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[辞典・用語][漢字林][女部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 女部] [部首索引]


女3+0=総画数3 U+5973 [ジョ、ニョ、ニョウ/おんな、め] 𠨰
◆雌(めす)としての特性を持つ人、男(雄おすとしての特性を持つ人)と対になる性の一方
◆娘(むすめ、若い未婚の女性)、既婚は「婦」
◆妻(めあ)わせる、嫁(とつ)がせる
◆あなた、同「汝」
◆弱々しいさま
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第三宿 {二十八宿}
◆おんな、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+2=総画数5 U+36A2 [ド、ヌ/]
◆卑(いや)しい、身分が低い、同「奴」「【蘇氏演義:卷下】…《說文》曰:「奴者古之罪人也婢者卑也奴者徒也徒役卑賤之義古之㚢(音奴)字文從人邊作女…」
◆侮(あなど)る、相手を軽(かろ)んずる、相手を下に見る、見下す、同「侮」
漢字林(非部首部別)
女3+2=総画数5 U+5974 [ド、ヌ/やつ、め、やっこ]
◆卑(いや)しい、身分が低い、同「㚢」
◆やつ、め、人を卑しめて言う語
◆やつがれ、自分を謙(へりくだ)って言う語
◆(特に男性の)召使い、使用人、女性は「婢」
◆[日]やっこ、武家の下僕
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+2=総画数5 U+5975 [テイ、チョウ/]
◆「㜊奵テンテイ」、可愛らしいさま、見目(みめ)よいさま
◆「嫇奵メイテイ」◇自(みずか)らの立場・節操を守る、立場を守り自らを制セイする◇未詳「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:奵】女名一曰嫇奵面平」
女3+2=総画数5 U+5976 [ダイ、ナイ/]
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、子に乳を飲ませる、同「嬭」「妳」「乳」
◆母、母親、同「嬭」「妳」
◆「奶奶ナイナイ」、祖母、(親しみを込めて)おばあちゃん
𠚰刀部
𡚧女3+2=総画数5 U+216A7 [ヒ/]
◆母親
◆亡くなった母親に対する呼称、父親は「考」、妻は「嬪」「【禮記:曲禮下】生曰父曰母曰妻死曰考曰妣曰嬪」
注解:別「𡚨」
𡚨女3+2=総画数5 U+216A8 [シ/]
◆慎(つつし)みがないさま、心配りがないさま、またそのような女性
注解:別「𡚧」
𡚩女3+2=総画数5 U+216A9 [未詳/]
◆未詳
𡚪女3+2=総画数5 U+216AA [未詳/]
◆未詳「【初學記:卷二十九:牛第五】何承天纂文曰𡚪(力弔反)牛後腳正也」「【龍龕手鑑:卷二十九:牛第五:𡚪】俗博管布綰二反正作𡯘北冗也」
𡚬女3+2=総画数5 U+216AC [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:女部:𡚬】【中華字海:女部:𡚬】同"女"」
女3+3=総画数6 U+36A3 [コウ、キョウ、ギョウ/]
◆美しいさま、愛らしいさま、同「𤕢」「佼」
女3+3=総画数6 U+36A4 [ヨク、イキ/]
◆(古代の)宮中に仕える女官ニョカン
女3+3=総画数6 U+36A5 [ウ/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:㚥】雲俱切音于人以禮交也」「【康熙字典:丑集下:女部:㚥】《字彙》雲俱切音于人以禮交也一曰取義不當譌字也」
女3+3=総画数6 U+36A6 [キ/]
◆姓、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物、姬水の近くで成長したことから)の姓、後の周王朝などの国姓
◆天子や君主の妾(ショウ、めかけ、側室)
◆婦人の美称
女3+3=総画数6 U+36A7 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:儼第五十二:㚧】婦人齊整皃通作嬐」
女3+3=総画数6 U+5977 [セン/]
◆女性名用字
女3+3=総画数6 U+5978 [カン/]
◆道義に反する、道理に背(そむ)く、悪事を働く、同繁「姦」
◆男女の間で求められる道義を犯(おか)す、同「姦」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+3=総画数6 U+5979 [タ、シャ/]
◆彼女、she、女性を指す三人称代名詞
◆同「姐」
女3+3=総画数6 U+597A [キュウ、ク/] 𡚮𡚰
◆女性名用字
女3+3=総画数6 U+597B [ダン、ナン、ネン/]
◆(女が)騒がしく言い争うさま
漢字林(非部首部別)
女3+3=総画数6 U+597C [タ、チャ/]
◆少女、若い女性
◆女性が美しいさま、艶(つや)やかで美しいさま
漢字林(非部首部別)
女3+3=総画数6 U+597D [コウ/この・む、す・く、す・き、よ・い、よしみ] 𡥃
◆自分にとって快く受け入れることができること(事・言)やもの(物・者)、その逆が「悪」、「好悪コウオ」
◆良い、善(よ)い、心地良い、丁度良い、勝手(かって、都合や利便)が良い、状態が良い、「良好リョウコウ」
◆(相手の言動を受け入れ了承・同意の意で)良い、宜(よろ)しい
◆容姿が良い、美しい、愛(あい)らしい
◆愛する、可愛(かわい)がる、気に入る
◆(互いに相手を受け入れて)仲が良い、またそのような関係、「友好ユウコウ」
◆中央に孔(あな)のあいた輪状の玉器(璧ヘキ・環カン・瑗エンなど)の孔 {礼器(円形)}
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+3=総画数6 U+597E [セン/]
◆女性名用字
奿女3+3=総画数6 U+597F [ハン、ホン/] 𡚺
◆未詳「【康熙字典:丑集:女部:奿】《六書統》女之慧而員从女丸言機如丸也」
女3+3=総画数6 U+5980 [キ、コ/]
◆「妲妀ダッキ」、殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の紂王チュウオウの妃(きさき)の名、同「妲己」 {商(殷)代}
女3+3=総画数6 U+5981 [シャク/]
◆結婚の仲立ちをする人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
筆順
女3+3=総画数6 U+5982 [ジョ、ニョ/ごと・く、し・く]
◆ごと・く、~のよう、~と程度や様子が同じよう、~と同じと言ってよい
◆し・く、及ぶ、至る、届く、「同様、同程度」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+3=総画数6 U+5983 [ヒ、ハイ、ヘ/] 𡝞𡝑
◆天子の正妻、同「后」
◆后(きさき、正妻)の次の位の妻
◆皇太子の正妻
◆女神ジョシン(めがみ)、女性の神
筆順
女3+3=総画数6 U+5984 [ボウ、モウ/みだ・りに] 𡚶
◆馬鹿げた、いい加減な、根拠のない、非現実的な
◆みだ・り、みだ・りに、やたらに、手当たり次第に、考えもなしに
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+3=総画数6 U+5985 [コウ/]
◆女性名用字
女3+3=総画数6 U+5986 [ソウ、ショウ/] 妝娤𡝂𤖩
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「粧」
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、同「裝」
女3+3=総画数6 U+5987 [フウ、ブ、フ/] 婦媍𡞒𢽰
◆成人した女性、既婚の女性
◆自分の妻
◆息子の妻、同「媳」
◆女子が自分の弟の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子謂兄之妻為嫂弟之妻為婦」
女3+3=総画数6 U+5988 [ボ、モ/]
◆母、母親、お母さん、「媽媽マァマ」
◆おばさん、年上の既婚女性に対する呼称
邑部
𡉓土部
𡚮女3+3=総画数6 U+216AE [キュウ、ク/] 奺𡚰
◆女性名用字
𡚯女3+3=総画数6 U+216AF [コ、グ/]
◆美しいさま、同「嫭」
𡚰女3+3=総画数6 U+216B0 [キュウ、ク/] 奺𡚮
◆女性名用字
𡚱女3+3=総画数6 U+216B1 [ヒ/]
◆妾(ショウ、めかけ、側室)、同「姬」「【集韻:卷一:平聲:之第七:姬𡚱㚶】衆妾緫稱或作𡚱㚶」
𡚴山部
𡚵女3+3=総画数6 U+216B5 [未詳/]
◆未詳
𡚶女3+3=総画数6 U+216B6 [ボウ、モウ/みだ・りに]
◆馬鹿げた、いい加減な、根拠のない、非現実的な
◆みだ・り、みだ・りに、やたらに、手当たり次第に、考えもなしに
𡚸女3+3=総画数6 U+216B8 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:毋部:𡥘】[𡥘𡚸]方言。讨老婆」「【中華字海:女部:𡚸】音未详。(方)妻子」「【中文大辭典:女部:𡚸】妻也」
𡚺女3+3=総画数6 U+216BA [ハン、ホン/] 奿
◆未詳「【康熙字典:丑集:女部:奿】《六書統》女之慧而員从女丸言機如丸也」
𢑒彑部
女3+4=総画数7 U+36A9 [ゼン、ネン/]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「媣」
女3+4=総画数7 U+36AE [タン、トン/] 媅妉
◆楽しみに耽(ふけ)る、色恋(いろこい)にのめり込む「【太上靈寶朝天謝罪法懺:卷六】…媅滯色慾…」
注解:「【康熙字典:丑集備考:女部:㚮】《五音篇海》同妉」
心部
女3+4=総画数7 U+5989 [タン、トン/] 媅㚮
◆楽しみに耽(ふけ)る、色恋(いろこい)にのめり込む「【太上靈寶朝天謝罪法懺:卷六】…媅滯色慾…」
女3+4=総画数7 U+598A [ジン、ニン/] 姙𡜟𨉃
◆身籠(みごも)る、孕(はら)む、「妊娠ニンシン」「懐妊カイニン」
筆順
女3+4=総画数7 U+598B [フ、ユウ/]
◆貪る
◆恨めしそうな顔付きをするさま
漢字林(非部首部別)
女3+4=総画数7 U+598C [セイ、ジョウ/]
◆貞淑な女性
女3+4=総画数7 U+598D [ゲン、ケン/]
◆磨(みが)かれたようにほっそりとして美しい
◆「嫶妍ショウケン」、憂い悲しみのあまり痩(や)せ細る
筆順
女3+4=総画数7 U+598E [カイ、ガイ/]
◆妬(ねた)む、嫉妬シットする、同「𡟲」
女3+4=総画数7 U+598F [ブン、モン/]
◆女性名用字
女3+4=総画数7 U+5990 [ショウ、シュ/]
◆夫の父また兄
女3+4=総画数7 U+5991 [ハ/]
◆少女の髪形の一つ、両耳の辺りで髪を束ね丸く結った髪形「【字彙:丑集:女部:妑】妑頭女兒雙髻」
女3+4=総画数7 U+5992 [ト、ツ/ねた・む]
◆自分と比較して他人がより美しい・可愛がられる・幸せである・優れていることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、焼餅(やきもち)を焼く(妬く)、また妻(女性)のその様子、「嫉妒シット」「妒忌トキ」「妒媢トボウ」
女3+4=総画数7 U+5993 [キ、ギ/]
◆歌や舞などで客をもてなす女性
筆順
女3+4=総画数7 U+5994 [コウ、キョウ/]
◆美しい女性
女3+4=総画数7 U+5995 [チュウ/]
◆女性名用字
◆未詳「【證類本草:卷二十一:蟲部中品總五十六種:食療】…燒之熏舍屋免竹木生蛀妕」「【定盦文集:卷三:阮尚書年譜第一敘】…凡此者妕盤雖麗難…」
女3+4=総画数7 U+5996 [ヨウ/あや・しい] 𡝩
◆人を惑わし誘うような美しさ、艶(なま)めかしく美しいさま
◆怪(あや)しいものごと、人を惑わすようなものごと、不吉なものごと、災(わざわ)い
筆順
女3+4=総画数7 U+5997 [キン、コン、カン/]
◆舅母シュウボ、母の兄弟の妻、同「𡢳」
◆「𡝫妗センキン」「妗𡝫キンセン」、笑うさま、未詳(「【玉篇:卷三:女部第三十五:妗】許兼切𡝫妗美笑皃也」「【廣韻:下平聲:鹽第二十四:苫:𡝫】妗𡝫善𥬇皃又丑兼切」「【集韻:卷四:平聲四:沾第二十五:妗】說文𡝫妗也一曰喜笑皃」にそれぞれ「美笑」「善笑」「喜笑」とあり未詳)
女3+4=総画数7 U+5998 [ウン/] 𡛍
◆姓用字、祝融シュクユウ(神話上の人物、炎帝エンテイの子で火の神とされる)の姓、また陸終リクシュウ(未詳)の第四子求言キュウゲンの姓、同「𡤀」「【說文解字注:女部:妘】祝融之後姓也(祝融者顓頊之子黎也國語曰其後八姓已董彭秃妘曹斟芈也妘姓鄔鄶路偪陽是也又世本曰鄅妘姓也大戴禮云鄶人云卽妘字)」「【國語:鄭語】妘姓鄥鄶路偪陽(陸終第四子求言爲妘姓封於鄶鄶今新鄭也鄥路偪陽共後別封也)」
◆女性名用字「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡛍】或作妘今音云女字也又姓」
女3+4=総画数7 U+5999 [ビョウ、ミョウ/たえ] 玅𡭹竗
◆(人の手によるものとは思われないほど)繊細なさま、精巧なさま、技が巧(たく)みなさま
◆繊細で美しいさま
◆年若く繊細なさま、年若く美しい人
◆人の手によるものとは思われないさま、不可思議なさま
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+4=総画数7 U+599A [ハイ、ヘ/]
◆女性の立ち振る舞いが美しいさま、同「𡜊」
◆未詳「【康熙字典:丑集下:女部:妚】同胚」
女3+4=総画数7 U+599C [ケツ、ケチ/]
◆目配(めくば)せする、目や眉を動かして意図を伝える
◆美しいさま
女3+4=総画数7 U+599D [ソウ、ショウ/] 妆娤𡝂𤖩
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「粧」
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、同「裝」
筆順
女3+4=総画数7 U+599E [ジュウ、ニュウ/]
◆姓用字、同「𡚽」「㚼」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㚼{⿰女刃}𡚽】三俗妞正呼老反人姓也」
◆少女、女の子
女3+4=総画数7 U+599F [アン、エン/]
◆安(やす)らかなさま、心安らぐさま、同「晏」
漢字林(非部首部別)
女3+4=総画数7 U+59A0 [ドウ、ノウ、ドン、ナン/]
◆娶(めと)る、他家から妻を迎え入れる
◆「梁妠リョウノウ」、漢カン(25年~220年、東漢、後漢)の順烈ジュンレツ皇后(116年~150年)の諡(おくりな、死者に贈る名)「【後漢書:卷十下:后紀第十下】順烈梁皇后諱妠(諡法曰執德尊業曰烈聲類曰妠妠娶也音納)…」
◆「婠妠カンドウ」、未詳「【御定全唐詩:卷七百九十一:聯句:征蜀聯句】…巴豔收婠妠…」「【御定全唐詩:卷八百六:寒山:詩三百三首】…擲瓦名婠妠(上一丸切下奴荅切)…」「【廣韻:入聲:鎋第十五:妠:妠】婠妠小兒肥皃女刮切」
女3+4=総画数7 U+59A1 [キン/]
◆女性名用字
女3+4=総画数7 U+59A2 [フン、ブン/]
◆「妢胡フンコ」、古国名、戦国時代(前5世紀~前221年)の楚国に属した国とされ現安徽省阜陽市付近といわれる「【周禮注疏:卷十一:冬官考工記】燕之角荊之幹妢胡之笴…(…妢胡胡子之國在楚旁笴矢幹也…)」 {安徽省}
女3+4=総画数7 U+59A3 [ヒ/] 𡚧
◆母親
◆亡くなった母親に対する呼称、父親は「考」、妻は「嬪」「【禮記:曲禮下】生曰父曰母曰妻死曰考曰妣曰嬪」
筆順
女3+4=総画数7 U+59A4 [ヨ/]
◆「婕妤ショウヨ」、漢(前202年~220年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)が設けた女官ニョカン(帝の側室)の位階の名、同「倢伃」、以降歴代・諸国でも用いられたとされ、以下「娙娥ケイガ」「傛華ヨウカ」「充依ジュウイ」の順だったという、同「倢伃」「【史記:卷四十九:外戚世家第十九】武帝時幸夫人尹婕妤(《索隱》韋昭云婕承妤助也一云美好也聲類云幸也…」)「【漢書(前漢書):卷九十七上:外戚列傳第六十七上】至武帝制倢伃娙娥傛華充依各有爵位(師古曰倢言接幸於上也伃美稱也…)」
女3+4=総画数7 U+59A5 [タ、ダ/] 𡛎
◆座りがよい、落ち着く、安定している、同「綏」「𢼻」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+4=総画数7 U+59A6 [ホウ、フ、フウ/]
◆(姿形が)好(よ)いさま、美しいさま「【唐文粹:卷六:桃花賦】…不幹繁若無枝妦妦婉婉夭夭怡怡…」
女3+4=総画数7 U+59A7 [ゲン、ガン/]
◆感じが良いさま
女3+4=総画数7 U+59A8 [ホウ、ボウ/さまた・げる]
◆行(ゆ)く手を阻(はば)む、遮(さえぎ)る
◆差し支(つ)える、支障や問題になるものがある、「不妨フホウ(差し支えない、~しても問題ない)」
筆順
女3+4=総画数7 U+59A9 [ブ、ム/] 嫵𡣆娬
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま
女3+4=総画数7 U+59AA [ウ、オウ/おうな]
◆年老いた女性
◆温(あたた)かいさま、暖(あたた)かいさま「【康熙字典:丑集:女部:嫗】《禮樂記》煦嫗覆育萬物《註》天以氣煦之地以形嫗之亦訓老母」
女3+4=総画数7 U+59AB [キ/] 嬀媯
◆古州名、唐代(618年~907年)の武德年間(618年~626年)に北燕州(現河北省張家口市付近)が置かれ、これが後の貞觀年間(627年~649年)に「妫州キシュウ」と改名された、現河北省張家口市から北京市北西部にかけての地「【廣韻:上平聲:支第五:嬀:嬀】水名亦州春秋時屬燕秦爲上谷郡漢爲潘縣武德初置北燕州貞觀改爲嬀州因木水爲名亦姓…」 {河北省}
◆「妫水キスイ」、山西省永済市を源とし、西流して黄河コウガに注ぐ {山西省}
◆姓用字、古くは舜シュン(五帝の一人)の末裔マツエイが「妫水」の近くに住み姓を「妫」とした
女3+4=総画数7 U+59C2 [ホウ、ボウ/]
◆婦人のような
◆感じが良い、可愛らしい
𡚼女3+4=総画数7 U+216BC [シ、ジ/]
◆「𡚼姓シセイ」、部族・集団(氏)と血筋(姓)、同「氏姓」
𡚽女3+4=総画数7 U+216BD [コウ/]
◆姓用字、同「妞」「㚼」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㚼{⿰女刃}𡚽】三俗妞正呼老反人姓也」「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:𡚽𡥆】說文人姓也引商書無有作𡚽或从子」
◆善(よ)い、美しい、愛(あい)らしい、同「好」「【字彙:丑集:女部:𡚽】古作好惡之好〇丑在左」「【正字通:丑集下:女部:𡚽】舊註古作好惡之惡丑在左通雅曰𡚽乃𡥆之譌𡥆卽好也説文好美也又𡚽人姓也(「好惡之惡」は「好惡之好」の誤りと思われる)
𡚾女3+4=総画数7 U+216BE [シュ、ス/]
◆淑(しと)やかで(上品で)美しいさま、またそのような女性「【方言:第一】娥㜲(音盈)好也…趙魏燕代之間曰姝(昌朱反音株亦四方通語)…」
𡚿女3+4=総画数7 U+216BF [未詳/]
◆未詳
𡛍女3+4=総画数7 U+216CD [ウン/]
◆姓用字、祝融シュクユウ(神話上の人物、炎帝エンテイの子で火の神とされる)の姓、また陸終リクシュウ(未詳)の第四子求言キュウゲンの姓、同「𡤀」「【說文解字注:女部:妘】祝融之後姓也(祝融者顓頊之子黎也國語曰其後八姓已董彭秃妘曹斟芈也妘姓鄔鄶路偪陽是也又世本曰鄅妘姓也大戴禮云鄶人云卽妘字)」「【國語:鄭語】妘姓鄥鄶路偪陽(陸終第四子求言爲妘姓封於鄶鄶今新鄭也鄥路偪陽共後別封也)」
◆女性名用字「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡛍】或作妘今音云女字也又姓」
𡛎女3+4=総画数7 U+216CE [タ、ダ/]
◆座りがよい、落ち着く、安定している、同「綏」「𢼻」
𡛏女3+4=総画数7 U+216CF [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷三:釋詁】𡛏本作划未詳弋音」
𡛐女3+4=総画数7 U+216D0 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:女部:𡛐】《五音篇海》同妎」
𡛑女3+4=総画数7 U+216D1 [ホン、ボン/]
◆(ものや人が)たくさん集まる
◆塵(ちり)、塵が舞い上がる、舞い上がった塵が降りかかる、同「坋」
𡛒女3+4=総画数7 U+216D2 [サン/] 㛑𡛝
◆(女性が)美しいさま
𡛖女3+4=総画数7 U+216D6 [ガ、ダ、ナ/] 㛂𡜮
◆か弱いさま、か細いさま
◆「婐𡛖アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐烏果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
𡛗女3+4=総画数7 U+216D7 [ヒ、ビ/]
◆女性名字
𤖩片部
女3+5=総画数8 U+36B0 [ヒ、ビ、ハイ、ヘ/]
◆姓用字「【古今攷:卷一:附鄭樵氏族畧序】貴賤于文女生為姓故姓之字多從女如姬姜嬴姒姚媯姞妘婤姶㚰嫪之類」
◆身籠る、妊娠する、同「胚」
女3+5=総画数8 U+36B2 [セン/]
◆小さく弱々しいさま
◆身軽ですばしこいさま
◆多くの技芸に通じているさま
女3+5=総画数8 U+36B3 [ア/] 妿
◆女性としての礼儀作法を教える女性、女性の躾(しつけ)係
女3+5=総画数8 U+36B4 [ホ、フ/]
◆美しい女性、美女(ビジョ)
女3+5=総画数8 U+36B6 [シ、ジ/]
◆同「姒」
◆妾(ショウ、めかけ、側室)、同「姬」「【集韻:卷一:平聲:之第七:姬𡚱㚶】衆妾緫稱或作𡚱㚶」
女3+5=総画数8 U+36B7 [ダイ、ナイ/]
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、同「嬭」「奶」「乳」「【靜修集:卷十九:行家園藥畦】…羊乳生氣少靈厖渺無聞牛㚷頗肥澤…」
女3+5=総画数8 U+36B8 [シ/]
◆女性名用字、同「媤」
女3+5=総画数8 U+36B9 [ボウ、ミョウ/]
◆繊細で感じが良いさま、同「媌」
女3+5=総画数8 U+36BA [未詳/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:㚺】以證切音孕美貌」「【正字通:丑集下:女部:㚺】俗孕字舊註音孕美貌誤…」
女3+5=総画数8 U+36BB [ケイ、ケ/]
◆(男性の同性愛、男性の女装など)男性が女性のように振る舞うさま「【菽園雜記:第十二卷】…㚻音少杭人謂男之有女態者…」
◆「㚻姦・雞奸・鶏姦ケイカン」、男性同士の性交
女3+5=総画数8 U+36BC [コウ/]
◆姓用字、同「妞」「𡚽」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㚼{⿰女刃}𡚽】三俗妞正呼老反人姓也」
女3+5=総画数8 U+36BF [ホウ、ビョウ/]
◆「㚿媧ホウカ」、伝説上の女帝(或いは女神)の名、「女媧ジョカ」の別名ではないかとされる、姓は「雲」「【路史:卷十一:後記二:女皇氏】女皇氏㚿媧(媧一作去㚿與庖同出唐文集)雲姓(按洞神部伏羲姓風女媧姓雲號女皇名媧蓋古聖人有不相襲以知書傳所言女媧風姓止本伏羲言之不知其嘗更也)」
女3+5=総画数8 U+36C0 [ス、ジュ/]
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「㑳」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
女3+5=総画数8 U+36C1 [ホウ、ヒョウ/]
◆未詳「【玉篇:卷三:女部第三十五:㛁】匹耕切急也」「【集韻:卷四:平聲四:耕第十三:怦㛁】披耕切博雅急也一曰忠謹皃或作㛁」「【紹陶錄:卷上:交牀 嬾牀】礤礤其麄㛁㛁其緊夫惟無華可與相永在我窩兮…」
女3+5=総画数8 U+59AC [ト、ツ/ねた・む]
◆自分と比較して他人がより美しい・可愛がられる・幸せである・優れていることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、焼餅(やきもち)を焼く(妬く)、また妻(女性)のその様子、「嫉妬シット」「妬忌トキ」「妬媢トボウ」
筆順
女3+5=総画数8 U+59AD [ハツ、バツ、バチ/]
◆美しい婦人、婦人の美しいさま
◆旱魃カンバツをもたらすという髪がない禿(は)げた女の鬼神、「女妭・女魃ニョバツ」、同「魃」
女3+5=総画数8 U+59AE [ジ、ニ/]
◆女性の召使い、同「婢」
◆少女
漢字林(非部首部別)
女3+5=総画数8 U+59AF [チュウ、チク、ジク/]
◆心が揺れ動くさま、心穏やかでないさま「【廣韻:下平聲:尤第十八:抽:妯】詩曰憂心且妯妯動也悼也」
◆「妯娌チュウリ」、夫の兄弟の妻、夫の兄弟の妻同士が互いに呼び合う語「【爾雅注疏:釋親】長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
女3+5=総画数8 U+59B0 [チャク、タク/]
◆物静かで美しい
女3+5=総画数8 U+59B1 [ショウ/]
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59B2 [タツ、タチ、ダツ/]
