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[辞典・用語][漢字林][手部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 手部] [部首索引]


𡴤𠂿
手4+0=総画数4 U+624B
音読: シュウ[漢]、シュ、ス[呉]
訓読: て、た
◆体や物体の一部で、胴から分かれ出て伸び、持つ・握る・叩く・ものを作る・操作するなどの機能を持つ部分、掌(たなごころ)と指を合わせた全体、腕の先の部分 {人体(上肢)}
◆自(みずか)ら、「自分の手で」「手ずから」の意
◆(手を使って)ものを作る、またその使い方、またその腕前、「手芸シュゲイ」「手法シュホウ」「上手ジョウシュ・ジョウズ(うわて)」
◆[日]て、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+0=総画数3 U+624C
◆[日]てへん、部首名、「手」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+0=総画数3 U+624D
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆資質シシツ、素質ソシツ、もの本来が持つ性格や力、またそれを発揮すること、また発揮する人、「才能サイノウ(素質と能力)」
◆僅(わず)か~、ほんの少し~、たった~、やっと~したばかり、同「財」「纔」
◆[日]「歳サイ(とし、年齢)」の略字
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+1=総画数4 U+624E
音読: サツ[漢]、セチ[呉]
◆突き刺す、突き通す
◆束(たば)ねる、解(ほど)けないようにしっかりと束ねる、同「紮」
◆「掙扎ソウサツ」、藻掻(もが)く、足掻(あが)く、なんとかしようと必死になる、同「掙揣ソウスイ」「䦛䦟ソウスイ」
◆札(ふだ)、薄く小さい木片、同「札」
漢字林(非部首部別)
筆順
𢩥
手4+1=総画数5 U+22A65
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
訓読: うしな・う、う・せる
◆指の間から(隙間から)するりと抜け出る、手にしていたもの(それまであったもの)をなくす
◆逸イッする、なくす、なくなる
◆すべきことや選ぶべき道・時などを見逃(みのが)す
◆遣り損(やりそこな)う、すべきことを(うっかり)し忘れる、過(あやま)つ
𢩦丮𠃨
手4+1=総画数5 U+22A66
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆しっかりと(右)手に持つ、手に取りしっかりと握る、同「𡙕(執)」、逆(左手)は「𠨭」

手3+2=総画数5 U+39C3
音読: シュウ、ス、キュウ、ク
◆一つに纏(まと)める、一カ所に集める、同「収」
◆しっかりと結(ゆ)わく、ぎゅっと絞(し)める、同「摎」
力部

手3+2=総画数5 U+624F
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
◆緩(ゆる)い

手3+2=総画数5 U+6250
音読: ロク[漢呉]
◆両指先で抓(つま)む、吉凶を占う際に筮ゼイ(めどぎ、草の茎や竹・木の棒)を両指先で一本ずつ抓み取りながら数える動作をいう、同「艻」

手3+2=総画数5 U+6251
音読: ホク[漢呉]、ボク[慣]
◆打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」、同繁「撲」
◆木の棒で鞭(むち)打つ、またその木の棒、「鞭扑ベンボク」、同「杖」

手3+2=総画数5 U+6252
音読: ①ハイ[漢]、ヘ[呉]、ハ[慣]②パァ[中]

◆掘(ほ)る、掘り起こす、掘り出す
◆(中に手などを差し込んで)掻(か)き出す
◆(ぺたりと張り付くように)しがみ付くようにして進む、縋(すが)り付くようにして登る

◆「扒手・掱手パァショウ」、掏摸トウバク(すり)、他人の懐(ふところ)から物を盗(ぬす)み取ること

手3+2=総画数5 U+6253
音読: テイ[漢]、チョウ[呉]、ダ[慣]
訓読: う・つ
◆撃(う)つ、手や道具を物に当てる、叩(たた)く
◆~する、「打消ダショウ(取り消す、打ち消す)」「打撃ダゲキ(撃つ)」「打開ダカイ(開ける)」「打算ダサン(計算する)」「打傷ダショウ(傷を負う、傷を負わせる)」「打倒ダトウ(倒す)」「打頭ダトウ(先頭に立つ)」
◆~(場所や時間など)から、同「从」
◆個数の単位、ダースdozen、1打=12個
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+2=総画数5 U+6254
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆強く引っ張る、同「𢫨」
◆放り投げる、投げ出す、投げ捨てる、同「擲」

手3+2=総画数5 U+6255
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]
訓読: はら・う
◆取る
◆手(や用具)を左右に振って不要なものや邪魔なものを他に追いやる、同「拂」(本来「拂」は別字だが古くから「拂」の異体字として「払」が用いられた)
◆[日]代金を渡す
筆順

手3+2=総画数5 U+6256
訓読: さがす
◆[日]未詳
𠓢入部
𠛃刀部
𢩨
手3+2=総画数5 U+22A68
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
訓読: たく・み、うま・い
◆技(わざ)、技術が秀(ひい)でているさま、器用なさま
◆上手(じょうず)な、上手(うま)い
◆技術、技量
𢩩
手3+2=総画数5 U+22A69
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: さて
◆物を突き刺して取る先端が枝分かれしたフォークfork状の道具、またそれで突き刺す、また突き刺して取る、同「杈」
◆簎(やす)、柄の先に先端を尖らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を取り付けた突いて魚介を獲(と)るための漁具、またこれを使って魚介を獲る、同「杈」「簎」
◆未詳「【廣韻:上平聲:佳第十三:扠:扠】以拳加人亦作搋」
◆[日]さて、話題を変える時の言葉、同「扨」
𢩫
手3+2=総画数5 U+22A6B
音読: シン
◆(上から手を翳し)指先で抓(つま)み取る、同「㧥」「扟」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢩫(俗)㧥(或作)扟(正)】所臻反从上擇取物也」
𢩬㓞𠛉𠛃
手4+2=総画数6 U+22A6C
音読: カツ[漢]、ケチ[呉]
◆刀で文字などを刻(きざ)み込む、また彫(ほ)る、同「契」「栔」

手3+3=総画数6 U+39C6
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆ものを覆う

手3+3=総画数6 U+39C8
音読: イン
◆引く、引っ張る、同「引」「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:引㧈】以忍切說文開弓也一曰導也古从手」
在𡉈𥩴
手3+3=総画数6 U+6257
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
訓読: あ・る、いま・す
◆そこに居(い)る、同じ状態で一定のところに留(とど)まっている、またその場所
◆~に於(お)いて、~(場所)で(at)
𢩷
手3+3=総画数6 U+6258
音読: タク[漢呉]
◆他人(ひと)の手や盆などの上にものを載(の)せる
◆託(たく)する、他人(ひと)に任(まか)せる、委(ゆだ)ねる、同「託」「乇」「仛」「侂」
◆物を受けるための皿や盆の類
筆順

手3+3=総画数6 U+6259
音読: ジョウ、チョウ
◆傷

手3+3=総画数6 U+625A
音読: ①チョウ[漢呉]②テキ[漢]、チャク[呉]

◆撃(う)つ、素早く撃つ

◆引く

手3+3=総画数6 U+625B
音読: コウ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「舁」「掆」「𢱫」
筆順

手3+3=総画数6 U+625C
音読: ウ[漢呉]
◆(弓の弦を)引く、同「扝」
◆指揮・指麾シキする、合図(あいず)する

手3+3=総画数6 U+625D
音読: オ[漢]、ウ[呉唐]、コ[漢]、ク[呉]
◆引く、同「扜」

手3+3=総画数6 U+625E
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆防ぐ、くい止める、同「仠」「捍」「㪋」
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦が当たって傷付かないように腕に着ける防具、同「捍」
◆(麺を打つように)丸い棒を圧(お)し転がすようにして平らに延(の)ばす、同「擀」
筆順

手3+3=総画数6 U+625F
音読: シン
◆(上から手を翳かざし)指先で抓(つま)み取る、同「𢩫」「㧥」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢩫(俗)㧥(或作)扟(正)】所臻反从上擇取物也」「【說文解字注:虎部:虢】虎所攫畫明文也(攫者㕚所扟也畫者㕚所劃)」
注解:「𢩲」
𢩩
手3+3=総画数6 U+6260
音読: サ[漢]、シャ[呉]
訓読: さて
◆物を突き刺して取る先端が枝分かれしたフォークfork状の道具、またそれで突き刺す、また突き刺して取る、同「杈」
◆簎(やす)、柄の先に先端を尖らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を取り付けた突いて魚介を獲(と)るための漁具、またこれを使って魚介を獲る、同「杈」「簎」
◆未詳「【廣韻:上平聲:佳第十三:扠:扠】以拳加人亦作搋」
◆[日]さて、話を始める或いは話題を変える際に用いる言葉、同「扨」
筆順
𢫌
手3+3=総画数6 U+6261
音読: タ、チ
◆曳(ひ)く、引っ張る、綱などの長いもの(またその先に物を繋いだもの)を引き摺(ず)るようにして引っ張る、同「拕」「拸」
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「搋」「析」

手3+3=総画数6 U+6262
音読: コツ[漢]、コチ[呉]、キツ[漢]、コチ[呉]
◆拭(ふ)く、拭(ぬぐ)い取る、同「㧉」
◆喜び勇(いさ)むさま
◆吹き出物や腫れ物などの突起物

手3+3=総画数6 U+6263
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆逸(はや)る馬を引いて抑(おさ)える、引っ張って止める
◆こんこん・とんとんと短く軽く繰り返し叩(たた)く、同「叩」
◆差し引く、同「控」
◆留具(とめぐ)、合わせの部分を繋(つな)ぎ留めるもの、ボタンbutton(釦)・バックルbuckle・紐など、同「釦」、「帶扣タイコウ(帯の留め具、帯留め)」「紐扣・鈕扣ジュウコウ(ボタン)」 {服飾(留具)}
漢字林(非部首部別)
筆順
𢪁
手3+3=総画数6 U+6264
音読: ゴツ[漢]、ゴチ[呉]、ゲツ[漢]、ゴチ[呉]
◆揺(ゆ)すぶる、揺り動かす
扽㩐
手3+3=総画数6 U+6265
音読: トン[漢呉]
◆強く引っ張る、ぐいっと一気に引っ張る、同「𢻴」
𢳍𢸯
手3+3=総画数6 U+6266
音読: セン
◆刺し入れる
執𠙜𡘺𡙕𦎃𠌷𥝡
手3+3=総画数6 U+6267
音読: シュウ[漢呉]、シツ[慣]
訓読: と・る
◆手に取りしっかりと握る、しっかりと手や目や頭などの中に入れる、掴(つか)まえて離さない
◆ぴったりと付く、ぴったりと付いて離れない、心が捉(とら)われる
◆しっかりと握り守る
◆自分のすべきことをしっかりと手に収めて行う
漢字林(非部首部別)

手3+3=総画数6 U+6268
訓読: さて
◆[日]さて、話を始める或いは話題を変える際に用いる言葉、同「扠」
筆順
擴拡
手3+3=総画数6 U+6269
音読: カク[漢呉]
訓読: ひろ・げる、ひろ・がる
◆大きく広げる、いっぱいに広げる、また広がる、一面に広がる、同「撗」「㨯」

手3+3=総画数6 U+626A
音読: ボン[漢]、モン[呉]
◆手で触(ふ)れる、手で撫(な)でる、手を当てる、「扪心モンシン(胸に手を当て胸中・心中にあるものを手で感じ取ること)」
掃𢱥
手3+3=総画数6 U+626B
音読: ソウ[漢呉]
訓読: は・く、はら・う
◆箒(ほうき)などで埃(ほこり)や塵(ちり)などを払(はら)う、また払ってきれいにする、同「埽」
◆払い除(の)ける
揚𢾙敭𠭲
手3+3=総画数6 U+626C
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: あ・がる
◆高く上がる、高く上げる
◆(気持ちや声などが)高まる、高める
◆(名前や評判などが)高まり広まる、広く伝わる
◆[日]熱した油の中に食材を入れて調理する

手3+3=総画数6 U+6271
音読: ①ソウ[漢]、ショウ[呉]②キュウ[漢]、コウ[呉]
訓読: しご・く、こ・く、あつか・う

◆挟(はさ)む、狭いところに差し入れる、同「插(挿)」

◆搔(か)き集める、一カ所に集める、また集め取る、集めて片付ける「【禮記注疏(禮記正義):卷一:曲禮上】…以箕自鄕而扱之(《注》扱讀曰吸謂収糞時也箕去棄物以鄕尊者則不恭)」
◆拝礼して手を地に着ける
◆[日]しご・く、こ・く◇長いものを片手でぐっと握(にぎ)り、他方の手でそれを引く◇厳(きび)しく訓練する
◆[日]あつか・う、処理する、操作する
筆順
𢩭
手3+3=総画数6 U+22A6D
音読: ソン[漢呉]
◆細かく切り分ける、丁度良い具合に切り分ける
𢩮
手3+3=総画数6 U+22A6E
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢩮】與即反拭也」「【正字通:卯集中:手部:𢩮】拭字之譌」
𢩱𢪮
手3+3=総画数6 U+22A71
音読: ホウ、ボウ
◆打つ、同「𢪋」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪮𢩱】二俗𢪋通音棒打也」
𢩲
手3+3=総画数6 U+22A72
音読: シン
◆振る、揺(ゆ)り動かす
注解:「扟」
𢩷
手4+3=総画数7 U+22A77
音読: タク[漢呉]
◆他人(ひと)の手や盆などの上にものを載(の)せる
◆託(たく)する、他人(ひと)に任(まか)せる、委(ゆだ)ねる、同「託」「乇」「仛」「侂」
◆物を受けるための皿や盆の類
𢩿
手3+3=総画数6 U+22A7F
音読: セイ、ゼイ[喃]
◆[喃]、分ける、「𢺺𢩿チャゼイ(分ける)」
◆未詳「【中華大字典:手部:𢩿】在本字見《正字通》(「【正字通:丑集中:土部:在】…又姓晉汝南太守𢩿育…」は{⿰扌士}ではなく{⿰扌土})
𢪁
手3+3=総画数6 U+22A81
音読: ゴツ[漢]、ゴチ[呉]、ゲツ[漢]、ゴチ[呉]
◆揺(ゆ)すぶる、揺り動かす
𢪂
手3+3=総画数6 U+22A82
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集補遺:手部:𢪂】《川篇》火大切音饃摸也」「【中華字海:扌部:𢪂】"㧋"的讹字」
𨙰邑部

手3+4=総画数7 U+39C9
音読: カイ[漢呉]
◆拭(ふ)く、拭(ぬぐ)い取る、同「扢」
𢪹
手3+4=総画数7 U+39CA
音読: ハツ、ハチ
◆拭(ぬぐ)う、拂・払(はら)う
注解:本字の字形は{⿰氵巿}(「巿(⿻一巾、4画)」)か{⿰氵市}(「市(⿱亠巾、5画)」)かが分かりにくいが、【說文解字:手部:㧊】の篆書字(「𢪹」が近い字形)に従いここでは4画の「巿」とした、但し【康熙字典:卯集中:手部:㧊】の引く「【淮南鴻烈解:卷第十七:說林訓】…游者以足蹶以手㧊不得其數愈蹶愈敗…」が本来の字形であるとすれば5画の「市」となる

手3+4=総画数7 U+39CB
音読: ケン
◆未詳「【篇海類編:卷之八:身體類:手部:㧋】音𠵌上聲捵也」

手3+4=総画数7 U+39CC
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:㧌(俗)撓(正)】呼高反撓攪也下又奴巧反撓亂也」「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:毛㧌】擇也鄭康成說或从手通作芼」「【五音集韻:卷十一:号第十四:毛㧌】毛鷹鷂鸇」「【喻林:卷八十四:德行門】…諸衆生如阿修羅王能徧㧌動三有大城…」「【字彙:卯集:手部:㧌】莫報切音帽撼也」「【正字通:卯集中:手部:㧌】扽字之譌佩觿集扽撼也」

手3+4=総画数7 U+39CD
音読: ホウ
◆「㧍拂ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」の意◇同「方弗・仿佛・彷彿・眆䀟・髣髴・髣𩭬」
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:搒㧍】相牽也」

手3+4=総画数7 U+39CE
音読: ガ[漢]、ゲ[呉]
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「㧖」「揢」
◆平らに押し展(の)ばす、同「砑」
◆「扠㧎サガ」、交叉・交差コウサし入り組むさま「【集韻:卷三:平聲:麻第九:㧎】技㧎不正(「技㧎」は「扠㧎」の誤りか)「【正字通:卯集中:手部:㧎】牛霞切音牙扠㧎不正貎與枒通…」
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:㧎】客加切將也」
掆𢭈
手3+4=総画数7 U+39CF
音読: コウ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「舁」

手3+4=総画数7 U+39D1
音読: キ
◆(こっち、あっち、向こう、など)手や指で指図(さしず)する、指示する、合図する、同「揮」
◆裂(さ)く

手3+4=総画数7 U+626D
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]、チュウ[漢呉]
◆手でぎゅっと握る、同「揪(揫)」
◆手で掴(つか)んで回す、手で捻(ひね)る

手3+4=総画数7 U+626E
音読: フン[漢呉]、ハン[漢]、ヘン[呉]
◆装(よそお)う、実際とは違う姿に装う
注解:「𢪅」
筆順

手3+4=総画数7 U+626F
音読: シャ[漢呉]
◆引く、引っ張る「【陔餘叢考:卷四十三】扯俗云以手牽物曰扯」
◆引き裂(さ)く、引きちぎる、同「撦」
擾𢹎𢺕
手3+4=総画数7 U+6270
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆乱れる、入り乱れる、掻(か)き回して秩序ある状態を乱す
◆騒ぐ、騒がせる、騒いで混乱させる
◆様々なことが入り乱れて心穏やかでない、ざわざわとしている
◆馴(な)らす、手懐(てなず)ける、同「㹛」

手3+4=総画数7 U+6272
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]、キン[漢]、ゴン[呉]
◆仕事、人の営みの基となる仕事、同「業」
◆(さっと)手で押さえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「擒」「㩒」「捦」

手3+4=総画数7 U+6273
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「𢸅」
◆(去ろうとするものを、離れて行こうとするものを)引き留める「【楚辭:卷第十四:哀時命】往者不可扳援兮徠者不可與期(…扳一作攀徠一作來補曰扳與攀同引也)」
◆「扳指ハンシ」、弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)める筒状(幅広の指輪状)の用具、射決シャケツ、同「韘」 {武器(弓)}
漢字林(非部首部別)

手3+4=総画数7 U+6274
音読: カツ[漢]、ケチ[呉]
◆擦(こす)る、擦れる

手3+4=総画数7 U+6275
音読: ヨ[漢]、オ[呉]、オ[漢]、ウ[呉]
訓読: お・いて、お・ける
◆~(場所)で(at)、~(場合)に(on、in)、同「于」
◆「ああ」「おう」などの感嘆の声、同「烏」「𥾪」「𤚶」「𣱏」「𤕘」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:烏於𡗃𥾪】汪胡切說文孝鳥也孔子曰鳥𥃳呼也取其助氣故以為烏呼古作於𡗃𥾪亦姓」

手3+4=総画数7 U+6276
音読: フ[漢呉]、ブ[呉]
訓読: たす・ける
◆手を添え助ける、支え助ける、同「𢻳」
◆「扶桑フソウ」◇東方の太陽が出るところにあるという神木、同「榑桑」◇東方の地◇日本の異称◇ブッソウゲ(仏桑華)、アオイ科フヨウ属の植物 {ブッソウゲ}
◆「右扶風ユウフフウ」、西漢代(前漢、前202年~9年)に首都長安チョウアン(現陝西省西安市)を中心に置かれた三つの行政区の一つ、京兆尹ケイチョウイン・左馮翊サヒョウヨクと合わせ「三輔サンポ」と呼ばれた、現陝西省宝鶏市扶風フフウ県 {陝西省}
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6277
音読: オウ
◆量(はか)る「【字彙:卯集:手部:扷】於到切奧量也」

手3+4=総画数7 U+6278
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: お・る、お・れる、おり
◆まっすぐなものや平らなものを途中から"V"字形に曲げる、また曲げて畳む、同「㪿」、単に"U"字形のように曲げるのではなく折り目が付くようにしっかりと曲げることをいう
◆きっぱりと判断する
◆途中で曲がってしまっている、損(そこ)なう
◆まっすぐに行けない、途中で挫(くじ)ける、屈する
◆若くして死ぬ、「寿命を全(まっと)うすることなくその途中で死ぬ」の意、同「歽」

手3+4=総画数7 U+6279
音読: ヘイ[漢]、ハイ[呉]、ヒ[慣]
◆平手で軽く摩(さす)る、(表面を)さぁっと撫(な)でる、同「𢱧」
◆良し悪(あ)しや是非を判定する
◆評価や意見、またその言葉、コメントcomment
筆順

手3+4=総画数7 U+627A
音読: シ[漢呉]
◆掌で(ぴしゃりと、ぽんと)打つ、叩(たた)く
◆突き当たる、当たる、同「抵」

手3+4=総画数7 U+627B
音読: シツ、シチ、ソン
◆髪を梳(す)く、髪を梳き整える、同「櫛」
◆損(そこ)なう、同「損」

手3+4=総画数7 U+627C
音読: アク[漢]、ヤク[呉]
◆押(お)さえる、(動かないように)しっかりと押さえる、抑(おさ)える、同「㧖」
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「㧖」「搤」「搹」
筆順
扥㩐
手3+4=総画数7 U+627D
音読: トン[漢呉]
◆強く引っ張る、ぐいっと一気に引っ張る、同「𢻴」

手3+4=総画数7 U+627E
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆櫂(かい)を使って船を進める、またその櫂、同「划」
◆尋(たず)ねる、探(さが)す、探し求める
◆足(た)りない分(不足分)を補(おぎな)う
筆順
𢪻𢌼𢪐
手4+4=総画数8 U+627F
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: うけたまわ・る、う・ける
◆上にあるものを掌(てのひら)で受ける
◆上位者からの授(さず)かりものを下位者が恭(うやうや)しく両手で受ける、また受け取る
◆上位者からの命令や意向などを受ける、また受け入れる
◆(後の者が前の者の意志や言葉などを)受け継ぐ
◆「奉承ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6280
音読: キ[漢]、ギ[呉]
訓読: わざ
◆手足を使い巧(たく)みに物を作る或いは操(あやつ)る、またその能力や方法
◆藝ゲイ(芸術、技芸)、巧みに演エンずる、またその能力や方法
漢字林(非部首部別)
筆順
𢯻
手3+4=総画数7 U+6281
音読: エン[漢呉]
◆揺らす、揺り動かす
◆手に持って揺らし重さなどを量る

手3+4=総画数7 U+6282
音読: キョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆乱れる、曲(ま)がる、歪(ゆが)む、「撟抂キョウキョウ(乱れ・曲がり・歪みなどを本来の形に直し整えること)」「【漢書(前漢書):卷十四:諸侯王表第二】宮室百官同制京師可謂撟抂過其正矣(師古曰撟與矯同抂曲也正曲曰矯…)」
筆順

手3+4=総画数7 U+6283
音読: ヘン[漢]、ベン[呉]
◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「拚」
筆順

手3+4=総画数7 U+6284
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: す・く
◆(さっと)奪い取る、掠(かす)め取る、盗み取る、同「鈔」
◆(さっと)掬(すく)い取る、掬い上げる、同「鈔」「摷」
◆書き写す、謄写トウシャする、同「鈔」、「抄本ショウホン」
◆一部分だけを選び書き写す、またそれを一つに纏(まと)めた書物、同「鈔」
◆容量の単位、1合=10勺、1勺=10撮、1撮=10抄
◆[日]紙を漉(す)く
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6285
音読: コウ[漢]、ク[漢呉]
訓読: こだわ・る、かかわ・る
◆「掌(てのひら)の中に入れ指を閉じて握(にぎ)る」「腕を回して抱(かか)える」のように、周りを取り囲んで押さえ自由に動けないようにする、束縛ソクバクする、「拘束コウソク」
◆こだわ・る、あることに囚(とら)われる、また縛(しば)られる、固執コシツする、「拘泥コウデイ」
◆「不抅フコウ(かかわらず)」◇~に縛られることなく◇~に関係なく
𢪖𢵢
手3+4=総画数7 U+6286
音読: ブン[漢]、モン[呉]
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「㨉」
𢪏
手3+4=総画数7 U+6287
音読: コツ[漢]、ゴチ[呉]
◆掘る、穴を掘る
◆引く、引っ張る

手3+4=総画数7 U+6288
音読: ゲツ[漢]、ゴチ[呉]
◆折る、折れる
◆揺(ゆ)れる、揺れ動く

手3+4=総画数7 U+6289
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
訓読: えぐ・る、こじ・る
◆えぐ・る、こじ・る、細長いものを突き入れて埋まっているものを穿(ほじく)る、「剔抉テキケツ」
◆弓を射るときに弦(つる)を引く手の親指に嵌(は)め、弦に掛けて引く用具、「抉拾ケツシュウ(弓を射るときに指や腕を保護する防具)」
漢字林(非部首部別)
筆順
𢮤
手3+4=総画数7 U+628A
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
訓読: たば、わ
◆手の中に入れてしっかりと握る、周りからしっかりと押さえる、しっかりと握って持つ
◆容器や道具の握り持つ部分 {農具(鋤鍬類)}
◆たば、わ、束ねたものを数える語、一般には一握り分を「1把」という
◆数詞の後に置いて凡その数であることを示す語、例「百把人、凡そ百人、百人ほど」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+628B
音読: シン
◆挿(さ)す、同「𢱶」「【集韻:卷八:去聲下:沁第五十二:𢱶抋】挿也」
◆人名用字「【浙江通志:卷一百二十九:選舉七:宋:進士:咸淳元年乙丑阮登炳榜】趙時抋(嘉興人)」

手3+4=総画数7 U+628C
音読: ①シン[漢呉]②タン[漢呉]

◆叩(たた)いて深く打ち込む、押し込む、撞(つ)く、同「㪛」

◆刺す、刺し込む
拯𢫒𢮋
手3+4=総画数7 U+628D
音読: ショウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆手を貸して救う、(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、同「氶」「丞」「撜」

手3+4=総画数7 U+628E
音読: ウン
◆失(うしな)う、なくす、なくなる、失墜(シッツイ)する

手3+4=総画数7 U+628F
音読: ガン[漢呉]
◆角(かど)を削り取る、角が取れて丸くなる、同「刓」
◆玩(もてあそ)ぶ、手に持って飽きずに愛(め)でる、同「玩」

手3+4=総画数7 U+6290
音読: ドツ[漢]、ノチ[呉]
◆手の中に入れる、手の中で揉(も)む
◆「搵抐オンドツ」、熱い物を冷(さ)ましたり染色するなどのために物を水などの液体に沈め手で押さえる、また押さえながら揉む
漢字林(非部首部別)
𢮮𢬃𢫽
手3+4=総画数7 U+6291
音読: ヨク[漢]、オク[呉]
訓読: おさ・える、そも、そもそも
◆おさ・える、上から下の方向に押さえ付ける、押え付けて立ったり起きたり(上の方に向かう動作)や目立ったり激しい動作をしないようにする
◆そもそも、文中に置いてそれまでの話を終わり(抑えて)新たな話を始める際に用いる語
◆そもそも、(そういう考えもあるが、そうではなくて)本来は
筆順

手3+4=総画数7 U+6292
音読: ショ[漢]、ジョ[呉]
◆汲(く)み出す、取り出す、中にあるものを外に出す
◆(心の中にある)考えや思いを言葉や態度で表す、考えや思いを述べる、同「攄」「捈」
◆解(ほぐ)す、弛(ゆる)める
筆順

手3+4=総画数7 U+6293
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: つま・む、つね・る
◆つま・む、(指や箸などの長いものを使って)掴(つか)む、また掴み取る、同「摘」「撮」
◆爪を立てて掻(か)く、同「搔」
◆[日]つね・る、指先で掴んで捻(ひね)る
筆順

手3+4=総画数7 U+6294
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆両手で掬(すく)う
◆両手で掬い取れる量を表す単位、「一抔イッポウ(一度に両手で掬い取れる量)」、同「掊」
◆[日]など、等
筆順

手3+4=総画数7 U+6295
音読: トウ[漢]、ズ[呉]
訓読: な・げる
◆持っているものを(目的とするものに向かって)放(ほう)る、「投擲トウテキ」
◆放り入れる、他のものの中に入れる、また入る、「投壺トウコ」「投宿トウシュク」
◆ものを他のところに届ける、また差し出す、「投贈トウゾウ」「投降トウコウ」
◆放り出す、持っているものを手放す、「投棄トウキ」「投身トウシン」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6296
音読: トウ[漢]、ツ、ト[呉]
◆小刻みに震(ふる)える、また震わす、揺(ゆ)さぶる
◆「抖擻・抖藪トウソウ」◇揺さぶり動かす◇(気持ちを)奮(ふる)い立たせる◇振り払う、払い除(の)ける、梵語のdhūtaズダ(頭陀)の漢訳、「仏僧が修行すること」の意で「(煩悩を)振り払う」の意に用いられる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6297
音読: コウ[漢呉]、ゴウ[呉]
訓読: あらが・う
◆まっすぐなさま、まっすぐに立つさま、同「伉」
◆正面から対する、相対する、同「伉」
◆あらが・う、向かって来るものを正面から防ぎ止める、拒(こば)む
◆「拮抗キッコウ」、力の差が殆(ほとん)どなく優劣つけ難いさま、互いが譲らず勝敗・優劣が決まらないさま、同「頡頏ケッコウ」
筆順

手3+4=総画数7 U+6298
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: お・る、お・れる、おり
◆まっすぐなものや平らなものを途中から"V"字形に曲げる、また曲げて畳む、同「㪿」、単に"U"字形のように曲げるのではなく折り目が付くようにしっかりと曲げることをいう
◆きっぱりと判断する
◆途中で曲がってしまっている、損(そこ)なう
◆まっすぐに行けない、途中で挫(くじ)ける、屈する
◆若くして死ぬ、「寿命を全(まっと)うすることなくその途中で死ぬ」の意、同「歽」
◆[日]おり、機会、時
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+4=総画数7 U+6299
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆両腕で手前に引き集め抱(かか)える、多くのものを腕の中に引き入れる
撫𢸮𢻬𢻲
手3+4=総画数7 U+629A
音読: フ[漢呉]、ブ[慣]
訓読: な・でる
◆手を滑らすようにして軽く摩(さす)る
◆摩るようにして愛(いと)おしむ、「愛撫アイブ」
◆摩るようにして優しく労(いた)わる、「慰撫イブ」
◆物の上に手を置く、手で軽く押える
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」
◆手本をなぞって書く・描く、手本とするものに倣(なら)って書く・描く、同「摸」
拋𢱹
手3+4=総画数7 U+629B
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆放り投げる、放物線を描くように高く遠くに投げる
◆投げ棄てる
筆順
拔㧞𢬌𢪺
手3+4=総画数7 U+629C
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
筆順

手3+4=総画数7 U+629D
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: ねじ・る、ねじ・ける、す・ねる、こじ・れる
◆撓(しな)り曲がる、捩(ね)じる、捩じり曲げる、折り曲げる、曲げて折る、同「𢲷」
◆なかなか折れない、すんなりといかない
◆「執拗シツオウ・シツヨウ」◇なかなか折れない、また折らない◇自分の意見・考えに固執コシツして他の言うことをすんなりと聞き入れない(従わない)
◆抑(おさ)える、押(おさ)え付ける
擇择
手3+4=総画数7 U+629E
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
訓読: えら・ぶ
◆仕分けて選び出す、幾つかの中から選び出す、同「睪」「𢍰」
◆選(よ)り分ける
筆順
摶𢮨𢰁𢮛㩛
手3+4=総画数7 U+629F
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら

手3+4=総画数7 U+62A0
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆指で端(はじ)を持ちたくし上げる、提(さ)げる、裳(も、下半身に穿く衣服)の下端を持ち上げ裾(すそ、腰から下の部分)を垂らすようにする
◆手や指で探(さぐ)る、また探って引き上げる(取り出す)

手3+4=総画数7 U+62A1
音読: リン[漢呉]、ロン[漢呉]
◆仕分けて選び出す
◆(手や棒などを)振り回す

手3+4=総画数7 U+62A2
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆向かって来るもの対してまっすぐに突く、また突き刺す
◆突き進む、先を争う
◆擦(こす)り取る、掠(かす)め取る

手3+4=総画数7 U+62A3
音読: 未詳
◆未詳「【儀禮集編:卷二十五:喪服第十一之四】…葛洪孔衍之徒抣有撰述…」
注解:「均」の書写の誤りか?

手3+4=総画数7 U+62A4
音読: コ[漢]、ゴ[呉]
訓読: まも・る
◆周(まわ)りを囲んで中のものを守る、庇(かば)い守る、外からの災禍サイカや危害(キガイ)などを防ぎ守る、「保護ホゴ」
報𡙈
手3+4=総画数7 U+62A5
音読: ホウ[漢呉]
訓読: むく・い、むく・いる、しら・せ
◆相手から受けた物事に対して相応ソウオウの物事で返す、相手に与えた物事に対して相応の物事が返ってくる、罪科の程度に相応する罰を与える(「罪を犯せば相応の罰が返ってくる」の意)
◆受けた命令や指示の結果を伝える、回答する、返答する
◆しら・せ、知らせる、伝える

手3+4=総画数7 U+62B8
音読: ソウ
◆手に提(さ)げて持つ「【玉篇:卷六:手部第六十六:抸】阻合切挈也」
𢪄捽𢬪
手3+4=総画数7 U+22A84
音読: ソツ、ゾチ
◆掴(つか)む、ぐぃっと掴む、握(にぎ)る、ぎゅっと握る
◆摘(つ)まむ、指先で掴んで(ぎゅっと握って)引く、また引き上げる
◆衝突ショウトツする、互いにぶつかり合う
注解:「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢬪𢪄(或作)捽(正)】昨沒反手捽也」
𢪅
手3+4=総画数7 U+22A85
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢪅】扴字之譌舊註音甲手指搔𢪅與扴義通…」
注解:「扮」
𢪆
手3+4=総画数7 U+22A86
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢪆】扮字之譌舊註逋患切中原雅音裝𢪆𠀤非」
𢪇𢪫摪
手4+4=総画数8 U+22A87
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆側(そば)に寄り添い手を貸す、手助けする
𢪈
手3+4=総画数7 U+22A88
音読: タン
◆両手に持つ
𢪉
手3+4=総画数7 U+22A89
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢪉】俗引字舊註挽弓與說文引訓同分引𢪉爲二非集韻引或作𢎢古作𢪉亦非」
𢪊
手3+4=総画数7 U+22A8A
音読: ホク
◆打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」
𢪋
手3+4=総画数7 U+22A8B
音読: ホウ、ブ、ボウ
◆両掌(てのひら)に載せて持つ、同「捧」「捀」
◆打つ、同「𢩱」
𢪌
手3+4=総画数7 U+22A8C
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆怯(おび)える、びくびくする、おどおどする
◆驚く、驚いて動揺する
𢪍
手3+4=総画数7 U+22A8D
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆ちぎ(千切)る、小さく断(た)ち切る、同「擮」
𢪎
手3+4=総画数7 U+22A8E
音読: カ
◆未詳「【廣韻:下平聲:卷二:戈第八:𢪎】撝也」
𢪏
手3+4=総画数7 U+22A8F
音読: コツ[漢]、ゴチ[呉]
◆掘る、穴を掘る
◆引く、引っ張る
𢪐承𢪻𢌼
手4+4=総画数8 U+22A90
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: うけたまわ・る、う・ける
◆上にあるものを掌(てのひら)で受ける
◆上位者からの授(さず)かりものを下位者が恭(うやうや)しく両手で受ける、また受け取る
◆上位者からの命令や意向などを受ける、また受け入れる
◆(後の者が前の者の意志や言葉などを)受け継ぐ
◆「奉𢪐ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
𢪑摡𢷽
手3+4=総画数7 U+22A91
音読: ①カイ[漢呉]②キ[漢]、ケ[呉]

◆洗(あら)う、汚(よご)れを洗い流す

◆汚れを拭(ふ)き取る、汚れを落とす
𢪒
手4+4=総画数8 U+22A92
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆両手
漢字林(非部首部別)
𢪓舁𦥠𦥹
手4+4=総画数8 U+22A93
音読: ヨ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「掆」
𢪔抵拞𠥯
手3+4=総画数7 U+22A94
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆至る、届く、着く
◆突き当たる、当たる、触れる、「抵触テイショク」、同「牴」「觝」
◆当たる、相当する
◆「𢪔挡テイトウ」、食(く)い止める、押し止(とど)める、防ぎ止める
◆「大𢪔タイテイ」、凡(おおよ)そ、大体、ほぼ、大略タイリャク
𢪕𢭄
手3+4=総画数7 U+22A95
音読: キ[漢]、ゴ[呉]
◆忌(い)む、憚(はばか)る、避ける、同「忌」
𢪖抆𢵢
手4+4=総画数8 U+22A96
音読: ブン[漢]、モン[呉]
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「㨉」
𢪗𢷏
手3+4=総画数7 U+22A97
音読: ハク[漢]、ボク[呉]
◆打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「撲」
◆「𢪗地・撲地プーディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「𢪗地生・撲地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「𢪗地把・撲地把プゥディバァ(ぱっと握る)」
◆未詳「【方言:第三】𢷏(打𢷏)鋌(音挺)澌盡也南楚凡物盡生者曰𢷏生…鋌賜𢷏澌皆盡也…𢷏翕葉聚也…楚謂之𢷏或謂之翕葉楚通語也」
𢪘
手4+4=総画数8 U+22A98
音読: 未詳
◆未詳
漢字林(非部首部別)
𢪙
手4+4=総画数8 U+22A99
音読: キョウ、ク
◆恭(うやうや)しく両手を(頭よりも高く)上げる、「奉(たてまつ)る」「賜(たまわ)る」などの際の動作をいう、同「廾」「【類篇:卷三十四:𢪙】古勇切說文竦手也揚雄說廾从两手」
注解:「拜(拝)」
漢字林(非部首部別)
𢪛
手3+4=総画数7 U+22A9B
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪛】武粉反𢪛拭也」「【中華字海:扌部:𢪛】同"牧"同"捫"」
𢪠
手3+4=総画数7 U+22AA0
音読: ショウ、シュ
◆搗(つ)く、撞(つ)く、突く、同「舂」
◆打つ
𢪨
手3+4=総画数7 U+22AA8
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪨】舉也拒也遮也捍也」
𢪫𢪇摪
手3+4=総画数7 U+22AAB
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆側(そば)に寄り添い手を貸す、手助けする
𢪮𢩱
手3+4=総画数7 U+22AAE
音読: ホウ、ボウ
◆打つ、同「𢪋」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢪮𢩱】二俗𢪋通音棒打也」
𢰘
手3+4=総画数7 U+22C18
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集中:手部:𢰘】《篇海》騈迷切音鼙圓也〇按𢱰字之譌」
𤆎火部
𦙚月(肉)部

手3+5=総画数8 U+39D2
音読: ウツ、ウチ
◆投げる、放(ほう)る、捨(す)てる、同「𢯮」「【嘉泰會稽志:卷第十七:鹽】鹽會稽亭戶煎鹽法…或以它水雜之但識其舊痕以飯甑蓋之於中㧒去面水至舊處元鹵盡在…」

手3+5=総画数8 U+39D5
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:㧕】捫也」「【正字通:卯集中:手部:㧕】抑字之譌篇海本作{⿰扌丣}亦非」

手3+5=総画数8 U+39D6
音読: アク[漢]、ヤク[呉]
◆押(お)さえる、(動かないように)しっかりと押さえる、抑(おさ)える、同「扼」
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「扼」「搤」「搹」「揢」「抲」

手3+5=総画数8 U+39D9
音読: ヒツ、ビチ
◆撞(つ)く、推(お)す
◆逆方向を向く、また向ける、同「𢴩」「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:㧙捌】捩也」

手3+5=総画数8 U+39DA
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集備考:手部:𢭨】《搜真玉鏡》同㧚」「【漢語大字典:手部:㧚】方言。以凹状器皿(如勺、瓢等)盛起散状物的动作;也指用手做凹状拿起物品的动作…」
掔𢴡
手4+5=総画数9 U+39DB
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆堅くしっかりしている、強くしっかりと握る
◆しっかりと握って引っ張る、同「𢴡」

