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[辞典・用語][漢字林][酉部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 酉部] [部首索引]


酉7+0=総画数7 U+9149 [ユウ、ユ/とり]
◆十二支の十番目、方角は西、時間は午後六時を中心とした二時間、動物はトリ(鶏)を当てる {十二支}
◆とり、とりへん、さけのとり、ひよみのとり、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+2=総画数9 U+914A [テイ、チョウ/]
◆「酩酊メイテイ」、酒に酔(よ)う、酒に酔って正体ショウタイを失う、同「茗艼」
筆順
酉7+2=総画数9 U+914B [シュウ、ジュ/]
◆十分な時間をかけて酒を熟成させる、またその酒
◆酒造りを管理する人、またその頭(かしら)、杜氏(とうじ、とじ)、同「醔」、「大酋タイシュウ(酒造りの最高管理者)」
◆酒造りに従事する女の奴隷
◆部族や盗賊などの頭領トウリョウ
◆出来上がる、仕上がる
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+3=総画数10 U+48E7 [ヨク、イキ/]
◆酒の色「【說文解字:酉部:䣧】酒色也」
◆甘(あま)い、甘い味、同「𨟲」「𨠍」「𤮼」
酉7+3=総画数10 U+48E8 [シュン、ジュン/] 醇醕𨣳𨣶䣩
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
酉7+3=総画数10 U+914C [シャク/く・む]
◆酒を汲(く)む、大きな容器に入っている酒を小さな器で掬(すく)う、酒を注(つ)ぐ、大きな容器に入っている酒を小さな器に注(そそ)ぐ、同「斟」
◆酒を注(つ)ぐ、互いに酒を注ぎ合う
◆「斟酌シンシャク」◇互いに酒を注ぎ注がれする(酌み交わす)◇他人の立場や事情・心情などを汲(く)み取る
筆順
酉7+3=総画数10 U+914D [ハイ、ヘ/くば・る]
◆釣り合いが取れるようにする、相応(ふさわ)しい形や状態にする
◆幾つかのものを合わせて(結び付けて)整える、調和させる
◆結婚した相手、また妻、「配偶ハイグウ(夫婦、後に妻を指すようになった)」
◆割り当てる、割り振る、振り向ける
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+3=総画数10 U+914E [チュウ、ジュウ/]
◆(二度三度と)繰り返し醸造ジョウゾウした濃い酒
◆「酎祭チュウサイ」、皇帝が秋に執(と)り行う祭礼、費用や供物(くもつ)を諸侯に醵出キョシュツさせたという「【漢書(前漢書):卷六:武帝紀第六】…九月列侯坐獻黃金酎祭宗廟不如法奪爵者百六人…(服虔曰因八月獻酎祭宗廟時使諸侯各獻金來助祭也…)」
◆[日]「焼酎ショウチュウ」、米・麦・芋などで醸造した酒を加熱しアルコール度を高めた蒸留酒
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+3=総画数10 U+914F [イ/] 𨡪
◆キビ(黍)で作った酒、同「𨠑」
◆薄い粥(かゆ)、またその上澄み液、重湯(おもゆ)、濃漿(こんず)、濃いものは「饘」
酉7+3=総画数10 U+9150 [コウ/]
◆酸味や苦味のある酒
酉7+3=総画数10 U+9151 [ウ/]
◆(酒を)飲む
酉7+3=総画数10 U+9152 [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 𨠊𨠆
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
漢字林(非部首部別)
筆順
𨟰酉7+3=総画数10 U+287F0 [シュツ、シュチ/] 卹䘏𨜧
◆憂える、心配する
◆他人の苦難や不幸を哀れに思い心を痛める、同「恤」「【後漢書:卷一百二十:烏桓鮮卑列傳】…此元帝所以發德音也夫卹民救急…」
𨟲酉7+3=総画数10 U+287F2 [タイ、ダイ/]
◆甘(あま)い、甘い味、同「甙」「䣧」
𨟳酉7+3=総画数10 U+287F3 [ギ/] 𨣞
◆「醁𨟳リョクギ」◇酒の表面に浮かび上がる青く小さな泡◇酒
酉7+4=総画数11 U+48E9 [シュン、ジュン/] 醇醕𨣳𨣶䣨
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
酉7+4=総画数11 U+48EA [ハツ、ハチ/]
◆酒の色、また様子・状態、また匂(にお)い
酉7+4=総画数11 U+9153 [エン/] 𨟹
◆苦(にが)い、苦い味がする、苦い味のする酒
◆(酒を)飲む
◆器に入れてしっかりと封をする、密閉する
◆ヤマグワ(山桑)、クワ科クワ属の木、木は堅く車の轅エン(ながえ)などに利用され、その葉で育った蚕から採れる糸は強靭で琴瑟の弦に利用されるという {ヤマグワ}
漢字林(非部首部別)
酉7+4=総画数11 U+9154 [スイ/よ・う、え・い]
◆酒を適度に(心地よく酔う程度に)飲み楽しむ「【說文解字注:酉部:醉】卒也卒其度量不至於亂也(…)一曰酒潰也(此別一義…)」
◆飲み潰れる、(酒を飲んで)正常な認識や判断ができなくなる
◆物事に夢中になる、のめり込む
◆酒に漬ける、また酒漬けにしたもの、同「酻」「【說文解字注:酉部:醉】…若今醉蠏醉鰕之類」
筆順
酉7+4=総画数11 U+9155 [ボウ、モウ/]
◆「酕醄モウトウ」、ひどく酒に酔(よ)うさま
酉7+4=総画数11 U+9156 [タン、トン/] 𨠁
◆酒に耽(ふけ)る、酒に溺れる
◆鴆(チン、羽に毒があるというタカに似た大形の鳥)の羽を使って作った毒酒
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+4=総画数11 U+9157 [ク/] 䣴𨠯𨠮
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「䣱」「醟」
筆順
酉7+4=総画数11 U+9158 [トウ、ズ/]
◆既に濾(こ)した酒に他の酒を加えて再び醸(かも)す、またその酒「【札樸:酘酒】吾鄉造酒者旣漉復投以他酒更釀謂之酘酒字林酘重醞也抱朴子一酘之酒不可以方九醞之醇…(日本酒では「蒸米」を発酵させ「麹」を作り、これとは別に「蒸米」に「麹」「酵母」などを加え培養(発酵)した「酒母」を作り、これに「蒸米」「麹」などを加え熟成(発酵)させる、こうした発酵工程を繰り返すことを指すものか)
◆蒸した米(酒の原料にするもの)を麹(こうじ)に加え発酵させる「【齊民要術:卷第七:造神麴并酒:祝麴文】若作秫黍米酒一斗麴殺米二石一斗第一酘米三斗停一宿酘米五斗又停再宿酘米一石又停三宿酘米三斗…(日本酒でいう「酒母」に当たるものか)
筆順