◆「妲己ダッキ」、殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の紂王チュウオウの妃(きさき)の名、同「妲妀」 {商(殷)代}
筆順
女3+5=総画数8 U+59B3 [ダイ、ナイ、ジ、ニ/]
◆(女性の相手に対して)あなた、同「儞」
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、同「嬭」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡛾】俗妳通{⿰女⿱仐爾}正嬭今奴買反乳也」
◆母、母親、同「嬭」
女3+5=総画数8 U+59B4 [エン、オン/]
◆しなやかで美しい、同「婉」
女3+5=総画数8 U+59B5 [トウ、ツ/]
◆感じが良いさま
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59B6 [ケン、ゲン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:妶】俗㜅正許六反媚也好也」「【廣韻:上聲:銑第二十七:泫:埍】女牢也亦作妶又姑泫切」「【集韻:卷三:平聲三:先第一:娹妶】說文有守也」「【集韻:卷三:平聲三:先第一:妶】女名」
女3+5=総画数8 U+59B7 [チツ、ジチ、イツ、イチ/]
◆兄弟の生んだ子(男女を問わない)、同「姪」「侄」
◆思いのままに振る舞うさま、気儘(きまま)なさま、同「劮」「𠡓」「逸」「【玉篇:卷三:女部第三十五:妷】弋質切淫妷也亦音帙與姪同」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:妷】音逸婬也蕩也(【新修龍龕手鑑】では{⿰女⿱爫𠙻})「【集韻:卷九:入聲上:質第五:劮妷】博雅劮㛫也」「【字彙:丑集:女部:妷】與姪同○又弋質切音逸婬妷」
女3+5=総画数8 U+59B8 [ア/] 婀娿
◆「妸娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
◆「媕妸アンア」、なかなか決心がつかないさま、決断できないさま
女3+5=総画数8 U+59B9 [バイ、マイ、メ/いもうと、いも]
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年下の女子、自分よりも年上の女子は「姉シ(あね)」
◆自分よりも(やや)年下の女子に対する呼称、親戚の中で自分よりも年下の女子
筆順
女3+5=総画数8 U+59BA [バツ、マチ、マツ/]
◆「妺嬉」、夏の王桀の妃の名
注解:別「妹」
女3+5=総画数8 U+59BB [セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす] 𡜌𡜈𡝣𡜛
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+5=総画数8 U+59BC [ヒツ、ビチ/]
◆立ち振る舞いが作法に則(のっと)っている女性
女3+5=総画数8 U+59BD [シン/]
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59BE [ショウ/めかけ、わらわ]
◆(身分の高い人の)身の回りの世話をする女、女の給仕、本来は「䇂女」で「罪に問われ罰を受けた女や奴隷の女」の意で、これらの女を召使や側女などとした
◆正妻以外の妻
◆わらわ、女性の自分を謙(へりくだ)った自称
漢字林(非部首部別)
筆順
妿女3+5=総画数8 U+59BF [ア/]
◆女性としての礼儀作法を教える女性、女性の躾(しつけ)係
女3+5=総画数8 U+59C0 [カ、ワ/]
◆上品で優美な女性
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59C1 [ク、グ/]
◆老婆、年老いた女性
◆嬉しい、和やかな
女3+5=総画数8 U+59C3 [セイ、ショウ/]
◆端正で美しい女性
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59C4 [ビン、ミン/]
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59C5 [ハン/]
◆月経ゲッケイや流産リュウザンなどによる子宮からの出血
女3+5=総画数8 U+59C6 [ボ、モ/]
◆未婚のまた再嫁しない(子どものいない)一般に高齢の女性の雇い人、住み込みで保育や教育などを行う婦人
◆雇われて子守や家事などをする婦人、「保姆ホボ」
◆女子に礼儀や学問などを教育・指導する婦人、「姆母ボボ」、同「娒」「姥」
◆夫の兄の妻、弟の妻は「嬸」
筆順
女3+5=総画数8 U+59C7 [フ、ブ/]
◆女性が美しいさま、玉ギョク(美しく高貴な石)のように美しいさま
女3+5=総画数8 U+59C8 [レイ、リョウ/]
◆美しく賢(かしこ)い女性「【正字通:丑集下:女部:姈】離呈切音靈女字一曰女佼慧」
◆女性名用字
女3+5=総画数8 U+59C9 [シ/あね] 姊𡛷
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年上の女子、同「姐」、自分よりも年下の女子は「妹マイ(いもうと)」
◆(敬意を込めて)自分よりも年長の女性に対する呼称、文語で用いられ、口語では「姐」が用いられる
筆順
女3+5=総画数8 U+59CA [シ/あね] 姉𡛷
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年上の女子、同「姐」、自分よりも年下の女子は「妹マイ(いもうと)」
◆(敬意を込めて)自分よりも年長の女性に対する呼称、文語で用いられ、口語では「姐」が用いられる
女3+5=総画数8 U+59CB [シ/はじ・まる、はじ・め、はじ・める] 乨兘𠃭𠙉
◆それ以降続く物事の最初、出だし、「始」は「物事はまず~から始める、~から始まる」、「初」は「物事はまず初めに~する、~の初め」
◆初めて、~の時に至ってやっと、同「初」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+5=総画数8 U+59CC [ゼン、ネン/]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「媣」
女3+5=総画数8 U+59CD [サン、セン/] 姗𡜜
◆人を悪く言う、皮肉(ひにく)る、馬鹿にする、同「𧧚(訕)」
◆「姍姍サンサン」、ゆるゆると歩くさま、婦人が衣裳イショウの裾(すそ)を引きながら歩くさま
女3+5=総画数8 U+59CE [ヨウ/]
◆わたくし、女性が自分を指す語、同「婸」
女3+5=総画数8 U+59CF [バン、マン/]
◆老女の自称
女3+5=総画数8 U+59D0 [シャ/あね]
◆姉(あね)、同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年上の女子、同「姉」、「姐」は口語で用いられ、文語では「姉(姊)」が用いられる
◆年上の(若い、未婚の)女性に対する(親しみを込めた)呼び名、お姉さん、お姉ちゃん、「姐姐シャシャ」
◆母(はは)、母親、同「媎」
筆順
女3+5=総画数8 U+59D1 [コ、ク/しゅうと、しゅうとめ]
◆夫の母親、父親は「舅」
◆父の姉妹、母の姉妹は「姨」
◆(本来であれば通らないことを)ひとまず、(原則を曲げて)一時的に、(取り敢えず)その場の間に合わせに、「姑且コショ」「姑息コソク」
◆[俗]未婚の女性、娘
◆「姑射コヤ」、仙人が住むという山の名「【列子:黃帝】姑射山在海河洲中(見山海經)山上有神人焉(凝寂故稱神人)吸風飲露不食五穀」
◆「姑洗コセン」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも4律(4音)高い音階 {音楽(十二律1)}
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+5=総画数8 U+59D2 [シ、ジ/]
◆兄(或いは夫の兄)の妻、弟(或いは夫の弟)の妻は「娣」
◆兄弟(或いは夫の兄弟)のうちの年少の妻が年長の妻を呼ぶ語、多妻の夫の年少の妻が年長の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子同出謂先生為姒後生為娣(《注》同出謂倶嫁事一夫…)…長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
女3+5=総画数8 U+59D3 [セイ、ショウ/かばね] 𤯕𤯧𤯬𤯣
◆かばね、祖先の名を受け継ぐ血族ケツゾク(同じ祖先から出た者)・部族ブゾク(同じ祖先から出て共同して生活している者の集団)、氏シ(うじ)はこの「姓」から分かれて居住地名・職名・身分名などを名乗る集団をいう、古く「姓」「氏」は上記のように別義であったが、出自シュツジを表すという点では同じことから、漢代(前202年~220年)の頃からはほぼ同義に用いられるようになったという、「複姓フクセイ(二字から成る姓)」
◆平民、庶民
筆順
女3+5=総画数8 U+59D4 [イ/ゆだ・ねる、まか・せる、くわ・しい]
◆まか・せる、人に任(まか)せる、任せて成すがままにさせる
◆ゆだ・ねる、他に任せたままにする、他に任せて自らは何もしない
◆曲がる、曲がったまま、きちんとしていない、「穂(禾)が弱々しく(女)垂れる、垂れたまま」の意
◆曲がったものの先(さき)、「垂れた穂先」の意「【禮記:學記】三王之祭川也皆先河而後海或源也或委也此之謂務本」
◆ものの末端まで詳しく、細部まで確かに、「委曲イキョク」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+5=総画数8 U+59D6 [キョ、コ/]
◆「吳姖ゴキョ」、山名、未詳「【山海經:大荒西經】大荒之中有山名曰日月山天樞也吳姖天門日月所入」
女3+5=総画数8 U+59D7 [サン、セン/] 姍𡜜
◆人を悪く言う、皮肉(ひにく)る、馬鹿にする、同「𧧚(訕)」
◆「姗姗サンサン」、ゆるゆると歩くさま、婦人が衣裳イショウの裾(すそ)を引きながら歩くさま
𡛙女3+5=総画数8 U+216D9 [ヨウ/]
◆「𡛙㜵・偠㒟・婹㜵・婹嬝ヨウジョウ」、嫋(たお)やかで美しいさま「【集韻:卷六:上聲下:筱第二十九:偠婹𡛙嬈】偠㒟美皃或从女从幼从堯」
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:巧第三十一:𡛙】𡛙㺒不順」
𡛚女3+5=総画数8 U+216DA [コ、グ/]
◆女性名用字「【集韻:卷二:平聲:模第十一:媩𡛚】女字」
𡛝女3+5=総画数8 U+216DD [サン/] 㛑𡛒
◆(女性が)美しいさま
𡛠女3+5=総画数8 U+216E0 [キョ、コ/]
◆女性名用字
𡛢女3+5=総画数8 U+216E2 [ガン/]
◆身形(みなり)などきちんと整えられているさま、ちんと整えられてすっきりしているさま、同「嫧」「【方言:第十】婩(魚踐反)嫧(音策)鮮好也」「【康熙字典:丑集下:女部:婩】《博雅》好也一曰婦人齊整貌」
𡛮女3+5=総画数8 U+216EE [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡜩】《皇霸文紀》一作𡛮」
𡛰女3+5=総画数8 U+216F0 [ショク、シキ/]
◆女性名用字、同繁「嬂」
「姉」の異体字「【異體字字典(中華民國教育部)】」
𡛷女3+5=総画数8 U+216F7 [シ/あね] 姉姊
◆同じ父母・父・母から生まれた自分よりも年上の女子、同「姐」、自分よりも年下の女子は「妹マイ(いもうと)」
◆(敬意を込めて)自分よりも年長の女性に対する呼称、文語で用いられ、口語では「姐」が用いられる
𡛸女3+5=総画数8 U+216F8 [イン/] 姻婣𡜭𤯠
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の実家、嫁の実家は「婚」
◆「婚𡛸コンイン」、結婚すること、結婚して他家と親族の関係になること、縁組(えんぐみ)
𡛾女3+5=総画数8 U+216FE [ダイ、ナイ/]
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、子に乳を飲ませる、同「嬭」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡛾】俗妳通{⿰女⿱仐爾}正嬭今奴買反乳也」
𡛿女3+5=総画数8 U+216FF [未詳/]
◆「獨𡛿(音未詳)」、鳥名、姿はハヤブサ(隼、ハヤブサ科の鳥)に似て色は黒く鳴き声はニワトリ(鶏)に似るという「【太平御覽:卷第九百二十八:羽族部十五:眾鳥】臨海異物志曰獨𡛿鳥如隼其色黒其鳴如人呼雞聲」
𤯕生部
女3+6=総画数9 U+36C2 [ガ、ダ、ナ/] 𡜮𡛖
◆か弱いさま、か細いさま
◆「婐㛂アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐烏果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
女3+6=総画数9 U+36C6 [タ、ダ/]
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
女3+6=総画数9 U+36C9 [未詳/]
◆未詳
女3+6=総画数9 U+36CA [タ、ダ/]
◆弱々しく垂れる花のように美しいさま
◆量(はか)る、重さを量る、同「挅」
女3+6=総画数9 U+36CB [ダイ、デイ、ナイ/] 嬭𡤘
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、子に乳を飲ませる、同「妳」「奶」「乳」
◆母、母親、同「奶」「妳」
女3+6=総画数9 U+59D5 [シ/]
◆舞(ま)う、舞うさま「【說文解字:女部:姕】婦人小物也从女此聲詩曰屢舞姕姕」「【廣韻:上平聲:支第五:羈:妓】妓姕態皃」「【集韻:卷一:平聲:脂第六:姕】妓姕女容」「【集韻:卷一:平聲:支第五:姕】姕妓婦人小物」(「婦人小物」は「妓女ギジョ(舞女ブジヨ、舞妓ブギ、舞いを職業とする女性)」を指すようである)
女3+6=総画数9 U+59D8 [ホウ、ヒョウ/]
◆結婚している者が他の異性と同居する、また関係を持つ、また姦通(カンツウ、道義に反する関係を持つこと)する「【說文解字注:姘】漢律齊民與妻婢姦曰姘…士有妾庶人不得有妾故平等之民與妻婢私合名之曰姘有罰此姘取合并之義」
女3+6=総画数9 U+59D9 [ジン、ニン/] 妊𡜟𨉃
◆身籠(みごも)る、孕(はら)む、「妊娠ニンシン」「懐妊カイニン」
筆順
女3+6=総画数9 U+59DA [ヨウ/]
◆艶(なま)めかしく美しいさま
◆姓用字、舜シュン(五帝の一人)が始まりとされる
◆「嫖姚ヒョウヨウ」◇敏捷ビンショウなさま、身軽で素早いさま◇漢の武帝ブテイ(前156年~前87年)の頃の将軍の称号「【前漢紀:孝武皇帝紀四】…去病初以侍中為嫖姚校尉…(「去病」は「霍去病カクキョヘイ、前140年~前117年」のこと)
筆順
女3+6=総画数9 U+59DB [トウ、ドウ/] 𡜝
◆首筋がすんなりしているさま
女3+6=総画数9 U+59DC [キョウ、コウ/]
◆姓用字、韓国・中国に多い
◆「姜水キョウスイ」、川名
◆「生姜・生薑ショウガ」、ショウガ科の草、同「薑」
◆繁「薑」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+6=総画数9 U+59DD [シュ、ス/] 𡚾
◆淑(しと)やかで(上品で)美しいさま、またそのような女性「【方言:第一】娥㜲(音盈)好也…趙魏燕代之間曰姝(昌朱反音株亦四方通語)…」
筆順
女3+6=総画数9 U+59DE [キツ、ゴチ/] 𡜩
◆黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の子の姓の一つ「【國語:卷第十:晉語四】黃帝之子二十五宗(…)其得姓者十四人為十二姓(…)姬酉祁巳滕葴任荀僖姞儇依是也唯青陽與蒼林氏同于黃帝故皆為姬姓」
◆「燕姞エンキツ」、周代(前11世紀~前256年)の諸侯国南燕ナンエンの君主の姓「【玉篇:卷三:女部第三十五:姞】渠乙切姞氏爲后稷元妃南燕姓也」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+6=総画数9 U+59DF [カイ、ガイ/]
◆数(下数、十進法)の単位名、1姟=10京ケイ=100兆チョウ=1,000億オク=10,000万マン、同「垓」
女3+6=総画数9 U+59E0 [ショウ、キョウ、コウ/]
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+59E1 [カツ、ガチ/] 𡜶
◆面目メンボク(人に合わせる顔)がない、恥じる、恥じている顔付き、同「靦」「【說文解字注:女部:姡】面靦也(各本作面醜今正醜者可惡也與愧恥義隔面靦者詩云有靦面目是也面部靦下曰面見人也面見人如今人言無面目相見其義…)」
◆言葉巧みに人を騙(だま)す、狡(ずる)い、狡賢(ずるがしこ)い
女3+6=総画数9 U+59E2 [ケン、エン/]
◆しなやかで美しいさま、優美ユウビなさま
◆「嬋姢センケン・センエン」◇身のこなしがしなやかで何ともいえず優雅なさま◇美しいさま
女3+6=総画数9 U+59E3 [コウ、キョウ、ギョウ/]
◆美しいさま、愛らしいさま、同「𤕢」「佼」
女3+6=総画数9 U+59E4 [コウ、ク/]
◆逢引(あいびき)する、出会う
女3+6=総画数9 U+59E5 [ボ、モ/うば]
◆女子に礼儀や学問などを教育・指導する婦人、同「姆」「【廣韻(重修廣韻):上聲:姥第十:姥:姥】老母或作姆女師也…」
◆高齢の女性
◆「天姥山テンボサン」、山名、浙江省紹興市新昌県と台州市天台県の県境付近 {浙江省}
筆順
女3+6=総画数9 U+59E6 [カン/かしま・しい]
◆道義に反する、道理に背(そむ)く、悪事を働く、同簡「奸」
◆男女の間で求められる道義を犯(おか)す、同「奸」
◆[日]かしま・しい、互いに喋(しゃべ)り合って喧(やかま)しい
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+6=総画数9 U+59E7 [カン/]
◆道義に反する、道理に背(そむ)く、悪事を働く、同「姦」
◆男女の間で求められる道義を犯(おか)す、同「姦」
女3+6=総画数9 U+59E8 [イ/おば]
◆妻の姉妹、夫の姉妹は「姑」
◆母の姉妹、「姨母イボ」
◆父親の妾めかけ、庶母ショボ
筆順
女3+6=総画数9 U+59E9 [ネン/]
◆美しい女性
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+59EA [テツ、デチ、チツ、ジチ、シツ、シチ/めい]
◆兄弟の生んだ女子、(晋代265年~420年頃からは)兄弟の生んだ子(男女を問わない)、同「侄」、男子は「姪儿チィアゥ」、女子は「姪女チィヌゥ」「【顏氏家訓:風操】…姪案爾雅䘮服經左傳姪名雖通男女竝是對姑之稱𣈆世巳來始呼叔姪今呼為姪…」
◆同年代の親戚や親しい友人の子、同「侄」
◆「姪娣テツテイ」、諸侯(天子から国の所管を認められた者)が娶(めと)る娘と、その供(とも)として婚家に入る妹や従妹(いとこ、親の兄弟の自分より年下の女の子供)、同「侄娣」
◆「蠪姪ロウシツ」、獣名、姿はキツネ(狐)に似て九頭九尾でトラ(虎)のような爪を持つという、同「蠪蛭、蠪𤞂」「【山海經:東山經】有獸焉其狀如狐而九尾九首虎爪名曰蠪姪(…)其音如嬰兒是食人」
◆[日]兄弟姉妹の女の子、男の子は「甥おい」
筆順
女3+6=総画数9 U+59ED [ケン/]
◆感じが良いさま
女3+6=総画数9 U+59EE [コウ、ゴウ/]
◆「姮娥コウガ」、同「嫦娥ジョウガ」、神話上の月に住む女性の名、元仙女で地上に降り后羿コウゲイの妻となった、大変美しく聡明な女性であったが后羿が西王母セイオウボから譲り受けた不老不死の薬を盗んで飲み、月に逃げたという
女3+6=総画数9 U+59EF [コウ/]
◆洗練されていて美しい
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+59F0 [シュン、ジュン/]
◆男女が釣(つ)り合う
◆狂(くる)う
女3+6=総画数9 U+59F1 [カ、ケ/]
◆派手で美しいさま、美しさを誇るさま
女3+6=総画数9 U+59F2 [アン、エン/]
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+59F3 [メイ、ミョウ/]
◆感じが良い
女3+6=総画数9 U+59F4 [レツ、レチ/]
◆美しい
女3+6=総画数9 U+59F5 [ハイ、バイ/]
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+59F6 [オウ/あい]
◆婦人の美しいさま、同「㛕」
◆[日]「姶良(あいら)」、市名、古町名、地名、鹿児島県
筆順
女3+6=総画数9 U+59F7 [ユウ、ウ/]
◆(二人が)共に力を合わせる、同「侑」
女3+6=総画数9 U+59F8 [ゲン、ケン/]
◆磨(みが)かれたようにほっそりとして美しい
◆「嫶妍ショウケン」、憂い悲しみのあまり痩(や)せ細る
女3+6=総画数9 U+59F9 [タ、チャ/]
◆少女、若い女性
◆女性が美しいさま、艶(つや)やかで美しいさま
女3+6=総画数9 U+59FA [セン/]
◆商代(別名殷イン、前17世紀~前11世紀)の諸侯国名、場所は未詳、同「䢾」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四十一:昭公元年】…商有姺邳(《注》二國商諸侯邳今下邳縣)」
◆「媥姺ヘンセン」、衣裳イショウがひらひらと翻(ひるがえ)るさま、同「徶㣯ヘツセツ」「𠍯𠋱ヘツシツ」
女3+6=総画数9 U+59FB [イン/] 𡛸婣𡜭𤯠
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の実家、嫁の実家は「婚」
◆「婚姻コンイン」、結婚すること、結婚して他家と親族の関係になること、縁組(えんぐみ)
筆順
女3+6=総画数9 U+59FC [シ、ジ/]
◆美しい女性、美しいさま
◆「母姼ボウシ・ボシ」、妻の母親、妻の父親は「父姼フシ」
女3+6=総画数9 U+59FD [キ/]
◆身のこなしが落ち着いていて美しいさま
◆感じの良いさま
女3+6=総画数9 U+59FE [セン/]
◆女性名用字
姿女3+6=総画数9 U+59FF [シ/すがた]
◆容貌(ヨウボウ)・体形(タイケイ)・身形(みなり)や立ち振る舞いなどの外見やその様子、ものの形や動きの様子
筆順
女3+6=総画数9 U+5A00 [シュウ、シュ、ジュウ/]
◆「有娀ユウジュウ」、氏族名、現山西省運城市・永濟市付近「【史記:卷三:殷本紀第三】殷契(…)母曰簡狄(…)有娀氏之女(《集解》駰案淮南子曰有娀在不周之北《正義》按記云桀敗於有娀之墟有娀當在蒲州也)(「簡狄カンテキ」は有娀氏の出で殷インを建てた契ケツ・セツの母) {山西省}
女3+6=総画数9 U+5A01 [イ/おど・す]
◆(無言のうちに)人を圧(おさ)え畏(おそ)れさせるような強い力(圧力・気力・能力・権力など)、またその力で人を畏れ従わせる、「威力イリョク(人を畏れ従わせる力)」「威勢イセイ(人を畏れ従わせる勢い)」「威嚴イゲン(人を畏れさせる気の力)」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+6=総画数9 U+5A02 [コウ/]
◆女性名用字
女3+6=総画数9 U+5A03 [ワ、エ、アイ/]
◆女性が美しいさま、また美しい女性
◆少女
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+6=総画数9 U+5A04 [ロウ、ル/] 婁𡝤𡞔𣫻𡡼𡡋𡝨𡜰𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
漢字林(非部首部別)
女3+6=総画数9 U+5A05 [ア、エ/]
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)同士が互いに相手を呼ぶ語
◆「姻娅インア」、婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の親と婿、結婚に寄ってできた親族シンゾク
女3+6=総画数9 U+5A06 [ジョウ、ニョウ/]
◆なよなよとしたさま
◆「嬌嬈キョウジョウ」、なよなよとして艶(なま)めかしいさま
◆苛(いじ)める、からかう、うるさくする、煩(わずら)わせる
女3+6=総画数9 U+5A07 [キョウ/]
◆愛らしい、愛くるしい、可愛らしい、「嬌児キョウジ(可愛い子、可愛い我が子)」
◆なよなよとして艶(なま)めかしい、「婀嬌アキョウ」
女3+6=総画数9 U+5A08 [レン/] 孌𡢛𡤣㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
女3+6=総画数9 U+5A0D [セイ、ジョウ/]
◆背がすらりと高く美しいさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:娍】食政切長好皃」
◆女性名用字
而部
襾部
𡜂女3+6=総画数9 U+21702 [コ、グ/] 𡜡
◆貪(むさぼ)る、同「𢙁」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜂】何古切𡜂𢲸貪也」「【廣韻:上聲:姥第十:戸:𡜂】貪也」
𡜄女3+6=総画数9 U+21704 [セツ、セチ/] 媟𡝥𡤏
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