手4+5=総画数9 U+39DD
音読: 未詳
◆入り乱れる、絡(から)み合う、同「挐」「【平齊集:卷十八:福宮制】…東撫淮堧制勝紛㧝之表…」「【明文海:卷十一:泰山賦】漢柏之㧝莖蓊蒨(㧝音加亂也蓊蒨茂盛也)」
抜拔𢬌𢪺
手3+5=総画数8 U+39DE
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
擓㨤
手3+5=総画数8 U+39DF
音読: カイ
◆掻く、強く擦る
㧬𢭤
手4+5=総画数9 U+39ED
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆両手(両腕)で抱(かか)え持つ、抱(いだ)く、同「𢀜」
◆手で頭よりも高く持ち上げる
擽攊
手3+5=総画数8 U+39F0
音読: リャク[漢]、ラク[呉]
訓読: くすぐ・る
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く
◆[日]くすぐ・る、軽く触れて撫(な)でる、こそばゆい感じにさせる

手3+5=総画数8 U+62A6
音読: ヘイ、ヒョウ
◆手に握る、(片手に)しっかりと握り持つ、同「柄」「秉」

手3+5=総画数8 U+62A7
音読: シ[漢呉]
◆打(う)つ、掌(てのひら)で打つ

手3+5=総画数8 U+62A8
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆弓や楽器の弦(つる)を弾(はじ)く
◆指弾シダンする、過ちや誤りを厳しく指摘し責める、「抨彈ホウダン」
◆~せしむ、~させる、同「伻」
𢪈
手3+5=総画数8 U+62A9
音読: タン
◆両手に持つ

手3+5=総画数8 U+62AA
音読: ホ[漢]、フ[呉]
◆手で軽く握り持つ
◆散り広がる、広く行き渡る

手3+5=総画数8 U+62AB
音読: ヒ[漢呉]
訓読: ひら・く
◆開く、開いて中が見えるように広げる、「披露ヒロウ(中のものを開いて見せる)」
◆ひらひらと靡(なび)く、「披靡ヒビ(風に靡く)」
◆広げてひらりと上から掛ける、背や肩などに斜めに掛けて羽織る
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62AC
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: もた・げる
◆上げる、持ち上げる
◆何人かで力を合わせ物を持ち上げる
◆揺れ動く「【玉篇:卷六:手部第六十六:擡】大才切動振也」
筆順

手3+5=総画数8 U+62AD
音読: ヨウ[漢呉]、イ[漢呉]
◆臼(うす)などの器から中身を掬(すく)い出す、また掬い取る、同「舀」「揄」「【周禮注疏:地官司徒第二】舂人奄二人女舂抭二人奚五人(《注》女舂抭女奴能舂與抭者抭抒臼也詩云或舂或抭)」
◆柄杓(ひしゃく)などの物を掬い取る道具、同「舀」「【說文解字注:臼部:抭】舀或從手宂(…周禮舂人奄二人女舂抭二人奚五人鄭曰抭抒臼也引詩或春或抭禮有司徹篇執挑匕柄以挹湆注於疏匕鄭云挑…)」

手3+5=総画数8 U+62AE
音読: ケン[漢呉]
◆ぐるりと回る、ぐるぐると渦(うず)状に回る、捩(ね)じ曲がる
◆「抮抱シンホウ」◇ぐるぐると渦(うず)状に回る「【淮南鴻烈解:卷第一:原道訓】扶揺抮抱羊角而上(扶攀也揺動也抱了戾也扶揺如羊角轉如曲縈行而上也…)」◇(腕を回し)しっかりと抱(かか)える、また抱え込む「【淮南鴻烈解:卷第七:精神訓】雖天地覆育亦不與之抮抱矣(抮抱猶持着也言不以天地養育万物故强与持著守其純熟也)」

手3+5=総画数8 U+62AF
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆掬(すく)い取る、掬い上げる、同「摣」

手3+5=総画数8 U+62B0
音読: ヨウ、オウ
◆車を牽く牛馬を鞭打つ

手3+5=総画数8 U+62B1
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
訓読: かか・える、だ・く、いだ・く
◆腕を回し胸の中に入れる、中に包み込む
◆胸に(心に)考え・思いを持つ、同「懷」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62B2
音読: カ[漢呉]
◆(背や肩に)ものを載(の)せる、背負(せお)う、担(にな)う、同「𢬲」「荷」
◆指図(さしず)する、指示する
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「揢」

手3+5=総画数8 U+62B3
音読: ジ、ニ
◆動きを抑(おさ)える、押し止(とど)める、同「柅」
◆掻(か)き混ぜる、掻き混ぜて均一にする「【齊民要術:羹臛法第七十六】豉汁於別鐺中湯煑一沸漉出滓澄而用之勿以杓抳則羹濁過不清」

手3+5=総画数8 U+62B4
音読: エイ[漢呉]
◆曳(ひ)く、引っ張る
拞𢪔𠥯
手3+5=総画数8 U+62B5
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆至る、届く、着く
◆突き当たる、当たる、触れる、「抵触テイショク」、同「牴」「觝」
◆当たる、相当する
◆「抵挡テイトウ」、食(く)い止める、押し止(とど)める、防ぎ止める
◆「大抵タイテイ」、凡(おおよ)そ、大体、ほぼ、大略タイリャク
筆順

手3+5=総画数8 U+62B6
音読: チツ[漢]、チチ[呉]
◆笞(むち)・鞭(むち)や棒などで打つ、鞭打つ

手3+5=総画数8 U+62B7
音読: ヒ
◆広げる、開く
◆両手で捧げる

手3+5=総画数8 U+62B9
音読: バツ[漢]、マツ、マチ[呉]
◆手で擦(こす)るように拭(ふ)く、拭(ぬぐ)う
◆刷毛(はけ)で掃(は)くように塗(ぬ)る、全体が見えなくなるように塗る
◆「抹摋・抹殺マッサツ」◇塗って見えなくする◇消す、消し去る、なかったことにする
◆細かくする、細かいさま
注解:「抺」
筆順

手3+5=総画数8 U+62BA
音読: バイ、マイ
◆手で撫(な)でる、手で擦(こす)る、同「摸」
注解:「抹」
漢字林(非部首部別)

手3+5=総画数8 U+62BB
音読: シン[漢呉]
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐに伸ばす、引っ張って広げる、同「伸」
筆順

手3+5=総画数8 U+62BC
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: お・す、おさ・える
◆手で力を加える、力を加え自由に動けないようにする、勝手に動かないようにする、拘束コウソクする
◆署名ショメイする、署名、自署ジショ、「押署オウショ」「花押カオウ(草書・崩し字・図案化した字などでの署名)」
◆金銭や物品の借りる時に(清算されるまで勝手に処分できない)代わりの金銭や物品を抵当テイトウに入れる、「抵押テイオウ」
筆順

手3+5=総画数8 U+62BD
音読: チュウ[漢呉]
訓読: ぬき・んでる
◆中にあるものを引き出す、一部を抜き出す、抜き取る
◆ぬき・んでる、多くの中でそこだけ(それだけ、一部だけ)が突き出る、秀(ひい)でる、同「𢭆」「㩅」「抜」
漢字林(非部首部別)
筆順
𢬱
手3+5=総画数8 U+62BE
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]、キ[漢]、コ[呉]
◆持つ、手に持つ、持ち去る
㨉捪𢰞
手3+5=総画数8 U+62BF
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆手で撫(な)でる
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「抆」

手3+5=総画数8 U+62C0
音読: シュク[漢呉]
◆蓋のない箱型に作り、演奏の始まりに内側を叩いて鳴らす打楽器の名、演奏の最後に鳴らすのは「敔」「【爾雅注疏:釋樂】所以鼓柷謂之止(《注》柷如漆桶方二尺四寸深一尺八寸中有椎柄連底挏之令左右撃止者其椎名)所以鼓敔謂之籈(《注》敔如伏虎背上有二十七鉏鋙刻以木長尺櫟之籈者其名)」 {楽器(打楽器)}

手3+5=総画数8 U+62C1
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:卯集:手部:拁】求加音茄訓取也○又魚茄音牙訓慈也」「【正字通:卯集中:手部:拁】俗字音牙訓慈無稽」「【六藝之一錄:卷二百四十二:佩觿卷中:平聲自相對:枷拁】上音家枷杻也下巨迦翻擊」

手3+5=総画数8 U+62C2
音読: フツ[漢]、ホチ[呉]、ホツ[唐]
訓読: はら・う
◆手(や用具)を左右に振って不要なものや邪魔なものを他に追いやる、同「払」(「拂」と「払」は本来別字だが古くから「拂」の異体字として「払」が用いられた)
◆違(たが)う、背(そむ)く、逆(さか)らう、同「咈」
◆[日]代金を渡す、同「払」
筆順

手3+5=総画数8 U+62C3
音読: サ
◆親指と中指を開いて長さを測る、またその長さ

手3+5=総画数8 U+62C4
音読: チュ[漢呉]
◆棒(ぼう)や柱(はしら)を当てて支(ささ)える
筆順

手3+5=総画数8 U+62C5
音読: タン[漢呉]
訓読: かつ・ぐ、にな・う
◆(ゴミなどを払うように)軽く叩(はた)く、叩(たた)くようにして払う、同「撣」(現在はこの意で「担」を用いることはない)
◆荷を肩に載せる、背に載せるのは「負」、同「擔」
◆荷や仕事を引き受ける、またその責任を負う、同「擔」
◆重量の単位、同「擔」、1担(擔)=2石 {各種単位}
注解:「担」は本来「擔」とは別字だが「擔」の異体字(同音同義字)として用いる
筆順
𢯪
手3+5=総画数8 U+62C6
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「坼」
◆破る、打ち破る
筆順

手3+5=総画数8 U+62C7
音読: ボウ[漢]、モ、ム[呉]、ボ[慣]
◆親指、手足の親指、足は「𧿹」
筆順

手3+5=総画数8 U+62C8
音読: デン[漢]、ネン[呉]
◆指先で摘(つ)まむ、また摘まみ捻(ひね)る、また摘まみ取る
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62C9
音読: ロウ[漢呉]、ラツ[慣]
訓読: ひし・ぐ、ひしゃ・げる
◆折(お)る、圧(へ)し折る
◆引く、引っ張る、引き延ばす
◆[日]ひし・ぐ、ひしゃ・げる、押し潰(つぶ)す、押し潰されて形が変わる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62CA
音読: フ[漢呉]
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「撫」
◆軽く叩(たた)くようにして優しく労(いた)わる、同「撫」
◆しっかりと握る、器の把手(とって)、器や道具などの握り手(にぎりて、手で握る部分)
◆「搏拊ハクフ」「拊搏フハク」、革張りの小さな太鼓「【尚書:虞書:益稷】夔曰戛擊鳴球搏拊琴瑟以詠」「【禮記:明堂位】拊搏玉磬揩擊大琴大瑟中琴小瑟四代之樂器也」
筆順
抛𢱹
手3+5=総画数8 U+62CB
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆放り投げる、放物線を描くように高く遠くに投げる
◆投げ棄てる
漢字林(非部首部別)

手3+5=総画数8 U+62CC
音読: ハン[漢]、バン[呉]
◆混ぜてかき回す、混ぜてかき回し溶かす、或いは液体と同化させる
◆(命などを)投げ出す、棄(す)てる
筆順
𢫦
手3+5=総画数8 U+62CD
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]、ヒョウ[慣]
◆両手を(軽く、ぱんぱんと)打ち合せる
◆リズムrhythmや脈ミャクなどの波状に繰り返される高低や強弱の一周期
漢字林(非部首部別)
筆順
㩕𢺰
手3+5=総画数8 U+62CE
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆手や腕や指にぶら下げるようにして持つ
拿㧱
手4+5=総画数9 U+62CF
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆手前に引く、手で引っ張る、同「𢮝」
◆手で取る、手で掴(つか)む、手で握(にぎ)る、手の中に収(おさ)める、同「挐」
◆捕(と)らえる、捕(つか)まえる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62D0
音読: カイ[漢]、ゲ[呉]
訓読: かどわ・かす
◆(腕や足のように)曲がる、また曲がったところ
◆かどわ・かす、騙(だま)す、騙して持ち去る
◆体を支える(或いは打ち据える)木の棒、杖(つえ)、「拐杖カイジョウ」、同「枴」
筆順

手3+5=総画数8 U+62D1
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]、カン[慣]
◆両側から押さえて挟(はさ)む、同「鉗」
◆(口などを)閉じる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62D2
音読: キョ[漢]、ゴ[呉]
訓読: こば・む、ふせ・ぐ
◆押し止(とど)める、近づこうとするものを阻(はば)む、同「距」
◆寄せ付けない、受け入れない
筆順
𢷌𢸨𢫳
手3+5=総画数8 U+62D3
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
筆順
抜㧞𢬌𢪺
手3+5=総画数8 U+62D4
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62D5
音読: タ[漢呉]、タ[漢]、ダ[呉]
◆曳(ひ)く、引っ張る、綱などの長いもの(またその先に物を繋いだもの)を引き摺(ず)るようにして引っ張る、同「扡」

手3+5=総画数8 U+62D6
音読: タ[漢呉]、タ[漢]、ダ[呉]
◆曳(ひ)く、引っ張る、綱などの長いもの(またその先に物を繋いだもの)を引き摺(ず)るようにして引っ張る、同「扡」

手3+5=総画数8 U+62D7
音読: オウ[漢]、ヨウ[呉]
訓読: ねじ・る、ねじ・ける、す・ねる、こじ・れる
◆撓(しな)り曲がる、捩(ね)じる、捩じり曲げる、折り曲げる、曲げて折る、同「𢲷」
◆なかなか折れない、すんなりといかない
◆「執拗シツオウ・シツヨウ」◇なかなか折れない、また折らない◇自分の意見・考えに固執コシツして他の言うことをすんなりと聞き入れない(従わない)
◆抑(おさ)える、押(おさ)え付ける
筆順

手3+5=総画数8 U+62D8
音読: コウ[漢]、ク[漢呉]
訓読: こだわ・る、かかわ・る
◆「掌(てのひら)の中に入れ指を閉じて握(にぎ)る」「腕を回して抱(かか)える」のように、周りを取り囲んで押さえ自由に動けないようにする、束縛ソクバクする、「拘束コウソク」
◆こだわ・る、あることに囚(とら)われる、また縛(しば)られる、固執コシツする、「拘泥コウデイ」
◆「不拘フコウ(かかわらず)」◇~に縛られることなく◇~に関係なく
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62D9
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
訓読: つたな・い
◆下手(へた)なさま、上手(うま)くないさま、同「䂐」
◆飾り気がないさま
◆(語の頭に付け謙遜して)自分の
筆順
𢪴𢱰𢷥
手3+5=総画数8 U+62DA
音読: ①ヘン[漢]、ベン[呉]②フン[漢呉]

◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「抃」
◆鳥が翼を大きく羽ばたかせながら飛ぶ、同「翻」

◆掃(はら)う、払い除(の)ける、同「𡊄」「糞」

手3+5=総画数8 U+62DB
音読: ショウ[漢呉]
訓読: まね・く
◆(こっちへおいでというように)手を振って人を呼び寄せる、声を掛けて呼び寄せるのは「召」
◆礼を尽くして人を自分のところに呼び寄せる
◆自分のところに呼び寄せる
漢字林(非部首部別)
筆順

手4+5=総画数9 U+62DC
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
訓読: おが・む
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「𣬊」「𢷎」「【通典:卷四十八:禮八:諸侯大夫士宗廟】辨九拜一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉拜六曰凶拜七曰奇拜八曰褒拜九曰肅拜」
◆上位の人から物や位や命令などを授(さず)かる(謙譲語で「いただく」、「手を頭の上に差し上げて受ける」「ありがたく頂戴する」の意)
◆語の頭に付けて敬意を表す語、「拜会ハイカイ(お目にかかる)」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+5=総画数8 U+62DD
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
訓読: おが・む
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「𣬊」「𢷎」「【通典:卷四十八:禮八:諸侯大夫士宗廟】辨九拜一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉拜六曰凶拜七曰奇拜八曰褒拜九曰肅拜」
◆上位の人から物や位や命令などを授(さず)かる(謙譲語で「いただく」、「手を頭の上に差し上げて受ける」「ありがたく頂戴する」の意)
◆語の頭に付けて敬意を表す語、「拜会ハイカイ(お目にかかる)」
筆順
抵𢪔𠥯
手3+5=総画数8 U+62DE
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆至る、届く、着く
◆突き当たる、当たる、触れる、「抵触テイショク」、同「牴」「觝」
◆当たる、相当する
◆「拞挡テイトウ」、食(く)い止める、押し止(とど)める、防ぎ止める
◆「大拞タイテイ」、凡(おおよ)そ、大体、ほぼ、大略タイリャク

手3+5=総画数8 U+62DF
音読: ギ[漢]、ゴ[呉]
訓読: なぞら・える、もど・き
◆どうしようかと考える、どうしたらよいかと考える
◆他の物に似せる、よく似ている
◆他のよく似ている物事を例レイに引く、例(たと)える
據㨿㩀𢴃𢷛
手3+5=総画数8 U+62E0
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
筆順
擴扩
手3+5=総画数8 U+62E1
音読: カク[漢呉]
訓読: ひろ・げる、ひろ・がる
◆大きく広げる、いっぱいに広げる、また広がる、一面に広がる、同「撗」「㨯」
筆順

手3+5=総画数8 U+62E2
音読: ロウ、ル
◆集まる、集まって一つになる
◆寄せる、引き寄せる
◆(琵琶ビワなどの弦楽器の奏法で、弦を)押さえる「【白氏長慶集:卷十二:琵琶行】輕攏(盧容切)慢撚(乃{⿰■㐱}切)抹復挑…」
◆梳(と)かす、髪を梳(す)き束ねる「【紅樓夢:第九十八囬】…亂着攏頭穿衣…」

手3+5=総画数8 U+62E3
音読: カン[漢]、ケン[呉]、レン[漢呉]
◆選(よ)り分ける、選択する、仕分けて選び出す、同「簡」「柬」
◆拾(ひろ)い上げる、拾い出す

手3+5=総画数8 U+62E4
音読: カ
◆両手でぐぃっと掴(つか)む
擁𢹬𢺠㨣𢶜𢹭
手3+5=総画数8 U+62E5
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」

手3+5=総画数8 U+62E6
音読: ラン[漢呉]
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む、(前進・進行を)妨(さまた)げる

手3+5=総画数8 U+62E7
音読: ノウ、ニョウ、ネイ
◆捻(ひね)る、捩(ねじ)る

手3+5=総画数8 U+62E8
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]、バチ[慣]
訓読: は・ねる
◆草を刈り土を均(なら)す、乱れを治(おさ)める
◆指や棒のような細長いものの先で動かす、突(つつ)いて動かす
◆ぱっと開く、ぱっと跳ね上げる
◆「撥剌ハツラツ」、いっぱいに弓を引き絞る、今にも弾けそうに力が漲(みなぎ)る
擇択
手3+5=総画数8 U+62E9
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
訓読: えら・ぶ
◆仕分けて選び出す、幾つかの中から選び出す、同「睪」「𢍰」
◆選(よ)り分ける
漢字林(非部首部別)
𢪴拚𢱰𢷥
手3+5=総画数8 U+22AB4
音読: ①ヘン[漢]、ベン[呉]②フン[漢呉]

◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「抃」
◆鳥が翼を大きく羽ばたかせながら飛ぶ、同「翻」

◆掃(はら)う、払い除(の)ける、同「𡊄」「糞」
𢪵
手3+5=総画数8 U+22AB5
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆梁(やな)などを組んで魚を捕る
𢪶
手3+5=総画数8 U+22AB6
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:{⿰扌𠮲}𢪶】許橋反玄{⿰扌𠮲}星名正從木」「【正字通:卯集中:手部:𢪶】枵字之譌」
𢪷
手3+5=総画数8 U+22AB7
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:陽第十:𢪷】及也」「【正字通:卯集中:手部:𢪷】抈𢪏之譌舊註音襄訓及非」
𢪸
手4+5=総画数9 U+22AB8
音読: ワン
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」「𢯲」「𢮘」
筆順
𢪹
手3+5=総画数8 U+22AB9
音読: ハツ、ハチ
◆拭(ぬぐ)う、拂・払(はら)う
注解:本字の字形は{⿰氵巿}(「巿(⿻一巾、4画)」)か{⿰氵市}(「市(⿱亠巾、5画)」)かが分かりにくいが、【說文解字:手部:㧊】の篆書字(「𢪹」が近い字形)に従いここでは4画の「巿」とした、但し【康熙字典:卯集中:手部:㧊】の引く「【淮南鴻烈解:卷第十七:說林訓】…游者以足蹶以手㧊不得其數愈蹶愈敗…」が本来の字形であるとすれば5画の「市」となる
𢪺抜拔㧞𢬌
手3+5=総画数8 U+22ABA
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
𢪻承𢌼𢪐
手4+5=総画数9 U+22ABB
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: うけたまわ・る、う・ける
◆上にあるものを掌(てのひら)で受ける
◆上位者からの授(さず)かりものを下位者が恭(うやうや)しく両手で受ける、また受け取る
◆上位者からの命令や意向などを受ける、また受け入れる
◆(後の者が前の者の意志や言葉などを)受け継ぐ
◆「奉𢪻ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
𢪼𢫤
手3+5=総画数8 U+22ABC
音読: ドウ、ニョウ
◆爪を立てて掻(か)く、同「撓」
𢪽
手4+5=総画数9 U+22ABD
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集中:手部:𢪽】《說文長箋》古將字○按說文寸部將从寸𤖕省聲帥也手部𢪇从手爿聲扶也音義迥別至玉篇始以𢪇爲古文將字六書故亦云𢪇通作將則兩字已可離可合矣而趙宧光長箋復改𢪇爲𢪽云古文將字則又篆文𢪇字之誤恐亦未的存以俟考」
𢪿𦍬
手4+5=総画数9 U+22ABF
音読: コ、ク
◆罪、重い罪、厳(きび)しい責めを負うべき罪、俗「辜」
漢字林(非部首部別)
𢫀牽牵𤙺
手3+5=総画数8 U+22AC0
音読: ケン[漢呉]
訓読: ひ・く
◆(家畜や車などに綱を繋ぎ)引っ張る、また引っ張って前に進ませる、また引っ張られる、同「撁」
◆(綱などを繋いで)勝手な動きを抑(おさ)える、(綱などに繋がれて)勝手に動けない
◆ものに繋(つな)いで引っ張る綱(つな)
𢫂
手3+5=総画数8 U+22AC2
音読: 未詳
◆未詳
𢫆
手3+5=総画数8 U+22AC6
音読: 未詳
◆未詳
𢫈
手3+5=総画数8 U+22AC8
音読: 未詳
◆未詳「【清史紀事本末:卷七十三:預備立憲之宣示】…戶部侍郎鐵良南下搜𢫈民財…」
𢫉
手3+5=総画数8 U+22AC9
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢫉】同"夯"」
𢫌
手3+5=総画数8 U+22ACC
音読: タ、チ
◆曳(ひ)く、引っ張る、綱などの長いもの(またその先に物を繋いだもの)を引き摺(ず)るようにして引っ張る、同「拕」「拸」
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「搋」「析」
𢫎
手3+5=総画数8 U+22ACE
音読: 未詳
◆未詳
注解:「抱」の異体字か?
𢫑
手3+5=総画数8 U+22AD1
音読: 未詳
◆未詳
𢫒拯𢮋抍
手3+5=総画数8 U+22AD2
音読: ショウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆手を貸して救う、(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、同「氶」「丞」「撜」
𢫘
手3+5=総画数8 U+22AD8
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆手に取りしっかりと握(にぎ)る、手の中に収(おさ)める、握り持つ「【中華古今注:卷中:程雅問拾攎鬼木】程雅問拾攎鬼木曰無患何也…」
◆未詳「【方言:第十二】攎(音櫨)遫(音勑)張也」
𢫛
手3+5=総画数8 U+22ADB
音読: 未詳
◆未詳
𢫣
手3+5=総画数8 U+22AE3
音読: 未詳
◆未詳

手3+6=総画数9 U+39D7
音読: シ[漢呉]、セイ[漢]、サイ[呉]
◆掴(つか)む、掴み取る

手4+6=総画数10 U+39D8
音読: キ[漢]、ギ[呉]、シ[漢]、ジ[呉]
◆積む、積み上げる

手3+6=総画数9 U+39E1
音読: カイ[漢]、ガイ[呉]
◆揺り動かす

手3+6=総画数9 U+39E2
音読: イン[漢呉]
◆因(ちな)む、基(もと)づく、依る、同「因」「仍」

手3+6=総画数9 U+39E5
音読: セン
◆指先で抓(つま)み取る、同「𢩫」「扟」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢩫(俗)㧥(或作)扟(正)】所臻反从上擇取物也」

手3+6=総画数9 U+39E6
音読: ケン[漢呉]
◆打つ、打って大きな音を立てる、またその音、同「揈」

手3+6=総画数9 U+39E8
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
◆緩(ゆる)い

手3+6=総画数9 U+39EB
音読: ジ、ニ
◆液体に浸(つ)け揉んで柔らかにする、また染(し)み込ませる、同「㨎」
𢭤㧭
手4+6=総画数10 U+39EC
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆両手(両腕)で抱(かか)え持つ、抱(いだ)く、同「𢀜」
◆手で頭よりも高く持ち上げる
漢字林(非部首部別)
拏拿
手4+6=総画数10 U+39F1
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆手前に引く、手で引っ張る、同「𢮝」
◆手で取る、手で掴(つか)む、手で握(にぎ)る、手の中に収(おさ)める、同「挐」
◆捕(と)らえる、捕(つか)まえる
𢰕𢫥
手3+6=総画数9 U+62EA
音読: セン
◆今の場所・地位から高い場所・地位に移る、また移す、上(のぼ)る、同「遷」「䙴」
◆今の場所から他の場所に移る、また移す、移る、同「遷」「移」「【遺山先生文集:卷第十六】…乃置家相下買田{⿰阝⿱夂𦈢}慮借二寺為拪息之地…」

手3+6=総画数9 U+62EB
音読: コン[漢]、ゴン[呉]
◆引く、引っ張る
◆押し除(の)ける、追い出す、排除する
𢬸
手3+6=総画数9 U+62EC
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
訓読: くく・る、くび・れる
◆袋などの口を解(ほど)けないように縛(しば)る、また縛って閉じる
◆幾つかのものを一つに纏(まと)める、纏めて束ねる
◆矢を弦(つる)に番(つが)える部分、矢筈やはず {武器(弓箭)}
◆[日]くび・れる、縛ったように途中が窄(すぼ)まる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+6=総画数9 U+62ED
音読: ショク[漢]、シキ[呉]
訓読: ぬぐ・う、ふ・く
◆表面をさぁっと擦(こす)るようにして汚(よご)れや濡(ぬ)れなどを取る、きれいにする
筆順

手3+6=総画数9 U+62EE
音読: キツ[漢]、キチ[呉]
◆(握ったり抱かえたりするような時に)ぐっと力を入れる
◆「拮据キッキョ」◇ぐっと掴(つか)む、ぐっと摘(つ)まむ◇遣り繰り(やりくり)する、(生活するのに)苦労する「【毛詩正義(毛詩註疏):卷十四:鴟鴞】予手拮据予所捋荼予所蓄租予口卒瘏(…《疏》正義曰毛以爲鴟鴞言已作巢之苦予手撠挶其草予所捋者是荼之草其室巢所用者皆是予之所蓄爲予手口盡病乃得成此室巢…)」
◆「拮抗キッコウ」、力や能力などの差が殆(ほとん)どなく優劣・甲乙付け難い(つけがたい)さま、同「頡頏ケッコウ」
筆順
𢫒𢮋抍
手3+6=総画数9 U+62EF
音読: ショウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆手を貸して救う、(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、同「氶」「丞」「撜」
筆順

手3+6=総画数9 U+62F0
音読: ニン
◆軽く握る、柔らかく掴む、同「搦」

手3+6=総画数9 U+62F1
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
訓読: こまぬ・く、こまね・く
◆両手を胸の前で組む(手を重ね合わせる・掌を合わせる・片方を拳にし片方でそれを包むようにするなど)、また両手を組んで礼をする
◆両腕を輪の形に組む、またそのような形、アーチarch状の形
◆両腕を輪の形に組んだときの大きさ、一抱(ひとかか)え
◆手を組んだまま何もしない
筆順

手4+6=総画数10 U+62F2
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆両手を組ませて手枷(てかせ)を嵌(は)める、またその刑具、一説に穴が一つのもの(両手を嵌める)を指し、穴が二つのもの(両手を別々に嵌る)は「梏」という、足枷(あしかせ)は「桎」「【周禮註疏刪翼:卷二十四】鄭司農云拲者兩手共一木也𤣥謂在手曰梏在足曰桎中罪不拲手足各一木」

手4+6=総画数10 U+62F3
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]
訓読: こぶし
◆全ての指を内側に折り込んで丸く握る、またその手、同「㩲」
◆「拳拳ケンケン」、(拳のように)固く変わらないさま、ひたむきなさま「【前漢紀:孝武皇帝紀五】…遂下之於吏拳拳之忠終不能自明列…」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+6=総画数9 U+62F4
音読: セン[漢呉]
◆仕分けて選び出す
◆綱(つな)・紐(ひも)などで縛(しば)る、繋(つな)ぐ

手3+6=総画数9 U+62F5
音読: ソン[漢]、ゾン[呉]
訓読: こしら・える
◆拠(よ)る、拠りどころとする、同「据」
◆差し入れる、差し込む、同「挿」
◆[日]こしら・える、物を作る、作り上げる
筆順
𢭓
手3+6=総画数9 U+62F6
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「𢹵」「𥔨」
◆「挨拶アイサツ」◇ぎっしりと詰まって押し合い圧(へ)し合いするさま◇[日]人と付き合う際の礼儀としての言葉
◆「拶指サッシ」、指の間に円柱形の木の棒を挟(はさ)んで縛る刑、またその棒、本来は「桚指」、「拶指」は俗用
筆順

手3+6=総画数9 U+62F7
音読: コウ[漢呉]、ゴウ[慣]
◆(罪を責め)打ち据(す)える、「拷打コウダ」
◆鞭(むち)打つ、鞭で叩(たた)く、同「掠」
◆「拷問コウモン・ゴウモン」、打ち据えて罪を問い質(ただ)す
筆順

手3+6=総画数9 U+62F8
音読: イ[漢呉]
◆離(はな)す、切り離す「【莊子注:卷八:雜篇庚桑楚第二十三】…介者拸畫外非譽也(…拸…本亦作移畫飾容之具無足故不復噯之一云拸離也)」
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:拸】與紙與支二切加也」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:拸】音移加也」

手3+6=総画数9 U+62F9
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]
◆折る、圧(へ)し折る、同「搚」

手3+6=総画数9 U+62FA
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆鞭(むち)打つ「【玉篇:卷六:手部第六十六:拺】初革切馬箠也…」
◆支(ささ)える、支え助ける
◆「抖拺トウサク」、未詳、「抖擻トウソウ(振り払う、払い除のける)」の誤りか?「【喻林:卷八十一:德行門】…抖*拺煩惱去離…(「【法苑珠林:卷四十九:華香篇第三十三:述意部】…抖*擻煩惱去離…」は「*擻」)
◆「貓霧拺ハブザ」、台湾中西部(台中市・彰化県・雲林県一帯)に居住していた台湾原住民の一つ「【臺海使槎錄:卷六:北路諸羅畨八】貓霧拺(一名麻務拺)」 {台湾}

手3+6=総画数9 U+62FB
音読: カイ、ケ
◆ぶつかる、撞(つ)き当たる、衝(つ)き当たる、同「𧱉」「㞀」「豗」

手3+6=総画数9 U+62FC
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆結び付ける、繋(つな)ぎ合わせる
◆身を賭(と)する、身を犠牲にして励む
◆「拼音ピンイン」、中国で使われる漢字の発音表記法、「拼」は「pīn」
捙𡲝
手3+6=総画数9 U+62FD
音読: エイ、エ、エツ、エチ
◆(車などに)綱を掛け踵(かかと)で踏ん張りながら後退(あとずさ、あとしざ)りに引っ張る

手3+6=総画数9 U+62FE
音読: シュウ[漢]、ジュウ[呉]
訓読: ひろ・う
◆落ちているもの(放置されてそのままになっているもの)を手で取る、また手に取って持ち上げる
◆集める、集めて手に収める
◆数の十、「十」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと) {数字}
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦(つる)が当たって傷付かないように腕に着(つ)ける革製の防具、同「韝」
漢字林(非部首部別)
筆順
拏㧱
手4+6=総画数10 U+62FF
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆手前に引く、手で引っ張る、同「𢮝」
◆手で取る、手で掴(つか)む、手で握(にぎ)る、手の中に収(おさ)める、同「挐」
◆捕(と)らえる、捕(つか)まえる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+6=総画数9 U+6300
音読: ハク、ヒャク
◆裂(さ)く、裂ける

手3+6=総画数9 U+6301
音読: チ[漢]、ジ[呉]
訓読: も・つ
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと掴(つか)む
◆しっかりと守る、そのままの状態を保つ、「持久ジキュウ(長く保ち続ける)」
◆しっかりと支える、「支持シジ」
◆「矜持キョウジ」◇堅(かた)く守る◇自重ジチョウする◇自分の力(能力や才能など)を誇(ほこ)る、自負する、自惚(うぬぼ)れる、同「矜恃」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+6=総画数9 U+6302
音読: カイ[漢]、ケ[呉]、ケイ[慣]
◆画カクする、区切る、ものの境界
◆掛(か)ける、引っ掛ける、引っ掛かる、同繁「掛」
筆順

手3+6=総画数9 U+6303
音読: チツ[漢]、チチ[呉]
◆撞(つ)く、搗(つ)く、同「𢲼」
◆穀物を刈(か)る、刈り取る、またその音、同「秷」
筆順

手3+6=総画数9 U+6304
音読: コウ
◆小さいものを広げて大きくする、中心から外方向に大きく広げる、同「拡」

手3+6=総画数9 U+6305
音読: タ[漢呉]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」

手3+6=総画数9 U+6306
音読: タ[漢呉]
◆見当をつける、推(お)し量る、同「揣」
◆揺れる
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:桗:挅】落帆」
𢫾
手3+6=総画数9 U+6307
音読: シ[漢呉]
訓読: ゆび、ゆび・さす、さ・す
◆ゆび、手足の先に伸び出た体の一部 {人体(上肢)}
◆ゆび・さす、さ・す、物事の方向を示す
◆意図するところ、考え、意向、同「旨」
筆順
𢭋
手4+6=総画数10 U+6308
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆手に提(さ)げて持つ、手にぶら下げるようにして持つ
◆手で引き連れる
◆刻む、札などに文字を刻み込む、同「契」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+6=総画数9 U+6309
音読: アン[漢呉]
◆手や指で軽く押さえ付ける、柔らかく押さえる
◆一つずつしっかりと押さえて調べる、また考える
◆調べてみたところ~、あれこれ考えてみるに~
◆「按語アンゴ」、編者や著者などが調べ考えた結果付け加えた補足や注釈
筆順

手3+6=総画数9 U+630A
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:挊{⿰扌(⿱巳廾)}挵】三俗{⿱𧆭一}貢反」

手3+6=総画数9 U+630C
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆手で殴り合う、取っ組み合って殴り合う、同「格」「𢼛」
筆順

手3+6=総画数9 U+630D
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆あれとこれとを突き合わる、また照合する、また比較する、同「校」

手3+6=総画数9 U+630E
音読: コ[漢]、ク[呉]
◆腕で抱(かか)えるようにして持つ「【儀禮:卷第四:鄉飲酒禮】…工四人二瑟瑟先相者二人皆左何瑟後首挎越內弦右手相(…挎持也相瑟者則爲之持瑟其相歌者徒相也越瑟下孔也内弦側擔之者)…」
◆腕に提(さ)げる、手提げ持つ、ぶら下げるようにして持つ
◆首や肩に掛けてぶら下げる

手3+6=総画数9 U+630F
音読: トウ[漢]、ズウ[呉]
◆突(つ)いたり引いたりする、突いたり引いたりしてかき混(ま)ぜる、「揰挏トウトウ」
◆「挏馬酒トウバシュ」、馬の乳に熱を加え攪拌カクハンし発酵ハッコウさせたヨーグルトyogurtのような乳製品、酸(す)っぱい味がして酔うという、別名「馬酪バラク・マァラァウ」「馬奶酒バナイシュ・マァナァィジョ」「馬乳酒バニュウシュ」
◆「挏馬トウバ」、漢代(前202年~220年)の官職名で「挏馬酒」を作るための馬乳バニュウを搾乳サクニュウする役という、秦代(前221年~前207年)以降「家馬カバ」の名であったが太初元年(紀元前104年)に「挏馬」に改名した「【西漢會要:太僕】…武帝太初元年更名家馬爲挏馬(挏音徒孔反應劭曰主乳馬取共汁挏治之味酢可飲)」

手4+6=総画数10 U+6310
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆入り乱れる、絡(から)み合う、縺(もつ)れる、「紛挐フンジョ」
◆長く繋(つな)がり続く、絶えることなく続く「【漢書:卷六十四下:嚴朱吾丘主父徐嚴終王賈傳第三十四下】…禍挐而不解(師古曰挐相連引也音女居反)兵休而復起…」
◆手に持つ、手で握(にぎ)る、手で掴(つか)む、捕(つか)まえる、同「拏」
漢字林(非部首部別)
𢬹
手3+6=総画数9 U+6311
音読: チョウ[漢呉]、トウ[漢呉]
訓読: いど・む
◆煽(あお)いで騒(さわ)ぎや火などの勢いを大きくする
◆焚(た)きつける、そうなるように仕向ける、唆(そそのか)してその気を起こさせる、「挑動チョウドウ」、同「誂」
◆突き入れて穿(ほじく)る
◆担(にな)う、棒に荷を掛けて担(かつ)ぐ
◆選(えら)ぶ、選(よ)り分ける
筆順

手3+6=総画数9 U+6312
音読: レツ、レチ
◆捩(よじ)る、捩(ね)じる、捻(ひね)る

手3+6=総画数9 U+6313
音読: タ、チャ
◆手を(腕を)開く、開き広げる、「挓挲タサ」、同「𢵍」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:挓𢵍】俗知格反裂也張也正作磔」「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」
旅𣃨𢬜𣥏𣥐
手3+6=総画数9 U+6314
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
訓読: たび
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆列を成(な)して行軍する、またその軍隊
◆(大勢で)遠くへ出掛ける
◆(多くのものが)列を成なす、連(つら)なる
◆供物クモツ(そなえもの)を祭壇サイダンに並べ山や川の神を祀(まつ)る祭礼、同「祣」
◆周易の六十四卦の一つ、䷷(U+4DF7、火山旅カザンリョ) {易経記号}
◆背骨(せぼね)、同「膂」

手3+6=総画数9 U+6315
音読: チョウ、ショウ
◆打つ
◆指先で摘(つ)まむ、また摘まみ捻(ひね)る、訛「𢬴」
◆俗「攝」「【康熙字典:卯集中:手部:挕】《篇海》丁叶切音喋打也〇按𢬴字譌省俗借爲攝字」

手3+6=総画数9 U+6316
音読: アツ[漢]、エチ[呉]
◆穴を掘る、穿(ほじく)る、同「穵」
◆「挖苦アツク・ワクゥ」、当て擦(こす)りや皮肉を言う

手3+6=総画数9 U+6317
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集中:手部:挗】《篇海》音義同抉《海篇》音掘」

手3+6=総画数9 U+6318
訓読: むし・る
◆[日]掴んで引き抜く、また引き剥がす
擧𦦙舉举㪯
手4+6=総画数10 U+6319
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: あ・げる、あ・がる、あ・げて、こぞ・る、こぞ・って
◆(ものを手で頭よりも上に)持ち上げる、手を高く上げる、「挙手キョシュ」
◆(問題点などを)取り上げる
◆(人などを)取り立てる、「推挙スイキョ」
◆事を起こす、行(おこな)う
◆(国や場所を)占領する
◆行い、行為
◆全て、悉(ことごと)く、残らずに、「挙国キョコク(国を挙げて、国民全て)」
漢字林(非部首部別)
筆順
摯𢴷
手4+6=総画数10 U+631A
音読: シ[漢呉]
◆しっかりと手に持つ、同「執」
◆面会する人(特に初対面の人)への礼物、手土産(てみやげ)、同「贄」
◆誠実なさま、心がこもっているさま
◆至(いた)る、それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、隅々まで行き届く、同「𡠗」
◆獰猛な、荒々しい、同「鷙」「【禮記注疏(禮記正義):卷三:曲禮上】…摯獸猛而能撃謂虎狼之屬也…」

手4+6=総画数10 U+631B
音読: レン[漢呉]
訓読: つ・る
◆断ち切れずに繋(つな)がる、繋がりが断ち切れない
◆繋いで引っ張る、引っ張られる
◆つ・る、筋肉(きんにく)が縮(ちぢ)んだままで元に戻らない、互いに繋がっている片方を引くと一方も一緒に引っ張られる、「痙攣ケイレン」

