物、別名「砷化氫シンカシン」
月(肉)4+5=総画数9 U+80C3 [イ/] 𦞅𦛂𦝩
◆食道と腸の間にある消化器官 {人体(内臓)}
◆星名、二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80C4 [チュウ/]
◆血筋を受け継ぐ跡継ぎ、また子孫、同「胤」「裔」
注解:別「冑」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80C5 [テツ、デチ/] 𦝯𩨰
◆(骨や肉が)凸状に出っ張る、突き出る
◆突き出た尻(しり)、臀部
月(肉)4+5=総画数9 U+80C6 [タン/きも、い]
◆肝臓で作られる脂肪の消化吸収を助ける液体(胆汁)を貯える器官、「胆嚢タンノウ」 {人体(内臓)}
◆気力や勇気の源(みなもと)
◆ものの内部にあって、ものを入れることができもの
注解:本来「胆」は「脂、口に塗る脂」の意で「膽」とは別字だが古くから同じ意に用いられた
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80C7 [ハイ、ホ、ヒツ、ヒチ/]
◆肺ハイ、呼吸を掌(つかさど)る臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、同「肺」
◆「胇肸ヒツキツ」、(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)さま、同「肸蠁キツキョウ」
月(肉)4+5=総画数9 U+80C8 [ハツ、バツ、バチ/] 𤕳
◆大腿ダイタイ(ふともも、腰の下から膝までの部分)に生える細く小さい毛「【莊子集釋:卷四下:外篇在宥】…堯舜於是乎股無胈脛無毛以養天下之形…(《疏》胈白肉也堯舜行黄帝之迹心形痩獘股痩無白肉脛禿無細毛養天下形容…)」
月(肉)4+5=総画数9 U+80C9 [ハク/]
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「脅」 {人体(胴部)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、肩から背側にある三角形の平たい骨、同「髆」 {人体(上肢)}
月(肉)4+5=総画数9 U+80CA [ク、グ/] 𠣪
◆干し肉の曲ったもの、まっすぐなものは「脡」
◆「臨胊リンク」、県名、山東省濰坊市 {山東省}
注解:本字(U+80CA)の偏は「にくづき」で「つき」の「朐(U+6710)」とは別字 {漢字(月)}
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+5=総画数9 U+80CB [テン、デン/]
◆肥える、脂肪が付いて太る
月(肉)4+5=総画数9 U+80CC [ハイ、バイ、ヘ、ベ/そむ・く、せい、せ]
◆体の後ろ側の肩から腰までの部分、腹の反対側、裏側、「自分からは見えない部分」をいう {人体(全身)}
◆荷や仕事などを担(にな)う、負(お)う
◆そむ・く、相手が見えない方を向く、相手が見えなくなる方に行く、(相手に背を見せて)離れて行く、気持ちが離れる
◆指示や命令や期待・予想などに反する
◆(書かれたものを見ずに)暗唱する
◆(背骨や屋根の棟のように)高みが連なっている所
◆[日]せい、せ、身長、高さ
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80CD [コ、ク、カ/]
◆腹が膨れるさま、腹が膨れているさま、「胍𦘴コト」「𦘴胍トコ」
◆グアニジン(guanidine)、有機化合物
月(肉)4+5=総画数9 U+80CE [タイ/]
◆懐妊カイニンして三カ月(腹が膨らみ始め胎児が動き始める頃)が経った母の体内の子、「胎児タイジ」、一カ月以内は「胚」「【說文解字:肉部:胎】婦孕三月也」「【說文解字:肉部:肧】婦孕一月也」
◆「胚胎ハイタイ」◇身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする◇物事の始まり、またその兆(きざ)し
◆器物の型
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80CF [シ、ハイ/]
◆骨付きの細切り肉、同「𦚘」、「乾胏カンシ(骨付きの細切り肉を乾燥させたもの)」
◆食べた後に残るもの、食べ残し
◆肺ハイ、呼吸を掌(つかさど)る臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、同「肺」
月(肉)4+5=総画数9 U+80D0 [コツ、コチ/] 𦜇
◆臀部デンブ、尻(しり)
◆腰骨、骨盤、寛骨カンコツ(骨盤の一部で腸骨・坐骨・恥骨から成る左右に大きく張り出した骨、同「髖」「胯骨」)
注解:本字(U+80D0)の偏は「にくづき」で「つき」の「朏(U+670F)」とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+5=総画数9 U+80D1 [シ/]
◆胴から分かれ出て伸びる腕や足、「四肢シシ(両腕と両足)」、同「𨈛」「𩨵」 {人体(上肢)} {人体(下肢)}
◆枝(えだ)、幹(みき)となる部分から枝状に分かれ出たもの、同「支」「枝」
月(肉)4+5=総画数9 U+80D2 [ジ、ニ/]
◆骨付き肉の醤ショウ、骨付き肉を塩など加えペーストpaste状になるまで漬け込んだもの
◆脂(あぶら)、脂肪が多いさま
月(肉)4+5=総画数9 U+80D3 [ヘイ、ビョウ/]
◆たっぷりと(脂肪を含んで)腹が膨れるさま
◆内(腹)いっぱいに溜(たま)まるさま「【雲笈七籤:卷五十九諸家氣法部四】行氣令胓胓滿藏無令氣大出閉氣於內」
◆「胓䏳ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
月(肉)4+5=総画数9 U+80D5 [フ、ブ/] 𦝗
◆肌(はだ)、皮膚ヒフ、同「膚」
◆「胕腫フシュ」、浮腫フシュ(むくみ)、皮下ヒカに水分がたまって膨(ふく)れること、また膨れたもの、またそのような症状
月(肉)4+5=総画数9 U+80D6 [ハン/]
◆生贄(いけにえ)の一頭を半分に切り分けた片方、同「𦚓」
◆脇腹部分の肉、(「厚みのある肉は取れないが薄くても大きくは取れる肉」のことをいうようである)
◆心が広く大きいさま、寛大なさま
◆大きいさま
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80D7 [シン/] 𦙳
◆唇にできる腫物(はれもの)
◆吹出物(ふきでもの)、発疹ホッシン・ハッシンや湿疹(シッシン)
◆食用にする鶏(にわとり)などの鳥の胃袋、砂肝、同「肫」
月(肉)4+5=総画数9 U+80D8 [ケン、ゲン/]
◆牛の四つに分かれた胃の第三胃、重弁胃ジュウベンイ、牛百葉ギュウヒャクヨウ、日本では「センマイ」と呼ばれる
月(肉)4+5=総画数9 U+80D9 [ソ、ゾ/ひもろぎ] 𦙐
◆ひもろぎ、祭祀の際に神に供(そな)える肉、また供物クモツ
◆恵みを授ける、受けた厚意や恵みに報いる
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80DA [ハイ、ヘ/]
◆懐妊して一カ月以内の子、まだ肌や肉の組織が出来上がっていない子、三カ月が経った子は「胎」「【說文解字:肉部:肧】婦孕一月也」「【說文解字:肉部:胎】婦孕三月也」
◆生物や物事が生まれたばかりで、まだしっかりとした形になっていない状態、物事の端緒
◆「胚胎ハイタイ」◇身籠る、妊娠する◇物事の始まり、またその兆(きざ)し
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80DB [コウ、キョウ/] 𩨹
◆肩から背側にある三角形の平たい骨、貝殻骨(かいがらぼね)、「肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ」 {人体(上肢)}
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80DC [セイ、ショウ/]
◆動物の生臭い匂い、動物の脂の臭い、同「腥」
◆祭礼の際に生きたまま供える犠牲(いけにえ)の肉
◆ペプチドpeptide(アミノ酸の化合物)の旧称、現「肽」
◆繁「勝」
月(肉)4+5=総画数9 U+80DD [チ/] 𦙁𦙘𦙠𦝔𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80DE [ホウ、ヒョウ/] 𦚽
◆胎児を包む薄い皮膜、「胞衣ホウイ(えな)」
◆同じ父母から生まれた子、実の兄弟姉妹、同じ国で生まれた人、「同胞ドウホウ(同じ母親から生まれた兄弟、同郷・同国の人)」「胞兄ホウケイ(同じ母親から生まれた兄)」
◆薄い膜で包む、また包まれたもの、「細胞サイボウ」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80DF [ボ、ボウ、ム、モ/]
◆親指、手足の親指、足は「𧿹」
月(肉)4+5=総画数9 U+80E0 [キョ、コ、キョウ、コウ/] 𦚁𦚒
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「脥」「脅」「𦛱」「𦛕」
◆陣ジン(軍隊の配列また配置)の右翼、左翼は「啓」
◆敵陣を横(脇)から攻める、横から押し開(あ)ける
月(肉)4+5=総画数9 U+80E1 [コ、グ、ゴ/えびす]
◆顎(あご)や頬(ほお、ほほ)や咽(のど)の辺りから垂れ下がった肉、肉垂ニクスイ、同「㗅」「𩑶」「𠴱」
◆顎(あご、口の下)に伸びる毛、同繁「鬍」
◆「胡子コシ」◇顎鬚(あごひげ)◇頭髪を除く顔の毛の総称、同「胡須・鬍鬚コシュ」 {毛(頭部)}
◆戎えびす、中国北方や西方の異民族、外国の意でも用いられる
◆器物の頸(くび、首の正面側)や咽喉インコウ(のど)に当たるところ「【集韻:卷二:平聲:模第十一:胡𩑶𠴱】…一曰戈戟內柄處…」「【正字通:未集下:肉部:胡】…鋒之曲而㫄出者曰胡戈頸也…」
◆何、何ぞ、どうして
◆「胡同コドウ」、町中を縦横に走る道、町中の小路(こみち)、同「衚衕」、同繁「衚」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80E2 [カ/]
◆腸骨チョウコツ、骨盤を成す骨(仙骨・腸骨・恥骨・坐骨)の一つ、腰の両側に張り出した大きな骨、「髂骨カコツ」、同「髂」「髆」「䯙」 {人体(下腹部)}
◆膝蓋骨シツガイコツ、膝関節の前部にある皿状の骨、通称「膝小僧(ひざこぞう)」、同「髕」 {人体(下肢)}
月(肉)4+5=総画数9 U+80E3 [チ/]
◆腸チョウ(はらわた)を切り裂く、また刳(えぐ)り出す
月(肉)4+5=総画数9 U+80E4 [イン/たね] 𦙍𠉥㣧𤗅𦞩
◆血筋、血統
◆跡継ぎ、血筋を受け継いだ子孫
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80E5 [ショ、ソ/] 𦙃
◆肉類・魚類などに塩などを加え発酵させた食品、同「醢」
◆古代の下級の役人、「胥吏ショリ」、同「偦」
◆互いに、お互いに
◆皆(みな)、全て
◆待つ、待ち受ける
◆見る、注意深く見る
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+5=総画数9 U+80E6 [ヨウ、オウ/]
◆「脖胦ボツオウ」◇中医チュウイ(中国を中心とする伝統的な医学)で臍(へそ)の下一寸五分の位置にあるに経穴ケイケツ(一般には「つぼ」と呼ばれる)、同「気海キカイ」◇臍へそ
月(肉)4+5=総画数9 U+80E7 [ロウ、ル/おぼろ]
◆月が霞(かす)んでぼんやりしていている、ぼんやりしてはっきりしない、「朦朧モウロウ」
月(肉)4+5=総画数9 U+80E8 [トウ/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:腖】都弄切音凍肉腖也」
◆「蛋白胨タンハクトウ・タンパイドン」、ペプトンpeptone、蛋白質が分解されたもの
月(肉)4+5=総画数9 U+80E9 [カ/]
◆イソニトリルisonitrile、別名カルビラミンcarbylamine、有機化合物
月(肉)4+5=総画数9 U+80EA [リョ、ロ/]
◆皮膚、肌(はだ)、皮、同「膚」
◆腹の前の部分の皮膚、同「㱺」
◆「臚脹リョチョウ」、腹が膨れ前に突き出る、またそのような病気
◆述(の)べる、順々と述べる
◆口頭で伝える、上位者の言葉を下位者に口頭で伝える、同「𦢛」「𨇖」「【康熙字典:未集下:肉部:臚】《史記叔孫通傳》臚句傳《註》上傳語告下爲臚」
◆順に揃えて並べる
月(肉)4+5=総画数9 U+80EB [ケイ、ギョウ/すね、はぎ] 脛𦙾
◆小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の前側の部分、同「踁」 {人体(下肢)}
月(肉)4+5=総画数9 U+8109 [バク、ミャク/] 脈衇𧖴䘑𧖹
◆動物などの体内の血が通る細く長い管(くだ)、植物などの水や養分が通る細く長い管、「動脈ドウミャク」「葉脈ヨウミャク」
◆血液が血管を流れる際の規則的な動き、「脈拍・脈搏ミャクハク」
◆血の繋(つな)がり、血統、「血脈ケツミャク」
◆細く長く途切れることなく繋がっているもの、「山脈サンミャク」「水脈スイミャク」
漢字林(非部首部別)
筆順
𡋜月(肉)4+5=総画数9 U+212DC [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦚘】說文長箋與胏同大臠也𡋜同上」
𣍦月4+5=総画数9 U+23366 [キョウ、コウ/]
◆山名、水名、いずれも未詳
𣍧月4+5=総画数9 U+23367 [ヒ、ハイ、ヘ/] 朏𣍺
◆陰暦三日頃に見える月、新月シンゲツ(月全体が地球の影になった時の月、朔サク)の後にはっきりと三日月の形に見える月、三日月、新月の後に初めて見えるようになったごく細い(陰暦一日の)月は「朒」
𣍨月(肉)4+5=総画数9 U+23368 [未詳/]
◆未詳「【中華大辞典:月部:𣍨】胗俗字」「【漢語大詞典:月部:𣍨】同"奶"」
𣍬月(舟)4+5=総画数9 U+2336C [セン、ゼン/ふな、ふね] 船舩
◆川や沿岸を行き来する舟、外洋に出られる大きな舟は「舶」
注解:「舟」と「船」は同義だが、漢代では東方で「舟」・西方で「船」といい、後には一般に「舟」は小形のものを、「船」は大形のものを指すようになった「【方言:第九】舟自關而西謂之船自關而東或謂之舟或謂之航」「【太平御覽:卷第七百七十:舟部三:舟下】周處風土記曰小曰舟大曰船」
𤯝生部
𦊈网部
𦙪月(肉)4+5=総画数9 U+2666A [ケン/かた] 肩𦚑𢩌𡱎
◆首の付け根から腕の付け根までの部分、四足の動物の場合は両前足の付け根の間の部分 {人体(上肢)}
◆責任や任務などを担(にな)う、またそれによく耐える「【爾雅注疏:釋詁】犯奢果毅剋捷功肩堪勝也(…《疏》皆謂得勝也舎人曰肩強之勝也…)」
𦙫月(肉)4+5=総画数9 U+2666B [セイ、ショウ/] 𩜎
◆魚と焼いた肉を煮込んだ料理、同「鯖」
𦙭月(肉)4+5=総画数9 U+2666D [トウ、ドウ/うず・く] 疼𤹤𤻴𤼆
◆(強くはないが脈を打つように)「ずきずき」「しくしく」と痛む、「疼痛トウツウ」
◆可愛がる、いとおしむ、「疼愛トウアイ」
𦙰月(肉)4+5=総画数9 U+26670 [シ/] 𦚘𦚮𦚙𦛎
◆骨付きの細切り肉、同「胏」「【字彙補:未集:肉部:𦚘】說文長箋與胏同大臠也」
𦙱月(肉)4+5=総画数9 U+26671 [サン、ソン/] 𦙽𦝓𦠐
◆ヒツジ(羊)や豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)などの脂肪
𦙳月(肉)4+5=総画数9 U+26673 [シン/]
◆唇にできる腫物(はれもの)
◆吹出物(ふきでもの)、発疹ホッシン・ハッシンや湿疹(シッシン)
◆食用にする鶏(にわとり)などの鳥の胃袋、砂肝、同「肫」
𦙵月(肉)4+5=総画数9 U+26675 [ワン/]
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」 {人体(上肢)}
◆手で握る、同「𢯲」
𦙶月(肉)4+5=総画数9 U+26676 [コ、ク/また、もも]
◆腰から"Λ"字状に分かれ部分、大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)、両大腿に挟まれる部分(内側)を「胯」 {人体(下肢)}
◆二つに枝分かれしたもの、"Λ"字状に分かれたもの
◆幾つかに分かれたもの、役割毎に分けた係・担当、幾つかに別れた集団
◆「股肱ココウ」、天子や君主の足(股)となり腕(肱)となり尽くしてくれる人
◆直角不等辺三角形の直角を挟む二つの辺の長い方、短い方を「勾コウ」、斜辺を「弦ケン・ゲン」
◆株(かぶ)、「股市クゥシ(株式市場)」
𦙷月(肉)4+5=総画数9 U+26677 [コウ/しり] 尻𡱧𡰼
◆胴体の最下部で、座った時に下になり(地に接して)上半身を支える部分、同「𡱂」「𦞠」 {人体(全身)}
◆ものの尽きる(果てる)ところ、最後尾サイコウビ、器物などの底部
𦙺月(肉)4+5=総画数9 U+2667A [カ/] 𦙲
◆瘡蓋(かさぶた)、同「痂」
◆「𦙺䐒カシャ」、傷口から出る膿(うみ、どろっとした粘り気のある液体)
𦙽月(肉)4+5=総画数9 U+2667D [サン、ソン/] 𦙱𦝓𦠐
◆ヒツジ(羊)や豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)などの脂肪
𦙾月(肉)4+5=総画数9 U+2667E [ケイ、ギョウ/すね、はぎ] 脛胫
◆小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の前側の部分、同「踁」 {人体(下肢)}
𦚀月(肉)4+5=総画数9 U+26680 [ケツ、ケチ/]
◆孔(あな)、反対側に突き抜けている穴、「孔䏐コウケツ」
𦚁月(肉)4+5=総画数9 U+26681 [キョ、コ、キョウ、コウ/] 胠𦚒
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「脥」「脅」「𦛱」「𦛕」
◆陣ジン(軍隊の配列また配置)の右翼、左翼は「啓」
◆敵陣を横(脇)から攻める、横から押し開(あ)ける
𦚃月(肉)4+5=総画数9 U+26683 [ハイ、ホ/]
◆呼吸を掌(つかさど)る臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ {人体(内臓)}
◆盛んに生い茂るさま、「肺肺ハイハイ」
𦚈月(肉)4+5=総画数9 U+26688 [タク/]
◆腹が膨れるさま、腹が膨れているさま「【類篇:卷十二:肉部:𦚈】都故切廣腹也又闥各切𦚈脪畜水腸一曰腹大皃」
◆「𦚈脪タクキ」、牛馬などの家畜の小腸「【廣韻:上平聲:卷第一:脂第六:絺:脪】𦚈脪牛馬子腸」「【類篇:卷十二:肉部:𦚈】𦚈脪畜水腸」
𦚉月(肉)4+5=総画数9 U+26689 [未詳/]
◆未詳「【正字通:辰集上:日部:昚】…愼本作𡸱正韻譌作𦚉非昚與腎同也…」
漢字林(非部首部別)
𦚊月4+5=総画数9 U+2668A [未詳/]
◆未詳
𦚋月(肉)4+5=総画数9 U+2668B [コウ/がえん・ずる] 肯𦙡肻𦊈
◆骨に付いている肉、同「𣍟」
◆がえん・ずる、同意する、承認する、承知する、頷(うなず)く、「肯定コウテイ」「首肯シュコウ」
𦚌月(肉)4+5=総画数9 U+2668C [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:月部:𦚌】同"豚"」
𦚍月(肉)4+5=総画数9 U+2668D [キョウ、ク/むね、むな] 胸胷𦙞𦙄𦚾𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
𦚎月(肉)4+5=総画数9 U+2668E [未詳/]
◆未詳「【古文苑:卷一:周宣王皷文】其豆孔庶羉之𣬐𣬐(豆石本作𦚎郭云𦚎今作䏠乞及反博雅𦢋謂之䏠鄭作豆字羉郭云籀文臠字鄭云羉謨官反施網也𣬐舊注丑若反相如大人賦休𣬐奔走也)」「【字彙補:未集:肉部:𦚎】石鼓文與䏠同見金薤琳瑯本」「【晚晴簃詩匯:卷一百十六:阮雲臺閣學師重摹石鼓歌用東坡韻】…其𦚎孔庶羉■■亦有鱮鯉橐{䝴-貝+果}楊柳…」
𦚏月(肉)4+5=総画数9 U+2668F [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦚏】俗涉江反」「【字彙補:未集:肉部:𦚏】陟江切音椿見金鏡」
漢字林(非部首部別)
𦚑月(肉)4+5=総画数9 U+26691 [ケン/かた] 肩𦙪𢩌𡱎
◆首の付け根から腕の付け根までの部分、四足の動物の場合は両前足の付け根の間の部分 {人体(上肢)}
◆責任や任務などを担(にな)う、またそれによく耐える「【爾雅注疏:釋詁】犯奢果毅剋捷功肩堪勝也(…《疏》皆謂得勝也舎人曰肩強之勝也…)」
月4+6=総画数10 U+3B34 [コウ、ク/]
◆「㬴㬴コウコウ」、月が未だ明るくなっていない(いよいよ明るくなろうかとしている)さま「【集韻:卷五:上聲上:董第一:㬴】㬴㬴月不明」「【字彙:辰集:月部:㬴】虎■切烘上聲㬴㬴月欲明」
月(肉)4+6=総画数10 U+3B35 [コウ、ギョウ/]
◆脛(すね)の骨
◆足の甲「【字彙:未集:肉部:㬵】足跗也」
注解:本字(U+3B35)の偏は「にくづき」で「つき」の「胶(U+80F6)」とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+6=総画数10 U+43E6 [テン、デン/]
◆肥える、脂肪が付いて太る
月(肉)4+6=総画数10 U+43E7 [ダ、ナ/]
◆脂身が多い肉、肥えていて旨(うま)い肉
◆「䐒䏧シャダ」、同「䵙𪐀」、粘り気があるさま、粘り着くさま
月(肉)4+6=総画数10 U+43E8 [タイ/]
◆大きく盛り上がる、大きく膨(ふく)れる「【正字通:未集下:肉部:䏨】脽字之譌舊註都罪切堆上聲䏨𦞙大腫貌誤」
◆「䏨𦞙タイカイ」「𦞙䏨カイタイ」、大きく腫(は)れるさま、大きく膨れるさま
月(肉)4+6=総画数10 U+43E9 [キョウ、コウ/]