𡜆女3+6=総画数9 U+21706 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集下:女部:𡜆】㛂字之譌舊註同𡡕誤」「【康熙字典:丑集下:女部:𡜆】《字彙》同𡡕」
𡜇女3+6=総画数9 U+21707 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲:青第十五:娙𡜇】好也」「【字彙:丑集:女部:𡜇】戸經切音刑女長貌」
𡜈女3+6=総画数9 U+21708 [セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす] 妻𡜌𡝣𡜛
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
𡜉女3+6=総画数9 U+21709 [ゼン、ネン/]
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
𡜊女3+6=総画数9 U+2170A [フウ、フ/]
◆女性の立ち振る舞いが美しいさま、同「妚」
𡜌女3+6=総画数9 U+2170C [セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす] 妻𡜈𡝣𡜛
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
𡜍女3+6=総画数9 U+2170D [シ、ジ/]
◆嫉(そね)む、自分と比較して他人がより賢い・重く用いられることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、同「嫉」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜍】疾姿切妬𡜍也」
𡜎女3+6=総画数9 U+2170E [タツ、ダチ、ダツ/] 敓敚𢼠
◆奪(うば)う、奪い取る、力ずくで(無理やり)取り上げる、同「奪」
𡜑女3+6=総画数9 U+21711 [未詳/]
◆未詳
𡜓女3+6=総画数9 U+21713 [未詳/]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…𡜓哪■〈瞞、口代目〉…」
𡜛女3+6=総画数9 U+2171B [セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす] 妻𡜌𡜈𡝣
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
𡜜女3+6=総画数9 U+2171C [サン、セン/] 姍姗
◆人を悪く言う、皮肉(ひにく)る、馬鹿にする、同「𧧚(訕)」
◆「𡜜𡜜サンサン」、ゆるゆると歩くさま、婦人が衣裳イショウの裾(すそ)を引きながら歩くさま
𡜝女3+6=総画数9 U+2171D [トウ、ドウ/]
◆首筋がすんなりしているさま
𡜞女3+6=総画数9 U+2171E [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡜞】同"姚"」
𡜟女3+6=総画数9 U+2171F [ジン、ニン/] 妊姙𨉃
◆身籠(みごも)る、孕(はら)む、「妊娠ニンシン」「懐妊カイニン」
𡜠女3+6=総画数9 U+21720 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡜠】音義與姜同」「【康熙字典:丑集備考:女部:*𡜠】《龍龕》同妦(「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:*㛔】或作妦正芳容反好皃也」は「㛔{⿰女夆}」)
𡜡女3+6=総画数9 U+21721 [コ、グ/] 𡜂
◆貪(むさぼ)る、同「𢙁」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜂】何古切𡜂𢲸貪也」「【廣韻:上聲:姥第十:戸:𡜂】貪也」
𡜣女3+6=総画数9 U+21723 [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡛛𡝲𡢆𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡜩女3+6=総画数9 U+21729 [キツ、ゴチ/]
◆黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の子の姓の一つ「【國語:卷第十:晉語四】黃帝之子二十五宗(…)其得姓者十四人為十二姓(…)姬酉祁巳滕葴任荀僖姞儇依是也唯青陽與蒼林氏同于黃帝故皆為姬姓」
◆「燕姞エンキツ」、周代(前11世紀~前256年)の諸侯国南燕ナンエンの君主の姓「【玉篇:卷三:女部第三十五:姞】渠乙切姞氏爲后稷元妃南燕姓也」
𡜪女3+6=総画数9 U+2172A [ドウ、ノウ/] 㛴𡜣𡛛𡝲𡢆𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡜬女3+6=総画数9 U+2172C [イ/]
◆女性名用字
𡜭女3+6=総画数9 U+2172D [イン/] 姻𡛸婣𤯠
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の実家、嫁の実家は「婚」
◆「婚𡜭コンイン」、結婚すること、結婚して他家と親族の関係になること、縁組(えんぐみ)
𡝅女3+6=総画数9 U+21745 [未詳/]
◆未詳
𨚴邑部
𪔈女13+6=総画数19 U+2A508 [ウン/] 𡤀
◆姓用字、祝融シュクユウ(神話上の人物、炎帝エンテイの子で火の神とされる)の姓、同「妘」「【集韻:卷二:平聲:文第二十:妘𡤀】說文祝融之後姓也一曰女字古从𪔅」
女3+7=総画数10 U+36CD [キョウ/] 𡞡
◆ゆったりとしたさま、快(こころよ)いさま、同「㥦」「【說文解字注:女部:㛍】得志㛍㛍也(篇韵皆云此義邱協切是與㥦音義皆同也)」「【字彙:丑集:女部:𡞡】乞叶切音愜遂意也與愜㛍同」「【正字通:丑集下:女部:㛍】呼業切音脅女性靜好也說文得志㛍㛍一曰㛍息一曰少氣…」
女3+7=総画数10 U+36CF [キュウ、グ/]
◆女性名用字
筆順
女3+7=総画数10 U+36D0 [ソウ/]
◆嫂(あによめ)、兄の妻、同「嫂」
女3+7=総画数10 U+36D1 [サン/] 𡛒𡛝
◆(女性が)美しいさま
女3+7=総画数10 U+36D2 [トウ、ツ、ズ/] 𡟳
◆未詳「【玉篇:卷九:言部第九十:㛒】丁候切㛒譳詁誽也亦作䛠」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㛒】闘豆二音美女也」「【廣韻:去聲:𠋫第五十:豆:㛒】嫗㛒語帖也」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𧪧𡟳䛠㛒】埤倉𧪧譳不能言也」「【字彙:丑集:女部:㛒】大透切音豆姓也」「【康熙字典:丑集下:女部:𡟳】同㛒」
女3+7=総画数10 U+36D4 [ホウ、フ、フウ/]
◆(姿形が)好(よ)いさま、美しいさま「【唐文粹:卷六:桃花賦】…不幹繁若無枝妦妦婉婉夭夭怡怡…」
女3+7=総画数10 U+36D5 [オウ/]
◆「㛕𡣁オウジツ」、婦人の美しいさま、同「姶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𡣁】㛕𡣁婦皃」
女3+7=総画数10 U+36D7 [サ、ザ/]
◆すばしこい、身軽な
◆小さくなって畏まる
女3+7=総画数10 U+36D8 [ホツ、ホチ/]
◆「𡝦㛘ドウホツ」、女性の肥(ふと)っているさま、同「婄𡝦ホウドウ」
◆未詳「【廣韻:入聲:没第十一:䪬:㛘】㛘乳女字」「【類篇:女部:㛘】普沒切乳母字」
◆「㛘嫚ホツバン」、未詳「【御選唐宋文醇:卷四十三:眉山蘇軾文六:論養士】…匈奴尚知其非而為㛘嫚之語以相誚刺乃漢之公卿拱手以聽莫敢誰何…」
女3+7=総画数10 U+36D9 [ショウ、シン/] 𨐎
◆妾(めかけ)、同「妾」
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+36DB [シン/]
◆妊娠ニンシンする、身籠(みごも)る、孕(はら)む、同「娠」
女3+7=総画数10 U+36E0 [カン、ゲン/] 嫺𡢃嫻娴
◆物静かで上品で美しいさま、同「雅」
◆習熟する、何度も繰り返して身に付ける
女3+7=総画数10 U+36E3 [未詳/]
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
◆未詳「【正字通:丑集下:女部:㜏】籀文妘見六書統說文篆作𪔈舊本闕从妘為正」
女3+7=総画数10 U+36E4 [リ、レイ、ライ/] 孋𡠈
◆古代西方にあった国名、またその国主の姓、「孋戎リジュウ(西方にある孋という国)」「孋姬リキ(孋の国の姫)」
◆二人がペアpair(対)になって並ぶさま、同「儷」
女3+7=総画数10 U+59EB [キ、シン/ひめ]
◆慎(つつし)む、慎み深い
◆[日]ひめ、貴人の娘、婦人の美称、天子や君主の妾(ショウ、めかけ、側室)(本来は「姬」だが、日本では慣用字として「姫」を用いる)
筆順
女3+7=総画数10 U+59EC [キ/]
◆姓、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物、姬水の近くで成長したことから)の姓、後の周王朝などの国姓
◆天子や君主の妾(ショウ、めかけ、側室)
◆婦人の美称
注解:日本では慣用字として「姫」が用いられる
女3+7=総画数10 U+5A09 [ヘイ、ヒョウ/] 𡞲𡞐
◆男性側の媒酌人バイシャクニンが妻として迎え入れようとする女性の親を訪(おとず)れ、女性の名や年齢などを問う、「娉問ヘイモン」といい、六礼リクレイ(婚礼に際しての儀礼)の一つ、この礼を経て正式に妻として迎え入れる、同「聘」
◆「娉婷ヘイテイ」、すらりとして美しいさま
筆順
女3+7=総画数10 U+5A0A [ケン、ゲン/]
◆女性の腰がほっそりしている(美しい)さま「【字彙:丑集:女部:娊】胡典切音近獻女細腰貌」
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A0B [ソウ、ショウ/]
◆徐々に、少しずつ、少しずつ(じわじわと)入り込む
◆姉(あね)、長姉(チョウシ、最年長の姉)、同「𡡏」
女3+7=総画数10 U+5A0C [リ/]
◆「妯娌チュウリ」、夫の兄弟の妻、夫の兄弟の妻同士が互いに呼び合う語「【爾雅注疏:釋親】長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
女3+7=総画数10 U+5A0E [ショウ、ケツ、コチ/]
◆快(こころよ)いさま、喜(よろこ)ぶさま
◆人名用字、「李娎リケツ(이혈イヒョル)、李氏朝鮮第九代国王「【遼紀】夏六月朝鮮國王李娎請開路入貢不許」
女3+7=総画数10 U+5A0F [ボウ、モウ/]
◆伝説上の女神の名
漢字林(非部首部別)
女3+7=総画数10 U+5A10 [フ/]
◆女性名用字「【集韻:卷二:平聲二:虞第十:𡣷{⿰女専}娐】女字」
女3+7=総画数10 U+5A11 [サ、シャ/]
◆衣服の裾がひらひらと揺れ動く
◆「娑婆サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「婆娑バサ」、衣裳などがひらひらと揺れ動くさま、またひらひらさせながら踊り舞うさま
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+7=総画数10 U+5A12 [ボ、モ、ブ、ム/]
◆女子に礼儀や学問などを教育する婦人、同「姆」
◆侮(あなど)る、相手を軽(かろ)んずる、「嫚娒マンブ」
女3+7=総画数10 U+5A13 [ビ、ミ/]
◆美しいさま
◆順(したが)う、従(したが)う
◆「娓娓ビビ」、絶えることなく続くさま、同「亹亹」
女3+7=総画数10 U+5A14 [コク/] 𡞢
◆卑賤な老女
女3+7=総画数10 U+5A15 [サク/] 𡣒𡠑
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娖」
漢字林(非部首部別)
女3+7=総画数10 U+5A16 [サク/] 𨃢
◆「娖娖サクサク」、相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娕」
◆きれいに揃う、整(ととの)う
◆「稱娖ショウサク」、整然と並んでいるさま、隊列が整然としているさま
女3+7=総画数10 U+5A17 [テイ、ジョウ/]
◆すらりとしたさま、すらりとして美しいさま
◆小心で気が弱いさま
◆「眡娗ミンテイ」◇恥(はじ)じらうさま◇(もじもじとして)本意が伝わらないさま「【列子:力命】…眠(莫典)娗(徒繭)諈(止累)諉(如{⿰亻(⿱冖■)})勇敢怯疑(眠娗不開通之貌諈諉煩重貌)四人相與游於世胥如志也…」
◆未詳「【說文解字注:女部:娗】女出病也(按病下當有容字廣雅曰娗娗容也然則謂女出而病容娗娗然也…)」
女3+7=総画数10 U+5A18 [ジョウ、ニョウ/むすめ]
◆むすめ、若い未婚の女性、少女、同「孃」
◆母、母親、同「孃」
筆順
女3+7=総画数10 U+5A19 [ケイ、ギョウ/]
◆すらりとした長身の女性
◆「娙娥ケイガ」、漢(前202年~220年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)が設けた女官ニョカン(帝の側室)の位階の名、以降歴代・諸国でも用いられたとされ、「婕妤・倢伃ショウヨ」の下位で「傛華ヨウカ」よりも上位であったという「【漢書(前漢書):卷九十七上:外戚列傳第六十七上】至武帝制倢伃娙娥傛華充依各有爵位(師古曰倢言接幸於上也伃美稱也娙娥皆美貌也…)」「【玉篇:卷三:女部第三十五:娙】…武帝所幸邢夫人号娙娥」
女3+7=総画数10 U+5A1A [①ナン、ノウ②남ナム/]

◆話し声、同「喃」

◆[韓]話し声
◆[韓]兄或いは弟、「처남チョナム(妻の弟)」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+7=総画数10 U+5A1B [ゴ、グ/] 娯娱
◆(趣味・嗜好などを)楽しむ、楽しみ
女3+7=総画数10 U+5A1C [ダ、ナ/] 𡟦
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかなさま
◆女性名用字
◆「婀娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
筆順
女3+7=総画数10 U+5A1D [ヒ/]
◆姓用字
◆未詳「【康熙字典:巻十二下:女部:娝】不肖也」
女3+7=総画数10 U+5A1E [ダイ、ナイ、スイ/]
◆「㛱娞ワイダイ」、(女性が)美しいさま
◆安(やす)らかなさま、落ち着く(落ち着いている)さま
女3+7=総画数10 U+5A1F [ケン、エン/]
◆しなやかで美しいさま、優美ユウビなさま
◆「嬋娟センケン・センエン」◇身のこなしがしなやかで何ともいえず優雅なさま◇美しいさま
筆順
女3+7=総画数10 U+5A20 [シン/] 𡝌
◆身籠(みごも)る、孕(はら)む、「妊娠ニンシン」、同「㛛」
◆馬の世話や給仕をする女の召し使い、男は「厮」「【方言:第三】…燕齊之間養馬者謂之娠(今之温厚也音振)官婢女廝謂之娠(女廝婦人給使者亦名娠)…」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+7=総画数10 U+5A21 [シ/]
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A22 [カン、ガン/]
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A23 [テイ、ダイ/]
◆弟(或いは夫の弟)の妻、兄(或いは夫の兄)の妻は「姒」
◆兄弟(或いは夫の兄弟)のうちの年長の妻が年少の妻を呼ぶ語、多妻の夫の年長の妻が年少の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子同出謂先生為姒後生為娣(《注》同出謂倶嫁事一夫…)…長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
◆諸侯(天子から国の所管を認められた者)に嫁(とつ)ぐ娘の供(とも)をし、そのまま婚家に入る妹や従妹(いとこ、親の兄弟の自分より年下の女の子供)、後に同じ夫の妻(側室、妾)となる、同「媵」「【六書故:卷九:妾】七接切側室也妾有貴賤古之貴者娶必有姪娣諸侯娶於一國其國以姪娣從他國亦以女媵自正室而下皆妾也…」
女3+7=総画数10 U+5A24 [ソウ、ショウ/] 妝妆𡝂𤖩
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「粧」
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、同「裝」
女3+7=総画数10 U+5A25 [ガ/]
◆美しく優しく聡明なさま、またそのような女性、同「䄉」
◆「嫦娥ジョウガ」、神話上の月に住む女性の名、同「姮娥コウガ」、「嫦」参照
筆順
女3+7=総画数10 U+5A26 [ヒン、ビン/] 嬪嫔𡝏𡜷𡣕𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
女3+7=総画数10 U+5A27 [タイ/]
◆動作がゆったりとしていて美しいさま
◆喜ぶさま
女3+7=総画数10 U+5A28 [カン、ゲン/]
◆傲慢な
女3+7=総画数10 U+5A29 [ベン、メン、バン、マン/]
◆子を産む、出産する、同「㝃」
◆従順なさま
筆順
女3+7=総画数10 U+5A2A [ゴ、グ/]
◆女、女子、女性
◆美しい女性
女3+7=総画数10 U+5A2B [エン/]
◆美しく感じが良いさま
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A2D [キ、アイ/]
◆喜ぶ、喜び戯(たわむ)れる
◆婦人に対する呼び名、また賤称センショウ(相手をさげずんで呼ぶときの名)、同「㜯」「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜯】許宜切婦人之稱也」「【集韻:卷一:之:之第七:娭㜯】婦人賤稱」
女3+7=総画数10 U+5A2E [ゲン/]
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A2F [ゴ、グ/] 娛娱
◆(趣味・嗜好などを)楽しむ、楽しみ
筆順
女3+7=総画数10 U+5A30 [シ、ジ/]
◆兄(或いは夫の兄)の妻、弟(或いは夫の弟)の妻は「娣」
◆兄弟(或いは夫の兄弟)のうちの年少の妻が年長の妻を呼ぶ語、多妻の夫の年少の妻が年長の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子同出謂先生為姒後生為娣(《注》同出謂倶嫁事一夫…)…長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
女3+7=総画数10 U+5A31 [ゴ、グ/] 娯娛
◆(趣味・嗜好などを)楽しむ、楽しみ
女3+7=総画数10 U+5A32 [カ、ケ/] 媧𡢓
◆「㚿娲ホウカ」、伝説上の女帝(或いは女神)の名、「女媧ジョカ」の別名ではないかとされる、姓は「雲」「【路史:卷十一:後記二:女皇氏】女皇氏㚿媧(媧一作去㚿與庖同出唐文集)雲姓(按洞神部伏羲姓風女媧姓雲號女皇名媧蓋古聖人有不相襲以知書傳所言女媧風姓止本伏羲言之不知其嘗更也)」
◆姓用字
女3+7=総画数10 U+5A33 [リ/]
◆女性名用字
女3+7=総画数10 U+5A34 [カン、ゲン/] 嫺𡢃㛠嫻
◆物静かで上品で美しいさま、同「雅」
◆習熟する、何度も繰り返して身に付ける
女3+7=総画数10 U+5A72 [화ファ/ゆゆし、はで、だて]
◆[韓]美しい
◆[日]だて(伊達) {和製漢字の辞典:女部:婲}
𡜮女3+7=総画数10 U+2172E [ガ、ダ、ナ/] 㛂𡛖
◆か弱いさま、か細いさま
◆「婐𡜮アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐烏果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
𡜯女3+7=総画数10 U+2172F [チョウ/]
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𡜯】𡜯{⿰女𤰔}女不善皃」
◆人名用字「【惜抱軒九經說:九:周禮說二:周人享先妣說】…帝摯嗣嚳則祀嚳與𡜯訾氏而嚳三妃之子…」
𡜰女3+7=総画数10 U+21730 [ロウ、ル/] 婁𡝤𡞔𣫻𡡼𡡋𡝨娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡜴女3+7=総画数10 U+21734 [ジツ、ニチ/]
◆子どもが肥(こ)えているさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜴】女刮切小兒肥𡜴也」
𡜶女3+7=総画数10 U+21736 [カツ、ガチ/]
◆面目メンボク(人に合わせる顔)がない、恥じる、恥じている顔付き、同「靦」「【說文解字注:女部:姡】面靦也(各本作面醜今正醜者可惡也與愧恥義隔面靦者詩云有靦面目是也面部靦下曰面見人也面見人如今人言無面目相見其義…)」
◆言葉巧みに人を騙(だま)す、狡(ずる)い、狡賢(ずるがしこ)い
𡜷女3+7=総画数10 U+21737 [ヒン、ビン/] 嬪嫔娦𡝏𡣕𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
𡜸女3+7=総画数10 U+21738 [ル/しばしば] 屢屡
◆度々たびたび、繰り返し何度も、同「婁」
𡜹女3+7=総画数10 U+21739 [未詳/]
◆未詳
𡜽女3+7=総画数10 U+2173D [未詳/]
◆未詳
𡝂女3+7=総画数10 U+21742 [ソウ、ショウ/] 妝妆娤𤖩
◆白粉(おしろい)・頬紅(ほおべに)・黛(まゆずみ)などで装い飾る、同「粧」
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、同「裝」
𡝈女3+7=総画数10 U+21748 [ショク、ソク/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡝈】川卜切音觸未詳」
𡝉女3+7=総画数10 U+21749 [ソ、ス/]
◆未詳
𡝊女3+7=総画数10 U+2174A [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:薛第十七:𡝊】女字」「【字彙補:丑集:女部:𡝊】同娎」
𡝌女3+7=総画数10 U+2174C [シン/]
◆身籠(みごも)る、孕(はら)む、「妊娠ニンシン」、同「㛛」
◆馬の世話や給仕をする女の召し使い、男は「厮」「【方言:第三】…燕齊之間養馬者謂之娠(今之温厚也音振)官婢女廝謂之娠(女廝婦人給使者亦名娠)…」
𡝎女3+7=総画数10 U+2174E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡝎】古文姧字」
𡝏女3+7=総画数10 U+2174F [ヒン、ビン/] 嬪嫔娦𡜷𡣕𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
𡝐女3+7=総画数10 U+21750 [タ、チャ/]
◆女性が美しい「【廣韻:下平聲:麻第九:𡨀:𡝐】美也」
𡝑女3+7=総画数10 U+21751 [ヒ、ハイ、ヘ/] 妃𡝞
◆天子の正妻、同「后」
◆后(きさき、正妻)の次の位の妻
◆皇太子の正妻
◆女神ジョシン(めがみ)、女性の神
𡝗女3+7=総画数10 U+21757 [クン/こなみ、うとし]
◆未詳 {和製漢字の辞典:女部:𡝗}
𨐎女3+7=総画数10 U+2840E [ショウ、シン/]
◆妾(めかけ)、同「妾」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+36E7 [バン、マン/]
◆河東カトウ猗氏イシ縣にあった古郷ゴウ(地方の町や村)名、現山西省運城市臨猗県「【廣韻:去聲:梵第六十:俺:㛧】郷名在河東徛氏縣亦作{⿰女部}」「【廣韻(重修廣韻):上聲:有第四十四:㛧:㛧】郷名在河東猗氏縣亦作{⿰女部}」 {山西省}
女3+8=総画数11 U+36E8 [キョウ、コウ/] 𡠎
◆乱れるさま
女3+8=総画数11 U+36E9 [チュウ、チク、ジク/]
◆心が揺れ動くさま、心穏やかでないさま「【廣韻:下平聲:尤第十八:抽:妯】詩曰憂心且妯妯動也悼也」
◆「㛩娌チュウリ」、夫の兄弟の妻、夫の兄弟の妻同士が互いに呼び合う語「【爾雅注疏:釋親】長婦謂稚婦為娣婦娣婦謂長婦為姒婦(《注》今相呼先後或云妯娌)」
女3+8=総画数11 U+36EA [エン/]
◆悪口を言う
◆身分の低い女官
女3+8=総画数11 U+36EB [セキ、シャク/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+36ED [セキ、シャク/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A2C [ブ、ム/] 嫵𡣆妩
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま
女3+8=総画数11 U+5A35 [シュ、ス/よめ]
◆「娵訾・娵觜シュシ」、十二次ジュウニジ(天体の運行軌道を12等分したもの)の一つ、凡(おおよ)そ二十八宿の「室」「壁」を中心とした位置に相当する {二十八宿}
◆「娵隅シュグウ」、魚(さかな)「【太平御覽:卷第二百四十九:職官部四十七:府叅軍】又曰郝隆爲桓公南蠻叅軍…隆初以不能受罰旣飲覽筆便作其一句云娵(子瑜反)隅躍清池桓問娵隅是何語荅云蠻名魚爲娵隅…」