酉7+4=総画数11 U+9159 [シン/]
◆酒を汲(く)む、大きな容器に入っている酒を小さな器で掬(すく)う、酒を注(つ)ぐ、大きな容器に入っている酒を小さな器に注(そそ)ぐ、同「斟」
◆「酙酌シンシャク」、同「斟酌」◇互いに酒を酌(く)み交わす◇他人の立場や事情・心情などを汲み取る
酉7+4=総画数11 U+915A [フン/]
◆フェノール(phenol)、有機化合物
酉7+4=総画数11 U+915B [/もと]
◆[日]酒母シュボ、麹(こうじ、蛋白質タンパクシツなどを分解する働きのある黴かびの一種)の助けを借りて酵母コウボ(糖分を分解してアルコールalcoholに変える働きのある微生物)を培養したもの
酉7+4=総画数11 U+915C [/]
◆「酚酜酞」、フェノールフタレイン(phenolphthalein)
酉7+4=総画数11 U+915D [ウン/] 醞醖
◆醸(かも)す、酒を醸造ジョウゾウする、醸し出された酒
酉7+4=総画数11 U+915E [タイ/]
◆フタレイン(phthalein)、有機化合物
𨟴酉7+4=総画数11 U+287F4 [イン/]
◆少しだけ(口を湿らせる程度)酒を飲む、同「酳」
𨟷酉7+4=総画数11 U+287F7 [ハイ、ヘ/] 醅𨡥
◆漉(こ)していない酒、濁り酒(にごりざけ)「【說文解字注:酉部:醅】醉飽也(後人用潑醅字謂酒未{⿰氵𪩲}也與古義絕殊)」
◆「醱𨟷・潑𨟷ハツハイ」、酒がぼこぼこと醗酵・発酵ハッコウするさま
𨟸酉7+4=総画数11 U+287F8 [ブン、モン/]
◆酒器名、未詳
𨟹酉7+4=総画数11 U+287F9 [エン/]
◆苦(にが)い、苦い味がする、苦い味のする酒
◆(酒を)飲む
◆器に入れてしっかりと封をする、密閉する
◆ヤマグワ(山桑)、クワ科クワ属の木、木は堅く車の轅エン(ながえ)などに利用され、その葉で育った蚕から採れる糸は強靭で琴瑟の弦に利用されるという {ヤマグワ}
𨟺酉7+4=総画数11 U+287FA [ベン、メン/] 䤄𨡞
◆酒に溺(おぼ)れる、同「湎」
𨟻酉7+4=総画数11 U+287FB [ショウ、ソウ/ひしお] 醤醬𨡓𨡰酱𤖕𤖙
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
𨟼酉7+4=総画数11 U+287FC [コウ/] 䴚𪉡𪉛
◆塩分を含む湖沼の水辺の湿地、同「㽘」「奋」
𨠀酉7+4=総画数11 U+28800 [コ、ゴ、グ/] 醐𨡷𨠂
◆「醍𨠀ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
𨠁酉7+4=総画数11 U+28801 [タン、トン/]
◆酒に耽(ふけ)る、酒に溺れる
◆鴆(チン、羽に毒があるというタカに似た大形の鳥)の羽を使って作った毒酒
𨠂酉7+4=総画数11 U+28802 [コ、ゴ、グ/] 醐𨡷𨠀
◆「醍𨠂ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
𨠅酉7+4=総画数11 U+28805 [未詳/]
◆未詳
𨠆酉7+4=総画数11 U+28806 [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 酒𨠊
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
𨠇酉7+4=総画数11 U+28807 [未詳/]
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:𨠇】同酙」
𨠊酉7+4=総画数11 U+2880A [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 酒𨠆
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
酉7+5=総画数12 U+48EF [テン、デン/]
◆「䣯𨢢テンボ」、醍醐ダイゴ(最上の乳脂肪食品)の類
酉7+5=総画数12 U+48F0 [キョ、ゴ/]
◆金を出し合って飲食物を整え会食する
◆金を出し合う、「醵金キョキン」
酉7+5=総画数12 U+48F1 [ク/]
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、「䣱醟クヨウ」、同「酗」「醟」「【御定歷代賦彙:卷一百三十六:鳥獸:王孫賦】𨢣陋䣱而迷醉曚眠睡而無知」
酉7+5=総画数12 U+48F2 [未詳/] 𨠒𨠢𡗹
◆一晩寝かせて醸(かも)した酒、一説に水に漬(つ)けずに醸した酒「【龍龕手鑑:卷三:大部第六:𡗹】芳万反酒宿也」「【廣韻:去聲:願第二十:嬔:𨠒】一宿酒𡗹上同」「【集韻:卷七:去聲上:願第二十五:𨠒】說文酒疾熟也一曰不𥼶米而釀或書作䣲」
酉7+5=総画数12 U+915F [テン/]
◆調理や味を整えるために別のものを加える、添加テンカする
酉7+5=総画数12 U+9160 [カ/]
◆酸味や苦味のある酒
酉7+5=総画数12 U+9161 [タ、ダ/]
◆酔(よ)うさま、酔って顔が赤らむさま、同「𨠑」
酉7+5=総画数12 U+9162 [サク、ザク、ソ、ス/す]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酸っぱい味の飲み物、同「酸」「醋」
◆接待に対する礼として客が主人に杯を返す、同「醋」、主人が客に勧めるのは「酬」
筆順
酉7+5=総画数12 U+9163 [カン、ガン/たけなわ]
◆酒を飲み大いに楽しむ、大いに盛り上がる、飲み足りないこともなく、かといって飲み過ぎることもない状態をいう「【附釋文互注禮部韻略:卷二:二十三談:酣】胡甘切酒樂也亦作佄釋云不醉不醒也」
◆たけなわ、(全体の流れの中で)最も盛んな頃、「酣宴カンエン(宴が真っ盛り)」「酣春カンシュン(春たけなわ)」「酣戦カンセン(戦が頂点に達する)」
筆順
酉7+5=総画数12 U+9164 [コ、ク/]
◆一晩で醸(かも)した酒
◆酒を買う、酒を売る、売買する、同「沽」
漢字林(非部首部別)
酉7+5=総画数12 U+9165 [ソ、ス/] 𨣺𨢭𦢦𦣑
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
筆順
𨠋酉7+5=総画数12 U+2880B [コ、ク/]
◆三升(一説に二升)が入る脚付きの酒杯、漏斗ロウト(じょうご)状の杯に脚が付いたもの、同「觚」
𨠍酉7+5=総画数12 U+2880D [タイ、ダイ/]
◆甘(あま)い、甘い味、同「䣧」「𢎌」
𨠎酉7+5=総画数12 U+2880E [レイ、リョウ/]
◆「𨠎淥レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「醽醁」
◆未詳、【漢語大字典】は「令」に通じ「~をして~せしむ」の意とする「【墨子閒詁:卷十四:僃城門第五十二】…郭門在外爲衡…以兩木當門鑿亣木維敷上堞…爲斬縣梁…𨠎穿…斷城以板橋…邪穿外以板次之…」「【漢語大字典:酉部:𨠎】通"令"」