手3+6=総画数9 U+631C
音読: ア
◆強(し)いる、無理に押し付ける、また売り付ける
◆「挜㩡アラ」、揺(ゆ)らす、振(ふ)る、振るう、振り回す

手3+6=総画数9 U+631D
音読: タ
◆鼓(つづみ)などを叩(たた)く、打ち据える
◆「漁陽摻撾ギョヨウサンタ」、古代の楽曲の名、鼓による楽曲「【世說新語:言語第二】衡揚枹為漁陽摻檛淵淵有金石聲四坐為之改容」
撻𢹗𢺂𨘈𢾴𢽞𪯎
手3+6=総画数9 U+631E
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆鞭(むち)や棒で打つ、打ち据える、鞭打つ、同「韃」
◆鞭打って励ます

手3+6=総画数9 U+631F
音読: キョウ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: はさ・む、はさ・まる
◆ものを腋(わき)の下に入れ腕を降ろし脇腹との間で押さえる、両側から押さえ(落ちないように)支える、同「夾」
◆両側から押え付けて動かないようにする
◆両側から押え付けて身動きができないようにする、強く迫(せま)る
筆順

手3+6=総画数9 U+6320
音読: ドウ[漢]、ニョウ[呉]、トウ[慣]
訓読: たわ・む、しな・う
◆たわ・む、しな・う、柔らかく弾力があって折れることなく曲る
◆乱す、掻(か)き乱す、攪乱カクランする
◆爪を立てて掻(か)く

手3+6=総画数9 U+6321
音読: トウ[漢呉]
◆押し止(とど)める、遮(さえぎ)る、阻(はば)む、同「攩」
◆「抵挡テイトウ」、食(く)い止める、押し止(とど)める、防ぎ止める
◆「摒擋ヘイトウ」、取り除く、片付ける
撟𢱪
手3+6=総画数9 U+6322
音読: キョウ[漢呉]
◆(手を)挙(あ)げる、反(そ)らせて曲げるように一方(片方)だけを持ち上げる、同「矯」
◆狂いや歪(ゆが)みを調整して本来の曲がり具合にする、本来の形に整える、正しい形に直(なお)す、同「矯」
◆曲げる、歪める、むやみに(故意に)歪める、同「矯」「【周禮注疏:秋官司寇】掌士之八成…五曰撟邦令(稱詐以有爲者〇撟音矯)」

手3+6=総画数9 U+6323
音読: ソウ、ショウ
◆ぐっと力を入れる(ぐっと引っ張る、ぐっと突っ張る、など)、必死になる
◆「挣揣ソウスイ」「挣扎ソウサツ」、なんとかしようと必死になる、足掻(あが)く、藻掻(もが)く、同「䦛䦟ソウスイ」
擠㨈𡬚
手3+6=総画数9 U+6324
音読: セイ[漢]、サイ[呉]
◆押し出す、ぎゅっと押して外に出す
◆ぎっしりと詰まる、ひしめき合う
揮𢰄𨍂
手3+6=総画数9 U+6325
音読: キ[漢]、ケ[呉]
訓読: ふる・う
◆(手や旗を)右に左に振る、振り回す、同「㩣」
◆(手や旗を)振って指図(さしず)する、指示する、合図する、「指揮シキ」、同「撝」
◆(ぱっと)手を振って拭い落とす、また撒(ま)き散らす、発散する、「発揮ハッキ」

手3+6=総画数9 U+6326
音読: シン[漢]、ジン[呉]、サン[漢]、ゾン[呉]、セン[漢]、ゼン[呉]
◆引き抜く、抜き取る、摘(つま)み取る

手3+6=総画数9 U+6327
音読: ウ[漢呉]
訓読: とち
◆姓用字「【萬姓統譜:卷三十五:五歌】過挧(兖州刺史)」
◆[日]とち、地名用字、姓用字、同「栩」
筆順
𢫤𢪼
手3+6=総画数9 U+22AE4
音読: ドウ、ニョウ
◆爪を立てて掻(か)く、同「撓」
𢫥拪𢰕
手3+6=総画数9 U+22AE5
音読: セン
◆今の場所・地位から高い場所・地位に移る、また移す、上(のぼ)る、同「遷」「䙴」
◆今の場所から他の場所に移る、また移す、移る、同「遷」「移」「【遺山先生文集:卷第十六】…乃置家相下買田{⿰阝⿱夂𦈢}慮借二寺為拪息之地…」
𢫦
手3+6=総画数9 U+22AE6
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]、ヒョウ[慣]
◆両手を(軽く、ぱんぱんと)打ち合せる
◆リズムrhythmや脈ミャクなどの波状に繰り返される高低や強弱の一周期
𢫧
手3+6=総画数9 U+22AE7
音読: シュウ、ス
◆手に持つ、手にしっかりと握(にぎ)る、同「搊」
𢫨
手3+6=総画数9 U+22AE8
音読: ジョウ[漢]、ニュウ[呉]
◆手で押す、強く押す
◆手を貸して助ける
◆強く引っ張る、同「扔」
𢫩薅𦵢𦼸𢬺𢴅𣐾
手3+6=総画数9 U+22AE9
音読: コウ[漢呉]
◆田畑の雑草を引き抜く、除草する、同「茠」
𢫪𢯲𢮗
手4+6=総画数10 U+22AEA
音読: ワン
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」「𢮘」 {人体(上肢)}
◆手で握る、しっかりと握って持つ、同「𦙵」
𢫫
手3+6=総画数9 U+22AEB
音読: ロツ、ロチ
◆掴む
𢫭
手3+6=総画数9 U+22AED
音読: ジク、ニク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𢫭】摍𢫭不申」「【康熙字典:卯集中:手部:𢫭】…○按《說文》云朔而月見東方謂之縮肭肭亦作朒摍𢫭卽假借縮朒之義《正字通》云縮通作朒無作𢫭者又摍縮義別音義𠀤非此說亦泥」
𢫮揯搄𢳖𢬎𢰨
手3+6=総画数9 U+22AEE
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」
𢫰
手4+6=総画数10 U+22AF0
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆親指と中指を開いて長さを測る、同「搩」
𢫳拓𢷌𢸨
手3+6=総画数9 U+22AF3
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𢫵
手3+6=総画数9 U+22AF5
音読: シュク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:𣵽第二:𢫵】收早熟禾曰𢫵」
𢫶𣬊𣬓𢮠𡴬
手4+6=総画数10 U+22AF6
音読: ハイ、ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、またその作法、同「拜」
𢫷
手3+6=総画数9 U+22AF7
音読: ワ
◆摘(つま)む、摘み取る
𢫹
手3+6=総画数9 U+22AF9
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:投𢫹】說文適也一曰合也亦姓古作𢫹」
𢫼搔掻𢸪𢮞𤔢
手3+6=総画数9 U+22AFC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: か・く
◆爪を立て引っ掛けるようにして引く、また爪立ててものを寄せ集める
◆騒ぐ、同「騒」
◆[日]手を忙(せわ)しく動かすさま
𢫽抑𢮮𢬃
手3+6=総画数9 U+22AFD
音読: ヨク[漢]、オク[呉]
訓読: おさ・える、そも、そもそも
◆おさ・える、上から下の方向に押さえ付ける、押え付けて立ったり起きたり(上の方に向かう動作)や目立ったり激しい動作をしないようにする
◆そもそも、文中に置いてそれまでの話を終わり(抑えて)新たな話を始める際に用いる語
◆そもそも、(そういう考えもあるが、そうではなくて)本来は
𢫾
手3+6=総画数9 U+22AFE
音読: シ[漢呉]
訓読: ゆび、ゆび・さす、さ・す
◆ゆび、手足の先に伸び出た体の一部 {人体(上肢)}
◆ゆび・さす、さ・す、物事の方向を示す
◆意図するところ、考え、意向、同「旨」
𢬃抑𢮮𢫽
手3+6=総画数9 U+22B03
音読: ヨク[漢]、オク[呉]
訓読: おさ・える、そも、そもそも
◆おさ・える、上から下の方向に押さえ付ける、押え付けて立ったり起きたり(上の方に向かう動作)や目立ったり激しい動作をしないようにする
◆そもそも、文中に置いてそれまでの話を終わり(抑えて)新たな話を始める際に用いる語
◆そもそも、(そういう考えもあるが、そうではなくて)本来は
𢬆搊𢮢𢬟𢬞
手3+6=総画数9 U+22B06
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
𢬌抜拔㧞𢪺
手3+6=総画数9 U+22B0C
音読: ハツ[漢]、バチ[呉]、バツ[慣]
訓読: ぬ・く、ぬ・ける、ぬ・かす、ぬ・かる
◆多くの中で一部だけが見えているところを掴んで引っ張り出す
◆多くの中から必要なもの或いは不必要なものを選んで取り出す
◆多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、他よりそこだけ(それだけ)が優れている
◆[日]肝心なところを見落とす
𢬍擪𢵤擫㩎
手3+6=総画数9 U+22B0D
音読: ヨウ[漢呉]
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
𢬎揯搄𢳖𢫮𢰨
手3+6=総画数9 U+22B0E
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」
𢬑
手3+6=総画数9 U+22B11
音読: 未詳
◆未詳
𢬘
手3+6=総画数9 U+22B18
音読: 未詳
◆未詳「【岱史:卷十七:鄒德溥】…大夫松爾本𢬘劲節…」「【中華字海:扌部:𢬘】同"抱"」
𢬜旅𣃨挔𣥏𣥐
手3+6=総画数9 U+22B1C
音読: リョ[漢]、ロ[呉]
訓読: たび
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした「【周禮:卷第三:地官司徒】乃會萬民之卒伍而用之五人爲伍五伍爲兩四兩爲卒五卒爲旅五旅爲師五師爲軍…(用謂使民事之伍兩卒旅師軍皆衆之名兩二十五人卒百人旅五百人師二千五百人軍萬二千五百人…)(人数や呼称は時代や国によって異なる)
◆列を成(な)して行軍する、またその軍隊
◆(大勢で)遠くへ出掛ける
◆(多くのものが)列を成なす、連(つら)なる
◆供物クモツ(そなえもの)を祭壇サイダンに並べ山や川の神を祀(まつ)る祭礼、同「祣」
◆周易の六十四卦の一つ、䷷(U+4DF7、火山旅カザンリョ) {易経記号}
◆背骨(せぼね)、同「膂」
𢬞搊𢮢𢬆𢬟
手3+6=総画数9 U+22B1E
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
𢬟搊𢮢𢬆𢬞
手3+6=総画数9 U+22B1F
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
𢬡
手3+6=総画数9 U+22B21
音読: 未詳
◆未詳
𢬣
手4+6=総画数10 U+22B23
音読: 未詳
◆未詳
𢬪捽𢪄
手3+6=総画数9 U+22B2A
音読: ソツ、ゾチ
◆掴(つか)む、ぐぃっと掴む、握(にぎ)る、ぎゅっと握る
◆摘(つ)まむ、指先で掴んで(ぎゅっと握って)引く、また引き上げる
◆衝突ショウトツする、互いにぶつかり合う
注解:「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢬪𢪄(或作)捽(正)】昨沒反手捽也」
𢭎
手3+6=総画数9 U+22B4E
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢭎】下江反𢭎䉶帆䉶音雙」
梳𣐌𣓜𤴜𣙳
手3+7=総画数10 U+39E7
音読: ソ[漢]、ショ[呉]
訓読: と・く、す・く、くしけず・る
◆櫛(くし)、歯の目が比較的粗い櫛、目が細かいものは「篦」「枇」、総称して「櫛」「【說文解字注:木部:櫛】梳比之總名也(比讀若毗疏者為梳密者為比)」
◆櫛で髪の毛を整える

手3+7=総画数10 U+39F4
音読: ガ[漢呉]
◆縒(よ)る、両掌(てのひら)で物を挟み左右の掌を逆方向に擦(こす)る、同「搓」

手3+7=総画数10 U+39F5
音読: ホウ[漢]、フ、ブ[呉]
◆掘(ほ)る、両手で土を掬(すく)うようにして掘る
◆両手で掬い取れる量を表す単位、「一掊イッポウ(一度に両手で掬い取れる量)」、同「抔」
◆打ち壊(こわ)す

手3+7=総画数10 U+39F6
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、琴キンや瑟ヒツ(いずれも弦楽器)などの高く短い音、同「鏗」

手3+7=総画数10 U+630B
音読: シン[漢呉]
◆汚れや穢(けが)れを拭(ぬぐ)う、拭い清める
◆与える、与え助ける、同「給」「賑」
𢰇
手3+7=総画数10 U+6328
音読: アイ[漢呉]、エ[呉]
◆ぶつかるほど近くまで寄る、肩が触れるほどぴったりと並ぶ
◆押す、押し合う
◆被(こうむ)る、~される、同「捱」
◆引き延ばす、同「捱」
◆「挨拶アイサツ」◇ぎっしりと詰まって押し合い圧(へ)し合いするさま◇[日]人と付き合う際の礼儀としての言葉◇[日]会合などの大勢の人が集まる場で話をすること、またその話
筆順

手3+7=総画数10 U+6329
音読: タツ[漢]、ダツ、ダチ[呉]
◆抜け出る、解き放たれる
◆棒などで叩(たた)く
◆拭(ぬぐ)う
𢰓
手3+7=総画数10 U+632A
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆両掌(てのひら)で物を揉(も)む「【廣韻:下平聲:卷第二:歌第七:那:挪】搓挪」
𢲖
手3+7=総画数10 U+632B
音読: サ[漢呉]、ザ[慣]
訓読: くじ・く、くじ・ける
◆途中で折る、折れる
◆途中からそれまでのように進めなくなる
筆順

手3+7=総画数10 U+632C
音読: ホツ[漢]、ボチ[呉]
◆抜く
𢯬
手3+7=総画数10 U+632D
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆乱す、掻(か)き乱す、同「攪」「撓」

手3+7=総画数10 U+632E
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆涙や鼻水を拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、同「䶏」

手3+7=総画数10 U+632F
音読: シン[漢呉]
訓読: ふ・る、ふ・るう
◆揺(ゆ)する、揺るがす、揺り動かす
◆揺すって奮(ふる)い起こす、また奮い立たせる
◆励(はげ)ます、励まし救(すく)う
◆盛んなさま、勢(いきお)いがあるさま、「振振シンシン」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+7=総画数10 U+6330
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆差し上げる
◆「挰掄」、仕分けて選び出す
挲𢬰
手3+7=総画数10 U+6331
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆摩(さす)る、撫(な)でる、「摩挲マサ」
◆「挓挱タサ」、手を(腕を)開く、開き広げる「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」
挱𢬰
手4+7=総画数11 U+6332
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆摩(さす)る、撫(な)でる、「摩挲マサ」
◆「挓挲タサ」、手を(腕を)開く、開き広げる「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」

手3+7=総画数10 U+6333
音読: ①コウ[漢]、キョウ[呉]②ケン[漢呉]

◆撞(つ)く、棒状のもので突く

◆牽(ひ)く、引っ張る、同「牽」
𢯈𢮇
手3+7=総画数10 U+6334
音読: バイ、マイ
◆貪(むさぼ)る
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」「【方言:第二】挴㥾赧愧也晉曰挴或曰㥾秦晉之間凡愧而見上謂之𧹞(小雅曰面赤愧𧹞)梁宋曰㥾(勑㥾亦慙㒵也音匿)」

手3+7=総画数10 U+6335
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:挊{⿰扌(⿱巳廾)}挵(三俗{⿱𧆭一}貢反){⿰扌丗}{⿰扌𠦆}(二俗)拽(正)】余制反又羊設反牽引拖拽也」「【集韻:卷七:去聲上:送第一:弄挵】盧貢切說文玩也」「【集韻:卷七:去聲上:用第三:𧼩】挵𧼩邪行」
◆人名用字「【隋書:卷六十五:列傳第三十:權武】權武字武挵天水人也…」

手3+7=総画数10 U+6336
音読: キョク[漢]、コク[呉]
◆周りを取り囲んで押さえ中のものが動かないようにする、抱(かか)える、同「拘」
◆二本の棒に土などを運ぶための籠や台を取り付けたもの、前後二人でこれを担(かつ)ぎ上げて運ぶ、同「梮」
搒𢮔
手3+7=総画数10 U+6337
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𢺃𢹕
手3+7=総画数10 U+6338
音読: ケン[漢呉]
◆拭う

手3+7=総画数10 U+6339
音読: ユウ[漢呉]、オウ[呉]
◆酒や水などを掬(すく)う、汲(く)む
◆気持などを抑(おさ)える、抑制ヨクセイする
◆敬意を表すために胸の前で手を組む、「拱挹コウユウ」、同「拱揖」
漢字林(非部首部別)

手3+7=総画数10 U+633A
音読: テイ[漢]、ジョウ[呉]、チョウ[慣]
◆まっすぐに突き出る、他よりも先に抜(ぬ)きん出る
◆(曲がらずに)まっすぐなさま、同「頲」
◆[日]長くまっすぐなものを数える語、同「梃」
筆順

手3+7=総画数10 U+633B
音読: セン[漢呉]
◆長く広く延(の)ばす、広げる「【孔叢子:卷四:對魏王第十四】…嬖臣以遇徼幸者內則射合主心外則挻主之非此最人主之大患也…」
◆捏(こ)ねたりなどして柔(やわ)らかくする、同「埏」
◆「挻攪センカク」、捏(こ)ね回す「【釋名:釋飲食】生脠以一分膾二分細切合和挻攪之也」
◆取る「【方言:第一】撏(常含反)攓(音蹇)摭(盜蹠)挻(羊羶反)取也…凡取物而逆謂之𥶉…」

手3+7=総画数10 U+633C
音読: ダ、ナ
◆手で(掌で)押さえる、同「捼」
◆「挼祭ダサイ」、古代の祭礼サイレイ名、未詳、一説に「墮祭」ともいう「【儀禮註疏:卷十五:特牲饋食禮第十五】…祝命挼祭尸左執觶右取菹㨎于醢祭于豆間(…《疏》《注》釋曰云挼祭祭神食也者郷者設饌未迎尸陰厭厭飫神今尸來升席而挼祭祭訖當食神餘…)」
漢字林(非部首部別)

手3+7=総画数10 U+633D
音読: バン[漢]、モン[呉]
訓読: ひ・く
◆曳(ひ)く、引っ張る、同繁「輓」
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を乗せた車を曳く、同「輓」
◆「挽歌バンカ」、柩を乗せた車を曳く時に歌う歌、人の死を悼(いた)む歌、同「輓歌」
◆[日]ひ・く、鋸(のこぎり)などで手前に引くようにして切る
筆順

手3+7=総画数10 U+633E
音読: キョウ[漢]、ギョウ[呉]
訓読: はさ・む、はさ・まる
◆ものを腋(わき)の下に入れ腕を降ろし脇腹との間で押さえる、両側から押さえ(落ちないように)支える、同「夾」
◆両側から押え付けて動かないようにする
◆両側から押え付けて身動きができないようにする、強く迫(せま)る
筆順
插揷𢰔𢭉
手3+7=総画数10 U+633F
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: さ・す
◆細長いもの(先が尖ったもの)を刺し入れる
◆空いたところ(隙間や穴)に差し入れる
筆順

手3+7=総画数10 U+6340
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆両掌(てのひら)に載せて持つ、同「捧」「𢪋」
◆「捀子ホウシ」、籠や袋を背負い物を売り歩く人「【太平廣記:卷二十八:神仙二十八:僧契虛】師可備食於商山逆旅中遇捀子(音奉即荷竹橐而販也)」

手3+7=総画数10 U+6341
音読: コウ、キョウ
◆乱れる、入り乱れる、同「攪」
筆順
𢫸
手3+7=総画数10 U+6342
音読: ゴ[漢]、グ[呉]
◆斜め("\""/"字状)に渡して対角に当てる、筋交い(すじかい)に当てる、斜交い(はすかい)に支える、同「梧」
◆「抵捂テイゴ」、互いにぶつかり合う、食い違う、同「柢梧」「牴牾」
◆「搘捂シゴ」、倒れないように柱や石などを当てて支える

手3+7=総画数10 U+6343
音読: クン
◆集める、一所イッショ(ひとところ)に集める、集めて一所に収(おさ)める、「捃摭クンセキ(寄せ集める)」「捃拾クンシュウ(集め収める)」、同「攈」
筆順

手3+7=総画数10 U+6344
音読: キュウ[漢]、グ[呉]
◆土を籠(かご)や畚(もっこ)などに入れて集める、掻(か)き集める
◆救(すく)う、助ける、同「救」
筆順
𢳟
手3+7=総画数10 U+6345
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆引く、引っ張る、同「㪌」「【廣韻:上聲:董第一:侗:捅】進前也」
◆棒や刀などで突(つ)く、突(つつ)く
◆突き刺す、突き破る
𢮖
手3+7=総画数10 U+6346
音読: コン[漢呉]
◆縛(しば)る、同「裍」「綑」「梱」「𡈳」
◆経糸(たていと)の間を緯糸(よこいと)を通した後、とんとんとしっかり打って固く織る、同「綑」「【康熙字典:卯集中:手部:捆】…《註》捆猶叩㧻也欲使堅故叩之…《疏》捆逼而密緻也…」
◆(莚などに使う藁を柔らかくするために)しっかりと叩(たた)く
𢷓
手3+7=総画数10 U+6347
音読: カク
◆裂(さ)く、(土を)掘る
◆抜き取る、取り除く

手3+7=総画数10 U+6348
音読: ト[漢]、ド、ズ[呉]
◆折ったり巻いたりしてあるものを横に伸ばし広げる、同「舒」
◆(それまで外からは見えなかった)考えや思いを言葉や態度で表す、考えや思いを述べる、同「抒」

手3+7=総画数10 U+6349
音読: サク[漢]、ソク[呉]
訓読: とら・える、つか・まえる
◆ぎゅっと掴(つか)まえる、掴まえて離さない、しっかりと手(や目や頭など)の中に収める
◆捕(つか)まえる、搦(から)め捕(と)る
◆「守捉シュソク」、唐朝(618年~907年)の国境周辺を警備する軍の組織の名
筆順

手3+7=総画数10 U+634A
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆両腕で手前に引き集め抱(かか)える、多くのものを腕の中に引き入れる

手3+7=総画数10 U+634B
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆指で摘(つま)まみ取る、指先で摘み持つ、同「寽」

手3+7=総画数10 U+634C
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]
訓読: さば・く、は・ける
◆二つに分(わ)ける、別(わ)ける、分けて両脇に押し開く
◆八、「八」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと) {数字}
◆[日]さば・く、は・ける、物事をうまく仕分ける、物事がうまく流れる
筆順

手3+7=総画数10 U+634D
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆防ぐ、くい止める、同「仠」「扞」「㪋」
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦が当たって傷付かないように腕に着ける防具、同「扞」
筆順

手3+7=総画数10 U+634E
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]、ショウ[漢呉]
◆ものの表面をさっと掠(かす)める
◆さっと払う、さっと払うように打つ
◆ものの表面を払うように削(そ)ぎ切る、掠め取る
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+7=総画数10 U+634F
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]、ネツ[慣]
訓読: こ・ねる、つく・ねる
◆掌(てのひら)や指で押さえる、押さえ延ばし纏(まと)めるという動作(蕎麦そばや饂飩うどんを打つ際の動作)を繰り返す
◆押さえ延ばし纏めながら元の形とは全く違うものに作り上げる、実際にはないことやものをあるかのように作り上げる
◆あれやこれやと無理や屁理屈(へりくつ)を言う
筆順

手3+7=総画数10 U+6350
音読: エン[漢呉]
◆棄(す)てる、放り出す
◆投げ打つ、差し出す
◆損(そこ)なう、減らす
◆「棄捐キエン」、捨て去る、見捨てる
◆「捐身エンシン」、身を捨てる、身を削り尽くす、同「献身」
◆「捐助エンジョ」、金品を差し出して助ける、寄付する、「義捐ギエン」、同「援助」
◆「捐官エンカン」、金品を納めて(貯えを差し出して、貯えを減らしてその代わりに)官職を得る
◆「捐税エンゼイ」、(貯えを割いて納める)税金
◆「捐瘠エンセキ」、体の肉が削(そ)げ落ちる、痩(や)せ細る
筆順

手3+7=総画数10 U+6351
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:職第二十四:𢯩】打也通作捑」

手3+7=総画数10 U+6352
音読: シュ、ショク、ソク
◆束(たば)ねる、一つに纏(まと)める、縛(しば)って一つにする、同「束」
◆装(よそお)う、装束(ショウゾク、衣裳や装身具などを始めとする身の回りのもの)を整える
◆身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、体を強張(こわば)らせる、同「竦」「悚」

手3+7=総画数10 U+6354
音読: ①カク[漢呉]②サク[漢]、ザク[呉]

◆力を競(きそ)い合う、同「角」

◆突き刺す

手3+7=総画数10 U+6355
音読: ホ[漢]、ブ[呉]
訓読: つか・まえる、つか・まる、とら・える、とら・われる、と・る
◆(逃げるものを追いかけて、或いは隠れているもの捜し出して)掴(つか)まえる、捉(つか)まえる、取り押さえる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+7=総画数10 U+6356
音読: カン[漢]、ガン[呉]
◆(宝石などを)削(けず)り磨(みが)く

手3+7=総画数10 U+6357
音読: ①チョク[漢]、チキ[呉]②ホ[漢]、ブ[呉]
訓読: はかど・る

◆打つ

◆「捗攎ホロ」、未詳、「散らばった草を拾い集める」の意か?「【集韻:卷二:平聲:模第十一:荹捗】荹攎收亂艸或从手」
◆[日]はかど・る、仕事が順調に進む
筆順

手3+7=総画数10 U+6358
音読: サイ[漢呉]、シュン[漢呉]、ソン[漢]、ゾン[呉]
◆押す、手や指で軽く押さえ付ける
拽𡲝
手3+7=総画数10 U+6359
音読: エイ、エ、エツ、エチ
◆(車などに)綱を掛け踵(かかと)で踏ん張りながら後退(あとずさ、あとしざ)りに引っ張る
筆順

手3+7=総画数10 U+635A
音読: サイ
◆両手で持ち高く上げる、捧げ持つ
𢰈
手3+7=総画数10 U+635B
音読: リョ、ロ
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした、同「𢬜(旅)」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢰈捛】二俗𢬜正音呂師旅也與旅字同」
◆未詳「【鮚埼亭詩集:卷第五:嶰谷捛集行菴見黃葉滿庭偶然有作】」
搜𢯱摉𢅢𠮍
手3+7=総画数10 U+635C
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
筆順

手3+7=総画数10 U+635D
音読: タツ[漢]、ダツ、ダチ[呉]
◆抜け出る、解き放たれる
◆棒などで叩(たた)く
◆拭(ぬぐ)う
撈𢭐
手3+7=総画数10 U+635E
音読: ロウ[漢呉]
◆水中のものを掬(すく)い上げる、手や網で掻(か)き寄せるようにして掬う
損𢿃
手3+7=総画数10 U+635F
音読: ソン[漢呉]
訓読: そこ・なう、そこ・ねる
◆減らす、失う、失シッする、欠ける、傷付ける、貶(おとし)める、貶(けな)す、価値が低下したり状態が悪化したりすることを指す

手3+7=総画数10 U+6360
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆未詳「【廣韻:下平聲:耕第十三:浜:捠】冢口穴也(「㙃」の「土」を「扌」と見誤ったものか?)
撿𢮦
手3+7=総画数10 U+6361
音読: ケン[漢呉]
◆型に嵌(は)めて自由を制限する、拘束する
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「檢」

手3+7=総画数10 U+6362
音読: カン[漢]、ガン[呉]
訓読: か・える
◆今あるものをそれまでのものとは別のものに替える

手3+7=総画数10 U+6363
音読: トウ[漢呉]
訓読: つ・く
◆舂(うすづ)く、臼などの器に入れた穀物を満遍マンベンなく杵(きね)などで突く、同「擣」「㨶」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「擣」
◆突っつく、突っつき回す、「搗乱トウラン(突っついて面倒や騒ぎを起こす)」

手3+7=総画数10 U+6364
音読: 未詳
◆未詳

手3+7=総画数10 U+6369
音読: ①レツ[漢]、レチ[呉]②レイ[漢]、ライ[呉]
訓読: ねじ・る、ね・じる、よじ・る、もじ・る

◆逆方向に回す、回すようにして別方向に向ける、捻(ひね)る、「手(扌)を逆方向(戾)に回す」の意

◆曲げた指を伸ばす弾(はじ)く・手首を捻る・掌を返すなど手や手首を曲げ伸ばししたり回転させる動作、「手(扌)を逆方向(戾)に曲げる」の意
注解:日本では{⿰扌(⿸戸大)}だが、本来は{⿰扌(⿸戸犬)}
筆順

手3+7=総画数10 U+63E4
音読: ①ショク[漢]、ソク[呉]②シツ[漢]、ジチ[呉]

◆掴(つか)む

◆拭(ぬぐ)う
𢫸
手3+7=総画数10 U+22AF8
音読: ゴ[漢]、グ[呉]
◆斜め("\""/"字状)に渡して対角に当てる、筋交い(すじかい)に当てる、斜交い(はすかい)に支える、同「梧」
◆「抵𢫸テイゴ」、互いにぶつかり合う、食い違う、同「柢梧」「牴牾」
◆「搘𢫸シゴ」、倒れないように柱や石などを当てて支える
𢬰挲挱
手3+7=総画数10 U+22B30
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆摩(さす)る、撫(な)でる、「摩挲マサ」
◆「挓𢬰タサ」、手を(腕を)開く、開き広げる「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」
𢬱
手3+7=総画数10 U+22B31
音読: キョウ[漢]、コウ[呉]、キ[漢]、コ[呉]
◆持つ、手に持つ、持ち去る
𢬲
手3+7=総画数10 U+22B32
音読: カ
◆(背や肩に)ものを載(の)せる、背負(せお)う、担(にな)う、同「抲」「荷」
𢬴
手3+7=総画数10 U+22B34
音読: チョウ[漢呉]
◆指先で摘(つ)まむ、また摘まみ捻(ひね)る、同「拈」
𢬵
手3+7=総画数10 U+22B35
音読: ヘン、ベン、フン、ハン、ホン
◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「抃」「拚」
◆(命などを)投げ出す、棄(す)てる、同「拌」
◆鳥が翼を大きく羽ばたかせながら飛ぶ、同「翻」
𢬶𢽪
手3+7=総画数10 U+22B36
音読: シン
◆撃(う)つ
𢬸
手3+7=総画数10 U+22B38
音読: カツ[漢]、カチ[呉]
訓読: くく・る、くび・れる
◆袋などの口を解(ほど)けないように縛(しば)る、また縛って閉じる
◆幾つかのものを一つに纏(まと)める、纏めて束ねる
◆矢を弦(つる)に番(つが)える部分、矢筈やはず {武器(弓箭)}
◆[日]くび・れる、縛ったように途中が窄(すぼ)まる
𢬹
手3+7=総画数10 U+22B39
音読: チョウ[漢呉]、トウ[漢呉]
訓読: いど・む
◆煽(あお)いで騒(さわ)ぎや火などの勢いを大きくする
◆焚(た)きつける、そうなるように仕向ける、唆(そそのか)してその気を起こさせる、「挑動チョウドウ」、同「誂」
◆突き入れて穿(ほじく)る
◆担(にな)う、棒に荷を掛けて担(かつ)ぐ
◆選(えら)ぶ、選(よ)り分ける
𢬺薅𦵢𦼸𢫩𢴅𣐾
手3+7=総画数10 U+22B3A
音読: コウ[漢呉]
◆田畑の雑草を引き抜く、除草する、同「茠」
𢬻㘝𡆴
手3+7=総画数10 U+22B3B
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆中に取り込む、同「囡」
𢬼
手3+7=総画数10 U+22B3C
音読: トン
◆手で押す、同「推」「㨡」
𢬽捭𢮆
手3+7=総画数10 U+22B3D
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆両手で左右にぐっと開く、両脇へ押し退(の)けるようにして開く「【說文解字注:手部:捭】㒳手擊也(謂左右㒳手橫開旁擊也引申之爲鬼谷子之捭𨵵捭之者開也𨵵之者閉也禮記燔黍捭豚叚捭爲擘字)」
◆開いて平らにする、(塊肉に)切り込みを入れて開き平らにする「【禮記注疏(禮記正義):卷二十一:禮運】夫禮之初始諸飲食其燔黍𢬽豚…(《注》…甑釋米𢬽肉加於燒石之上而食之耳…《疏》…燔黍𢬽豚者燔黍者以木洮釋黍米加於燒石之上以燔之故云燔黍或𢬽析豚肉加於燒石之而孰之故云𢬽豚…)」
◆毀(こぼ)つ、壊す
𢬿
手3+7=総画数10 U+22B3F
音読: カイ[漢]、ゲ[呉]
◆手に持つ
𢭀
手3+7=総画数10 U+22B40
音読: セン、ゼン
◆同「旋」
注解:「方」を「扌」に誤った字
𢭁
手3+7=総画数10 U+22B41
音読: ケイ[漢]、ゲ[呉]
◆換(か)える、同「㨙」
𢭂
手3+7=総画数10 U+22B42
音読: ロウ[漢呉]
◆閉じる、閉じ込める
𢭃
手3+7=総画数10 U+22B43
音読: タン[漢呉]
◆短い、同「短」
𢭄𢪕
手3+7=総画数10 U+22B44
音読: キ[漢]、ゴ[呉]
◆忌(い)む、憚(はばか)る、避ける、同「忌」
𢭆
手3+7=総画数10 U+22B46
音読: チュウ[漢呉]
◆抽(ぬき)んでる、秀(ひい)でる、多くの中でそこだけ(それだけ)が突き出ている、同「抽」「抜」
筆順
𢭇揔捴摠搃𢵃𢷝
手3+7=総画数10 U+22B47
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
𢭈掆㧏
手3+7=総画数10 U+22B48
音読: コウ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「舁」
𢭉插揷挿𢰔
手3+7=総画数10 U+22B49
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: さ・す
◆細長いもの(先が尖ったもの)を刺し入れる
◆空いたところ(隙間や穴)に差し入れる
𢭊揺搖摇㨱摿𢳘𢭌
手3+7=総画数10 U+22B4A
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
𢭋
手4+7=総画数11 U+22B4B
音読: ケツ[漢]、ケチ[呉]
◆手に提(さ)げて持つ、手にぶら下げるようにして持つ
◆手で引き連れる
◆刻む、札などに文字を刻み込む、同「契」
𢭌揺搖摇㨱摿𢭊𢳘
手3+7=総画数10 U+22B4C
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
𢭍揣𢰚
手3+7=総画数10 U+22B4D
音読: スイ[漢呉]、シ[慣]
◆重さを量(はか)る、高さや厚みなどを測(はか)る、同「㪜」
◆見当をつける、推(お)し量る、同「挅」
◆「𢭍度シタク」、相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、同「忖度ソンタク」
◆斉(ととの)える、きれいに揃える「【道德真經註:卷之一】揣而銳之不可長保(「鋭く斉えた刃も、それを長くは保てない」)
◆「掙揣ソウスイ」、藻掻(もが)く、足掻(あが)く、なんとかしようと必死になる、同「掙扎ソウサツ」「䦛䦟ソウスイ」
𢭏擣𢷬𢶈
手3+7=総画数10 U+22B4F
音読: トウ[漢呉]
◆杵(きね)などで搗(つ)く、(とんとんと)短く繰り返し突く、同「搗」「捯」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「搗」
◆(敵を)突く、突撃する
筆順
𢭐撈捞
手3+7=総画数10 U+22B50
音読: ロウ[漢呉]
◆水中のものを掬(すく)い上げる、手や網で掻(か)き寄せるようにして掬う
筆順
𢭒
手3+7=総画数10 U+22B52
音読: 未詳
◆未詳「【中華大字典:手部:𢭒】七活切曷韻搏也」「【中華字海:扌部:𢭒】同"搔"」
𢭓
手3+7=総画数10 U+22B53
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「𢹵」「𥔨」
◆「挨拶アイサツ」◇ぎっしりと詰まって押し合い圧(へ)し合いするさま◇[日]人と付き合う際の礼儀としての言葉
◆「𢭓指サッシ」、指の間に円柱形の木の棒を挟(はさ)んで縛る刑、またその棒、本来は「桚指」、「𢭓指」は俗用
𢭗攘𢺖
手3+7=総画数10 U+22B57
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆譲(ゆず)る、位・場所・立場などから自ら退(しりぞ)き空いたところを人に進める、同「讓」
◆(入り込もうとするところにあるものを)退ける、(入り込もうとするものを)払い除(の)ける、振り払う
◆(入り込んで)奪う、奪い取る、同「𣀮」
◆掻(か)き乱す、入り乱れる
𢭘
手3+7=総画数10 U+22B58
音読: 未詳
◆未詳
𢭝
手3+7=総画数10 U+22B5D
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢭝】俗之忍反」「【中華字海:扌部:𢭝】"揔"的讹字」
𢭠
手3+7=総画数10 U+22B60
音読: 未詳
◆未詳
𢭤㧬㧭
手4+7=総画数11 U+22B64
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆両手(両腕)で抱(かか)え持つ、抱(いだ)く、同「𢀜」
◆手で頭よりも高く持ち上げる
𢭨
手3+7=総画数10 U+22B68
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集備考:手部:𢭨】《搜真玉鏡》同㧚」
𢭩
手3+7=総画数10 U+22B69
音読: 未詳
◆撞(つ)く、突(つ)く、同「撞」「【漢語大字典:手部:𢭩】【中華字海:扌部:𢭩】同"撞"」
𢭮
手3+7=総画数10 U+22B6E
音読: 未詳
◆未詳
𢭶
手4+7=総画数11 U+22B76
音読: 未詳
◆未詳
𪭷
手3+7=総画数10 U+2AB77
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𪭷】同"抱"」

手3+8=総画数11 U+39FA
音読: トウ、ドウ
◆裁縫の際に指先に被(かぶ)せる指サックsack、或いは指に嵌(は)める環状の指貫(ゆびぬき)、同「𩎽」

手3+8=総画数11 U+39FB
音読: タク[漢呉]
◆とんとんと叩(たた)く
◆突(つつ)く

手3+8=総画数11 U+39FC
音読: ヒョウ
◆分け与える、分配ブンパイする、同「俵」

手3+8=総画数11 U+39FE
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆叩(はた)く、さっと叩(たた)く(塵(ちり、ごみ)などを払い落とす動作をいう)

手3+8=総画数11 U+3A00
音読: ヘイ、ヒョウ
◆手に握る、(片手に)しっかりと握り持つ、同「柄」「秉」

手3+8=総画数11 U+3A01
音読: ①チ[漢]、ジ[呉]②ショク[漢]、ジキ[呉]

◆投げる
◆握る

◆歩く時に用いる杖

手3+8=総画数11 U+3A02
音読: トウ、ツウ
◆打つ

手3+8=総画数11 U+3A03
音読: 未詳
◆未詳「【周禮:卷第九:秋官司宼第五】凡國有大故而用金石則掌其令(主其取之令也用金石者作槍雷椎㨃之屬)」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:㨃】俗音唯正作埻射的也又宅耕反」「【康熙字典:卯集中:手部:㨃】《集韻》覩猥切音䏨排也又除耕切音橙橦也與朾同或作揨」

手3+8=総画数11 U+3A04
音読: チョウ、ジョウ
◆鍬(シャベルshovel状の農具、日本でいう「鋤」)や鋤(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本でいう「鍬」)などを土に突き刺す、また突き入れて掘り返す、土を掻き混ぜる、耕(たがや)す、同「𠠄」

手3+8=総画数11 U+3A05
音読: ダイ、ゼイ、ナイ
◆未詳「【廣韻:去聲:寘第五:諉:㨅】内也又姓」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:㨅】扟也」

手3+8=総画数11 U+3A06
音読: リン
◆惨(むご)たらしい、惨たらしく殺す

手4+8=総画数12 U+3A07
音読: ハ[漢]、バ[呉]
◆除(のぞ)く、取り除く、同「搫」
擠挤𡬚
手3+8=総画数11 U+3A08
音読: セイ[漢]、サイ[呉]
◆押し出す、ぎゅっと押して外に出す
◆ぎっしりと詰まる、ひしめき合う

手3+8=総画数11 U+6353
音読: ヤ[漢呉]
◆「捓揄・擨𢶖・歋歈ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる

手3+8=総画数11 U+6365
音読: ワン[漢呉]
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、或いは肘から手首までの部分、同「腕」 {人体(上肢)}
◆捩(ねじ)る、同「𢺴」
筆順

手3+8=総画数11 U+6366
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
◆さっと手で押さえる、掴(つか)む
◆捕(と)らえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「擒」「㩒」「扲」