◆[日]嫁(よめ)、息子の妻
筆順
女3+8=総画数11 U+5A36 [シュ、ス/めと・る]
◆妻とするために他家の女性を自分の家に迎える、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「取」
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+8=総画数11 U+5A38 [キ、コ/]
◆醜(みにく)い、見るに堪(た)えない、見苦しい「【廣雅:卷二:釋詁】仳(鼻之)倠(許惟)娸(欺)婄(陪)儓(臺)𧟱(蒲北)䫪(爽又差丈反)䫂(丁可)噅(欽危)䑏(㩲)𦝢(逵)頦(該)顝(苦沒)䫏(欺)醜也」
◆「詆娸・詆諆テイキ」、謗(そし)る、人を悪く言う、中傷する
◆姓用字
女3+8=総画数11 U+5A39 [ケン、ゲン/]
◆度を超すことなく守るべきことを守る、節度セツド・礼節レイセツを守る「【少谷集:卷二十三:附錄上:志傳類:明南京吏部驗封司郎申鄭少谷先生墓輝】…完婱節葬母屬二十二人…」
女3+8=総画数11 U+5A3A [テツ/]
◆敏捷で勇ましい
◆「婠娺」、容姿も人格も素晴らしいさま
女3+8=総画数11 U+5A3B [トウ/]
◆古国名
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A3C [ショウ/]
◆歌や舞を演じる女芸人、楽師ガクシや俳優ハイユウ、「娼妓・倡伎ショウギ」、同「倡」
◆遊女ユウジョ(あそびめ)、「娼婦ショウフ」「娼妓ショウギ」
筆順
女3+8=総画数11 U+5A3D [ロク/]
◆付き随(したが)う
女3+8=総画数11 U+5A3E [ガイ/]
◆喜び楽しむ
◆醜い
娿女3+8=総画数11 U+5A3F [ア/] 婀妸
◆「娿娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
◆「媕娿アンア」、なかなか決心がつかないさま、決断できないさま
女3+8=総画数11 U+5A40 [ア/] 妸娿
◆「婀娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
◆「媕婀アンア」、なかなか決心がつかないさま、決断できないさま
筆順
女3+8=総画数11 U+5A41 [ロウ、ル/] 𡝤𡞔𣫻𡡼𡡋𡝨𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+8=総画数11 U+5A42 [ベン、メン/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A43 [ソウ/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A44 [ハイ、バイ、ベ、ホウ、フ、ホ、ブ/]
◆女性の醜(みにく)いさま「【廣雅:卷二:釋詁】仳(鼻之)倠(許惟)娸(欺)婄(陪)儓(臺)𧟱(蒲北)䫪(爽又差丈反)䫂(丁可)噅(欽危)䑏(㩲)𦝢(逵)頦(該)顝(苦沒)䫏(欺)醜也」
◆「婄𡝦ホウドウ」、女性の肥(ふと)っているさま
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A45 [キク/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A46 [ハ、バ/ばば]
◆年老いた女性
◆夫の母、また祖母(ソボ)
◆「娑婆サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「婆娑バサ」、ひらひらと揺れ動くさま、また舞うさま
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+8=総画数11 U+5A47 [サイ/]
◆采女サイジョ(うねめ)、宮中キュウチュウに勤める女官ニョカン、「婇女サイジョ」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A48 [リョウ/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A49 [エン、オン/]
◆穏和オンワなさま、角々(かどかど)しくないさま、人当たりが良いさま、同「䛷」
◆(性格や言動が)穏やかで美しいさま
◆「婉婉エンエン」◇緩(ゆる)やかに曲がりくねっているさま◇物柔(ものやわ)らかなさま、柔和ニュウワなさま、大人(おとな)しいさま◇穏和で美しいさま
◆「婉轉エンテン」◇穏(おだ)やかなさま◇話が(話し方が、話の内容が)遠回しで物柔らかなさま◇言い回しや節回しが柔らかく美しいさま
筆順
女3+8=総画数11 U+5A4A [ヒョウ/]
◆妓女ギジョ、娼妓ショウギ、酒食などの接待をする女性、「婊子ヒョウシ」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A4B [コウ、キョウ/]
◆聡明で美しい女性
女3+8=総画数11 U+5A4C [シュク、ジュク/]
◆後宮の女官の名
女3+8=総画数11 U+5A4D [キ/]
◆好(よ)いさま、「婍嬟キギ」
女3+8=総画数11 U+5A4E [キ/] 𡠓
◆醜いさま
◆「恣婎シキ」、思うがままに振る舞うさま、勝手気ままなさま、同「恣睢」
女3+8=総画数11 U+5A4F [ハン、ホン/]
◆子兎(こうさぎ)、同「嬎」
◆素早い
女3+8=総画数11 U+5A50 [ワ、ア/]
◆「婐㛂アダ」、月の光に似て弱々しく、それでいて人を魅ミするように美しいさま「【御定全唐詩:卷三百三十六:韓愈:元和聖德詩】…日君月妃煥赫婐㛂(婐鳥果切㛂五果切身弱好也謂月妃)」
女3+8=総画数11 U+5A51 [ワ/]
◆「婑媠ワダ」、美しいさま、可愛(かわい)らしいさま
女3+8=総画数11 U+5A52 [タン、ダン/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A53 [ヒ/]
◆とても醜いさま
◆「婓婓ヒヒ」、休むことなく往き来(いきき)するさま
女3+8=総画数11 U+5A54 [ヒ/]
◆とても醜いさま
◆「婔婔ヒヒ」、休むことなく往き来(いきき)するさま
女3+8=総画数11 U+5A55 [ショウ/]
◆「婕妤・倢伃ショウヨ」、漢(前202年~220年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)が設けた女官ニョカン(帝の側室)の位階の名、以降歴代・諸国でも用いられたとされ、以下「娙娥ケイガ」「傛華ヨウカ」「充依ジュウイ」の順だったという「【史記:卷四十九:外戚世家第十九】武帝時幸夫人尹婕妤(《索隱》韋昭云婕承妤助也一云美好也聲類云幸也…」)「【漢書(前漢書):卷九十七上:外戚列傳第六十七上】至武帝制倢伃娙娥傛華充依各有爵位(師古曰倢言接幸於上也伃美稱也…)」
女3+8=総画数11 U+5A56 [テン/]
◆恥じらうさま、同「靦覥・腼腆ベンテン」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A57 [ゲイ、ゲ/]
◆嬰児エイジ、赤ん坊、またその泣き声
◆女性が(女性の容姿が)醜(みにく)いさま「【說文解字:女部:婗】嫛婗也从女兒聲一曰婦人惡皃五雞切」「【漢語大字典:女部:婗】妇女貌丑」「【中華字海:女部:婗】妇女容貌丑陋」
女3+8=総画数11 U+5A58 [ケン/]
◆美しいさま、可愛らしいさま、同「孉」
◆親族、血筋の繋がっている一族、同「眷」
女3+8=総画数11 U+5A59 [ソウ、ショウ/]
◆女性名用字「【集韻:卷八:去聲下:勁第四十五:婙】女字」
女3+8=総画数11 U+5A5A [コン/] 㛰𡝪𡖀𤔿𡕽𡕼
◆娶る(めとる、他家の女性を妻として迎える)、嫁ぐ(とつぐ、他家の男性のところに妻として入る)、夫婦になる、同「昏」、{⿰女昏}は黄昏(たそがれ)時に嫁を迎えて婚礼を行ったことから「【白虎通:卷四上:嫁娶】婚者昏時行禮故日婚」
◆嫁(よめ、息子の結婚相手の女性)の実家、婿(むこ)の実家は「姻」
筆順
女3+8=総画数11 U+5A5B [ケイ、キョウ/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A5D [テン、デン/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A5E [コウ、ギョウ/] 𡟡
◆強情な、頑(かたくな)で他人の言うことには耳を貸さない、同「很」
◆激しく腹を立てる、いらいらして怒る、同「悻」
女3+8=総画数11 U+5A5F [コ、グ、ゴ/]
◆愛着アイジャク・アイチャクがあるさま、名残惜(なごりお)しいさま、恋恋レンレンとして手放しがたい(去りがたい)さま、「婟嫪コロウ」
◆「婟澤コタク」、沢(さわ、湿地)を好み人が近づくと飛び去らずに大きな声で鳴くという鳥、沢地が恋しく離れたくないようだということからの名、同「鸅鸆タクグ」、沢地を守ろうとしているかのようだということから「護田鳥コテンチョウ」とも呼ばれる
女3+8=総画数11 U+5A60 [ワン、カン/]
◆容姿も人格も素晴らしいさま
◆「婠妠カンドウ」、未詳「【御定全唐詩:卷七百九十一:聯句:征蜀聯句】…巴豔收婠妠…」「【御定全唐詩:卷八百六:寒山:詩三百三首】…擲瓦名婠妠(上一丸切下奴荅切)…」「【廣韻:入聲:鎋第十五:妠:妠】婠妠小兒肥皃女刮切」
女3+8=総画数11 U+5A61 [ライ/]
◆可愛らしいさま、感じが良いさま
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A62 [ヒ、ビ/はしため]
◆女性の召使い、使用人、男性は「奴」
◆女性が自分を謙(へりくだ)っていう語
筆順
女3+8=総画数11 U+5A64 [シュウ、シュ/]
◆感じが良いさま
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A65 [シャク/]
◆「婥約シャクヤク」、しなやかで美しいさま
◆女性が病(や)む、また病気
女3+8=総画数11 U+5A66 [フウ、ブ、フ/] 媍妇𡞒𢽰
◆成人した女性、既婚の女性
◆自分の妻
◆息子の妻、同「媳」
◆女子が自分の弟の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子謂兄之妻為嫂弟之妻為婦」
注解:「帚」は「箒(ほうき)」で「掃除や身の回りの仕事をする女性」の意
筆順
女3+8=総画数11 U+5A67 [セイ、ジョウ/]
◆(女性が)ほっそりとしてしなやかなさま、物腰が柔らかいさま
◆理知的で上品なさま
◆貞淑(テイシュク)なさま
女3+8=総画数11 U+5A68 [ロン/]
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A69 [ガン/] 𡛢
◆身形(みなり)などきちんと整えられているさま、ちんと整えられてすっきりしているさま、同「嫧」「【方言:第十】婩(魚踐反)嫧(音策)鮮好也」「【康熙字典:丑集下:女部:婩】《博雅》好也一曰婦人齊整貌」
女3+8=総画数11 U+5A6A [ラン/]
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる
◆「婪尾ランビ」◇宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)、同「啉」「【論語注疏:卷下】今人以酒巡匝為婪尾…」◇最後、末尾
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+8=総画数11 U+5A6B [コン、ゴン/]
◆覆(おお)う、上から被(かぶ)せ覆う
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:媘婫】二俗{⿰女(⿲丿𠔿比)}正疋計反醜也」
女3+8=総画数11 U+5A6C [イン/]
◆淫(みだ)らなさま、異性との関係が節度を超えるさま、同「淫」
筆順
女3+8=総画数11 U+5A6D [ア、エ/]
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)同士が互いに相手を呼ぶ語
◆「姻婭インア」、婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の親と婿、結婚に寄ってできた親族シンゾク
女3+8=総画数11 U+5A6E [キョ、コ/]
◆未詳「【宋書:卷二十二:志第十二:樂四】幾令吾呼無公赫吾執來隨吾咄武子邪令烏無公赫吾婮立諸布始布 右三解艾張曲」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A6F [レイ、ライ、リ/うるわ・しい、うら・らか] 麗𪋘䴡𡡜丽𠀙𠀞𠧥
◆形が整い立派で美しい
◆(鹿の角のように)ペアpair(対)になって並ぶ
◆連なる
◆[日]うら・らか、晴れて穏やかなさま
女3+8=総画数11 U+5A70 [キョウ、コウ、テン/]
◆喜(よろこ)ぶ、喜ばしい「【廣雅:卷一:釋詁】婰(虛譍)悅怤(敷)愉忔(許乞)欯(虛一)謳娎(丈例)歡欣休禔紛怡喜也」
◆女性名用字
女3+8=総画数11 U+5A71 [ケン、ゲン/]
◆度を超すことなく守るべきことを守る、節度セツド・礼節レイセツを守る「【少谷集:卷二十三:附錄上:志傳類:明南京吏部驗封司郎申鄭少谷先生墓輝】…完婱節葬母屬二十二人…」
女3+8=総画数11 U+5A73 [カク、ワク/] 嫿
◆物静かで美しいさま、「姽嫿キカク」
女3+8=総画数11 U+5A74 [エイ、ヨウ/]
◆生まれたばかりの(女の)子、同「孆」、「嬰児エイジ(みどりご)」
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た小さな石を連ねて作った首飾り、同「瓔」
◆(赤子を抱くように手を)周りに回す、(首飾りのように首の)周りに巻く、廻(めぐ)らす
◆触れる、触(さわ)る
◆(病などに)取り付かれる
漢字林(非部首部別)
女3+8=総画数11 U+5A75 [セン、ゼン/] 嬋𡠐
◆「婵娟センケン・センエン」◇身のこなしがしなやかで何ともいえず優雅なさま◇美しいさま
◆「婵媛センエン」、容姿ヨウシや身のこなしが引き込まれるように美しいさま
女3+8=総画数11 U+5A76 [シン/]
◆叔母(おば)、父の弟の妻
◆夫の弟の妻、夫の兄の妻は「姆」
◆父母と同世代で父母よりも年下の既婚婦人に対する呼称
女3+8=総画数11 U+5A7C [ジャク、ニャク/]
◆「婼羌ジャクキョウ・チャルクリク」、漢代(前202年~220年)の古国名、現県名、同「若羌」、新疆ウイグル自治区巴音郭楞蒙古自治州 {新疆維吾爾自治区}
◆「叔孫婼シュクソンジャク」、?年~前517年、春秋時代(前770年~前5世紀)の魯国(前11世紀~前256年)の人
女3+8=総画数11 U+5A8C [ボウ、ミョウ/]
◆眉目ビモク(眉と目、容貌、顔かたち)が美しいさま、美しく感じが良いさま、繊細で感じが良いさま、同「㑤」「嫹」
◆妓女ギジョ、歌や舞などで客をもてなす女性
女3+8=総画数11 U+5A8E [シャ/]
◆母(はは)、母親、同「姐」
女3+8=総画数11 U+5A96 [エイ、ヨウ/]
◆女性に対する美称
𡛛女3+8=総画数11 U+216DB [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡜣𡝲𡢆𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡝞女3+8=総画数11 U+2175E [ヒ、ハイ、ヘ/] 妃𡝑
◆天子の正妻、同「后」
◆后(きさき、正妻)の次の位の妻
◆皇太子の正妻
◆女神ジョシン(めがみ)、女性の神
𡝢女3+8=総画数11 U+21762 [テツ、テチ/] 𡞬
◆貪(むさぼ)る、貪り食う
𡝣女3+8=総画数11 U+21763 [セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす] 妻𡜌𡜈𡜛
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
𡝤女3+8=総画数11 U+21764 [ロウ、ル/] 婁𡞔𣫻𡡼𡡋𡝨𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡝥女3+8=総画数11 U+21765 [セツ、セチ/] 媟𡤏𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
𡝦女3+8=総画数11 U+21766 [ドウ、ヌ/]
◆「𡝦㛘ドウホツ」「婄𡝦ホウドウ」、女性の肥(ふと)っているさま
𡝨女3+8=総画数11 U+21768 [ロウ、ル/] 婁𡝤𡞔𣫻𡡼𡡋𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡝩女3+8=総画数11 U+21769 [ヨウ/あや・しい]
◆人を惑わし誘うような美しさ、艶(なま)めかしく美しいさま
◆怪(あや)しいものごと、人を惑わすようなものごと、不吉なものごと、災(わざわ)い
𡝪女3+8=総画数11 U+2176A [コン/] 婚㛰𡖀𤔿𡕽𡕼
◆娶る(めとる、他家の女性を妻として迎える)、嫁ぐ(とつぐ、他家の男性のところに妻として入る)、夫婦になる、同「昏」、{⿰女昏}は黄昏(たそがれ)時に嫁を迎えて婚礼を行ったことから「【白虎通:卷四上:嫁娶】婚者昏時行禮故日婚」
◆嫁(よめ、息子の結婚相手の女性)の実家、婿(むこ)の実家は「姻」
𡝫女3+8=総画数11 U+2176B [セン、テン/]
◆「𡝫妗センキン」「妗𡝫キンセン」、笑うさま、未詳(「【玉篇:卷三:女部第三十五:妗】許兼切𡝫妗美笑皃也」「【廣韻:下平聲:鹽第二十四:苫:𡝫】妗𡝫善𥬇皃又丑兼切」「【集韻:卷四:平聲四:沾第二十五:妗】說文𡝫妗也一曰喜笑皃」にそれぞれ「美笑」「善笑」「喜笑」とあり未詳)
𡝭女3+8=総画数11 U+2176D [ボウ、モウ/]
◆嫉(そね)む、嫉妬シットする、同「媢」「【別本韓文考異:卷二十八:碑誌:曹成王碑】觀察使噎𡝭(…祝曰噎妬也𡝭怒也史記王后亦以妬𡝭不嘗侍病)」「【顔氏家訓:卷下:書證篇十七】…漢書外戚傳亦云成結寵妾妬媚之誅此二媚並當作𡝭𡝭亦妬也義見禮記三蒼且五宗世家亦云常山憲王后妬𡝭王充論衡云妬夫𡝭婦生則忿怒闘訟益知𡝭是妬之別名…」
𡝲女3+8=総画数11 U+21772 [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡜣𡛛𡢆𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡝹女3+8=総画数11 U+21779 [未詳/]
◆未詳
𡝽女3+8=総画数11 U+2177D [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡝽】同"妻"」
𡞋女3+8=総画数11 U+2178B [サン、ソン/] 㜗𡣏
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる、同「婪」「𡡖」「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜗】倉含切婪㜗也」
𡞍女3+8=総画数11 U+2178D [セン/] 嫥𡞤
◆専一センイツ、ただそれだけ、ただひたすら、同「専」「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫥】之緣切專一也又可愛之皃」
𡞎女3+8=総画数11 U+2178E [ベン、メン/]
◆目が美しいさま
◆妬(ねた)む、嫉妬シットする
𡞏女3+8=総画数11 U+2178F [ダイ、ナイ/]
◆未詳
𡞐女3+8=総画数11 U+21790 [ヘイ、ヒョウ/] 娉𡞲
◆男性側の媒酌人バイシャクニンが妻として迎え入れようとする女性の親を訪(おとず)れ、女性の名や年齢などを問う、「娉問ヘイモン」といい、六礼リクレイ(婚礼に際しての儀礼)の一つ、この礼を経て正式に妻として迎え入れる、同「聘」
◆「娉婷ヘイテイ」、すらりとして美しいさま
𡞑女3+8=総画数11 U+21791 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:之第七:娸𡞑】說文人姓一曰詆娸漢書娸蘗其短或作𡞑」「【字彙補:丑集:女部:𡞑】同娸」
𡞒女3+8=総画数11 U+21792 [フウ、ブ、フ/] 婦媍妇𢽰
◆成人した女性、既婚の女性
◆自分の妻
◆息子の妻、同「媳」
◆女子が自分の弟の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子謂兄之妻為嫂弟之妻為婦」
𡞓女3+8=総画数11 U+21793 [ソウ、ショウ/よそお・う] 裝装𧚌𧚒𧙜
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
𡞔女3+8=総画数11 U+21794 [ロウ、ル/] 婁𡝤𣫻𡡼𡡋𡝨𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡞚女3+8=総画数11 U+2179A [コウ/]
◆幼児ヨウジ(おさなご)
𡞛女3+8=総画数11 U+2179B [コ、グ、ゴ/]
◆美しいさま、素晴(すば)らしいさま「【字彙補:丑集:女部:𡞛】何故切音護美好也」
𤕢爻部
𪥼女3+8=総画数11 U+2A97C [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𪥼】同"妻"」
女3+9=総画数12 U+36EE [ソウ/あによめ]
◆あによめ、兄の妻、同「㛐」
◆中年の(既婚の)女性を親しみを込めて呼ぶ言葉、姉(あね)さま
漢字林(非部首部別)
女3+9=総画数12 U+36EF [ハン、ホン/] 嬎嬔𡤳𡤹𡤺𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
女3+9=総画数12 U+36F0 [コン/] 婚𡝪𡖀𤔿𡕽𡕼
◆娶る(めとる、他家の女性を妻として迎える)、嫁ぐ(とつぐ、他家の男性のところに妻として入る)、夫婦になる、同「昏」、{⿰女昏}は黄昏(たそがれ)時に嫁を迎えて婚礼を行ったことから「【白虎通:卷四上:嫁娶】婚者昏時行禮故日婚」
◆嫁(よめ、息子の結婚相手の女性)の実家、婿(むこ)の実家は「姻」
女3+9=総画数12 U+36F1 [ワイ、エ/]
◆「㛱娞ワイダイ」、(女性が)美しいさま
女3+9=総画数12 U+36F2 [ハツ、ホチ/かみ] 髮髪𩬇𩬕𩬃𨱳𩠖𩠙𩠕𩑱𡞝𩑛𤕥
◆人の頭部の毛 {毛(頭部)}
◆(山に生える草木が頭に生える髪に似ていることから)草木
女3+9=総画数12 U+36F4 [ドウ、ノウ/] 𡜪𡜣𡛛𡝲𡢆𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
女3+9=総画数12 U+36F5 [ショウ/]
◆女性名用字「【集韻:卷四:平聲四:蒸第十六:㛵】女字」
女3+9=総画数12 U+36F9 [ヘン、ベン/]
◆「㛹娟ヘンケン」◇しなやかで美しいさま◇奥ゆかしく優美なさま「【文選(文選注):宮殿:魯靈光殿賦】旋室㛹姢以窈窕…(…旋室曲屋也㛹姢迴曲貌…)」
女3+9=総画数12 U+36FA [アン、オン/]
◆女性の志(こころざし)が不浄フジョウなさま
◆穢(けが)れているさま、汚(よご)れているさま
女3+9=総画数12 U+36FC [ソウ、ショウ/]
◆話の途中で突然割り込む、口を挟(はさ)む
女3+9=総画数12 U+36FD [未詳/]
◆未詳「【正字通:丑集下:女部:㛽】古文姍」
女3+9=総画数12 U+3700 [ソウ、ショウ/やもめ]
◆やもめ、夫を亡くして独りになった女性、寡婦カフ、同「嫠」
女3+9=総画数12 U+5A37 [ツイ、スイ/]
◆ことが次々に繰り返される、煩わしい、同「累」「諈」
◆「娷諉ツイイ」、煩わしいこと、手数が掛かること、またそれを他に押し付ける、同「諈諉」
女3+9=総画数12 U+5A5C [ケン、カン/]
◆美しい
女3+9=総画数12 U+5A63 [イン/] 姻𡛸𡜭𤯠
◆婿(むこ、娘の結婚相手の男性)の実家、嫁の実家は「婚」
◆「婚婣コンイン」、結婚すること、結婚して他家と親族の関係になること、縁組(えんぐみ)
女3+9=総画数12 U+5A77 [テイ、ジョウ/]
◆「娉婷ヘイテイ」、すらりとして美しいさま
◆「婷婷テイテイ」、美しいさま、愛らしいさま
女3+9=総画数12 U+5A78 [トウ、ドウ、ヨウ/]
◆勝手気儘(かってきまま)なさま、放蕩ホウトウなさま、同「蕩」「愓」「偒」「𢠽」
◆淫(みだ)らなさま、異性との関係が節度を超えるさま
◆わたくし、女性が自分を指す語、同「姎」
女3+9=総画数12 U+5A79 [ヨウ/] 𡠇
◆「婹㜵・婹嬝・偠㒟ヨウジョウ」、嫋(たお)やかで美しいさま「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡠇】俗婹正烏皎反婹嬝細弱也」
女3+9=総画数12 U+5A7A [ブ、ム/]
◆「婺女ブジョ」、二十八宿北方玄武ゲンブの第三宿、別名「女ジョ」「女宿ジョシュク」「須女スジョ」 {二十八宿}
◆「婺州ブシュウ」、古州名、現浙江省金華市から江西省上饒市にかけての地 {浙江省} {江西省}
女3+9=総画数12 U+5A7B [ダン、ナン/]
◆美しいさま
◆やや肥(こ)えているさま、ふっくらとしているさま
女3+9=総画数12 U+5A7D [カ、ケ/]
◆感じが良い
女3+9=総画数12 U+5A7E [トウ、ツ、ユ/]
◆こっそりと盗む、同「偸」
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「偸」
◆愉(たの)しむ、同「愉」
筆順
婿女3+9=総画数12 U+5A7F [セイ、サイ/むこ] 𡠸