𨠏酉7+5=総画数12 U+2880F [テイ、ダイ、タイ/]
◆澄んだピンクpink色の酒
◆「𨠏醐ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
𨠑酉7+5=総画数12 U+28811 [タ、ダ/]
◆酔(よ)うさま、酔って顔が赤らむさま、同「酡」
◆キビ(黍)で作った酒、同「酏」
𨠒酉7+5=総画数12 U+28812 [未詳/] 𨠢䣲𡗹
◆一晩寝かせて醸(かも)した酒、一説に水に漬(つ)けずに醸した酒「【龍龕手鑑:卷三:大部第六:𡗹】芳万反酒宿也」「【廣韻:去聲:願第二十:嬔:𨠒】一宿酒𡗹上同」「【集韻:卷七:去聲上:願第二十五:𨠒】說文酒疾熟也一曰不𥼶米而釀或書作䣲」
𨠔酉7+5=総画数12 U+28814 [ヒツ、ビチ/]
◆酒を共に飲み干す、同「䤉」「【廣韻:入聲:質第五:邲:𨠔】飲酒俱盡」「【曲阜林廟展謁記(テキスト版)】饌豐且腆,酒數巡,襲公與陪賓起,舉杯酌餘,餘起答請𨠔。」
𨠕酉7+5=総画数12 U+28815 [エイ、ヨウ/]
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「醟」「酗」
𨠖酉7+5=総画数12 U+28816 [ホウ、ヒョウ/]
◆酔(よ)って顔が(ほんのりと)赤くなる、赤らむ、赤みがさす
𨠗酉7+5=総画数12 U+28817 [オウ/]
◆透明な酒
𨠘酉7+5=総画数12 U+28818 [ハク/]
◆酒粕(さけかす)、酒を搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、同「粕」
𨠙酉7+5=総画数12 U+28819 [未詳/]
◆未詳「【中華字海:酉部:𨠙】同"醅"」
𨠚酉7+5=総画数12 U+2881A [未詳/]
◆未詳「【新書(賈誼新書):卷七:諭誠】楚昭王當房而立…寡人朝飢饉時酒二𨠚重裘而立…」「【中華字海:酉部:𨠚】同"觛"」
𨠠酉7+5=総画数12 U+28820 [セイ、ショウ/さ・める]
◆酔ったり眠ったりして正常な認識や判断ができない状態を脱して元の状態に戻る
◆目が覚(さ)める、迷いから覚めて何時もの状態に戻る
𨠢酉7+5=総画数12 U+28822 [未詳/] 𨠒䣲𡗹
◆一晩寝かせて醸(かも)した酒、一説に水に漬(つ)けずに醸した酒「【龍龕手鑑:卷三:大部第六:𡗹】芳万反酒宿也」「【廣韻:去聲:願第二十:嬔:𨠒】一宿酒𡗹上同」「【集韻:卷七:去聲上:願第二十五:𨠒】說文酒疾熟也一曰不𥼶米而釀或書作䣲」
酉7+6=総画数13 U+48F4 [ク/] 酗𨠯𨠮
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「䣱」「醟」
酉7+6=総画数13 U+48F6 [カツ、ガチ/]
◆濾す前の酒、甘い酒
◆甘い
酉7+6=総画数13 U+48F8 [ゼン、ネン/]
◆「䤔䣸」、味が薄いさま
◆醤(ひしお)、調味料の一種
酉7+6=総画数13 U+9166 [ハツ、ハチ/] 醱醗𨡩
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「酦酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
酉7+6=総画数13 U+9167 [シュウ、ジュ/むく・い、むく・いる] 酬𨠩
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、客が主人に返杯するのは「酢」
◆相手の行為に対し相応の金品や行為をもって返礼する、互いに返礼のやり取りをする
◆ある行為が齎(もたら)す結果を身に受ける
酉7+6=総画数13 U+9168 [サイ、ザイ/] 𨠾
◆酸味のある飲み物、酸味のある酒
酉7+6=総画数13 U+9169 [メイ、ミョウ/]
◆酒に酔(よ)う、酒に酔って正体ショウタイを失う、「酩酊メイテイ」、同「茗艼」、同「佲」「𠋶」
筆順
酉7+6=総画数13 U+916A [ラク/]
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌し、冷めるのを待って表面にできたもの(「酥」という)を取り除いて発酵させたもの、またそれを固化させたバターbutterやチーズcheeseなどの乳製品「【本草綱目:獸之一:酪】《集解》恭曰牛羊水牛馬乳並可作酪水牛乳作者濃厚味勝𤚩牛馬乳作酪性冷驢乳尤冷不堪作酪…正要曰造法用乳半杓鍋內炒過入餘乳𤎅數十沸常以杓縱橫攪之乃傾出罐盛待冷掠取浮皮以為酥入舊酪少許紙封放之即成矣又乾酪法以酪晒結掠去浮皮再晒至皮盡𨚫入釜中炒少時器盛曝令可作塊收用」
◆果物などのゼリーjelly、ゼリー状の食べ物
筆順
酉7+6=総画数13 U+916B [セツ、セチ/]
◆野菜などの塩漬、同「醛」
酉7+6=総画数13 U+916C [シュウ、ジュ/むく・い、むく・いる] 酧𨠩
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、客が主人に返杯するのは「酢」
◆相手の行為に対し相応の金品や行為をもって返礼する、互いに返礼のやり取りをする
◆ある行為が齎(もたら)す結果を身に受ける
筆順
酉7+6=総画数13 U+916D [ユウ、ウ/]
◆相手の厚意コウイに報(むく)いる、同「侑」
◆食事や酒などを勧(すす)める、同「侑」
漢字林(非部首部別)
酉7+6=総画数13 U+916E [トウ、ズウ/]
◆酸っぱい(飲み物また食べ物)
酉7+6=総画数13 U+916F [シ/]
◆エステル(ester)、有機化合物の一種
酉7+6=総画数13 U+9170 [セン/]
◆「酰基」、アシル基
酉7+6=総画数13 U+9171 [ショウ、ソウ/ひしお] 醤醬𨡓𨡰𤖕𤖙𨟻
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
𨠤酉7+6=総画数13 U+28824 [シュウ、スウ/]
◆酒名「【集韻:卷一:平聲:東第一:𨠤】酒名」
𨠨酉7+6=総画数13 U+28828 [セイ、ザイ、セ/] 𨣧𨢞
◆醤(ひしお)、濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料「【酉陽雜俎:卷第七:酒食】䤉𨣧䤅𨣅𨡭醬也」
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
𨠩酉7+6=総画数13 U+28829 [シュウ、ジュ/むく・い、むく・いる] 酬酧
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、客が主人に返杯するのは「酢」
◆相手の行為に対し相応の金品や行為をもって返礼する、互いに返礼のやり取りをする