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「脅」「【通雅:卷十八:身體】䏩肩歙肩猶脇肩絫足猶重足一迹也」
月(肉)4+6=総画数10 U+43EB [キュウ/]
◆腹と背の間
◆背と腹の間が薄いさま、痩せているさま
月(肉)4+6=総画数10 U+43EE [キョウ、コウ/おど・す、おど・かす、おび・える、おびや・かす] 脅脋𦚰胁
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「䏩」 {人体(胴部)}
◆両側からぐっと押え付ける、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」、「脅迫キョウハク」
◆(威嚇するように両肩を)聳(そび)やかす
◆怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「愶」
舌部
月4+6=総画数10 U+6712 [ジク、ニク/]
◆陰暦一日に東の空に見える月、新月シンゲツ(月全体が地球の影になった時の月、朔サク)の後に初めて見えるようになったごく細い月、同「側匿ソクトク」、新月の後にはっきりと三日月の形に見える月は「朏」「【說文解字注:月部:朒】朔而月見東方謂之縮朒(尚書五行傳朔而月見東方謂之側匿側匿則侯王其肅注云側匿猶縮縮行遅皃…)」「【宋書:卷二十三:志第十三:天文一】晦而月見西方謂之朓朓疾也朔而月見東方謂之側匿側匿遲不敢進也」
◆縮(ちち)む
◆欠(か)ける、足(た)りない
月4+6=総画数10 U+6713 [チョウ/]
◆陰暦晦日(みそか)に西の空に見える月
注解:本字(U+6713)の偏は「つき」で「にくづき」の「脁(U+8101)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
月4+6=総画数10 U+6714 [サク/ついたち] 𦙚𣍮𦚿
◆太陽と月の位置が同じになること、またその日、各月の最初の日、一日(ついたち)
◆物事の始まり
◆(方角の)北
漢字林(非部首部別)
筆順
月(舟)4+6=総画数10 U+6715 [チン、ジン/] 𣍹𦨶𦩎𦩗𢀹
◆我(われ)、自分を指す語、古くは貴賎問わずに用いたが、秦(紀元前221年~前206年)の始皇帝シコウテイ(紀元前259年~前210年)の定めによって以降は天子だけが用いるようになった
◆表に現れ出る兆(きざ)し、兆候、同「眹」
漢字林(非部首部別)
筆順
月4+6=総画数10 U+6717 [ロウ/ほが・らか] 朗朖
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朤」
◆明るく元気がよい、声が明るく澄んでいる
漢字林(非部首部別)
筆順
羊部
月(肉)4+6=総画数10 U+80ED [エン/]
◆「胭脂エンジ」、(唇や頬に塗る化粧用の)ややくすんだ濃い赤色の顔料、同「臙脂」
◆咽喉インコウ(のど)
月(肉)4+6=総画数10 U+80EE [ホウ/]
◆腫(は)れる、脹(ふく)れる、「胮肛ホウコウ」
月(肉)4+6=総画数10 U+80EF [コ、ク、カ、ケ/] 𦜮𦚬
◆股(また)の内側の部分、股間、同「跨」
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80F0 [イ/]
◆夾脊キョウセキ、背骨の左右両側の肉、同「胂」
◆膵臓スイゾウ、「膵」は日本の国字で中国では「胰臓イゾウ」という {人体(内臓)}
月(肉)4+6=総画数10 U+80F1 [コウ/]
◆「膀胱ボウコウ」、尿を一時溜めておく袋状の器官 {人体(内臓)}
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80F2 [カイ/]
◆頬(ほお、ほほ)の下部、上顎(うわあご)、同「𦠄」「䪱」
◆足の親指の毛が生えている辺りの肉、牛などの蹄(ひづめ)、同「骸」
◆軍中での取り決め、戦略、同「該」
◆ヒドロキシルアミンhydroxylamine、有機化合物、「羥胺チャワン」
月(肉)4+6=総画数10 U+80F3 [カク、キャク/] 𦛃
◆腋(わき)の下 {人体(上肢)}
◆家畜の後ろ足の脛骨
◆「胳膊カクハク」、肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」
◆「胳肢カクシ」、擽(くすぐ)る
月(肉)4+6=総画数10 U+80F4 [トウ、ズウ、ドウ/]
◆体の頭と手足を除いた部分 {人体(胴部)}
◆ものの太くまっすぐな筒状の部分、太くまっすぐなさま
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80F5 [シ/]
◆鳥の胃袋、牛などの反芻動物の胃袋は「膍」
◆鳥獣の五臓(心・肝・脾・肺・腎)
筆順
月4+6=総画数10 U+80F6 [コウ、キョウ/]
◆(太陽と月の軌道が)交差する、交(まじ)わる「【字彙補:辰集:月部:㬵】與日月交道之交同韻會小補引方言云日運為躔月運為胶○與从肉者不同」
◆繁「膠」
注解:本字(U+80F6)の偏は「つき」で「にくづき」の「㬵(U+3B35)」とは別字
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+6=総画数10 U+80F7 [キョウ、ク/むね、むな] 胸𦙞𦙄𦚾𦚍𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+6=総画数10 U+80F8 [キョウ、ク/むね、むな] 胷𦙞𦙄𦚾𦚍𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80F9 [ジ、ニ/] 𦠌
◆(肉を)柔らかくなるまでじっくりと煮込む、同「腝」「𩰴」「𦓒」
月(肉)4+6=総画数10 U+80FA [アツ、アチ/]
◆肉が腐る、また腐って異臭がする
◆アミンamine、化合物
月(肉)4+6=総画数10 U+80FB [コウ、ギョウ/]
◆脛(すね、膝から足首までの部分)の膝(ひざ)に近い部分、脛、同「䯒」
◆未詳「【廣韻:下平聲:庚第十二:行:胻】牛勢胻也」「【類篇:骨部:䯒】何庚切牛脊後骨」
月(肉)4+6=総画数10 U+80FC [ヘン、ベン/]
◆手足の表皮が厚く硬くなったもの
◆「胼胝ヘンチ(たこ)」、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもので膨らみがないもの
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80FD [ドウ、ノウ、ノ、ダイ、ナイ/よ・くする、あた・う] 䏻𦝕
◆ことを成し遂(と)げる技量ギリョウや力量リキリョウ、「能力ノウリョク」「才能サイノウ」
◆十分に或いは上手にできる、~をすることができる(技能・能力がある)、~ができる(可能である)
◆他に働きかける、またその力やエネルギーenergie[独]、「能動ノウドウ」
◆[日]日本の伝統的舞楽の一つ、「能楽ノウガク」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+80FF [ケイ、ケ/]
◆出っ張った腹
◆「腣胿・䐭胿テイケイ」、腹が突き出ているさま
◆未詳「【康熙字典:未集下:肉部:胿】《五音集韻》睽桂切音䙆孔也」
月(肉)4+6=総画数10 U+8100 [ショウ/] 𦞪
◆生贄を台に載せる、生贄を煮炊き用の器に入れる
月(肉)4+6=総画数10 U+8101 [チョウ/]
◆祭礼の名、またその際に神前に供える肉
注解:本字(U+8101)の偏は「にくづき」で「つき」の「朓(U+6713)」とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+6=総画数10 U+8102 [シ/あぶら、やに]
◆動物の油性成分、「脂肪シボウ」「脂燭シショク(脂を燃やす照明)」
◆油を塗って滑(なめ)らかにする、潤滑油、「脂轄シカツ(車の潤滑油)」
◆(顔料などに脂を加えた)口紅や頬紅、「脂粉シフン」
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+8103 [セイ、サイ、ゼイ/もろ・い]
◆壊れやすい、崩れやすい、解(ほぐ)れやすい
◆「清脃セイセイ」、澄んではっきりしている
月(肉)4+6=総画数10 U+8104 [バイ、マイ/]
◆背中の肉、背骨の周りの肉、同「脢」「𩨿」
月(肉)4+6=総画数10 U+8105 [キョウ、コウ/おど・す、おど・かす、おび・える、おびや・かす] 脋𦚰䏮胁
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「䏩」 {人体(胴部)}
◆両側からぐっと押え付ける、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」、「脅迫キョウハク」
◆(威嚇するように両肩を)聳(そび)やかす
◆怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「愶」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+8106 [セイ、サイ、ゼイ/もろ・い]
◆壊れやすい、崩れやすい、解(ほぐ)れやすい
◆「清脆セイセイ」、澄んではっきりしている
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+8107 [キョウ、コウ/わき]
◆胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脅」 {人体(胴部)}
◆向かって左右(側面)の傍そば、傍(かたわ)ら
◆両側からぐっと押え付ける、締め付ける、力で押さえ込んで迫る、同「脅」
注解:本来は「脅」の異体字、日本では専ら「脇(わき、脇腹、両脇)」で用い、「脅キョウ(両側からぐっと押え付ける、脅かす)」の意には用いない
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+8108 [バク、ミャク/] 衇𧖴脉䘑𧖹
◆動物などの体内の血が通る細く長い管(くだ)、植物などの水や養分が通る細く長い管、「動脈ドウミャク」「葉脈ヨウミャク」
◆血液が血管を流れる際の規則的な動き、「脈拍・脈搏ミャクハク」
◆血の繋(つな)がり、血統、「血脈ケツミャク」
◆細く長く途切れることなく繋がっているもの、「山脈サンミャク」「水脈スイミャク」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+810A [セキ、シャク/せ、せい] 𦠗𦟝
◆背骨(せぼね)、椎骨ツイコツが連なり首から腰に至る骨、背の中央を小高く盛り上がりながら連なっている骨、「頸椎ケイツイ」「胸椎キョウツイ」「腰椎ヨウツイ」「仙椎センツイ」「尾椎ビツイ」から成る、同「呂」 {人体(胴部)}
◆背骨が小高く盛り上がっているところ、背骨や屋根の棟のように高みが連なっているところ
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+810B [キョウ、コウ/おど・す、おど・かす、おび・える、おびや・かす] 脅𦚰䏮胁
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「䏩」 {人体(胴部)}
◆両側からぐっと押え付ける、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」、「脅迫キョウハク」
◆(威嚇するように両肩を)聳(そび)やかす
◆怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「愶」
月(肉)4+6=総画数10 U+810C [未詳/]
◆未詳
月(肉)4+6=総画数10 U+810D [カイ、ケ/なます]
◆なます、肉を刺身のように薄く切り揃えたもの、またそれを盛り合わせたご馳走、魚は「鱠」
◆「脍炙カイシャ」◇薄切りにした肉と炙(あぶ)った肉◇(膾炙は多くの人が好んで口にすることから)多くの人に好まれ広く知られること、「膾炙人口カイシャジンコウ」
◆[日]なます、大根・人参などの野菜を千切りにして酢で和(あ)えた食べ物
筆順
月(肉)4+6=総画数10 U+810E [サツ/]
◆オサゾンosazone、有機化合物
月(肉)4+6=総画数10 U+810F [ソウ、ゾウ/]
◆汚(きたな)い、汚(よご)れる、汚(けが)れる、同「髒」
◆「肮脏コウソウ」、汚(けが)れているさま、汚(きたな)いさま、同「骯髒」
◆内臓(心・肝・脾・肺・腎)の総称、同繁「臟」
月(肉)4+6=総画数10 U+8110 [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 臍𦜝𦜢𪗌𦠃䐡𦠕𦙟𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「脐帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
月(肉)4+6=総画数10 U+8111 [ドウ、ノウ/] 脳腦𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
月(肉)4+6=総画数10 U+8112 [ベイ、マイ/]
◆未詳「【太平御覽:卷第九百二十八:羽族部十五:衆鳥】山海經…又曰廆山有鳥名曰鴒䳩(鈴要兩音)其鳴自呼服之不*(「【山海經:中山經】…其中有鳥焉狀如山鷄而長尾赤如丹火而青喙名曰鴒䳩(鈴要二音)其鳴自呼服之不*眯…」は「眯」、「眯」の誤字か?)
◆アミジンamidine、有機化合物
月(肉)4+6=総画数10 U+8113 [ドウ、ノウ、ノ/うみ、う・む]
◆腫れ物や傷口にできる粘性の高い黄濁した液体、同「癑」「𧗕」
𠜳刀部
𠡮力部
𣌴曰部
𣍭月4+6=総画数10 U+2336D [コウ/]
◆未詳「【康熙字典:辰集上:月部:𣎄】《集韻》㮓古作𣍭…」「【漢語大字典:月部:𣍭】同"㮓"」「【中華字海:月部:𣍭】同"亘"」
𣍮月4+6=総画数10 U+2336E [サク/ついたち] 朔𦙚𦚿
◆太陽と月の位置が同じになること、またその日、各月の最初の日、一日(ついたち)
◆物事の始まり
◆(方角の)北
𣍯月(肉)4+6=総画数10 U+2336F [ウン/]
◆膜マク「【玉篇:卷七:肉部第八十一:腪】于郡切膜」
◆「胚𣍯ハイウン」◇胚ハイを包む膜◇未詳「【玉皇十七慈光燈儀:信禮無上大羅天無能勝光玉皇天尊】…肧腪天地…」
𣍰月(肉)4+6=総画数10 U+23370 [キョウ/]
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「脅」「胠」
◆頬(ほお、ほほ)、同「頬」
𦊰网部
𦙼月(肉)4+6=総画数10 U+2667C [シ/] 𦚚
◆小腸ショウチョウ、胃と大腸の間にある消化器官、同「胔」「𡥎」
𦚚月(肉)4+6=総画数10 U+2669A [シ/] 𦙼
◆小腸ショウチョウ、胃と大腸の間にある消化器官、同「胔」「𡥎」
𦚡月(肉)4+6=総画数10 U+266A1 [セツ、セチ/]
◆脂(あぶら)、胸の部分の脂、同「𦞚」
𦚢月(肉)4+6=総画数10 U+266A2 [ア/]
◆足(或いは手足)の病気、「𦚢𩨷アキャ」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦚢】烏茄切足病也」「【廣韻:下平聲:戈第八:𦚢:𦚢】𦚢𩨷手足曲病」
𦚣月(肉)4+6=総画数10 U+266A3 [コン、ゴン/]
◆踵(かかと)、足(足首から爪先までの部分)の裏(地に着く面)の後方の部分、同「跟」「踵」 {人体(下肢)}
𦚤月(肉)4+6=総画数10 U+266A4 [ユ/] 腴𣧴𣨃
◆下腹(したばら)が丸々と肥えている、腹が出ている
◆肥えた、肥沃な
◆脂肪たっぷりの豚や犬などの腸
𦚥月(肉)4+6=総画数10 U+266A5 [ユウ、ウ/]
◆疣(いぼ)、皮膚の表面にできる小さな肉の突起、同「肬」「疣」
◆秦代(前221年~前206年)の古県名、現山東省煙台市、同「腄」 {山東省}
𦚧月(肉)4+6=総画数10 U+266A7 [ジュン、ニン/]
◆「𦚧䏰シュンジン」◇県名、未詳「【廣韻:上聲:準:蠢:𦚧】漢𦚧䏰縣名在巴東郡」「【通雅:卷四十七】𦚧䏰以名其縣江南北呼」「【康熙字典:未集下:肉部:𦚧】《註》洪氏云開州盛山郡義寧二年置後名𦚧䏰縣故城在今夔州雲安縣西」◇地中に住むという虫の名、ミミズ(蚯蚓)キュウインのことだという「【通雅:卷四十七】𦚧䏰附引皆蚯蚓也」
𦚩月(肉)4+6=総画数10 U+266A9 [ワ、エ/]
◆「*𦚩𦛐ワジョ」、肥(こ)える(肥えている)さま「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:{⿰月朶}】{⿰月朶}𦛐肥皃」
注解:本字「*𦚩」はいずれの字書も{⿰月朶}、「朶」と「朵」は同字(異体字の関係にある)
𦚬月(肉)4+6=総画数10 U+266AC [コ、ク、カ、ケ/] 胯𦜮
◆股(また)の内側の部分、股間、同「跨」
𦚭月(肉)4+6=総画数10 U+266AD [ショ、ソ/]
◆腐った肉などに湧(わ)くウジ(蛆、ハエの幼虫)、同「蛆」
𦚰月(肉)4+6=総画数10 U+266B0 [キョウ、コウ/おど・す、おど・かす、おび・える、おびや・かす] 脅脋䏮胁
◆脇(わき)、胸の両側面の部分、上腕を垂らしたときに体の側面と合わさる部分、同「脇」「䏩」 {人体(胴部)}
◆両側からぐっと押え付ける、力で押え付けて迫る、また恐れさせる、威嚇イカクする、同「愶」、「脅迫キョウハク」
◆(威嚇するように両肩を)聳(そび)やかす
◆怯(おび)える、懼(おそ)れる、同「愶」
筆順
𦚲月(肉)4+6=総画数10 U+266B2 [スウ、シュ/] 䐢𦜻𦛑
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也(別本では「*𦚲」)
◆皺、皺が寄る「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」
𦚵月(肉)4+6=総画数10 U+266B5 [未詳/]
◆未詳
𦚸月(肉)4+6=総画数10 U+266B8 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:月部:𦚸】同"竟"」「【中華字海:月部:𦚸】同"亘"」
𦚹月4+6=総画数10 U+266B9 [コウ/]
◆未詳「【漢語大字典:月部:𦚹】同"𣎄"」「【中華字海:月部:𦚹】同"亘"」
𦚼月(肉)4+6=総画数10 U+266BC [キョク、コク/]
◆「𦚼䐐キョクシュウ」、膝(ひざ)の関節、同「曲䐐」「【明堂灸經:卷六】…脚弱無力腰尻重不能舉曲䐐中筋急半身不遂…」
𦚽月(肉)4+6=総画数10 U+266BD [ホウ、ヒョウ/]
◆胎児を包む薄い皮膜、「胞衣ホウイ(えな)」
◆同じ父母から生まれた子、実の兄弟姉妹、同じ国で生まれた人、「同胞ドウホウ(同じ母親から生まれた兄弟、同郷・同国の人)」「胞兄ホウケイ(同じ母親から生まれた兄)」
◆薄い膜で包む、また包まれたもの、「細胞サイボウ」
𦚾月(肉)4+6=総画数10 U+266BE [キョウ、ク/むね、むな] 胸胷𦙞𦙄𦚍𦛄
◆体の前の首の下から腹の上までの部分 {人体(胴部)}
◆内心ナイシン、心中シンチュウ、「胸の内」の意
𦚿月4+6=総画数10 U+266BF [サク/ついたち] 朔𦙚𣍮
◆太陽と月の位置が同じになること、またその日、各月の最初の日、一日(ついたち)
◆物事の始まり
◆(方角の)北
𦛁月(肉)4+6=総画数10 U+266C1 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦛎月(肉)4+6=総画数10 U+266CE [シ/] 𦚘𦚮𦚙𦙰
◆骨付きの細切り肉、同「胏」「【字彙補:未集:肉部:𦚘】說文長箋與胏同大臠也」
𦛐月(肉)4+6=総画数10 U+266D0 [ジョ、ニョ/]
◆「*𦚩𦛐ワジョ」、肥(こ)える(肥えている)さま「【集韻:卷六:上聲下:馬第三十五:𦛐】{⿰月朶}𦛐肥皃」
注解:*𦚩」はいずれの字書も{⿰月朶}、「朶」と「朵」は同字(異体字の関係にある)
𦛑月(肉)4+6=総画数10 U+266D1 [スウ、シュ/] 䐢𦜻𦚲
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也(別本では「*𦚲」)
◆皺、皺が寄る「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」
𦛒月(肉)4+6=総画数10 U+266D2 [シン、ジン/]
◆腎臓ジンゾウ、五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、同「腎」「𦜜」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦛒𦚠】二俗𦜜正時忍反肝𦜜也」
𧟩襾部
月4+7=総画数11 U+3B36 [コウ、ゴウ/]
◆広大な、大きい、たくさんの、盛んな、同「浩」「【字彙:月部:㬶】同浩」
注解:本字(U+3B36)の偏は「つき」で、「にくづき」のの「𦛩(U+266E9)」とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+7=総画数11 U+43EF [シ/]
◆皮膚にできる斑点ハンテン、黒子(ほくろ)、同「痣」
◆古「䏕」
月(肉)4+7=総画数11 U+43F0 [ジン、ニン/]
◆「𦚧䏰シュンジン」◇県名、未詳「【廣韻:上聲:準第十七:蠢:𦚧】漢𦚧䏰縣名在巴東郡」「【通雅:卷四十七】𦚧䏰以名其縣江南北呼」「【康熙字典:未集下:肉部:𦚧】《註》洪氏云開州盛山郡義寧二年置後名𦚧䏰縣故城在今夔州雲安縣西」◇地中に住むという虫の名、ミミズ(蚯蚓)キュウインのことだという「【通雅:卷四十七】𦚧䏰附引皆蚯蚓也」
月(肉)4+7=総画数11 U+43F2 [テツ、デチ、タイ/]
◆(骨や肉が)凸状に出っ張る、突き出る、突き出た尻(しり)、臀部、同「胅」
◆「䐔䏲ヘンタイ」、同「匾㔸」、物の薄いさま、扁平なさま
月(肉)4+7=総画数11 U+43F3 [セツ、セチ/] 𦠠𦠟𦠔𦠀