◆娘(むすめ、自分の女の子供)の夫、同「壻」「𦕓」
筆順
女3+9=総画数12 U+5A80 [グウ、グ/]
◆女性が男性に嫉妬する
女3+9=総画数12 U+5A81 [イ/]
◆美しい盛りであるさま
女3+9=総画数12 U+5A82 [テイ、タイ/]
◆女性名用字
◆厠(かわや)の神の名「【集韻:去聲:媂】圊室神名」
女3+9=総画数12 U+5A83 [ジュウ、ニュウ/]
◆しなやかで人を惹き付けるような美しさ
女3+9=総画数12 U+5A84 [ビ、ミ/]
◆顔立ちや表情が美しい
筆順
女3+9=総画数12 U+5A85 [タン、トン/] 妉㚮
◆楽しみに耽(ふけ)る、色恋(いろこい)にのめり込む「【太上靈寶朝天謝罪法懺:卷六】…媅滯色慾…」
女3+9=総画数12 U+5A86 [ゼン、ネン、ドン、ノン/]
◆柔らかいさま、柔らかくしなやかなさま、弱々しいさま、小さくて愛らしいさま、同「嫩」
女3+9=総画数12 U+5A87 [シン/おや、した・しい、した・しむ、ちか・しい] 親亲𢾉𧠸𧠍𢈥
◆身近にいる、近しい
◆関係が近い、関係が深い
◆父母
◆血縁・婚姻関係にある人
◆深く付き合う、気兼ねなく接することができる、気の置けない
◆自ら、自分で
女3+9=総画数12 U+5A88 [キ、コン、ゴン/]
◆女性名用字
女3+9=総画数12 U+5A89 [オク/]
◆感じが良いさま
女3+9=総画数12 U+5A8A [セン、ゼン/] 𡠔𡠡𡡸
◆「女媊ジョセン」、星宿の名、未詳「【說文解字注:女部:媊】甘氏星經曰(天官書曰昔之傳天數者在齊甘公徐廣曰或曰甘公名德也本是魯人按藝文志無甘氏星經有甘德長桺占夢十一卷云楚人)大白號上公(句)妻曰女媊凥南斗食厲天下祭之曰朙星(天官書曰大白大臣也其號上公妻曰女媊居南斗食厲未聞…)」
女3+9=総画数12 U+5A8B [シュン/]
◆女性名用字
筆順
女3+9=総画数12 U+5A8D [フウ、ブ、フ/] 婦妇𡞒𢽰
◆成人した女性、既婚の女性
◆自分の妻
◆息子の妻、同「媳」
◆女子が自分の弟の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子謂兄之妻為嫂弟之妻為婦」
女3+9=総画数12 U+5A8F [タン/]
◆女性名用字「【僑吳集:卷十二:白雪漫士陶君墓碣】…女三人長宗媛…次宗媏…次宗婉…」
女3+9=総画数12 U+5A91 [チョウ、ジュウ/]
◆女性名用字
女3+9=総画数12 U+5A92 [バイ、マイ/なかだち、なこうど]
◆結婚の仲立ちをする、またその人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
◆種類の違うものの間に立って引き合わせる、双方の間を取り持つ、「媒介バイカイ」
◆囮(おとり)、誘(おび)き寄せるためのものや手段、「触媒ショクバイ」
筆順
女3+9=総画数12 U+5A93 [コウ、オウ/]
◆伝説上の名君舜シュンの妻の名
◆母(はは)、母親
女3+9=総画数12 U+5A94 [ベン、メン/] 𡞎
◆目が美しいさま
◆妬(ねた)む、嫉妬シットする
女3+9=総画数12 U+5A95 [アン、オン/]
◆「媕婀アンア」、なかなか決心がつかないさま、決断できないさま
女3+9=総画数12 U+5A97 [ケン、コン/]
◆女性名用字
◆未詳「【至正集:卷七十八:木蘭花慢:七(和鄭彥章暮春即事韻)】問東君何意来幾日便言歸悵衰病襟懐媗姸…」「【古樂苑:卷十五:採桑】…是節最媗妍佳服…」
女3+9=総画数12 U+5A98 [カイ、ケ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:媘婫】二俗{⿰女(⿲丿𠔿比)}正疋計反醜也」
女3+9=総画数12 U+5A99 [イ/]
◆女性が美しいさま
女3+9=総画数12 U+5A9A [ビ、ミ/こ・びる] 𡡾𡡚
◆諂(へつら)う、人の気を引こうとする、気に入られようとする、またそのような姿態シタイ
◆人を魅了ミリョウするさま、人の目を惹(ひ)き付けて離さない程に美しいさま
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+9=総画数12 U+5A9B [エン、オン/ひめ]
◆上品で美しい女性、心が引き寄せられるように美しいさま
◆引き寄せる、引き付ける、同「援」
◆「嬋媛センエン」、容姿ヨウシや身のこなしが引き込まれるように美しいさま
◆[日]ひめ、姫、貴人の娘、婦人の美称
筆順
女3+9=総画数12 U+5A9C [テイ、チョウ/]
◆人名用字「【宋朝事實:卷一·祖宗世次】仁宗諱禎(…)楨貞偵{⿰貞阝}媜徵{⿰方(⿱𠂉丨)}癥湞{⿰阝貞}寊揁{⿰徵阝}…」
筆順
女3+9=総画数12 U+5A9D [シュウ/]
◆女性名用字
女3+9=総画数12 U+5A9E [テイ、ダイ/]
◆「媞媞テイテイ」、ゆったりとしたさま、静かで落ち着いているさま、身のこなしがゆったりとして優美なさま
◆ハマスゲ(浜菅)、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草 {ハマスゲ})の実「【爾雅:釋草】薃侯莎其實媞(「薃侯」は「薃葔」でハマスゲ(浜菅))
筆順
女3+9=総画数12 U+5A9F [セツ、セチ/] 𡝥𡤏𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
女3+9=総画数12 U+5AA0 [タ、ダ/]
◆(女性が)美しいさま
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「惰」「𡡙」
筆順
女3+9=総画数12 U+5AA1 [レン/]
◆女性名用字
女3+9=総画数12 U+5AA2 [ボウ、モウ/]
◆嫉(そね)む、嫉妬シットする、「媢嫉ボウシツ」「妒媢トボウ」、同「𡝭」
筆順
女3+9=総画数12 U+5AA3 [ゼン、ネン/] 𡜉
◆女性がすらりとして美しいさま、同「㚩」「【正字通:丑集下:女部:媣】詩大雅荏染柔木是也加女贅一説㚩俗作媣音義同」
女3+9=総画数12 U+5AA4 [①シ②시シ/]

◆女性名用字

◆[韓](妻の立場から)夫(おっと)の家(いえ)、「媤宅(시댁シテク、夫の実家や家族・親族)」「媤父(시부シプ、夫の父)」「媤母(시모シモ、夫の母)」
女3+9=総画数12 U+5AA5 [ヘン、ベン/]
◆しなやかで軽やかなさま
◆「媥姺ヘンセン」、衣裳イショウがひらひらと翻(ひるがえ)るさま、同「徶㣯ヘツセツ」「𠍯𠋱ヘツシツ」
女3+9=総画数12 U+5AA6 [イ/]
◆妹
◆伝説上の怪物の名
女3+9=総画数12 U+5AA7 [カ、ケ/] 娲𡢓
◆「㚿媧ホウカ」、伝説上の女帝(或いは女神)の名、「女媧ジョカ」の別名ではないかとされる、姓は「雲」「【路史:卷十一:後記二:女皇氏】女皇氏㚿媧(媧一作去㚿與庖同出唐文集)雲姓(按洞神部伏羲姓風女媧姓雲號女皇名媧蓋古聖人有不相襲以知書傳所言女媧風姓止本伏羲言之不知其嘗更也)」
◆姓用字
女3+9=総画数12 U+5AA8 [シュク、スク/]
◆醜い、同「𡞜」
◆感じが良い
女3+9=総画数12 U+5AA9 [コ、グ/] 𡛚
◆女性名用字「【集韻:卷二:平聲:模第十一:媩𡛚】女字」
女3+9=総画数12 U+5AAA [オウ/おうな]
◆おうな、老齢の女性、またその女性に対する敬称
◆母、母親
女3+9=総画数12 U+5AAB [ショウ/]
◆「媫妤・倢伃ショウヨ」、漢(前202年~220年)の武帝ブテイ(前156年~前87年)が設けた女官ニョカン(帝の側室)の位階の名、以降歴代・諸国でも用いられたとされ、以下「娙娥ケイガ」「傛華ヨウカ」「充依ジュウイ」の順だったという「【史記:卷四十九:外戚世家第十九】武帝時幸夫人尹婕妤(《索隱》韋昭云婕承妤助也一云美好也聲類云幸也…」)「【漢書(前漢書):卷九十七上:外戚列傳第六十七上】至武帝制倢伃娙娥傛華充依各有爵位(師古曰倢言接幸於上也伃美稱也…)」
女3+9=総画数12 U+5AAC [ホウ、ホ/]
◆子弟を保育や教育などを行う婦人、保母
女3+9=総画数12 U+5AAD [シュ、ス/] 嬃𡡓
◆女性名用字
◆姉(あね)、自分よりも年長の女性を指す語
女3+9=総画数12 U+5AAE [トウ、ツ、ユ/]
◆こっそりと盗む、同「偸」
◆薄っぺらなさま、形だけで中身がないさま、同「偸」
◆愉(たの)しむ、同「愉」
女3+9=総画数12 U+5AAF [キ/] 嬀妫
◆古州名、唐代(618年~907年)の武德年間(618年~626年)に北燕州(現河北省張家口市付近)が置かれ、これが後の貞觀年間(627年~649年)に「媯州キシュウ」と改名された、現河北省張家口市から北京市北西部にかけての地「【廣韻:上平聲:支第五:嬀:嬀】水名亦州春秋時屬燕秦爲上谷郡漢爲潘縣武德初置北燕州貞觀改爲嬀州因木水爲名亦姓…」 {河北省}
◆「媯水キスイ」、山西省永済市を源とし、西流して黄河コウガに注ぐ {山西省}
◆姓用字、古くは舜シュン(五帝の一人)の末裔マツエイが「媯水」の近くに住み姓を「媯」とした
女3+9=総画数12 U+5AB6 [ジョウ、ニョウ/]
◆「妦媶ホウジョウ」、美しいさま
𡞜女3+9=総画数12 U+2179C [シュウ、シュ/]
◆醜い、老女が醜いさま
𡞝女3+9=総画数12 U+2179D [ハツ、ホチ/かみ] 髮髪𩬇𩬕𩬃𨱳𩠖𩠙𩠕𩑱㛲𩑛𤕥
◆人の頭部の毛 {毛(頭部)}
◆(山に生える草木が頭に生える髪に似ていることから)草木
𡞞女3+9=総画数12 U+2179E [セイ、ショウ/]
◆減(へ)らす、控え目にする「【廣雅:卷三:釋詁】歉(苦簟)堇(謹)儉約𡞞(生景)減{⿸尸𢆍}(楚立)㞏(丈立口音雉立)頗劣虔虧少也」
𡞠女3+9=総画数12 U+217A0 [コ、グ/]
◆貪(むさぼ)る、同「𡜂」「【字彙:丑集:女部:𡞠】侯古切音戸貪也」「【正字通:丑集下:女部:𡞠】𡜂字之譌舊註貪也與𡜂註同」
𡞡女3+9=総画数12 U+217A1 [キョウ/]
◆ゆったりとしたさま、快(こころよ)いさま、同「㥦」「【說文解字注:女部:㛍】得志㛍㛍也(篇韵皆云此義邱協切是與㥦音義皆同也)」「【字彙:丑集:女部:𡞡】乞叶切音愜遂意也與愜㛍同」「【正字通:丑集下:女部:㛍】呼業切音脅女性靜好也說文得志㛍㛍一曰㛍息一曰少氣…」
𡞢女3+9=総画数12 U+217A2 [コク/]
◆卑賤な老女
𡞤女3+9=総画数12 U+217A4 [セン/] 嫥𡞍
◆専一センイツ、ただそれだけ、ただひたすら、同「専」「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫥】之緣切專一也又可愛之皃」
𡞦女3+9=総画数12 U+217A6 [ケイ、ギョウ/]
◆兄弟姉妹がいない一人っ子の女性、同「惸」
◆一人ぼっち、独(ひと)り、同「惸」
𡞩女3+9=総画数12 U+217A9 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡞩】與妘同考古圖有𡞩氏鼎」
𡞪女3+9=総画数12 U+217AA [フク、ブク/]
◆女性名用字
𡞬女3+9=総画数12 U+217AC [テツ、テチ/] 𡝢
◆貪(むさぼ)る、貪り食う
𡞲女3+9=総画数12 U+217B2 [ヘイ、ヒョウ/] 娉𡞐
◆男性側の媒酌人バイシャクニンが妻として迎え入れようとする女性の親を訪(おとず)れ、女性の名や年齢などを問う、「娉問ヘイモン」といい、六礼リクレイ(婚礼に際しての儀礼)の一つ、この礼を経て正式に妻として迎え入れる、同「聘」
◆「娉婷ヘイテイ」、すらりとして美しいさま
𡟋女3+9=総画数12 U+217CB [リ/] 嫠𡠉
◆寡婦カフ、夫と死別した女性、同「孀」
𡟌女3+9=総画数12 U+217CC [ソ、ス/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:{⿰𡛠女}{⿰妘女}𡟌】舊藏作觸又郭氏音麁三」「【字彙補:丑集:女部:𡟌】青租切音麁義闕」
𡟎女3+9=総画数12 U+217CE [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡟎】同"媸"」
𡟐女3+9=総画数12 U+217D0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟐】與旋音義同」「【康熙字典:丑集備考:女部:𡟐】《川篇》音全」
𡟒女3+9=総画数12 U+217D2 [ヨウ/]
◆諸侯(天子から国の所管を認められた者)に嫁(とつ)ぐ娘の供(とも)をし、そのまま婚家に入る妹や従妹(いとこ、親の兄弟の自分より年下の女の子供)、同「媵」「【康熙字典:丑集下:女部:婦】…《楚辭天問》水濱之木得彼小子夫何惡之𡟒有莘之婦…(「有莘ユウシン」は夏代・商代(前21世紀~前11世紀)の豪族、娘を商の初代王湯トウに嫁がせる際に、その娘に家臣伊尹イインを付き添わせて送った)
𡟓女3+9=総画数12 U+217D3 [アイ/]
◆未詳
𡟔女3+9=総画数12 U+217D4 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡟔】舊藏作欲字」「【字彙補:丑集:女部:𡟔】余六切音欲見藏經」
𡟖女3+9=総画数12 U+217D6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟖】與婆同見釋典」
𡟗女3+9=総画数12 U+217D7 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟗】音義與好同」「【康熙字典:丑集備考:女部:𡟗】《搜眞玉鏡》革閑切」
𡟝女3+9=総画数12 U+217DD [スイ、ズイ/]
◆女性名用字
𡟡女3+9=総画数12 U+217E1 [コウ、ギョウ/]
◆強情な、頑(かたくな)で他人の言うことには耳を貸さない、同「很」
◆激しく腹を立てる、いらいらして怒る、同「悻」
𡟢女3+9=総画数12 U+217E2 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡟢】士洽反*𡟢𣇍戲謔也𣇍五洽反(「【康熙字典:丑集補遺:女部:𡟢】《五音篇海》士洽切*䀹𡟢戲謔也」は「䀹𡟢」とする)
𡟥女3+9=総画数12 U+217E5 [ク/]
◆姓用字「【後漢書:卷一百十下:文苑列傳第七十下:張升傳】…嫗𡟥名埶撫拍豪強(嫗𡟥猶傴僂也嫗音衣宇反𡟥音丘矩反撫拍相親狎也)」「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
𡟦女3+9=総画数12 U+217E6 [ダ、ナ/]
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかなさま
◆女性名用字
◆「婀𡟦アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
𡟱女3+9=総画数12 U+217F1 [未詳/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:𡟱】斯鄰切音新木名又邑名」「【正字通:丑集下:女部:𡟱】姰字之譌…」
𪦈女3+9=総画数12 U+2A988 [未詳/]
◆未詳「【蜀中廣記:卷六十五:方物記第七:茶譜】…東樓碾茶豈作𪦈閘處…」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
女3+10=総画数13 U+3705 [キク/]
◆人の目を惹(ひ)き付けて離さない程に美しいさま、同「媚」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:妶】俗㜅正許六反媚也好也」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
◆未詳「【太平御覽:卷第三百七十九:人事部二十三:醜婦人】…通俗文曰不媚曰㜅(音畜)…」
女3+10=総画数13 U+3707 [ケイ、エ/]
◆不愉快なさま
◆女らしいさま
女3+10=総画数13 U+370A [テン/]
◆「㜊奵テンテイ」、可愛らしいさま、見目(みめ)よいさま
女3+10=総画数13 U+370C [コウ、ク/] 𡠆
◆乳児に乳を与える女
女3+10=総画数13 U+370E [ケイ、ゲ/]
◆女の奴隷
◆怯(おび)える
◆妬(ねた)む
女3+10=総画数13 U+370F [未詳/]
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
◆未詳「【正字通:丑集下:女部:㜏】籀文妘見六書統說文篆作𪔈舊本闕从妘為正」
女3+10=総画数13 U+3711 [ハ、バ/ばば]
◆年老いた女性
◆夫の母、また祖母(ソボ)
◆「娑㜑サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「㜑娑バサ」、ひらひらと揺れ動くさま、また舞うさま
女3+10=総画数13 U+3715 [レン/]
◆未詳「【藝文類聚:卷四十三:樂部:舞】賦後漢傅毅舞賦…眉㜕娟以增繞…」「【類篇:女部:㜕】陵延切㜕姢眉細長皃」
◆人と人の繋(つな)がり、関係「【名臣經濟錄:卷二十七:禮部:嚴旌別以示勸】…有父子有兄弟有親屬姻㜕必有恩以相親有禮以相接有誠以相孚…」
女3+10=総画数13 U+371C [ゴウ/]
◆相手を軽んじる、思い上がる、驕(おご)る
女3+10=総画数13 U+5A90 [イ/] 𡟮
◆喜び楽しむさま、同「熙」
漢字林(非部首部別)
女3+10=総画数13 U+5AB0 [ス、ジュ/]
◆身籠(みごも)る、妊娠ニンシンする、同「㑳」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
女3+10=総画数13 U+5AB1 [ヨウ/]
◆ほっそりとしてしなやかなさま、ほっそりとして美しいさま「【說文解字注:女部:媱】曲肩行皃(九思音案衍兮要媱舞容也廣韵曰媱美好)」
◆ふらふらと気儘(きまま)なさま「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:{⿰女(揺-扌)}】余計反媱蕩私逸也」
筆順
女3+10=総画数13 U+5AB2 [ヘイ、ヘ/] 嫓𡠌
◆結婚する
◆(二つを)比べる
◆~に並ぶ、~に匹敵する
女3+10=総画数13 U+5AB3 [ショク、ソク/]
◆息子の妻、同「婦」「𡡁」
女3+10=総画数13 U+5AB4 [エン、オン/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5AB5 [ヨウ/]
◆諸侯(天子から国の所管を認められた者)に嫁(とつ)ぐ娘の供(とも)をし、そのまま婚家に入る妹や従妹(いとこ、親の兄弟の自分より年下の女の子供)・家臣・召使(めしつかい)、妹や従妹の場合は後に同じ夫の妻(側室、妾)となる、同「娣」
◆娘を嫁がせる際に妹や従妹・家臣・召使などを供として婚家に送る、主たるものに別のものを添えて贈る(送る)、同「𠈖」
女3+10=総画数13 U+5AB7 [ジョク、ニク、ノク/]
◆懈惰カイダ、気が緩(ゆる)んで何もしようとはしない(進んでしようとしない)
漢字林(非部首部別)
女3+10=総画数13 U+5AB8 [シ/]
◆醜(みにく)いさま、「妍媸ケンシ(美しいものと醜いもの、美醜)」
◆愚かなさま
女3+10=総画数13 U+5AB9 [リュウ/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5ABA [ビ、ミ/]
◆美しい、同「𡠾」
◆善(よ)い、優(すぐ)れている、同「美」
女3+10=総画数13 U+5ABB [ハン、バン/]
◆大きく広がる、また広げる
◆「媻媻ハンハン」、人が行き来するさま
◆「媻姗・媻珊・蹣跚バンサン」、やっとのことで歩くさま、よたよたと歩くさま
◆年老いた女性、同「婆」
漢字林(非部首部別)
女3+10=総画数13 U+5ABC [オウ/おうな]
◆おうな、老齢の女性、またその女性に対する敬称
◆母、母親
筆順
女3+10=総画数13 U+5ABD [ボ、モ/]
◆母、母親、お母さん、「媽媽マァマ」
◆おばさん、年上の既婚女性に対する呼称
筆順
女3+10=総画数13 U+5ABE [コウ、ク/あ・う]
◆結婚する、縁組する
◆親しい関係になる、互いに意を通じ合う
◆構精コウセイする、性交する
筆順
媿女3+10=総画数13 U+5ABF [キ/は・じる]
◆恥じる、恥じ入る、同「慙」
◆「慙媿ザンキ」、自分を恥じる、自分の至らなさや誤りなどついて恥じる
筆順
女3+10=総画数13 U+5AC0 [シン/]
◆古国名、「有嫀ユウシン(氏族名)」、同「莘」参照「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜪嫀】二同色臻切有㜪國」「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】…俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)」
女3+10=総画数13 U+5AC1 [カ、ケ/よめ、とつ・ぐ] 𧱌
◆女性が自分の家を出て行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く、またその女性
◆損害や責任などを他人に押し付ける
◆[日]よめ、息子の妻
筆順
女3+10=総画数13 U+5AC2 [ソウ/あによめ]
◆あによめ、兄の妻、同「㛐」
◆中年の(既婚の)女性を親しみを込めて呼ぶ言葉、姉(あね)さま
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+10=総画数13 U+5AC3 [シン/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5AC4 [ゲン、ゴン/]
◆「姜嫄キョウゲン」、周朝の始祖后稷コウショクの母親の名
筆順
女3+10=総画数13 U+5AC5 [シャ、サ/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5AC6 [ヨウ、ユウ/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5AC7 [メイ、ミョウ/]
◆「嫈嫇エイメイ」、恥じらう(はにかむ)さま、愛らしいさま「【說文解字注:女部:嫇】嬰嫇也(廣韻嫈下嫈作嫇元應引字林嫈嫇心態也卽許書嫈下之小心態也…)一曰嫇嫇小人皃」「【廣韻:下平聲:耕第十三:甍:嫇】嫈嫇新婦皃」「【康熙字典:丑集下:女部:嫈】…嫈嫇幼婦也…」
◆「嫇奵メイテイ」◇自(みずか)らの立場・節操を守る、立場を守り自らを制セイする◇未詳「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:奵】女名一曰嫇奵面平」
女3+10=総画数13 U+5AC8 [エイ、ヨウ/] 𡠺
◆初々(ういうい)しいさま、汚(けが)れがないさま「【康熙字典:丑集下:女部:嫈】…《說文》小心態《博雅》好也一曰嫈嫇幼婦也…女人潔淸貌」
◆「嫈嫇エイメイ」、恥じらう(はにかむ)さま、愛らしいさま
漢字林(非部首部別)
女3+10=総画数13 U+5AC9 [シツ、ジチ/ねた・む、そね・む]
◆自分と比較して他人がより賢い・重く用いられることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、「嫉妬シット」、同「愱」「㑵」「疾」「𧪠」
筆順
女3+10=総画数13 U+5ACA [ソ、ス/]
◆女性名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈妻孫嫊呉郡人幼明慧…」
女3+10=総画数13 U+5ACB [ジョウ、ニョウ/たお・やか]
◆ほっそりとしてしなやかなさま
筆順
女3+10=総画数13 U+5ACC [ケン、ゲン/いや、きら・う]
◆好きでない、どこか意に沿わないところがある、同「慊」、「嫌悪ケンオ」
◆何となく避けた方が良いような気がする、憚(はばか)る
◆何かしら心に引っ掛る(ひっかかる)ものがある、疑わしい、同「慊」、「嫌疑ケンギ」
筆順
女3+10=総画数13 U+5ACD [トウ、ドウ/]
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5ACE [ホウ、ボウ/]
◆未詳「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫎】補曠切妨嫎也」「【集韻:卷三:平聲三:唐第十一:嫎】女字」
女3+10=総画数13 U+5ACF [ロウ/]
◆「嫏嬛・琅嬛ロウカン」、神話上の天帝の蔵書庫
女3+10=総画数13 U+5AD0 [ドウ、ノウ/]
◆悪ふざけする、からかう、苛(いじ)める、同「嬈」「嬲」
筆順
女3+10=総画数13 U+5AD1 [ヒョウ/]
◆不要、~の必要がない
女3+10=総画数13 U+5AD2 [アイ/]
◆「令嫒レイアイ」、他人の娘に対する尊称、同「令嬢レイジョウ」
女3+10=総画数13 U+5AD3 [ヘイ、ヘ/] 媲𡠌
◆結婚する
◆(二つを)比べる
◆~に並ぶ、~に匹敵する
女3+10=総画数13 U+5AD4 [ヒン、ビン/] 嬪娦𡝏𡜷𡣕𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
女3+10=総画数13 U+5ADF [ジョク、ニョク/]
◆馴(な)れ親(した)しいさま、(肌が触れ合うほど)近(ちか)いさま「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡠷嫟嬺】女力反{⿰女(揺-扌)}嬺也」「【字彙:丑集:女部:嫟】女力切音溺婬嫟」「【正字通:丑集下:女部:嫟】女力切音溺婬嫟凡相狎近者謂之嫟與暱通」(【龍龕手鑑】の{⿰女(揺-扌)}は「媱」と思われる、これを【字彙】は「婬」と誤り、【正字通】は「婬」を更に「相狎近」としたものか?)