手3+8=総画数11 U+6367
音読: ホウ[漢]、フ[呉]
訓読: ささ・げる
◆両手で持つ、両掌(てのひら)に載(の)せて持つ、同「奉」
◆[日](神仏や大切な人などに)謹(つつし)んで差し上げる
筆順

手3+8=総画数11 U+6368
音読: シャ[漢呉]
訓読: す・てる
◆手放(てばな)す、棄(す)てる、握った手を解(と)いて手の中のものを放(ほう)る、同簡「舍」
◆財物などを他に与える、施(ほどこ)す、「喜捨キシャ」「施捨シシャ」、同「舍」
注解:{⿰扌舍}が正字
筆順
㨉抿𢰞
手3+8=総画数11 U+636A
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆手で撫(な)でる
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「抆」

手3+8=総画数11 U+636B
音読: ボン[漢]、モン[呉]
◆手で触(ふ)れる、手で撫(な)でる、手を当てる、「捫心モンシン(胸に手を当て胸中・心中にあるものを手で感じ取ること)」
筆順

手3+8=総画数11 U+636C
音読: フ[漢呉]
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」「撫」
筆順
𢬽𢮆
手3+8=総画数11 U+636D
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆両手で左右にぐっと開く、両脇へ押し退(の)けるようにして開く「【說文解字注:手部:捭】㒳手擊也(謂左右㒳手橫開旁擊也引申之爲鬼谷子之捭𨵵捭之者開也𨵵之者閉也禮記燔黍捭豚叚捭爲擘字)」
◆開いて平らにする、(塊肉に)切り込みを入れて開き平らにする「【禮記注疏(禮記正義):卷二十一:禮運】夫禮之初始諸飲食其燔黍𢬽豚…(《注》…甑釋米𢬽肉加於燒石之上而食之耳…《疏》…燔黍𢬽豚者燔黍者以木洮釋黍米加於燒石之上以燔之故云燔黍或𢬽析豚肉加於燒石之而孰之故云𢬽豚…)」
◆毀(こぼ)つ、壊す
漢字林(非部首部別)

手3+8=総画数11 U+636E
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: す・える、す・わる
◆拠(よ)る、他のものを拠りどころにする、依拠(イキョ)する、同繁「據」
◆「拮据キッキョ」◇ぐっと掴(つか)む、ぐっと摘(つ)まむ◇遣り繰り(やりくり)する、(生活するのに)苦労する「【毛詩正義(毛詩註疏):卷十四:鴟鴞】予手拮据予所捋荼予所蓄租予口卒瘏(…《疏》正義曰毛以爲鴟鴞言已作巢之苦予手撠挶其草予所捋者是荼之草其室巢所用者皆是予之所蓄爲予手口盡病乃得成此室巢…)」
◆[日]す・える、動かないようにしっかりと置く、あるべき所に置く
◆[日]す・わる、座る、どっしりと腰を下ろす
筆順

手3+8=総画数11 U+636F
音読: トウ
◆(とんとんと)短く繰り返し突く、同「擣」「搗」
◆同じ動作を繰り返す
◆紐(ひも)や縄(なわ)などを右手で掴(つか)み、それを頼りに左手で掴む、それを繰り返す、手繰(たぐ)る

手3+8=総画数11 U+6370
音読: ワ[漢呉]
◆「捰𢫷ワワ」、摘(つま)む、摘み取る

手3+8=総画数11 U+6371
音読: ガイ、ゲ、アイ、エ
◆被(こうむ)る、~される、同「挨」
◆引き延ばす、同「挨」「𨂉」

手3+8=総画数11 U+6372
音読: ケン[漢呉]
訓読: ま・く、まく・る、めく・る
◆拳ケン(こぶし)を作る、意気盛んなさま
◆ま・く、転がすようにして筒状に巻き丸める、同「巻」
◆まく・る、めく・る、垂れているものなどを下から上に向かって巻き上げる、平らなものの一方を持ち反対方向に引くようにして全体を持ち上げて行く、同「𢃩」
◆「席捲セッケン」、土地を端から巻き丸めるように手中に収めること
筆順

手3+8=総画数11 U+6373
音読: ガク[漢呉]
◆弾(はじ)く
揔摠搃𢭇𢵃𢷝
手3+8=総画数11 U+6374
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ

手3+8=総画数11 U+6375
音読: テン
◆突く、突き出す、棒などを当てぐいと押す
◆手で押す、掌(てのひら)を押し当てて延(の)ばす
𢴹
手3+8=総画数11 U+6376
音読: スイ[漢呉]
◆鞭(むち)
◆鞭・棒・手などで叩(たた)く、打つ、打ちつける
筆順
㨗𢶝𢳿掶
手3+8=総画数11 U+6377
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: はや・い
◆勝つ、成し遂げる、目的を達する
◆成し遂げて利を得る、戦いや狩りで戦利品や獲物を得る、またそれによって得たもの
◆動作や反応・対応が素早い、機転(気転)が利く、同「疌」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+6378
音読: トツ
◆滑らかなさま、すべすべしているさま

手3+8=総画数11 U+6379
音読: ホン、ボン
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:𢚉第二十七:坌:捹】手亂皃」

手3+8=総画数11 U+637A
音読: ダツ[漢]、ナツ、ナチ[呉]
訓読: お・す
◆手や指で押さえる、押し付ける、同「𢮊」
◆筆画の一つ、左上から右下にはらう書き方、古くは「磔タク」といったが、現代(遅くとも清代以降)の中国では「捺ナツ」が用いられる {永字八法}
筆順

手3+8=総画数11 U+637B
音読: デン[漢]、ネン[呉]、ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
訓読: ひね・る、ね・じる、ねじ・る
◆指で摘まんで回す、撚(よ)る
◆「捻子ネンシ」、指で撚(よ)って糸状にしたもの、紙を撚(よ)ったものを「紙捻子」、日本ではこより(紙縒・紙捻・紙撚)
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+637C
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆手で(掌で)押さえる、同「挼」
漢字林(非部首部別)
筆順
𢪄𢬪
手3+8=総画数11 U+637D
音読: ソツ、ゾチ
◆掴(つか)む、ぐぃっと掴む、握(にぎ)る、ぎゅっと握る
◆摘(つ)まむ、指先で掴んで(ぎゅっと握って)引く、また引き上げる
◆衝突ショウトツする、互いにぶつかり合う
注解:「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢬪𢪄(或作)捽(正)】昨沒反手捽也」

手3+8=総画数11 U+637E
音読: ワツ[漢]、ワチ[呉]
◆中の物を手で探り取り出す、同「搯」「掏」
◆手で引っ張る、同「援」
◆刮(こそ)げる、表面を削り取る、同「擖」「搳」

手3+8=総画数11 U+637F
音読: セイ、サイ
◆住処(すみか)住(す)まい、同「棲」
◆休む、休息する、同「棲」

手3+8=総画数11 U+6380
音読: ケン[漢]、コン[呉]、キン[慣]
◆ぐっと上げる、下から上に向かって押し上げる
筆順

手3+8=総画数11 U+6381
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]
◆触(さわ)る、触(ふ)れる、当たる、当てる

手3+8=総画数11 U+6382
音読: テン
◆ものを手に載(の)せて重さを量(はか)る、また見当をつける
𢱥扫
手3+8=総画数11 U+6383
音読: ソウ[漢呉]
訓読: は・く、はら・う
◆箒(ほうき)などで埃(ほこり)や塵(ちり)などを払(はら)う、また払ってきれいにする、同「埽」
◆払い除(の)ける
筆順

手3+8=総画数11 U+6384
音読: リン[漢呉]、ロン[漢呉]
◆仕分けて選び出す
◆(手や棒などを)振り回す
筆順

手3+8=総画数11 U+6385
音読: セイ、ショウ
◆掴(つか)む、摘(つ)まむ、ぎゅっと握(にぎ)る
◆人に自分に代(か)わってあることをしてもらう、人に頼(たの)みごとをする
㧏𢭈
手3+8=総画数11 U+6386
音読: コウ[漢呉]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「舁」

手3+8=総画数11 U+6387
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆あちこちから拾い集める、また選び集める
◆「攛掇サンダ・サンドゥア」、嗾(けしか)ける、煽(あお)り立ててある事をさせる、唆(そそのか)す

手3+8=総画数11 U+6388
音読: シュウ[漢]、ジュ[呉]
訓読: さず・ける、さず・かる
◆上位者が下位者に直接(手渡しで)与える、また教える、下位者が上位者から直接(手渡しで)賜(たまわ)る、また給(たま)わる
筆順
𢴿
手3+8=総画数11 U+6389
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]、トウ[慣]
◆(「揺」よりも)大きく揺り動かす、振る、振り回す
◆回る、向きを変える
◆落とす、振り落とす
◆減る、なくなる
筆順

手3+8=総画数11 U+638A
音読: ホウ[漢]、フ、ブ[呉]
◆掘(ほ)る、両手で土を掬(すく)うようにして掘る
◆両手で掬い取れる量を表す単位、「一掊イッポウ(一度に両手で掬い取れる量)」、同「抔」
◆打ち壊(こわ)す

手3+8=総画数11 U+638B
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:抵掋】通𢪔抵二正丁禮反拒也觸也」「【集韻:卷五:上聲上:薺第十一:掋】說文擠也或作掋」
𤓯
手4+8=総画数12 U+638C
音読: ショウ[漢呉]
訓読: たなごころ、てのひら、つかさど・る
◆たなごころ、てのひら、手のひら、手の指を除いた部分、動物などの場合は(前)足の裏、「手心シュシン」 {人体(上肢)}
◆つかさど・る、役目として受け持つ、受け持つ仕事の全体を主導・統括する、「役目や仕事を掌で受け持つ、制御する」の意
漢字林(非部首部別)
筆順
𣬑
手3+8=総画数11 U+638D
音読: コン[漢]、ゴン[呉]
◆幾つかのものが混じり合い組み合わさり釣り合いの取れたものになる
𢰤
手3+8=総画数11 U+638E
音読: キ[漢呉]
◆片方の足を後ろに引く
◆引く、引き止める
◆傾ける、傾く
筆順
𣖑
手3+8=総画数11 U+638F
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: す・る
◆中の物を手で探り取り出す、同「搯」「捾」
◆す・る、人の懐から金品を抜き取る
筆順

手3+8=総画数11 U+6390
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆爪先(指先)で抓(つま)まむ、抓んで捻(ひね)る「【玉篇:卷六:手部第六十六:掐】口洽切掐抓也爪按曰掐」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:掐】正苦甲反捻也爪掐也」
◆(指を立てて)ぐぃっと押さえ付ける
𢮜
手3+8=総画数11 U+6391
音読: キ、ギ
◆「扲掑ケンキ」、未詳「【集韻:卷一:平聲一:之第七:掑】扲掑堅勇也或書作𢮜」「【八旬萬壽盛典:卷一百十三:萬樹芳園】…廣場迸就跮踱後先扲掑左右乍撇捩而奮身…」

手3+8=総画数11 U+6392
音読: ハイ[漢]、ベ[呉]
◆閉じているものを押して開(あ)ける、両側に押し開(ひら)く
◆斥(しりぞ)ける、押し退(の)ける、押し除(の)ける、追い遣(や)る、「排斥ハイセキ」
◆順に並べる、きちんと並べる、「排列・配列ハイレツ」
◆横方向の列レツ
◆敵の進攻を防ぐために横方向に兵を配置した隊、小隊ショウタイ
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+6393
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆拾い上げる、同「叔」

手3+8=総画数11 U+6395
音読: リョウ[漢呉]
◆止める、力で押え付けて止める

手3+8=総画数11 U+6396
音読: エキ[漢]、ヤク[呉]
◆腋エキ(わき)、腕の付け根の窪(くぼ)んだところ、同「腋」「亦」
◆腕を相手の腋に入れて支え助ける、同「腋」
◆脇(わき)、向かって左右の傍そば、傍(かたわ)ら、「掖門エキモン(正門の両側にある小さな門)」
筆順

手3+8=総画数11 U+6397
音読: ア
◆強(し)いる、無理に押し付ける、また売り付ける
◆「掗㩡アラ」、揺(ゆ)らす、振(ふ)る、振るう、振り回す

手3+8=総画数11 U+6398
音読: クツ[漢]、ゴチ[呉]、ケツ[慣]
訓読: ほ・る
◆穴を穿(うが)って土や岩を取り出す
◆土や岩などを"U"字状(垂直方向)・"⊂"字状(水平方向)に穿つ、また抉(えぐ)る、同「堀」、そのようにしてできた穴、同「窟」
筆順

手3+8=総画数11 U+6399
音読: ソウ、ショウ
◆ぐっと力を入れる(ぐっと引っ張る、ぐっと突っ張る、など)、必死になる
◆「掙揣ソウスイ」「掙扎ソウサツ」、なんとかしようと必死になる、足掻(あが)く、藻掻(もが)く、同「䦛䦟ソウスイ」
筆順

手3+8=総画数11 U+639A
音読: リョウ
◆(対ツイになる)二つ、またその双方、また対にする、同「兩」

手3+8=総画数11 U+639B
音読: カイ[漢]、ケ[呉]、カ[慣]
訓読: か・ける
◆引っ懸(か)ける、ものの上に置いて両方また片方を垂らす、ぶら下げる、同「挂」
◆引っ懸かる、気になって心に(目に)止まる
◆簡「挂」
◆[日]体や物を斜めにしてその一方また一部を他の物に預(あず)ける
◆[日]仕事を受け持つ
◆[日]ものの上に被(かぶ)せて周りを垂らす
◆[日]費用や時間を費(つい)やす
◆[日]乗算
筆順

手3+8=総画数11 U+639C
音読: ゲイ、ゲ、ダイ、ナイ
◆抱(いだ)く、手で抱(かか)える

手3+8=総画数11 U+639D
音読: カク、キャク、コク
◆手で裂(さ)く、手で引き裂く、またその音、同「㩇」
𢴵
手3+8=総画数11 U+639E
音読: ①エン[漢呉]②セン[漢呉]

◆炎(ほのお)、明るく赤い炎

◆「さっ」「ぱっ」という動作・動き、同「㨛」
◆広がる、(ぱっと)光が辺(あた)りに広がる

手3+8=総画数11 U+639F
音読: テイ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: おきて
◆守るべき定(さだ)め、決まり、同「定」
◆定める、動いたり揺らいだりしない状態にする、同「定」
筆順
𢱊
手3+8=総画数11 U+63A0
音読: リャク[漢]、ラク[呉]、リョウ[漢]、ロウ[呉]
訓読: かす・める、かす・れる
◆さっと触れて一瞬に通り過ぎる
◆さっと払(はら)う、さっと撫(な)でる
◆鞭(むち)打つ、鞭で叩(たた)く、同「拷」
◆さっと奪い取る、同「略」
◆永字八法の一つ、右上から左下にはらう書き方、現代中国では「彎」 {永字八法}
筆順

手3+8=総画数11 U+63A1
音読: サイ[漢呉]
訓読: と・る
◆指先で摘(つま)み取る、選び取る、同簡「采」
◆燃料にする小さい木、大きいものは「薪」
筆順
𢲘
手3+8=総画数11 U+63A2
音読: タン[漢]、トン[呉]
訓読: さぐ・る、さが・す
◆さぐ・る、奥まで手を伸ばし入れて確かめる、また調べる
◆さが・す、遠くまで出かけて確かめる、また調べる
◆尋(たず)ねる、尋ね求める
筆順
𢮓𢳐𢳅𢊏𪘔
手4+8=総画数12 U+63A3
音読: セイ[漢]、セ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆引く、引っ張る、同「摰」
◆引っ張って動きを押さえる、制御セイギョする
◆引き上げる、引き抜く
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+63A4
音読: ヒョウ[漢呉]
◆矢筒(やづつ、矢を入れる筒状の容器)の蓋

手3+8=総画数11 U+63A5
音読: ショウ[漢呉]、セツ[慣]
訓読: つ・ぐ、は・ぐ
◆二つのものが間近(まぢか)まで近づく、ぴったりと寄る
◆交(まじ)える、触れ合わせる
◆(人と)触れ合う、親しく交わる
◆近くまで寄ってくるもの(寄ってきたもの)を受け入れる
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+63A6
音読: テキ
◆「挑掦チョウテキ」、同「挑剔」、些細なことを穿(ほじく)り返して非難する、難癖(なんくせ)を付ける

手3+8=総画数11 U+63A7
音読: コウ[漢]、クウ[呉]
訓読: ひか・える
◆(弦や手綱を)引く
◆引いて抑(おさ)える、制御する
◆差し引く、同「扣」、「控除コウジョ」
◆訴え出る、「控告コウコク」
◆[日]引いて一旦見合わせる、一歩引いてでしゃばらない
◆[日]後のために(後々のために、次のために)置いておく、用意しておく
筆順

手3+8=総画数11 U+63A8
音読: スイ[漢呉]、タイ[漢呉]、ツイ[唐]
訓読: お・す
◆(前に向かって)押す、押し出す、押し開ける、押し広げる
◆前に向かって進む、また進める、「推移スイイ」
◆人に(人を)進める、また薦(すす)める、「推挙スイキョ」
◆考えを押し広げる、押し進める
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+63A9
音読: エン[漢呉]
訓読: おお・う
◆上から覆(おお)う、被(かぶ)せる
◆他から見えないようにする、また閉める、また遮(さえぎ)る
◆中に(内に)入れる、しまい込む、隠す
筆順
𢵄
手3+8=総画数11 U+63AA
音読: ソ[漢]、ス[呉]
訓読: お・く、お・いて
◆置く、そのままにして置く
◆「刑措ケイソ」、刑罰法は扨置(さてお)いて、それを用いないこと
◆あるべき場所に置く、あるべき状態にする、「安措アンソ」
◆「挙措キョソ」、立ち振る舞い、動きや行い
◆[日]お・いて、(「~をおいて~ない」の用法で)~以外に~ない
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+8=総画数11 U+63AB
音読: シュ[漢]、ス[呉]
◆警戒のために夜回りをする
◆多く集まる
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「黀」 {アサ}
筆順

手3+8=総画数11 U+63AC
音読: キク[漢呉]
訓読: すく・う
◆両掌(てのひら)或いは片掌を上に向け皿状また椀状に作りそこに物を載(の)せる、また液体を汲(く)む、同「匊」
筆順

手3+8=総画数11 U+63AD
音読: テン[漢呉]
◆硯の墨に筆を浸す、また浸して筆先を揃える

手3+8=総画数11 U+63AE
音読: ケン[漢呉]
◆肩に担(かつ)ぐ、また担いで運ぶ
◆「掮客」、売買の仲介をする人

手3+8=総画数11 U+63AF
音読: コウ
◆強く押え付ける
◆強く迫る

手3+8=総画数11 U+63B0
音読: バイ[中]
◆両手で割(さ)く、捥(も)ぎ取る
◆折る、折って二つに分ける

手4+8=総画数12 U+63B1
音読: パァ[中]
◆「掱手・扒手パァショウ」、掏摸トウバク(すり)、他人の懐(ふところ)から物を盗(ぬす)み取ること
揭𢶆
手3+8=総画数11 U+63B2
音読: ①ケイ[漢]、ケ[呉]②ケツ[漢]、ゲチ[呉]
訓読: かか・げる

◆高く上げる、高く差し上げる
◆(旗や目印などを付けた)棒や竿(さお)などを立てる、人の目に入るように高く上げる
◆持ち上げる、(衣服の裾(すそ)などを)たくし上げる

◆高く挙(あ)げる
筆順

手3+8=総画数11 U+63B3
音読: ロ[漢]、ル[呉]、リョ[慣]
◆捕(と)らえる、捕(つかま)える、同「虜」
◆さっと掠(かす)め取る、「掳掠ロリャク・リョリャク」
摑𢹖𢮎𢐚𢧷𧤯
手3+8=総画数11 U+63B4
音読: カク[漢]、キャク[呉]
訓読: つか・む
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る
筆順

手3+8=総画数11 U+63B5
訓読: はば
◆[日]「掵(はば)」「掵下(はばした)」、地名、秋田県横手市
◆[日]「上掵(かみはば)」「下掵(しもはば)」、地名、秋田県横手市
筆順
捷㨗𢶝𢳿
手3+8=総画数11 U+63B6
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: はや・い
◆勝つ、成し遂げる、目的を達する
◆成し遂げて利を得る、戦いや狩りで戦利品や獲物を得る、またそれによって得たもの
◆動作や反応・対応が素早い、機転(気転)が利く、同「疌」

手3+8=総画数11 U+63B8
音読: ①タン[漢]、ダン[呉]②セン[漢]、ゼン[呉]、シャン[中]

◆(ゴミなどを払うように)軽く叩(はた)く、叩(たた)くようにして払う、「掸子タンシ(ゴミなどを払うはたき)」

◆「撣族(センゾク)」、シャン族、ミャンマーのシャン州一帯に居住する民族の名

手3+8=総画数11 U+63B9
音読: モウ[漢]、ミョウ[呉]
◆引っ張る、引き抜く
摻𢮥
手3+8=総画数11 U+63BA
音読: サン[漢]、セン、ソン[呉]
◆(女性の手の指が)ほっそりとしているさま、同「傪」「攕」
◆手に握り持つ、手に取りしっかりと握る、同「執」
◆「渔阳掺挝ギョヨウサンタ」、古代の楽曲の名、鼓による楽曲「【世說新語:言語第二】𢖍揚枹為漁陽摻檛淵淵有金石聲四坐爲之改容」
搔𢸪𢮞𢫼𤔢
手3+8=総画数11 U+63BB
音読: ソウ[漢呉]
訓読: か・く
◆爪を立て引っ掛けるようにして引く、また爪立ててものを寄せ集める
◆騒ぐ、同「騒」
◆[日]手を忙(せわ)しく動かすさま
筆順

手3+8=総画数11 U+63BC
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆放り投げる、投げ付ける
◆何度も繰り返すことによって身に付ける、同「慣」

手3+8=総画数11 U+63BF
音読: ダク、ニャク
◆握る
◆捏ねる、揉む
◆そうなるように仕向ける

手3+8=総画数11 U+63CF
音読: ビョウ[漢]、ミョウ[呉]
訓読: えが・く、か・く
◆ものの姿形(すがたかたち)を手本にして画(えが)く、画(か)き写す
筆順
毛部
𢮁
手3+8=総画数11 U+22B81
音読: ヨ[漢]、オ[呉]
◆撃つ
𢮆捭𢬽
手3+8=総画数11 U+22B86
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆両手で左右にぐっと開く、両脇へ押し退(の)けるようにして開く「【說文解字注:手部:捭】㒳手擊也(謂左右㒳手橫開旁擊也引申之爲鬼谷子之捭𨵵捭之者開也𨵵之者閉也禮記燔黍捭豚叚捭爲擘字)」
◆開いて平らにする、(塊肉に)切り込みを入れて開き平らにする「【禮記注疏(禮記正義):卷二十一:禮運】夫禮之初始諸飲食其燔黍𢬽豚…(《注》…甑釋米𢬽肉加於燒石之上而食之耳…《疏》…燔黍𢬽豚者燔黍者以木洮釋黍米加於燒石之上以燔之故云燔黍或𢬽析豚肉加於燒石之而孰之故云𢬽豚…)」
◆毀(こぼ)つ、壊す
𢮇挴𢯈
手3+8=総画数11 U+22B87
音読: バイ、マイ
◆貪(むさぼ)る
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」「【方言:第二】挴㥾赧愧也晉曰挴或曰㥾秦晉之間凡愧而見上謂之𧹞(小雅曰面赤愧𧹞)梁宋曰㥾(勑㥾亦慙㒵也音匿)」
𢮈
手3+8=総画数11 U+22B88
音読: フン
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢮈】方刎切動𢮈也」「【集韻:卷五:上聲上:吻第十八:扮𢮈】握也動也」
𢮊
手3+8=総画数11 U+22B8A
音読: アツ、エチ
◆手や指で押さえる、押し付ける、同「捺」
𢮋拯𢫒抍
手3+8=総画数11 U+22B8B
音読: ショウ[漢呉]、ジョウ[慣]
◆手を貸して救う、(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、同「氶」「丞」「撜」
𢮌
手3+8=総画数11 U+22B8C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:卯集:手部:𢮌】丘瞎切音恰拔著也」「【正字通:卯集中:手部:𢮌】俗拮字」
𢮎摑掴𢹖𢐚𢧷𧤯
手3+8=総画数11 U+22B8E
音読: カク[漢]、キャク[呉]
訓読: つか・む
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る
𢮑
手3+8=総画数11 U+22B91
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢮑】舊藏作剝在阿育王壊目因縁經也」「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:摝𢮑】振也」
𢮒搥𢱸
手3+8=総画数11 U+22B92
音読: タイ[漢呉]、ツイ[唐]
◆棒や手などで打つ、叩(たた)く
◆投げる、投げ付ける、同「擿」「擲」
𢮓掣𢳐𢳅𢊏𪘔
手3+8=総画数11 U+22B93
音読: セイ[漢]、セ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆引く、引っ張る、同「摰」
◆引っ張って動きを押さえる、制御セイギョする
◆引き上げる、引き抜く
𢮔搒挷
手3+8=総画数11 U+22B94
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𢮕
手3+8=総画数11 U+22B95
音読: ①セツ[漢]、ゼチ[呉]②チョウ[漢]、ジョウ[呉]

◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」

◆畳(たた)む、折り畳む
𢮖
手3+8=総画数11 U+22B96
音読: コン[漢呉]
◆縛(しば)る、同「裍」「綑」「梱」「𡈳」
◆経糸(たていと)の間を緯糸(よこいと)を通した後、とんとんとしっかり打って固く織る、同「綑」「【康熙字典:卯集中:手部:捆】…《註》捆猶叩㧻也欲使堅故叩之…《疏》捆逼而密緻也…」
◆(莚などに使う藁を柔らかくするために)しっかりと叩(たた)く
𢮗𢯲𢫪
手4+8=総画数12 U+22B97
音読: ワン
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」「𢮘」 {人体(上肢)}
◆手で握る、しっかりと握って持つ、同「𦙵」
𢮘
手4+8=総画数12 U+22B98
音読: ワン[漢呉]
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」
𢮙
手3+8=総画数11 U+22B99
音読: ケン、ゲン
◆「𢮙𢮙ケンケン」、(拳のように)固く変わらないさま、ひたむきなさま、同「拳拳」
𢮛摶抟𢮨𢰁㩛
手3+8=総画数11 U+22B9B
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら
𢮜
手4+8=総画数12 U+22B9C
音読: キ、ギ
◆「扲𢮜ケンキ」、未詳「【集韻:卷一:平聲一:之第七:掑】扲掑堅勇也或書作𢮜」「【八旬萬壽盛典:卷一百十三:萬樹芳園】…廣場迸就跮踱後先扲掑左右乍撇捩而奮身…」
𢮝
手4+8=総画数12 U+22B9D
音読: ダ、ナ
◆手で取る、手前に引く、手で引っ張る、同「拏」
𢮞搔掻𢸪𢫼𤔢
手3+8=総画数11 U+22B9E
音読: ソウ[漢呉]
訓読: か・く
◆爪を立て引っ掛けるようにして引く、また爪立ててものを寄せ集める
◆騒ぐ、同「騒」
◆[日]手を忙(せわ)しく動かすさま
𢮟舝𤛉𩎲
手4+8=総画数12 U+22B9F
音読: カツ[漢]、ゲチ[呉]
◆車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための楔(くさび)、同「轄」 {乗物(車輪)}
𢮠𣬊𣬓𡴬𢫶
手4+8=総画数12 U+22BA0
音読: ハイ、ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、またその作法、同「拜」
𢮡
手3+8=総画数11 U+22BA1
音読: ガツ、ガチ
◆木を切り倒した後に残る、同「枿」
𢮢搊𢬆𢬟𢬞
手3+8=総画数11 U+22BA2
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
𢮣𤔔𤔬𤔦𠧏𠧎𤕍𤔭𤔪𠮗𤔒𤔐𠦸𠭟
手4+8=総画数12 U+22BA3
音読: ラン[漢呉]
◆(乱れているものを)秩序ある状態にする、治(おさ)める、ごちゃごちゃしているものをすっきりさせる、同「亂(乱)」
𢮤
手3+8=総画数11 U+22BA4
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
訓読: たば、わ
◆手の中に入れてしっかりと握る、周りからしっかりと押さえる、しっかりと握って持つ
◆容器や道具の握り持つ部分 {農具(鋤鍬類)}
◆たば、わ、束ねたものを数える語、一般には一握り分を「1把」という
◆数詞の後に置いて凡その数であることを示す語、例「百把人、凡そ百人、百人ほど」
𢮥摻掺
手3+8=総画数11 U+22BA5
音読: サン[漢]、セン、ソン[呉]
◆(女性の手の指が)ほっそりとしているさま、同「傪」「攕」
◆手に握り持つ、手に取りしっかりと握る、同「執」
◆「漁陽𢮥撾ギョヨウサンタ」、古代の楽曲の名、鼓による楽曲「【世說新語:言語第二】𢖍揚枹為漁陽摻檛淵淵有金石聲四坐爲之改容」
𢮦撿捡
手3+8=総画数11 U+22BA6
音読: ケン[漢呉]
◆型に嵌(は)めて自由を制限する、拘束する
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「檢」
注解:日本製の簡体字で中国では殆ど使われない
筆順
𢮨摶抟𢰁𢮛㩛
手3+8=総画数11 U+22BA8
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら
𢮪
手3+8=総画数11 U+22BAA
音読: チョン[喃]
◆[喃]選(えら)ぶ、選び出す、同「撰」
𢮮抑𢬃𢫽
手3+8=総画数11 U+22BAE
音読: ヨク[漢]、オク[呉]
訓読: おさ・える、そも、そもそも
◆おさ・える、上から下の方向に押さえ付ける、押え付けて立ったり起きたり(上の方に向かう動作)や目立ったり激しい動作をしないようにする
◆そもそも、文中に置いてそれまでの話を終わり(抑えて)新たな話を始める際に用いる語
◆そもそも、(そういう考えもあるが、そうではなくて)本来は
𢯂
手3+8=総画数11 U+22BC2
音読: 未詳
◆未詳
𢯆
手3+8=総画数11 U+22BC6
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢯆】【中華字海:扌部:𢯆】"棧"的訛字」
𢯇
手3+8=総画数11 U+22BC7
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢯇】伊入反𢯇{讓-吅}也進也又相居反取水具也」「【字彙補:卯集:手部:𢯇】同揖〇唐葉公碑又作■」
𢯈挴𢮇
手3+8=総画数11 U+22BC8
音読: バイ、マイ
◆貪(むさぼ)る
◆恥じる、心から恥じる、同「愧」「【方言:第二】挴㥾赧愧也晉曰挴或曰㥾秦晉之間凡愧而見上謂之𧹞(小雅曰面赤愧𧹞)梁宋曰㥾(勑㥾亦慙㒵也音匿)」
𢯉
手3+8=総画数11 U+22BC9
音読: ケイ、エ
◆換(か)える、取り替(か)える、同「換」
𢯊
手3+8=総画数11 U+22BCA
音読: タイ、ダイ
◆手でぎゅっと握る「【漢語大字典:手部:𢯊】方言。扭;揪。」「【中華字海:扌部:𢯊】同"捏"」
𢯋
手3+8=総画数11 U+22BCB
音読: フ[漢呉]
◆斧(おの)で切る、同「斧」「【中華字海:扌部:𢯋】音府 同"斧"、用斧砍」
𢯌
手3+8=総画数11 U+22BCC
音読: 未詳
◆未詳
𢯍
手3+8=総画数11 U+22BCD
音読: 未詳
◆未詳
𢯏
手3+8=総画数11 U+22BCF
音読: ベ[喃]
◆[喃]未詳
𢯞
手3+8=総画数11 U+22BDE
音読: 未詳
◆未詳
𢯦
手3+8=総画数11 U+22BE6
音読: ライ
◆未詳
𢯿
手3+8=総画数11 U+22BFF
音読: ホウ[漢]、ボウ[呉]
◆鳥が卵に覆いかぶさる、卵を抱(だ)く、同「𣭀」
𢰝
手3+8=総画数11 U+22C1D
訓読: もて
◆[日]姓用字、「𢰝木(もてぎ)」
抿捪𢰞
手3+9=総画数12 U+3A09
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆手で撫(な)でる
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「抆」

手3+9=総画数12 U+3A0A
音読: ①イ[漢]、ユイ[呉]②タ[漢呉]

◆棄(す)てる、同「𢸦」
◆手で軽く触れるようにして探(さが)す、手探(てさぐ)りする、同「捫」

◆小さく細長く角が丸いさま、㨊圓(だえん、楕円)、同「楕」

手3+9=総画数12 U+3A0B
音読: シャ[漢呉]
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く、同「𣛰」

手4+9=総画数13 U+3A0D
音読: ホウ[漢呉]
◆防ぐ、守る
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:唐第十一:㨍】捍也並也」

手3+9=総画数12 U+3A0E
音読: ゼツ[漢]、ネツ、ネチ[呉]
◆液体に浸(つ)け揉んで柔らかにする、また染(し)み込ませる

手3+9=総画数12 U+3A0F
音読: タン[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:㨏】他丹切搫也」「【集韻:卷二:平聲:寒第二十五:㨏】搫㨏婉轉也」「【通俗編:卷三十四:狀貌:槃㨏】又槃㨏宛轉也㨏音炭按俗有槃㨏不動語或作𨂝{⿱足竝}詳後卷」

手3+9=総画数12 U+3A10
音読: ホ、ブ
◆(衣服の上から)軽くぽんぽんと叩(はた)く

手3+9=総画数12 U+3A12
音読: ケイ[漢]、ケ[呉]
◆刺(さ)す、抉(えぐ)る、ぐっと刺し入れて割(さ)く、同「刲」「【周易章句證異:卷二:下經:䷴艮下巽上】上六女承筐无實士刲羊无血无攸利(…刲晁說之或作㨒…)」
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:㨒】苦攜切中鉤也(「抉る]の意か?)
𢭂
手3+9=総画数12 U+3A13
音読: ロウ[漢呉]
◆閉じる、閉じ込める

手3+9=総画数12 U+3A14
音読: カン、ゴン
◆揺(ゆ)する、揺るがす、揺り動かす、同「撼」
捷𢶝𢳿掶
手3+9=総画数12 U+3A17
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: はや・い
◆勝つ、成し遂げる、目的を達する
◆成し遂げて利を得る、戦いや狩りで戦利品や獲物を得る、またそれによって得たもの
◆動作や反応・対応が素早い、機転(気転)が利く、同「疌」
㧛𢴡
手4+9=総画数13 U+6394
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆堅くしっかりしている、強くしっかりと握る
◆しっかりと握って引っ張る、同「𢴡」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+9=総画数12 U+63B7
音読: テキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: なげう・つ
◆(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」
◆投げ出す、投げ捨てる
◆[日]「打擲チョウチャク」、殴(なぐ)る

手3+9=総画数12 U+63BD
音読: ホウ
◆ぶつかり合う、突き当たる
筆順

手3+9=総画数12 U+63BE
音読: エン[漢呉]
訓読: じょう
◆補佐する
◆補佐役の官吏カンリ(役人)、属官(ゾッカン、下級の役人)、「掾吏エンリ」
◆[日]じょう、国司(コクシ、朝廷から各国に派遣された管理官)の第三等官
筆順

手3+9=総画数12 U+63C0
音読: カン[漢]、ケン[呉]、レン[漢呉]
◆選(よ)り分ける、選択する、仕分けて選び出す、同「簡」「柬」
◆拾(ひろ)い上げる、拾い出す
筆順

手3+9=総画数12 U+63C1
音読: テイ、チョウ
◆引く、引き続く、後に続く「【御定全唐詩:卷四百九十八:賦:惡神行雨】…鬼掣紅光劈劃揁(音征引也)哮吼…」
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、琴キンや瑟ヒツ(いずれも弦楽器)などの高く短い音、同「鏗」「【六書故:卷四:地理一:鏗】口莖切金聲鏗然也(或曰金石之堅者其聲鏗㑹意也別作銵鍞㧶揁誙)」(但し「【正字通:卯集中:手部:揁】…又音伉琴聲誤」とある)

手3+9=総画数12 U+63C2
音読: シュウ、シュ
◆集める
◆覆う、覆い隠す
㨵𢸄𢵏𢶕𢶨
手3+9=総画数12 U+63C3
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える
筆順
𢶖
手3+9=総画数12 U+63C4
音読: ユ[漢呉]、トウ[漢]、ズ[呉]
◆引く、引き出す、引き上げる
◆臼(うす)などの器から中身を掬(すく)い出す、また掬い取る、同「抭」「舀」
◆「揶揄ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる
◆「閃揄センユ」、(さっと相手に擦り寄って)媚(こ)び諂(へつら)うさま、阿(おもね)るさま
筆順
𥓨
手4+9=総画数13 U+63C5
音読: ゲン[漢呉]、ケン[慣]
◆研(みが)ぐ、磨(みが)く、同「研」「揧」
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「研」
𢲕
手3+9=総画数12 U+63C6
音読: キ[漢]、ギ[呉]
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」
◆(全体を推し量って立てた)方法や企画、謀(はかりごと)、「百揆ヒャッキ(あらゆる企画、国の政まつりごとを行う際のあらゆる事務)」「首揆シュキ(宰相サイショウ、行政を統轄管理する者の長)」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+9=総画数12 U+63C7
音読: ダン[漢]、ナン[呉]
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搦」

手3+9=総画数12 U+63C8
音読: コウ、オウ
◆打つ、打って大きな音を立てる、またその音、同「㧦」
◆掬(すく)う、同「掬」

手3+9=総画数12 U+63C9
音読: ジュウ[漢]、ニュウ[呉]
訓読: も・む
◆曲げたり伸ばしたりする、またそうして柔らかくする
◆おとなしくさせる、懐柔(カイジュウ)する
筆順
𢾇
手3+9=総画数12 U+63CA
音読: ヒョク[漢]、ヒキ[呉]
◆撃つ、叩(たた)く、同「扑」
◆棒などで叩(たた)く音
◆取り去る、同「撤」

手3+9=総画数12 U+63CB
音読: ワイ[漢]、エ[呉]
◆引く、引き止める

手3+9=総画数12 U+63CC
音読: サイ[漢呉]
◆揺れ動く「【玉篇:卷六:手部第六十六:揌】先才切振也擡揌也」
◆塞(ふさ)ぐ、塞がる、同「塞」

手3+9=総画数12 U+63CD
音読: ソウ、ス
◆突(つ)く、差し入れる
𢱱
手3+9=総画数12 U+63CE
音読: セン[漢呉]
◆袖(そで)を捲(まく)り上げる、腕捲(うでまく)りする、同「㩊」
◆打つ、叩(たた)く

手3+9=総画数12 U+63D0
音読: テイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: さ・げる、ちょう
◆さ・げる、垂らすようにして持つ、下げるようにして持つ
◆持ち上げる、引き上げる
◆(話や課題などを)取り上げる、持ち出す、「提起テイキ」「提案テイアン」
◆差し上げる、差し出す、「提出テイシュツ」「提示テイジ」
◆引く、引き出す
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+9=総画数12 U+63D1
音読: デツ[漢]、ネチ[呉]、ネツ[慣]
訓読: こ・ねる、つく・ねる
◆掌(てのひら)や指で押さえる、押さえ延ばし纏(まと)めるという動作(蕎麦そばや饂飩うどんを打つ際の動作)を繰り返す
◆押さえ延ばし纏めながら元の形とは全く違うものに作り上げる、実際にはないことやものをあるかのように作り上げる
◆あれやこれやと無理や屁理屈(へりくつ)を言う
揷挿𢰔𢭉
手3+9=総画数12 U+63D2
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: さ・す
◆細長いもの(先が尖ったもの)を刺し入れる
◆空いたところ(隙間や穴)に差し入れる
筆順

手3+9=総画数12 U+63D3
音読: シ
◆手で握(にぎ)る、手で握って持つ、同「𢴨」
捴摠搃𢭇𢵃𢷝
手3+9=総画数12 U+63D4
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
筆順

手3+9=総画数12 U+63D5
音読: チン
◆刺す、突き刺す、刺し殺す、同「𢦟」「戡」
筆順

手3+9=総画数12 U+63D6
音読: ユウ[漢呉]
◆拱手キョウシュの礼をする、敬意を表すために胸の前で手を組んで礼をする、「拱揖コウユウ」
◆集まる、集める
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+9=総画数12 U+63D7
音読: シュン[漢]、ジュン[呉]
◆撫(な)でる、優しく撫(な)でるようにして労(いた)わる

手3+9=総画数12 U+63D8
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆撃(う)つ、叩(たた)く
◆「揘觱エイヒツ」、撃ち突(つ)く、撞(つ)き刺(さ)す