◆ある行為が齎(もたら)す結果を身に受ける
𨠪酉7+6=総画数13 U+2882A [未詳/]
◆未詳「【中華字海:酉部:𨠪】同"醉"」
𨠮酉7+6=総画数13 U+2882E [ク/] 酗䣴𨠯
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「䣱」「醟」
𨠯酉7+6=総画数13 U+2882F [ク/] 酗䣴𨠮
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「䣱」「醟」
𨠵酉7+6=総画数13 U+28835 [未詳/]
◆未詳
酉7+7=総画数14 U+48FB [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:䣻】音諳又音㟏酒色也」「【集韻:卷四:平聲四:覃第二十二:𩈣䣻】面赭色」
酉7+7=総画数14 U+9172 [テイ、ジョウ/]
◆酔って正常な認識や判断ができない状態になる、飲み過ぎて記憶や意識を失う、飲み過ぎて次の日まで酔いが醒(さ)めない、覚(さ)めて元に戻ることを「醒」
筆順
酉7+7=総画数14 U+9173 [イン/] 𨡦𨢂
◆食後に酒で口を漱(すす)ぐ、同「𨡀」
◆少しだけ(口を湿らせる程度)酒を飲む、同「𨟴」
筆順
酉7+7=総画数14 U+9174 [ト、ズ/]
◆酒母シュボ、酵母コウボ
◆濾(こ)していない酒、濁(にご)り酒、「酴醿トビ」
酉7+7=総画数14 U+9175 [コウ、キョウ/] 𨡆𨢀𨣑
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
筆順
酉7+7=総画数14 U+9176 [バイ、マイ/]
◆酵素コウソ、発酵ハッコウを促す物質、生体内での化学反応(分解・消化・吸収・代謝など)を助ける働きをする蛋白質タンパクシツを主とする物質
酉7+7=総画数14 U+9177 [コク/ひど・い、むご・い、むご・たらしい]
◆酒の味や臭(にお)いが濃(こ)い、また強い
◆度が過ぎる、甚(はなは)だしい、極(きわ)まる、惨(むご)い、惨たらしい
◆厳(きび)しくする、厳しい仕打ち(しうち)をする、虐(しいた)げる
筆順
酉7+7=総画数14 U+9178 [サン/す、す・い] 𨢽𨣪
◆酢のような味、すっぱい、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ、同「醋」「酢」
◆堪え難いさま、不快なさま
◆厳しい、苦しい
◆疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、同「痠」
◆水に溶けた時に水素イオンを生ずる物質、「酸性サンセイ」
◆「酸素サンソ(oxygen、O)」、化学元素の一つ {酸素}
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+7=総画数14 U+9179 [ライ/]
◆神酒(みき)を地に注(そそ)いで死者や神を祭(まつ)る、またその祭礼、同「餟」「腏」
筆順
酉7+7=総画数14 U+917A [ホ、ブ/]
◆国家の慶事の際に人民を集めて行う大規模な酒宴
◆大勢が集まって酒宴を催す
酉7+7=総画数14 U+917B [スイ、フ/]
◆酒を飲み過ぎて酔う、飲み潰れる、同「酔」
◆酒に漬ける、また酒漬けにしたもの、同「酔」「【本草綱目:石之四:脾病黃腫】青礬四兩煆 成赤珠子當歸四兩酒酻浸七日焙…」
酉7+7=総画数14 U+917C [カイ/]
◆味噌や醤油に似た調味料、同「醢」
酉7+7=総画数14 U+917D [ゲン、ゴン/]
◆濃い、味が濃い、とろみがある
酉7+7=総画数14 U+917E [シ/]
◆竹製の笊(ざる)などで酒を漉(こ)す、藁(わら)などの場合は「湑」
◆水の流れを分ける
酉7+7=総画数14 U+917F [ジョウ、ニョウ/かも・す] 釀醸
◆発酵作用を利用して酒・酢・醤(ひしお)などを造る、特に酒を造る
◆混じり合い変化(発酵)し次第に別のものが生まれる
𨠷酉7+7=総画数14 U+28837 [ソウ/かす] 醩𨤇𨣹𨤈
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
𨠹酉7+7=総画数14 U+28839 [ダン、ネン/]
◆酒を飲んで顔が真っ赤になる
𨠺酉7+7=総画数14 U+2883A [未詳/]
◆未詳
𨠻酉7+7=総画数14 U+2883B [未詳/]
◆未詳
𨠾酉7+7=総画数14 U+2883E [サイ、ザイ/]
◆酸味のある飲み物、酸味のある酒
𨡀酉7+7=総画数14 U+28840 [イン/]
◆食後に酒で口を漱(すす)ぐ、同「酳」
𨡁酉7+7=総画数14 U+28841 [テン、ベン、メン/] 靦䩄𧡻𩉊𡆎
◆面目メンボク、人に合わせる顔、顔付き、顔に表れる表情、同「腼」
◆面目メンボク(人に合わせる顔)がない、恥じる、恥じている顔付き、同「姡」「覥」
◆恥じる様子もない顔付き、厚かましい顔付き
◆「𨡁覥ベンテン」、恥じらうさま、同「腼腆」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
𨡂酉7+7=総画数14 U+28842 [キ、ケ/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味
𨡆酉7+7=総画数14 U+28846 [コウ、キョウ/] 酵𨢀𨣑
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
𨡇酉7+7=総画数14 U+28847 [ケイ、ケ/] 醯䤈𨣓𩱗𨤅
◆粥(かゆ)に酒を入れ発酵ハッコウさせたもの
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酢ス
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品(肉醬ニクショウ)で汁が多いもの
𨡋酉7+7=総画数14 U+2884B [未詳/]
◆未詳
酉7+8=総画数15 U+48FC [リョウ/]
◆天子の食事の際に出される六種の飲み物の一つ、「六飲リクイン」と呼ばれ水・漿ショウ・醴レイ・䣼リョウ・𨢒イ・酏イで、漿人ショウジン(水や飲み物を管掌する人、またその官職名)が担当した、水以外はいずれもスープsoupの類だが未詳「【周禮注疏:天官冢宰】漿人掌共王之六飲水漿醴涼醫酏入于酒府(王之六飲亦酒正當奉之醴醴淸也鄭司農云涼以水和酒也玄謂涼今寒粥若糗飯雜水也酒正不辨水涼者無厚薄之齊…)」「【周禮詳解:卷六】漿人掌共王之六飲…(…有酒人又有漿人者酒與漿之造釀異法故異職…漿人之為六飲則異於此大槩煮酏而為之故分為二職也…」
酉7+8=総画数15 U+48FD [チ、テイ、タイ/]
◆酒、濃厚な酒、同「𨢮」