◆「胓䏳ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
月(肉)4+7=総画数11 U+43F4 [ソウ、ショウ/]
◆ものの先(さき)が尖(とが)っているさま、同「𦡱」
月(肉)4+7=総画数11 U+43F5 [ボウ、ム/]
◆体がふくよかなさま、肉づきがよいさま、太っているさま、肥(こ)えているさま、同「𦢫」
月(肉)4+7=総画数11 U+43F6 [ヒ、ビ/]
◆「䏶胵ヒシ」、胃袋
◆腿(もも)、大腿ダイタイ部、脚の膝から上の部分、同「髀」
月(肉)3+7=総画数10 U+43F8 [ギョ、ゴ/] 䁩𥆐䐳𩥭
◆両目の白目の部分が環状に濁ったり透明感が失われた白色の馬、駄馬(だば)、魚の目のようであることから
月(肉)4+7=総画数11 U+43F9 [ケン、ゲン/]
◆腹
月(肉)4+7=総画数11 U+43FB [ドウ、ノウ、ノ、ダイ、ナイ/よ・くする、あた・う] 能𦝕
◆ことを成し遂(と)げる技量ギリョウや力量リキリョウ、「能力ノウリョク」「才能サイノウ」
◆十分に或いは上手にできる、~をすることができる(技能・能力がある)、~ができる(可能である)
◆他に働きかける、またその力やエネルギーenergie[独]、「能動ノウドウ」
◆[日]日本の伝統的舞楽の一つ、「能楽ノウガク」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+7=総画数11 U+441A [ショク、ソク/]
◆「䐚𦟠ショクシュク」、たっぷりと肥(ふと)って脂が乗っているさま「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐚】子力切䐚𦟠膏澤也」
里部
月4+7=総画数11 U+6716 [ロウ/ほが・らか] 朗朗
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朤」
◆明るく元気がよい、声が明るく澄んでいる
筆順
月4+7=総画数11 U+6718 [セン、サイ/]
◆(少しずつ削り取られて次第次第に)細(ほそ)る、また縮(ちぢ)む、また小さくなる「【漢書(前漢書):卷五十六:董仲舒傳第二十八】…民日削月朘(孟康曰朘音揎謂轉褰踧也蘇林曰朘音鐫石俗語謂縮肭為朘縮…)寖以大窮富者奢侈羨溢貧者窮急愁苦…」
注解:肉部の「脧」とは別字
月4+7=総画数11 U+6719 [メイ、ミョウ、ミン/] 𣇱
◆明るい、(太陽や月の)光が差す、光が当たる、光を当てる、同「明」
◆明らか、光が当たってはっきりと見える(分かる)、誰の目にもはっきりとしている、同「明」
漢字林(非部首部別)
月4+7=総画数11 U+671A [ボウ、モウ/]
◆慌ただしいさま、忙(せわ)しいさま、同「忙」
◆(視力が失われて)目が見えない、またそのような人、同「盲」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:盲瞢朚𤷐】眉耕切說文目無牟子或作瞢朚𤷐」
◆明ける、新しく(次の)一日・一月・一年が始まる、同「𦟁」
月4+7=総画数11 U+671B [ボウ、モウ/のぞ・む、もち] 𥩿朢𦣠𢾘𣍢
◆待っている人や物事の到着をまだかまだかと待つ、期待する、そうなって欲しいと思う
◆(待ち望む方を)見やる、遠くを見やる
◆仰ぎ見る、他から仰ぎ見られる
◆もち、陰暦の十五日、満月の日
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8115 [バン、モン/]
◆艶(つや)のあるさま、つやつやとして(張りがあり、若々しく)美しいさま
月(肉)4+7=総画数11 U+8116 [ホツ、ボチ、ボツ/]
◆項(うなじ)、頸(くび、頭と胴の間にあって頭を支える部分)の後ろ側(背側)、同「𩓐」「項」 {人体(頭部)}
◆「脖胦ボツオウ」◇中医チュウイ(中国を中心とする伝統的な医学)で臍(へそ)の下一寸五分の位置にあるに経穴ケイケツ(一般には「つぼ」と呼ばれる)、同「気海キカイ」◇臍(へそ)
月(肉)4+7=総画数11 U+8117 [ブン、モン/] 肳䐇𦝮
◆唇(くちびる)、同「唇」「吻」 {人体(頭部)}
◆「脗合ブンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「吻合」
月(肉)4+7=総画数11 U+8118 [カン/]
◆胃の内部の空間「【正字通:未集下:肉部:脘】臍上五寸爲上脘臍上四寸卽胃之幕爲中脘臍上二寸當胃下口爲下脘」
◆牛や羊などの胃の干し肉
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+7=総画数11 U+8119 [キュウ/]
◆腹と背の間
◆背と腹の間が薄いさま、痩せているさま
月(肉)4+7=総画数11 U+811A [キャク、キャ、カク/あし] 腳𦛶踋
◆膝(ひざ)から足首までの部分、小腿ショウタイ、後に膝から爪先までの部分を指すようになった、日本では腰の下の太腿(ふともも)から爪先までの部分 {人体(下肢)}
◆体や物体の一部で柱状・棒状に伸び地に接して体や物体を支える役目をする部分
◆全体を支えるもの、基(もと)となる部分
◆「脚色キャクショク」◇官吏に採用される際に提出する家族構成・年齢・出身地などを記した履歴書◇芝居や映画などの役柄(やくがら)、役所(やくどころ)◇[日]芝居や映画などを制作するために原作に手を加えること
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+811B [ケイ、ギョウ/すね、はぎ] 胫𦙾
◆小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の前側の部分、同「踁」 {人体(下肢)}
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+811C [ジュウ、ニュウ/]
◆面持(おももち、顔つき)が柔和(ニュウワ、優しく穏やか)なさま
月(肉)4+7=総画数11 U+811D [コウ、キョウ/]
◆「膨脝ボウコウ」、腹が膨れるさま
月(肉)4+7=総画数11 U+811E [サ、ザ/]
◆細(こま)かい、細々(こまごま)している
◆「叢脞ソウザ」、細々としたものが寄り集まっているさま、纏(まと)まりがないさま
月(肉)4+7=総画数11 U+811F [レツ、レチ、レン/] 𦛷
◆肋骨ロッコツ(あばらぼね)付近の肉
◆肉の塊を切り分ける
◆肉の塊を小さく切り分けたもの、同「臠」
月(肉)4+7=総画数11 U+8120 [セン/] 𦚺
◆細かく切った生肉を捏(こ)ねるなどしてペーストpaste状にしたもの「【釋名:釋飲食】生脠以一分膾二分細切合和挻攪之也」
月(肉)4+7=総画数11 U+8121 [テイ、チョウ/]
◆長くまっすぐに伸ばした干し肉、曲がっているものは「胊」
月(肉)4+7=総画数11 U+8122 [バイ、マイ/]
◆背中の肉、背骨の周りの肉、同「脄」
月(肉)4+7=総画数11 U+8123 [シュン、ジュン、シン/] 𦟢
◆唇(くちびる)、口の上下にある辺縁部、同「唇」 {人体(頭部)}
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8124 [シン、ジン/]
◆祭礼の際に供える生肉(なまにく)、焼いた肉は「膰ハン」、同「祳」「𦚠」
月(肉)4+7=総画数11 U+8125 [キョウ/] 𣍰
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「脅」「胠」
◆頬(ほお、ほほ)、同「頬」
月(肉)4+7=総画数11 U+8126 [トク/]
◆「肋脦ロクトク」、(身なりが)だらしないさま、きちんとしていないさま「【集韻:卷十:入聲下:徳第二十五:脦】肋脦不正容止也」
月(肉)4+7=総画数11 U+8127 [サイ、スイ/]
◆赤子(あかご)の性器セイキ、同「䘒」「【說文解字注:肉部:脧】赤子陰也(老子未知牝牡之合而朘作河上本如是)(「【老子翼:卷二:下篇】…未知牝牡之合而䘒作精之至也…(…䘒子垂反說文云赤子陰也…)」は「䘒」)
注解:本字は肉部、月部の「朘」とは別字
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8128 [ショク、ソク/]
◆肉を炙(あぶ)るために刺す串(くし)、同「𦠁」
◆痩(や)せ衰える、痩せ細る
月(肉)4+7=総画数11 U+8129 [シュウ、シュ、ス/] 𠋛
◆干し肉、細切りの干し肉
◆先生への謝礼、「束脩ソクシュウ」、「謝礼として干し肉を持参した」ことから
◆同「修」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+812A [キン、キ/]
◆腫(は)れる、(傷口が塞がり)皮膚が盛り上がる、同「㾙」「【說文解字:卷四下:肉部:脪】創肉反出也」
◆「㿎脪フンキン」、赤く腫れた出来物(できもの)、吹き出物、腫物はれもの、同「㿎㾙」「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:脪𦜓𤷓㾙𤴾𦢯】㿎脪熱氣著膚中」
◆「𦚈脪タクキ」、牛馬などの家畜の小腸「【廣韻:上平聲:卷第一:脂第六:絺:脪】𦚈脪牛馬子腸」「【類篇:卷十二:肉部:𦚈】𦚈脪畜水腸」
月(肉)4+7=総画数11 U+812B [タツ、ダチ、ダツ/ぬ・ぐ、ぬ・け、ぬ・げる]
◆肉から骨や皮を剥(は)ぎ取る、剥(む)き取る
◆覆っているものを取り去る、覆っているものから抜け出る
◆取り去る、外(はず)す
◆抜(ぬ)ける、抜け落ちる、抜け出る
◆もし、もしも、if
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+7=総画数11 U+812C [ホウ、ヒョウ/]
◆膀胱ボウコウ、尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+812D [テイ、ジョウ/]
◆肥(こ)えて美味しい肉「【文選(文選注):卷第三十四:七上:七發八首】飲食則温湻甘膬脭醲肥厚(…脭肥肉也…)」
月(肉)4+7=総画数11 U+812E [ダイ、ナイ/]
◆肉が腐(くさ)る、同「腇」
◆「腲脮ワイダイ」、肥(こ)えているさま、膨(ふく)らんでいるさま
月(肉)4+7=総画数11 U+812F [フ、ホ/]
◆乾燥させた肉、干し肉、同「腊」
◆果実をシロップsyrupなどに漬けた後、乾燥させたもの
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8130 [トウ、ズ/]
◆首、頸(くび)、項(うなじ、頸の後ろ側)
月(肉)4+7=総画数11 U+8131 [タツ、ダチ、ダツ/ぬ・ぐ、ぬ・け、ぬ・げる]
◆肉から骨や皮を剥(は)ぎ取る、剥(む)き取る
◆覆っているものを取り去る、覆っているものから抜け出る
◆取り去る、外(はず)す
◆抜(ぬ)ける、抜け落ちる、抜け出る
◆もし、もしも、if
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8132 [ニョウ/]
◆尿素ニョウソ、有機化合物CO(NH2)2
月(肉)4+7=総画数11 U+8133 [ドウ、ノウ/] 腦脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
筆順
月(肉)4+7=総画数11 U+8134 [ヒ、ビ/つか・える]
◆胸が閊(つか)えたり腹が張ったりするする症状
◆「痞棍ヒコン」、ごろつき、あちこちうろついて悪さをする不良
月(肉)4+7=総画数11 U+8135 [/また]
◆[日]股(また)、姓用字、地名用字
月(肉)4+7=総画数11 U+8136 [ラ/]
◆手の指の渦(うず)状の指紋シモン
月(肉)4+7=総画数11 U+8137 [リ/]
◆ウシ(牛)などの家畜の舌(した)、「牛脷(ギュウリ、ウシ(牛)の舌)」
月(肉)4+7=総画数11 U+8138 [レン、セン、ケン/]
◆肉の羹(あつもの)、肉(や野菜などの具)を煮込んだ吸物(すいもの)
◆頬(ほお、顔の両側)、目の下で頬の上部 {人体(頭部)}
◆顔、顔面
◆前面、正面、面する
豕部
月4+7=総画数11 U+F929 [ロウ/ほが・らか] 朗朖
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朤」
◆明るく元気がよい、声が明るく澄んでいる
漢字林(非部首部別)
𣍲月4+7=総画数11 U+23372 [/さおとめ]
◆人名用字、「五月女(さおとめ)」の合字「【漢字源:月部:𣍲】」
𣍵月4+7=総画数11 U+23375 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:辰集補遺:月部:𣍵】《字彙補》同磐《漢隸𥓓》利磨确𣍵」
𣍶月4+7=総画数11 U+23376 [ソウ、ス/] 𦡙
◆「三𣍶サンソウ」、古国名、現山東省菏沢市定陶区の北部、同「三鬷」「三朡」「三㚇」
𣍹月(舟)4+7=総画数11 U+23379 [チン、ジン/] 朕𦨶𦩎𦩗𢀹
◆我(われ)、自分を指す語、古くは貴賎問わずに用いたが、秦(紀元前221年~前206年)の始皇帝シコウテイ(紀元前259年~前210年)の定めによって以降は天子だけが用いるようになった
◆表に現れ出る兆(きざ)し、兆候、同「眹」
𦚟月(肉)4+7=総画数11 U+2669F [イ/]
◆未詳「【葛仙翁肘後備急方:卷之三:治寒熱諸瘧方第十六】…又方豬𦚟一具薄切以苦酒煑食令盡不過二服…」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦚟】餘之切豬𦚟也」「【廣韻:上平聲:之第七:飴:𦚟】豕息肉今謂之豬𦚟」
𦚠月(肉)4+7=総画数11 U+266A0 [シン、ジン/]
◆祭礼の際に供える生肉(なまにく)、焼いた肉は「膰ハン」、同「脤」「【集韻:卷五:上聲上:軫第十六:祳脤𦚠】說文社肉盛以蜃故謂之裖天子所以親遺同姓引春秋傳石尚來歸祳或作脤𦚠」「【正字通:未集下:肉部:𦚠】同脤俗省」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦛒𦚠】二俗𦜜正時忍反肝𦜜也」
𦚺月(肉)4+7=総画数11 U+266BA [セン/]
◆細かく切った生肉を捏(こ)ねるなどしてペーストpaste状にしたもの「【釋名:釋飲食】生脠以一分膾二分細切合和挻攪之也」
𦛔月(肉)4+7=総画数11 U+266D4 [セン、ゼン、エン/] 𣎓
◆短い
𦛕月(肉)4+7=総画数11 U+266D5 [キョウ、コウ/]
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「胠」「脥」「𦛱」「脅」
𦛖月(肉)4+7=総画数11 U+266D6 [ショウ/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦛖】叱渉切肉動也」
𦛚月(肉)4+7=総画数11 U+266DA [ダン、ナン/]
◆「𦛚䐺ダンタン」、肥(こ)えているさま
𦛛月(肉)4+7=総画数11 U+266DB [シン/]
◆頭蓋トウガイ・ズガイ、また胎児や新生児の頭蓋の左右の骨の額から後頭部にかけての接合部分、この時期は隙間があるが生長するにつれて次第に接合していく、日本では「泉門センモン」という、同「囟」「𦞤」「䏤」
𦛜月(肉)4+7=総画数11 U+266DC [カン、ゴン/]
◆口腔コウコウ(口の中の空洞部分)上下の骨・筋肉・皮膚などの組織の総称、日本でいう顎(あご)、同「頜」「頤」「𩔞」 {人体(頭部)}
◆肥えた牛の干し肉、同「肣」
𦛞月(肉)4+7=総画数11 U+266DE [エン、オン、ア/] 腌𦟩𦜽
◆肉や魚を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「醃」
◆「𦛞臢・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
𦛟月(肉)4+7=総画数11 U+266DF [コウ、キョウ/]
◆骨などの異物が咽喉に閊(つか)える、同「骾」
𦛡月(肉)4+7=総画数11 U+266E1 [ゼン、ネン/] 肰𦛦𦝸
◆犬の肉
𦛢月(肉)4+7=総画数11 U+266E2 [カク、コク/ひかがみ] 膕腘䐸𩪐
◆膝窩シッカ、膝の後ろの曲げた時にできる窪(くぼ)み、またその部分、「膝膕シッカク」 {人体(下肢)}
𦛤月(肉)4+7=総画数11 U+266E4 [カン/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦛤】居欵切音管肥𦛤也」
𦛦月(肉)4+7=総画数11 U+266E6 [ゼン、ネン/] 肰𦛡𦝸
◆犬の肉
𦛧月(肉)4+7=総画数11 U+266E7 [セキ、シャク/あぶ・る] 炙䏑𦜡𤐬𤒗
◆(肉を)火に翳(かざ)す、火に翳(かざ)して(表面を)焼く
𦛩月(肉)4+7=総画数11 U+266E9 [コウ、ゴウ/]
◆未詳「【漢語大字典:月部:𦛩】同"晧"」
注解:本字(U+266E9)の偏は「にくづき」で「つき」の「㬶(U+3B36)」とは別字 {漢字(月)}
𦛪月(肉)4+7=総画数11 U+266EA [チ/] 胝𦙁𦙘𦙠𦝔
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
𦛬月(肉)4+7=総画数11 U+266EC [未詳/]
◆未詳
𦛮月(肉)4+7=総画数11 U+266EE [未詳/]
◆未詳「【中華字海:月部:𦛮】同"脘"」
𦛱月(肉)4+7=総画数11 U+266F1 [キョ、コ/]
◆脇腹、腋(わき)から下の部分、同「胠」「𦛕」「脥」「脅」
𦛳月(肉)4+7=総画数11 U+266F3 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦛴月(肉)4+7=総画数11 U+266F4 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦛴】䐢字省文」
𦛵月(肉)4+7=総画数11 U+266F5 [未詳/]
◆未詳
𦜂月(肉)4+7=総画数11 U+26702 [コウ、ギョウ/]
◆食べ物、食事、同「饍」
𦜃月(肉)4+7=総画数11 U+26703 [キョク、コク/]
◆肥えるさま「【字彙補:未集:肉部:𦜃】許役切音䬂肥貌」
𦜅月(肉)4+7=総画数11 U+26705 [ホウ、ボウ/] 膀𦜶
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}
𦜬月(肉)4+7=総画数11 U+2672C [ドツ、ノチ/]
◆「膃𦜬オツドツ」、丸々と太っているさま、同「肭」
𧦗言部
月(肉)4+8=総画数12 U+43FC [サン、ザン/]
◆禽獣キンジュウ(鳥類と獣類)の食べ残し、同「㱚」
月(肉)4+8=総画数12 U+43FD [ホウ、ブ/] 𦜟
◆豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)の肉の肉醬ニクショウ、豕肉に塩や麹・糟などを加えを熟成させペーストpaste状にしたもの
月(肉)4+8=総画数12 U+43FF [ケイ、ケ/] 𦜹𦜑
◆脹脛(ふくらはぎ)、脛(すね、膝から足首までの部分)の後ろ側、同「腨」「腓」 {人体(下肢)}
月(肉)4+8=総画数12 U+4401 [タク/]
◆尻(しり)、胴体の最下部で、座った時に下になり(地に接して)上半身を支える部分、同「𡰪」
◆尻の穴
◆肉が付いて太っているさま
月(肉)4+8=総画数12 U+4403 [ケイ、キョウ/]
◆腹や腸内の突起状或いは膜状の膨らみ、脂肪の塊、脂肪腫
月(肉)4+8=総画数12 U+4404 [カン、ゲン/] 𤎡𦜿
◆肉を火で炙(あぶ)る、焼(や)く「【釋名:釋飲食】{⿰月舀}衘也衘炙細密肉和以薑椒鹽豉巳乃以肉衘裹其表而炙之也」
◆未詳「【山海經:東山經】…沙減水出焉(…)北流注于海其中多鱤魚(…李時珍曰鱤敢也𩹴䐄也食而無厭也…)」「【說文解字注:肉部:䐄】食肉不猒也(猒飽也)」
月(肉)4+8=総画数12 U+4407 [ブン、モン/] 肳脗𦝮
◆唇(くちびる)、同「唇」「吻」 {人体(頭部)}
◆「䐇合ブンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「吻合」
月(肉)4+8=総画数12 U+4408 [ショク、シキ/]
◆粘(ねば)る、脂(あぶら)でべたべたする、同「𣽚」
◆平(ひら)たく長い(長さが一尺二寸の)干し肉、同「膱」
月(肉)4+8=総画数12 U+440A [コン/]
◆「䐊肫・䐊𪌋コントン」、ワンタン(雲呑・餛飩)、小麦粉に水などを加え捏(こ)ね、丸めた食べ物、またそれを延ばして餡アンを包み込んだ食べ物、同「餛飩・䊐𥸵」
◆虫、虫の総称、同「䖵」
月(肉)4+8=総画数12 U+440C [テン/] 腆𣇺𥳫𥶚𥵶
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼䐌ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
力部
月4+8=総画数12 U+671C [トン/] 㬿
◆月の光
月(舟)4+8=総画数12 U+671D [チョウ、ジョウ/あさ、あした] 𦩻𣎍
◆太陽が地平より上に出て日光が射し始める頃、日の出の頃、同「旦」
◆日の出から昼前までの時間、日の出から日の入りまでの時間
◆天子・君主に謁見する、春の謁見式、秋は「覲」
◆天子・君主が政を行う所
◆一人の或いは同系の天子・君主が継続して統治した期間
◆向く、向かう、~に向かって
漢字林(非部首部別)
筆順
月4+8=総画数12 U+671E [キ、コ/] 𣇳𣅆𣍡
◆一年、年が一巡すること、同「稘」「期」
◆一カ月、月日が一巡すること
筆順
月4+8=総画数12 U+671F [キ、ゴ、コ/] 𠔸
◆予定されている(約束されている)時(とき、時期、時間)、「時期ジキ」「期間キカン(二つの時・時期の間、始めの時から終わりの時までの間)」
◆決められた時(時期、時間)に会う
◆時(時期、時間)が一巡すること、一年(例えば収穫から次の収穫まで)、また一カ月(朔日から次の朔日まで)、同「稘」「朞」
漢字林(非部首部別)