手3+9=総画数12 U+63D9
音読: ヘン[漢呉]
◆掌(てのひら)で叩(たた)く、撃(う)つ
扬𢾙敭𠭲
手3+9=総画数12 U+63DA
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: あ・がる
◆高く上がる、高く上げる
◆(気持ちや声などが)高まる、高める
◆(名前や評判などが)高まり広まる、広く伝わる
◆[日]熱した油の中に食材を入れて調理する
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+9=総画数12 U+63DB
音読: カン[漢]、ガン[呉]
訓読: か・える
◆今あるものをそれまでのものとは別のものに替える
筆順

手3+9=総画数12 U+63DC
音読: エン[漢呉]、アン[漢呉]
◆上から覆(おお)う、被(かぶ)せる、覆い隠す、同「掩」

手3+9=総画数12 U+63DD
音読: サン[漢呉]
◆ものを掌(てのひら)の中に入れてぐっと握る、同「攥」「【西遊記(テキスト版):四海千山皆拱伏 九幽十類盡除名】…將寶貝揝在手中…」

手3+9=総画数12 U+63DE
音読: アン[漢]、オン[呉]
◆覆(おお)う、手で覆う、覆い塞ぐ
𢪵
手3+9=総画数12 U+63DF
音読: ショ[漢]、ソ[呉]
◆梁(やな)などを組んで魚を捕る

手3+9=総画数12 U+63E0
音読: アツ[漢]、エチ[呉]
◆引っ張って抜(ぬ)く、(育ちの悪い苗を)引き抜く
筆順
𦥆
手3+9=総画数12 U+63E1
音読: アク[漢呉]
訓読: にぎ・る
◆掌(てのひら)と五本の指でしっかりと掴(つか)む
◆しっかりと手の中に入れる
◆一掴(ひとつか)み(片手で握った量)
筆順

手3+9=総画数12 U+63E2
音読: カク[漢]、キャク[呉]
◆手で掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「抲」「㧖」「搹」
𢭍𢰚
手3+9=総画数12 U+63E3
音読: スイ[漢呉]、シ[慣]
◆重さを量(はか)る、高さや厚みなどを測(はか)る、同「㪜」
◆見当をつける、推(お)し量る、同「挅」
◆「惴度シタク」、相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、同「忖度ソンタク」
◆斉(ととの)える、きれいに揃える「【道德真經註:卷之一】揣而銳之不可長保(「鋭く斉えた刃も、それを長くは保てない」)
◆「掙揣ソウスイ」、藻掻(もが)く、足掻(あが)く、なんとかしようと必死になる、同「掙扎ソウサツ」「䦛䦟ソウスイ」
筆順

手3+9=総画数12 U+63E5
音読: テイ[漢]、タイ[呉]
◆髪を掻(か)き上げて纏(まと)め整える簪(かんざし)、髪飾り「【釋名:釋首飾】揥摘也所以摘髮也」「【說文解字注:手部:擿】搔也(…以象骨搔首因以爲飾名之曰揥故云所以擿髮…廣韵十二霽曰揥者揥枝整髮釵…)」

手3+9=総画数12 U+63E6
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆裂(さ)く、裂き開く、同「攋」
◆「揦子ラツシ」、ガラスの瓶ビン(口が小さく首が窄すぼんで胴が膨らんでいる容器)

手4+9=総画数13 U+63E7
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆研(みが)ぐ、磨(みが)く、同「摩」「揅」

手3+9=総画数12 U+63E8
音読: トウ[漢]、ジョウ[呉]
◆撞(つ)く、突(つ)く、同「朾」「𢿦」「𢾊」「【廣韻:下平聲:耕第十三:橙:揨】撞也觸也{⿰亭支}𢿦並上同」

手3+9=総画数12 U+63E9
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆摩(さす)る、手で押さえ軽く擦(こす)る
◆擦るようにして拭(ぬぐ)う
◆「揩鼓カイコ(すりつづみ)」、鼓(つづみ)に似た楽器で、片手で持ち一方の手で叩いたり擦(こす)ったりして音を出す、別名「𩋧カイ・ケ」
筆順

手3+9=総画数12 U+63EA
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆集める、一つに(一か所に)寄せ集める
◆ぐっと抱(かか)える、ぎゅっと握(にぎ)る
𢱀
手3+9=総画数12 U+63EB
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆集める、一つに(一か所に)寄せ集める、集めて束(たば)ねる、また縛(しば)る、同「𩏷」

手3+9=総画数12 U+63EC
音読: トツ[漢]、ドチ[呉]
◆「搪揬・唐突トウトツ」◇突き当たる◇一部に(一部が)触(ふ)れる◇軽率ケイソツなさま、無作法なさま◇[日]突然なさま、だしぬけなさま
掲𢶆
手3+9=総画数12 U+63ED
音読: ①ケイ[漢]、ケ[呉]②ケツ[漢]、ゲチ[呉]
訓読: かか・げる

◆高く上げる、高く差し上げる
◆(旗や目印などを付けた)棒や竿(さお)などを立てる、人の目に入るように高く上げる
◆持ち上げる、(衣服の裾(すそ)などを)たくし上げる

◆高く挙(あ)げる
漢字林(非部首部別)
挥𢰄𨍂
手3+9=総画数12 U+63EE
音読: キ[漢]、ケ[呉]
訓読: ふる・う
◆(手や旗を)右に左に振る、振り回す、同「㩣」
◆(手や旗を)振って指図(さしず)する、指示する、合図する、「指揮シキ」、同「撝」
◆(ぱっと)手を振って拭い落とす、また撒(ま)き散らす、発散する、「発揮ハッキ」
筆順
搄𢳖𢫮𢬎𢰨
手3+9=総画数12 U+63EF
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」

手3+9=総画数12 U+63F0
音読: トウ、ツウ
◆棄(す)てる、放(ほう)り出す
◆突(つ)く、「揰挏トウトウ(突いたり引いたりしてかき混まぜること)」
注解:音は「【玉篇:卷六:手部第六十六:揰】都統切弃也」に従った

手3+9=総画数12 U+63F1
音読: サク[漢呉]、ショウ[漢呉]
◆腕がほっそりとして長く美しいさま
◆削って細長くする
𢮕
手3+9=総画数12 U+63F2
音読: ①セツ[漢]、ゼチ[呉]②チョウ[漢]、ジョウ[呉]

◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「𢶅」

◆畳(たた)む、折り畳む

手3+9=総画数12 U+63F3
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆釘(くぎ)や楔(くさび)を打ち込む、同「楔」
◆「㩢揳ベツセツ」、出来上がりがきちんとしたものになっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」

手3+9=総画数12 U+63F4
音読: エン[漢]、オン[呉]
訓読: たす・ける
◆手で引く、引き寄せる、引っ張る
◆引用する、他を引いて用いる、「援用エンヨウ」
◆手を貸して助ける、「援助エンジョ」「援護エンゴ」
筆順

手3+9=総画数12 U+63F5
音読: ケン[漢]、ゲン、コン[呉]
◆挙(あ)げる、持ち上げる、担(かつ)ぎ上げる
◆しっかりと(揺るがないように)立てる
◆水を堰き止めるために並べて立てた杭コウ(くい)、同「楗」

手3+9=総画数12 U+63F6
音読: ヤ[漢呉]
◆「揶揄・擨𢶖・歋歈ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる
筆順
插挿𢰔𢭉
手3+9=総画数12 U+63F7
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: さ・す
◆細長いもの(先が尖ったもの)を刺し入れる
◆空いたところ(隙間や穴)に差し入れる
筆順

手3+9=総画数12 U+63F8
音読: サ、シャ
◆摘(つま)み取る、掴(つか)み取る

手3+9=総画数12 U+63F9
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆背負(せお)う
搖摇㨱摿𢭊𢳘𢭌
手3+9=総画数12 U+63FA
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
筆順

手3+9=総画数12 U+63FB
音読: イ
◆細長いものを弓形(ゆみなり)に曲げる

手3+9=総画数12 U+63FC
音読: ホン
◆だらだらと時間を掛ける

手3+9=総画数12 U+63FD
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「擥」
◆寄せ集めたものを纏めて持つ、同「㩜」

手3+9=総画数12 U+63FE
音読: オン[漢呉]
◆手や指で軽く押え付ける、同「按」
◆染(し)み込ませるために物を水などの液体に沈め押さえる、また押さえながら軽く揉(も)む、「筆に墨を含ませる」ような動作
◆拭(ぬぐ)う、拭い払う
撳搇𢵡
手3+9=総画数12 U+63FF
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆手や指で押さえ付ける、同「按」

手3+9=総画数12 U+6400
音読: サン[漢]、セン[呉]、ザン[慣]
◆刺(さ)し入れる、中に差し入れる、間(あいだ)に割り込ませる、同「儳」
◆手を差し伸(の)べて助けする

手3+9=総画数12 U+6401
音読: カク[漢呉]
訓読: お・く
◆止(と)める、止(や)める、止めてそのままの状態を続ける、同「閣」
◆置く、置いたままにする

手3+9=総画数12 U+6402
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
◆手前に引き寄せ集める、掻(か)き集める
◆寄せ集めて持つ、抱(かか)える
揔捴摠𢭇𢵃𢷝
手3+9=総画数12 U+6403
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
揯𢳖𢫮𢬎𢰨
手3+9=総画数12 U+6404
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」
攪撹
手3+9=総画数12 U+6405
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆掻(か)き乱(みだ)す、掻き回す、「攪拌カクハン」
◆乱れる、入り乱れる、「攪乱カクラン」

手3+9=総画数12 U+6411
音読: ジョウ[漢]、ニョウ、ニュウ[呉]
◆強く押す、突く、同「擃」
◆ぎゅっと押し付ける、押し込める

手3+9=総画数12 U+642D
音読: トウ[漢呉]
◆上に載(の)せる、上に乗る
◆乗り物に乗る、また積む
◆組み合わせる、「搭配トウハイ(二つを組み合わせる)」
筆順
𢯩
手3+9=総画数12 U+22BE9
音読: ソク[漢]、シキ[呉]
◆打(う)つ、叩(たた)く
𢯪
手3+9=総画数12 U+22BEA
音読: タク[漢]、チャク[呉]
◆裂(さ)ける、裂けて(裂いて)開く、切り裂く、切り開く、同「坼」
◆破る、打ち破る
𢯫
手3+9=総画数12 U+22BEB
音読: タン、ダン
◆手などで叩(たた)く、打つ
𢯬
手3+9=総画数12 U+22BEC
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆乱す、掻(か)き乱す、同「攪」「撓」
𢯮
手3+9=総画数12 U+22BEE
音読: イ[漢呉]
◆投げる、放(ほう)る、捨(す)てる、同「㧒」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:攥{⿰扌(⿱莫糸)}】七括反攥𢯮也又子括反手把也」
𢯯搋𢲽
手3+9=総画数12 U+22BEF
音読: チ、ジ、イ
◆手で揉(も)む、手で押したり揉んだりして柔らかくする
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「析」
◆曳(ひ)く、引っ張る、同「扡」
◆「搋子トェィズィ」、排水管などの詰まりを取るための柄(え)の先に椀状のカップcupを付けた道具
𢯱搜捜摉𢅢𠮍
手3+9=総画数12 U+22BF1
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
𢯲𢮗𢫪
手4+9=総画数13 U+22BF2
音読: ワン
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「腕」「𢮘」 {人体(上肢)}
◆手で握る、しっかりと握って持つ、同「𦙵」
𢯳
手3+9=総画数12 U+22BF3
音読: 未詳
◆抓(つま)む、指先で摘(つま)んで捻(ひね)り取る「【集韻:卷九:入聲上:㞕第十六:𢯳】斷絶也」「【集韻:卷九:入聲上:薛第十七:𢯳𢼺乴】似絶切拈也」
𢯶
手3+9=総画数12 U+22BF6
音読: シツ、シチ
◆搗く
𢯷
手3+9=総画数12 U+22BF7
音読: イ[漢呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢯷】音韋选也」「【集韻:卷五:上聲上:尾第七:𢯷】」逆追也」「【正字通:卯集中:手部:𢯷】烏鬼切音委逆追也同文舉要𢯷與揮同」
𢯸
手3+9=総画数12 U+22BF8
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:末第十三:癹𨂩𢯸】說文以足蹋夷艸引春秋傳癹夷蘊崇之或从足从手(《欽定四庫全書》本では「𨂩」ではなく「蹳」)「【正字通:卯集中:手部:𢯸】同癹本作撥」
𢯻
手3+9=総画数12 U+22BFB
音読: エン[漢呉]
◆揺らす、揺り動かす
◆手に持って揺らし重さなどを量る
𢯽
手3+9=総画数12 U+22BFD
音読: サ[漢呉]
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢯽】七个切遇也」「【廣韻:去聲:過第三十九:諎:𢯽】拭𢯽」「【正字通:卯集中:手部:𢯽】抯字之譌舊註音銼拭𢯽非」
𢰀㩶𢺣𢺊𢲺
手3+9=総画数12 U+22C00
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる
𢰁摶抟𢮨𢮛㩛
手3+9=総画数12 U+22C01
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら
𢰂摕梊
手3+9=総画数12 U+22C02
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テイ[漢]、ダイ[呉]
◆さっと撮(つま)み取る、両指でさっと掴(つか)み取る、掠(かす)め取る、同「梊」「【玉篇:卷六:手部第六十六:{⿱折示}】同摕字又兩指急持人也」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:摕𢰂梊】說文撮取也或从折从示兩手急持人也」
𢰃𢲷𢱇
手3+9=総画数12 U+22C03
音読: オウ、ヨウ
◆撓(しな)り曲がる、捩(ね)じる、捩じり曲げる、折り曲げる、曲げて折る、同「拗」
𢰄揮挥𨍂
手3+9=総画数12 U+22C04
音読: キ[漢]、ケ[呉]
訓読: ふる・う
◆(手や旗を)右に左に振る、振り回す、同「㩣」
◆(手や旗を)振って指図(さしず)する、指示する、合図する、「指揮シキ」、同「撝」
◆(ぱっと)手を振って拭い落とす、また撒(ま)き散らす、発散する、「発揮ハッキ」
𢰅
手3+9=総画数12 U+22C05
音読: ①セン[漢呉]②サン[漢呉]、セン[漢]、ゼン[呉]
訓読: えら・ぶ

◆選(えら)ぶ、多くのものの中から目的のものを選び出す、同「選」

◆文書や記録などを選び整理し一つに纏(まと)める、編纂ヘンサンする、同「纂」「篹」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「籑」「篹」
𢰇
手3+9=総画数12 U+22C07
音読: アイ[漢呉]、エ[呉]
◆ぶつかるほど近くまで寄る、肩が触れるほどぴったりと並ぶ
◆押す、押し合う
◆被(こうむ)る、~される、同「捱」
◆引き延ばす、同「捱」
◆「𢰇拶アイサツ」◇ぎっしりと詰まって押し合い圧(へ)し合いするさま◇[日]人と付き合う際の礼儀としての言葉◇[日]会合などの大勢の人が集まる場で話をすること、またその話
𢰈
手3+9=総画数12 U+22C08
音読: リョ、ロ
◆兵士数を基にした軍隊の規模の単位、周朝(西周、前11世紀~前771年)では500人を単位とした、同「𢬜(旅)」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢰈捛】二俗𢬜正音呂師旅也與旅字同」
◆未詳「【鮚埼亭詩集:卷第五:嶰谷捛集行菴見黃葉滿庭偶然有作】」
𢰋
手3+9=総画数12 U+22C0B
音読: タン、ダン
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:{⿰扌⿱山市}摶𢰋】三俗同聲」「【康熙字典:卯集中:手部:𢰋】《篇海》徒官切音團𢰋風也」
𢰌𢱫
手3+9=総画数12 U+22C0C
音読: コウ
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「掆」「舁」
𢰎搆𢲱
手3+9=総画数12 U+22C0E
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆構(かま)える、組み上げる、組み立てる
𢰓
手3+9=総画数12 U+22C13
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆両掌(てのひら)で物を揉(も)む「【廣韻:下平聲:卷第二:歌第七:那:挪】搓挪」
𢰔插揷挿𢭉
手3+9=総画数12 U+22C14
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
訓読: さ・す
◆細長いもの(先が尖ったもの)を刺し入れる
◆空いたところ(隙間や穴)に差し入れる
𢰕拪𢫥
手3+9=総画数12 U+22C15
音読: セン
◆今の場所・地位から高い場所・地位に移る、また移す、上(のぼ)る、同「遷」「䙴」
◆今の場所から他の場所に移る、また移す、移る、同「遷」「移」「【遺山先生文集:卷第十六】…乃置家相下買田{⿰阝⿱夂𦈢}慮借二寺為拪息之地…」
𢰖
手3+9=総画数12 U+22C16
音読: ロウ
◆折る
𢰗
手3+9=総画数12 U+22C17
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢰗】俗作儿之日陟栗三反」「【字彙補:卯集:手部:𢰗】與挃同」
𢰚揣𢭍
手3+9=総画数12 U+22C1A
音読: スイ[漢呉]、シ[慣]
◆重さを量(はか)る、高さや厚みなどを測(はか)る、同「㪜」
◆見当をつける、推(お)し量る、同「挅」
◆「𢰚度シタク」、相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、同「忖度ソンタク」
◆斉(ととの)える、きれいに揃える「【道德真經註:卷之一】揣而銳之不可長保(「鋭く斉えた刃も、それを長くは保てない」)
◆「掙揣ソウスイ」、藻掻(もが)く、足掻(あが)く、なんとかしようと必死になる、同「掙扎ソウサツ」「䦛䦟ソウスイ」
𢰛
手3+9=総画数12 U+22C1B
音読: ハイ、ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「𢷎」「拜」
𢰜
手3+9=総画数12 U+22C1C
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:{𣘨-木+扌}{橠-木+扌}𢰜】上一烏可反下二奴可反*1丨木盛*2{⿰亻茂}貌(別本では「*1𢰜」「*2茂」)「【字彙補:卯集:手部:𢰜】泥多切音娜木茂盛貌」(【龍龕手鑑】【字彙補】共に「木扁」を「扌扁」に誤ったものか?)
𢰞㨉抿捪
手3+9=総画数12 U+22C1E
音読: ビン[漢]、ミン[呉]
◆手で撫(な)でる
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「抆」
𢰢
手3+9=総画数12 U+22C22
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢰢】俗古麦七入二反」
𢰤
手3+9=総画数12 U+22C24
音読: キ[漢呉]
◆片方の足を後ろに引く
◆引く、引き止める
◆傾ける、傾く
筆順
𢰨揯搄𢳖𢫮𢬎
手4+9=総画数13 U+22C28
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」
𢰲
手3+9=総画数12 U+22C32
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢰲】"楣"的訛字。字見朝鮮本《龍龕》。(「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:{⿰扌⿱尸目}】俗音眉」があるのみで「𢰲{⿰扌⿱𠃜目}」は見当たらなかった)
𢰸
手3+9=総画数12 U+22C38
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢰸】同"剐"」
𢱀
手4+9=総画数13 U+22C40
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆集める、一つに(一か所に)寄せ集める、集めて束(たば)ねる、また縛(しば)る、同「𩏷」
𢱃
手3+9=総画数12 U+22C43
音読: カ
◆角(つの)のない牛、訛「犐」「【淮南鴻烈解:卷之二十三:說山訓】𨱙屯犂牛旣𢱃以𤛛決鼻而羈(𨱙屯醜牛貌犂牛不純色犐無角𤛛無尾決鼻羈頭而牽)」
𢱅
手3+9=総画数12 U+22C45
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:𢱅】酉陽雜爼玉格篇刑有𢱅蒙山石副太山𢱅夜山石音義未詳」「【中華字海:扌部:𢱅】同"捷"」
𢱇𢲷𢰃
手3+9=総画数12 U+22C47
音読: オウ、ヨウ
◆撓(しな)り曲がる、捩(ね)じる、捩じり曲げる、折り曲げる、曲げて折る、同「拗」
𢱊
手3+9=総画数12 U+22C4A
音読: リャク[漢]、ラク[呉]、リョウ[漢]、ロウ[呉]
訓読: かす・める、かす・れる
◆さっと触れて一瞬に通り過ぎる
◆さっと払(はら)う、さっと撫(な)でる
◆鞭(むち)打つ、鞭で叩(たた)く、同「拷」
◆さっと奪い取る、同「略」
◆永字八法の一つ、右上から左下にはらう書き方、現代中国では「彎」 {永字八法}
𢱋
手3+9=総画数12 U+22C4B
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢱋】"樜"的讹字」
𢱌
手3+9=総画数12 U+22C4C
音読: カ[漢]、ケ[呉]
◆架(か)ける、棒や板のような長い物を横に渡す、「中華字海:扌部:𢱌】同"架"」
𢱎
手3+9=総画数12 U+22C4E
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢱎】說文同拜」「【中華字海:扌部:𢱎】同"摆"」
𢱸搥𢮒
手3+9=総画数12 U+22C78
音読: タイ[漢呉]、ツイ[唐]
◆棒や手などで打つ、叩(たた)く
◆投げる、投げ付ける、同「擿」「擲」
𥓨石部
𦥹臼部

手3+10=総画数13 U+3A16
音読: チ[漢呉]
◆到(いた)る、それより先がないころまで行き着く

手3+10=総画数13 U+3A19
音読: ①ケイ[漢]、ケ[呉]②ケイ[漢]、ゲ[呉]

◆物を両側から押え挟(はさ)む、挟んで支える
◆掲(かか)げる

◆換(か)える、同「𢭁」

手3+10=総画数13 U+3A1B
音読: セン[漢呉]
◆「さっ」「ぱっ」という動作・動き、「さっと駆け上る」「ぱっと広がる」など、同「掞」

手3+10=総画数13 U+3A1C
音読: ケン
◆互いに助け合う

手3+10=総画数13 U+3A1D
音読: セツ[漢]、セチ[呉]
◆まっすぐ突き出る、先が尖る

手3+10=総画数13 U+3A1E
音読: ソ、ス
◆奥まで手を伸ばし入れて探(さが)す

手3+10=総画数13 U+3A1F
音読: カイ[漢呉]、カイ[漢]、ガイ[呉]
◆触(ふ)れる
𢳡
手3+10=総画数13 U+3A20
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆未詳「【廣雅:卷七:釋室】{⿰扌⿱𠕾火}(莫典)培(裴)封塗也」「【康熙字典:卯集中:手部:㨠】《博雅》㨠培封塗也」

手3+10=総画数13 U+3A21
音読: コツ[漢]、コチ[呉]
◆手で押す、同「推」「𢬼」
◆ものを間に挟(はさ)む、同「拑」
擁𢹬𢺠拥𢶜𢹭
手3+10=総画数13 U+3A23
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
擓㧟
手3+10=総画数13 U+3A24
音読: カイ
◆掻く、強く擦る

手3+10=総画数13 U+3A25
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆打つ、叩(たた)く
◆手や指で押える、同「抐」

手3+10=総画数13 U+3A26
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆(体を強張らせて)まっすぐに立つ
◆押す
漢字林(非部首部別)

手3+10=総画数13 U+3A27
音読: ホン[漢]、ボン[呉]
◆車箱の覆いや囲い

手3+10=総画数13 U+3A28
音読: チュウ[漢呉]
◆引き出す、抜き出す、同「抽」「㩅」
◆(土などを)手で平らにする「【詩經世本古義:卷十之下:周成王之世詩:維清一章五句】…椓之橐橐(…鄭以椓為㨨土孔謂㨨者以手平物之名…)」
漢字林(非部首部別)

手3+10=総画数13 U+3A29
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:㨩】疑捷字之譌見篇韻」

手3+10=総画数13 U+3A2A
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆読書用の机(つくえ)、書見台ショケンダイ、同「榥」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:㨪】俗胡廣反正作榥讀書床」
◆「攩㨪トウコウ」、打つ、叩(たた)く「【廣韻:上聲:蕩第三十七:曭:攩】攩㨪搥打」

手3+10=総画数13 U+3A2B
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「擥」「攬」
◆寄せ集めたものを纏めて持つ、同「攬」

手3+10=総画数13 U+3A32
音読: サク、シャク
◆支(ささ)える、(手となり足となって)支え助ける、補佐ホサする「【東漢文紀:卷十:竇將軍北征頌】…姿蹈佐厯握輔㨲翼肱…」
𢰎𢲱
手3+10=総画数13 U+6406
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆構(かま)える、組み上げる、組み立てる
漢字林(非部首部別)
筆順
撳揿𢵡
手3+10=総画数13 U+6407
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆手や指で押さえ付ける、同「按」

手3+10=総画数13 U+6408
音読: ヨウ[漢]、ユウ[呉]
◆揺れる、揺れ動く

手3+10=総画数13 U+6409
音読: カク[漢呉]
◆手でこつこつと繰り返し叩(たた)く
◆比(くら)べる、確かめる
◆利益を独り占め(ひとりじめ)する、売買を独占する、同「榷」
𢮢𢬆𢬟𢬞
手3+10=総画数13 U+640A
音読: スウ[漢]、シュ[呉]
◆ぐっと握(にぎ)る、しっかりと手に持つ、同「𢫧」
◆弦を弾(はじ)く、弦楽器を弾(ひ)く
𢲽𢯯
手3+10=総画数13 U+640B
音読: チ、ジ、イ
◆手で揉(も)む、手で押したり揉んだりして柔らかくする
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「析」
◆曳(ひ)く、引っ張る、同「扡」
◆「搋子トェィズィ」、排水管などの詰まりを取るための柄(え)の先に椀状のカップcupを付けた道具

手3+10=総画数13 U+640C
音読: テン[漢呉]
◆さっと拭き取る、軽く押さえて水気を吸い取る
◆平らなもの(表面)をぐるぐると巻いて丸める、同「捲」
◆「搌𢵈テンケン」「𢵈搌ケンテン」、だらりと伸び切るさま、だらしなく伸びるさま「【廣韻:上聲:卷第三:獮第二十八:蹇:𢵈】𢵈搌醜長皃搌丑輦切」
损𢿃
手3+10=総画数13 U+640D
音読: ソン[漢呉]
訓読: そこ・なう、そこ・ねる
◆減らす、失う、失シッする、欠ける、傷付ける、貶(おとし)める、貶(けな)す、価値が低下したり状態が悪化したりすることを指す
筆順

手3+10=総画数13 U+640E
音読: ソン[漢呉]
◆「捫搎モンソン」、胸に手を当て胸中・心中にあるものを手で感じ取ること、同「捫心モンシン」

手3+10=総画数13 U+640F
音読: ハク[漢呉]
◆掌(てのひら)でぱんと打つ、平手(ひらて)で叩(たた)く
◆(動いている虫などを捕るように)掌でぱっと掴(つか)み取る、ぱっと捕える
◆「搏拊ハクフ」「拊搏フハク」、革張りの小さな太鼓「【尚書:虞書:益稷】夔曰戛擊鳴球搏拊琴瑟以詠」「【禮記:明堂位】拊搏玉磬揩擊大琴大瑟中琴小瑟四代之樂器也」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+10=総画数13 U+6410
音読: チク[漢呉]
◆筋肉が引き攣(つ)る、痙攣する
𢮔挷
手3+10=総画数13 U+6412
音読: ホウ[漢]、ビョウ[呉]
◆櫓ロや櫂(かい)で舟を漕(こ)ぐ、舟を漕ぐ棒を「榜」
◆棒で罪人を打ち叩く、罪人を打ち叩く棒を「榜」
𢷼
手3+10=総画数13 U+6413
音読: サ[漢呉]
◆縒(よ)る、両掌(てのひら)で物を挟み揉(も)む、また左右の掌を逆方向に動かし擦(こす)る、同「縒」
筆順
掻𢸪𢮞𢫼𤔢
手3+10=総画数13 U+6414
音読: ソウ[漢呉]
訓読: か・く
◆爪を立て引っ掛けるようにして引く、また爪立ててものを寄せ集める
◆騒ぐ、同「騒」
◆[日]手を忙(せわ)しく動かすさま

手3+10=総画数13 U+6415
音読: オウ[漢呉]
◆手で覆う「【廣韻:入聲:合第二十七:姶:搕】以手盍也又…」
◆叩(たた)く
◆取る
◆「搕𢶍コウソウ」、未詳「【廣韻:入聲:合第二十七:姶:搕】…又搕𢶍糞也(「糞」は「塵(ごみ)」の意か)
揺摇㨱摿𢭊𢳘𢭌
手3+10=総画数13 U+6416
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
筆順

手3+10=総画数13 U+6417
音読: トウ[漢呉]
訓読: つ・く
◆舂(うすづ)く、臼などの器に入れた穀物を満遍マンベンなく杵(きね)などで突く、同「擣」「㨶」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「擣」
◆突っつく、突っつき回す、「搗乱トウラン(突っついて面倒や騒ぎを起こす)」
筆順

手3+10=総画数13 U+6418
音読: シ
◆倒れないように柱や石などを当てて支える、「搘捂シゴ」

手3+10=総画数13 U+6419
音読: ジョク、ニョク
◆撚(よ)る、捩じる
◆拭(ぬぐ)う

手3+10=総画数13 U+641A
音読: ロウ[漢呉]
◆折る、圧(へ)し折る、同「拹」「拉」

手3+10=総画数13 U+641B
音読: ケン[漢呉]
◆箸などで食べ物を挟み取る
捜𢯱摉𢅢𠮍
手3+10=総画数13 U+641C
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
筆順

手3+10=総画数13 U+641D
音読: キュウ、ク
◆手を挙げる

手3+10=総画数13 U+641E
音読: コウ、キョウ
◆敲(たた)く、叩(たた)く、撃(う)つ、同「敲」
◆~をする(実行する)
漢字林(非部首部別)

手3+10=総画数13 U+641F
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:搟】摲字之譌」「【康熙字典:卯集中:手部:搟】《註》搟舉手擬之也」

手3+10=総画数13 U+6420
音読: サク[漢呉]
◆突き刺す、刺し入れる

手3+10=総画数13 U+6421
音読: ソウ[漢呉]
◆力を入れて押す
𢸰
手3+10=総画数13 U+6422
音読: シン[漢呉]
◆(帯などに)差し込む、挟(はさ)み込む
◆揺(ゆ)らす、振(ふ)る
◆「搢紳・縉紳シンシン」、官吏カンリ(役人)、官位や身分の高い人、「笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込んだ人」の意
𢳒
手3+10=総画数13 U+6423
音読: ベツ[漢]、メツ、メチ[呉]
◆手で引き抜く、抜き取る
◆手や指で軽く押さえ付ける、同「𡟬」

手3+10=総画数13 U+6424
音読: アク[漢]、ヤク[呉]
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「扼」「㧖」「搹」
𢮒𢱸
手3+10=総画数13 U+6425
音読: タイ[漢呉]、ツイ[唐]
◆棒や手などで打つ、叩(たた)く
◆投げる、投げ付ける、同「擿」「擲」
筆順
𢾲𢾼
手3+10=総画数13 U+6426
音読: ダク[漢]、ニャク[呉]
訓読: から・む、から・める
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搻」
◆軽く押さえる
◆[日]から・む、から・める、軽く巻き付ける、始めは軽く巻き付けて次第に身動きができないようにする
筆順

手3+10=総画数13 U+6427
音読: セン[漢呉]
◆扇(あお)ぐ、扇いで風を起こす、また送る
◆(表面を)さぁっと撫(な)でる、同「批」
◆平手(ひらて)で打つ
𢴄
手3+10=総画数13 U+6428
音読: トウ[漢呉]
◆凹凸があるものに紙を当て、上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、拓本タクホン、同「拓」
筆順

手3+10=総画数13 U+6429
音読: ①ケツ[漢]、ゲチ[呉]②タク[漢]、チャク[呉]

◆持ち上げる、抱(かか)え上げる、抱え持つ「【說郛續:俗呼小錄】抱持人物曰搩(音傑出紀聞錄)」

◆親指と中指を開いて長さを測る、同「𢫰」

手3+10=総画数13 U+642A
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆押し当てる、突き当てる
◆「搪塞トウサイ」◇押し当てて隙間(すきま)を埋(う)めること◇その場限りの(間に合わせの)手当てをすること
◆「搪揬トウトツ」、同「傏𠊲」「唐突」◇突き当たる◇一部に(一部が)触(ふ)れる◇軽率ケイソツなさま、無作法なさま◇[日]突然なさま、だしぬけなさま

手4+10=総画数14 U+642B
音読: ①ハ[漢]、バ[呉]②ハン[漢]、バン[呉]

◆未詳「【說文解字注:手部:搫】搫擭(逗)不正也(廣韵搫㨏宛轉也今義也)」「【玉篇:卷六:手部第六十六:搫】歩波歩丹二切手不正也」
◆除(のぞ)く、取り除く、同「㨇」

◆ものを別の場所へ移す、同「搬」

手3+10=総画数13 U+642C
音読: ハン[漢]、バン[呉]
◆ものを別の場所へ移す、同「搫」
筆順

手3+10=総画数13 U+642E
音読: リツ[漢]、リチ[呉]
◆手で物を整える、また揃える

手3+10=総画数13 U+642F
音読: トウ[漢呉]
◆中の物を手で探り取り出す、同「掏」「捾」
◆叩(たた)く
筆順

手3+10=総画数13 U+6430
音読: コツ[漢]、ゴチ[呉]
◆掘る、掘り出す、埋まっているものを掘って取り出す「【國語:吳語】…夫諺曰:『狐埋之而狐搰之是以無成功(埋藏搰發也)…」
◆「搰搰コツコツ」、せっせと働くさま、骨を折るさま「【南華真經:莊子外篇:天地】…搰搰然用力甚多而見功寡…」
◆乱す、掻(か)き乱す、掻き回す

手3+10=総画数13 U+6431
音読: チ、ジ
◆樗蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つで、「雉(黒黒黒雉雉の組み合わせ)」と同字という、「摴」参照
◆摩(さす)る

手3+10=総画数13 U+6432
音読: ワ、エ
◆爪を立てて引っ掻(か)く、引っ掻くようにして取る
◆引く、引っ張る

手3+10=総画数13 U+6433
音読: カツ、ゲチ、カ、ゲ
◆刮(こそ)げる、表面を削り取る、同「擖」「捾」
◆掻(か)く、爪を立てて掻く
◆「搳拳カケン」、じゃんけんに似たゲームgame、一例ではじゃんけんと同時に相手の開いた指の数(開いた指の組み合わせごとに数が決まっている)を言い当てるもの、様々なルールruleがある、同「划拳」「猜拳サイケン」

手4+10=総画数14 U+6434
音読: ケン[漢呉]
◆引き抜く、抜き取る、同「㩃」
◆高く上に持ち上げる
◆持ち上げる、たくし上げる、同「褰」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+10=総画数13 U+6435
音読: オン[漢呉]
◆手や指で軽く押え付ける、同「按」
◆染(し)み込ませるために物を水などの液体に沈め押さえる、また押さえながら軽く揉(も)む、「筆に墨を含ませる」ような動作
◆拭(ぬぐ)う、拭い払う

手3+10=総画数13 U+6436
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆向かって来るもの対してまっすぐに突く、また突き刺す
◆突き進む、先を争う
◆擦(こす)り取る、掠(かす)め取る
筆順

手3+10=総画数13 U+6437
音読: テン[漢]、デン[呉]
◆(鼓などを)打つ、打ち鳴らす「【楚辭:招䰟】竽瑟狂會(狂猶並也)搷鳴鼓些(搷撃也言衆樂並會吹竽彈瑟又搷撃鳴鼓進八音爲之節也…)」
◆(合図して)広く知らせる、同「揚」
𢸩
手3+10=総画数13 U+6438
音読: シン[漢呉]
◆琴瑟(キンシツ、琴キンと瑟シツ、いずれも琴に似た弦楽器)の音、この二つの楽器は互いに相手の音を高め合いよく調和することから、「琴瑟」は「夫婦が互いに支え合う、睦まじい」の意にも用いられる {楽器(弦楽器)}
◆集める「【明名臣琬琰錄:卷十:翰林待制王公墓表】…人民迯散百不存一庶事皆草創公披搸莾剔瓦礫以建府…」
漢字林(非部首部別)

手3+10=総画数13 U+6439
音読: カク[漢]、キャク[呉]、アク[漢]、ヤク[呉]
◆しっかりと掴(つか)む、しっかりと握(にぎ)る、同「扼」「㧖」「搤」
攜𢹂㩗擕
手3+10=総画数13 U+643A
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
訓読: たずさ・える、たずさ・わる
◆手に提(さ)げて持つ、ぶら下げて持つ、(紐などで繋いだものをぶら下げるようにして)身に帯(お)びる
◆手を繋(つな)ぐ、手を取る、手を取り合う
◆手を取って一緒に行く、引き連れる
◆[日]たずさ・わる、ある事柄(ことがら)や仕事に関(かか)わる
筆順

手4+10=総画数14 U+643B
音読: ダク、ニャク
◆そっと手に持つ、優しく柔らかく手に持つ、同「搦」

手3+10=総画数13 U+643C
音読: ケン[漢]、ゲン[呉]
訓読: こぶし
◆全ての指を内側に折り込んで丸く握る、またその手、同「㩲」
◆「拳拳ケンケン」、(拳のように)固く変わらないさま、ひたむきなさま「【前漢紀:孝武皇帝紀五】…遂下之於吏拳拳之忠終不能自明列…」

手3+10=総画数13 U+643D
音読: チャ
◆塗(ぬ)る、薬や化粧品(ケショウヒン)などを塗る

手3+10=総画数13 U+643E
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆強く締め付けたり圧(お)し付けたりすることで液体だけを(細かい穴を通して)外に出す、絞(しぼ)り出す、滲(にじ)み出させる、液体を取り除く、中国では「榨{⿰木窄}」を用いる
筆順

手3+10=総画数13 U+643F
音読: ゴウ
◆両手で抱きしめる

手3+10=総画数13 U+6440
音読: オ、ウ
◆量(はか)る、測(はか)る、推(お)し量る、同「揣」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:摀(俗)揣(今){⿰扌(⿱■而)}(正)】初委反量也度也試也動也除也又揺也又音釧度也又俗音搏」
◆未詳「【牧庵集:卷六:仁智堂記】…白靣摀合流而來者…」「【經濟類編:卷六十八:邊塞類】…坐徵後先零諸種陸梁覆没營摀皇甫規素悉羗事…」

手3+10=総画数13 U+6441
音読: オン[漢呉]
◆手や指で押す
攝摄
手3+10=総画数13 U+6442
音読: ショウ[漢呉]、セツ[慣]
訓読: と・る
◆きちんと揃えて持つ、しっかりと手に持つ
◆(身なりを、乱れないように)きちんと整(ととの)える「【說文解字注:手部:攝】引持也(謂引進而持之也凡云攝者皆整飭之意論語攝𪗋史記矦生攝弊衣冠…)」
◆中に取り入れる、中に収(おさ)める
◆一つに纏(まと)める
◆他に取って代(か)わる、他に成り代わって取り纏める
筆順

手3+10=総画数13 U+6443
音読: コウ
◆荷を担(かつ)ぐ、同「扛」「【欽定大清會典:卷五十四】凡一品官溘逝發引陳鞍馬六匹…與四品官同(以上摃轝皆髤以硃紅)」
攝摂
手3+10=総画数13 U+6444
音読: ショウ[漢呉]、セツ[慣]
訓読: と・る
◆きちんと揃えて持つ、しっかりと手に持つ
◆(身なりを、乱れないように)きちんと整(ととの)える「【說文解字注:手部:攝】引持也(謂引進而持之也凡云攝者皆整飭之意論語攝𪗋史記矦生攝弊衣冠…)」
◆中に取り入れる、中に収(おさ)める
◆一つに纏(まと)める
◆他に取って代(か)わる、他に成り代わって取り纏める

手3+10=総画数13 U+6445
音読: チョ
◆(心の中にある)考えや思いを言葉や態度で表す、考えや思いを述べる、同「抒」「捈」
擺𢸇
手3+10=総画数13 U+6446
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆ぱっと開く
◆きちんと並べる、揃えて並べる
◆左右に揺れ動く、揺り動かす
揺搖㨱摿𢭊𢳘𢭌
手3+10=総画数13 U+6447
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
擯𢷤
手3+10=総画数13 U+6448
音読: ヒン[漢呉]
◆作法に則(のっと)り客を迎え主人のところまで案内する、「卿ケイ(重臣クラスclass)」に対しては「上擯ジョウヒン」・「大夫」は「承擯ショウヒン」・「士」は「紹擯ショウヒン」という、同「賓」「儐」
◆斥(しりぞ)ける、退ける
搜捜𢯱𢅢𠮍
手3+10=総画数13 U+6449
音読: ソウ[漢]、シュ[呉]
訓読: さが・す
◆さが・す、隅々(すみずみ)まで探(さぐ)る、また探(さが)し求める、丹念タンネンに調べる
攤擹𢺋
手3+10=総画数13 U+644A
音読: タン[漢呉]
◆広げる、広げて並べる
◆平らに広げる、また伸ばす
◆品物を広げ並べて売る露店ロテン
◆振り分ける、割り当てる
◆「摊钱タンセン」「摊蒱タンホ」、賭博トバクの一種