◆女性名用字
女3+10=総画数13 U+5AEB [ボ、モ/] 𡠜
◆「嫫母、嫫姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
女3+10=総画数13 U+5AEF [ゴウ/]
◆相手を軽んじる、思い上がる、驕(おご)る
女3+10=総画数13 U+5B05 [カ、ゲ/]
◆女性名用字
◆容姿ヨウシ・容貌(ヨウボウ)がひときわ美しいさま、また華(はな)やかなさま
𡟪女3+10=総画数13 U+217EA [シ/] 𡠋
◆巫女フジョ(みこ)、舞いながら祈祷して神の招き、神のお告げを聞き、また人の願いを神に伝える女性
𡟬女3+10=総画数13 U+217EC [ベツ、メツ、メチ/]
◆手や指で軽く押さえ付ける、同「搣」
𡟭女3+10=総画数13 U+217ED [チ/]
◆「娃𡟭ワチ」、女性が美しく魅力的なさま
𡟰女3+10=総画数13 U+217F0 [エン、オン/]
◆美しいさま「【說文解字注:女部:𡟰】宴𡟰也(邶風燕婉之求傳曰…按古宛冤通用婉𡟰音義皆同…)」
𡟲女3+10=総画数13 U+217F2 [カイ、ガイ/]
◆妬(ねた)む、嫉妬シットする、同「妎」
𡠆女3+10=総画数13 U+21806 [コウ、ク/]
◆乳児に乳を与える女
𡠇女3+10=総画数13 U+21807 [ヨウ/]
◆「𡠇㜵・𡠇嬝ヨウジョウ」、嫋(たお)やかで美しいさま、同「偠㒟」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡠇】俗婹正烏皎反婹嬝細弱也」
𡠈女3+10=総画数13 U+21808 [リ、レイ、ライ/] 孋㛤
◆古代西方にあった国名、またその国主の姓、「孋戎リジュウ(西方にある孋という国)」「孋姬リキ(孋の国の姫)」
◆二人がペアpair(対)になって並ぶさま、同「儷」
𡠉女3+10=総画数13 U+21809 [リ/] 嫠𡟋
◆寡婦カフ、夫と死別した女性、同「孀」
𡠊女3+10=総画数13 U+2180A [チョウ、ジョウ/]
◆「媌𡠊ミョウチョウ・ビョウジョウ」、女性がほっそりとしてしなやかなさま「【六十種曲:四十三:琴心記】香遍滿…勝伴俏媌𡠊…」「【中華字海:女部:𡠊】音条[媌~]同"苗条"、細長柔美」
𡠋女3+10=総画数13 U+2180B [シ/] 𡟪
◆巫女フジョ(みこ)、舞いながら祈祷して神の招き、神のお告げを聞き、また人の願いを神に伝える女性
漢字林(非部首部別)
𡠌女3+10=総画数13 U+2180C [ヘイ、ヘ/] 媲嫓
◆結婚する
◆(二つを)比べる
◆~に並ぶ、~に匹敵する
𡠎女3+10=総画数13 U+2180E [キョウ、コウ/]
◆乱れるさま
𡠐女3+10=総画数13 U+21810 [セン、ゼン/] 嬋婵
◆「𡠐娟センケン・センエン」◇身のこなしがしなやかで何ともいえず優雅なさま◇美しいさま
◆「𡠐媛センエン」、容姿ヨウシや身のこなしが引き込まれるように美しいさま
𡠑女3+10=総画数13 U+21811 [サク/] 娕𡣒
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娖」
𡠓女3+10=総画数13 U+21813 [キ/]
◆醜いさま
◆「恣婎シキ」、思うがままに振る舞うさま、勝手気ままなさま、同「恣睢」
𡠔女3+10=総画数13 U+21814 [セン、ゼン/] 媊𡠡𡡸
◆「女𡠔ジョセン」、星宿の名、未詳「【說文解字注:女部:媊】甘氏星經曰(天官書曰昔之傳天數者在齊甘公徐廣曰或曰甘公名德也本是魯人按藝文志無甘氏星經有甘德長桺占夢十一卷云楚人)大白號上公(句)妻曰女媊凥南斗食厲天下祭之曰朙星(天官書曰大白大臣也其號上公妻曰女媊居南斗食厲未聞…)」
𡠜女3+10=総画数13 U+2181C [ボ、モ/]
◆「𡠜母、𡠜姆ボボ」、黄帝コウテイ(中国伝説上の人物で五帝の一人)の第四妃の名、大変醜(みにく)かったとされる
𡠷女3+10=総画数13 U+21837 [ジョク、ニョク/]
◆ほっそりとして美しいさま、同「媱」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡠷嫟嬺】女力反{⿰女(揺-扌)}嬺也」
女3+11=総画数14 U+3716 [ソウ、ゾウ/]
◆好(よ)い、美しい、素晴(すばら)しい
女3+11=総画数14 U+3717 [サン、ソン/] 𡞋𡣏
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる、同「婪」「𡡖」「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜗】倉含切婪㜗也」
女3+11=総画数14 U+3718 [ショ、ソ/]
◆驕(おご)る「【廣韻:下平聲:麻第九:嗟:㜘】憍也」
◆妬(ねた)む
女3+11=総画数14 U+3719 [ロク/]
◆女性名用字
女3+11=総画数14 U+371B [ドン、ノン/わか・い] 嫩嫰
◆柔らかいさま、柔らかくしなやかなさま、弱々しいさま、小さくて愛らしいさま、同「媆」
女3+11=総画数14 U+371D [エン、ゴン、ゲン、アン、オン/]
◆未詳「【說文解字:女部:㜝】含怒也一曰難知也从女酓聲詩曰碩大且㜝五感切」
◆大きくどっしりとしたさま「【說文解字注:女部:㜝】…詩曰碩大且㜝(陳風澤陂文今詩作儼傳曰矜莊皃…)」
女3+11=総画数14 U+371E [セン/]
◆女性の美しいさま、同「嬱」
女3+11=総画数14 U+3722 [ロウ、ル/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜢】力圭反女人之惡稱也」
◆姓用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…姓氏𪦈嫣姺㚰妘㜏𡟥姑媰㜢{⿰女童}㜅…」
女3+11=総画数14 U+5AD5 [エイ、アイ/] 𢟇𡡌
◆穏和で慎み深いさま
女3+11=総画数14 U+5AD6 [ヒョウ/] 𡤚
◆身の熟(こな)しが素早いさま、同「僄」
◆「嫖姚ヒョウヨウ」◇敏捷ビンショウなさま、身軽で素早いさま◇漢の武帝ブテイ(前156年~前87年)の頃の将軍の称号「【前漢紀:孝武皇帝紀四】…去病初以侍中為嫖姚校尉…(「去病」は「霍去病カクキョヘイ、前140年~前117年」のこと)
◆娼妓ショウギ(遊女)と遊興ユウキョウする、「嫖妓ヒョウギ」
筆順
女3+11=総画数14 U+5AD7 [ウ、オウ/おうな]
◆年老いた女性
◆温(あたた)かいさま、暖(あたた)かいさま「【康熙字典:丑集:女部:嫗】《禮樂記》煦嫗覆育萬物《註》天以氣煦之地以形嫗之亦訓老母」
筆順
女3+11=総画数14 U+5AD8 [ルイ/]
◆「嫘祖ルイソ」、黄帝の后の名、養蚕を奨励したという
女3+11=総画数14 U+5AD9 [セン、ゼン/]
◆美しい、可愛い
女3+11=総画数14 U+5ADA [バン、マン/] 𡢚
◆侮(あなど)る、相手を軽んじる
◆驕(おご)る、思い上がる、傲慢なさま、同「奡」「傲」
◆怠(なま)ける、だらだらとして締まりがない、同「慢」
筆順
女3+11=総画数14 U+5ADB [エイ、アイ/] 𡤖
◆赤ん坊、嬰児エイジ(みどりご)、「嫛婗エイゲイ」
女3+11=総画数14 U+5ADC [ショウ/]
◆夫の父、「姑嫜コショウ(夫の母父)」
女3+11=総画数14 U+5ADD [コウ/]
◆女性名用字
◆安らかなさま
女3+11=総画数14 U+5ADE [ヨウ、ユウ/]
◆だらだらと何をするにも身が入らない女性
◆女性名用字
女3+11=総画数14 U+5AE0 [リ/] 𡠉𡟋
◆寡婦カフ、夫と死別した女性、同「孀」
筆順
女3+11=総画数14 U+5AE1 [テキ、チャク/] 𡡿
◆正妻、正妻以外は「妾」
◆正妻が産んだ子、妾の子は「庶」
◆正妻が産んだ家系を継ぐ長子、一般には長男
◆血筋の繋(つな)がった、正統な
筆順
女3+11=総画数14 U+5AE2 [カイ、スイ/] 𡠝𡣅
◆身のこなしがゆったりとして優美なさま
女3+11=総画数14 U+5AE3 [エン/]
◆すらりとして美しいさま
◆和(にこ)やかなさま、和やかに微笑(ほほえ)むさま
筆順
女3+11=総画数14 U+5AE4 [キン、ゴン/]
◆感じが良いさま
◆女性名用字
女3+11=総画数14 U+5AE5 [セン/] 𡞤𡞍
◆専一センイツ、ただそれだけ、ただひたすら、同「専」「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫥】之緣切專一也又可愛之皃」
女3+11=総画数14 U+5AE6 [ショウ、ジョウ/]
◆「嫦娥ジョウガ」、神話上の月に住む女性の名、元仙女で地上に降り后羿コウゲイの妻となった、大変美しく聡明な女性であったが后羿が西王母セイオウボから譲り受けた不老不死の薬を盗んで飲み、月に逃げたという、同「姮娥コウガ」
筆順
女3+11=総画数14 U+5AE7 [サク、シャク/] 𡢲
◆身形(みなり)などがきちんと整えられているさま、ちんと整えられてすっきりしているさま、同「婩」「【說文解字:女部:嫧】齊也」「【 急就篇:卷三】韜髮之巾所以整嫧髮也」
女3+11=総画数14 U+5AE8 [カン、ダン、ネン/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:寒第二十五:嫨】老嫗皃一曰怒也」「【集韻:卷六:上聲下:𤣗第二十八:嫨】敬也通作戁」
女3+11=総画数14 U+5AE9 [ドン、ノン/わか・い] 嫰㜛
◆柔らかいさま、柔らかくしなやかなさま、弱々しいさま、小さくて愛らしいさま、同「媆」
筆順
女3+11=総画数14 U+5AEA [ロウ/]
◆愛着アイジャク・アイチャクがあるさま、名残惜(なごりお)しいさま、恋恋レンレンとして手放しがたい(去りがたい)さま、「婟嫪コロウ」
◆「嫪毐ロウアイ」、人名、戦国時代の秦シン国(前905年頃~前207年頃)の 宦官カンガン(役人)、始皇帝(前259年~前210年)の母趙姫チョウキと姦通カンツウ(不適切な男女の関係)し、後に謀反ムホンを企て処刑されたという
女3+11=総画数14 U+5AEC [シャ/]
◆女性名用字
女3+11=総画数14 U+5AED [コ、グ、ゴ/] 𡢙
◆美しいさま、素晴(すば)らしいさま、同「嫮」
女3+11=総画数14 U+5AEE [コ、グ/] 𡚯
◆美しいさま、同「嫭」
女3+11=総画数14 U+5AF0 [ドン、ノン/わか・い] 嫩㜛
◆柔らかいさま、柔らかくしなやかなさま、弱々しいさま、小さくて愛らしいさま、同「媆」
女3+11=総画数14 U+5AF1 [ショウ、ゾウ/] 嬙𡣰
◆女官の位階名、「妃」の下位に当たるという「【春秋左傳注疏:卷五十七:哀公元年】…宿有妃嬙嬪御焉(《注》妃嬙貴者嬪御賤者皆内官…《疏》…釋詁云妃合會對也妃嫓也是匹對於夫婦官之最貴者也嬙在妃下次於妃也…)」
◆「毛嫱モウショウ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の越エツ(現中国東部浙江省一帯にあった国名)の美女の名「【莊子:齊物論】猨猵狙以為雌…毛嬙麗姬人之所美也魚見之深入鳥見之高飛麋鹿見之決驟四者孰知天下之正色哉(…毛嬙古美人一云越王美姬也麗姫力知反下同麗姬晉獻公嬖以爲夫人…)」
女3+11=総画数14 U+5AF2 [マ/]
◆おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する呼称、同「嬤」
𡟮女3+11=総画数14 U+217EE [イ/]
◆喜び楽しむさま、同「熙」
𡟳女3+11=総画数14 U+217F3 [トウ、ツ、ズ/]
◆未詳「【玉篇:卷九:言部第九十:㛒】丁候切㛒譳詁誽也亦作䛠」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㛒】闘豆二音美女也」「【廣韻:去聲:𠋫第五十:豆:㛒】嫗㛒語帖也」「【集韻:卷八:去聲下:𠊱第五十:𧪧𡟳䛠㛒】埤倉𧪧譳不能言也」「【字彙:丑集:女部:㛒】大透切音豆姓也」「【康熙字典:丑集下:女部:𡟳】同㛒」
𡠗女3+11=総画数14 U+21817 [シ/] 𡡘𡣼
◆至(いた)る、(隅々まで)行き届く、同「摯」
◆身動きをしないさま、同「慹」「【正字通:丑集下:女部:𡠗】…又音𡙕不動也通作𢡶合{⿱𡙕女}𢡶為一…」
𡠚女3+11=総画数14 U+2181A [ヒツ、ヒチ/]
◆母(はは)、母親
𡠛女3+11=総画数14 U+2181B [未詳/]
◆未詳「【字彙:丑集:女部:𡠛】同奻」
𡠝女3+11=総画数14 U+2181D [カイ、スイ/] 嫢𡣅
◆身のこなしがゆったりとして優美なさま
𡠡女3+11=総画数14 U+21821 [セン、ゼン/] 媊𡠔𡡸
◆「女𡠡ジョセン」、星宿の名、未詳「【說文解字注:女部:媊】甘氏星經曰(天官書曰昔之傳天數者在齊甘公徐廣曰或曰甘公名德也本是魯人按藝文志無甘氏星經有甘德長桺占夢十一卷云楚人)大白號上公(句)妻曰女媊凥南斗食厲天下祭之曰朙星(天官書曰大白大臣也其號上公妻曰女媊居南斗食厲未聞…)」
𡠢女3+11=総画数14 U+21822 [リク、ロク/] 戮𡭁𣩍𦐱𠝧𦞋𦐟𢑕
◆残忍な方法で人を殺す、「殺戮サツクリ」、同「勠」
◆死刑にする
◆殺して死体を晒す、辱(はずかし)める
◆多くの力を一つに合わせる、力を一か所に集中する、同「勠」
𡠪女3+11=総画数14 U+2182A [バン、マン/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡠪】同"嫚"」
𡠸女3+11=総画数14 U+21838 [セイ、サイ/むこ] 婿
◆娘(むすめ、自分の女の子供)の夫、同「壻」「𦕓」
𡠺女3+11=総画数14 U+2183A [エイ、ヨウ/]
◆初々(ういうい)しいさま、汚(けが)れがないさま「【康熙字典:丑集下:女部:嫈】…《說文》小心態《博雅》好也一曰嫈嫇幼婦也…女人潔淸貌」
◆「𡠺嫇エイメイ」、恥じらう(はにかむ)さま、愛らしいさま
漢字林(非部首部別)
𡠽女3+11=総画数14 U+2183D [シュク、スク、シャク、ソク/] 摵𢷾
◆「𡠽𡠽シュクシュク」◇はらはらと葉が散り落ちるさま、またその音◇もの侘(わび)しいさま
◆手首を振るようにして斜めに叩きそのまま擦(こす)るように振り抜く、(琵琶などの弦を)さっと擦(こす)るようにして弾(はじ)く、同「批」
𡠾女3+11=総画数14 U+2183E [ビ、ミ/] 嬍㜫
◆美しい、同「媺」「【喻林:卷一百十七:物宜門二:美惡】職金掌…辨其物之𡠾惡…」
𡠿女3+11=総画数14 U+2183F [未詳/]
◆女性名用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…名女字姣嬥妖妙嫖姚婹𡠿嬋姢嫽嬈嫸㜣奵𡡊嬛嬗{⿰女奕}娩…」
◆未詳「【漢語大字典:女部:𡠿】"𡠿𡠿"揺曳貌。也作"嬝嬝""裊裊"。」
𡡀女3+11=総画数14 U+21840 [ケン/]
◆親族、血筋の繋がっている一族、同「眷」「婘」
𡡁女3+11=総画数14 U+21841 [シツ、シチ/]
◆息子の妻、同「媳」「【字彙補:丑集:女部:𡡁】心七切音悉俗字」「【漢語大字典:女部:𡡁】【中華字海:女部:𡡁】同"媳"」
𡡃女3+11=総画数14 U+21843 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡡃】徒了切與窱同(「窈窱ヨウチョウ」は「窈窕」と同義で「もの静かで美しいさま」の意がある)
𡡉女3+11=総画数14 U+21849 [バ、マ/]
◆女性に対する美称「【廣韻:下平聲:巻第二:戈第八:摩:𡡉】𡡉尼」「【集韻:平聲三:𡡉】女美稱」
漢字林(非部首部別)
𡡊女3+11=総画数14 U+2184A [ソウ、ジョウ/]
◆女性名用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…名女字姣嬥妖妙嫖姚婹𡠿嬋姢嫽嬈嫸㜣奵𡡊嬛嬗{⿰女奕}娩…」
𡡌女3+11=総画数14 U+2184C [エイ、アイ/] 嫕𢟇
◆穏和で慎み深いさま
𡡍女3+11=総画数14 U+2184D [セン、ゼン/]
◆好(よ)いさま、見た目が良いさま、美しいさま、同「䁢」
注解:「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡡍】俗嫙正以全反好皃也」
𡡛女3+11=総画数14 U+2185B [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:娍𡡛】承正反玉篇云長貌也」「【字彙補:丑集:女部:𡡛】常升切音成義未詳」
𣫻毋部
女3+12=総画数15 U+3723 [ゼン、ネン/]
◆女性名用字「【路史:卷三十:國名記:雜國上】…名女字姣嬥妖妙嫖姚婹𡠿嬋姢嫽嬈嫸㜣奵𡡊嬛嬗{⿰女奕}娩…」
女3+12=総画数15 U+3724 [デン、ネン、シン/]
◆ほっそりとして背の高い女性
女3+12=総画数15 U+3726 [シン、ジン/]
◆女性名用字
漢字林(非部首部別)
女3+12=総画数15 U+3727 [エツ、オチ、ケツ/] 𡡕
◆子どもが肥(こ)えているさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡡕】於月切𡜴肥皃」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜴】女刮切小兒肥𡜴也」
◆「嬄㜧イツエツ」、婦人のさま、未詳「【廣韻:入聲:月第十:𡡕:𡡕】嬄𡡕婦人皃」
女3+12=総画数15 U+3728 [未詳/]
◆未詳
女3+12=総画数15 U+5AF3 [ヘツ、ベツ/] 𡡹
◆せっかちで怒りっぽい
◆軽薄な
女3+12=総画数15 U+5AF4 [コ、ク/] 𨐞
◆軽度の罪の場合は拘束コウソクせずに暫く様子を見ること「【說文解字注:女部:嫴】保任也(急就篇疻痏保辜謕呼號師古曰保辜者各隨其輕重…)(「疻痏シイ」は「打撲などによる傷や痣あざ」)
◆とりあえず、一時しのぎ、「苟且コウショ」
女3+12=総画数15 U+5AF5 [ブ、ム/] 𡣆娬妩
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま
筆順
女3+12=総画数15 U+5AF6 [ショウ、ジョウ/]
◆痩(や)せ細る、同「憔」
◆「嫶妍ショウケン」、憂い悲しみのあまり痩せ細る
女3+12=総画数15 U+5AF7 [タ、ダ/]
◆(女性が)美しいさま
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「惰」「𡡙」
女3+12=総画数15 U+5AF8 [セン/] 𡣌𡤮
◆からかう、馬鹿にする「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫸】之善切伎也」「【說文解字注:女部:嫸】好枝𠲱人語也(枝𠲱見丰部謂不欲人語而言他以枝格之也廣韻曰嫸偏忮)一曰靳也(謂靳固也左傳注曰戲而相媿曰靳)」
女3+12=総画数15 U+5AF9 [ボウ、ミョウ/]
◆美しく感じが良いさまさま、同「媌」
女3+12=総画数15 U+5AFA [カン、ゲン/] 𡢃㛠嫻娴
◆物静かで上品で美しいさま、同「雅」
◆習熟する、何度も繰り返して身に付ける
筆順
女3+12=総画数15 U+5AFB [カン、ゲン/] 嫺𡢃㛠娴
◆物静かで上品で美しいさま、同「雅」
◆習熟する、何度も繰り返して身に付ける
筆順
女3+12=総画数15 U+5AFC [ボク、モク/] 𡣫
◆怒る、人を嫉(ねた)み腹を立てる「【廣韻:入聲:黠第十四:軋:嫼】嫉怒」
女3+12=総画数15 U+5AFD [リョウ/] 𡢴
◆好(よ)い、好(この)ましい
◆心置(こころお)きなく気兼(きが)ねすることなく接セッする
◆「嫽嫽リョウリョウ」、母親の母、外祖母ガイソボ
女3+12=総画数15 U+5AFE [レン/]