筆順
月4+8=総画数12 U+6720 [エイ/]
◆月の色
网部
月(肉)4+8=総画数12 U+8139 [チョウ/ふく・れる、ふく・らむ]
◆腹が膨(ふく)れる、腹が張る、内側から外に向かって張り出る
◆体積や程度などが膨(ふく)らむ、大きくなる
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+813A [セイ、サイ/]
◆脆(もろ)い、柔らかく壊れやすい、崩れやすい、同「脆」
◆顔に艶(つや)があるさま
◆脳
月(肉)4+8=総画数12 U+813B [ショウ/]
◆鎖骨
月(肉)4+8=総画数12 U+813C [リョウ/]
◆干し肉、同「膎」
月(肉)4+8=総画数12 U+813D [スイ、ズイ/]
◆臀部デンブ、背側の腰より下の部分、同「臀」 {人体(全身)}
◆尻(しり)のように高く盛り上がった土地
月(肉)4+8=総画数12 U+813E [ヒ、ビ/] 腗𦜉𦜠𠧃
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「脾臓ヒゾウ」、胃の背側(体正面から見て胃の裏側)にある
◆腿(もも)、大腿ダイタイ部、脚の膝から上の部分、同「髀」「䏶」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+813F [ヒョウ/]
◆肥(こ)えているさま、肉付きがよいさま、同「臕」
◆「祿脿ロクヒョウ」、地名、雲南省昆明市安寧市 {雲南省}
月(肉)4+8=総画数12 U+8140 [リン/]
◆皮
月(肉)4+8=総画数12 U+8141 [ヘン、ベン/]
◆手足の表皮が厚く硬くなったもの
◆「腁胝ヘンチ(たこ)」、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもので膨らみがないもの
月(肉)4+8=総画数12 U+8142 [カ/]
◆赤く腫(は)れる、赤い腫れ
◆踝(くるぶし)、足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「踝」 {人体(下肢)}
◆薬草名、未詳「【御定佩文齋廣羣芳譜:卷九十九:藥譜:腂】増《名醫別録》腂味甘無毒主益氣延年生山谷中白順理十月采」
月(肉)4+8=総画数12 U+8143 [ケン/] 𦝘
◆体が曲がり縮こまるさま、(筋や関節が)ぴったりと折り曲がるさま、唇(くちびる)をぴたりと閉じるさま
月(肉)4+8=総画数12 U+8145 [タン、ダン/]
◆食事や宴会などに供される調理された魚や肉
◆いっしょに飲食する
月(肉)4+8=総画数12 U+8146 [テン/] 䐌𣇺𥳫𥶚𥵶
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼腆ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+8147 [ダイ、ナイ/]
◆「萎腇イダイ」、弱々しいさま、力が(力強さが)ないさま
◆「腲腇ワイダイ」、力を抜いて(緊張を解いて)ゆったりしているさま
◆肉が腐(くさ)る、同「脮」
月(肉)4+8=総画数12 U+8148 [セイ、ショウ/]
◆上質な肉、精肉(せいにく)
◆ニトリルnitrile、–C≡N、有機化合物
月(肉)4+8=総画数12 U+8149 [ゲイ、ゲ/]
◆乳
月(肉)4+8=総画数12 U+814A [セキ、シャク/]
◆乾燥させた肉、干し肉、同「脯」
◆冬になって作る肉や魚の干物また燻製、同「臘」
◆繁「臘」
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+814B [エキ、ヤク/わき]
◆腕の付け根の窪(くぼ)んだところ、枝分かれして"Λ"字状に窪んだ部分、同「掖」「亦」 {人体(上肢)}
◆腕を相手の腋(わき、腕の付け根の部分)に入れて支え助ける、同「掖」
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+814C [エン、オン、ア/] 𦟩𦛞𦜽
◆肉や魚を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「醃」
◆「腌臢・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
月(肉)4+8=総画数12 U+814D [ジン、ニン/]
◆おいしい、おいしく煮たり焼いたりする
月(肉)4+8=総画数12 U+814F [テツ、テチ/]
◆骨の間の肉を削(けず)り取る、またその肉
◆神酒(みき)を地に注(そそ)いで死者や神を祭(まつ)る、またその祭礼、「叕」は「繋ぐ、連ねる」の意、同「餟」「醊」「酹」
月(肉)4+8=総画数12 U+8151 [フ/]
◆人間や動物の内臓、「臓腑ゾウフ」
◆「六腑ロップ」、胆・胃・大腸・小腸・膀胱・三焦サンショウ(上焦・中焦・下焦から成る器官、熱・養分・水分などの臓器間の移送・連携機能に関わる器官の総称のようである)の総称
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+8152 [キョ、コ/]
◆干し肉、キジ(雉)などの鳥の干し肉
月(肉)4+8=総画数12 U+8153 [ヒ、ビ/]
◆脹脛(ふくらはぎ)、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の後ろ側の膨らんだ部分、同「腨」「䏿」「𨄔」 {人体(下肢)}
◆避ける、ものの後ろに隠れる「【毛詩正義:采薇】駕彼四牡四牡騤騤君子所依小人所腓(《傳》腓当作芘…)」
◆病(や)む
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+8154 [コウ、クウ/]
◆体内の空洞になっている袋状・管状の部分、「口腔コウコウ(口の中の空洞部分)」「満腔マンコウ(体全体・胸一杯に満ちるさま)」
◆音楽の調子、言葉のアクセント、「腔調コウチョウ(話言葉のアクセント、歌や劇中語の言い回し)」
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+8155 [ワン/うで] 𦞿
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「𢮘」 {人体(上肢)}
◆技量、力量
◆「手腕シュワン」◇手首◇技量、力量、能力
◆[日]肩口から手首までの部分(「臂」という)
筆順
月(肉)4+8=総画数12 U+8156 [トウ/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:腖】都弄切音凍肉腖也」
◆「蛋白腖タンハクトウ・タンパイドン」、ペプトンpeptone、蛋白質が分解されたもの
月(肉)4+8=総画数12 U+8157 [ヒ、ビ/] 脾𦜉𦜠𠧃
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「脾臓ヒゾウ」、胃の背側(体正面から見て胃の裏側)にある
◆腿(もも)、大腿ダイタイ部、脚の膝から上の部分、同「髀」「䏶」
月(肉)4+8=総画数12 U+8158 [カク、コク/ひかがみ] 膕𦛢䐸𩪐
◆膝窩シッカ、膝の後ろの曲げた時にできる窪(くぼ)み、またその部分、「膝膕シッカク」 {人体(下肢)}
月(肉)4+8=総画数12 U+8159 [シュウ、ソウ/]
◆ヒドラゾンhydrazone、有機化合物
月(肉)4+8=総画数12 U+815A [テイ、ジョウ/]
◆臀部デンブ、尻(しり)
𠗲冫部
𣂤斤部
𣍸月4+8=総画数12 U+23378 [ハク、ヒャク/]
◆新月の後に初めて見える細い月、同「霸」「【說文解字:月部:𣍸】古文霸(「【玉篇:卷二十:月部第三百九:霸】【集韻:卷八:去聲下:禡第四十:霸{奥-大+月}】はいずれも{奥-大+月})
𣍺月4+8=総画数12 U+2337A [ヒ、ハイ、ヘ/] 朏𣍧
◆陰暦三日頃に見える月、新月シンゲツ(月全体が地球の影になった時の月、朔サク)の後にはっきりと三日月の形に見える月、三日月、新月の後に初めて見えるようになったごく細い(陰暦一日の)月は「朒」
𣍿月(肉)4+8=総画数12 U+2337F [未詳/]
◆未詳「【太平御覽:服用部一:帳】卞便開帳𧙂褥羊逕上卞大床枕入被下乃廻坐傾𣍿」
𦜆月(肉)4+8=総画数12 U+26706 [カン、ガン/] 𦞞
◆下唇の下の中央の窪(くぼ)み、上唇の上は「臄」
𦜇月(肉)4+8=総画数12 U+26707 [コツ、コチ/]
◆臀部デンブ、尻(しり)
◆腰骨、骨盤、寛骨カンコツ(骨盤の一部で腸骨・坐骨・恥骨から成る左右に大きく張り出した骨、同「髖」「胯骨」)
𦜈月(肉)4+8=総画数12 U+26708 [チョウ/] 䐑𦜫𦜪
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𦜉月(肉)4+8=総画数12 U+26709 [ヒ、ビ/] 脾腗𦜠𠧃
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「脾臓ヒゾウ」、胃の背側(体正面から見て胃の裏側)にある
◆腿(もも)、大腿ダイタイ部、脚の膝から上の部分、同「髀」「䏶」
𦜏月(肉)4+8=総画数12 U+2670F [レイ、ライ/]
◆足が不自由で体を揺らしながらが歩く
𦜐月(肉)4+8=総画数12 U+26710 [カン/]
◆胃袋、胃の内部の空間、同「脘」
𦜒月(肉)4+8=総画数12 U+26712 [ホウ/]
◆浮腫フシュ、浮腫(むく)む
𦜓月(肉)4+8=総画数12 U+26713 [キン/] 𤴾
◆赤く腫れた出来物(できもの)、吹き出物、腫物はれもの、同「㿎㾙、㿎脪フンキン」「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:脪𦜓𤷓㾙𤴾𦢯】㿎脪熱氣著膚中」
◆腫(は)れが引く「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤴾㾙】香勒反瘡中冷也二同」「【太平御覽:卷第九百一十一:獸部二十三:鼠】𤴾瘠偏多■計衆中無敵」
𦜔月(肉)4+8=総画数12 U+26714 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦡀𦞃厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𦜕月(肉)4+8=総画数12 U+26715 [キ、ギ/]
◆両膝と爪先を地に着け踵(かかと)を浮かせ、膝から上は直立させる姿勢、同「跽」「跪」
𦜖月(肉)4+8=総画数12 U+26716 [ア、エ/]
◆「𦜖膪・𦜖䐱アチャク」、肥(こ)えているさま、脂(あぶら)が乗っているさま
𦜘月(肉)4+8=総画数12 U+26718 [ジュ、ニュウ/ちち、ち]
◆生まれたばかりの子を育てるために母親の体から分泌される液体、ミルクmilk、またそれに似た白くやや粘性のある液体、同「奶」「嬭」
◆(母乳を必要とする)生まれたばかりの、幼い、小さい
◆(乳状の)白い液体
◆「乳房ニュウボウ(ちぶさ)」「乳頭ニュウトウ(ちくび)」の略、またそれに似た形のもの
𦜙月(肉)4+8=総画数12 U+26719 [ジン、ニン/]
◆(肉を)柔らかくなるまでよく煮込む、同「飪」
◆(柔らかくなるまでよく煮込んだ)肉のスープsoup
𦜚月(肉)4+8=総画数12 U+2671A [コウ、ギョウ/]
◆食べ物、食事、同「饍」「【字彙補:未集:肉部:𦜚】戸交切音肴饍也」
𦜝月(肉)4+8=総画数12 U+2671D [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 臍𦜢脐𪗌𦠃䐡𦠕𦙟𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「𦜝帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
𦜟月(肉)4+8=総画数12 U+2671F [ホウ、ブ/]
◆豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)の肉の肉醬ニクショウ、豕肉に塩や麹・糟などを加えを熟成させペーストpaste状にしたもの
𦜠月(肉)4+8=総画数12 U+26720 [ヒ、ビ/] 脾腗𦜉𠧃
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「脾臓ヒゾウ」、胃の背側(体正面から見て胃の裏側)にある
◆腿(もも)、大腿ダイタイ部、脚の膝から上の部分、同「髀」「䏶」
𦜡月(肉)4+8=総画数12 U+26721 [セキ、シャク/あぶ・る] 炙䏑𦛧𤐬𤒗
◆(肉を)火に翳(かざ)す、火に翳(かざ)して(表面を)焼く
𦜢月(肉)4+8=総画数12 U+26722 [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 臍𦜝脐𪗌𦠃䐡𦠕𦙟𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「𦜢帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
𦜣月(肉)4+8=総画数12 U+26723 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:大部:𡗟】古介字漢祝𦜣碑𡗟然清皓」
𦜪月(肉)4+8=総画数12 U+2672A [チョウ/] 䐑𦜫𦜈
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𦜮月(肉)4+8=総画数12 U+2672E [コ、ク、カ、ケ/] 胯𦚬
◆股(また)の内側の部分、股間、同「跨」
𦜯月(肉)4+8=総画数12 U+2672F [トン、ドン/] 𤊯
◆肉を煮る、肉を調理する「【集韻:卷五:上聲上:混第二十一:𤊯】烹肉也」
𦜱月(肉)4+8=総画数12 U+26731 [キツ、コチ/] 肸肹𦙝
◆小刻みに揺れ動く、振動する
◆(声・音・香り・噂・影響などが)辺りに広がる(広まる)、「肸蠁キツキョウ」「胇肸ヒツキツ」
𦜲月(肉)4+8=総画数12 U+26732 [イン、オン/] 𦝴
◆心臓の病気、同「癊」
𦜳月4+8=総画数12 U+26733 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:月部:𦜳】子盈切音晶見篇韻」
漢字林(非部首部別)
𦜴月(肉)4+8=総画数12 U+26734 [トン、ドン/] 𦟓
◆「勝𦜴ショウトン」、人名、未詳、同「勝臀」「【康熙字典:未集補遺:肉部:𦟓】《戰國策》勝臀人名《注》臀元作𦟓字書無之」
𦜶月(肉)4+8=総画数12 U+26736 [ホウ、ボウ/] 膀𦜅
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}
𦜹月(肉)4+8=総画数12 U+26739 [ケイ、ケ/] 䏿𦜑
◆脹脛(ふくらはぎ)、脛(すね、膝から足首までの部分)の後ろ側、同「腨」「腓」 {人体(下肢)}
𦜺月(肉)4+8=総画数12 U+2673A [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦜺】必益切與辟同篇海君也除也」
𦜻月(肉)4+8=総画数12 U+2673B [スウ、シュ/] 䐢𦚲𦛑
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也(別本では「*𦚲」)
◆皺、皺が寄る「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」
𦜼月(肉)4+8=総画数12 U+2673C [トン、ドン/ぶた] 豚豘𧰭㹠𤜨𠭣𧱔
◆ブタ(豚)、イノシシ(猪、イノシシ科の哺乳類)を(小形化し)家畜化した動物、同「𧱴」「𧱯」
𦝀月(肉)4+8=総画数12 U+26740 [未詳/]
◆「𦟈𦝀(音未詳)」、未詳「【紫簫記(テキスト版):第二十三齣 話別】𦟈𦝀的做了管家爺」
𦝏月(肉)4+8=総画数12 U+2674F [セン、ゼン、シュン、ジュン/] 膞䏝
◆肉の塊を小さく切り分けたもの
◆膝頭(ひざがしら)、膝盖(シツガイ)、膝小僧(ひざごぞう)
◆脹脛(ふくらはぎ)、脛(すね、膝から足首までの部分)の後ろ側
◆鳥の胃袋
◆陶器を作るための轆轤台(ロクロダイ、回転台)
𦝐月(肉)4+8=総画数12 U+26750 [ホウ、ヒョウ/] 皰𦫗𤿔
◆皮下ヒカに水や膿(うみ)が溜まって皮膚ヒフが膨(ふく)れたもの、吹き出物、吹き出物の総称、同「疱」
◆「面𦝐メンポウ(にきび)」、顔にできる吹き出物、同「粉刺フンシ」、同「靤」
𦝑月(肉)4+8=総画数12 U+26751 [イク/そだ・てる、はぐく・む] 育𩛭
◆(生まれたばかりの子「𠫓」に)栄養や知識などを与えて成長させる、養分を与えて生長させる
◆古「毓」
𦝓月(肉)4+8=総画数12 U+26753 [サン、ソン/] 𦙱𦙽𦠐
◆ヒツジ(羊)や豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)などの脂肪
𦝔月(肉)4+8=総画数12 U+26754 [チ/] 胝𦙁𦙘𦙠𦛪
◆同じところに摩擦マサツや圧迫アッパクが繰り返し加えられて皮膚が厚く硬(かた)くなったもの、「胼胝ヘンチ(たこ)」
𦝕月(肉)4+8=総画数12 U+26755 [ドウ、ノウ、ノ、ダイ、ナイ/よ・くする、あた・う] 能䏻
◆ことを成し遂(と)げる技量ギリョウや力量リキリョウ、「能力ノウリョク」「才能サイノウ」
◆十分に或いは上手にできる、~をすることができる(技能・能力がある)、~ができる(可能である)
◆他に働きかける、またその力やエネルギーenergie[独]、「能動ノウドウ」
◆[日]日本の伝統的舞楽の一つ、「能楽ノウガク」
𦝗月(肉)4+8=総画数12 U+26757 [フ、ブ/]
◆肌(はだ)、皮膚ヒフ、同「膚」
◆「𦝗腫フシュ」、浮腫フシュ(むくみ)、皮下ヒカに水分がたまって膨(ふく)れること、また膨れたもの、またそのような症状
𦝤月(肉)4+8=総画数12 U+26764 [ハン、バン/]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:㽉第五十九:𦝤】膚肉踈皃」
月4+9=総画数13 U+3B3B [コウ/]
◆「𣎲㬻トウコウ」、月がぼんやりしているさま「【廣韻:上聲:蕩第三十七:慌:㬻】𣎲㬻月不明皃」
注解:本字は月(つき)で、肉月にくづきの「䐠」は別字
月(肉)4+9=総画数13 U+440D [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:遇第十:䐢䐍】䐤也」「【五音集韻:卷十:遇第八:䐢䐍】膳也」「【正字通:未集下:肉部:䐍】脰字之譌舊註初去聲膳也誤」
月(肉)4+9=総画数13 U+440F [シュン/]
◆肥(こ)える
月(肉)4+9=総画数13 U+4410 [シュウ、シュ/] 𦝱
◆「𦚼䐐・曲䐐キョクシュウ」、膝(ひざ)の関節「【明堂灸經:卷六】…脚弱無力腰尻重不能舉曲䐐中筋急半身不遂…」
月(肉)4+9=総画数13 U+4411 [チョウ/] 𦜫𦜪𦜈
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+9=総画数13 U+4412 [シャ/]
◆粘り気があるさま、べとべとするさま、同「䵙」
◆「𦙲䐒カシャ」、傷口から出る膿(うみ、どろっとした粘り気のある液体)
月(肉)4+9=総画数13 U+4413 [ジュウ、ニュウ/]
◆面持(おももち、顔つき)が柔和(ニュウワ、優しく穏やか)なさま
月(肉)4+9=総画数13 U+4414 [ヒン、ビン/]
◆膝下から足首までの肉
月(肉)4+9=総画数13 U+4415 [シュウ/]
◆肥えた肉から脂(あぶら)が出てくる、同「䐕」
◆傷が潰(つぶ)れて脂(あぶら)が出てくる
月(肉)4+9=総画数13 U+4416 [ギ/]
◆唸(うな)る、呻(うめ)く
◆大きな声で笑う
月(肉)4+9=総画数13 U+4417 [ト、チョ/]
◆(人や動物の)腹、動物の胃袋、同「肚」
◆イノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)、同「猪」
月(肉)4+9=総画数13 U+4419 [カク、キャク/]
◆横膈膜(横隔膜、オウカクマク)、胸と腹を仕切る膜、同「膈」
月(肉)4+9=総画数13 U+4420 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐠】呼光切肉閒也」
◆「狼䐠ロウコウ」、南方の異民族の名「【水經注:卷三十六:温水】…雕面鏤身狼㬻裸種…」「【廣韻:下平聲:唐第十一:炕:䐠】狼䐠南夷國名」
注解:本字は肉月にくづきで、月(つき)の「㬻」は別字
土部
女部
巾部
月4+9=総画数13 U+6721 [ソウ、ス/]
◆気が狂う、突然狂ったような行動をする、またそのような病
◆船底が川底や海底に届いてしまって動けなくなる、同「艐」
◆「三朡サンソウ」、古国名、現山東省菏沢市定陶区の北部、同「三鬷」「三𦡙」「三㚇」
月(肉)4+9=総画数13 U+8144 [スイ、ズイ、ユウ、ウ/] 𦡘
◆胼胝ヘンチ(たこ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもの、「老繭ロウケン」
◆秦代(前221年~前206年)の古県名、現山東省煙台市 {山東省}
月(肉)4+9=総画数13 U+814E [シン、ジン/]
◆尿を排泄する役目を担う臓器で五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、「腰子ヨウシ」ともいう {人体(内臓)}
◆「肝腎カンジン」、(「肝」も「腎」も体にとって大切な部分の意から)物事の大切な部分、重要で欠かせない部分
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+815B [アク/]
◆脂肪シボウが多いさま、たっぷりと脂分(あぶらぶん)を含んでいるさま、「腛脂アクシ」
月(肉)4+9=総画数13 U+815C [バイ、マイ、メ/]