手3+10=総画数13 U+6459
音読: レン[漢呉]
◆運ぶ

手3+10=総画数13 U+6478
音読: ボ[漢]、モ[呉]、バク[漢]、マク[呉]
◆手で撫(な)でる、手で触(さわ)る、手で探(さぐ)る、よく見えないものを手で触って確かめる
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摹」
◆似せる、真似(まね)る、同「摹」
◆ものの形、同「模」
筆順

手4+10=総画数14 U+6479
音読: ボ、モ
◆手本、基準・標準となるもの
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、同「摸」
◆似せる、真似る、同「摸」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+10=総画数13 U+64B6
音読: カ、ゲ
◆船を操作するための道具、未詳「【御定全唐詩:和襲美釣侶二章】一艇輕撶看曉濤…」「【曝書亭集:巻十一】…大江流舃下日午風舒舒急槳撶盧舟有…」
𢱠𢷜
手3+10=総画数13 U+22C60
音読: ショウ、シュ
◆体を強張(こわば)らせる、身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、同「竦」「【集韻:卷五:上聲上:腫第二:竦捒𢷜𢖗】筍勇切說文敬也从立从束自申束也一曰上也」
𢱢
手3+10=総画数13 U+22C62
音読: サク[漢呉]
◆奥まで手を伸ばし入れて探(さが)す、模索モサクする、「摸𢱢モサク」
𢱥掃扫
手3+10=総画数13 U+22C65
音読: ソウ[漢呉]
訓読: は・く、はら・う
◆箒(ほうき)などで埃(ほこり)や塵(ちり)などを払(はら)う、また払ってきれいにする、同「埽」
◆払い除(の)ける
𢱦
手3+10=総画数13 U+22C66
音読: テキ[漢]、チャク[呉]
◆よくない部分や不要な部分を削(そ)ぎ取る、削(けず)り取る、同「擿」
𢱧
手3+10=総画数13 U+22C67
音読: ヒ
◆平手で打つ、(弦楽器の弦を打つように)さっと打ち払う、同「批」
𢱨
手3+10=総画数13 U+22C68
音読: ハ、バ
◆集める、集まる、同「㩯」
𢱩
手3+10=総画数13 U+22C69
音読: ショク[漢]、ソク[呉]
◆撃(う)つ
𢱪撟挢
手3+10=総画数13 U+22C6A
音読: キョウ[漢呉]
◆(手を)挙(あ)げる、反(そ)らせて曲げるように一方(片方)だけを持ち上げる、同「矯」
◆狂いや歪(ゆが)みを調整して本来の曲がり具合にする、本来の形に整える、正しい形に直(なお)す、同「矯」
◆曲げる、歪める、むやみに(故意に)歪める、同「矯」「【周禮注疏:秋官司寇】掌士之八成…五曰撟邦令(稱詐以有爲者〇撟音矯)」
𢱫𢰌
手3+10=総画数13 U+22C6B
音読: コウ
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「掆」「舁」
𢱬𡙳𥵱
手4+10=総画数14 U+22C6C
音読: キク[漢呉]
◆摘(つ)まむ、摘まみ取る、同「撮」
𢱭𢷎𢹄𢳎
手3+10=総画数13 U+22C6D
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「拜」「【周禮注疏:春官宗伯】辨九𢷎一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉𢷎六曰凶𢷎七曰奇𢷎八曰褒𢷎九曰肅𢷎以享右祭祀」
𢱯
手4+10=総画数14 U+22C6F
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「攬」
𢱰拚𢪴𢷥
手3+10=総画数13 U+22C70
音読: ①ヘン[漢]、ベン[呉]②フン[漢呉]

◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「抃」
◆鳥が翼を大きく羽ばたかせながら飛ぶ、同「翻」

◆掃(はら)う、払い除(の)ける、同「𡊄」「糞」
𢱱
手3+10=総画数13 U+22C71
音読: セン[漢呉]
◆袖(そで)を捲(まく)り上げる、腕捲(うでまく)りする、同「㩊」
◆打つ、叩(たた)く
𢱲
手3+10=総画数13 U+22C72
音読: ヨ[漢呉]
◆担(かつ)ぐ
𢱳
手3+10=総画数13 U+22C73
音読: キ
◆手を(ぱっと)振って蝋燭などの火を消す
𢱴
手3+10=総画数13 U+22C74
音読: ヨウ
◆箕(み、穀類を入れ上下に揺すりながら殻や塵などを取り除くための籠)の舌(した、穀類を掬い入れるために平らになっている部分)、同「擖」
𢱵奉𠬻
手4+10=総画数14 U+22C75
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
訓読: たてまつ・る
◆恭(うやうや)しく両手で捧(ささ)げ持つ、両手で捧げ持ち差し上げる、献上する、同「捧」
◆身を捧げ仕える、献身的に仕える
◆上位者からの授(さず)かりものや命令・意向を下位者が(ありがたく)受ける、承(うけたまわ)る、賜(たまわ)る、同「承」
◆「𢱵承ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
◆「𢱵行ホウコウ・ブギョウ」、主君からの指示・命令に従う、また執(と)り行う
𢱶
手3+10=総画数13 U+22C76
音読: シン
◆挿(さ)す、同「抋」「【集韻:卷八:去聲下:沁第五十二:𢱶抋】挿也」
𢱹拋抛
手3+10=総画数13 U+22C79
音読: ホウ[漢]、ヒョウ[呉]
◆放り投げる、放物線を描くように高く遠くに投げる
◆投げ棄てる
𢱺
手3+10=総画数13 U+22C7A
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:𢱺】子絕切音蕝斷絕也」「【康熙字典:卯集中:手部:𢱺】《篇海》音蕝斷絕也〇按㿱字之譌 又與𢯳義混」
𢱻
手3+10=総画数13 U+22C7B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:𢱻】山貴切音色求也聚也」
𢱼
手3+10=総画数13 U+22C7C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:𢱼】同揖」
𢱿
手3+10=総画数13 U+22C7F
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:手部:𢱿】古扶字見字學元元」
𢲂
手3+10=総画数13 U+22C82
音読: 未詳
◆未詳
𢲄
手3+10=総画数13 U+22C84
音読: 未詳
◆未詳
注解:「摕」の異体字か?
𢲅
手3+10=総画数13 U+22C85
音読: 未詳
◆未詳
𢲌
手3+10=総画数13 U+22C8C
音読: シャ、ジャ
◆未詳
𢲎
手3+10=総画数13 U+22C8E
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢲎】同"搬"」
𢲒
手4+10=総画数14 U+22C92
音読: 未詳
◆未詳
𢲔
手3+10=総画数13 U+22C94
音読: ハン、バン
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる「【類篇:手部:𢲔】博幻切絆也引擊也」
𢲕
手3+10=総画数13 U+22C95
音読: キ[漢]、ギ[呉]
◆推(お)し量る、どの程度かを見積もる、同「楑」
◆(全体を推し量って立てた)方法や企画、謀(はかりごと)、「百揆ヒャッキ(あらゆる企画、国の政まつりごとを行う際のあらゆる事務)」「首揆シュキ(宰相サイショウ、行政を統轄管理する者の長)」
𢲖
手3+10=総画数13 U+22C96
音読: サ[漢呉]、ザ[慣]
訓読: くじ・く、くじ・ける
◆途中で折る、折れる
◆途中からそれまでのように進めなくなる
𢲗
手3+10=総画数13 U+22C97
音読: 未詳
◆未詳
𢲘
手3+10=総画数13 U+22C98
音読: タン[漢]、トン[呉]
訓読: さぐ・る、さが・す
◆さぐ・る、奥まで手を伸ばし入れて確かめる、また調べる
◆さが・す、遠くまで出かけて確かめる、また調べる
◆尋(たず)ねる、尋ね求める
𢲙
手3+10=総画数13 U+22C99
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢲙】同"𢹞(𣡬)"」
𢲜榫㔼
手3+10=総画数13 U+22C9C
音読: シュン
◆枘(ほぞ)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凸状に作り、もう一本の端は凹状に作って(「枘穴ほぞあな」という)、これを繋ぎ合わせる、その凸状の部分、同「枘」「筍」
𢲣
手3+10=総画数13 U+22CA3
音読: ロン[喃]
◆[喃]未詳
𢲤
手4+10=総画数14 U+22CA4
音読: 未詳
◆未詳
𢲱搆𢰎
手4+10=総画数14 U+22CB1
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆構(かま)える、組み上げる、組み立てる
𢳘揺搖摇㨱摿𢭊𢭌
手3+10=総画数13 U+22CD8
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす
𢳟
手3+10=総画数13 U+22CDF
音読: トウ[漢]、ツウ[呉]
◆引く、引っ張る、同「㪌」「【廣韻:上聲:董第一:侗:捅】進前也」
◆棒や刀などで突(つ)く、突(つつ)く
◆突き刺す、突き破る
𢳠
手3+10=総画数13 U+22CE0
音読: ボウ、モウ
◆深く考えることなくそそっかしいさま、いい加減なさま、同「莽」「【中華字海:手部:𢳠】同"莽"。粗魯」
𢴉
手3+10=総画数13 U+22D09
音読: 未詳
◆未詳

手3+11=総画数14 U+3A2D
音読: コ[漢]、ゴ、グ[呉]
◆広く行き渡る「【路史:卷八:前紀八:禪通紀:祝誦氏】…體用相權彌綸布㨭于以退乎…」

手3+11=総画数14 U+3A2F
音読: カク、コウ
◆大きく広げる、いっぱいに広げる、また広がる、一面に広がる、同「擴(拡)」
揺搖摇摿𢭊𢳘𢭌
手3+11=総画数14 U+3A31
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす

手3+11=総画数14 U+3A33
音読: キ[漢呉]
◆(棚などに)もの載(の)せる、同「攱」「【玉篇:卷手部第六十六:手部第六十六:㨳】俱爲切戴也」

手3+11=総画数14 U+3A34
音読: ケン、コン
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:㨴】居偃切屋上㨴也」「【集韻:卷五:上聲上:混第二十:㨴】覆也漢書居髙屋之上建瓴水或作㨴」
揃𢸄𢵏𢶕𢶨
手3+11=総画数14 U+3A35
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える

手3+11=総画数14 U+3A36
音読: トウ
◆搗(つ)く、棒などで突く、また叩(たた)く、同「搗」「【普濟方:卷一百三十四:防風湯】…右粗㨶篩…」

手3+11=総画数14 U+3A37
音読: キン[漢]、コン、ゴン[呉]
◆拭(ぬぐ)う、拭ってきれいにする

手3+11=総画数14 U+3A38
音読: バ、マ
◆打つ

手3+11=総画数14 U+3A3A
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:銑第二十七:㨺】飾也」「【正字通:卯集中:手部:㨺】俗捫字」

手4+11=総画数15 U+3A3B
音読: サン[漢]、ザン[呉]
◆切り取る、刈り取る、同「摲」

手4+11=総画数15 U+3A3C
音読: リャク、ラク
◆掠(かす)める、奪い取る、同「掠」「略」

手3+11=総画数14 U+3A3D
音読: ヒョク、ヒキ
◆裂(さ)く、割(さ)く、同「副」「疈」
𢳌𢵇𢵎
手3+11=総画数14 U+3A3E
音読: ヨウ[漢呉]
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「様」
㨿據㩀𢴃𢷛拠
手3+11=総画数14 U+3A3F
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
據㨿𢴃𢷛拠
手3+11=総画数14 U+3A40
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと

手3+11=総画数14 U+3A41
音読: カク[漢呉]
◆手でこつこつと繰り返し叩(たた)く
◆比(くら)べる、確かめる
◆利益を独り占め(ひとりじめ)する、売買を独占する、同「榷」

手3+11=総画数14 U+644B
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆掌(てのひら)の側面で(刀で切るようにして)打つ、手刀(シュトウ、てがたな)で打つ
◆「抹摋マッサツ」、同「抹殺」◇塗って見えなくする◇消す、消し去る、なかったことにする

手3+11=総画数14 U+644C
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆手で動かす、振り回す
𢴀
手3+11=総画数14 U+644D
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆引き出す「【喻林:卷八十:德行門】…而使執燭放於平旦蒸盡摍屋而繼之…」

手3+11=総画数14 U+644E
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]、リュウ[漢]、ル[呉]
◆しっかりと結(ゆ)わく、ぎゅっと絞(し)める
◆絞め殺す
◆纏(まと)い付く、絡(から)み付く
筆順

手3+11=総画数14 U+644F
音読: シュウ[漢]、シュ[呉]
◆舂(つ)く、撞(つ)く、搗(つ)く、棒などでまっすぐに突く、同「舂」

手3+11=総画数14 U+6450
音読: ソウ[漢呉]、ショウ[漢]、シュ[呉]
◆(鼓などを)叩(たた)く
◆高く聳えるさま
掴𢹖𢮎𢐚𢧷𧤯
手3+11=総画数14 U+6451
音読: カク[漢]、キャク[呉]
訓読: つか・む
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る

手3+11=総画数14 U+6452
音読: ヘイ[漢]、ヒョウ[呉]
◆除(の)ける、取り除く
◆「摒擋ヘイトウ」、取り除く、片付ける

手3+11=総画数14 U+6453
音読: ホウ[漢]、ブ[呉]
◆縫(ぬ)う、衣服を縫う、同「縫」
◆両掌(てのひら)に載せて持つ、同「捧」「捀」

手3+11=総画数14 U+6454
音読: ソツ、シュツ、スイ
◆放(ほう)り投げる、投げ捨(す)てる、投げつける
◆落(お)ちる
◆落とす、叩(たた)き落す
◆転(ころ)ぶ、倒(たお)れる
𢰂梊
手3+11=総画数14 U+6455
音読: テイ[漢]、タイ[呉]、テイ[漢]、ダイ[呉]
◆さっと撮(つま)み取る、両指でさっと掴(つか)み取る、掠(かす)め取る、同「梊」「【玉篇:卷六:手部第六十六:{⿱折示}】同摕字又兩指急持人也」「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:摕𢰂梊】說文撮取也或从折从示兩手急持人也」

手3+11=総画数14 U+6456
音読: セイ[漢]、サイ[呉]
◆選(えら)ぶ、選び取る、選択センタクする「【玉篇:卷六:手部第六十六:摖】千計切挑取也」
𢳯
手3+11=総画数14 U+6457
音読: ソウ、ショウ
◆両腕で掻き集めて抱え込む
◆馬銜(はみ)を揺らしながら疾駆するさま、同「駷」
𢸈𢸑
手3+11=総画数14 U+6458
音読: テキ、タク[漢]、チャク[呉]
訓読: つ・む、つま・む
◆指や箸などの先で掴(つか)む
◆指や箸などの先で掴み取る、また掴んで千切(ちぎ)り取る
◆一部分(或いは必要な部分)を選び取る
筆順
𢻒
手3+11=総画数14 U+645A
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
◆手や棒などを当てぐいと押す、突っ張る、同「撑」
◆突っ張り支える、同「撑」
筆順

手3+11=総画数14 U+645B
音読: チ[漢呉]
◆大きく広げる、大きく広がる
筆順

手3+11=総画数14 U+645C
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆放り投げる、投げ付ける
◆何度も繰り返すことによって身に付ける、同「慣」

手3+11=総画数14 U+645D
音読: ロク[漢呉]
◆振(ふ)る、揺(ゆ)する、揺(ゆ)らす
筆順

手3+11=総画数14 U+645E
音読: ラ[漢呉]
◆積み重ねる、積み上がる

手3+11=総画数14 U+645F
音読: ロウ[漢]、ル[呉]
◆手前に引き寄せ集める、掻(か)き集める
◆寄せ集めて持つ、抱(かか)える
揔捴搃𢭇𢵃𢷝
手3+11=総画数14 U+6460
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
漢字林(非部首部別)
𢪑𢷽
手3+11=総画数14 U+6461
音読: ①カイ[漢呉]②キ[漢]、ケ[呉]

◆洗(あら)う、汚(よご)れを洗い流す

◆汚れを拭(ふ)き取る、汚れを落とす

手3+11=総画数14 U+6462
音読: コ、ゴ
◆抱え込むようにして遮(さえぎ)る、庇(かば)い護(まも)る「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:摢】擁障也」
𢸉
手3+11=総画数14 U+6463
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抯」「【五燈會元:卷第十二:南嶽下十世】節使李端愿居士…手摣水月…」
𢷇
手3+11=総画数14 U+6464
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆まっすぐに突く、また突き入れる、同「搶」

手3+11=総画数14 U+6465
音読: トウ[漢呉]
◆押し出す、押し除(の)ける
𢶎
手3+11=総画数14 U+6466
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆大きいさま、大きく広がっている(広がる)さま、同「槬」「摦」「【漢書(前漢書):卷二十七下之上:五行志第七下之上】…夫天子省風以作樂…小者不窕大者不*摦(師古曰窕輕小也摦横大也…)」(【春秋左傳】では「槬{⿰木瓠}」、「小者不窕大者不摦」は「小さくては届かず大きくては入らず、小さ過ぎても大き過ぎても心に入ってこない、程良い大きさが好ましい」の意)

手3+11=総画数14 U+6467
音読: サイ[漢]、ザイ、ゼ[呉]
訓読: くだ・く
◆折る、圧(へ)し折る、小さく折り切る
◆打ち砕(くだ)く、挫(くじ)く、気持を萎(な)えさせる
筆順
擵𢳀
手4+11=総画数15 U+6469
音読: バ[漢]、マ[呉]
訓読: さす・る、す・る
◆手で押さえ撫(な)でる、軽く擦る
◆擦(こす)って磨(みが)く、(知識や技能を)研(みが)く
◆触れる、触れる程に間近まで迫る
漢字林(非部首部別)
筆順
𢪇𢪫
手3+11=総画数14 U+646A
音読: ショウ[漢]、ソウ[呉]
◆側(そば)に寄り添い手を貸す、手助けする
𢵅
手3+11=総画数14 U+646B
音読: キ[漢呉]
◆断(た)つ、断ち切る、切り落とす、布などを切る道具、木などを切る道具を「釽」「䤨」

手3+11=総画数14 U+646C
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆撃つ、打ち当てる

手3+11=総画数14 U+646D
音読: セキ[漢]、シャク[呉]
◆(あちこちから)集める、「捃摭クンセキ(寄せ集める)」
𢶗
手4+11=総画数15 U+646E
音読: ゴウ[漢呉]
◆敲(たた)く、叩(たた)く、撃(う)つ、同「敲」「搞」
挚𢴷
手4+11=総画数15 U+646F
音読: シ[漢呉]
◆しっかりと手に持つ、同「執」
◆面会する人(特に初対面の人)への礼物、手土産(てみやげ)、同「贄」
◆誠実なさま、心がこもっているさま
◆至(いた)る、それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、隅々まで行き届く、同「𡠗」
◆獰猛な、荒々しい、同「鷙」「【禮記注疏(禮記正義):卷三:曲禮上】…摯獸猛而能撃謂虎狼之屬也…」
筆順
𢴸𢳊
手4+11=総画数15 U+6470
音読: ゲツ、ゲチ
◆危(あや)ういさま、ぐらぐらして不安定なさま
◆引っ張る、同「掣」

手3+11=総画数14 U+6471
音読: バン[漢]、マン[呉]
◆引く
◆打つ

手3+11=総画数14 U+6472
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆刈り取る、取り除く
◆攻め取る

手3+11=総画数14 U+6473
音読: コウ[漢]、ク[呉]
◆指で端(はじ)を持ちたくし上げる、提(さ)げる、裳(も、下半身に穿く衣服)の下端を持ち上げ裾(すそ、腰から下の部分)を垂らすようにする
◆手や指で探(さぐ)る、また探って引き上げる(取り出す)

手3+11=総画数14 U+6474
音読: チョ
◆「摴蒲・樗蒲チョホ」、五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game、五枚の板の片面を白く、その裏面は黒く塗り、白い面の二枚に「雉」の字を、その裏面には「犢(牛)」の字を書く、これを投げてその表裏や書かれた文字の組み合わせで競うゲームgame、双六(すごろく)のようなゲームであったらしいが不詳、晋代(265年~420年)に流行したが、このゲームは賭博に使われ争いごとの原因になったことから、北宋代(960年~1127年)に禁止されたという、【維基百科Wikipedia:樗蒲】参照
𢷾𡠽
手3+11=総画数14 U+6475
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「摵摵シュクシュク」◇はらはらと葉が散り落ちるさま、またその音◇もの侘(わび)しいさま
◆手首を振るようにして斜めに叩きそのまま擦(こす)るように振り抜く、(琵琶などの弦を)さっと擦(こす)るようにして弾(はじ)く、同「批」
抟𢮨𢰁𢮛㩛
手3+11=総画数14 U+6476
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら
筆順

手3+11=総画数14 U+6477
音読: ①リョウ[漢呉]②ソウ[漢]、ショウ[呉]

◆撃(う)つ、同「㩰」「【集韻:卷六:上聲下:小第三十:摷㩰】說文拘撃也」

◆掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抄」「鈔」
漢字林(非部首部別)

手3+11=総画数14 U+647A
音読: ①ショウ[漢呉]②ロウ[漢]
訓読: す・る

◆折(お)る、折り曲げる、折り畳(たた)む

◆折る、圧(へ)し折る、同「拉」
◆[日]刷(す)る、擦(こす)る、同「搨」
筆順
掺𢮥
手3+11=総画数14 U+647B
音読: サン[漢]、セン、ソン[呉]
◆(女性の手の指が)ほっそりとしているさま、同「傪」「攕」
◆手に握り持つ、手に取りしっかりと握る、同「執」
◆「漁陽摻撾ギョヨウサンタ」、古代の楽曲の名、鼓による楽曲「【世說新語:言語第二】𢖍揚枹為漁陽摻檛淵淵有金石聲四坐爲之改容」
𢹰𢸂
手3+11=総画数14 U+647D
音読: ①ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]②ヒョウ[漢呉]

◆さっと横に払(はら)うように打つ、打った後さっと斜め上に払う

◆高く掲(かか)げる、同「𢶏」「【後漢書:列傳:皇甫嵩朱雋列傳】皆著黃巾為摽幟」
◆高いところに付いている、高いところにある「【爾雅:釋詁】墜摽蘦落也」
◆鞘(さや、剣の刀身を納める筒)の先端 {武器(剣)}
筆順
弶𢐻
手3+11=総画数14 U+647E
音読: キョウ、ゴウ
◆鳥獣が通る道に網を仕掛ける、またその仕掛け、(「【集韻:卷八:去聲下:漾第四十一:弶摾】其亮切字林施罟於道一曰以弓罥鳥獸或作摾」とある、「罥」を参照)
◆弓や網で鳥獣を捕(とら)える、同「𢐷」
揺搖摇㨱𢭊𢳘𢭌
手3+11=総画数14 U+647F
音読: ヨウ[漢呉]
訓読: ゆ・れる、ゆ・らぐ、ゆ・する、ゆ・さぶる
◆上下・左右・前後に行きつ戻りつするように動く、また動かす

手4+11=総画数15 U+6480
音読: コウ、ク
◆牛や羊の乳を搾る

手3+11=総画数14 U+6481
音読: ケン[漢呉]
◆牽(ひ)く、引っ張る、同「牽」

手3+11=総画数14 U+6482
音読: リョウ
◆投げ捨(す)てる
◆置く、放って置
◆倒す
擊击
手4+11=総画数15 U+6483
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]、ゲキ[慣]
訓読: う・つ
◆(軽く繰り返すのではなく一挙に)強く打つ、また撲(なぐ)る、また叩(たた)く
◆相手に激しく突き掛かる
◆敵を攻める、また滅ぼす
筆順

手3+11=総画数14 U+6484
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆近づく、間近(まじか)まで近づく、触(ふれ)れる程までに近づく
◆入り乱(みだ)れる、絡(から)み合う
擆𢷷
手3+11=総画数14 U+64AF
音読: チャク、シャク、ジャク
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:擆】正張略反置也」
𢲳
手3+11=総画数14 U+22CB3
音読: デン、ネン
◆撚(よ)る、捻(ひね)る「【字彙:寅集:手部:𢲳】奴典切音碾與撚同」
𢲵
手3+11=総画数14 U+22CB5
音読: ソウ、ゾウ
◆手に握る、腕に抱え込む
𢲷𢰃𢱇
手3+11=総画数14 U+22CB7
音読: オウ、ヨウ
◆撓(しな)り曲がる、捩(ね)じる、捩じり曲げる、折り曲げる、曲げて折る、同「拗」
𢲸
手3+11=総画数14 U+22CB8
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆揺れ動く、揺り動かす「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢲸】音魯揺𢲸」
𢲹
手3+11=総画数14 U+22CB9
音読: タイ、ダイ
◆笞(むち、竹製の鞭むち)で打つ、同「笞」「𣘜」
𢲺㩶𢺣𢺊𢰀
手3+11=総画数14 U+22CBA
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる
𢲻
手3+11=総画数14 U+22CBB
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
訓読: つま・む、と・る
◆つま・む、二本(或いは三本)の指で掴(つか)む、指先や箸などの長いものを使って寄せ集めて掴み上げる、摘(つ)まむ、同「摘」「抓」
◆多くのものの内から一部分或いは必要な部分だけを取り出す
◆寄せ集める、多くのものが同じところに集まる、同「最」
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL {各種単位}
◆[日]と・る、写真を写す
𢲼
手3+11=総画数14 U+22CBC
音読: テツ、デチ
◆撞(つ)く、搗(つ)く、同「挃」
𢲽搋𢯯
手3+11=総画数14 U+22CBD
音読: チ、ジ、イ
◆手で揉(も)む、手で押したり揉んだりして柔らかくする
◆裂(さ)く、切り割(さ)く、同「析」
◆曳(ひ)く、引っ張る、同「扡」
◆「搋子トェィズィ」、排水管などの詰まりを取るための柄(え)の先に椀状のカップcupを付けた道具
𢲾
手3+11=総画数14 U+22CBE
音読: ヘイ、ハイ
◆平手で打つ、同「批」
𢳀摩擵
手3+11=総画数14 U+22CC0
音読: バ[漢]、マ[呉]
訓読: さす・る、す・る
◆手で押さえ撫(な)でる、軽く擦る
◆擦(こす)って磨(みが)く、(知識や技能を)研(みが)く
◆触れる、触れる程に間近まで迫る
𢳄
手3+11=総画数14 U+22CC4
音読: セン、ゼン
◆牛馬を長い縄(なわ)で繋(つな)ぎ動き回らせる、同「縼」「【廣韻:去聲:線第三十三:㳬:縼】長繩繫牛馬放𢳄上同」
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:𢳄】手挑物」
𢳆
手3+11=総画数14 U+22CC6
音読: ゴウ[漢呉]
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:𢳆】動也」「【正字通:卯集中:手部:𢳆】同摮舊註烏竅切音傲動也誤」
𢳇
手3+11=総画数14 U+22CC7
音読: サク、ザク
◆やす、先端を尖(とが)らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を柄(え)の先に取り付けた漁具、これで突いて魚介を獲(と)る、同「矠」「【國語:卷第四:魯語上】獸虞於是乎禁罝羅矠魚鼈以爲夏犒(…矠𢳇也…𢳇刺魚鼈…)」
◆筆の持ち方の一つ、未詳「【書苑菁華:卷二十:雜著:授筆要說】第二𢳇管亦名拙謂以五指共𢳇其管末…今世俗多用三謂𢳇管書則全無筋骨愼不可效也」「【書法正傳:卷一:變法:右手法】𢳇管以大指小指倒垂執管𢳇三指攢之就地書大幅」
𢳈
手4+11=総画数15 U+22CC8
音読: ソク、ゾク
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𢳈】歛也或書作𢳇」
𢳉
手4+11=総画数15 U+22CC9
音読: キョ
◆押さえて自由に動けないようにする、同「拘」
𢳊摰𢴸
手3+11=総画数14 U+22CCA
音読: ゲツ、ゲチ
◆危(あや)ういさま、ぐらぐらして不安定なさま
◆引っ張る、同「掣」
𢳋
手3+11=総画数14 U+22CCB
音読: 未詳
◆未詳「【廣韻:上聲:紙第四:𢔌:𢳋】扶持」「【集韻:卷五:上聲上:紙第四:𢳋】挾持也(《述古堂》本では「陜侍也」)
𢳌𢵇𢵎㨾
手3+11=総画数14 U+22CCC
音読: ヨウ[漢呉]
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「様」
𢳍扦𢸯
手3+11=総画数14 U+22CCD
音読: セン
◆刺し入れる
𢳎𢷎𢹄𢱭
手3+11=総画数14 U+22CCE
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「拜」「【周禮注疏:春官宗伯】辨九𢷎一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉𢷎六曰凶𢷎七曰奇𢷎八曰褒𢷎九曰肅𢷎以享右祭祀」
𢳏
手3+11=総画数14 U+22CCF
音読: チュウ[漢呉]
◆引き出す、抜き出す、同「抽」「㩅」
𢳐掣𢮓𢳅𢊏𪘔
手3+11=総画数14 U+22CD0
音読: セイ[漢]、セ[呉]、セツ[漢]、セチ[呉]
◆引く、引っ張る、同「摰」
◆引っ張って動きを押さえる、制御セイギョする
◆引き上げる、引き抜く
𢳒
手3+11=総画数14 U+22CD2
音読: ベツ[漢]、メツ、メチ[呉]
◆手で引き抜く、抜き取る
◆手や指で軽く押さえ付ける、同「𡟬」
𢳔
手4+11=総画数15 U+22CD4
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢳔】俗所六反正作縮」「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:摍】說文蹴引也一曰抽也或書作𢳔」
𢳖揯搄𢫮𢬎𢰨
手3+11=総画数14 U+22CD6
音読: コウ[漢呉]
◆強く引っ張る、同「緪」
注解:「【字彙補:卯集:手部:𢳖】同盧切音途廣雅引也」「【康熙字典:卯集中:手部:𢳖】《字彙補》音義同捈○按揯字之譌」
𢳗𢵍
手3+11=総画数14 U+22CD7
音読: タ、チャ
◆手を(腕を)開く、開き広げる、同「挓」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:挓𢵍】俗知格反裂也張也正作磔」
𢳚𣘖
手3+11=総画数14 U+22CDA
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆摴蒱チョホ(五枚の棒状の板を使う古代のボードゲームboard game)の組み合わせの一つ、「黒黒犢雉白」或いは「黒犢犢白白」の組み合わせ、「摴」参照「【五木經】𤱂采六開塞塔禿撅𢳚 𤱂賤也其采義未詳」(「𤱂采」は点数が低い組み合わせをいい、「開・塞・塔・禿・撅・𢳚(いずれも組み合わせの名)」が下位六組、但し【維基百科Wikipedia:樗蒲】によれば「開」は上位六組の一つとなっている)
𢳛
手3+11=総画数14 U+22CDB
音読: 未詳
◆未詳
注解:「摣」の譌字か?
𢳝
手3+11=総画数14 U+22CDD
音読: ロク
◆未詳「【中華字海:扌部:𢳝】同"勒"」「【漢語大詞典:手部:𢳝】用绳子等梱住或套住、再用力拉紧;系紧。引申为强迫、刁难。」
𢳡
手3+11=総画数14 U+22CE1
音読: ベン[漢]、メン[呉]
◆未詳「【廣雅:卷七:釋室】{⿰扌⿱𠕾火}(莫典)培(裴)封塗也」「【康熙字典:卯集中:手部:㨠】《博雅》㨠培封塗也」
𢳪𧛺𧞽
手3+11=総画数14 U+22CEA
音読: チ
◆衣、衣服
𢳯
手3+11=総画数14 U+22CEF
音読: ソウ、ショウ
◆両腕で掻き集めて抱え込む
◆馬銜(はみ)を揺らしながら疾駆するさま、同「駷」
𢳳
手3+11=総画数14 U+22CF3
音読: 未詳
◆未詳
𢳿捷㨗𢶝掶
手3+11=総画数14 U+22CFF
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: はや・い
◆勝つ、成し遂げる、目的を達する
◆成し遂げて利を得る、戦いや狩りで戦利品や獲物を得る、またそれによって得たもの
◆動作や反応・対応が素早い、機転(気転)が利く、同「疌」
𢴀
手3+11=総画数14 U+22D00
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆引き出す「【喻林:卷八十:德行門】…而使執燭放於平旦蒸盡摍屋而繼之…」
𢴁
手3+11=総画数14 U+22D01
音読: 未詳
◆未詳
𢴃據㨿㩀𢷛拠
手3+11=総画数14 U+22D03
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
𢴄
手3+11=総画数14 U+22D04
音読: トウ[漢呉]
◆凹凸があるものに紙を当て、上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、拓本タクホン、同「拓」
𢴅薅𦵢𦼸𢫩𢬺𣐾
手3+11=総画数14 U+22D05
音読: コウ[漢呉]
◆田畑の雑草を引き抜く、除草する、同「茠」
𢴆
手3+11=総画数14 U+22D06
音読: 未詳
◆義和団(ギワダン)の新造字で「清国を扶(たす)ける」の意という「【漢語大字典:手部:𢴆】扶助清朝。清末义和团新造字。清柴萼《庚辛紀事》"改"清"為"𢴆"、其意蓋謂扶清也"」
𢴕
手3+11=総画数14 U+22D15
音読: 未詳
◆未詳
𢵇𢳌𢵎㨾
手3+11=総画数14 U+22D47
音読: ヨウ[漢呉]
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「様」
𢵎𢳌𢵇㨾
手3+11=総画数14 U+22D4E
音読: ヨウ[漢呉]
◆形や姿、状態やあり方、方法や方式、同「様」
𨝨邑部
𢷘𢶊
手3+12=総画数15 U+3A43
音読: ケン[漢呉]
◆引き抜く、抜き取る、同「搴」

手3+12=総画数15 U+3A45
音読: チュウ
◆引き出す、抜き出す、同「抽」「㨨」「【說文解字注:手部:㩅】引也(鄭風左旋右抽傳曰左旋講兵右抽抽矢以䠶竹部曰籒讀書也牆有茨傳曰讀抽也方言曰抽讀也尙書克由繹之大史公自序紬史記石室金匱之書紬卽籒也籒之言抽也」

手3+12=総画数15 U+3A47
音読: カク、ワク
◆手で裂(さ)く、手で引き裂く、またその音、同「掝」

手3+12=総画数15 U+3A49
音読: ①ロウ[漢]②トウ[漢呉]

◆折(お)る、同「拉」

◆打つ、叩(たた)く、同「㪧」

手3+12=総画数15 U+3A4A
音読: セン[漢呉]
◆裾(すそ)や袖(そで)を捲(まく)り上げる、たくし上げる、同「揎」

手3+12=総画数15 U+3A4C
音読: ヒ[漢呉]
◆(動いている虫などを)両掌(りょうてのひら)でぱっと掴(つか)み取る
◆さっと払(はら)う

手3+12=総画数15 U+3A4D
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆支(ささ)える、倒れたりしないように支える「【成都文類:卷五十:寧䰟】…拄强㩍踣布…」
擪𢵤擫𢬍
手3+12=総画数15 U+3A4E
音読: ヨウ[漢呉]
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
扽扥
手3+12=総画数15 U+3A50
音読: トン[漢呉]
◆強く引っ張る、ぐいっと一気に引っ張る、同「𢻴」

手3+12=総画数15 U+6468
音読: ナイ
◆「揩摨」、擦(こす)る、摩(さす)る

手3+12=総画数15 U+647C
音読: ①コウ[漢]、キョウ[呉]②ケン[漢呉]

◆撞(つ)く、棒状のもので突く

◆牽(ひ)く、引っ張る、同「牽」

手3+12=総画数15 U+6485
音読: ケツ[漢]、コチ、ゴチ[呉]
◆(ぐいっと)持ち上げる
◆(ぐいっと)掘る、掘り出す、掘り起こす
◆(ぐっと)突き出す、同「噘」
◆「噘嘴・撅嘴ケツシ」、口を尖(とが)らすさま

手4+12=総画数16 U+6486
音読: ヘツ[漢]、ヘチ[呉]
◆さっと払(はら)う、同「撇」

手3+12=総画数15 U+6487
音読: ヘツ[漢]、ヘチ[呉]、ヘイ[慣]
◆さっと払(はら)う、同「撆」
◆さっと払って放(ほう)る、また他に追いやる、同「拂(払)」
◆筆画の一つ、「ノ」字のように右上から左下にはらう書き方、「衣」の五画目のように短いはらいを「啄タク」といい現代中国では「撇」という、ちなみに三画目のように長いはらいを「掠リャク」といい現代中国では「彎」という {永字八法}
捞𢭐
手3+12=総画数15 U+6488
音読: ロウ[漢呉]
◆水中のものを掬(すく)い上げる、手や網で掻(か)き寄せるようにして掬う
筆順

手4+12=総画数16 U+6489
音読: トン
◆手で叩(たた)く
𢵧
手3+12=総画数15 U+648A
音読: カン、ゲン
◆猛(たけ)るさま、熱り立つ(いきりたつ)さま、気持ちが高(たか)ぶるさま、「撊然カンゼン」、同「僩」「憪」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四十七:昭公十八年】…鄭之有災寡君之憂也今執事撊然授兵登陴(《注》撊然勁忿貌《疏》…撊然猛貌也…)」

手3+12=総画数15 U+648B
音読: ゼン、ネン
◆軽く押さえ擦(こす)る、揉(も)む、摩(さす)る
◆細(こま)かく折る、同「摧」

手3+12=総画数15 U+648C
音読: キ
◆払う、払い取る「【淮南子:要略】燒不暇撌(撌排去也)濡不給扢(扢拭也)」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:撌】俗求位反撌檻也又丘位反」

手3+12=総画数15 U+648D
音読: サン[漢]、ソン[呉]
◆速い、素早い
◆簪(かんざし)を髪に刺す

手3+12=総画数15 U+648E
音読: イ[漢呉]
◆拱手キョウシュの礼をする、胸の前で両腕を輪状に作り手を組んで礼をする「【周禮注疏:春官宗伯】…肅拜但俯下手今時撎是也…」

手3+12=総画数15 U+648F
音読: シン[漢]、ジン[呉]、サン[漢]、ゾン[呉]、セン[漢]、ゼン[呉]
◆引き抜く、抜き取る、摘(つま)み取る

手3+12=総画数15 U+6490
音読: トウ、チョウ
◆手や棒などを当てぐいと押す、突っ張る、同「摚」
◆突っ張り支える、同「摚」
◆大きく膨(ふく)れる、大きく突っ張る

手3+12=総画数15 U+6491
音読: トウ、チョウ
◆手や棒などを当てぐいと押す、突っ張る、同「摚」
◆突っ張り支える、同「摚」
◆大きく膨(ふく)れる、大きく突っ張る
筆順
𢴻
手3+12=総画数15 U+6492
音読: サツ[漢]、サチ[呉]、サン[慣]
訓読: ま・く
◆ばらばらと放り散らす、散らすように投げる、播(ま)くように散らす、同「散」
筆順

手3+12=総画数15 U+6493
音読: ドウ[漢]、ニョウ[呉]、トウ[慣]
訓読: たわ・む、しな・う
◆たわ・む、しな・う、柔らかく弾力があって折れることなく曲る
◆乱す、掻(か)き乱す、攪乱カクランする
◆爪を立てて掻(か)く
筆順

手3+12=総画数15 U+6494
音読: コウ、オウ
◆横(よこ)
◆未詳、「字彙:卯集:手部:撔】胡猛切音幸揣也橫也」

手3+12=総画数15 U+6495
音読: シ[漢呉]、セイ[漢]、サイ[呉]
◆断ち切る、切り割(さ)く、同「斯」
筆順

手3+12=総画数15 U+6496
音読: カン[漢]、コン[呉]
◆姓用字
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:撖】口㩜切挂也曰危也」

手3+12=総画数15 U+6497
音読: コウ[漢]、オウ[呉]
◆拡(ひろ)げる、大きく広げる、また広がる、一面に広がる、同「擴(拡)」

手3+12=総画数15 U+6498
音読: トウ[漢呉]
◆上に載(の)せる、上に乗る
◆乗り物に乗る、また積む
◆組み合わせる、「搭配トウハイ(二つを組み合わせる)」

手3+12=総画数15 U+6499
音読: ソン[漢呉]
◆抑(おさ)える、控え目にする

手3+12=総画数15 U+649A
音読: デン[漢]、ネン[呉]
訓読: よ・る、ひね・る
◆捻(ひね)る、捩(よじ)る、両手に糸や縄などを挟んで押さえ逆方向に擦(こす)り合わせる
◆手で押さえる
筆順