◆女性名用字
嫿女3+12=総画数15 U+5AFF [カク、ワク/]
◆物静かで美しいさま、「姽嫿キカク」
女3+12=総画数15 U+5B00 [キ/] 媯妫
◆古州名、唐代(618年~907年)の武德年間(618年~626年)に北燕州(現河北省張家口市付近)が置かれ、これが後の貞觀年間(627年~649年)に「嬀州キシュウ」と改名された、現河北省張家口市から北京市北西部にかけての地「【廣韻:上平聲:支第五:嬀:嬀】水名亦州春秋時屬燕秦爲上谷郡漢爲潘縣武德初置北燕州貞觀改爲嬀州因木水爲名亦姓…」 {河北省}
◆「嬀水キスイ」、山西省永済市を源とし、西流して黄河コウガに注ぐ {山西省}
◆姓用字、古くは舜シュン(五帝の一人)の末裔マツエイが「嬀水」の近くに住み姓を「嬀」とした
女3+12=総画数15 U+5B01 [トウ/]
◆女性が美しいさま
女3+12=総画数15 U+5B02 [ショク、シキ/]
◆女性名用字、簡「𡛰」
女3+12=総画数15 U+5B03 [シュ、ス/] 媭𡡓
◆女性名用字
◆姉(あね)、自分よりも年長の女性を指す語
女3+12=総画数15 U+5B04 [イツ、イチ/]
◆「嬄㜧イツエツ」、婦人のさま、未詳「【廣韻:入聲:月第十:𡡕:𡡕】嬄𡡕婦人皃」
女3+12=総画数15 U+5B06 [キュウ/]
◆未詳「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬆】許急切莊嚴也」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:嬆】女性淨」「【古詩紀:卷四:琴引】…美人旖旎紛嬆…」
女3+12=総画数15 U+5B07 [カイ/]
◆女性名用字
女3+12=総画数15 U+5B08 [ジョウ、ニョウ/]
◆なよなよとしたさま
◆「嬌嬈キョウジョウ」、なよなよとして艶(なま)めかしいさま
◆苛(いじ)める、からかう、うるさくする、煩(わずら)わせる
女3+12=総画数15 U+5B09 [キ/うれ・しい]
◆喜ぶ、喜び楽しむ、喜び戯(たわむ)れる
筆順
女3+12=総画数15 U+5B0A [エン/] 嬿𡤈
◆美しいさま、「嬿婉エンエン」
◆女性名用字
女3+12=総画数15 U+5B0B [セン、ゼン/] 婵𡠐
◆「嬋娟センケン・センエン」◇身のこなしがしなやかで何ともいえず優雅なさま◇美しいさま
◆「嬋媛センエン」、容姿ヨウシや身のこなしが引き込まれるように美しいさま
筆順
女3+12=総画数15 U+5B0C [キョウ/]
◆愛らしい、愛くるしい、可愛らしい、「嬌児キョウジ(可愛い子、可愛い我が子)」
◆なよなよとして艶(なま)めかしい、「婀嬌アキョウ」
筆順
女3+12=総画数15 U+5B0D [ビ、ミ/] 𡠾㜫
◆美しい、同「媺」「【喻林:卷一百十七:物宜門二:美惡】職金掌…辨其物之𡠾惡…」
女3+12=総画数15 U+5B0E [ハン、ホン/] 嬔㛯𡤳𡤹𡤺𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
注解:本字は15画{⿰女⿺免生}で、16画{⿰女⿺兔生}の異体字「嬔U+5B14」がある
女3+12=総画数15 U+5B0F [ハン、ホン/]
◆女性名用字
女3+12=総画数15 U+5B18 [スイ、ズイ/] 𡟝
◆女性名用字
𡠖女3+12=総画数15 U+21816 [コウ、ゴウ/]
◆姓用字、また女性名用字「【太平廣記:卷四百八十一:蠻夷二:廩君】…昔武落鍾離山崩有石穴一赤如丹一黑如漆有人…出於黑穴者凡四姓𡠖氏樊氏柏氏鄭氏…」
𡠟女3+12=総画数15 U+2181F [ショク、ソク、サク/]
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま
𡡋女3+12=総画数15 U+2184B [ロウ、ル/] 婁𡝤𡞔𣫻𡡼𡝨𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡡏女3+12=総画数15 U+2184F [ソウ、ショウ/]
◆姉(あね)、長姉(チョウシ、最年長の姉)、同「娋」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡡏】所交切𡛷也」
𡡐女3+12=総画数15 U+21850 [ホク、ボク/]
◆女性名用字「【玉篇:卷三:女部第三十五:*𡡐】方木切昌意妻(‡【龍龕手鑑】【廣韻】他も「昌意妻」とするが「【史記:卷一:五帝本紀第一】…昌意娶蜀山氏女,曰昌*僕…」は「僕」、「昌意ショウイ」は黃帝コウテイの次男とされる人物)
◆未詳「【定盦文集:卷中:家塾䇿問一道】…周時吉金近世出土頗夥䀜鼎太𡡐盤…」
𡡓女3+12=総画数15 U+21853 [シュ、ス/] 嬃媭
◆女性名用字
◆姉(あね)、自分よりも年長の女性を指す語
𡡕女3+12=総画数15 U+21855 [エツ、オチ、ケツ/]
◆子どもが肥(こ)えているさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡡕】於月切𡜴肥皃」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜴】女刮切小兒肥𡜴也」
◆「嬄𡡕イツエツ」、婦人のさま、未詳「【廣韻:入聲:月第十:𡡕:𡡕】嬄𡡕婦人皃」
𡡖女3+12=総画数15 U+21856 [サン、ソン/]
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる、同「㜗」
◆女性名用字
𡡗女3+12=総画数15 U+21857 [ラン/]
◆慕(した)う、恋い慕う、同「孌」
𡡘女3+12=総画数15 U+21858 [シ/] 𡠗𡣼
◆至(いた)る、(隅々まで)行き届く、同「摯」
◆身動きをしないさま、同「慹」「【正字通:丑集下:女部:𡠗】…又音𡙕不動也通作𢡶合{⿱𡙕女}𢡶為一…」
𡡙女3+12=総画数15 U+21859 [タ、ダ/]
◆だらだらとして何もしようとはしない、怠(なま)ける、同「惰」「媠」
◆「𡡙羿タゲイ」、鳥名、姿はカササギ(鵲、カラス科カササギ属の鳥)に似て尾は短く敏捷な鳥で、射った矢を口で捕(とら)え、その矢を射返してくるという、同「鸛鷒カンタン」「鶝鶔ヒョクジュウ」「【爾雅注疏:卷十:釋鳥】鸛鷒鶝鶔短尾射之銜矢射人(《注》或說曰鸛鷒鶝鶔一名𡡙羿)」
𡡚女3+12=総画数15 U+2185A [ビ、ミ/こ・びる] 媚𡡾
◆諂(へつら)う、人の気を引こうとする、気に入られようとする、またそのような姿態シタイ
◆人を魅了ミリョウするさま、人の目を惹(ひ)き付けて離さない程に美しいさま
𡡜女3+12=総画数15 U+2185C [レイ、ライ、リ/うるわ・しい、うら・らか] 麗𪋘䴡婯丽𠀙𠀞𠧥
◆形が整い立派で美しい
◆(鹿の角のように)ペアpair(対)になって並ぶ
◆連なる
◆[日]うら・らか、晴れて穏やかなさま
𡡟女3+12=総画数15 U+2185F [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡜣𡛛𡝲𡢆𡢋
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡡨女3+12=総画数15 U+21868 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡡨】莫耕切音萌好貌」
𡡲女3+12=総画数15 U+21872 [未詳/]
◆未詳
𡡸女3+12=総画数15 U+21878 [セン、ゼン/] 媊𡠔𡠡
◆「女𡡸ジョセン」、星宿の名、未詳「【說文解字注:女部:媊】甘氏星經曰(天官書曰昔之傳天數者在齊甘公徐廣曰或曰甘公名德也本是魯人按藝文志無甘氏星經有甘德長桺占夢十一卷云楚人)大白號上公(句)妻曰女媊凥南斗食厲天下祭之曰朙星(天官書曰大白大臣也其號上公妻曰女媊居南斗食厲未聞…)」
𡡹女3+12=総画数15 U+21879 [ヘツ、ベツ/]
◆せっかちで怒りっぽい
◆軽薄な
𡡼女3+12=総画数15 U+2187C [ロウ、ル/] 婁𡝤𡞔𣫻𡡋𡝨𡜰娄𡇔
◆引く、引っ張る
◆牛を繋(つな)ぐ紐(ひも)、手綱たづな「【春秋公羊傳注疏:昭公二十五年】…且夫牛馬維婁(《注》繋馬曰維繋牛曰婁)」
◆屢しばしば、度々たびたび、同「屢」
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ {二十八宿}
𡡽女3+12=総画数15 U+2187D [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:女部:𡡽】《篇海類編》同{⿰女(⿳令(⿵冂𢆉))}」(「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡣤{⿰女(⿳令南)}】二或作{⿰女(⿳合(⿵冂𢆉))}今胡感反{⿰女(⿳合(⿵冂𢆉))}害惡性也」に{⿰女(⿳合(⿵冂𢆉))}がある)
𡡾女3+12=総画数15 U+2187E [ビ、ミ/こ・びる] 媚𡡚
◆諂(へつら)う、人の気を引こうとする、気に入られようとする、またそのような姿態シタイ
◆人を魅了ミリョウするさま、人の目を惹(ひ)き付けて離さない程に美しいさま
𡡿女3+12=総画数15 U+2187F [テキ、チャク/]
◆正妻、正妻以外は「妾」
◆正妻が産んだ子、妾の子は「庶」
◆正妻が産んだ家系を継ぐ長子、一般には長男
◆血筋の繋(つな)がった、正統な
𡢂女3+12=総画数15 U+21882 [未詳/]
◆未詳
𡢃女3+12=総画数15 U+21883 [カン、ゲン/] 嫺㛠嫻娴
◆物静かで上品で美しいさま、同「雅」
◆習熟する、何度も繰り返して身に付ける
𡢅女3+12=総画数15 U+21885 [未詳/]
◆未詳
𡢆女3+12=総画数15 U+21886 [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡜣𡛛𡝲𡢋𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡢇女3+12=総画数15 U+21887 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡢇】烏皎切音夭𡢇嬝細弱也」
𡢉女3+12=総画数15 U+21889 [ジュ、ニュウ/つま]
◆妻
◆妾(めかけ)
𡢋女3+12=総画数15 U+2188B [ドウ、ノウ/] 㛴𡜪𡜣𡛛𡝲𡢆𡡟
◆恨(うら)む、思い通りにならずに返す返す(かえすがえす)も残念に思う
𡢌女3+12=総画数15 U+2188C [未詳/]
◆未詳
𡢏女3+12=総画数15 U+2188F [未詳/]
◆未詳
𡢬女3+12=総画数15 U+218AC [未詳/]
◆未詳「【中華字海:女部:𡢬】同"媟"」
女3+13=総画数16 U+372A [シン/] 𡣎
◆古国名、「有㜪ユウシン(氏族名)」、同「莘」参照「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜪嫀】二同色臻切有㜪國」「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】…俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)」
女3+13=総画数16 U+372B [ビ、ミ/] 𡠾嬍
◆美しい、同「媺」「【喻林:卷一百十七:物宜門二:美惡】職金掌…辨其物之𡠾惡…」
女3+13=総画数16 U+5B10 [セン、ゲン、ゴン/]
◆動きが素早(すばや)いさま
◆未詳、「居住まいを正し恭しく敬う」の意か?「【說文解字注:女部:嬐】敏疾也一曰莊敬皃」
◆まっすぐに揃(そろ)っているさま「【史記:卷百一十七:司馬相如列傳第五十七】嬐侵潯而高縱兮紛鴻涌而上厲(《索隱》漢書嬐作襟襟仰也…)」「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:嬐】魚撿反嬐然齊等也」
漢字林(非部首部別)
女3+13=総画数16 U+5B11 [イ/]
◆女性名用字
女3+13=総画数16 U+5B12 [ワイ/]
◆女性の肌色が黒いさま
女3+13=総画数16 U+5B13 [キョウ/]
◆姓用字「【名疑:卷四】…齊襄王時有太史嬓又有勇士太史嬓…」
女3+13=総画数16 U+5B14 [ハン、ホン/] 嬎㛯𡤳𡤹𡤺𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
注解:本字は16画{⿰女⿺兔生}で、15画{⿰女⿺免生}の異体字「嬔U+5B0E」がある
女3+13=総画数16 U+5B15 [セキ、シャク/]
◆女性名用字
女3+13=総画数16 U+5B16 [ヘイ、ハイ/]
◆身分の低い者が身分の高い人の目に留まって(お眼鏡にかなって、気に入られて)取り立てられる、またそのような者
◆身分の高い人に目を掛けられる(気に入られる、可愛がられる)、また目を掛けられて身近に仕える、またそのような近習(キンジュウ)や側女(そばめ)
◆身分の高い人が身分の低い者を身近に置いて可愛がる
筆順
女3+13=総画数16 U+5B17 [セン、ゼン/]
◆移り変わる、入れ替わる
◆位を譲る、伝え与える、同「禅」
女3+13=総画数16 U+5B19 [ショウ、ゾウ/] 嫱𡣰
◆女官の位階名、「妃」の下位に当たるという「【春秋左傳注疏:卷五十七:哀公元年】…宿有妃嬙嬪御焉(《注》妃嬙貴者嬪御賤者皆内官…《疏》…釋詁云妃合會對也妃嫓也是匹對於夫婦官之最貴者也嬙在妃下次於妃也…)」
◆「毛嬙モウショウ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の越エツ(現中国東部浙江省一帯にあった国名)の美女の名「【莊子:齊物論】猨猵狙以為雌…毛嬙麗姬人之所美也魚見之深入鳥見之高飛麋鹿見之決驟四者孰知天下之正色哉(…毛嬙古美人一云越王美姬也麗姫力知反下同麗姬晉獻公嬖以爲夫人…)」
女3+13=総画数16 U+5B1A [レン/]
◆清らかで美しい
◆女性名用字
女3+13=総画数16 U+5B1B [カン、ゲン、ケン、ケイ、ギョウ/] 𡣱
◆しなやかで(すらりとして)美しいさま、「便嬛ベンケン」
◆一人ぽっち、独(ひと)り、同「惸」
◆「嬛嬛・惸惸ケイケイ」、(一人ぼっちで)寂しい思いがするさま、心細いさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬛】巨營切詩云嬛嬛在疚家道未成嬛嬛然亦孤特也(「孤特」は「孤独、一人だけ、たった一人」の意)
女3+13=総画数16 U+5B1C [キン、コン/]
◆愛する
◆貪婪なさま
女3+13=総画数16 U+5B1D [ジョウ、ニョウ/たお・やか]
◆ほっそりとしてしなやかなさま
女3+13=総画数16 U+5B1E [トウ、ツウ/]
◆女性名用字
女3+13=総画数16 U+5B1F [ギ/]
◆女性名用字
◆「婍嬟キギ」、好(よ)いさま
女3+13=総画数16 U+5B20 [サン/]
◆貪婪なさま
女3+13=総画数16 U+5B21 [アイ/]
◆「令嬡レイアイ」、他人の娘に対する尊称、同「令嬢レイジョウ」
女3+13=総画数16 U+5B22 [ジョウ、ニョウ/]
◆母、母親、同「娘」
◆娘、若い未婚の女性、少女、同「娘」
◆[日]未婚の女性に対する敬称
筆順
女3+13=総画数16 U+5B28 [シ、ジ/]
◆女性名用字
◆柔和ニュウワで包容力(ホウヨウリョク)があるさま、またそのような女性
女3+13=総画数16 U+5B33 [ワク/]
◆惜(お)しむ「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬳】乙縛于故二切惜也」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜹】俗𡤬嬳二今王縛反作姿也」
女3+13=総画数16 U+5B34 [エイ、ヨウ/] 𡣍𡢔
◆あり余る、溢(あふ)れる
◆利益を得る、儲(もう)ける、勝負に勝つ、同「贏」
◆姓用字、帝舜シュンと帝禹ウに仕えた伯益ハクエキ(伯翳ハクエイ)がその功により「嬴」姓を賜(たま)ったとされる、後に秦シン国(前905年頃~前207年頃)を建てた秦氏はこの「嬴」の一族と称して「嬴」姓を名乗った
漢字林(非部首部別)
筆順
𡢎女3+13=総画数16 U+2188E [ハン、ホン/] 嬎嬔㛯𡤳𡤹𡤺
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
𡢓女3+13=総画数16 U+21893 [カ、ケ/] 媧娲
◆「㚿𡢓ホウカ」、伝説上の女帝(或いは女神)の名、「女媧ジョカ」の別名ではないかとされる、姓は「雲」「【路史:卷十一:後記二:女皇氏】女皇氏㚿媧(媧一作去㚿與庖同出唐文集)雲姓(按洞神部伏羲姓風女媧姓雲號女皇名媧蓋古聖人有不相襲以知書傳所言女媧風姓止本伏羲言之不知其嘗更也)」
◆姓用字
𡢔女3+13=総画数16 U+21894 [エイ、ヨウ/] 嬴𡣍
◆あり余る、溢(あふ)れる
◆利益を得る、儲(もう)ける、勝負に勝つ、同「贏」
◆姓用字、帝舜シュンと帝禹ウに仕えた伯益ハクエキ(伯翳ハクエイ)がその功により「嬴」姓を賜(たま)ったとされる、後に秦シン国(前905年頃~前207年頃)を建てた秦氏はこの「嬴」の一族と称して「嬴」姓を名乗った
𡢕女3+13=総画数16 U+21895 [キ/] 𡢶𡢝
◆謗(そし)る、人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、同「毀」
𡢖女3+13=総画数16 U+21896 [ケイ、ケ/]
◆難(むずか)しいさま、困難なさま、同「𢢞」
𡢗女3+13=総画数16 U+21897 [ヨウ/かなめ、い・る] 要𦥼𦥺
◆(体の要かなめとなる)腰(こし)
◆物事の中心となるところ、非常に大切なところ
◆求める、強く乞(こ)う、「要求ヨウキュウ」「要請ヨウセイ(請い求める、強く頼む)」、同「邀」
◆待ち受ける、同「邀」
◆どうしてもなくてはならない、しなければならない、「必要ヒツヨウ」
𡢘女3+13=総画数16 U+21898 [ヨウ、ウン/]
◆孕(はら)む、妊娠ニンシンする、胎内タイナイに子を宿(やど)す、同「孕」「𣎜」「𥀩」「【康熙字典:丑集下:女部:𡢘】《集韻》以證切同孕《說文》懷子也…」
◆ハエ(蠅、ハエ目の昆虫)、ハエ(蠅)の一種「【集韻:卷四:平聲四:尤第十六:蠅𡢘】余陵切說文營營青蠅蟲之大腹者或从女」
𡢙女3+13=総画数16 U+21899 [コ、グ、ゴ/]
◆美しいさま、素晴(すば)らしいさま、同「嫮」
𡢚女3+13=総画数16 U+2189A [バン、マン/]
◆侮(あなど)る、相手を軽んじる
◆驕(おご)る、思い上がる、傲慢なさま、同「奡」「傲」
◆怠(なま)ける、だらだらとして締まりがない、同「慢」
𡢛女3+13=総画数16 U+2189B [レン/] 孌娈𡤣㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
𡢝女3+13=総画数16 U+2189D [キ/] 𡢕𡢶
◆謗(そし)る、人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、同「毀」
𡢞女3+13=総画数16 U+2189E [未詳/]
◆未詳
𡢣女3+13=総画数16 U+218A3 [未詳/]
◆未詳「【中華大字典:女部:𡢣】同嬴」
𡢰女3+13=総画数16 U+218B0 [未詳/]
◆未詳
注解:「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:{⿱(⿲女臣巳)女}{⿱(⿲冫臣巳)女}】二俗{⿱(⿰冫巸)女}或作媐今與之反恱樂也又許其反𠵊也亦恱也」とある、{⿱(⿲女臣巳)女}と{⿰女(⿱(⿰女臣)女)}を同字としてよいかどうか?