◆身籠(みごも)る、懐妊カイニンする
◆「腜腜バイバイ」、(土地が)肥(こ)えて豊かなさま、(作物が育ち)美しく豊かなさま
月(肉)4+9=総画数13 U+815D [ゼン、ネン/]
◆骨付き肉の塩漬け、同「𩱄」
◆(肉を)柔らかくなるまでじっくりと煮込む、同「胹」「𩱄」
◆軟(やわ)らかいさま
月(肉)4+9=総画数13 U+815E [テン、デン、トツ、ドチ、トン/]
◆彫(ほ)り込む、刻(きざ)む、同「篆」
◆「腞楯テンジュン」、柩(ひつぎ、死者が納められた棺)を載せる絵や模様が描かれた霊柩車
月(肉)4+9=総画数13 U+815F [チツ、チチ/]
◆女性の生殖器の一部で陰門から子宮頸部までの間
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8160 [ソウ、ス/]
◆皮膚ヒフ
◆「腠理ソウリ」、皮膚と筋肉キンニクの間(あいだ)、皮下組織ヒカソシキ
月(肉)4+9=総画数13 U+8161 [ラ/]
◆手の指の渦(うず)状の指紋シモン
月(肉)4+9=総画数13 U+8162 [オウ、ウ/]
◆鎖骨サコツ(首から腕にかけての肩の骨)と上腕骨ジョウワンコツの関節部分、またその部分の骨、同「髃」 {人体(胴部)}
月(肉)4+9=総画数13 U+8163 [テイ、タイ/]
◆「腣胿テイケイ」、同「䐭胿」、腹が突き出ているさま
月(肉)4+9=総画数13 U+8164 [アン、オン/] 𦝡
◆肉や魚を塩・味噌・葱などと一緒に煮る調理法
月(肉)4+9=総画数13 U+8165 [セイ、ショウ/]
◆動物の生臭(なまぐさ)い匂(にお)い、動物の脂(あぶら)の臭(にお)い、同「胜」
◆動物の生肉
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8166 [ドウ、ノウ/] 脳脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8167 [ユ、シュ/]
◆人体内の臓器を繋ぐ経路の中で気血が出入・合流・分岐などするところ、そこに体の異常が現れるとされ、鍼灸シンキュウなどで「つぼ」「腧穴ユケツ」「穴位ケツイ」と呼ばれる
月(肉)4+9=総画数13 U+8168 [セン、ゼン/]
◆脹脛(ふくらはぎ)、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の後ろ側の膨らんだ部分、同「腓」「䏿」「𨄔」 {人体(下肢)}
月(肉)4+9=総画数13 U+8169 [ダン、ナン/]
◆肉の煮込み、同「𨡯」
◆塩や香辛料などで調味した肉を炙(あぶ)りる、またその肉
◆「牛腩ギュウダン・ニョウナン」、牛の腰肉、サーロインsirloin
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+816A [ウン/] 𣍯
◆膜マク「【玉篇:卷七:肉部第八十一:腪】于郡切膜」
◆「胚腪ハイウン」◇胚ハイを包む膜◇未詳「【玉皇十七慈光燈儀:信禮無上大羅天無能勝光玉皇天尊】…肧腪天地…」
月(肉)4+9=総画数13 U+816B [ショウ、シュ/は・れる]
◆体や皮膚の一部が打撲ダホク・化膿カノウ・炎症エンショウなどによって膨(ふく)れる、体の組織の一部が膨(ふく)れる、「水腫スイシュ」「浮腫フシュ」
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+816C [ジュウ、ニュウ/]
◆柔(やわ)らかく良質な肉、よく肥(こ)えておいしい肉、同「䏔」
月(肉)4+9=総画数13 U+816D [ガク/] 𦠍㗁卾
◆口蓋コウガイ、口腔コウコウ(口の中の空洞部分)の上の部分、日本でいう上顎(うわあご)、同「齶」「顎」 {人体(頭部)}
◆繁「齶」
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+816E [サイ/]
◆頬(ほお、ほほ、顔の下部で鼻の両側)の下部、顔面両側の頬から日本でいう下顎(したあご)までの部分、同「顋」 {人体(頭部)}
◆「痄腮ササイ」「流行性腮腺炎リュウコウセイサイセンエン」、流行性耳下腺、おたふく風邪(かぜ)
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+816F [トツ、ドチ、トン/] 𦝬
◆豕(いのこ、イノシシ(猪))が肥(こ)える、牛や羊の場合は「肥」
◆丸々と太っている
月(肉)4+9=総画数13 U+8170 [ヨウ/こし] 𦝫
◆動物の背骨と脚(あし、四足の動物の場合は後ろ足)を繋ぐ部分、ものの上(或はい前)と下(或いは後)を繋ぐ部分 {人体(全身)}
◆ものの中ほどにある節目(ふしめ)、ものの中ほどの細く括(くび)れた部分
◆「腰子ヨウシ」、腎臓ジンゾウ {人体(内臓)}
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8171 [ケン、コン/]
◆随意筋ズイイキン(自分の意志で動かすことができる筋肉、骨格筋など)の両端にあり筋肉が骨に繋がる部分の組織「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:腱𦞬䇟】博雅膂腱肉也一曰{⿰𥭊力}之大者或作𦞬䇟」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8172 [ワイ、エ/]
◆「腲腇ワイダイ」、力を抜いて(緊張を解いて)ゆったりしているさま
◆「腲脮ワイダイ」、肥(こ)えているさま、膨(ふく)らんでいる
月(肉)4+9=総画数13 U+8173 [キャク、キャ、カク/あし] 脚𦛶踋
◆膝(ひざ)から足首までの部分、小腿ショウタイ、後に膝から爪先までの部分を指すようになった、日本では腰の下の太腿(ふともも)から爪先までの部分 {人体(下肢)}
◆体や物体の一部で柱状・棒状に伸び地に接して体や物体を支える役目をする部分
◆全体を支えるもの、基(もと)となる部分
◆「腳色キャクショク」◇官吏に採用される際に提出する家族構成・年齢・出身地などを記した履歴書◇芝居や映画などの役柄(やくがら)、役所(やくどころ)◇[日]芝居や映画などを制作するために原作に手を加えること
月(肉)4+9=総画数13 U+8174 [ユ/] 𦚤𣧴𣨃
◆下腹(したばら)が丸々と肥えている、腹が出ている
◆肥えた、肥沃な
◆脂肪たっぷりの豚や犬などの腸
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8175 [カ、ケ/]
◆腸の病気
月(肉)4+9=総画数13 U+8176 [タン/]
◆「腶脩タンシュウ」、叩いた干し肉にショウガ(生姜・生薑・薑)やニッケイ(肉桂)を加えたもの {ショウガ} {ニッケイ}
月(肉)4+9=総画数13 U+8177 [ヒョク、ビキ、フク/]
◆「腷臆ヒョクオク・フクオク」、思いが心中シンチュウに鬱積ウッセキするさま
◆「腷膊ヒョクハク・フクハク」、大きな音や声の形容「【全唐詩(御定全唐詩):卷七百九十一:鬬雞聯句】改(郊)腷膊戰聲喧…(韓愈カンユと孟郊モウコウによる連句でこの句は孟郊によるもの)「【清稗類鈔:方伎類:黃某占柱僧之出】…方偕友人閒話於中堂聞堂柱腷膊三響柱忽開裂…」「【埋憂集:卷八:櫃中熊】…夜已深聞房中腷膊有聲…」
月(肉)4+9=総画数13 U+8178 [チョウ、ジョウ/はらわた] 肠膓
◆胃から肛門までの管状の消化器官の総称、「小腸」「大腸」「直腸」から成る {人体(内臓)}
◆[日]はらわた、腹部にある臓器、動物の内臓
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+8179 [フク、ブク/はら] 𦞶
◆体の前側(四足・多足の動物の場合は下側)の胸の下から骨盤までの胃や腸のある部分、同「肚」 {人体(胴部)}
◆ものの前面、背の反対側
◆胎内、ものの内部、心の内、心の内にある考えや思い
◆ものの中(なか)ほど、中ほどの膨らんだ部分
◆抱(いだ)く、包み込む
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+817A [/せん]
◆[日]体内で各種の液汁を分泌する器官、「汗腺カンセン」「涙腺ルイセン」
注解:国字だが、現在では漢字圏でほぼ同意で使われる
筆順
月(肉)4+9=総画数13 U+817B [ジ、ニ/] 膩𦡸
◆脂っこいさま、ねっとりとしたさま、べたべたするさま
◆「腻虫ジチュウ」、アブラムシ(油虫)、カメムシ目アブラムシ上科の昆虫、同「蚜」
◆くどい、うんざりする
◆細(こま)かいさま、繊細センサイなさま
月4+9=総画数13 U+817C [ベン、メン/]
◆面目メンボク、人に合わせる顔、顔付き、(顔に表れる)表情、同「靦」
◆「腼腆ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
月(肉)4+9=総画数13 U+817D [オツ、オチ/]
◆「膃肭オツドツ」、丸々と太っているさま
◆「膃肭臍オツドツセイ」◇オットセイ(アシカ科の哺乳類)の雄性の性器を材料とした生薬の名、現在は「海狗腎カイゴゥシン」が一般的だという◇[日]オットセイ(膃肭臍)、アシカ科の哺乳類、中国では「海狗カイク・カイゴウ」「膃肭獣ワナイショウ」
月(舟)4+9=総画数13 U+817E [トウ、ドウ/あ・がる] 騰駦
◆勢いよく足を上げる、高く跳(と)び上がる、躍(おど)り上がる、同「驣」「䠮」「𦫀」
◆勢いよく上がる、高く上がる
◆馬を勢いよく走らせる、馬が跳(は)ねるように疾走する
月(肉)4+9=総画数13 U+8187 [ツイ、ズイ/]
◆足が腫(は)れる、浮腫(むく)む、同「㾽」
𣎄月4+9=総画数13 U+23384 [未詳/] 𦞌
◆未詳「【康熙字典:辰集上:月部:𣎄】《篇海》居鄧切音亙月出也亦作𦚹」「【正字通:辰集上:月部:𣎄】亙字之譌…」
𣎅月4+9=総画数13 U+23385 [カン/]
◆「𣎅兜カントウ」、同「驩兜」「鴅兜」「鴅吺」、三苗サンビョウ族の首領で「共工キョウコウ」「鯀コン」「三苗サンビョウ」と共に四罪シザイ(四人の悪神)と呼ばれ舜シュン帝がこれを平定したとされる
注解:本字(U+23385)の偏は「つき」で「にくづき」の「𦝲(U+26772)」とは別字 {漢字(月)}
𣎆月4+9=総画数13 U+23386 [ラ/] 𦝠𦟀
◆毛が細く短い獣、一説に同「騾」とし「ラバ(騾馬)」を指すという「【康熙字典:未集下:肉部:九:𦝠】《正譌》象形獸之淺毛者若虎豹貔象之屬」「【漢語大字典:月部:𦝠】同"驘(騾)"」
𣎇月4+9=総画数13 U+23387 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集下:肉部:䏳】…《博雅》䏳𣎇脂也本作𦠠…」「【康熙字典:未集下:字典未集下考證:肉部:䏳】…博雅䏳𣎇脂也 謹按胓䏳二字相連爲文 謹照原文䏳𣎇改胓䏳」
𣎋月4+9=総画数13 U+2338B [未詳/]
◆未詳
𣎌月4+9=総画数13 U+2338C [トウ、ドウ/]
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現山東省棗荘市滕州市、同「滕」「【字彙補:辰集:月部:𣎌】與滕同見路史國名記」 {山東省}
𦜌月(肉)4+9=総画数13 U+2670C [キン/] 𤷌
◆唇にできる腫物はれもの、同「胗」
𦜫月(肉)4+9=総画数13 U+2672B [チョウ/] 䐑𦜪𦜈
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「𠝝」「𦣀」
𦝜月(肉)4+9=総画数13 U+2675C [ケイ、ゲ/]
◆膜(まく)、皮(かわ)と肉(にく)の間の薄い膜
◆未詳「【廣韻:去聲:霽第十二:蒵:䐼】喉脈𦝜上同」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:䐼𦝜】喉脉也一曰腹也」
𦝠月4+9=総画数13 U+26760 [ラ/] 𦟀𣎆
◆毛が細く短い獣、一説に同「騾」とし「ラバ(騾馬)」を指すという「【康熙字典:未集下:肉部:九:𦝠】《正譌》象形獸之淺毛者若虎豹貔象之屬」「【漢語大字典:月部:𦝠】同"驘(騾)"」
漢字林(非部首部別)
𦝡月(肉)4+9=総画数13 U+26761 [アン、オン/]
◆肉や魚を塩・味噌・葱などと一緒に煮る調理法
𦝢月(肉)4+9=総画数13 U+26762 [キ、ギ/]
◆「啳𦝢・䑏𦝢ケンキ」、顔の形が醜いさま「【淮南鴻烈解:卷第十九:脩務訓】啳𦝢哆噅籧蒢戚施雖粉白黛黑弗能爲美者嫫母仳倠也(啳讀權衡之權急氣言之𦝢讀𧅄哆讀大口之哆噅讀楚𨘏氏之𨘏蒢戚施僂皆醜嫫母仳倠吉之醜女…)」
𦝣月(肉)4+9=総画数13 U+26763 [カ、ケ/] 髂𩩱𨂥
◆腸骨チョウコツ、骨盤を成す骨(仙骨・腸骨・恥骨・坐骨)の一つ、腰の両側に張り出した大きな骨、「髂骨カコツ」、同「䯊」 {人体(下腹部)}
𦝥月(肉)4+9=総画数13 U+26765 [ソウ/]
◆肉を調理する
◆肉を煮る
𦝧月(肉)4+9=総画数13 U+26767 [ダン、ナン/]
◆肉の煮込み、同「腩」
𦝨月(肉)4+9=総画数13 U+26768 [カイ、ケ/] 𦞉
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「𩩰」
𦝩月(肉)4+9=総画数13 U+26769 [イ/] 胃𦞅𦛂
◆食道と腸の間にある消化器官 {人体(内臓)}
◆星名、二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𦝪月(肉)4+9=総画数13 U+2676A [エン/]
◆咽喉インコウ(のど)
◆項(うなじ)、首筋
𦝫月(肉)4+9=総画数13 U+2676B [ヨウ/こし]
◆動物の背骨と脚(あし、四足の動物の場合は後ろ足)を繋ぐ部分、ものの上(或はい前)と下(或いは後)を繋ぐ部分 {人体(全身)}
◆ものの中ほどにある節目(ふしめ)、ものの中ほどの細く括(くび)れた部分
◆「腰子ヨウシ」、腎臓ジンゾウ {人体(内臓)}
𦝬月(肉)4+9=総画数13 U+2676C [トツ、ドチ、トン/]
◆豕(いのこ、イノシシ(猪))が肥(こ)える、牛や羊の場合は「肥」
◆丸々と太っている
𦝭月(肉)4+9=総画数13 U+2676D [リツ、リチ/]
◆軍隊が出陣する際の祭祀・祈祷の儀式
◆祭礼に用いる生贄の血
𦝮月(肉)4+9=総画数13 U+2676E [ブン、モン/] 肳脗䐇
◆唇(くちびる)、同「唇」「吻」 {人体(頭部)}
◆「𦝮合ブンゴウ」、(上下の唇のように)ぴったりと合うさま、ぴったりと合わせる、同「吻合」
𦝯月(肉)4+9=総画数13 U+2676F [テツ、デチ/] 胅𩨰
◆(骨や肉が)凸状に出っ張る、突き出る
◆突き出た尻(しり)、臀部
𦝱月(肉)4+9=総画数13 U+26771 [シュウ、シュ/]
◆「𦚼𦝱・曲𦝱キョクシュウ」、膝(ひざ)の関節「【明堂灸經:卷六】…脚弱無力腰尻重不能舉曲䐐中筋急半身不遂…」
𦝲月(肉)4+9=総画数13 U+26772 [エイ、アイ/]
◆胸、或いは胸の骨「【淮南子:精神訓】子求行年五十有四而病傴僂脊管髙于頂𦝲下迫頤兩𩩚在上(子求楚人也僂脊管下竅也髙於頂上也𦝲肝胷也迫薄至於頤也兩𦜉下在上軀正貟也𦝲讀精神越旡之歇也)」
注解:本字(U+26772)の偏は「にくづき」で「つき」の「𣎅(U+23385)」とは別字 {漢字(月)}
𦝳月(肉)4+9=総画数13 U+26773 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦝳】呼役切𦝳視也」「【中華字海:月部:𦝳】"瞁"的讹字」
𦝴月(肉)4+9=総画数13 U+26774 [イン、オン/] 𦜲
◆心臓の病気、同「癊」
𦝵月(肉)4+9=総画数13 U+26775 [カン、ガン/]
◆鞴(ふいご、風を送り出して火を熾す革製の袋、またその装置)の柄、同「肣」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦝵】俗肣正胡南反鞲囊柄也」「【康熙字典:未集下:肉部:𦝵】《篇海》胡南切音丸䪄囊柄也」
𦝶月(肉)4+9=総画数13 U+26776 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠤𦠊𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦝸月(肉)4+9=総画数13 U+26778 [ゼン、ネン/] 肰𦛦𦛡
◆犬の肉
𦝹月(肉)4+9=総画数13 U+26779 [未詳/]
◆未詳
𦝺月(肉)4+9=総画数13 U+2677A [未詳/]
◆未詳
𦝼月(肉)4+9=総画数13 U+2677C [ロウ、ル/]
◆古代の祭礼の名、同「䄛」、一説では「臘」と同義で「冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼」を指すという「【韓非子:卷第十九:五蠹第四十九】…夫山居而谷汲者膢臘而相遺以水(谷水難得故節以水相遺也)…」「【漢書(前漢書):卷六:武帝紀第六】三月…令天下大酺五日膢五日祠門戶比臘(…蘇林曰膢祭名也…師古曰續漢書作貙劉膢劉義各通耳臘者冬至後臘祭百神也…)」
𦞃月(肉)4+9=総画数13 U+26783 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦡀𦜔厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𦞄月(肉)4+9=総画数13 U+26784 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠤𦠊𦝶𦛳𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦞅月(肉)4+9=総画数13 U+26785 [イ/] 胃𦛂𦝩
◆食道と腸の間にある消化器官 {人体(内臓)}
◆星名、二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
漢字林(非部首部別)
𦞌月4+9=総画数13 U+2678C [未詳/] 𣎄
◆未詳「【康熙字典:辰集上:月部:𣎄】《篇海》居鄧切音亙月出也亦作𦚹」「【正字通:辰集上:月部:𣎄】亙字之譌…」
𦞕月(肉)4+9=総画数13 U+26795 [コウ、グ/のど] 喉㗋
◆のど、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)の途中から分かれて気管に通じる部分、総称して「咽喉インコウ」
𦟂月4+9=総画数13 U+267C2 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:月部:𦟂】"瞇"的讹字」
𦟓月(肉)4+9=総画数13 U+267D3 [トン、ドン/] 𦜴
◆「勝𦟓ショウトン」、人名、未詳、同「勝臀」「【康熙字典:未集補遺:肉部:𦟓】《戰國策》勝臀人名《注》臀元作𦟓字書無之」
月(肉)3+10=総画数13 U+441B [トウ/]
◆皮膚が伸び弛(たる)む「【通雅:卷四十九:諺原】耳埀曰耷皮寛曰㿴(俱音荅)」
◆「𥀰䐛ロウトウ」、皮膚が張りを失い伸び弛(たる)むさま「【廣韻:入聲:盍第二十八:臘:𥀰】𥀰㿴皮瘦寛皃」
漢字林(非部首部別)
月(肉)4+10=総画数14 U+441C [シン/]
◆膨れる、脹(は)れる、盛り上がる
月(肉)4+10=総画数14 U+441D [サ/]
◆脂(あぶら)、脂肪
月(肉)4+10=総画数14 U+441E [ジャク、ニャク/]
◆膜(まく)、皮(かわ)と肉(にく)の間の薄い膜、「肌䐞キジャク(皮膚ヒフ)」「【說文解字注:肉部:䐞】肉表革裏也(考工記注曰今人謂蒲本在水中者爲弱按蒻在莖之下根之上肉表革裏名䐞亦猶是也)」「【廣雅:卷八:釋器】䐼(乎結)䐞(弱)膜(莫)也」
月(肉)4+10=総画数14 U+4422 [スウ、シュ/] 𦜻𦚲𦛑
◆干し肉(ほしにく)、乾燥し縮(ちぢ)んで皺(しわ)の寄った干し肉「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:*𦛑】古{⿰月𢑑}𦜻{⿰月(⿹勹𢁝)}三俗{⿰月(⿱(⿹勹巾)(⿹勹巾))}正側救反䐢脯也(別本では「*𦚲」)
◆皺、皺が寄る「【重廣補注黄帝内經素問:卷第三:五藏生成】多食酸則肉胝䐢而脣揭(脾合肉其榮脣酸益肝勝於脾脾不勝故肉胝䐢而脣皮揭舉也)」
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+4423 [ソン/]
◆未詳「【說文解字:肉部:䐣】切孰肉內於血中和也」「【齊民要術:卷八:羹臛法第七十六】肺𦠆(蘇本反)法羊肺一具煑令熟細切別作羊肉臛以粳米二合生煑之」「【集韻:卷五:上聲上:混第二十一:䐣𦠆】或作𦠆」
◆未詳「【廣韻:上聲:混第二十一:損:䐣】臏屬」
月(肉)4+10=総画数14 U+4424 [サ、シャ/]
◆乾燥させた肉、干し肉、同「脯」「腊」
◆腹が鳴る
月(肉)4+10=総画数14 U+4427 [コウ/]
◆労(ねぎら)う、将兵に酒食などを振る舞い労う、同「𩝝」「犒」
◆肉(或いは肉を主として)煮込んだ吸物(すいもの)、同「臛」
◆香気が立ち昇るさま「【釋名:釋飲食】{⿰月髙}{⿱艹髙}也香氣{⿱艹髙}{⿱艹髙}也」
月(肉)4+10=総画数14 U+4428 [コク/]
◆未詳「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐨】胡木切足跗也」「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:䐨】牲後足一曰足跗」
月(肉)4+10=総画数14 U+442A [セイ、セ/] 臇𦞾
◆汁が少ない肉や魚の羹(あつもの)、汁が少なめの肉や魚の煮物、同「𦞦」「臛」「㷷」
月4+10=総画数14 U+6722 [ボウ、モウ/のぞ・む、もち] 望𥩿𦣠𢾘𣍢
◆待っている人や物事の到着をまだかまだかと待つ、期待する、そうなって欲しいと思う
◆(待ち望む方を)見やる、遠くを見やる
◆仰ぎ見る、他から仰ぎ見られる
◆もち、陰暦の十五日、満月の日
漢字林(非部首部別)
木部
生部
月(肉)4+10=総画数14 U+817F [タイ/もも]