手3+12=総画数15 U+649B
音読: リン[漢呉]
◆手助けする、同「扶」
◆まっすぐなさま

手3+12=総画数15 U+649C
音読: ショウ[漢呉]
◆手を貸して救う、救い出す、(溺れた者などを)救い上げる、同「拯」

手3+12=総画数15 U+649D
音読: キ
◆(こっち、あっち、向こう、など)手や指で指図(さしず)する、指示する、合図する、同「揮」
◆裂(さ)く

手3+12=総画数15 U+649E
音読: トウ[漢]、ドウ[呉]
訓読: つ・く
◆(鐘などを棒状のもので)突く、まっすぐに突く、同「𢭩」「𨀵」
◆ぶつける、ぶつかる
筆順
𢱪挢
手3+12=総画数15 U+649F
音読: キョウ[漢呉]
◆(手を)挙(あ)げる、反(そ)らせて曲げるように一方(片方)だけを持ち上げる、同「矯」
◆狂いや歪(ゆが)みを調整して本来の曲がり具合にする、本来の形に整える、正しい形に直(なお)す、同「矯」
◆曲げる、歪める、むやみに(故意に)歪める、同「矯」「【周禮注疏:秋官司寇】掌士之八成…五曰撟邦令(稱詐以有爲者〇撟音矯)」

手3+12=総画数15 U+64A0
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]
◆撃(う)つ、激しく突き掛かる「【史記:卷六十五:孫子吳起列傳:史記卷六十五考證】救鬬者不搏撠索隱按撠謂以手持撠刺人也○余有丁曰撠義當為撃非矛㦸也」
◆(ぎゅっと)抱(かか)え持つ、抱え込むようにして押さえる「【資治通鑑:卷十三:漢記五:高皇后】見物如蒼犬撠太后掖(師古曰撠謂拘持之也…掖與腋同)」

手3+12=総画数15 U+64A1
音読: ソウ
◆操(あやつ)る、同「操」
◆俗「摻」
𢶁𢺬
手3+12=総画数15 U+64A2
音読: タン[漢呉]、トン[呉]
◆探(さぐ)る、探(さが)し求める、同「探」

手3+12=総画数15 U+64A3
音読: ①タン[漢]、ダン[呉]②セン[漢]、ゼン[呉]、シャン[中]

◆(ゴミなどを払うように)軽く叩(はた)く、叩(たた)くようにして払う、「撣子タンシ(ゴミなどを払うはたき)」

◆「撣族(センゾク)」、シャン族、ミャンマーのシャン州一帯に居住する民族の名

手3+12=総画数15 U+64A4
音読: テツ[漢]、テチ[呉]
◆取り去る、取り除く、退(ど)かす、同「徹」
筆順

手3+12=総画数15 U+64A5
音読: ハツ[漢]、ハチ[呉]、バチ[慣]
訓読: は・ねる
◆草を刈り土を均(なら)す、乱れを治(おさ)める
◆指や棒のような細長いものの先で動かす、突(つつ)いて動かす
◆ぱっと開く、ぱっと跳ね上げる
◆「撥剌ハツラツ」、いっぱいに弓を引き絞る、今にも弾けそうに力が漲(みなぎ)る
筆順

手3+12=総画数15 U+64A6
音読: シャ[漢呉]
◆引き裂(さ)く、裂いて開く、同「扯」「偖」
𢴭
手3+12=総画数15 U+64A7
音読: セツ、ゼツ、ゼチ
◆(手で)絶(た)つ、断(た)ち切る、切り離す、同「絶」

手3+12=総画数15 U+64A8
音読: ショウ[漢呉]
◆選び取る
◆拭う
◆推(お)す

手3+12=総画数15 U+64A9
音読: リョウ[漢呉]
◆網などで絡(から)め捕(と)る、掻(か)き寄せるようにして捕る
◆ばらばらのものを掻き寄せる、掻き寄せて絡げる
◆絡み合う、入り乱れる
筆順

手3+12=総画数15 U+64AA
音読: ホン[漢]、ボン[呉]
◆車箱の覆いや囲い
𢸮抚𢻬𢻲
手3+12=総画数15 U+64AB
音読: フ[漢呉]、ブ[慣]
訓読: な・でる
◆手を滑らすようにして軽く摩(さす)る
◆摩るようにして愛(いと)おしむ、「愛撫アイブ」
◆摩るようにして優しく労(いた)わる、「慰撫イブ」
◆物の上に手を置く、手で軽く押える
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」
◆手本をなぞって書く・描く、手本とするものに倣(なら)って書く・描く、同「摸」
筆順

手3+12=総画数15 U+64AC
音読: キョウ
◆梃子(てこ)を使って持ち上げる、また抉(こ)じ開ける
𢿥𨤏𠤻
手3+12=総画数15 U+64AD
音読: ハ[漢呉]、ハン[慣]
訓読: ま・く
◆種を広く均一に撒(ま)く、ばらばらと撒き散らす、散布する
◆振ってぱらぱらと散らす
◆広く行き亘(わた)らせる、布告する、同「譒」
◆散り散り(ちりぢり)になって逃げる
筆順
𢲻
手3+12=総画数15 U+64AE
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
訓読: つま・む、と・る
◆つま・む、二本(或いは三本)の指で掴(つか)む、指先や箸などの長いものを使って寄せ集めて掴み上げる、摘(つ)まむ、同「摘」「抓」
◆多くのものの内から一部分或いは必要な部分だけを取り出す
◆寄せ集める、多くのものが同じところに集まる、同「最」
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL {各種単位}
◆[日]と・る、写真を写す
筆順
𢰅
手3+12=総画数15 U+64B0
音読: ①セン[漢呉]②サン[漢呉]、セン[漢]、ゼン[呉]
訓読: えら・ぶ

◆選(えら)ぶ、多くのものの中から目的のものを選び出す、同「選」

◆文書や記録などを選び整理し一つに纏(まと)める、編纂ヘンサンする、同「纂」「篹」
◆文章を著(あらわ)す、著述チョジュツする、同「籑」「篹」
筆順

手3+12=総画数15 U+64B1
音読: ①イ[漢]、ユイ[呉]②タ[漢呉]

◆棄(す)てる、同「𢸦」
◆手で軽く触れるようにして探(さが)す、手探(てさぐ)りする、同「捫」

◆小さく細長く角が丸いさま、㨊圓(だえん、楕円)、同「楕」

手3+12=総画数15 U+64B2
音読: ホク[漢呉]、ボク[慣]
訓読: なぐ・る、う・つ、ぶ・つ
◆なぐ・る、打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」「𢷏」、同簡「扑」
◆「ぱん」「ぱっ」「さっ」と叩き払(はら)う、また押さえる
◆ぶつかる、ぶつける
◆ぶつかって倒れる
◆「撲地・𢷏地プゥディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「撲地生・𢷏地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「撲地把・𢷏地把プゥディバァ(ぱっと握る)」
◆[日]「相撲(すもう)」、円形の土俵内で二人の力士(りきし)が組み合い闘(たたか)う競技、古くは秋に宮廷で行われた行事
筆順
揿搇𢵡
手3+12=総画数15 U+64B3
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆手や指で押さえ付ける、同「按」

手3+12=総画数15 U+64B4
音読: トン
◆突き固める

手3+12=総画数15 U+64B5
音読: レン[漢呉]
◆追い出す、追い払う
◆追い掛ける
擷㩪
手3+12=総画数15 U+64B7
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆指先で摘(つま)み取る、摘み持つ
◆衣服の前裾(すそ、帯よりも下の部分)の縁(へり)を(日本で「褄つま」と呼ばれ部分を)摘まみ上げて腰帯に挟み込む、同「襭」

手3+12=総画数15 U+64B8
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆扱(しご)く
◆退(ど)かす、退ける
攪搅
手3+12=総画数15 U+64B9
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆掻(か)き乱(みだ)す、掻き回す、「攪拌カクハン」
◆乱れる、入り乱れる、「攪乱カクラン」
筆順

手3+12=総画数15 U+64BA
音読: サン[漢呉]
◆放り投げる、同「𢺱」
◆伸びる、伸び出る「【農政全書:卷之五十:草部:兔兒傘】…後於葉間攛生莖叉…」
◆「撺掇サンダ・サンドゥア」、嗾(けしか)ける、煽(あお)り立ててある事をさせる、唆(そそのか)す
𢷷撯
手3+12=総画数15 U+64C6
音読: チャク、シャク、ジャク
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:擆】正張略反置也」

手4+12=総画数16 U+64CE
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
◆高く持ち上げる、同「擏」
◆持ち上げるようにして下から支える

手3+12=総画数15 U+64CF
音読: ケイ、ギョウ、キョウ
◆弓矯(ゆだめ)、弓や弩ド(機械仕掛けの弓)の形を整えたり歪(ゆが)みを直(なお)す道具、同「檠」
◆高く持ち上げる、同「擎」
◆戒(いまし)める、気を引き締めて用心する、憂えることがないように備(そな)える、同「儆」

手3+12=総画数15 U+64D6
音読: カツ[漢]、カチ[呉]、カツ[漢]、ケチ[呉]
◆刮(こそ)げる、表面を削り取る、同「刮」「搳」「搳」
◆折る、圧(へ)し折る、同「折」「擸」
◆鞭打つ、打ち据える、同「撻」
◆箕(み)などの先の部分

手3+12=総画数15 U+64DB
音読: ヨウ
◆「擛擛ヨウヨウ」、動くさま「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:擛聶】擛擛動皃或从三耳」
𢴣
手3+12=総画数15 U+22D23
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢴣】舊註音增加也按訓加本作增古借曾改作𢴣非」「【康熙字典:卯集中:手部:𢴣】《海篇》音義與增同〇按增字之譌」
𢴦
手3+12=総画数15 U+22D26
音読: コウ
◆荷を担(かつ)ぐ、重いものを肩に載(の)せる
𢴨
手3+12=総画数15 U+22D28
音読: シ、タク、チャク
◆手で握(にぎ)る、手で握って持つ、同「揓」
◆摘(つま)む、摘まむ、同「摘」
𢴩
手3+12=総画数15 U+22D29
音読: ヒツ[漢]、ヒチ[呉]
◆逆方向を向く、また向ける、同「㧙」「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢴩】彬密切剌也」「【廣韻:入聲:質第五:筆:𢴩】方言剌也亦作柲」「【集韻:卷九:入聲上:質第五:𢴩】剌也」(【玉篇】【廣韻】【集韻】はいずれも「剌{⿰束刂}」「【康熙字典:卯集中:手部:𢴩】《唐韻》鄙密切《集韻》逼密切𠀤音筆刺也亦作㧙」は「刺{⿰朿刂}」)
𢴪
手3+12=総画数15 U+22D2A
音読: カン
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢴪】苦卵切𢴪捉也」
𢴫
手4+12=総画数16 U+22D2B
音読: ①リョウ[漢呉]②ロウ[漢呉]

◆(きちんと並べて、並んで、きちんと揃えて、揃って)手に持つ「【儀禮:卷第八:聘禮】降筵北面以柶兼諸觶尚擸坐啐醴」「【新方言:釋言】說丈擸理持也今謂理須髮為擸俗誤書掠非也」

◆折(お)る、圧(へ)し折る、またその音、「擸𢶍リョウソウ」
𢴭
手4+12=総画数16 U+22D2D
音読: セツ、ゼツ、ゼチ
◆(手で)絶(た)つ、断(た)ち切る、切り離す、同「絶」
𢴰
手3+12=総画数15 U+22D30
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆抜き取る「【集韻:卷一:平聲:微第八:𢴰】丘衣切扱取也」「【正字通:卯集中:手部:𢴮𢴰】譌字𢴮訓擊𢴰訓拔取並非」
𢴵
手3+12=総画数15 U+22D35
音読: ①エン[漢呉]②セン[漢呉]

◆炎(ほのお)、明るく赤い炎

◆「さっ」「ぱっ」という動作・動き、同「㨛」
◆広がる、(ぱっと)光が辺(あた)りに広がる
𢴷摯挚
手4+12=総画数16 U+22D37
音読: シ[漢呉]
◆しっかりと手に持つ、同「執」
◆面会する人(特に初対面の人)への礼物、手土産(てみやげ)、同「贄」
◆誠実なさま、心がこもっているさま
◆至(いた)る、それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、隅々まで行き届く、同「𡠗」
◆獰猛な、荒々しい、同「鷙」「【禮記注疏(禮記正義):卷三:曲禮上】…摯獸猛而能撃謂虎狼之屬也…」
𢴸摰𢳊
手3+12=総画数15 U+22D38
音読: ゲツ、ゲチ
◆危(あや)ういさま、ぐらぐらして不安定なさま
◆引っ張る、同「掣」
𢴹
手3+12=総画数15 U+22D39
音読: スイ[漢呉]
◆鞭(むち)
◆鞭・棒・手などで叩(たた)く、打つ、打ちつける
𢴺
手3+12=総画数15 U+22D3A
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:月第十:掘闕撅】穿也或作闕撅亦書作𢴺」(「撅」の異体字か?)
𢴻
手3+12=総画数15 U+22D3B
音読: サツ[漢]、サチ[呉]、サン[慣]
訓読: ま・く
◆ばらばらと放り散らす、散らすように投げる、播(ま)くように散らす、同「散」
𢴼
手3+12=総画数15 U+22D3C
音読: ソウ、シュ
◆「𢴼𢴼ソウソウ」、木の枝が「カサカサ」ともの寂しそうな音を立てるさま
𢴽
手4+12=総画数16 U+22D3D
音読: ハイ、ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「𢷎」「拜」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢴽】古文音拜」「【字彙補:卯集:手部:𢴽】古文拜字」
𢴾
手3+12=総画数15 U+22D3E
音読: ハイ、バイ
◆火を起こすために風を送る、またその道具、鞴(ふいご)
𢴿
手3+12=総画数15 U+22D3F
音読: チョウ[漢]、ジョウ[呉]、トウ[慣]
◆(「揺」よりも)大きく揺り動かす、振る、振り回す
◆回る、向きを変える
◆落とす、振り落とす
◆減る、なくなる
𢵃揔捴摠搃𢭇𢷝
手3+12=総画数15 U+22D43
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
𢵄
手3+12=総画数15 U+22D44
音読: ソ[漢]、ス[呉]
訓読: お・く、お・いて
◆置く、そのままにして置く
◆「刑𢵄ケイソ」、刑罰法は扨置(さてお)いて、それを用いないこと
◆あるべき場所に置く、あるべき状態にする、「安措アンソ」
◆「挙𢵄キョソ」、立ち振る舞い、動きや行い
◆[日]お・いて、(「~をおいて~ない」の用法で)~以外に~ない
漢字林(非部首部別)
𢵅
手3+12=総画数15 U+22D45
音読: キ[漢呉]
◆断(た)つ、断ち切る、切り落とす、布などを切る道具、木などを切る道具を「釽」「䤨」
𢵈
手3+12=総画数15 U+22D48
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆「搌𢵈テンケン」「𢵈搌ケンテン」、だらりと伸び切るさま、だらしなく伸びるさま「【廣韻:上聲:卷第三:獮第二十八:蹇:𢵈】𢵈搌醜長皃搌丑輦切」
𢵍𢳗
手3+12=総画数15 U+22D4D
音読: タ、チャ
◆手を(腕を)開く、開き広げる、同「挓」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:挓𢵍】俗知格反裂也張也正作磔」
𢵏揃㨵𢸄𢶕𢶨
手3+12=総画数15 U+22D4F
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える
𢵠
手4+12=総画数16 U+22D60
音読: 未詳
◆未詳
𢵡撳揿搇
手4+12=総画数16 U+22D61
音読: キン[漢]、コン[呉]
◆手や指で押さえ付ける、同「按」
𢵢抆𢪖
手3+12=総画数15 U+22D62
音読: ブン[漢]、モン[呉]
◆拭(ぬぐ)う、擦(こす)るようにして払う、同「㨉」
𢵣𠜲
手3+12=総画数15 U+22D63
音読: ア[漢]、エ[呉]
◆首を刎(は)ねる、首を切り落とす
𢵤擪擫㩎𢬍
手4+12=総画数16 U+22D64
音読: ヨウ[漢呉]
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
𢵦
手3+12=総画数15 U+22D66
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢵦】【中華字海:扌部:𢵦】同"揣"」
𢵧
手3+12=総画数15 U+22D67
音読: カン、ゲン
◆猛(たけ)るさま、熱り立つ(いきりたつ)さま、気持ちが高(たか)ぶるさま、「撊然カンゼン」、同「僩」「憪」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四十七:昭公十八年】…鄭之有災寡君之憂也今執事撊然授兵登陴(《注》撊然勁忿貌《疏》…撊然猛貌也…)」
𢵬
手4+12=総画数16 U+22D6C
音読: 未詳
◆未詳
注解:「撰」の異体字か?
𢵱
手3+12=総画数15 U+22D71
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢵱】苦廻反音開」
𢵸
手3+12=総画数15 U+22D78
音読: 未詳
◆未詳
𢵽
手3+12=総画数15 U+22D7D
音読: 未詳
◆未詳
𢶁撢𢺬
手3+12=総画数15 U+22D81
音読: タン[漢呉]、トン[呉]
◆探(さぐ)る、探(さが)し求める、同「探」
𢶂
手3+12=総画数15 U+22D82
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:迄第九:𢯮㧒𢶂】擲也」
𢶈擣𢷬𢭏
手3+12=総画数15 U+22D88
音読: トウ[漢呉]
◆杵(きね)などで搗(つ)く、(とんとんと)短く繰り返し突く、同「搗」「捯」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「搗」
◆(敵を)突く、突撃する

手3+13=総画数16 U+3A4B
音読: シュク[漢]、スク[呉]、ショウ[漢呉]
◆撃(う)つ、打(う)つ

手3+13=総画数16 U+3A52
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
◆(さっと)手で押さえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「擒」「捦」「扲」
𢶙
手4+13=総画数17 U+3A53
音読: キ[漢呉]
◆毀(こわ)す、壊(こわ)す、傷付ける
拎𢺰
手3+13=総画数16 U+3A55
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆手や腕や指にぶら下げるようにして持つ

手3+13=総画数16 U+3A56
音読: キョウ[漢]、ゴウ[呉]
◆手助けする
攜𢹂携擕
手3+13=総画数16 U+3A57
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
訓読: たずさ・える、たずさ・わる
◆手に提(さ)げて持つ、ぶら下げて持つ、(紐などで繋いだものをぶら下げるようにして)身に帯(お)びる
◆手を繋(つな)ぐ、手を取る、手を取り合う
◆手を取って一緒に行く、引き連れる
◆[日]たずさ・わる、ある事柄(ことがら)や仕事に関(かか)わる

手3+13=総画数16 U+3A58
音読: ギ[漢呉]
◆船を岸に着ける、同「檥」「艤」

手3+13=総画数16 U+3A59
音読: ソク
◆塞(ふさ)ぐ、隙間を埋める、同「塞」
𢹗挞𢺂𨘈𢾴𢽞𪯎
手3+13=総画数16 U+64BB
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆鞭(むち)や棒で打つ、打ち据える、鞭打つ、同「韃」
◆鞭打って励ます
筆順

手3+13=総画数16 U+64BC
音読: カン[漢]、ゴン[呉]
◆揺(ゆ)する、揺るがす、揺り動かす、同「㨔」
筆順
𢶡𢵿
手3+13=総画数16 U+64BD
音読: キョウ[漢呉]
◆横から叩(たた)く、鞭・棒・手などで叩(たた)く
◆待ち受ける、同「邀」

手3+13=総画数16 U+64BE
音読: タ
◆鼓(つづみ)などを叩(たた)く、打ち据える
◆「漁陽摻撾ギョヨウサンタ」、古代の楽曲の名、鼓による楽曲「【世說新語:言語第二】衡揚枹為漁陽摻檛淵淵有金石聲四坐為之改容」
捡𢮦
手3+13=総画数16 U+64BF
音読: ケン[漢呉]
◆型に嵌(は)めて自由を制限する、拘束する
◆しっかりと確認する、詳しく調べる、同「檢」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+13=総画数16 U+64C0
音読: カン[漢呉]
◆手で平らに圧(お)し延(の)ばす、(麺打ちのように)丸い棒を圧し転がすようにして平らに延ばす、同「扞」
𢹬𢺠㨣拥𢶜𢹭
手3+13=総画数16 U+64C1
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
筆順

手3+13=総画数16 U+64C2
音読: ライ[漢呉]
訓読: す・る
◆す・る、磨(す)り潰す、石臼をごろごろと挽(ひ)く
◆どんどんと鼓を打つ、同「攂」
筆順

手3+13=総画数16 U+64C3
音読: ドウ[漢]、ノウ[呉]
◆強く押す、突く、同「搑」

手3+13=総画数16 U+64C4
音読: ロ[漢]、ル[呉]、リョ[慣]
◆捕(と)らえる、捕(つかま)える、同「虜」
◆さっと掠(かす)め取る、「擄掠ロリャク・リョリャク」
筆順

手3+13=総画数16 U+64C5
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆専(もっぱ)らにする、一人でする、一人で自分の思い通りにする、同「專」
筆順
择択
手3+13=総画数16 U+64C7
音読: タク[漢]、ジャク[呉]
訓読: えら・ぶ
◆仕分けて選び出す、幾つかの中から選び出す、同「睪」「𢍰」
◆選(よ)り分ける
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+13=総画数16 U+64C8
音読: ホク[漢呉]、ボク[慣]
訓読: なぐ・る、う・つ、ぶ・つ
◆なぐ・る、打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「攴」「𢷏」、同簡「扑」
◆「ぱん」「ぱっ」「さっ」と叩き払(はら)う、また押さえる
◆ぶつかる、ぶつける
◆ぶつかって倒れる
◆「擈地・𢷏地プゥディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「擈地生・𢷏地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「擈地把・𢷏地把プゥディバァ(ぱっと握る)」

手3+13=総画数16 U+64C9
音読: サク[漢呉]
◆簎(やす、先端を尖らせた"⊂∈"字状の金属を取り付けた漁具)で突いて獲物を獲る
撃击
手4+13=総画数17 U+64CA
音読: ケキ[漢]、キャク[呉]、ゲキ[慣]
訓読: う・つ
◆(軽く繰り返すのではなく一挙に)強く打つ、また撲(なぐ)る、また叩(たた)く
◆相手に激しく突き掛かる
◆敵を攻める、また滅ぼす
筆順

手3+13=総画数16 U+64CB
音読: トウ[漢呉]
◆押し止(とど)める、遮(さえぎ)る、阻(はば)む、同「攩」
◆「抵擋テイトウ」、食(く)い止める、押し止める、防ぎ止める
◆「摒擋ヘイトウ」、取り除く、片付ける

手3+13=総画数16 U+64CC
音読: サク[漢]、シャク[呉]
◆「黐擌チサク」、鳥黐(とりもち)を使って鳥を捕える道具
𢿾𣀉𢻥
手3+13=総画数16 U+64CD
音読: ソウ[漢呉]
訓読: あやつ・る、みさお
◆手に握り持つ、しっかりと持つ
◆みさお、守るべきものをしっかりと持つ、またしっかりと守る、またその行いや心掛け
◆あやつ・る、人や動物・言葉や心・道具や楽器などを自分の(手で)思い通りに動かす、また働かせる
◆思い通りに動かせるように訓練する
漢字林(非部首部別)
筆順
𢸃
手3+13=総画数16 U+64D0
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆貫(つらぬ)く、通(とお)す、穿(は)く
◆甲冑や衣服に首や手足を通す、身に着(つ)ける

手3+13=総画数16 U+64D1
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:接擑】即涉切說文交也一曰捷也亦姓或作擑」「【字彙:卯集:手部:擑】卽葉切音接交也持也合也會也○又側八切音戢擑斂也」「【唐語林:卷三:夙慧】…臥內戴擑耳帽子…」「【成都文類:卷三十七:重修昭覺寺記】…愛河之舟擑不住中流…(「擑」は「檝」の誤りと思われる)

手3+13=総画数16 U+64D2
音読: キン[漢]、ゴン[呉]
訓読: とりこ
◆(さっと)手で押さえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「捦」「㩒」「扲」
◆とりこ、生け捕りにした(取り押さえられた)人、虜(とりこ)
筆順
㧟㨤
手3+13=総画数16 U+64D3
音読: カイ
◆掻く、強く擦る

手3+13=総画数16 U+64D4
音読: タン[漢呉]
訓読: かつ・ぐ、にな・う
◆荷を肩に載せる、背に載せるのは「負」、同「担」
◆荷や仕事を引き受ける、またその責任を負う、同「担」
◆重量の単位、「一擔(担)」は「二石」、同「担」 {各種単位}
注解:「担」は本来「軽く叩(はた)く、叩(たた)くようにして払う」の意で「擔」とは別字だが、現在は「擔」の異体字(同音同義字)として用いる
筆順
攜𢹂㩗携
手3+13=総画数16 U+64D5
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
訓読: たずさ・える、たずさ・わる
◆手に提(さ)げて持つ、ぶら下げて持つ、(紐などで繋いだものをぶら下げるようにして)身に帯(お)びる
◆手を繋(つな)ぐ、手を取る、手を取り合う
◆手を取って一緒に行く、引き連れる
◆[日]たずさ・わる、ある事柄(ことがら)や仕事に関(かか)わる
筆順

手3+13=総画数16 U+64D7
音読: ヘキ[漢]、ビャク[呉]
◆(悲しんで胸を)手で繰り返し叩(たた)く
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「擘」
筆順

手4+13=総画数17 U+64D8
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「𢹐」「擗」「孹」
◆「巨擘キョハク」◇親指(おやゆび)◇集団の中で一段と秀(ひい)でている人、親分、頭(かしら)
筆順

手3+13=総画数16 U+64D9
音読: オウ[漢呉]
◆磨く
㨿㩀𢴃𢷛拠
手3+13=総画数16 U+64DA
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
筆順

手3+13=総画数16 U+64DC
音読: 未詳
◆未詳

手3+13=総画数16 U+64DD
音読: モウ[漢]、ミョウ[呉]
◆引き抜く、同「掹」

手3+13=総画数16 U+64DE
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆小刻みに震(ふる)える、また震わす、揺(ゆ)さぶる
◆「抖擞トウソウ」◇揺さぶり動かす◇(気持ちを)奮(ふる)い立たせる◇振り払う、払い除(の)ける、同「抖藪トウソウ」、梵語のdhūtaズダ(頭陀)の漢訳、「仏僧が修行すること」の意で「(煩悩を)振り払う」の意に用いられる
𦦙舉挙举㪯
手4+13=総画数17 U+64E7
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: あ・げる、あ・がる、あ・げて、こぞ・る、こぞ・って
◆(ものを手で頭よりも上に)持ち上げる、手を高く上げる、「挙手キョシュ」
◆(問題点などを)取り上げる
◆(人などを)取り立てる、「推挙スイキョ」
◆事を起こす、行(おこな)う
◆(国や場所を)占領する
◆行い、行為
◆全て、悉(ことごと)く、残らずに、「挙国キョコク(国を挙げて、国民全て)」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+13=総画数16 U+64ED
音読: カク[漢]、ワク[呉]
◆捕(つか)まえる、獲(え)る
◆獣を追い込んで捕(と)らえるための仕掛け、「罟擭コカク」「柞擭サクカク」「【康熙字典:卯集中:手部:擭】…《集韻》《韻會》𠀤胡化切華去聲捕獸機檻也…《禮中庸》驅而納諸罟擭陷阱之中…」

手3+13=総画数16 U+64F3
音読: シツ[漢]、シチ[呉]
◆拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、同「幯」
◆未詳「【廣韻:入聲:卷第五:櫛第七:擳】挃擳也」
𢴡掔㧛
手3+13=総画数16 U+22D21
音読: カン[漢]、ケン[呉]
◆堅くしっかりしている、強くしっかりと握る
◆しっかりと握って引っ張る、同「𢴡」
𢴴
手3+13=総画数16 U+22D34
音読: レツ、レチ
◆未詳「【正字通:卯集中:手部:𢴴】俗挒字舊註音裂出釋典按梵言多臆造宐刪」
𢵿撽𢶡
手4+13=総画数17 U+22D7F
音読: キョウ[漢呉]
◆横から叩(たた)く、鞭・棒・手などで叩(たた)く
◆待ち受ける、同「邀」
𢶀
手3+13=総画数16 U+22D80
音読: サイ[漢]、ザイ[呉]
◆倒れて傷付く、同「檌」
𢶄
手3+13=総画数16 U+22D84
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:卯集中:手部:𢶄】摫字之譌《篇海》音規作木弓也〇按與摫字音同訓異諸韻書不載」
𢶅
手3+13=総画数16 U+22D85
音読: セツ[漢]、ゼチ[呉]
◆筮竹ゼイチク(占いに使う棒)などを手に持ち一つ二つと数える、同「揲」
𢶆揭掲
手3+13=総画数16 U+22D86
音読: ①ケイ[漢]、ケ[呉]②ケツ[漢]、ゲチ[呉]
訓読: かか・げる

◆高く上げる、高く差し上げる
◆(旗や目印などを付けた)棒や竿(さお)などを立てる、人の目に入るように高く上げる
◆持ち上げる、(衣服の裾(すそ)などを)たくし上げる

◆高く挙(あ)げる
𢶇
手3+13=総画数16 U+22D87
音読: ケイ[漢]、ギョウ[呉]
◆賭博やゲームgameに使う骰子トウシ(正六面体或いは板状・棒状のもので各面に数字や記号が記されたもの)、同「橩」
𢶉
手3+13=総画数16 U+22D89
音読: ヒャク
◆射る
𢶊㩃𢷘
手3+13=総画数16 U+22D8A
音読: ケン[漢呉]
◆引き抜く、抜き取る、同「搴」
𢶌
手3+13=総画数16 U+22D8C
音読: サ[漢]、シャ[呉]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:戈第八:𢶌】拘引也」
𢶍
手3+13=総画数16 U+22D8D
音読: ソウ、ゾウ
◆手で覆(おお)う「【廣韻:入聲:合第二十七:姶:搕】以手盍也…」
◆「搕𢶍コウソウ」、未詳「【廣韻:入聲:合第二十七:姶:搕】…又搕𢶍糞也(「糞」は「塵(ごみ)」の意か)
◆「擸𢶍リョウソウ」◇折れる、壊れる、またその音「【廣韻:入聲:盍第二十八:臘:擸】折也又擸𢶍破壞也」「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𢶍】破聲一曰持也」◇混ぜ込む、混じり(交じり)合う、入り混じる(交じる)「【廣韻:入聲:盍第二十八:䪞:𢶍】擸𢶍和雜」「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𢶍】擸𢶍和攪也」
𢶎
手3+13=総画数16 U+22D8E
音読: カ[漢]、ゲ[呉]
◆大きいさま、大きく広がっている(広がる)さま、同「槬」「摦」「【漢書(前漢書):卷二十七下之上:五行志第七下之上】…夫天子省風以作樂…小者不窕大者不*摦(師古曰窕輕小也摦横大也…)」(【春秋左傳】では「槬{⿰木瓠}」、「小者不窕大者不摦」は「小さくては届かず大きくては入らず、小さ過ぎても大き過ぎても心に入ってこない、程良い大きさが好ましい」の意)
𢶏𢷋𢸂
手3+13=総画数16 U+22D8F
音読: ヒョウ[漢呉]
◆標識や目印(めじるし)などを高く掲(かか)げる、同「摽」
𢶐𢹍㩬𢸤
手3+13=総画数16 U+22D90
音読: キ[漢呉]
◆撃つ
𢶒
手3+13=総画数16 U+22D92
音読: カイ[漢]、ケ[呉]
◆あちこちから集めて一カ所に纏(まと)める
𢶕揃㨵𢸄𢵏𢶨
手3+13=総画数16 U+22D95
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える
𢶖
手3+13=総画数16 U+22D96
音読: ユ[漢呉]、トウ[漢]、ズ[呉]
◆引く、引き出す、引き上げる
◆臼(うす)などの器から中身を掬(すく)い出す、また掬い取る、同「抭」「舀」
◆「揶𢶖ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる
◆「閃𢶖センユ」、(さっと相手に擦り寄って)媚(こ)び諂(へつら)うさま、阿(おもね)るさま
𢶗
手4+13=総画数17 U+22D97
音読: ゴウ[漢呉]
◆敲(たた)く、叩(たた)く、撃(う)つ、同「敲」「搞」
𢶙
手3+13=総画数16 U+22D99
音読: キ[漢呉]
◆毀(こわ)す、壊(こわ)す、傷付ける
𢶚凭𡔟𠌩
手3+13=総画数16 U+22D9A
音読: ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]
訓読: よ・る、もた・れる
◆もた・れる、寄り掛る、脇息キョウソクなどに体などを預ける、依(よ)る、頼りにする、同「憑」
𢶛
手3+13=総画数16 U+22D9B
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:魂第二十三:搎𢶛】捫也」
𢶜擁𢹬𢺠㨣拥𢹭
手4+13=総画数17 U+22D9C
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
𢶝捷㨗𢳿掶
手3+13=総画数16 U+22D9D
音読: ショウ[漢]、ジョウ[呉]
訓読: はや・い
◆勝つ、成し遂げる、目的を達する
◆成し遂げて利を得る、戦いや狩りで戦利品や獲物を得る、またそれによって得たもの
◆動作や反応・対応が素早い、機転(気転)が利く、同「疌」
𢶞
手3+13=総画数16 U+22D9E
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢶞】所拜反」「【中華字海:扌部:𢶞】同"杀"」
𢶡撽𢵿
手4+13=総画数17 U+22DA1
音読: キョウ[漢呉]
◆横から叩(たた)く、鞭・棒・手などで叩(たた)く
◆待ち受ける、同「邀」
𢶨揃㨵𢸄𢵏𢶕
手3+13=総画数16 U+22DA8
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える
𢶰
手3+13=総画数16 U+22DB0
音読: ソウ、ス
◆未詳
𢶲
手3+13=総画数16 U+22DB2
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢶲】同"愁"」
𢶳
手3+13=総画数16 U+22DB3
音読: 義未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢶳】同"拚"」「【中華字海:手部:𢶳】同"拼"」
𢶶
手3+13=総画数16 U+22DB6
音読: 未詳
◆未詳
𢶷
手3+13=総画数16 U+22DB7
音読: 未詳
◆未詳「【文選(文選注):卷第十八:音樂下:長笛賦】蹉纖根跋{薎-艹+竹}縷(…蹉七何切一作搓埤蒼曰搓𢶷也…)」
𢷇
手3+13=総画数16 U+22DC7
音読: ソウ[漢]、ショウ[呉]
◆まっすぐに突く、また突き入れる、同「搶」
𢷈
手3+13=総画数16 U+22DC8
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:午集下:穴部:窟】…《六書音義》亦作堀𡻋𢷈(「穴を掘る、穿つ」の意か?)
摶抟𢮨𢰁𢮛
手3+14=総画数17 U+3A5B
音読: タン[漢]、ダン[呉]
◆ばらばらのものを集めて纏(まと)める、また纏まって一塊になる
◆凭(もた)れる、頼りにする
◆専(もっぱ)ら、ひたすら

手3+14=総画数17 U+3A5E
音読: 未詳
◆策サク、方策ホウサク、手法シュホウ「【古文苑:卷五:圍棊賦】…勝負之㩞兮(㩞一作策)」

手3+14=総画数17 U+64DF
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆「擟拘」、山名
㨈挤𡬚
手3+14=総画数17 U+64E0
音読: セイ[漢]、サイ[呉]
◆押し出す、ぎゅっと押して外に出す
◆ぎっしりと詰まる、ひしめき合う
筆順

手3+14=総画数17 U+64E1
音読: タイ[漢]、ダイ[呉]
訓読: もた・げる
◆上げる、持ち上げる
◆何人かで力を合わせ物を持ち上げる
◆揺れ動く「【玉篇:卷六:手部第六十六:擡】大才切動振也」
筆順

手3+14=総画数17 U+64E2
音読: タク[漢]、ダク[呉]、テキ[慣]
訓読: ぬき・んでる
◆多くのものの中でそれ(その者)だけが突出トッシュツしている、他よりもそれ(その者)だけが一段と優(すぐ)れている
◆多くのものの中から抜き出す、また引き出す、また引き上げる
◆「抜擢バッテキ」、多くの者の中から優れたものを選び採用する
漢字林(非部首部別)
筆順
𢷬𢭏𢶈
手3+14=総画数17 U+64E3
音読: トウ[漢呉]
◆杵(きね)などで搗(つ)く、(とんとんと)短く繰り返し突く、同「搗」「捯」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「搗」
◆(敵を)突く、突撃する
筆順

手3+14=総画数17 U+64E4
音読: コウ
訓読: か・む
◆鼻を摘まんで鼻汁を出す

手3+14=総画数17 U+64E6
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
訓読: こす・る、なす・る、す・る
◆さっと摩(さす)る、また拭(ふ)く
◆拭き取る
筆順

手3+14=総画数17 U+64E8
音読: ヤ[漢呉]
◆「擨𢶖・揶揄ヤユ」、からかう、弄(もてあそ)ぶ、困らせたり怒らせたりして面白がる

手3+14=総画数17 U+64E9
音読: ①ジュ[漢]、ニュウ[呉]②ズイ[漢]、ヌイ[呉]

◆手で持つ、手に取る

◆物を液体に浸(つ)け手で押える、また揉んで染(し)み込ませる
𢵤擫㩎𢬍
手4+14=総画数18 U+64EA
音読: ヨウ[漢呉]
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ
擪𢵤㩎𢬍
手3+14=総画数17 U+64EB
音読: ヨウ[漢呉]
◆(笛などの孔を押さえるように)指で軽く押さえる、押さえて塞ぐ

手3+14=総画数17 U+64EC
音読: ギ[漢]、ゴ[呉]
訓読: なぞら・える、もど・き
◆どうしようかと考える、どうしたらよいかと考える
◆他の物に似せる、よく似ている
◆他のよく似ている物事を例レイに引く、例(たと)える
筆順
𢷿
手3+14=総画数17 U+64EE
音読: セツ、セチ
◆断(た)ち切る、切り離す、同「截」「𢪍」
摈𢷤
手3+14=総画数17 U+64EF
音読: ヒン[漢呉]
◆作法に則(のっと)り客を迎え主人のところまで案内する、「卿ケイ(重臣クラスclass)」に対しては「上擯ジョウヒン」・「大夫」は「承擯ショウヒン」・「士」は「紹擯ショウヒン」という、同「賓」「儐」
◆斥(しりぞ)ける、退ける
筆順