◆澄んだピンクpink色の酒、同「醍」「【康熙字典:酉集下:酉部:䣽】《集韻》珍離切𠀤音知與𨢮同 又《五音集韻》他禮切音體與醍同」
酉7+8=総画数15 U+48FE [ベキ、ミャク/] 𨢎𨣯
◆生乳セイニュウ(搾乳したままの加工していない牛や羊などの乳)は冷所に放置すると脂肪分の豊富なクリーム状のもの(バターbutterやチーズcheeseなどに加工される)が上部に、脂肪分の抜けたもの(脱脂乳と呼ばれる)が下部に分離する、その上部に分離したものを固化させたもの、チーズ、またチーズの類、同「乾酪・干酪カンラク」「奶酪ダイラク」
◆「䤙䣾レキベキ」、生乳が分離した下部に溜まったもの、脱脂乳ダッシニュウ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤙】音歴䤙𨢎酪滓也香嚴又力底反」
酉7+8=総画数15 U+48FF [ウ/] 𨡖
◆飲めれば飲み飲めなければ止める、心置きなく楽しむ
酉7+8=総画数15 U+9180 [イ、スイ/]
◆未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醀】位錐切肉酒」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:寘第五:醀】病也」
酉7+8=総画数15 U+9181 [リョク、ロク/]
◆青く透き通った美酒、美酒
◆「醽醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」
◆「醁𨣞リョクギ」◇酒の表面に浮かび上がる青く小さな泡◇酒
漢字林(非部首部別)
酉7+8=総画数15 U+9182 [ラン、リン/さわ・す]
◆熟す前に収穫した(渋い・堅いなどで食べるのには適さない)果実を熟させる(食べられるようにする)、水(温水)に漬けるなどする、「醂柿リンシ(熟していない硬いカキ(柿)を温水に数日漬けて熟させること)」「【救荒本草:卷七:柿樹】…柿未軟者摘取以温水醂(音攬)熟食之…」「【救荒本草:卷七:軟棗】…救飢採取軟棗成熟者食之其未熟結硬時摘取以温水漬養醂(盧感切)去澁味另以水煮熟食之」
◆[日]カキ(柿)などの果実の渋みを取る
◆[日]「味醂ミリン」、糯米(もちごめ)に米麹(こめこうじ)とアルコールを加え醸造したもの、主として調味料として利用される
筆順
酉7+8=総画数15 U+9183 [エン、オン/]
◆食物を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「腌」「𨢴」
◆「醃𨤃エンザ」、同「腌臢」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
筆順
酉7+8=総画数15 U+9184 [トウ、ドウ/] 𨡒
◆「酕醄モウトウ」「醄醄トウトウ」、ひどく酒に酔(よ)うさま
酉7+8=総画数15 U+9185 [ハイ、ヘ/] 𨡥𨟷
◆漉(こ)していない酒、濁り酒(にごりざけ)「【說文解字注:酉部:醅】醉飽也(後人用潑醅字謂酒未{⿰氵𪩲}也與古義絕殊)」
◆「醱醅・潑醅ハツハイ」、酒がぼこぼこと醗酵・発酵ハッコウするさま
酉7+8=総画数15 U+9186 [サン、セン/]
◆主に酒を飲むための小さな杯(さかずき)、同「盞」
◆やや澄んだ濁り酒
酉7+8=総画数15 U+9187 [シュン、ジュン/] 醕𨣳𨣶䣩䣨
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
筆順
酉7+8=総画数15 U+9188 [タン、ダン/]
◆酸っぱく薄い酒
酉7+8=総画数15 U+9189 [スイ/よ・う、え・い]
◆酒を適度に(心地よく酔う程度に)飲み楽しむ「【說文解字注:酉部:醉】卒也卒其度量不至於亂也(…)一曰酒潰也(此別一義…)」
◆飲み潰れる、(酒を飲んで)正常な認識や判断ができなくなる
◆物事に夢中になる、のめり込む
◆酒に漬ける、また酒漬けにしたもの、同「酻」「【說文解字注:酉部:醉】…若今醉蠏醉鰕之類」
筆順
酉7+8=総画数15 U+918A [テイ、タイ、テツ、テチ/]
◆祀(まつ)る神々の数だけ祭壇を設け次々に祭りを執(と)り行う、またその祭礼、同「餟」
◆神酒(みき)を土に注いで死者や神を祀る、またその祭礼、同「酹」「餟」「腏」
酉7+8=総画数15 U+918B [サク、ザク、ソ、ス/す] 𨣋
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酸っぱい味の飲み物、同「酢」「酸」
◆接待に対する礼として客が主人に杯を返す、同「酢」、主人が客に勧めるのは「酬」
筆順
酉7+8=総画数15 U+918C [コン/]
◆キノンquinone、有機化合物
酉7+8=総画数15 U+918F [ト、ツ/]
◆醤ショウ(ひしお)の一種、未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨣱】莫割切𨣱醏醬也」
𨡌酉7+8=総画数15 U+2884C [ダイ、ナイ/]
◆未詳「【廣韻:上平聲:灰第十五:𢅼:𨡌】一𨡌飯出字林」
𨡍酉7+8=総画数15 U+2884D [タン/] 醓𥂘𥁺𥁭𧖺
◆肉に塩・麹・酒などを加えて発酵させたもの、肉醤、特に汁状のもの
𨡎酉7+8=総画数15 U+2884E [エン/] 𨡣
◆苦(にが)い、苦い味がする、同「酓」
𨡒酉7+8=総画数15 U+28852 [トウ、ドウ/]
◆「酕𨡒モウトウ」「𨡒𨡒トウトウ」、ひどく酒に酔(よ)うさま
𨡓酉7+8=総画数15 U+28853 [ショウ、ソウ/ひしお] 醤醬𨡰酱𤖕𤖙𨟻
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
𨡔酉7+8=総画数15 U+28854 [ショウ、ジョウ/]
◆舌で舐(な)める、舐めて味見する、同「嘗」「𨣛」
𨡕酉7+8=総画数15 U+28855 [ヒツ、ヒチ/] 𨢡𨡟
◆ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、同「𨡭䤅ボト」
𨡖酉7+8=総画数15 U+28856 [ウ/]
◆飲めれば飲み飲めなければ止める、心置きなく楽しむ
𨡗酉7+8=総画数15 U+28857 [サ、シャ/] 醡𨣮𨢧𨢃𨢛
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
𨡝酉7+8=総画数15 U+2885D [カイ/ひしお] 醢𨡿𨢗𥂧𥂹𥂠𧅽𧆗
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品、肉醤ニクショウ(ししびしお)
◆人体を塩漬けにする刑
𨡞酉7+8=総画数15 U+2885E [ベン、メン/] 䤄𨟺
◆酒に溺(おぼ)れる、同「湎」
𨡟酉7+8=総画数15 U+2885F [ヒツ、ヒチ/] 𨢡𨡕
◆ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、同「𨡭䤅ボト」