◆腰の下から足首までの部分、腰の下から膝(ひざ)までを「大腿ダイタイ」、膝から足首までを「小腿ショウタイ」 {人体(下肢)}
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8180 [ホウ、ボウ/] 𦜶𦜅
◆体の中心から左右対称の位置にあって突き出たところ、人や獣類の左右の肩、鳥類の翼(つばさ)
◆尿ニョウ(小便)を一時溜(た)めておく袋状の器官、「膀胱ボウコウ」、(体の中心から左右対称の位置にあることから) {人体(内臓)}
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8181 [ケン、カン、ゲン/]
◆動物の肋骨と腰骨の間の軟らかく窪んだ部分、同「肷」「【正字通:未集下:肉部:膁】苦檢切音遣腰左右虛肉處凡畜腰後窊處曰膁窩」
◆肉の餡(あん、米粉や小麦粉などで作り丸く平らにした皮(「餅」という)に包み入れる具材)、同「𦡶」「𤑃」
月(肉)4+10=総画数14 U+8182 [リョ、ロ/]
◆背骨(せぼね)
◆「膂力リョリョク」、(肉体の、身体の)力があるさま
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8183 [オツ、オチ/]
◆「膃肭オツドツ」、丸々と太っているさま
◆「膃肭臍オツドツセイ」◇オットセイ(アシカ科の哺乳類)の雄性の性器を材料とした生薬の名、現在は「海狗腎カイゴゥシン」が一般的だという◇[日]オットセイ(膃肭臍)、アシカ科の哺乳類、中国では「海狗カイク・カイゴウ」「膃肭獣ワナイショウ」
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8184 [ソウ、シュ/]
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「痩」
月(肉)4+10=総画数14 U+8185 [トウ、ドウ/]
◆肥える
月(肉)4+10=総画数14 U+8186 [ソ、ス/]
◆喉袋(のどぶくろ)、鳥類の喉(のど)の部分にある袋、同「嗉」
月(肉)4+10=総画数14 U+8188 [カク、キャク/]
◆「横膈膜オウカクマク」、同「横隔膜」、胸と腹を仕切る膜
◆未詳、「拊膈フカク」と読み楽器名とする他、「鐘を吊るす枠木」とするものがある、同「鞷」「【史記:書:禮書】清廟之歌…一倡而三嘆…縣一鐘尚拊膈…朱絃而通越一也」「【史記索隱:卷八】縣一鐘尚拊隔(隔懸鍾格拊音撫隔不擊其鍾而拊其格不取其聲亦質也)」「【康熙字典:未集下:肉部:膈】又縣鍾格也」「【荀子:樂論】鞉柷拊鞷椌楬似萬物曷以知舞之意(「鞉」「柷」「椌」「楬」はいずれも打楽器名) {楽器(打楽器)}
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8189 [エキ、ヤク/]
◆(祭礼の際に供える犠牲の)頸(くび)の部分の肉「【儀禮疏:卷十四:士虞禮】羹飪升左肩臂臑肫骼脊脅離肺膚祭三取諸左膉上肺祭一實於上鼎(肉謂之羹飪孰也…肺祭肺三皆刌膉脰肉也古文曰左股上此字…)」
◆肥(こ)える
月(肉)4+10=総画数14 U+818A [ハク/] 𦡰𦢸𦣈
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+818B [リョウ/]
◆脂(あぶら)、腸の間の脂
月(肉)4+10=総画数14 U+818C [セキ、ジャク/] 𦢕
◆体が痩(や)せ細る、痩せ衰える、肉が削げ落ち骨が露(あらわ)になる、同「瘠」
月(肉)4+10=総画数14 U+818D [ヒ、ビ/]
◆牛の胃袋、反芻動物の胃袋、鳥の胃袋は「胵」
◆厚い、手厚い
月(肉)4+10=総画数14 U+818E [カイ、ケ/]
◆干し肉や塩漬けにした肉や魚などの保存用の食べ物
◆肉料理
◆よく火を通し調理された肉や魚の料理
月(肉)4+10=総画数14 U+818F [コウ/あぶら] 𥆕
◆肥(こ)えている、脂肪を多く含んだ肉が付いている
◆肉の脂(あぶら)、脂が乗った肉
◆ねっとりとした脂状の、クリームcream状の、またそのような状態のもの、「膏剤コウセイ(軟膏ナンコウ、粘性のある薬)」
◆脂が乗って甘く美味しい
◆しっとりと潤(うるお)いのあるさま、潤って艶々(つやつや)しているさま、「潤いが長続きする状態」を指す
◆(土地が脂のようにしっとりと水分養分を含み)肥えているさま、(土地が)潤うさま
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+10=総画数14 U+8191 [ヒン、ビン/]
◆膝蓋骨シツガイコツ、膝関節の前部にある皿状の骨、通称「膝小僧(ひざこぞう)」、同「髕」 {人体(下肢)}
◆膝を抉(えぐ)り取る刑、同「髕」
月(肉)4+10=総画数14 U+819C [ボ、モ、バク、マク/] 𦟦
◆生物の器官を包んだり覆(おお)ったりしている薄い皮状の組織、「粘膜ネンマク」「耳膜ジマク(鼓膜)」
◆薄い皮状のもの、フィルムfilm、「薄膜ハクマク」
◆跪(ひざまづ)き両手を額(ひたい)に当てるようにして拝礼する、「膜拝ボハイ・モハイ」
筆順
𣎍月(舟)4+10=総画数14 U+2338D [チョウ、ジョウ/あさ、あした] 朝𦩻
◆太陽が地平より上に出て日光が射し始める頃、日の出の頃、同「旦」
◆日の出から昼前までの時間、日の出から日の入りまでの時間
◆天子・君主に謁見する、春の謁見式、秋は「覲」
◆天子・君主が政を行う所
◆一人の或いは同系の天子・君主が継続して統治した期間
◆向く、向かう、~に向かって
𣎎月4+10=総画数14 U+2338E [リョウ/] 𠗲
◆氷、同「凌」
◆乗り越えて高みに登る、同「凌」
𣎑月(肉)4+10=総画数14 U+23391 [カン/]
◆髖骨カンコツ(寛骨)、臀部デンブの骨、腸骨チョウコツ・坐骨ザコツ・恥骨チコツから成る骨、同「髖」 {人体(下腹部)}
◆体(からだ)
𦞙月(肉)4+10=総画数14 U+26799 [カイ、ケ、キ/]
◆腫(は)れる、膨(ふく)れる、同「𦞙」
◆「䏨𦞙タイカイ」「𦞙䏨カイタイ」「𦢏𦞙ライカイ」、大きく腫れるさま、大きく膨れるさま
𦞚月(肉)4+10=総画数14 U+2679A [セツ、セチ/]
◆脂(あぶら)、胸の部分の脂、同「𦚡」
𦞛月(肉)4+10=総画数14 U+2679B [ソウ、ショウ/]
◆皮膚の傷
𦞜月(肉)4+10=総画数14 U+2679C [ショク、ソク/]
◆(粘膜の表面などにできる)小さな突起、(悪性の)腫れ物(はれもの)・出来物(できもの)、「𦞜肉ソクニク」、同「瘜」
𦞝月(肉)4+10=総画数14 U+2679D [キ、ケ/]
◆腫れ物、出来物(できもの)「【康熙字典:未集下:肉部:𦞝】《篇海》許意切音戲塊病也」
◆未詳「【字彙:未集:肉部:𦞝】同餼」
𦞞月(肉)4+10=総画数14 U+2679E [カン、ガン/] 𦜆
◆下唇の下の中央の窪(くぼ)み、上唇の上は「臄」
𦞠月(肉)4+10=総画数14 U+267A0 [トン、ドン/]
◆尻(しり)、胴体の最下部で、座った時に下になり(地に接して)上半身を支える部分、同「尻」「𡱂」 {人体(全身)}
𦞣月(肉)4+10=総画数14 U+267A3 [ソウ/] 臊𦠨
◆獣の(獣の脂の)生臭(なまぐさ)い匂(にお)い、嫌(いや)な臭(にお)い、「腥臊セイソウ」
◆恥(は)じる、恥ずかしがる
𦞤月(肉)4+10=総画数14 U+267A4 [シ、シン/]
◆頭蓋トウガイ・ズガイ、また胎児や新生児の頭蓋の左右の骨の額から後頭部にかけての接合部分、この時期は隙間があるが生長するにつれて次第に接合していく、日本では「泉門センモン」という、同「囟」「𦛛」
◆肉醤ニクショウの一種、小さく切った肉と骨に塩や麹を加え発酵させたもの「【齊民要術:作𦞤奧糟苞第八十一:作𦞤肉法】驢馬豬肉皆得…麤臠肉有骨者合骨麤剉鹽麵麴麥䴷合和多少量意斟裁然須鹽麴二物等分麥䴷倍少於麴和訖內甕中密泥封頭日曝之二七日便熟煑供朝夕食可以當醬」
𦞦月(肉)4+10=総画数14 U+267A6 [コク、カク/]
◆肉や魚の羹(あつもの)、肉や魚を煮込んだ汁の多い煮物、同「臛」
𦞧月(肉)4+10=総画数14 U+267A7 [リュウ、ル/] 𦠝
◆瘤(こぶ)、体の組織の一部が丸く盛り上がったもの、同「瘤」
𦞨月(肉)4+10=総画数14 U+267A8 [キュウ、ク/]
◆(特に男性を)去勢する刑罰、死刑に次いで重い刑、同「宮刑」、別名「腐刑フケイ」
𦞩月(肉)4+10=総画数14 U+267A9 [イン/たね] 胤𦙍𠉥㣧𤗅
◆血筋、血統
◆跡継ぎ、血筋を受け継いだ子孫
𦞪月(肉)4+10=総画数14 U+267AA [ショウ/]
◆生贄を台に載せる、生贄を煮炊き用の器に入れる
𦞬月(肉)4+10=総画数14 U+267AC [キン、ケン、コン/]
◆筋肉、動物の肉(皮膚と骨を繋いで一定の形や位置を保つ役割を担う組織、筋肉と脂肪とからなる)を構成する伸縮性のある強靱な線状の組織、同「筋」「【集韻:卷二:平聲:欣第二十一:筋竻腱𦞬肋】說文肉之力也从竹竹物之多筋者又姓古作竻或作腱𦞬亦省俗作䈥非是」
◆腱(けん)、随意筋ズイイキン(自分の意志で動かすことができる筋肉、骨格筋など)の両端にあり筋肉が骨に繋がる部分の組織、同「腱」「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:腱𦞬䇟】博雅膂腱肉也一曰{⿰𥭊力}之大者或作𦞬䇟」
𦞯月(肉)4+10=総画数14 U+267AF [シ、ジ/たしな・む、たしな・み] 嗜呩𩝙𨢍
◆好(この)む、愛好する、同「耆」
◆[日]好んで取り組む趣味や余技、またそれを楽しむ
𦞴月(肉)4+10=総画数14 U+267B4 [未詳/]
◆未詳
𦞶月(肉)4+10=総画数14 U+267B6 [フク、ブク/はら]
◆体の前側(四足・多足の動物の場合は下側)の胸の下から骨盤までの胃や腸のある部分、同「肚」 {人体(胴部)}
◆ものの前面、背の反対側
◆胎内、ものの内部、心の内、心の内にある考えや思い
◆ものの中(なか)ほど、中ほどの膨らんだ部分
◆抱(いだ)く、包み込む
𦞽月(肉)4+10=総画数14 U+267BD [イ、セキ、シャク/]
◆胃(い)、食道と腸の間にある消化器官、同「胃」
漢字林(非部首部別)
𦞾月(肉)4+10=総画数14 U+267BE [セイ、セ/] 臇䐪
◆汁が少ない肉や魚の羹(あつもの)、汁が少なめの肉や魚の煮物、同「𦞦」「臛」「㷷」
𦞿月(肉)4+10=総画数14 U+267BF [ワン/うで]
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「𢮘」 {人体(上肢)}
◆技量、力量
◆「手𦞿シュワン」◇手首◇技量、力量、能力
◆[日]肩口から手首までの部分(「臂」という)
𦟀月4+10=総画数14 U+267C0 [ラ/] 𦝠𣎆
◆毛が細く短い獣、一説に同「騾」とし「ラバ(騾馬)」を指すという「【康熙字典:未集下:肉部:九:𦝠】《正譌》象形獸之淺毛者若虎豹貔象之屬」「【漢語大字典:月部:𦝠】同"驘(騾)"」
漢字林(非部首部別)
𦟁月4+10=総画数14 U+267C1 [ボウ、モウ/]
◆明ける、新しく(次の)一日・一月・一年が始まる、同「朚」「【說文解字注:朙部:𦟁】翌也」
𦟅月(肉)4+10=総画数14 U+267C5 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:月部:𦟅】同"臊"。《龍龕手鑑・肉部》:"𦟅"、同"臊"。(【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦠨】は「𦠨{⿰月叅}」)
𦟆月(肉)4+10=総画数14 U+267C6 [未詳/]
◆「𠭺𦟆(音未詳)」、谷名、未詳「【穆天子傳:卷四:古文】…乙亥天子南征陽紆之東尾(尾山後也)乃遂絶𠭺𦟆之谷巳至于𣠴𤧱河之水北阿爰有𤃄溲之(闕)河…」
𦟈月4+10=総画数14 U+267C8 [未詳/]
◆「𦟈𦝀(音未詳)」、未詳「【紫簫記(テキスト版):第二十三齣 話別】𦟈𦝀的做了管家爺」
𦟔月(肉)4+10=総画数14 U+267D4 [チ/]
◆肥える
𦟕月(肉)4+10=総画数14 U+267D5 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:䐇】或作𦟕今武粉反說文云䈥頭也」
𦟥月(肉)4+10=総画数14 U+267E5 [トン、ドン/]
◆逃(に)げる、逃げ隠れる、同「遯」
◆その場を離れ後ろへ(人の目が届かないところへ)退(しりぞ)く、退いて身を隠(かく)す、「遯」「遁」
𦟪月(肉)4+10=総画数14 U+267EA [レン/]
◆[壮]「𦟪胅レンテツ」、脾臓ヒゾウ、胃の背側(体正面から見て胃の裏側)にある臓器
𦟮月4+10=総画数14 U+267EE [ボウ、モウ/]
◆月の光がぼんやりしているさま、「𣎲𦟮トウボウ」、同「㬒」「【廣韻:上聲:蕩第三十七:曭:𣎲】𣎲𦟮月不明皃」
𦟻月(肉)4+10=総画数14 U+267FB [未詳/]
◆未詳
𧠿見部
𧱔豕部
月(肉)4+11=総画数15 U+442D [テイ、タイ/]
◆女性の生殖器から分泌される膿状(のうじょう)の粘液、同「㿃」
◆「䐭胿テイケイ」、同「腣胿」、腹が突き出ているさま
月(肉)4+11=総画数15 U+442F [ルイ/]
◆胼胝ヘンチ(たこ)或いは肉刺(まめ)、皮膚の表面にできる小さな突起
◆干し肉、同「脯」
◆「䐯膗ルイサイ」、形が悪いさま、見掛けが醜いさま
月(肉)4+11=総画数15 U+4431 [タク、チャク/]
◆骨の間の肉を削(けず)り取る、またその肉、同「膪」
◆「𦜖䐱アタク」、肥(こ)えているさま、脂(あぶら)が乗っているさま、同「𦜖膪」
月(肉)4+11=総画数15 U+4432 [チユウ、ジュウ/]
◆湯で煮(に)た祭礼用の肉
◆半生半熟(はんなまはんじゅく)の肉
◆薄切り肉、同「䐑」
月(肉)4+11=総画数15 U+4433 [ギョ、ゴ/] 䁩𥆐䏸𩥭
◆両目の白目の部分が環状に濁ったり透明感が失われた白色の馬、駄馬(だば)、魚の目のようであることから
水部
月(肉)4+11=総画数15 U+8192 [オウ/]
◆脂に漬け込む、脂に漬けて浸み込ませた皮
月(肉)4+11=総画数15 U+8193 [チョウ、ジョウ/はらわた] 腸肠
◆胃から肛門までの管状の消化器官の総称、「小腸」「大腸」「直腸」から成る {人体(内臓)}
◆[日]はらわた、腹部にある臓器、動物の内臓
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+8194 [ロク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:膔】腹鳴」
◆肥(こ)える「【【山堂肆考:卷二百十八:毛蟲:冨脂】俗云熊羆冨脂至春膔…」
月(肉)4+11=総画数15 U+8195 [カク、コク/ひかがみ] 腘𦛢䐸𩪐
◆膝窩シッカ、膝の後ろの曲げた時にできる窪(くぼ)み、またその部分、「膝膕シッカク」 {人体(下肢)}
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+8196 [ホウ/]
◆腫(は)れる、脹(ふく)れる、「膖肛ホウコウ」
月(肉)4+11=総画数15 U+8197 [サイ/]
◆「䐯膗ルイサイ」、形が悪いさま、見掛けが醜いさま
月(肉)4+11=総画数15 U+8198 [ヒョウ/] 𦣁
◆(牛馬などの家畜の脇腹から尻にかけての)肥(こ)えた肉
◆肥えているさま、肉付きがよいさま、同「臕」
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+8199 [キョウ、コウ/]
◆胼胝(たこ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が固くなった所
月(肉)4+11=総画数15 U+819A [フ/はだ] 𦢚肤
◆肌(はだ)、皮、ものの表面を覆(おお)う薄い膜状のもの、同「膚」
◆表面的な、深みがなく薄っぺらな
◆大きく広がる
◆(中身がぎっしりと詰まっていて)良い、優(すぐ)れている、美しい
◆薄切りの(豚)肉
◆古代の長さの単位、一膚は四本の指をぴったりと付けて平らにした時の幅、指一本の幅を一寸といった
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+819B [トウ/]
◆ものの内部の空間
◆体内の空洞になっている部分、同「腔」
月(肉)4+11=総画数15 U+819D [シツ、シチ/ひざ] 𦡀𦞃𦜔厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+819E [セン、ゼン、シュン、ジュン/] 𦝏䏝
◆肉の塊を小さく切り分けたもの
◆膝頭(ひざがしら)、膝盖(シツガイ)、膝小僧(ひざごぞう)
◆脹脛(ふくらはぎ)、脛(すね、膝から足首までの部分)の後ろ側
◆鳥の胃袋
◆陶器を作るための轆轤台(ロクロダイ、回転台)
月(肉)4+11=総画数15 U+819F [リツ、リチ/]
◆祭礼に用いる生贄の血
◆腸の間の脂肪
月(肉)4+11=総画数15 U+81A0 [コウ、キョウ/にかわ] 𦠧
◆動物の皮や角をよく煮詰めて作った接着剤
◆樹液などで粘りのあるもの
◆くっつける、くっつけて固める、くっついて動かない
◆簡「胶」
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+81A1 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:膡】徒登反美目皃也」「【正字通:未集下:肉部:膡】…按正韻収入十八敬脛部義無所取韻會不載凡字害理者皆可刪」
月(肉)4+11=総画数15 U+81A2 [ロウ、ル/] 𦝼
◆古代の祭礼の名、同「䄛」、一説では「臘」と同義で「冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼」を指すという「【韓非子:卷第十九:五蠹第四十九】…夫山居而谷汲者膢臘而相遺以水(谷水難得故節以水相遺也)…」「【漢書(前漢書):卷六:武帝紀第六】三月…令天下大酺五日膢五日祠門戶比臘(…蘇林曰膢祭名也…師古曰續漢書作貙劉膢劉義各通耳臘者冬至後臘祭百神也…)」
月(肉)4+11=総画数15 U+81A3 [チツ、チチ/]
◆女性の生殖器の一部で陰門から子宮頸部までの間
筆順
月4+11=総画数15 U+81A4 [/たら、ゆき]
◆[日]タラ(鱈・膤)、タラ科の魚
◆[日]地名用字、「膤割(ゆきわり、熊本県水俣市、但し確認できず)」
筆順
月(肉)4+11=総画数15 U+81B5 [/すい]
◆[日]「膵臓(すいぞう)」、消化器官の一つ、中国では「胰臓イゾウ」という {人体(内臓)}
筆順
𣎒月4+11=総画数15 U+23392 [ショウ、ジョウ/]
◆畦(あぜ)、田を区切るために土を盛り上げたところ、同「堘」「畻」「𦩱」
𣎓月4+11=総画数15 U+23393 [セン、ゼン、エン/] 𦛔
◆短い
𣎕月4+11=総画数15 U+23395 [未詳/]
◆「𣎕𩖿(音未詳)」、人名、未詳「【穆天子傳:卷四:古文】…重𢀄之人𣎕𩖿…」
𦟘月(肉)4+11=総画数15 U+267D8 [イン/]
◆夾脊キョウセキ、背骨の左右両側の肉、同「胂」
𦟛月(肉)4+11=総画数15 U+267DB [未詳/]
◆未詳「【大方廣佛華嚴經:卷四十九:入法界品第三十四之五】…𦟛髀鹿𨄔腰腹不現…」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦟛】丑容切均也」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦟛】丑㐫反直也均也」
𦟝月(肉)4+11=総画数15 U+267DD [セキ、シャク/せ、せい] 脊𦠗
◆背骨(せぼね)、椎骨ツイコツが連なり首から腰に至る骨、背の中央を小高く盛り上がりながら連なっている骨、「頸椎ケイツイ」「胸椎キョウツイ」「腰椎ヨウツイ」「仙椎センツイ」「尾椎ビツイ」から成る、同「呂」 {人体(胴部)}
◆背骨が小高く盛り上がっているところ、背骨や屋根の棟のように高みが連なっているところ
漢字林(非部首部別)
𦟠月(肉)4+11=総画数15 U+267E0 [シュク、スク/] 𦢑
◆肥(こ)える、たっぷりと肉が付いている、「肥𦟠ヒシュク」、同「䑋」「【方言:第二】…肥𦟠謂之䑋(肥䑋多肉)」
◆「䐚𦟠ショクシュク」、たっぷりと肥(ふと)って脂が乗っているさま「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𦟠𦢑】䐚𦟠膏澤也」
𦟢月(肉)4+11=総画数15 U+267E2 [シュン、ジュン、シン/]
◆唇(くちびる)、口の上下にある辺縁部、同「唇」 {人体(頭部)}
𦟨月(肉)4+11=総画数15 U+267E8 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:月部:𦟨】同"艐"」
𦟩月(肉)4+11=総画数15 U+267E9 [エン、オン、ア/] 腌𦛞𦜽
◆肉や魚を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「醃」
◆「𦟩臢・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
𦟯月(肉)4+11=総画数15 U+267EF [ロク/]
◆心臓や肺などの胸部の内臓を取り囲むように並んだ骨、「肋骨ロッコツ(あばらぼね)」、同「肋」
𦟰月(肉)4+11=総画数15 U+267F0 [サ/] 𦟚
◆皮膚にできる(鼻にできる)赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「皻」「齇」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦟰】壯加切鼻上皰也本作皻」
𦟱月(肉)4+11=総画数15 U+267F1 [シュク、スク/]
◆縮(ちぢ)む、小さくなる、足りなくなる、不足する、「盈𦟱エイシュク(あり余りまた足りなくなる、大きくなりまた小さくなる)」、同「縮」
𦟲月4+11=総画数15 U+267F2 [未詳/]
◆未詳「【馬王堆(テキスト版):老子甲:道經】…□□□□□□𦟲呵…」「【漢語大字典:月部:𦟲】【中華字海:月部:𦟲】同"昏"」