手3+14=総画数17 U+64F0
音読: ノウ、ニョウ、ネイ
◆捻(ひね)る、捩(ねじ)る

手3+14=総画数17 U+64F1
音読: カク[漢呉]
訓読: お・く
◆止(と)める、止(や)める、止めてそのままの状態を続ける、同「閣」
◆置く、置いたままにする
筆順
𢷋𢶏𢸂
手3+14=総画数17 U+22DCB
音読: ヒョウ[漢呉]
◆標識や目印(めじるし)などを高く掲(かか)げる、同「摽」
𢷌拓𢸨𢫳
手3+14=総画数17 U+22DCC
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𢷎𢹄𢳎𢱭
手3+14=総画数17 U+22DCE
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、同「拜」「【周禮注疏:春官宗伯】辨九𢷎一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉𢷎六曰凶𢷎七曰奇𢷎八曰褒𢷎九曰肅𢷎以享右祭祀」
𢷏𢪗
手3+14=総画数17 U+22DCF
音読: ハク[漢]、ボク[呉]
◆打(う)つ、短く「ぽん」「ぱん」「ばん」と叩(たた)く、同「撲」
◆「𢷏地・撲地プーディ」、「ぽん」「ぱっ」「ぎゅ」などという短い動きを表す副詞、「𢷏地生・撲地生プゥディシャン(ぽんと生まれ出る)」「𢷏地把・撲地把プゥディバァ(ぱっと握る)」
◆未詳「【方言:第三】𢷏(打𢷏)鋌(音挺)澌盡也南楚凡物盡生者曰𢷏生…鋌賜𢷏澌皆盡也…𢷏翕葉聚也…楚謂之𢷏或謂之翕葉楚通語也」
𢷐𢷟
手3+14=総画数17 U+22DD0
音読: チ[漢呉]
◆躓(つまづ)く、躓いて仆(たお)れる、同「疐」
𢷑
手3+14=総画数17 U+22DD1
音読: ケン
◆未詳、「捩(ね)じる」の意か?「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢷑】許繭切戾也」「【集韻:卷六:上聲下:銑第二十七:抮𢷑】偕也」
𢷒
手3+14=総画数17 U+22DD2
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆担(かつ)ぎ上げる、荷を肩に載(の)せて立つ
𢷓
手3+14=総画数17 U+22DD3
音読: カク
◆裂(さ)く、(土を)掘る
◆抜き取る、取り除く
𢷔
手3+14=総画数17 U+22DD4
音読: イ[漢呉]
◆傾く、傾ける
𢷘㩃𢶊
手3+14=総画数17 U+22DD8
音読: ケン[漢呉]
◆引き抜く、抜き取る、同「搴」
𢷙箜𣝃
手3+14=総画数17 U+22DD9
音読: コウ[漢]、クウ[呉]
◆「𢷙篌コウコウ」、ハープharpなどの竪琴に似た弦楽器 {楽器(弦楽器)}
𢷚𢷶
手3+14=総画数17 U+22DDA
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆斬る、刺す
◆しっかりと掴(つか)む、ぎゅっと絞(し)める、同「摎」
𢷛據㨿㩀𢴃拠
手3+14=総画数17 U+22DDB
音読: キョ[漢]、コ[呉]
訓読: よ・る
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
𢷜𢱠
手3+14=総画数17 U+22DDC
音読: ショウ、シュ
◆体を強張(こわば)らせる、身を(体を、気持ちを、姿勢を、態度を)ぐっと引き締める、同「竦」「【集韻:卷五:上聲上:腫第二:竦捒𢷜𢖗】筍勇切說文敬也从立从束自申束也一曰上也」
𢷝揔捴摠搃𢭇𢵃
手3+14=総画数17 U+22DDD
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「惣」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「惣」
◆手に持つ
𢷟𢷐
手3+14=総画数17 U+22DDF
音読: チ[漢呉]
◆躓(つまづ)く、躓いて仆(たお)れる、同「疐」
𢷡
手3+14=総画数17 U+22DE1
訓読: ちゃく
◆[日]「𢷡手(ちゃくしゅ)」、手の親指と中指をいっぱいに広げた長さ、仏像の大きさを測(はか)る単位、同「搩手」
𢷤擯摈
手3+14=総画数17 U+22DE4
音読: ヒン[漢呉]
◆作法に則(のっと)り客を迎え主人のところまで案内する、「卿ケイ(重臣クラスclass)」に対しては「上擯ジョウヒン」・「大夫」は「承擯ショウヒン」・「士」は「紹擯ショウヒン」という、同「賓」「儐」
◆斥(しりぞ)ける、退ける
𢷥拚𢪴𢱰
手3+14=総画数17 U+22DE5
音読: ①ヘン[漢]、ベン[呉]②フン[漢呉]

◆両手をぱんぱんと打ち鳴らす、拍子をとりながら両手を打ち鳴らす、同「抃」
◆鳥が翼を大きく羽ばたかせながら飛ぶ、同「翻」

◆掃(はら)う、払い除(の)ける、同「𡊄」「糞」
𢷦
手3+14=総画数17 U+22DE6
音読: 未詳
◆未詳
𢷬擣𢭏𢶈
手3+14=総画数17 U+22DEC
音読: トウ[漢呉]
◆杵(きね)などで搗(つ)く、(とんとんと)短く繰り返し突く、同「搗」「捯」
◆(棒などでとんとんと短く繰り返し)叩(たた)く、同「搗」
◆(敵を)突く、突撃する
𢷰
手3+14=総画数17 U+22DF0
音読: 未詳
◆未詳
𢸆
手3+14=総画数17 U+22E06
音読: ソツ、サツ、ボ、モ
◆ものを掌(てのひら)の中に入れてぐっと握る、同「攥」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢸆】倉括子括二反今作攥同手把也」
◆手本に倣(なら)う、手本をなぞる、似せる、真似る、同「摹」「摸」「【康熙字典:卯集中:手部:𢸆】俗摹字《篇海》音義同攥非」
𢹖摑掴𢮎𢐚𢧷𧤯
手3+14=総画数17 U+22E56
音読: カク[漢]、キャク[呉]
訓読: つか・む
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る

手3+15=総画数18 U+3A5C
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「擥」「攬」
◆寄せ集めたものを纏めて持つ、同「攬」

手3+15=総画数18 U+3A60
音読: オウ、ホウ、ビョウ
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:𩫞第六:鏖㩠】盡死殺人曰鏖…」「【集韻:卷四:平聲四:蒸第十八:捊㩠】引取也…」「【集韻:卷六:上聲下:小第三十:㩠】析縛也」「【正字通:卯集中:手部:㩠】摝字之譌舊註誤同鏖非也」「【杜詩詳註:卷二十一】知衆壑趨乾坤…殘月壊金樞…(…木華海賦大明㩠轡於金樞之穴注金樞西方月沒處…)」
◆人名用字「【雲南通志:卷二十中:癸酉科中式四十七名】劉㩠(雲南府人司務)」

手3+15=総画数18 U+3A61
音読: ラ
◆「掗㩡アラ」、揺(ゆ)らす、振(ふ)る、振るう、振り回す

手3+15=総画数18 U+3A62
音読: ベツ[漢]、メチ[呉]
◆「㩢揳ベツセツ」、出来上がりがきちんとしたものになっていないさま「【通雅:卷四十九】木不方正曰櫗楔作事不方正曰㩢揳人不方正曰㒝偰」

手3+15=総画数18 U+3A63
音読: キ[漢]、ケ[呉]
◆(手や旗を)右に左に振る、振り回す、同「揮」

手3+15=総画数18 U+3A64
音読: フ[漢呉]
◆敷く、平らに広げる、押し広げる

手3+15=総画数18 U+3A65
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆(女性の手の指が)ほっそりとしているさま、同「摻」
◆木や竹を細長く薄く(細長い板状に)削る、同「櫼」
漢字林(非部首部別)

手3+15=総画数18 U+3A66
音読: ①ケイ、エ②ケイ、ゲ

◆手を取る、手を取って一緒に行く、引き連れる、同「攜(携)」「【箋註陶淵明集:卷第二:酬劉柴桑】…命室㩦童弱良日登逺游」「【康熙字典:卯集中:手部:㩦】攜字省文」

◆姓用字、未詳「【字彙:卯集:手部:㩦】弦雞切音奚姓也」
𢹯
手4+15=総画数19 U+3A67
音読: ハク[漢]、ホク、ボク[呉]
◆撃(う)つ、叩(たた)く、同「𣀛」
擷撷
手3+15=総画数18 U+3A6A
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆指先で摘(つま)み取る、摘み持つ
◆衣服の前裾(すそ、帯よりも下の部分)の縁(へり)を(日本で「褄つま」と呼ばれ部分を)摘まみ上げて腰帯に挟み込む、同「襭」
𢱯
手4+15=総画数19 U+64E5
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「攬」
筆順

手3+15=総画数18 U+64F2
音読: テキ[漢]、ジャク[呉]
訓読: なげう・つ
◆(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擿」
◆投げ出す、投げ捨てる
◆[日]「打擲チョウチャク」、殴(なぐ)る
筆順
拡扩
手3+15=総画数18 U+64F4
音読: カク[漢呉]
訓読: ひろ・げる、ひろ・がる
◆大きく広げる、いっぱいに広げる、また広がる、一面に広がる、同「撗」「㨯」
筆順
摩𢳀
手3+15=総画数18 U+64F5
音読: バ[漢]、マ[呉]
訓読: さす・る、す・る
◆手で押さえ撫(な)でる、軽く擦る
◆擦(こす)って磨(みが)く、(知識や技能を)研(みが)く
◆触れる、触れる程に間近まで迫る

手3+15=総画数18 U+64F6
音読: セン[漢呉]
訓読: たも
◆矢の狂いを直す、矢の向きを目標に合うように調整する「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:擶】射欹令正也」
◆[日]「擶山(たもやま)」、地名、山形県村山市
筆順
撷㩪
手3+15=総画数18 U+64F7
音読: ケツ[漢]、ゲチ[呉]
◆指先で摘(つま)み取る、摘み持つ
◆衣服の前裾(すそ、帯よりも下の部分)の縁(へり)を(日本で「褄つま」と呼ばれ部分を)摘まみ上げて腰帯に挟み込む、同「襭」
筆順
𢴫
手3+15=総画数18 U+64F8
音読: ①リョウ[漢呉]②ロウ[漢呉]

◆(きちんと並べて、並んで、きちんと揃えて、揃って)手に持つ「【儀禮:卷第八:聘禮】降筵北面以柶兼諸觶尚擸坐啐醴」「【新方言:釋言】說丈擸理持也今謂理須髮為擸俗誤書掠非也」

◆折(お)る、圧(へ)し折る、またその音、「擸𢶍リョウソウ」
攤摊𢺋
手3+15=総画数18 U+64F9
音読: タン[漢呉]
◆広げる、広げて並べる
◆平らに広げる、また伸ばす
◆品物を広げ並べて売る露店ロテン
◆振り分ける、割り当てる
◆「擹錢タンセン」「擹蒱タンホ」、賭博トバクの一種
𢸇摆
手3+15=総画数18 U+64FA
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆ぱっと開く
◆きちんと並べる、揃えて並べる
◆左右に揺れ動く、揺り動かす
筆順

手3+15=総画数18 U+64FB
音読: ソウ[漢]、ス[呉]
◆小刻みに震(ふる)える、また震わす、揺(ゆ)さぶる
◆「抖擻トウソウ」◇揺さぶり動かす◇(気持ちを)奮(ふる)い立たせる◇振り払う、払い除(の)ける、同「抖藪トウソウ」、梵語のdhūtaズダ(頭陀)の漢訳、「仏僧が修行すること」の意で「(煩悩を)振り払う」の意に用いられる

手3+15=総画数18 U+64FC
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆扱(しご)く
◆退(ど)かす、退ける
攊㧰
手3+15=総画数18 U+64FD
音読: リャク[漢]、ラク[呉]
訓読: くすぐ・る
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く
◆[日]くすぐ・る、軽く触れて撫(な)でる、こそばゆい感じにさせる
筆順
𢹎𢺕扰
手3+15=総画数18 U+64FE
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆乱れる、入り乱れる、掻(か)き回して秩序ある状態を乱す
◆騒ぐ、騒がせる、騒いで混乱させる
◆様々なことが入り乱れて心穏やかでない、ざわざわとしている
◆馴(な)らす、手懐(てなず)ける、同「㹛」
筆順

手3+15=総画数18 U+64FF
音読: ①テキ[漢]、ジャク[呉]②テキ[漢]、チャク[呉]

◆掻(か)き集める、髪などを掻き上げて纏(まと)める、またその髪を留(と)める簪(かんざし)
◆一部分(或いは必要な部分)を選び取る、同「摘」
◆(目標に向けて)投げ付ける、投げ入れる、同「擲」

◆よくない部分や不要な部分を削(そ)ぎ取る、削(けず)り取る、同「𢱦」
𠮖
手4+15=総画数19 U+6500
音読: ハン[漢]、ヘン[呉]
訓読: よ・じる
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「扳」「𢸅」「𡴂」「𠬜」
◆腹這い(はらばい)になって前に伸ばした手を手前に引き寄せる(手が支点となることから、結果体が前に進む)
◆縋(すが)る、体を摺(す)り寄せる
◆「攀附ハンプ」◇縋り付く、ものに体をしっかりと摺り寄せて掴(つか)まる◇立身出世のために地位や権力のある人に体を摺り寄せる(摺り寄せてねだる)こと「【宋史:卷二百六十八:列傳第二十七:張遜】…遜小心謹慎徒以攀附至貴顯…」
漢字林(非部首部別)
筆順

手3+15=総画数18 U+6501
音読: ヨウ[漢呉]
◆動き始める
𢺢
手3+15=総画数18 U+6502
音読: ライ[漢呉]
◆どんどんと鼓を打つ
◆石臼をごろごろと挽(ひ)く、同「擂」

手3+15=総画数18 U+6503
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆撒(ま)く、撒き散らす
◆摩(す)る、擦(こす)る、同「礤」

手3+15=総画数18 U+6504
音読: チョ
◆(心の中にある)考えや思いを言葉や態度で表す、考えや思いを述べる、同「抒」「捈」
筆順
攢攒
手3+15=総画数18 U+6505
音読: サン[漢呉]、サン[漢]、ザン[呉]
◆同じものを寄せ集め並べる、並べて組み上げる(一つの形に作り上げる)、同「欑」
筆順

手3+15=総画数18 U+6506
音読: レン[漢呉]
◆追い出す、追い払う
◆追い掛ける
𢷶𢷚
手3+15=総画数18 U+22DF6
音読: リュウ[漢]、ル[呉]
◆斬る、刺す
◆しっかりと掴(つか)む、ぎゅっと絞(し)める、同「摎」
𢷷擆撯
手3+15=総画数18 U+22DF7
音読: チャク、シャク、ジャク
◆撃(う)つ、強く打つ、また叩(たた)く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:擆】正張略反置也」
𢷼
手3+15=総画数18 U+22DFC
音読: サ[漢呉]
◆縒(よ)る、両掌(てのひら)で物を挟み揉(も)む、また左右の掌を逆方向に動かし擦(こす)る、同「縒」
𢷾摵𡠽
手3+15=総画数18 U+22DFE
音読: シュク[漢]、スク[呉]
◆「𢷾𢷾シュクシュク」◇はらはらと葉が散り落ちるさま、またその音◇もの侘(わび)しいさま
◆手首を振るようにして斜めに叩きそのまま擦(こす)るように振り抜く、(琵琶などの弦を)さっと擦(こす)るようにして弾(はじ)く、同「批」
𢷿
手3+15=総画数18 U+22DFF
音読: セツ、セチ
◆断(た)ち切る、切り離す、同「截」「𢪍」
𢸂摽𢹰
手3+15=総画数18 U+22E02
音読: ①ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]②ヒョウ[漢呉]

◆さっと横に払(はら)うように打つ、打った後さっと斜め上に払う

◆高く掲(かか)げる、同「𢶏」「【後漢書:列傳:皇甫嵩朱雋列傳】皆著黃巾為摽幟」
◆高いところに付いている、高いところにある「【爾雅:釋詁】墜摽蘦落也」
◆鞘(さや、剣の刀身を納める筒)の先端 {武器(剣)}
𢸃
手3+15=総画数18 U+22E03
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆貫(つらぬ)く、通(とお)す、穿(は)く
◆甲冑や衣服に首や手足を通す、身に着(つ)ける
𢸄揃㨵𢵏𢶕𢶨
手3+15=総画数18 U+22E04
音読: セン[漢呉]
訓読: そろ・う、そろ・える
◆鋏(はさみ)や鎌(かま)などで端を切り落とす、(無駄なものや不揃いのものを)切って先端を或いは全体を整える、同「剪」
◆絶(た)つ、根刮(ねこそ)ぎにする、滅ぼす、同「翦」
◆[日]高さや長さを同じにする、欠けや乱れがないよう整える
𢸅
手3+15=総画数18 U+22E05
音読: ハン、ヘン
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「扳」
𢸇擺摆
手4+15=総画数19 U+22E07
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆ぱっと開く
◆きちんと並べる、揃えて並べる
◆左右に揺れ動く、揺り動かす
𢸈摘𢸑
手3+15=総画数18 U+22E08
音読: テキ、タク[漢]、チャク[呉]
訓読: つ・む、つま・む
◆指や箸などの先で掴(つか)む
◆指や箸などの先で掴み取る、また掴んで千切(ちぎ)り取る
◆一部分(或いは必要な部分)を選び取る
𢸉
手3+15=総画数18 U+22E09
音読: ダ[漢]、ナ[呉]
◆掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抯」「【五燈會元:卷第十二:南嶽下十世】節使李端愿居士…手摣水月…」
𢸑摘𢸈
手3+15=総画数18 U+22E11
音読: テキ、タク[漢]、チャク[呉]
訓読: つ・む、つま・む
◆指や箸などの先で掴(つか)む
◆指や箸などの先で掴み取る、また掴んで千切(ちぎ)り取る
◆一部分(或いは必要な部分)を選び取る
𢸘
手3+15=総画数18 U+22E18
音読: リョウ[漢呉]
◆未詳
𢸦
手3+15=総画数18 U+22E26
音読: イ[漢]、ユイ[呉]
◆棄(す)てる、同「㨊」
𢹍𢶐𢸤
手3+16=総画数19 U+3A6C
音読: キ[漢呉]
◆撃つ

手3+16=総画数19 U+3A6D
音読: コウ、キョウ
◆掻(か)き乱(みだ)す、入り乱れる、同「攪」

手3+16=総画数19 U+3A6F
音読: ハ[漢]、バ[呉]
◆集める、集まる、同「𢱨」

手3+16=総画数19 U+3A70
音読: ソウ、ショウ
◆撃(う)つ、同「摷」「【集韻:卷六:上聲下:小第三十:摷㩰】說文拘撃也」

手3+16=総画数19 U+6507
音読: ケン[漢]、コン[呉]
◆未詳「【康熙字典:卯集中:手部:攇】《博雅》擬也一曰手約物也」「【通雅:卷四】震攇猶搴挐也」
攟𢹲
手3+16=総画数19 U+6508
音読: クン[漢呉]
◆集める、一所イッショ(ひとところ)に集める、集めて一所に収(おさ)める、「攟摭クンセキ(寄せ集める)」「攟拾クンシュウ(集め収める)」、同「捃」

手3+16=総画数19 U+6509
音読: カク[漢呉]
◆手を(上下に)振る、掌(てのひら)を反(かえ)す
◆利益を独り占め(ひとりじめ)する、売買を独占する、同「榷」
擽㧰
手3+16=総画数19 U+650A
音読: リャク[漢]、ラク[呉]
訓読: くすぐ・る
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く
◆[日]くすぐ・る、軽く触れて撫(な)でる、こそばゆい感じにさせる

手3+16=総画数19 U+650B
音読: ラツ[漢]、ラチ[呉]
◆壊(こわ)れる、破(やぶ)れる「【廣雅:卷五:釋言】輸攋賴墮也」
◆裂(さ)く、裂き開く、同「揦」

手3+16=総画数19 U+650C
音読: カン[漢]、ゲン[呉]
◆木の柵、また檻
◆捕えて檻に繋ぐ

手3+16=総画数19 U+650D
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆担(かつ)ぐ、荷を肩に載せて担ぐ
𢫘
手3+16=総画数19 U+650E
音読: ロ[漢]、ル[呉]
◆手に取りしっかりと握(にぎ)る、手の中に収(おさ)める、握り持つ「【中華古今注:卷中:程雅問拾攎鬼木】程雅問拾攎鬼木曰無患何也…」
◆未詳「【方言:第十二】攎(音櫨)遫(音勑)張也」

手3+16=総画数19 U+650F
音読: ロウ、ル
◆集まる、集まって一つになる
◆寄せる、引き寄せる
◆(琵琶ビワなどの弦楽器の奏法で、弦を)押さえる「【白氏長慶集:卷十二:琵琶行】輕攏(盧容切)慢撚(乃{⿰■㐱}切)抹復挑…」
◆梳(と)かす、髪を梳(す)き束ねる「【紅樓夢:第九十八囬】…亂着攏頭穿衣…」

手3+16=総画数19 U+6510
音読: ケン[漢呉]
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「褰」
攢攅
手3+16=総画数19 U+6512
音読: サン[漢呉]、サン[漢]、ザン[呉]
◆同じものを寄せ集め並べる、並べて組み上げる(一つの形に作り上げる)、同「欑」
𢷽摡𢪑
手3+16=総画数19 U+22DFD
音読: ①カイ[漢呉]②キ[漢]、ケ[呉]

◆洗(あら)う、汚(よご)れを洗い流す

◆汚れを拭(ふ)き取る、汚れを落とす
𢸁
手4+16=総画数20 U+22E01
音読: キョウ[漢]、ク[呉]
◆姓用字
𢸒
手3+16=総画数19 U+22E12
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢸒】同"覽"」
𢸤𢹍㩬𢶐
手3+16=総画数19 U+22E24
音読: キ[漢呉]
◆撃つ
𢸥
手3+16=総画数19 U+22E25
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:卷六:手部第六十六:𢸥】初患切摜𢸥也」「【集韻:卷七:去聲上:諫第三十:篡𢸥】初患切屰而奪取曰篡或从手」
𢸧𧅩𢸱
手4+16=総画数20 U+22E27
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆摘(つま)む、摘み取る
漢字林(非部首部別)
𢸨拓𢷌𢫳
手3+16=総画数19 U+22E28
音読: タク[漢呉]
訓読: ひら・く
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
𢸩
手3+16=総画数19 U+22E29
音読: シン[漢呉]
◆琴瑟(キンシツ、琴キンと瑟シツ、いずれも琴に似た弦楽器)の音、この二つの楽器は互いに相手の音を高め合いよく調和することから、「琴瑟」は「夫婦が互いに支え合う、睦まじい」の意にも用いられる {楽器(弦楽器)}
◆集める「【明名臣琬琰錄:卷十:翰林待制王公墓表】…人民迯散百不存一庶事皆草創公披搸莾剔瓦礫以建府…」
𢸪搔掻𢮞𢫼𤔢
手3+16=総画数19 U+22E2A
音読: ソウ[漢呉]
訓読: か・く
◆爪を立て引っ掛けるようにして引く、また爪立ててものを寄せ集める
◆騒ぐ、同「騒」
◆[日]手を忙(せわ)しく動かすさま
𢸬
手3+16=総画数19 U+22E2C
音読: カイ、エ
◆壊れる、毀(こぼ)れる、同「壊」
𢸭
手4+16=総画数20 U+22E2D
音読: ロウ、ル
◆撃(う)つ、打つ、叩(たた)く
𢸮撫抚𢻬𢻲
手3+16=総画数19 U+22E2E
音読: フ[漢呉]、ブ[慣]
訓読: な・でる
◆手を滑らすようにして軽く摩(さす)る
◆摩るようにして愛(いと)おしむ、「愛撫アイブ」
◆摩るようにして優しく労(いた)わる、「慰撫イブ」
◆物の上に手を置く、手で軽く押える
◆軽くぽんぽんと叩(たた)く、同「拊」
◆手本をなぞって書く・描く、手本とするものに倣(なら)って書く・描く、同「摸」
𢸯𢳍扦
手3+16=総画数19 U+22E2F
音読: セン
◆刺し入れる
𢸰
手3+16=総画数19 U+22E30
音読: シン[漢呉]
◆(帯などに)差し込む、挟(はさ)み込む
◆揺(ゆ)らす、振(ふ)る
◆「𢸰紳・縉紳シンシン」、官吏カンリ(役人)、官位や身分の高い人、「笏(シャク、天子に拝謁ハイエツする際に手に持つ細長い板)を帯に差し込んだ人」の意
𢸱𢸧𧅩
手3+16=総画数19 U+22E31
音読: セン[漢]、ゼン[呉]
◆摘(つま)む、摘み取る
𢸲欞櫺㯪棂
手3+16=総画数19 U+22E32
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]、レン[唐]
◆窓や手摺(てすり)などに嵌(は)め込む細い木を組んだ格子、「欞子レンジ」
◆軒(のき)、屋根の建物の外壁から先に張り出した部分、同「檐」「梠」 {建物}
𢸴
手3+16=総画数19 U+22E34
音読: エン[漢呉]
◆途切れずに続く、切れずに繋がる
𢹂攜㩗携擕
手3+16=総画数19 U+22E42
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
訓読: たずさ・える、たずさ・わる
◆手に提(さ)げて持つ、ぶら下げて持つ、(紐などで繋いだものをぶら下げるようにして)身に帯(お)びる
◆手を繋(つな)ぐ、手を取る、手を取り合う
◆手を取って一緒に行く、引き連れる
◆[日]たずさ・わる、ある事柄(ことがら)や仕事に関(かか)わる
𢹄𢷎𢳎𢱭
手3+16=総画数19 U+22E44
音読: ハイ[漢]、ヘ[呉]
◆敬意・弔意や恭順などの意を、跪(ひざまず)く・腰を曲げる・頭を下げるなど、身体を使って示す、同「拜」「【周禮注疏:春官宗伯】辨九𢷎一曰稽首二曰頓首三曰空首四曰振動五曰吉𢷎六曰凶𢷎七曰奇𢷎八曰褒𢷎九曰肅𢷎以享右祭祀」
𢹅
手3+16=総画数19 U+22E45
音読: 未詳
◆未詳
𢹈
手3+16=総画数19 U+22E48
音読: ロン[喃]
◆[喃]揺(ゆ)れる、揺るがす、揺り動かす、同「撼」
𢹌
手3+16=総画数19 U+22E4C
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:{⿰扌𡱝}𢹌】俗直尼反正從土二」
𢹗撻挞𢺂𨘈𢾴𢽞𪯎
手3+16=総画数19 U+22E57
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆鞭(むち)や棒で打つ、打ち据える、鞭打つ、同「韃」
◆鞭打って励ます

手3+17=総画数20 U+3A6E
音読: ケン
◆上げる、高く上げる、持ち上げる、同「舉」
筆順

手3+17=総画数20 U+3A72
音読: ケン、ゲン、ゴン
◆拳(こぶし)、全ての指を内側に折り込んで丸く握った手、同「拳」
◆拳を揮(ふ)るう

手3+17=総画数20 U+6511
音読: ケン
◆上げる、高く上げる、持ち上げる、同「舉」

手3+17=総画数20 U+6513
音読: ケン
◆引き抜く、抜き取る、同「搴」「㩃」
◆持ち上げる、たくし上げる、同「褰」

手3+17=総画数20 U+6514
音読: ラン[漢呉]
◆遮(さえぎ)る、阻(はば)む、(前進・進行を)妨(さまた)げる

手3+17=総画数20 U+6515
音読: サン[漢]、セン[呉]
◆(女性の手の指が)ほっそりとしているさま、同「摻」
◆木や竹を細長く薄く(細長い板状に)削る、同「櫼」

手3+17=総画数20 U+6516
音読: エイ[漢]、ヨウ[呉]
◆近づく、間近(まじか)まで近づく、触(ふれ)れる程までに近づく
◆入り乱(みだ)れる、絡(から)み合う
筆順

手3+17=総画数20 U+6517
音読: ビ[漢]、ミ[呉]
◆ヒシ(菱)、ヒシ科の水草 {ヒシ}
𢺖𢭗
手3+17=総画数20 U+6518
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆譲(ゆず)る、位・場所・立場などから自ら退(しりぞ)き空いたところを人に進める、同「讓」
◆(入り込もうとするところにあるものを)退ける、(入り込もうとするものを)払い除(の)ける、振り払う
◆(入り込んで)奪う、奪い取る、同「𣀮」
◆掻(か)き乱す、入り乱れる
筆順

手3+17=総画数20 U+6519
音読: サン[漢]、セン[呉]、ザン[慣]
◆刺(さ)し入れる、中に差し入れる、間(あいだ)に割り込ませる、同「儳」
◆手を差し伸(の)べて助けする

手3+17=総画数20 U+651A
音読: オウ
◆牛の鳴き声
𢸳
手3+17=総画数20 U+22E33
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:蕭第三:㩋𢸳】擊也」
𢹍㩬𢶐𢸤
手3+17=総画数20 U+22E4D
音読: キ[漢呉]
◆撃つ
𢹎擾𢺕扰
手3+17=総画数20 U+22E4E
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆乱れる、入り乱れる、掻(か)き回して秩序ある状態を乱す
◆騒ぐ、騒がせる、騒いで混乱させる
◆様々なことが入り乱れて心穏やかでない、ざわざわとしている
◆馴(な)らす、手懐(てなず)ける、同「㹛」
𢹐
手3+17=総画数20 U+22E50
音読: ハク[漢]、ヒャク[呉]
◆(左右に引っ張って)裂(さ)く、引き裂く、張り裂ける、同「擘」
𢹑𧯫
手3+17=総画数20 U+22E51
音読: テイ[漢]、チョウ[呉]
◆ぴんと張る
𢹓
手3+17=総画数20 U+22E53
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢹓】俗丑皆楚佳二反正作搋字」「【字彙:卯集:手部:𢹓】丑皆切音差拳加物也」「【正字通:卯集中:手部:𢹓】俗杈字舊註音義同杈分二字非」
筆順
𢹔
手3+17=総画数20 U+22E54
音読: フン
◆掃(はら)う、払い除(の)ける、同「𡊄」「糞」
𢹕挸𢺃
手3+17=総画数20 U+22E55
音読: ケン[漢呉]
◆拭う
𢹝
手3+17=総画数20 U+22E5D
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢹝𢸲】二俗音靈窓𢹝」
𢹞
手3+17=総画数20 U+22E5E
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:手部:𢹞】同"𣡬"」
𢹵
手3+17=総画数20 U+22E75
音読: サツ[漢]、サチ[呉]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「拶」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢹵(俗)拶(正)】姊末反逼也又排也」

手3+18=総画数21 U+3A71
音読: シャク[漢]、サク[呉]
◆未詳「【廣韻:入聲:第互:藥第十八:爵:㩱】捎也」「【康熙字典:卯集中:手部:㩱】《博雅》擇也一曰掆也」

手3+18=総画数21 U+3A73
音読: ショウ[漢]、シュ[呉]
◆(体を強張らせて)まっすぐに立つ
◆押す

手3+18=総画数21 U+3A74
音読: キョク、コク
◆掴(つか)み取る、手の中に入れて持つ、手中シュチュウにする、同「攫」「【說文解字注:手部:㩴】爪持也(覆手曰爪謂覆手持之也…)」
◆枝葉が枝分かれしながら広がるさま「【集韻:卷二:平聲:虞第十:㩴】㩴疎枝葉敷布皃」

手3+18=総画数21 U+651B
音読: サン[漢呉]
◆放り投げる、同「𢺱」
◆伸びる、伸び出る「【農政全書:卷之五十:草部:兔兒傘】…後於葉間攛生莖叉…」
◆「攛掇サンダ・サンドゥア」、嗾(けしか)ける、煽(あお)り立ててある事をさせる、唆(そそのか)す
𢹂㩗携擕
手3+18=総画数21 U+651C
音読: ケイ[漢]、エ[呉]
訓読: たずさ・える、たずさ・わる
◆手に提(さ)げて持つ、ぶら下げて持つ、(紐などで繋いだものをぶら下げるようにして)身に帯(お)びる
◆手を繋(つな)ぐ、手を取る、手を取り合う
◆手を取って一緒に行く、引き連れる
◆[日]たずさ・わる、ある事柄(ことがら)や仕事に関(かか)わる
筆順
摄摂
手3+18=総画数21 U+651D
音読: ショウ[漢呉]、セツ[慣]
訓読: と・る
◆きちんと揃えて持つ、しっかりと手に持つ
◆(身なりを、乱れないように)きちんと整(ととの)える「【說文解字注:手部:攝】引持也(謂引進而持之也凡云攝者皆整飭之意論語攝𪗋史記矦生攝弊衣冠…)」
◆中に取り入れる、中に収(おさ)める
◆一つに纏(まと)める
◆他に取って代(か)わる、他に成り代わって取り纏める
漢字林(非部首部別)
筆順
𢹬擁𢺠㨣拥𢶜𢹭
手3+18=総画数21 U+22E6C
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
𢹭擁𢹬𢺠㨣拥𢶜
手4+18=総画数22 U+22E6D
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
𢹮
手3+18=総画数21 U+22E6E
音読: ライ[漢呉]
◆どんどんと鼓を打つ、同「攂」
◆「魁𢹮カイライ」、家人が亡くなった家で故人を弔うために鳴らす鼓の音
𢹯
手3+18=総画数21 U+22E6F
音読: ハク[漢]、ホク、ボク[呉]
◆撃(う)つ、叩(たた)く、同「𣀛」
𢹰摽𢸂
手3+18=総画数21 U+22E70
音読: ①ヒョウ[漢]、ビョウ[呉]②ヒョウ[漢呉]

◆さっと横に払(はら)うように打つ、打った後さっと斜め上に払う

◆高く掲(かか)げる、同「𢶏」「【後漢書:列傳:皇甫嵩朱雋列傳】皆著黃巾為摽幟」
◆高いところに付いている、高いところにある「【爾雅:釋詁】墜摽蘦落也」
◆鞘(さや、剣の刀身を納める筒)の先端 {武器(剣)}
𢹲攈攟
手3+18=総画数21 U+22E72
音読: クン[漢呉]
◆集める、一所イッショ(ひとところ)に集める、集めて一所に収(おさ)める、「攟摭クンセキ(寄せ集める)」「攟拾クンシュウ(集め収める)」、同「捃」
𢹼
手3+18=総画数21 U+22E7C
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢹼】砸」
𢺃挸𢹕
手3+18=総画数21 U+22E83
音読: ケン[漢呉]
◆拭う

手3+19=総画数22 U+651E
音読: ラ
◆裂(さ)く、引き裂く
◆手で掴(つか)み持ち上げる、捲(めく)り上げる、たくし上げる
筆順
攈𢹲
手3+19=総画数22 U+651F
音読: クン[漢呉]
◆集める、一所イッショ(ひとところ)に集める、集めて一所に収(おさ)める、「攟摭クンセキ(寄せ集める)」「攟拾クンシュウ(集め収める)」、同「捃」

手3+19=総画数22 U+6520
音読: ビ、ミ
◆鐘の撞木(シュモク)が当たる場所
◆摩(す)る、擦る

手3+19=総画数22 U+6521
音読: チ[漢呉]
◆大きく広げる、大きく広がる
攅攒
手3+19=総画数22 U+6522
音読: サン[漢呉]、サン[漢]、ザン[呉]
◆同じものを寄せ集め並べる、並べて組み上げる(一つの形に作り上げる)、同「欑」
筆順

手4+19=総画数23 U+6523
音読: レン[漢呉]
訓読: つ・る
◆断ち切れずに繋(つな)がる、繋がりが断ち切れない
◆繋いで引っ張る、引っ張られる
◆つ・る、筋肉(きんにく)が縮(ちぢ)んだままで元に戻らない、互いに繋がっている片方を引くと一方も一緒に引っ張られる、「痙攣ケイレン」
漢字林(非部首部別)
筆順
摊擹𢺋
手3+19=総画数22 U+6524
音読: タン[漢呉]
◆広げる、広げて並べる
◆平らに広げる、また伸ばす
◆品物を広げ並べて売る露店ロテン
◆振り分ける、割り当てる
◆「攤錢タンセン」「攤蒱タンホ」、賭博トバクの一種
筆順

手3+19=総画数22 U+6526
音読: レイ、ライ
◆折る、捩(ね)じ折る
◆断ち切る、切り裂く、同「撕」
◆打つ、ぴしゃりと叩(たた)く、同「擽」

手3+19=総画数22 U+6527
音読: テン
◆躓く、転ぶ、倒れる
𢹱
手3+19=総画数22 U+22E71
音読: 未詳
◆撃(う)つ、同「㩋」「【字彙:卯集:手部:𢹱】相邀切音簫撃也又把也」「【正字通:卯集中:手部:𢹱】俗㩋字…」
𢺂撻𢹗挞𨘈𢾴𢽞𪯎
手3+19=総画数22 U+22E82
音読: タツ[漢]、タチ[呉]
◆鞭(むち)や棒で打つ、打ち据える、鞭打つ、同「韃」
◆鞭打って励ます
𢺅
手3+19=総画数22 U+22E85
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:手部第六十六】𢺅七葉切飯喿也」「【康熙字典:手部:十九:𢺅】○按廣韻集韻从木作𢺅正字通木部重出」
𢺆𢺑
手3+19=総画数22 U+22E86
音読: ラ[漢呉]
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:䇔:𢺑】撃物之名」
𢺊㩶𢺣𢰀𢲺
手3+19=総画数22 U+22E8A
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる
𢺋攤摊擹
手4+19=総画数23 U+22E8B
音読: タン[漢呉]
◆広げる、広げて並べる
◆平らに広げる、また伸ばす
◆品物を広げ並べて売る露店ロテン
◆振り分ける、割り当てる
◆「𢺋錢タンセン」「𢺋蒱タンホ」、賭博トバクの一種
𢺌
手3+19=総画数22 U+22E8C
音読: 未詳
◆未詳
𢺑𢺆
手3+19=総画数22 U+22E91
音読: ラ[漢呉]
◆未詳「【廣韻:去聲:過第三十九:䇔:𢺑】撃物之名」
𢺕擾𢹎扰
手3+19=総画数22 U+22E95
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆乱れる、入り乱れる、掻(か)き回して秩序ある状態を乱す
◆騒ぐ、騒がせる、騒いで混乱させる
◆様々なことが入り乱れて心穏やかでない、ざわざわとしている
◆馴(な)らす、手懐(てなず)ける、同「㹛」
𢺖攘𢭗
手3+19=総画数22 U+22E96
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆譲(ゆず)る、位・場所・立場などから自ら退(しりぞ)き空いたところを人に進める、同「讓」
◆(入り込もうとするところにあるものを)退ける、(入り込もうとするものを)払い除(の)ける、振り払う
◆(入り込んで)奪う、奪い取る、同「𣀮」
◆掻(か)き乱す、入り乱れる

手3+20=総画数23 U+3A75
音読: ゲツ、ゲチ、セツ、ゼチ
◆撃(う)つ
𢺣𢺊𢰀𢲺
手3+20=総画数23 U+3A76
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる

手3+20=総画数23 U+3A77
音読: ケン[漢呉]
◆持ち上げる

手3+20=総画数23 U+6525
音読: サン[漢呉]
◆ものを掌(てのひら)の中に入れてぐっと握る、同「揝」

手3+20=総画数23 U+6528
音読: ワ、エ
◆爪を立てて引っ掻(か)く、引っ掻くようにして取る
◆引く、引っ張る

手3+20=総画数23 U+6529
音読: トウ[漢呉]
◆押し止(とど)める、遮(さえぎ)る、阻(はば)む、同「擋」
◆同じ目的を持った人の集まり、志を同じくする仲間、同「黨」
筆順
撹搅
手3+20=総画数23 U+652A
音読: コウ[漢]、キョウ[呉]
◆掻(か)き乱(みだ)す、掻き回す、「攪拌カクハン」
◆乱れる、入り乱れる、「攪乱カクラン」
筆順

手3+20=総画数23 U+652B
音読: キャク[漢]、カク[呉]
訓読: つか・む、さら・う
◆つか・む、掴(つか)み取る、手の中に入れて持つ、手中シュチュウにする、同「㩴」
◆囲いに追い込んで捕(と)らえる、同「爴」
◆さら・う、捕(つか)まえて持ち去る(連れ去る)
筆順

手3+21=総画数24 U+652D
音読: レイ、ライ、ラ
◆分かれる、散り散りになる
◆鳥の羽に毛がないさま
𢺞
手3+21=総画数24 U+22E9E
音読: ハ[漢]、ヘ[呉]
◆手の中に入れてしっかりと握る、握り持つ、同「把」
𢺠擁𢹬㨣拥𢶜𢹭
手3+21=総画数24 U+22EA0
音読: ヨウ[漢]、ユ[呉]
訓読: いだ・く
◆抱(かか)える、抱(だ)き抱(かか)える、両手で抱(いだ)く、「擁立ヨウリツ(抱き抱えて立たせる)」
◆抱え込む、包み込む
◆囲い込む、囲い込んで自分のものにする
◆周(まわ)りを囲む、「擁護ヨウゴ(周りを囲って護まもる)」「擁蔽ヨウヘイ(周りを囲って覆おおう)」
𢺡
手3+21=総画数24 U+22EA1
音読: タク[漢]、ダク[呉]
◆執(と)る、しっかりと手に持つ
𢺢
手3+21=総画数24 U+22EA2
音読: ライ[漢呉]
◆どんどんと鼓を打つ
◆石臼をごろごろと挽(ひ)く、同「擂」
𢺣㩶𢺊𢰀𢲺
手3+21=総画数24 U+22EA3
音読: ジョウ[漢]、ニョウ[呉]
◆手また指で押さえる
𢺦
手3+21=総画数24 U+22EA6
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:扌部:𢺦】同"㩃"」

手3+22=総画数25 U+652C
音読: ラン[漢呉]
◆手元に寄せ集める、掻(か)き集める、同「擥」
◆寄せ集めたものを纏めて持つ、同「㩜」
筆順

手3+22=総画数25 U+652E
音読: ノウ
◆短刀、刀などで突き刺す
◆押す
𢺬撢𢶁
手3+22=総画数25 U+22EAC
音読: タン[漢呉]、トン[呉]
◆探(さぐ)る、探(さが)し求める、同「探」
𢺰拎㩕
手3+24=総画数27 U+22EB0
音読: レイ[漢]、リョウ[呉]
◆手や腕や指にぶら下げるようにして持つ
𢺱
手3+24=総画数27 U+22EB1
音読: サン、ザン
◆放り投げる、同「攛」
𢺴
手3+29=総画数32 U+22EB4
音読: ウツ、ウチ
◆捩(ねじ)る、同「捥」


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