𨡠酉7+8=総画数15 U+28860 [ショ、ソ/] 醑𨢺
◆酒を漉(こ)す、濾して澄んだ美酒
𨡢酉7+8=総画数15 U+28862 [イン、オン/] 㱃𨡳𩚕𩚜𣲎𣶗𣵂淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
𨡣酉11+8=総画数19 U+28863 [エン/] 𨡎
◆苦(にが)い、苦い味がする、同「酓」
𨡥酉7+8=総画数15 U+28865 [ハイ、ヘ/] 醅𨟷
◆漉(こ)していない酒、濁り酒(にごりざけ)「【說文解字注:酉部:醅】醉飽也(後人用潑醅字謂酒未{⿰氵𪩲}也與古義絕殊)」
◆「醱𨡥・潑𨡥ハツハイ」、酒がぼこぼこと醗酵・発酵ハッコウするさま
𨡦酉7+8=総画数15 U+28866 [イン/] 酳𨢂
◆食後に酒で口を漱(すす)ぐ、同「𨡀」
◆少しだけ(口を湿らせる程度)酒を飲む、同「𨟴」
𨢄酉7+8=総画数15 U+28884 [シュウ、シュ/みにく・い、しこ]
◆容姿・有様(ありさま)・言動などが良くない、好ましくない、不快で見苦しい
◆見るに堪(た)えない、みっともない、恥ずかしい
◆類(たぐい)、~に類する
酉7+9=総画数16 U+4901 [シン、ジン/]
◆じっくりと時間をかけて熟成させる
酉7+9=総画数16 U+4902 [バイ、マイ/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、同「醋」
酉7+9=総画数16 U+4904 [ベン、メン/] 𨡞𨟺
◆酒に溺(おぼ)れる、同「湎」
酉7+9=総画数16 U+4905 [ト、ド、ズ、トウ/]
◆「𨡭䤅ボト」、ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、収穫が早くても遅くても良いものが作れないという、ちなみにニレ(楡)の緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になるという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」
酉7+9=総画数16 U+4906 [キ/]
◆酒が澄んでいるさま、濁りのない澄んだ酒、清酒、同「醥」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:䤆】音揆醥也」
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:䤆】巨委切音跪醳也〇又古委切癸醥也」「【正字通:酉集下:酉部:䤆】醱字之譌」
酉7+9=総画数16 U+4907 [ソウ、シュ/] 醙𨡻
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
酉7+9=総画数16 U+4908 [ケイ、ケ/] 醯𨡇𨣓𩱗𨤅
◆粥(かゆ)に酒を入れ発酵ハッコウさせたもの
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酢ス
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品(肉醬ニクショウ)で汁が多いもの
酉7+9=総画数16 U+918D [テイ、ダイ、タイ/] 𨠏
◆澄んだピンクpink色の酒
◆「醍醐ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
筆順
酉7+9=総画数16 U+918E [カン、ゲン/]
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
◆塩漬け、塩漬けにする
酉7+9=総画数16 U+9190 [コ、ゴ、グ/] 𨡷𨠂𨠀
◆「醍醐ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
筆順
酉7+9=総画数16 U+9191 [ショ、ソ/] 𨢺𨡠
◆酒を漉(こ)す、濾して澄んだ美酒
酉7+9=総画数16 U+9192 [セイ、ショウ/さ・める] 𨠠
◆酔ったり眠ったりして正常な認識や判断ができない状態を脱して元の状態に戻る
◆目が覚(さ)める、迷いから覚めて何時もの状態に戻る
筆順
酉7+9=総画数16 U+9193 [タン/] 𥂘𥁺𥁭𧖺𨡍
◆肉に塩・麹・酒などを加えて発酵させたもの、肉醤、特に汁状のもの
酉7+9=総画数16 U+9194 [シュウ、ジュ/]
◆酒造りを管理する人、またその頭(かしら)、杜氏(とうじ、とじ)、同「酋」
◆酒を搾(しぼ)り出す、同「𨡲」「篘」
酉7+9=総画数16 U+9195 [シュン、ジュン/] 醇𨣳𨣶䣩䣨
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
酉7+9=総画数16 U+9196 [ウン/] 醞酝
◆醸(かも)す、酒を醸造ジョウゾウする、醸し出された酒
酉7+9=総画数16 U+9197 [ハツ、ハチ/] 醱酦𨡩
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「醗酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
筆順
酉7+9=総画数16 U+919A [ビ、ミ/]
◆酔う
◆エーテルether、有機化合物
𨡩酉7+9=総画数16 U+28869 [ハツ、ハチ/] 醱醗酦
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「𨡩酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
𨡪酉7+9=総画数16 U+2886A [イ/]
◆キビ(黍)で作った酒、同「𨠑」
◆薄い粥(かゆ)、またその上澄み液、重湯(おもゆ)、濃漿(こんず)、濃いものは「饘」
𨡬酉7+9=総画数16 U+2886C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:𣖻𨡬𥁐】酒器」「【五音集韻:卷七:海第十二:橀𨡬𥁐】榽橀木名似檀齊人諺云上山斫擅榽橀先殫」「【正字通:酉集下:酉部:𨡬】醢字之譌舊註音海酒器誤」「【字彙補:酉集:酉部:𨡝】同𨡬」
𨡭酉7+9=総画数16 U+2886D [ボ、モ/]
◆「𨡭䤅ボト」、ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、収穫が早くても遅くても良いものが作れないという、ちなみにニレ(楡)の緑色の若い実は蒸してじっくりと醸(かも)すと旨(うま)い酒になるという「【齊民要術:種榆白楊第四十六】崔寔曰二月榆莢成及青收乾以為旨蓄(旨美也…司部收青莢小蒸曝之至冬以釀酒滑香宜養老…)色變白將落可作𨡭䤅隨節早晏勿失其適」