𦟳月(肉)4+11=総画数15 U+267F3 [ギャク/]
◆金を出し合って飲食物を整え会食する、同「醵」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦟳】俗{⿰月𠁅}正其虐反與醵同合錢飲酒也」
𦠀月(肉)4+11=総画数15 U+26800 [セツ、セチ/] 䏳𦠠𦠟𦠔
◆「胓𦠀ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
𦠁月(肉)4+11=総画数15 U+26801 [ショク、ソク/]
◆肉を炙(あぶ)るために刺す串(くし)、同「脨」
𩿊鳥部
𪚲月(肉)4+11=総画数15 U+2A6B2 [/わき]
◆[日]「𠍱𪚲(しゅうわき)」、姓
㬿月4+12=総画数16 U+3B3F [トン/]
◆月の光
月(肉)4+12=総画数16 U+4436 [シン/]
◆煮る
◆調理する
◆肉の塊
◆唇の病気
月(肉)4+12=総画数16 U+4437 [タン/]
◆腹が膨れるさま
月(肉)4+12=総画数16 U+4438 [カク、コク/ひかがみ] 膕腘𦛢𩪐
◆膝窩シッカ、膝の後ろの曲げた時にできる窪(くぼ)み、またその部分、「膝膕シッカク」 {人体(下肢)}
月(肉)4+12=総画数16 U+443A [タン/]
◆(肉が)美味(おい)しい、うまい、味が良い、同「醰」
◆「𦛚䐺ダンタン」、肥(こ)えているさま
月(肉)4+12=総画数16 U+443C [ケツ、ケイ、ゲ/]
◆膜(まく)、皮(かわ)と肉(にく)の間の薄い膜「【玉篇:卷七:肉部第八十一:䐼】下結下計二切喉膜也」「【廣雅:卷八:釋器】䐼(乎結)䐞(弱)膜(莫)也」
◆未詳「【廣韻:去聲:霽第十二:蒵:䐼】喉脈𦝜上同」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:䐼𦝜】喉脉也一曰腹也」
月(肉)4+12=総画数16 U+443F [オウ、イク/]
◆鳥の胃、また臓物
月4+12=総画数16 U+6723 [トウ、ズウ、ドウ/]
◆月が昇り始めたばかりで薄暗いさま、ぼんやりしてはっきりしないさま
注解:本字(U+6723)の偏は「つき」で「にくづき」の「膧」(U+81A7)とは別字 {漢字(月)}
月4+12=総画数16 U+6724 [ロウ/] 𣊧
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朗」
月(肉)4+12=総画数16 U+6725 [ロウ/]
◆過労が原因の病気、同「癆」
糸部
月(肉)4+12=総画数16 U+81A6 [リン/]
◆「膦輭リンゼン」、力がなく弱いさま、しっかりしていないさま「【廣韻:上聲:獮第二十八:輦:膦】膦輭無力」
◆ホスフィンphosphine、PH3、リン燐(Phosphorus、P)と水素(Hydrogen、H)の化合物、別名「磷化氢リンカシン」
月(肉)4+12=総画数16 U+81A7 [トウ、ドウ/]
◆肥(こ)えているさま、太っているさま
◆「膧腔トウコウ」、尻の骨、同「𩪘𩩝」
注解:本字(U+81A7)の偏は「にくづき」で「つき」の「朣」(U+6723)とは別字 {漢字(月)}
月(肉)4+12=総画数16 U+81A8 [ホウ、ビョウ、ボウ/ふく・れる、ふく・らむ]
◆腹が大きく突き出る、内側から外に向かって張り出す、同「𤺬」
◆体積や程度が大きくなる、「膨張ボウチョウ」
筆順
月(肉)4+12=総画数16 U+81A9 [ジ、ニ/] 腻𦡸
◆脂っこいさま、ねっとりとしたさま、べたべたするさま
◆「膩虫ジチュウ」、アブラムシ(油虫)、カメムシ目アブラムシ上科の昆虫、同「蚜」
◆くどい、うんざりする
◆細(こま)かいさま、繊細センサイなさま
筆順
月(肉)4+12=総画数16 U+81AA [タク、チャク、チャイ/]
◆骨の間の肉を削(けず)り取る、またその肉、同「䐱」
◆「𦜖膪アタク」、肥(こ)えているさま、脂(あぶら)が乗っているさま、同「𦜖䐱」
◆「囊膪ノウチャイ」、脂身の多い豚の腹部の肉
月(肉)4+12=総画数16 U+81AB [リョウ/]
◆腸を覆っている脂肪
◆炙る
◆男性また雄の生殖器
月(肉)4+12=総画数16 U+81AC [セイ、サイ/]
◆柔らかい、柔らかく容易に解(ほぐ)れる「【說文解字:肉部:膬】耎易破也」
月(肉)4+12=総画数16 U+81AD [カイ/]
◆丸々と太っているさま
月(肉)4+12=総画数16 U+81AE [キョウ/]
◆豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)
月(肉)4+12=総画数16 U+81AF [トウ/] 𦡪
◆飽(あ)く、腹がいっぱいになる、満ち足りる
月(肉)4+12=総画数16 U+81B0 [ハン、ボン、バン/] 𥛮㸋
◆祭礼の際に供える焼いた肉、生肉は「脤シン」、同「燔」
筆順
月(肉)4+12=総画数16 U+81B1 [ショク、シキ/]
◆平(ひら)たく長い(長さが一尺二寸の)干し肉、同「䐈」「脡」「【儀禮:卷第五:鄉射禮】薦脯用籩五膱祭半膱橫于上…(…膱猶脡也…膱廣狹未聞也古文膱爲𦛹今文或作植)(「植」は「䐈」の誤りと思われる)「【儀禮集釋:卷十四:聘禮】薦脯五膱祭半膱橫之(鄭注膱脯如版然者或謂之脡皆取直貌…)」
◆腐(くさ)った肉、またその臭い
月(肉)4+12=総画数16 U+81B2 [ショウ/]
◆「三膲・三焦サンショウ」、上焦・中焦・下焦の総称で六腑ロップの一つ、熱・養分・水分などの臓器間の移送・連携機能に関わる器官の総称のようである
◆痩(や)せる
月(肉)4+12=総画数16 U+81B3 [セン、ゼン/] 𦢃
◆よく吟味された食材で調理された美味(おい)しい食事、また美味(おい)しい食事を調(ととの)える、また食事を勧める
◆[日]用意した料理を載せる台
◆[日]飯を盛った茶碗の数、おかわりした回数を数える語
◆[日]箸の一対(二本で一組)を数える語
筆順
月(肉)4+12=総画数16 U+81B4 [コ、ク、ブ、ム/]
◆骨なし肉を干(ほ)したもの、干し肉
◆魚や肉の大きな(厚い)切り身
◆「膴膴ブブ」◇たっぷりと養分を含んでいるさま、美味(おい)しいさま◇土地が肥沃ヒヨクなさま
月4+12=総画数16 U+81B6 [未詳/]
◆未詳「【重廣補注黃帝內經素問:卷第二十:氣交變大論】…筋骨併辟肉膶瘛…」「【聖濟總錄纂要:卷四:傷寒痞滿】…胸煩面青黄膚膶者難治其脈微浮而氣上沖咽喉…」「【普濟方:卷二十九:腎臟門:當歸龍膽丸】治…目頭昏眩肉膶肌瘛…」
月(肉)4+12=総画数16 U+81B7 [キョウ、コウ/]
◆牛肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)
月(肉)4+12=総画数16 U+81B9 [フン、ブン/] 𦡛
◆火を通して切り分けた肉
◆捌(さば)かれた生肉
◆肉(或いは肉を主として)煮込んだ吸物(すいもの)、同「𦞦」「臛」
月(肉)4+12=総画数16 U+81C8 [ロウ/]
◆冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼、その年に収穫・収獲したものを供え八百万(やおろず)の神に感謝する祭り、同「臘」
◆陰暦の十二月、同「臘」
◆「臈胆ロウタン」、丸々と太っているさま
筆順
虫部
𣎚月4+12=総画数16 U+2339A [未詳/]
◆未詳「【五音集韻:卷十四:沒第五:𣎚】濁垢」「【戒子通錄:卷四:顏延之{⿸广(⿺廴丰)}誥】…{⿱*■如}氣腆𣎚(按本集作腆默)而歸…(「*■」は「艹」に似る)
𣎡月4+12=総画数16 U+233A1 [ショウ/] 瞾𥋫𥊐
◆訛「曌」、「曌」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「照」
𦟞月(肉)4+12=総画数16 U+267DE [ショウ/]
◆腫(は)れ物
◆「𦠎𦟞ヒョウショウ」、腫れ物が化膿する
𦠃月(肉)4+12=総画数16 U+26803 [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 臍𦜝𦜢脐𪗌䐡𦠕𦙟𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「臍帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
𦠄月(肉)4+12=総画数16 U+26804 [キ、ケ/] 𦢍
◆頬(ほお、ほほ)の下部、上顎(うわあご)、同「胲」「䪱」
𦠅月(肉)4+12=総画数16 U+26805 [シン、ジン/]
◆姓用字
𦠆月(肉)4+12=総画数16 U+26806 [ソン、セン、ゼン/]
◆火を通した肉を冷まし細切りにして再び煮込む
◆「肺𦠆ハイソン」、火を通した肉を冷まして細切りにし、別に用意しておいたスープsoupに米と共に入れて、とろみがでるまで煮込んだ粥、同「䐣」「【齊民要術:卷八:羹臛法第七十六】肺𦠆(蘇本反)法羊肺一具煑令熟細切別作羊肉臛以粳米二合生煑之」「【釋名:釋飲食】肺𦠆𦠆饡也以米糝之如膏饡也」
𦠉月(肉)4+12=総画数16 U+26809 [イ/]
◆痩せる
◆饐(す)える、飯などの食物が傷む、同「饐」
𦠊月(肉)4+12=総画数16 U+2680A [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠤𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦠋月(肉)4+12=総画数16 U+2680B [チ、ジ/]
◆治(おさ)める、乱れがないようにする、秩序ある状態にする、同「治」
𦠌月(肉)4+12=総画数16 U+2680C [ジ、ニ/]
◆(肉を)柔らかくなるまでじっくりと煮込む、同「腝」「𩰴」「𦓒」
𦠍月(肉)4+12=総画数16 U+2680D [ガク/] 腭㗁卾
◆口蓋コウガイ、口腔コウコウ(口の中の空洞部分)の上の部分、日本でいう上顎(うわあご)、同「齶」「顎」 {人体(頭部)}
𦠎月(肉)4+12=総画数16 U+2680E [ヒョウ/]
◆腫(は)れる、腫れ物
◆「𦠎𦟞ヒョウショウ」、腫れ物が化膿する
𦠏月(肉)4+12=総画数16 U+2680F [シャ/]
◆傷の跡(あと)、傷痕(きずあと)、同「𤶠」
𦠐月(肉)4+12=総画数16 U+26810 [サン、ソン/] 𦙱𦙽𦝓
◆ヒツジ(羊)や豕(いのこ、イノシシ(猪)や豚)などの脂肪
𦠑月(肉)4+12=総画数16 U+26811 [ケツ、コチ/] 𦠒
◆尻、臀部
◆尻の骨、同「𩪗」
𦠒月(肉)4+12=総画数16 U+26812 [ケツ、コチ/] 𦠑
◆尻、臀部
◆尻の骨、同「𩪗」
𦠔月(肉)4+12=総画数16 U+26814 [セツ、セチ/] 䏳𦠠𦠟𦠀
◆「胓𦠔ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
𦠖月(肉)4+12=総画数16 U+26816 [ホウ/] 𦢭
◆体にできる腫物
𦠗月(肉)4+12=総画数16 U+26817 [セキ、シャク/せ、せい] 脊𦟝
◆背骨(せぼね)、椎骨ツイコツが連なり首から腰に至る骨、背の中央を小高く盛り上がりながら連なっている骨、「頸椎ケイツイ」「胸椎キョウツイ」「腰椎ヨウツイ」「仙椎センツイ」「尾椎ビツイ」から成る、同「呂」 {人体(胴部)}
◆背骨が小高く盛り上がっているところ、背骨や屋根の棟のように高みが連なっているところ
𦠝月(肉)4+12=総画数16 U+2681D [リュウ、ル/] 𦞧
◆瘤(こぶ)、体の組織の一部が丸く盛り上がったもの、同「瘤」
𦠞月(肉)4+12=総画数16 U+2681E [ヒ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦠞】俗音臂」
𦠟月(肉)4+12=総画数16 U+2681F [セツ、セチ/] 䏳𦠠𦠔𦠀
◆「胓𦠟ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
𦠠月(肉)4+12=総画数16 U+26820 [セツ、セチ/] 䏳𦠟𦠔𦠀
◆「胓𦠠ヘイセツ」、脂(あぶら)、牛や羊の脂
𦠡月4+12=総画数16 U+26821 [セキ、シャク/むかし] 𦠪𦝙𣊦
◆干し肉、或いは肉を薄く切った後に残る肉(切り落とし肉)を干したもの、同「腊」
𦠤月(肉)4+12=総画数16 U+26824 [ドウ、ノウ/] 脳腦脑𦛁𦠊𦝶𦛳𦞄𠟞𠜶匘𡍗𦭣𩩀
◆頭蓋骨に覆われた動物の活動全般を司る中枢器官、またその機能
◆ものの全体を制御・維持するために欠かせない主要なもの、またそのような人
𦠥月(肉)4+12=総画数16 U+26825 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦠥】俗音閑正作瞯人目多白」
𦠧月4+12=総画数16 U+26827 [コウ、キョウ/にかわ]
◆動物の皮や角をよく煮詰めて作った接着剤
◆樹液などで粘りのあるもの
◆くっつける、くっつけて固める、くっついて動かない
𦠨月(肉)4+12=総画数16 U+26828 [ソウ/] 臊𦞣
◆獣の(獣の脂の)生臭(なまぐさ)い匂(にお)い、嫌(いや)な臭(にお)い、「腥臊セイソウ」
◆恥(は)じる、恥ずかしがる
𦠫月(肉)4+12=総画数16 U+2682B [ドン、ノン/]
◆柔らかいさま、柔らかくしなやかなさま、弱々しいさま、同「𤯦」「嫩」「【字彙補:未集:肉部:𦠫】俗嫩字」
𦠭月(肉)4+12=総画数16 U+2682D [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:言部:𦠭】【中華字海:言部:𦠭】"嘶"的讹字」
𦠹月(肉)4+12=総画数16 U+26839 [エン、シン、ジン/] 燅𤍙𤏝𤎢𥪷
◆温める
◆肉を湯に入れゆっくりとじっくりと火を通す、柔らかくなるまで火を通す、同「燂」
𦠼月4+12=総画数16 U+2683C [未詳/]
◆未詳
月(肉)4+13=総画数17 U+4440 [ヘキ、ヒャク/]
◆臍(へそ)
◆人間や動物の内臓、臓器、同「腑」
◆未詳「【康熙字典:未集下:肉部:䑀】…匹歷切音霹積病本作癖…」「【備急千金要方:卷三十四:針灸黃疸法】䑀石子頭穴還取病人手自捉臂從腕中太澤(澤當作淵)文向上一夫接白肉際灸七壯治馬黃黃疸等病(「太淵」は手首の親指近くのツボの名)
月(肉)4+13=総画数17 U+4441 [オク/]
◆脂(あぶら)、脂が乗っているさま、肥(こ)えているさま
月(肉)4+13=総画数17 U+4443 [ボウ、ム/]
◆体がふくよかなさま、肉づきがよいさま、太っているさま、肥(こ)えているさま
注解:本字(U+4443)の偏は「つき」で「にくづき」の「朦(U+6726)」とは別字 {漢字(月)}
月4+13=総画数17 U+6726 [ボウ、ム、モウ/]
◆薄暗くぼんやりしていているさま、ぼんやりしてはっきりしないさま、「朦朧モウロウ」
注解:本字(U+6726)の偏は「つき」で「にくづき」の「䑃(U+4443)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81B8 [スイ/] 𦢪
◆骨の髄ズイ、骨の芯シンの柔らかい部分、同「髓」
◆孔(あな)
漢字林(非部首部別)
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81BA [ヨウ、オウ/] 𩪠𦢻𦢖
◆胸、同「胷」 {人体(胴部)}
◆(胸で)受け止める、引き受ける
◆馬の胸当(むねあて、むなあて)
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81BB [セン、タン、ダン/]
◆生臭い、(羊などの)体臭や肉・脂の臭い、同「羶」
◆肌を露(あら)わにする
月(肉)4+13=総画数17 U+81BC [タ/]
◆腿(もも)
◆膨れる
月(肉)4+13=総画数17 U+81BD [タン/きも、い]
◆肝臓で作られる脂肪の消化吸収を助ける液体(胆汁)を貯える器官、「胆嚢タンノウ」 {人体(内臓)}
◆気力や勇気の源(みなもと)
◆ものの内部にあって、ものを入れることができもの
注解:本来「胆」は「脂、口に塗る脂」の意で「膽」とは別字だが古くから同じ意に用いられた
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81BE [カイ、ケ/なます]
◆なます、肉を刺身のように薄く切り揃えたもの、またそれを盛り合わせたご馳走、魚は「鱠」
◆「膾炙カイシャ」◇薄切りにした肉と炙(あぶ)った肉◇(膾炙は多くの人が好んで口にすることから)多くの人に好まれ広く知られること、「膾炙人口カイシャジンコウ」
◆[日]なます、大根・人参などの野菜を千切りにして酢で和(あ)えた食べ物
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81BF [ドウ、ノウ、ノ/うみ、う・む]
◆腫れ物や傷口にできる粘性の高い黄濁した液体、同「癑」「𧗕」
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81C0 [トン、ドン、デン/しり]
◆背側の腰より下の部分で、胴体と足(四足歩行する動物の場合は後ろ足)の接合部分、またその部分の骨、「臀部デンブ」、同「𩪡」「脽」 {人体(全身)}
◆器物の下部・底部
◆「勝臀ショウトン」、人名、未詳、同「勝𦟓」「【康熙字典:未集補遺:肉部:𦟓】《戰國策》勝臀人名《注》臀元作𦟓字書無之」
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81C1 [レン/]
◆脛、脛の両側
月(肉)4+13=総画数17 U+81C2 [ヒ/] 𦡜𦡍
◆肩の先から手首まで部分、胳膊カクハク、日本でいう「腕」 {人体(上肢)}
◆動物の前足
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81C3 [ヨウ、ユ/] 𦡈𦡚
◆腫れ物
◆「臃腫ヨウシュ」、腫瘍シュヨウ、ぶくぶくと太っているさま、(体や組織などが)大きくなり過ぎて思うように動けないさま
月(肉)4+13=総画数17 U+81C4 [キャク、ガク/]
◆上唇の上(鼻の下)の中央の窪(くぼ)み、下唇の下は「𦞞」
◆牛の舌
◆内臓を取って乾燥させた干し肉
◆喉(のど)を鳴らしながら大笑いする、またその声、同「𠶸」
月(肉)4+13=総画数17 U+81C5 [ショク、ソク/]
◆胸腔キョウコウ内の脂肪
月(肉)4+13=総画数17 U+81C6 [ヨク、オク/おく・する]
◆胸、胸の骨
◆胸の奥にある考えや気持ち、心の内を推し量る
◆気後(きおく)れする、怖がる
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81C7 [セイ、セ/] 䐪𦞾
◆汁が少ない肉や魚の羹(あつもの)、汁が少なめの肉や魚の煮物、同「𦞦」「臛」「㷷」
月(肉)4+13=総画数17 U+81C9 [レン、セン、ケン/]
◆肉の羹(あつもの)、肉(や野菜などの具)を煮込んだ吸物(すいもの)
◆頬(ほお、顔の両側)、目の下で頬の上部 {人体(頭部)}
◆顔、顔面
◆前面、正面、面する
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81CA [ソウ/] 𦠨𦞣
◆獣の(獣の脂の)生臭(なまぐさ)い匂(にお)い、嫌(いや)な臭(にお)い、「腥臊セイソウ」
◆恥(は)じる、恥ずかしがる
◆「臊子ソウシ、サォズ」、肉のみじん切り
筆順
月(肉)4+13=総画数17 U+81CC [コ、ク/]
◆膨(ふく)れるさま、膨満ボウマン
◆「臌脹コチョウ」、腹が膨れる症状の総称、同「鼓脹」
言部
貝部
𣎜月(肉)4+13=総画数17 U+2339C [ショウ、ジョウ/]
◆孕(はら)む、胎内タイナイに子を宿(やど)す、妊娠ニンシンする、同「孕」「𡢘」「𥀩」
𣎣月4+13=総画数17 U+233A3 [キョウ/]
◆(月が)白く輝くさま、同「皎」「皦」「曒」
𣎤月(肉)4+13=総画数17 U+233A4 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:月部:𣎤】古鞶字漢孫根碑朿𣎤立朝」
𦟚月(肉)4+13=総画数17 U+267DA [サ/] 𦟰
◆皮膚にできる(鼻にできる)赤いぶつぶつの斑点ハンテン、また赤い吹き出物、酒㾴シュサ、酒糟鼻シュソウビ、同「皻」「齇」「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦟰】壯加切鼻上皰也本作皻」
𦠾月(肉)4+13=総画数17 U+2683E [シュウ/]
◆肥えた肉から脂(あぶら)が出てくる、同「䐕」
𦠿月(肉)4+13=総画数17 U+2683F [ソウ/]
◆「䏠𦠿キュウソウ」、未詳「【集韻:卷十:入聲下:合第二十七:䏠】䏠𦠿肉雜也」
𦡀月(肉)4+13=総画数17 U+26840 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦞃𦜔厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𦡃月(肉)4+13=総画数17 U+26843 [ダ、ナ/]
◆骨付き肉の塩漬け、同「臡」
◆未詳「【五音集韻:卷四:麻第十七:𦡃】乃邪切鳴物呌聒之聲臨升者也」
𦡅月(肉)4+13=総画数17 U+26845 [セイ、ショウ/] 𨢹𨡶𨢏𤏾
◆魚を煮込んだ料理
𦡊月(肉)4+13=総画数17 U+2684A [ホウ/] 𦣂
◆腫(は)れる、脹(ふく)れる、同「胮」
𦡍月(肉)4+13=総画数17 U+2684D [ヒ/] 臂𦡜
◆肩の先から手首まで部分、胳膊カクハク、日本でいう「腕」 {人体(上肢)}
◆動物の前足
𦡓月(肉)4+13=総画数17 U+26853 [未詳/]
◆未詳
𦡕月(肉)4+13=総画数17 U+26855 [ホウ、ヒョウ/]
◆未詳
𦡘月(肉)4+13=総画数17 U+26858 [スイ、ズイ、ユウ、ウ/]
◆胼胝ヘンチ(たこ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもの、「老繭ロウケン」