𡢲女3+13=総画数16 U+218B2 [サク、シャク/]
◆身形(みなり)などがきちんと整えられているさま、ちんと整えられてすっきりしているさま、同「婩」「【說文解字:女部:嫧】齊也」「【 急就篇:卷三】韜髮之巾所以整嫧髮也」
𡢳女3+13=総画数16 U+218B3 [未詳/おとめ]
◆舅母シュウボ、母の兄弟の妻、同「𡢳」「【河南府志:】舅母謂之妗通雅巨今切亦作𡢳」
◆[日]乙女おとめ {和製漢字の辞典:女部:𡢳}
𡢴女3+13=総画数16 U+218B4 [リョウ/]
◆好(よ)い、好(この)ましい
◆心置(こころお)きなく気兼(きが)ねすることなく接セッする
◆「嫽嫽リョウリョウ」、母親の母、外祖母ガイソボ
𡢵女3+13=総画数16 U+218B5 [ヨウ/]
◆もの静かで美しいさま、同「窈」
𡢶女3+13=総画数16 U+218B6 [キ/] 𡢕𡢝
◆謗(そし)る、人を悪く言う、悪意を持ってあれこれと言い立てる、同「毀」
𡢸女3+13=総画数16 U+218B8 [ケン/]
◆美しいさま、可愛らしいさま、同「婘」
𡢹女3+13=総画数16 U+218B9 [ヨウ/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡢹】烏交切音妖見篇韻」
𡢽女3+13=総画数16 U+218BD [/おんななる]
◆[日]「𡢽髪歌仙桜おんななるかみかせんざくら」、歌舞伎の外題ゲダイ
𡣁女3+13=総画数16 U+218C1 [ジツ、ニチ/]
◆「㛕𡣁オウジツ」、婦人の美しいさま、同「姶」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𡣁】㛕𡣁婦皃」
𡣊女3+13=総画数16 U+218CA [未詳/] 𡣔
◆未詳「【正字通:丑集下:女部:𡣔】㜝字之譌舊註音罕惡性誤」「【康熙字典:丑集下:女部:𡣊】《廣韻》】胡感切音頷害惡性也𡣊應作𡣔」
𩃩雨部
女3+14=総画数17 U+372F [キ/]
◆婦人に対する呼び名、また賤称センショウ(相手をさげずんで呼ぶときの名)、同「娭」「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜯】許宜切婦人之稱也」「【集韻:卷一:之:之第七:娭㜯】婦人賤稱」
女3+14=総画数17 U+5B23 [ネイ、ニョウ/]
◆女性のしなやかなさま、仕草(しぐさ)がゆったりとしたさま
女3+14=総画数17 U+5B24 [バ、マ/] 嬷𡣥
◆おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する呼称、「嬤嬤ババ(おかあさん、おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する尊称)」
女3+14=総画数17 U+5B25 [チョウ、ジョウ/]
◆すらりとしてく美しい、愛らしい
◆巴人ハジン(現四川省東部iに住んでいた民族)の歌舞カブ、「嬥歌チョウカ(かがい)」「巴歌ハカ」
女3+14=総画数17 U+5B26 [チュウ、ジュウ/]
◆女性名用字「【太平御覽:卷第六百七十九:道部二十:傳授下】玄羽經曰元嬦金爲簡刻玉篇授葛玄」
女3+14=総画数17 U+5B27 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:嬧】女字」「【通雅:卷十:釋詁重言】…神女賦即姽嫿干幽靜韻㑹姽字下引作姽嬧左思賦用以韰倮為嬧而韻書竟無嬧字嬧是嫿訛」
女3+14=総画数17 U+5B29 [ヨ/]
◆女性名用字「【唐元次山文集(次山集):卷第二:說楚何惑王賦(中)】…将齬(語居反)将齯(魚兮反)将嬩(與魚反)将嫛(烏嵇反)可喜羙者…」
女3+14=総画数17 U+5B2A [ヒン、ビン/] 嫔娦𡝏𡜷𡣕𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
筆順
女3+14=総画数17 U+5B2B [エイ、ヨウ/]
◆女性名用字
女3+14=総画数17 U+5B2C [ジュ、ニュウ/つま] 𡢉
◆妻
◆妾(めかけ)
筆順
女3+14=総画数17 U+5B2D [ダイ、デイ、ナイ/] 𡤘㛋
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、子に乳を飲ませる、同「妳」「奶」「乳」
◆母、母親、同「奶」「妳」
女3+14=総画数17 U+5B2E [エン/]
◆見目好(みめよ)いさま
◆にこやかで物静かなさま
女3+14=総画数17 U+5B2F [タイ、ダイ/]
◆鈍(のろ)い、動作が鈍(にぶ)い
◆最下級の家臣、奴隷、同「儓」
◆「闒嬯トウタイ」、粗野で鈍いさま
女3+14=総画数17 U+5B30 [エイ、ヨウ/]
◆生まれたばかりの(女の)子、同「孆」、「嬰児エイジ(みどりご)」
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似た小さな石を連ねて作った首飾り、同「瓔」
◆(赤子を抱くように手を)周りに回す、(首飾りのように首の)周りに巻く、廻(めぐ)らす
◆触れる、触(さわ)る
◆(病などに)取り付かれる
漢字林(非部首部別)
筆順
女3+14=総画数17 U+5B31 [セン/]
◆女性の美しいさま、「嬮㜞エンセン」「【廣韻:去聲:豔第五十五:壍:嬱】嬮嬱美女皃」
女3+14=総画数17 U+5B32 [ジョウ、ニョウ/なぶ・る] 𢣲
◆悪ふざけする、からかう、苛(いじ)める、同「嬈」「嫐」
◆相手が嫌がるのも構わずにあれやこれやと口や手を出す、うるさく付き纏(まと)う
筆順
女3+14=総画数17 U+5B35 [ベン、メン/]
◆女性名用字
女3+14=総画数17 U+5B36 [/かかあ、かか]
◆[日]かかあ、かか、自分の妻や母親を親しみを込めて呼ぶ語、同「嚊」
筆順
女3+14=総画数17 U+5B37 [バ、マ/] 嬤𡣥
◆おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する呼称、「嬷嬷ババ(おかあさん、おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する尊称)」
女3+14=総画数17 U+5B3A [ジョク、ニョク/]
◆淑(しと)やかなさま、奥(おく)ゆかしいさま「【太平御覽:卷第一百三十五:皇親部一:揔序后妃】晉張華…婦德尚柔含章貞吉嬺婉淑愼正位居室…」「【中華大字典:女部:嬺】昵力切音慝…淑善也」
𡣅女3+14=総画数17 U+218C5 [カイ、スイ/] 嫢𡠝
◆身のこなしがゆったりとして優美なさま
𡣆女3+14=総画数17 U+218C6 [ブ、ム/] 嫵娬妩
◆見目好(みめよ)いさま、愛らしいさま
𡣇女3+14=総画数17 U+218C7 [エイ、アイ/]
◆もの静かで慎み深いさま
𡣉女3+14=総画数17 U+218C9 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:灰第十五:䬐𡣉】低風謂之䬐或作𡣉」
𡣌女3+14=総画数17 U+218CC [セン/] 嫸𡤮
◆からかう、馬鹿にする「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫸】之善切伎也」「【說文解字注:女部:嫸】好枝𠲱人語也(枝𠲱見丰部謂不欲人語而言他以枝格之也廣韻曰嫸偏忮)一曰靳也(謂靳固也左傳注曰戲而相媿曰靳)」
𡣍女3+14=総画数17 U+218CD [エイ、ヨウ/] 嬴𡢔
◆あり余る、溢(あふ)れる
◆利益を得る、儲(もう)ける、勝負に勝つ、同「贏」
◆姓用字、帝舜シュンと帝禹ウに仕えた伯益ハクエキ(伯翳ハクエイ)がその功により「嬴」姓を賜(たま)ったとされる、後に秦シン国(前905年頃~前207年頃)を建てた秦氏はこの「嬴」の一族と称して「嬴」姓を名乗った
𡣎女3+14=総画数17 U+218CE [シン/]
◆古国名、「有㜪ユウシン(氏族名)」、同「莘」参照「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜪嫀】二同色臻切有㜪國」「【路史:卷二十七:夏后氏後:莘】…俱用莘字作兟甡㜪𨐍同(集辟)」
𡣏女3+14=総画数17 U+218CF [サン、ソン/] 㜗𡞋
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる、同「婪」「𡡖」「【玉篇:卷三:女部第三十五:㜗】倉含切婪㜗也」
𡣐女3+14=総画数17 U+218D0 [トウ、ドウ/] 鼗𪔛𩌿鞉𩊲
◆振鼓(ふりつづみ)、太鼓に柄と先端に小球を付けた二本の紐を繋いだ楽器、柄を回し小球を太鼓に打ち付けて鳴らす、同「鞀」 {楽器(打楽器)}
𡣑女3+14=総画数17 U+218D1 [ヒン、ビン/] 嬪嫔娦𡝏𡜷𡣕𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
𡣒女3+14=総画数17 U+218D2 [サク/] 娕𡠑
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま、同「娖」
𡣔女3+14=総画数17 U+218D4 [未詳/] 𡣊
◆未詳「【正字通:丑集下:女部:𡣔】㜝字之譌舊註音罕惡性誤」「【康熙字典:丑集下:女部:𡣊】《廣韻》】胡感切音頷害惡性也𡣊應作𡣔」
𡣕女3+14=総画数17 U+218D5 [ヒン、ビン/] 嬪嫔娦𡝏𡜷𡣑𡤁𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
𡣘女3+14=総画数17 U+218D8 [未詳/]
◆未詳
𡣠女3+14=総画数17 U+218E0 [ヨウ/]
◆もの静かで美しいさま、ほっそりとして美しいさま、同「𡣡」「窈」「【字彙補:丑集:女部:𡣠】音義與窈同」
𡣡女3+14=総画数17 U+218E1 [チョウ、ジョウ/]
◆もの静かで美しいさま、ほっそりとして美しいさま、同「𡣠」「窕」「【字彙補:丑集:女部:𡣡】音義與窕同」
𡣤女3+14=総画数17 U+218E4 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡣤{⿰女(⿳令南)}】二或作{⿰女(⿳合(⿵冂𢆉))}今胡感反{⿰女(⿳合(⿵冂𢆉))}害惡性也」「【字彙補:丑集:女部:𡣤】何感切音頷惡也」
𡣥女3+14=総画数17 U+218E5 [バ、マ/] 嬤嬷
◆おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する呼称、「𡣥𡣥ババ(おかあさん、おばあちゃん、母親や老齢の婦人に対する尊称)」
𡣩女3+14=総画数17 U+218E9 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟖】佛經婆字」
𡣪女3+14=総画数17 U+218EA [セキ、シャク/]
◆嫁(とつ)ぐ
女3+15=総画数18 U+5B38 [シン/]
◆叔母(おば)、父の弟の妻
◆夫の弟の妻、夫の兄の妻は「姆」
◆父母と同世代で父母よりも年下の既婚婦人に対する呼称
女3+15=総画数18 U+5B3B [トク、ドク/]
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
女3+15=総画数18 U+5B3C [リュウ、ル/]
◆寡婦カフ、夫と死別した女性
◆美しいさま、妖艶ヨウエンなさま
𡣫女3+15=総画数18 U+218EB [ボク、モク/]
◆怒る、人を嫉(ねた)み腹を立てる「【廣韻:入聲:黠第十四:軋:嫼】嫉怒」
𡣬女3+15=総画数18 U+218EC [エン/]
◆蛾眉ガビ、目元(めもと)が美しいさま、見目好い(みめよい)さま、美しい女性
𡣭女3+15=総画数18 U+218ED [リョ、ロ/]
◆進んでことを為(な)そうとしないさま、努力をしないさま、「儢儢リョリョ」、同「儢」「【集韻:卷五:上聲上:語第八:儢𡣭】儢儢不欲為也」
𡣰女3+15=総画数18 U+218F0 [ショウ、ゾウ/] 嬙嫱
◆女官の位階名、「妃」の下位に当たるという「【春秋左傳注疏:卷五十七:哀公元年】…宿有妃嬙嬪御焉(《注》妃嬙貴者嬪御賤者皆内官…《疏》…釋詁云妃合會對也妃嫓也是匹對於夫婦官之最貴者也嬙在妃下次於妃也…)」
◆「毛𡣰モウショウ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の越エツ(現中国東部浙江省一帯にあった国名)の美女の名「【莊子:齊物論】猨猵狙以為雌…毛嬙麗姬人之所美也魚見之深入鳥見之高飛麋鹿見之決驟四者孰知天下之正色哉(…毛嬙古美人一云越王美姬也麗姫力知反下同麗姬晉獻公嬖以爲夫人…)」
𡣱女3+15=総画数18 U+218F1 [カン、ゲン、ケン、ケイ、ギョウ/]
◆しなやかで(すらりとして)美しいさま、「便嬛ベンケン」
◆一人ぽっち、独(ひと)り、同「惸」
◆「𡣱𡣱・惸惸ケイケイ」、(一人ぼっちで)寂しい思いがするさま、心細いさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:嬛】巨營切詩云嬛嬛在疚家道未成嬛嬛然亦孤特也(「孤特」は「孤独、一人だけ、たった一人」の意)
𡣳女3+15=総画数18 U+218F3 [セン/]
◆細(ほそ)いさま、繊細センサイなさま、同「繊」
◆(女性が)ほっそりとしているさま
𡣶女3+15=総画数18 U+218F6 [サン、ショ、ゾ/]
◆美しいさま、好(よ)いさま、素晴(すばら)しいさま、同「㜺」「【廣韻:上聲:語第八:咀:袓】𡣶也說文曰事好也又子邪切」
◆慎(つつし)みがない、気配(きくば)りに欠ける「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:𡣶】作旦反女徒也又昨旦反好皃也又不謹也」
𡣷女3+15=総画数18 U+218F7 [フ/]
◆女性名用字「【集韻:卷二:平聲二:虞第十:𡣷{⿰女専}娐】女字」
𡣼女3+15=総画数18 U+218FC [シ/] 𡠗𡡘
◆至(いた)る、(隅々まで)行き届く、同「摯」
◆身動きをしないさま、同「慹」「【正字通:丑集下:女部:𡠗】…又音𡙕不動也通作𢡶合{⿱𡙕女}𢡶為一…」
女3+16=総画数19 U+3732 [エイ、ヨウ/]
◆好(よ)い、良い「【方言:第一】娥㜲(音盈)好也秦曰娥(言娥娥也)宋魏之間謂之㜲(言㜲㜲也)…」
女3+16=総画数19 U+3735 [ジョウ、ニョウ/]
◆「婹㜵・婹嬝・偠㒟ヨウジョウ」、嫋(たお)やかなさま、ほっそりとして美しいさま
女3+16=総画数19 U+5B39 [キョウ、コウ/]
◆悦(よろこ)ぶ、喜びで気持ちが高ぶる
女3+16=総画数19 U+5B3D [エン/] 𡣬
◆蛾眉ガビ、目元(めもと)が美しいさま、見目好い(みめよい)さま、美しい女性
女3+16=総画数19 U+5B3E [ラン/] 孄孏
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
筆順
嬿女3+16=総画数19 U+5B3F [エン/] 𡤈嬊
◆美しいさま、「嬿婉エンエン」
◆女性名用字
𡣸女3+16=総画数19 U+218F8 [ケイ、エ、カイ、エ、イ、ユイ/]
◆古代中国北方の神の名「【楚辭章句:卷十七:九章章句第四:惜往日】遇神𡣸兮宴娭(𡣸北方之神名也言遇神宴而待之也)」
◆未詳「【說文解字:女部:孈】愚戇多態也」「【玉篇:卷三:女部第三十五:孈】右尒尤卦二切愚戅多態也」
𡣿女3+16=総画数19 U+218FF [ショウ、ソウ、ジョウ/] 襄㐮𧞻
◆上(あ)げる、高くする
◆助ける、手を貸す
◆(手を貸して)成し遂げさせる
◆馬車、また馬車を牽(ひ)く馬
𡤀女3+16=総画数19 U+21900 [ウン/] 𪔈
◆姓用字、祝融シュクユウ(神話上の人物、炎帝エンテイの子で火の神とされる)の姓、同「妘」「【集韻:卷二:平聲:文第二十:妘𡤀】說文祝融之後姓也一曰女字古从𪔅」
𡤁女3+16=総画数19 U+21901 [ヒン、ビン/] 嬪嫔娦𡝏𡜷𡣕𡣑𨊕
◆嫁(よめ)に行く、女性が自家を出て結婚相手の男性の家に行く
◆皇帝などの高貴な人の正妻以外の妻
◆皇帝の側女(そばめ、身近に仕える女性)、宮中の女官
◆婦人、婦人の美称
◆亡くなった妻に対する美称、生きている間は「妻」
𡤅女3+16=総画数19 U+21905 [未詳/]
◆未詳
𡤈女3+16=総画数19 U+21908 [エン/] 嬿嬊
◆美しいさま、「嬿婉エンエン」
◆女性名用字
𡤉女3+16=総画数19 U+21909 [ヒン、ビン/]
◆顰(しか)める、顰(ひそ)める、眉間ミケンなどに皺(しわ)を寄せる、またそのさま、同「顰」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡤉】白民切𡤉眉也本作顰」
𡤏女3+16=総画数19 U+2190F [セツ、セチ/] 媟𡝥𡜄
◆馴(な)れ馴れしいさま、不躾(ぶしつけ)なさま、軽んじ侮(あなど)るさま、「媟嬻セツトク」
◆穢(けが)らわしいさま、「媟語セツゴ(穢らわしい話、卑猥な話)」
𡤒女3+16=総画数19 U+21912 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:元第二十二:𡤒揭】丘言切舉也」
𩤦馬部
女3+17=総画数20 U+3738 [ゲツ、ゲチ/] 𦾨𦽚
◆正妻以外の女に産ませた子、同「孼」
◆(衣服・草木・歌謡などがもたらす)得体(えたい)のしれない出来事・異変・災い、同「蠥」
女3+17=総画数20 U+5B40 [ソウ、ショウ/やもめ]
◆やもめ、夫を亡くして独りになった女性、寡婦カフ、同「嫠」
筆順
女3+17=総画数20 U+5B41 [レイ、リョウ/] 𩁻
◆女性名用字
筆順
女3+17=総画数20 U+5B42 [キョウ/]
◆身を引き締める、畏(かしこ)まる「【說文解字注:女部:孂】竦身也(竦者敬也从立束自申束也竦身取自申之意…)」
女3+17=総画数20 U+5B43 [ジョウ、ニョウ/]
◆母、母親、同「娘」
◆娘、若い未婚の女性、少女、同「娘」
◆[日]未婚の女性に対する敬称
筆順
女3+17=総画数20 U+5B44 [ラン/] 嬾孏
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
女3+17=総画数20 U+5B45 [セン/] 𡣳
◆細(ほそ)いさま、繊細センサイなさま、同「繊」
◆(女性が)ほっそりとしているさま
筆順
女3+17=総画数20 U+5B46 [エイ、ヨウ/]
◆嬰児エイジ(みどりご)、生まれたばかりの(女の)子、同「嬰」
女3+17=総画数20 U+5B49 [ケン/] 𡢸
◆美しいさま、可愛らしいさま、同「婘」
𡤖女3+17=総画数20 U+21916 [エイ、アイ/]
◆赤ん坊、嬰児エイジ(みどりご)、「嫛婗エイゲイ」
女3+18=総画数21 U+3739 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜹】俗𡤬嬳二今王縛反作姿也」「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:㜹】巴人歌」「【正字通:丑集下:女部:㜹】舊註音衢蠻夷歌又音歐巴人歌沿篇海而誤…」
女3+18=総画数21 U+5B47 [ソウ/]
◆女性名用字
女3+18=総画数21 U+5B48 [ケイ、エ、カイ、エ、イ、ユイ/] 𡣸
◆古代中国北方の神の名「【楚辭章句:卷十七:九章章句第四:惜往日】遇神𡣸兮宴娭(𡣸北方之神名也言遇神宴而待之也)」
◆未詳「【說文解字:女部:孈】愚戇多態也」「【玉篇:卷三:女部第三十五:孈】右尒尤卦二切愚戅多態也」
𡤘女3+18=総画数21 U+21918 [ダイ、デイ、ナイ/] 嬭㛋
◆乳(ちち)、乳房ニュウボウ(ちぶさ)、子に乳を飲ませる、同「妳」「奶」「乳」
◆母、母親、同「奶」「妳」
𡤙女3+18=総画数21 U+21919 [ジョウ、ニョウ/]
◆美しいさま、「𡤙𡤙ジョウジョウ」
𡤚女3+18=総画数21 U+2191A [ヒョウ/]
◆身の熟(こな)しが素早いさま、同「僄」
◆「𡤚姚ヒョウヨウ」◇敏捷ビンショウなさま、身軽で素早いさま◇漢の武帝ブテイ(前156年~前87年)の頃の将軍の称号「【前漢紀:孝武皇帝紀四】…去病初以侍中為嫖姚校尉…(「去病」は「霍去病カクキョヘイ、前140年~前117年」のこと)
◆娼妓ショウギ(遊女)と遊興ユウキョウする、「嫖妓ヒョウギ」
𡤤女3+18=総画数21 U+21924 [シャク/]
◆美しいさま、いきいきと輝(かがや)いているさま、同「鑠」
女3+19=総画数22 U+373A [サン/]
◆白く美しいさま、好(よ)いさま、素晴(すばら)しいさま、同「𡣶」
女3+19=総画数22 U+5B4A [ビ、ミ/]
◆女性名用字
◆「孊密ビビツ」、美しく細(こま)やかなさま「【曹子建集:卷第二:靜思賦】…性通暢以聦惠行孊宻而妍詳…」
女3+19=総画数22 U+5B4B [リ、レイ、ライ/] 㛤𡠈
◆古代西方にあった国名、またその国主の姓、「孋戎リジュウ(西方にある孋という国)」「孋姬リキ(孋の国の姫)」
◆二人がペアpair(対)になって並ぶさま、同「儷」
女3+19=総画数22 U+5B4C [レン/] 𡢛娈𡤣㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
筆順
𡤡女3+19=総画数22 U+21921 [カン、ケン/]
◆感じが良いさま
𡤣女3+19=総画数22 U+21923 [レン/] 孌𡢛娈㜻𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
𡤥女3+19=総画数22 U+21925 [シュク/] 儵𨤨
◆あっという間に、さっと、同「倏」
◆黒いさま、青黒いさま
𡤨女3+19=総画数22 U+21928 [レン/] 孌𡢛娈𡤣㜻
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
𡤩女3+19=総画数22 U+21929 [エン/] 𡤸
◆人を引き寄せるように美しいさま、色気があるさま、またそのような女性、同「艶」
女3+20=総画数23 U+5B4D [ガン、ゲン/]
◆厳粛なさま
◆静かなさま
◆女性名用字
𡤬女3+20=総画数23 U+2192C [ワク/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:女部第八:㜹】俗𡤬嬳二今王縛反作姿也」「【集韻:卷十:入聲下:藥第十八:嬳𡤬】作姿態也江南謂之咿山東謂之嬳顔師古說一曰惜也」
女3+21=総画数24 U+5B4E [ショク、ソク、サク/] 𡠟
◆相手を敬い慎(つつし)み深く振る舞うさま、丁重テイチョウなさま
女3+21=総画数24 U+5B4F [ラン/] 嬾孄
◆進んでしようという気がない、気力がない、無精ブショウなさま、怠(なま)けるさま、同「懶」
𡤮女3+21=総画数24 U+2192E [セン/] 嫸𡣌
◆からかう、馬鹿にする「【玉篇:卷三:女部第三十五:嫸】之善切伎也」「【說文解字注:女部:嫸】好枝𠲱人語也(枝𠲱見丰部謂不欲人語而言他以枝格之也廣韻曰嫸偏忮)一曰靳也(謂靳固也左傳注曰戲而相媿曰靳)」
𡤳女2+21=総画数23 U+21933 [ハン、ホン/] 嬎嬔㛯𡤹𡤺𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
女3+22=総画数25 U+373C [テツ、デチ/]
◆兄弟の生んだ女子、同「姪」
𡤵女3+22=総画数25 U+21935 [イ/]
◆(女性が)品格共に優れている、気品があって美しい、同「懿」
女3+23=総画数26 U+373B [レン/] 孌𡢛娈𡤣𡤨
◆美しい、愛らしい
◆慕(した)う、恋い慕う
𡤸女3+24=総画数27 U+21938 [エン/] 𡤩
◆人を引き寄せるように美しいさま、色気があるさま、またそのような女性、同「艶」
𡤹女3+24=総画数27 U+21939 [ハン、ホン/] 嬎嬔㛯𡤳𡤺𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」
𡤺女3+24=総画数27 U+2193A [ハン、ホン/] 嬎嬔㛯𡤳𡤹𡢎
◆子を産む、出産する、同「娩」「㝃」
◆生まれたばかりのウサギ(兎)の子、同「㝃」


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