𨡮酉7+9=総画数16 U+2886E [ソウ、ス/] 𨢨𨣭𨣼
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」「𨣘」
𨡯酉7+9=総画数16 U+2886F [ダン、ナン/]
◆肉の煮込み、同「腩」
𨡰酉7+9=総画数16 U+28870 [ショウ、ソウ/ひしお] 醤醬𨡓酱𤖕𤖙𨟻
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
𨡲酉7+9=総画数16 U+28872 [シュウ、シュ/]
◆酒を搾(しぼ)り出す、同「醔」「篘」
𨡳酉7+9=総画数16 U+28873 [イン、オン/] 㱃𨡢𩚕𩚜𣲎𣶗𣵂淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
𨡵酉7+9=総画数16 U+28875 [未詳/]
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「𨣘」「醪」
𨡶酉7+9=総画数16 U+28876 [セイ、ショウ/] 𨢹𦡅𨢏𤏾
◆魚を煮込んだ料理
𨡷酉7+9=総画数16 U+28877 [コ、ゴ、グ/] 醐𨠂𨠀
◆「醍𨡷ダイゴ」◇酥ソ(牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、「酥」参照)を煮詰めることによって分離し浮いてくるもの、最上の乳脂肪食品◇仏教の最上の教え
𨡺酉7+9=総画数16 U+2887A [未詳/] 𨣈
◆未詳「【人物志:體別】夫中庸之德其質無名(汎然不繋一貌人無得而稱也)故鹹而不鹻(…)淡而不𨣈(謂之淡耶味復不𨣈)…」「【集韻:卷七:去聲上:卦第十五:𨣈醡𥰾簀】壓酒具」「【通雅:卷八:釋詁(謰語)】…孔才用鹻𨣈…」「【漢語大字典:酉部:𨣈】無味…」
𨡻酉7+9=総画数16 U+2887B [ソウ、シュ/] 醙䤇
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
𨡼酉7+9=総画数16 U+2887C [ラン/] 𨣨
◆「𨡼𨢩ランショウ」、同「濫觴」◇杯から溢れた出た酒◇物事の始まり、発端、「大河も杯から溢(あふ)れ出た程の僅かな量の水から始まる」の意
𨡿酉7+9=総画数16 U+2887F [カイ/ひしお] 醢𨡝𨢗𥂧𥂹𥂠𧅽𧆗
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品、肉醤ニクショウ(ししびしお)
◆人体を塩漬けにする刑
𨢀酉7+9=総画数16 U+28880 [コウ、キョウ/] 酵𨡆𨣑
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
𨢁酉7+9=総画数16 U+28881 [ショク、ジキ、シ、ジ、イ/た・べる、く・う、く・らう、は・む] 食𠊊𩚁𩚀𩚃𠋑
◆(固形の食べ物を)口の中でよく噛んで胃に入れる、よく噛んで胃に入れるもの、噛まずに胃に入れるのは「飲」
◆(生きていくために必要な食べ物を得るための)俸禄(ホウロク、労働などの対価として支払われる金銭や食料など)
◆(虫が葉を食うように)侵(おか)されていく、少しずつ欠けていく、同「蝕」
◆齧(かじ)ったように弓形に欠ける、「日食」「月食」
◆飯など(食べ物)を与える、飯など(食べ物)を与えて養う、同「飼」
𨢂酉7+9=総画数16 U+28882 [イン/] 酳𨡦
◆食後に酒で口を漱(すす)ぐ、同「𨡀」
◆少しだけ(口を湿らせる程度)酒を飲む、同「𨟴」
𨢃酉7+9=総画数16 U+28883 [サ、シャ/] 醡𨣮𨢧𨡗𨢛
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
酉7+10=総画数17 U+4909 [ビツ、ミツ、ミチ/]
◆酒を共に飲み干す、同「𨠔」「【說文解字:酉部:䤉】㱃酒俱盡也」「【廣韻:入聲:質第五:邲:𨠔】飲酒俱盡」
◆醤(ひしお)、濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料「【酉陽雜俎:卷第七:酒食】䤉𨣧䤅𨣅𨡭醬也」
酉7+10=総画数17 U+490B [イク、オク、カク、キャク/]
◆顔が黄色いさま
◆戦(いくさ)で敵を倒した証(あかし)として持ち帰った耳(また頭)、同「馘」「【欽定續通典:卷七十二】…凱旋祭告惟陳俘䤋…」
酉7+10=総画数17 U+9198 [コウ/]
◆蓋(ふた)付きの酒樽(さかだる)や酒壺(さかつぼ)、同「榼」「𥃕」
酉7+10=総画数17 U+9199 [ソウ、シュ/] 䤇𨡻
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、同「醩」
◆黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒 {キビ} {モロコシ}
酉7+10=総画数17 U+919B [セツ、セチ/]
◆酒の味が変わる
◆野菜などの塩漬、同「酫」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醛】叉劣切醎葅也」
◆アルデヒドaldehyde、有機化合物の一種
酉7+10=総画数17 U+919C [シュウ、シュ/みにく・い、しこ] 𨢄
◆容姿・有様(ありさま)・言動などが良くない、好ましくない、不快で見苦しい
◆見るに堪(た)えない、みっともない、恥ずかしい
◆類(たぐい)、~に類する
◆簡「丑」
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+10=総画数17 U+919D [サ、ザ/] 𨣣𨢚
◆白酒ハクシュ、濁り酒にごりざけ、米を使った白く濁った酒
酉7+10=総画数17 U+919E [ウン/] 醖酝
◆醸(かも)す、酒を醸造ジョウゾウする、醸し出された酒
筆順
酉7+10=総画数17 U+919F [ヨウ/]
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、「䣱醟クヨウ」、同「酗」「䣱」
◆「醟貝ヨウバイ」、貝名、未詳「【相貝經(テキスト版)】醟貝:使童子愚女人淫,有靑唇赤鼻是也」
酉7+10=総画数17 U+91A0 [オウ/] 𨠗
◆透明な酒
酉7+10=総画数17 U+91A1 [サ、シャ/] 𨣮𨢧𨢃𨡗𨢛
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
酉7+10=総画数17 U+91A2 [カイ/ひしお] 𨡿𨡝𨢗𥂧𥂹𥂠𧅽𧆗
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品、肉醤ニクショウ(ししびしお)
◆人体を塩漬けにする刑
筆順
酉7+10=総画数17 U+91A3 [トウ、ドウ/]
◆炭水化物、或いは炭水化物の一つで糖トウ類(トウルイ、単糖類・二糖類・多糖類がある)