◆秦代(前221年~前206年)の古県名、現山東省煙台市 {山東省}
𦡙月(肉)4+13=総画数17 U+26859 [ソウ、ス/] 𣍶
◆「三𦡙サンソウ」、古国名、現山東省菏沢市定陶区の北部、同「三鬷」「三朡」「三㚇」
𦡚月(肉)4+13=総画数17 U+2685A [ヨウ、ユ/] 臃𦡈
◆腫れ物
◆「𦡚腫ヨウシュ」、腫瘍シュヨウ、ぶくぶくと太っているさま、(体や組織などが)大きくなり過ぎて思うように動けないさま
𦡩月(肉)4+13=総画数17 U+26869 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦡀𦞃𦜔厀
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𦡪月(肉)4+13=総画数17 U+2686A [トウ/]
◆飽(あ)く、腹がいっぱいになる、満ち足りる
𦡫月(肉)4+13=総画数17 U+2686B [ギ/]
◆祭礼の際に神前に生きたままの姿で供(そな)える牛などの家畜(生け贄いけにえ)の体や骨の度合(どあい、程度、様子、状態)「【字彙補:未集:肉部:𦡫】魚羈切音儀度牲體骨曰𦡫」
𦡬月(肉)4+13=総画数17 U+2686C [チ/]
◆黐(もち)、糊(のり)のようにねばねば(べとべと)するもの、同「黐」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦡬】俗丑知反正作黐」
𦡰月(肉)4+13=総画数17 U+26870 [ハク/] 膊𦢸𦣈
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
𨃗足部
月(肉)4+14=総画数18 U+4444 [ヒ、ビ/]
◆膨(ふく)れる、膨らむ「【方言:第二】…䑄(䑄呬充壯也…)…」
◆(粘膜の表面などにできる)小さな突起、(悪性の)腫れ物(はれもの)・出来物(できもの)、𦞜肉ソクニク
月4+14=総画数18 U+4445 [ボウ、ム、モウ/] 瞢𦴔𦱛𦴲𦴁𥊄𥊃矒𥉞𥌋𦢧
◆(暗くて、眩しくて)目が見えないさま、はっきりと見えないさま、ぼんやりしているさま、同「夢」「盲」
魚部
月(肉)4+14=総画数18 U+81CD [セイ、ザイ/へそ、ほぞ] 𦜝𦜢脐𪗌𦠃䐡𦠕𦙟𠬐
◆へそ、ほぞ、腹の真ん中の窪(くぼ)んでいる所
◆ものの真ん中にあって窪んでいるもの
◆「臍帯サイタイ」、へその緒(お)、胎児と胎盤とを繋(つな)ぐ管状の器官
筆順
月(肉)4+14=総画数18 U+81CE [スイ/]
◆鳥の尾の部分の肉
◆尻の部分の骨、尾骶骨ビテイコツ
月(肉)4+14=総画数18 U+81CF [ヒン、ビン/]
◆膝蓋骨シツガイコツ、膝関節の前部にある皿状の骨、通称「膝小僧(ひざこぞう)」、同「髕」 {人体(下肢)}
◆膝を抉(えぐ)り取る刑、同「髕」
筆順
月(肉)4+14=総画数18 U+81D0 [クン/] 𦢜
◆羊肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)
月(肉)4+14=総画数18 U+81D1 [ジュ、ニュウ、ドウ、ノウ/すね]
◆上膊ジョウハク、上腕ジョウワン、人間の場合は肩の先から肘(ひじ)まで部分、四足獣の場合は前脚(まえあし)の脚(あし)の付け根から膝(ひざ)までの部分 {人体(上肢)}
◆じっくりと煮込んで柔らかくなった肉
◆[日]臑・脛(すね)、足の膝(ひざ)から足首までの部分
筆順
月(肉)4+14=総画数18 U+81D2 [ワク/]
◆上質な肉、美味しい肉
月(肉)4+14=総画数18 U+81D7 [カン/] 𣎑
◆髖骨カンコツ(寛骨)、臀部デンブの骨、腸骨チョウコツ・坐骨ザコツ・恥骨チコツから成る骨、同「髖」 {人体(下腹部)}
◆体(からだ)
筆順
𣎭月4+14=総画数18 U+233AD [ドウ、ノウ、ノ/] 農䢉𨑋辳欁𨑇𣊤𦦥𦦤𢖢𦱯农
◆田畑を耕し、作物の種を播(ま)き育て収穫する、またその仕事、またそれ従事する人、「農業ノウギョウ」「農夫ノウフ」
𦡱月(肉)4+14=総画数18 U+26871 [ヨウ、ソウ、ショウ/]
◆痩(や)せる、痩せ細る、痩せ衰(おとろ)える、同「臞」
◆ものの先(さき)が尖(とが)っているさま、同「䏴」
𦡲月(肉)4+14=総画数18 U+26872 [ネイ、ニョウ/]
◆「耵𦡲・耵聹・耵𨊓テイネイ」、耳垢(みみあか)、耳糞(みみくそ)
𦡳月(肉)4+14=総画数18 U+26873 [ロウ/]
◆冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼、その年に収穫・収獲したものを供え八百万(やおろず)の神に感謝する祭り、同「蜡」「䄍」
◆陰暦の十二月、同「臈」
◆冬になって作る肉や魚の干物また燻製、同「腊」
◆仏門に入ってからの年数、修練を積んだ年数
𦡴月(肉)4+14=総画数18 U+26874 [チュウ/]
◆下腹部の病気
𦡸月(肉)4+14=総画数18 U+26878 [ジ、ニ/] 膩腻
◆脂っこいさま、ねっとりとしたさま、べたべたするさま
◆「𦡸虫ジチュウ」、アブラムシ(油虫)、カメムシ目アブラムシ上科の昆虫、同「蚜」
◆くどい、うんざりする
◆細(こま)かいさま、繊細センサイなさま
𦡺月(肉)4+14=総画数18 U+2687A [エイ、ヨウ/] 癭瘿𩖍𦢆
◆首にできる瘤(こぶ)状の腫物(はれもの)
◆瘤状に突起したもの
𦢃月(肉)4+14=総画数18 U+26883 [セン、ゼン/]
◆よく吟味された食材で調理された美味(おい)しい食事、また美味(おい)しい食事を調(ととの)える、また食事を勧める
◆[日]用意した料理を載せる台
◆[日]飯を盛った茶碗の数、おかわりした回数を数える語
◆[日]箸の一対(二本で一組)を数える語
𦢅月(舟)4+14=総画数18 U+26885 [トウ、ドウ、トク、ドク/] 螣𧑥𧔶𧑞𧔟𧖍
◆穀物の葉を食い荒らすバッタ(飛蝗)やイナゴ(蝗)の類、別名「螟螣メイトク」、同「蟘」「【禮記主疏:卷十五:月令】行春令則五穀晚熟…百螣時起其國乃饑」
◆「𦢅蛇トウダ」、姿はヘビひ(蛇)に似て龍リュウのように雲や霧の乗って空に昇るという、「神蛇シンダ・シンジャ」とも呼ばれる「【淮南鴻烈解:卷第九:主術訓】夫螣蛇{⿰冫斿}霧而動應龍乗雲而舉」
𦢈月(肉)4+14=総画数18 U+26888 [ケン/] 𦢣
◆たこ(胼胝ヘンチ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもの、同「繭」
月(肉)4+15=総画数19 U+81D3 [ソウ、ゾウ/]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意
筆順
月(肉)4+15=総画数19 U+81D5 [ヒョウ/]
◆肥(こ)えているさま、肉付きがよいさま、同「膘」
月(肉)4+15=総画数19 U+81D6 [キョウ、コウ/] 𦢰
◆赤く腫れた出来物(できもの)、吹き出物、腫物はれもの、同「𦢯」
◆腫れて痛む、また痒(かゆ)い
筆順
月(肉)4+15=総画数19 U+81D8 [ロウ/] 𦡳
◆冬至を過ぎて行われるその年最後の祭礼、その年に収穫・収獲したものを供え八百万(やおろず)の神に感謝する祭り、同「蜡」「䄍」
◆陰暦の十二月、同「臈」
◆冬になって作る肉や魚の干物また燻製、同「腊」
◆仏門に入ってからの年数、修練を積んだ年数
◆簡「腊」
筆順
鳥部
鳥部
𦡶月(肉)4+15=総画数19 U+26876 [カン、ゲン/]
◆肉の餡(あん、米粉や小麦粉などで作り丸く平らにした皮(「餅」という)に包み入れる具材)、同「𤑃」
𦢊月(肉)4+15=総画数19 U+2688A [ハク、ホク/] 𦣃
◆膨(ふく)れる
◆腫(は)れる、同「㿺」
𦢋月(肉)4+15=総画数19 U+2688B [コウ、キョウ/] 𦣍𦢹
◆肉の羹(あつもの)、肉を(或いは肉を主として)煮込んだ吸物(すいもの)、同「羹」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦣍】戶庚反熟肉也」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:羹𦣍】肉湆也」
𦢌月(肉)4+15=総画数19 U+2688C [トク、ドク/] 殰㱩
◆胎児が死亡する、流産或いは死産する
𦢍月(肉)4+15=総画数19 U+2688D [キ、ケ/] 𦠄
◆頬(ほお、ほほ)の下部、上顎(うわあご)、同「胲」「䪱」
𦢏月(肉)4+15=総画数19 U+2688F [ライ/]
◆「𦢏𦞙ライカイ」、大きく腫(は)れるさま、大きく膨(ふく)れるさま、同「䏨𦞙タイカイ」
𦢑月(肉)4+15=総画数19 U+26891 [シュク、スク/] 𦟠
◆肥(こ)える、たっぷりと肉が付いている、「肥𦟠ヒシュク」、同「䑋」「【方言:第二】…肥𦟠謂之䑋(肥䑋多肉)」
◆「䐚𦢑ショクシュク」、たっぷりと肥(ふと)って脂が乗っているさま「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𦟠𦢑】䐚𦟠膏澤也」
𦢒月(肉)4+15=総画数19 U+26892 [未詳/]
◆肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)の一種、未詳「【酉陽雜俎:卷七:酒食】臇𦢒(一曰饋)䐣臛也」
𦢓月4+15=総画数19 U+26893 [未詳/]
◆未詳
𦢕月(肉)4+15=総画数19 U+26895 [セキ、ジャク/]
◆体が痩(や)せ細る、痩せ衰える、肉が削げ落ち骨が露(あらわ)になる、同「瘠」
𦢖月(肉)4+15=総画数19 U+26896 [ヨウ、オウ/] 膺𩪠𦢻
◆胸、同「胷」 {人体(胴部)}
◆(胸で)受け止める、引き受ける
◆馬の胸当(むねあて、むなあて)
𦢚月(肉)4+15=総画数19 U+2689A [フ/はだ] 膚肤
◆肌(はだ)、皮、ものの表面を覆(おお)う薄い膜状のもの、同「膚」
◆表面的な、深みがなく薄っぺらな
◆大きく広がる
◆(中身がぎっしりと詰まっていて)良い、優(すぐ)れている、美しい
◆薄切りの(豚)肉
◆古代の長さの単位、一膚は四本の指をぴったりと付けて平らにした時の幅、指一本の幅を一寸といった
𦢛月(肉)4+15=総画数19 U+2689B [リョ、ロ/]
◆上位者の言葉を下位者に口頭で伝える、同「臚」
𦢜月(肉)4+15=総画数19 U+2689C [クン/]
◆羊肉の羹(あつもの、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物すいもの)
𦢝月(肉)4+15=総画数19 U+2689D [ソウ、シュ/]
◆痩(や)せる、痩せ細る、同「瘦」「【康熙字典:未集備考:肉部:𦢝】《字彙補》同瘦」
𦢣月(肉)4+15=総画数19 U+268A3 [ケン/] 𦢈
◆たこ(胼胝ヘンチ)、摩擦や刺激が繰り返されて皮膚が硬くなったもの、同「繭」
𦢤月(肉)4+15=総画数19 U+268A4 [ザ、サン/] 臢臜
◆「腌𦢤・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
𦢧月4+15=総画数19 U+268A7 [ボウ、ム、モウ/] 瞢𦴔𦱛𦴲𦴁𥊄𥊃矒𥉞𥌋䑅
◆(暗くて、眩しくて)目が見えないさま、はっきりと見えないさま、ぼんやりしているさま、同「夢」「盲」
月4+16=総画数20 U+6727 [ロウ、ル/おぼろ]
◆月が霞(かす)んでぼんやりしていている、ぼんやりしてはっきりしない、「朦朧モウロウ」
注解:本字(U+6727)の偏は「つき」で「にくづき」の「𦢫(U+268AB)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
月(肉)4+16=総画数20 U+81D4 [ケン、ゲン/]
◆「臔臔ケンケン」、肥えているさま、肉付きがよいさま
◆未詳「【廣韻:上聲:銑:峴:臔】肉急」
月(肉)4+16=総画数20 U+81D9 [エン/]
◆「臙脂エンジ」、(唇や頬に塗る化粧用の)黒みがかった紅色の顔料
◆咽喉(インコウ、口の奥から食道の入口までの部分)の内の口の奥から喉頭蓋までの部分、同「咽」
筆順
月(肉)4+16=総画数20 U+81DA [リョ、ロ/]
◆皮膚、肌(はだ)、皮、同「膚」
◆腹の前の部分の皮膚、同「㱺」
◆「臚脹リョチョウ」、腹が膨れ前に突き出る、またそのような病気
◆述(の)べる、順々と述べる
◆口頭で伝える、上位者の言葉を下位者に口頭で伝える、同「𦢛」「𨇖」「【康熙字典:未集下:肉部:臚】《史記叔孫通傳》臚句傳《註》上傳語告下爲臚」
◆順に揃えて並べる
筆順
月(肉)4+16=総画数20 U+81DB [コク/]
◆肉や魚の羹(あつもの)、肉や魚を煮込んだ汁の多い煮物、肉や野菜などの具を煮込んだ吸物の総称を「羹」、同「𦞦」
月(肉)4+16=総画数20 U+81DC [ザ、サン/] 臢𦢤
◆「腌臜・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
馬部
𣎮月4+16=総画数20 U+233AE [キ/]
◆月の光
◆赤々とした(太陽の)光、同「曦」
𦢥月(肉)4+16=総画数20 U+268A5 [セイ、セ/]
◆肉や魚の羹(あつもの)、肉や魚を煮込んだ汁の多い煮物、同「臛」「臇」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦢥】遵為反𦢥臛也(《欽定四庫全書》本では「𦢿」とする)
𦢦月(肉)4+16=総画数20 U+268A6 [ソ、ス/] 酥𨣺𨢭𦣑
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
𦢨月(肉)4+16=総画数20 U+268A8 [エン/]
◆肉を湯に入れゆっくりとじっくりと火を通す、柔らかくなるまで火を通す、同「爓」
𦢪月(肉)4+16=総画数20 U+268AA [スイ/]
◆骨の髄ズイ、骨の芯シンの柔らかい部分、同「髓」
◆孔(あな)
𦢫月(肉)4+16=総画数20 U+268AB [ロウ、ル/]
◆肥(こ)えているさま、太っているさま「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦢫】力董切肥皃」
注解:本字(U+268AB)の偏は「にくづき」で「つき」の「朧(U+6727)」とは別字 {漢字(月)}
𦢭月(肉)4+16=総画数20 U+268AD [ホウ/] 𦠖
◆体にできる腫物
𦢮月(肉)4+16=総画数20 U+268AE [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦢮】舊藏作髖音寛」
𦢯月(肉)4+16=総画数20 U+268AF [キョウ、コウ、キン/]
◆赤く腫れた出来物(できもの)、吹き出物、腫物はれもの、同「臖」「【集韻:卷七:去聲上:焮第二十四:脪𦜓𤷓㾙𤴾𦢯】㿎脪熱氣著膚中」
𦢸月(肉)4+16=総画数20 U+268B8 [ハク/] 膊𦡰𦣈
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
𨼕阜部
月(肉)4+17=総画数21 U+352E [ダ、ナ/]
◆獣名、未詳「【山海經:中山經】中山經薄山之首曰甘棗之山…有獸焉其狀如𤠢鼠而文題(𤠢鼠所未詳音虺字亦或作虺)其名曰㔮(音那或作熊也)食之已癭」「【廣韻:下平聲:歌:那:㔮】獸名似鼠班頭食之明目」
月(肉)4+17=総画数21 U+444B [ジョウ、ニョウ/]
◆肥(こ)える、たっぷりと肉が付いている、肉付きがよい、「肥䑋ヒジョウ」、同「𦟠」「【方言:第二】…肥𦟠謂之䑋(肥䑋多肉)」
月(肉)4+17=総画数21 U+444C [ラン/]
◆(肉が腐って)柔らかくなる、形が崩れる、同「爛」
月(肉)4+17=総画数21 U+444D [エイ、ヨウ/]
◆咽喉インコウ(のど)
月(肉)4+17=総画数21 U+444E [サン、セン/]
◆肉を煮込んだとろみのあるスープsoup
月(肉)4+17=総画数21 U+444F [ケン、ゴン/]
◆「䑏𦝢ケンキ」、顔が(化粧でごまかせない程に)醜いさま、同「啳𦝢」「【淮南鴻烈解:卷第十九:脩務訓】啳𦝢哆噅籧蒢戚施雖粉白黛黑弗能爲美者嫫母仳倠也(啳讀權衡之權急氣言之𦝢讀𧅄哆讀大口之哆噅讀楚𨘏氏之𨘏蒢戚施僂皆醜嫫母仳倠吉之醜女…)」
◆「䑏疏ケンソ」、獣名、姿は馬に似て一本の角があるという「【山海經:北山經】又北三百里曰帶山…有獸焉其狀如馬一角有錯(言角有甲錯也或作暦)其名曰䑏䟽(音歡)可以辟火…」
月(肉)4+17=総画数21 U+81DD [ラ/]
◆裸(はだか)、身に着けているものを脱いで裸になる
◆「果臝カラ」、チョウセンカラスウリ(朝鮮烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の蔓性の草、別名「栝樓カツロウ」 {チョウセンカラスウリ}
◆「蜾臝カラ」、ジガバチ(似我蜂)、 ハチ亜目(細腰亜目)スズメバチ上科ツチバチ科(別名ジガバチ科)のハチ(蜂)、腰の部分が細く地中に巣を作る、別名「細腰蜂サイヨウホウ」、同「蜾蠃」
魚部
𣎰月4+17=総画数21 U+233B0 [未詳/]
◆未詳
𦢹月(肉)4+17=総画数21 U+268B9 [コウ、キョウ/] 𦣍𦢋
◆肉の羹(あつもの)、肉を(或いは肉を主として)煮込んだ吸物(すいもの)、同「羹」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦣍】戶庚反熟肉也」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:羹𦣍】肉湆也」
𦢻月(肉)4+17=総画数21 U+268BB [ヨウ、オウ/] 膺𩪠𦢖
◆胸、同「胷」 {人体(胴部)}
◆(胸で)受け止める、引き受ける
◆馬の胸当(むねあて、むなあて)
𦣅月(肉)4+17=総画数21 U+268C5 [未詳/]
◆未詳
月(肉)4+18=総画数22 U+81DE [ク、グ/]
◆痩(や)せる、痩せ細る、痩せ衰(おとろ)える、同「癯」
月(肉)4+18=総画数22 U+81DF [ソウ、ゾウ/]
◆心・肝・脾・肺・腎の総称、「月(肉)の中に大切にしまわれている(蔵)もの」の意、同簡「脏」
筆順
黑部
𦢿月(肉)4+18=総画数22 U+268BF [イ/]
◆皮膚などにできる腫(は)れ物「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦢿】羊水切瘡也」
𦣀月(肉)4+18=総画数22 U+268C0 [ジョウ、ニョウ、ドウ、ノウ/]
◆肉を薄く切る、薄切り肉、同「䐑」
◆上膊ジョウハク、上腕ジョウワン、人間の場合は肩の先から肘(ひじ)まで部分、四足獣の場合は前脚(まえあし)の脚(あし)の付け根から膝(ひざ)までの部分、同「臑」
◆未詳「【廣韻:入聲:葉第二十九:讘:𦣀】動𦣀」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𦛖】𦛖𦣀肉動也」
𦣁月(肉)4+18=総画数22 U+268C1 [ヒョウ/]
◆(牛馬などの家畜の脇腹から尻にかけての)肥(こ)えた肉
◆肥えているさま、肉付きがよいさま、同「臕」
𦣂月(肉)4+18=総画数22 U+268C2 [ホウ/] 𦡊
◆腫(は)れる、脹(ふく)れる、同「胮」
𦣃月(肉)4+18=総画数22 U+268C3 [ハク、ホク/] 𦢊
◆膨(ふく)れる
◆腫(は)れる、同「㿺」
𦣄月(肉)4+18=総画数22 U+268C4 [未詳/]
◆未詳
𦣉月(肉)4+18=総画数22 U+268C9 [ルイ/] 羸𦏞
◆痩(や)せる、弱る、疲れる、同「𤼘」
月(肉)4+19=総画数23 U+81E2 [ザ、サン/] 臜𦢤
◆「腌臢・醃𨤃エンザ」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
𦣇月(肉)4+19=総画数23 U+268C7 [ラ/]
◆ロバ(驢馬、ウマ科ウマ属ロバ亜属の動物)の腹の下(下腹か下に垂れた部分か未詳)の肉
𦣈月(肉)4+19=総画数23 U+268C8 [ハク/] 膊𦡰𦢸
◆薄切りにして干した(陽に晒した)肉
◆磔(はりつけ)にする、殺して晒(さら)す
◆肩先(腋)から手首までの部分、日本でいう「腕」、「胳膊カクハク」 {人体(上肢)}
◆肩胛骨・肩甲骨ケンコウコツ、同「髆」「䯙」
𦣊月(肉)4+19=総画数23 U+268CA [デイ、ナイ/]
◆骨付き肉の塩漬け
𦣌月(肉)4+19=総画数23 U+268CC [未詳/]
◆未詳
𦣍月(肉)4+19=総画数23 U+268CD [コウ、キョウ/] 𦢹𦢋
◆肉の羹(あつもの)、肉を(或いは肉を主として)煮込んだ吸物(すいもの)、同「羹」「【龍龕手鑑:卷四:肉部第四:𦣍】戶庚反熟肉也」「【集韻:卷四:平聲四:庚第十二:羹𦣍】肉湆也」
𦣐月(肉)4+19=総画数23 U+268D0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:辰集:比部:𣬐】又一云{⿱㲋■}字之譌石鼓文𦣐之𣬒𣬒」
𦣑月(肉)4+19=総画数23 U+268D1 [ソ、ス/] 酥𨣺𨢭𦢦
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
𣎲月4+20=総画数24 U+233B2 [トウ/]
◆月の光がぼんやりしているさま、「𣎲𦟮トウボウ」、同「曭」「【廣韻:上聲:蕩第三十七:曭:𣎲】𣎲𦟮月不明皃」
𦣒月(肉)4+20=総画数24 U+268D2 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:未集:肉部:𦣒】其居切音劬史記王子侯表五據侯臒索隱曰舊作*𦣒漢書作䂂(「【史記《欽定四庫全書》本】…舊作*𦫇…」「【史記《武英殿二十四史》本】…舊作*艧…」で、いずれも「𦣒」ではない)
𦣓月(肉)4+20=総画数24 U+268D3 [未詳/]
◆未詳「【五音集韻:卷十一:候第九:脰𦣓】項脰」
𦣔月(肉)4+20=総画数24 U+268D4 [未詳/]
◆未詳
注解:「臝」の異体字か?
𩦻馬部
𦣛月(肉)4+23=総画数27 U+268DB [ラ/]
◆ロバ(驢馬、ウマ科ウマ属ロバ亜属の動物)の胃腸イチョウ


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