酉7+10=総画数17 U+91A4 [ショウ、ソウ/ひしお] 醬𨡓𨡰酱𤖕𤖙𨟻
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
筆順
𨢉酉7+10=総画数17 U+28889 [ガイ、ゲ/]
◆酔うさま
𨢊酉7+10=総画数17 U+2888A [ボウ、ム/]
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、同「䴿」「【廣韻:上平聲:東第一:蒙:𨢊】麴生衣皃䴿上同」「【集韻:卷一:平聲:東第一:𨢊䤓】說文𥶶生衣也或作䤓通作䴿」
𨢍酉7+10=総画数17 U+2888D [シ、ジ/たしな・む、たしな・み] 嗜呩𦞯𩝙
◆好(この)む、愛好する、同「耆」
◆[日]好んで取り組む趣味や余技、またそれを楽しむ
𨢎酉7+10=総画数17 U+2888E [ベキ、ミャク/] 䣾𨣯
◆生乳セイニュウ(搾乳したままの加工していない牛や羊などの乳)は冷所に放置すると脂肪分の豊富なクリーム状のもの(バターbutterやチーズcheeseなどに加工される)が上部に、脂肪分の抜けたもの(脱脂乳と呼ばれる)が下部に分離する、その上部に分離したものを固化させたもの、チーズ、またチーズの類、同「乾酪・干酪カンラク」「奶酪ダイラク」
◆「䤙𨢎レキベキ」、生乳が分離した下部に溜まったもの、脱脂乳ダッシニュウ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤙】音歴䤙𨢎酪滓也香嚴又力底反」
𨢏酉7+10=総画数17 U+2888F [セイ、ショウ/] 𨢹𨡶𦡅𤏾
◆魚を煮込んだ料理
𨢑酉7+10=総画数17 U+28891 [カン、ケン/]
◆塩水、塩分を含んだ水、同「𨣇」
𨢒酉7+10=総画数17 U+28892 [イ/]
◆天子の食事の際に出される六種の飲み物(六飲リクイン、水・漿ショウ・醴レイ・䣼リョウ・𨢒イ・酏イ)の一つ、漿人(ショウジン、水や飲み物を担当する人、またその官職名)が担当した、水以外はいずれもスープsoupの類だが未詳、同「醫」「【周禮注疏:天官冢宰】漿人掌共王之六飲水漿醴涼醫酏入于酒府(王之六飲亦酒正當奉之醴醴淸也鄭司農云涼以水和酒也玄謂涼今寒粥若糗飯雜水也酒正不辨水涼者無厚薄之齊…)」「【周禮詳解:卷六】漿人掌共王之六飲…(…有酒人又有漿人者酒與漿之造釀異法故異職…漿人之為六飲則異於此大槩煮酏而為之故分為二職也…」
𨢓酉7+10=総画数17 U+28893 [コウ/]
◆労(ねぎら)う、将兵に酒食などを贈り労う、同「𩝝」「犒」
𨢗酉7+10=総画数17 U+28897 [カイ/ひしお] 醢𨡿𨡝𥂧𥂹𥂠𧅽𧆗
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品、肉醤ニクショウ(ししびしお)
◆人体を塩漬けにする刑
𨢘酉7+10=総画数17 U+28898 [ケイ/]
◆「摩𨢘首羅・摩醯首羅マケイシュラ(Maheśvara[梵]の音写)」、ヒンドゥー教の大自在天ダイジザイテンの別称
𨢚酉7+10=総画数17 U+2889A [サ、ザ/] 醝𨣣
◆白酒ハクシュ、濁り酒にごりざけ、米を使った白く濁った酒
𨢛酉7+10=総画数17 U+2889B [サ、シャ/] 醡𨣮𨢧𨢃𨡗
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
𨢜酉7+10=総画数17 U+2889C [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:酉部:𨢜】同"榷"。专营:专买(「酒の専売(榷)」のことか?)
𨢝酉7+10=総画数17 U+2889D [未詳/]
◆餡アン、餅(へい、もち、米粉や小麦粉などで作り丸く平らにした皮)に包み入れる具材、同「餡」「【漢語大字典:酉部:𨢝】【中華字海:酉部:𨢝】同"餡"」
𨢞酉7+10=総画数17 U+2889E [セイ、ザイ、セ/] 𨣧𨠨
◆醤(ひしお)、濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料「【酉陽雜俎:卷第七:酒食】䤉𨣧䤅𨣅𨡭醬也」
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
𨢠酉7+10=総画数17 U+288A0 [モウ、ミョウ/]
◆濁り酒(にごりざけ)
𨢢酉7+10=総画数17 U+288A2 [ボ、モ/]
◆「䣯𨢢テンボ」、醍醐ダイゴ(最上の乳脂肪食品)の類
𨢬酉7+10=総画数17 U+288AC [未詳/]
◆未詳「【淳熙玉堂雜記:卷上】…月臺梅坡松菊三徑(菊芙蓉竹)清妍(𨢬醿)清新(木犀)芙蓉岡南地分載忻…」「【陳白沙集:七言律詩:𨢬醿將開值雨】」「【西湖游覽志餘:卷十一:才情雅致】…花到𨢬醿香…」
◆未詳「【字彙:酉集:酉部:𨢬】同醛(「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:醛】叉劣切醎葅也」「【廣韻:入聲:薛第十七:拙:{⿰酉(⿳艹𠆢禾)}】醎𦵔」とある)
酉7+11=総画数18 U+490D [ベイ、マイ/] 𨢥
◆「醭䤍ホクベイ」、発酵させた食品の表面にできる白い黴かび、産膜酵母サンマクコウボ
酉7+11=総画数18 U+91A5 [ヒョウ/]
◆酒が澄んでいるさま、濁りのない澄んだ酒、清酒、同「䤆」
酉7+11=総画数18 U+91A6 [サン、セン/]
◆酢、すっぱい
◆ひどく酔う
酉7+11=総画数18 U+91A7 [ヨ、オ/]
◆身内や気の置けない人だけで催(もよお)す酒宴シュエン、飲めれば飲み飲めなければ飲まないというような気遣いの必要がない宴(うたげ)
酉7+11=総画数18 U+91A8 [リ/]
◆味が薄い(或いは淡泊な)酒
◆薄いさま、濃くないさま
筆順
酉7+11=総画数18 U+91A9 [ソウ/かす] 𨤇𨠷𨣹𨤈
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
酉7+11=総画数18 U+91AA [ロウ/もろみ]
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「𨣃」「𨡮」「𨣘」
◆もろみ、酒や醤油などを作るために米などを発酵させた後の、液状にならずに残っている米など
筆順
酉7+11=総画数18 U+91AB [イ/]
◆病気を治(なお)す、また病気を治療する人、同簡「医」、同「毉」
漢字林(非部首部別)
筆順
酉7+11=総画数18 U+91AC [ショウ、ソウ/ひしお] 醤𨡓𨡰酱𤖕𤖙𨟻
◆肉類・魚類・豆類・穀類などに塩などを加え発酵させたもの、主原料によって「肉醤ニクショウ(ししびしお)」「魚醤ギョショウ(魚介類を原料とした調味料)」「穀醤コクショウ」などがある
◆大豆や小麦を発酵させて作った調味料、「醤油ショウユ」「豆醤トウショウ(まめびしお)」「豆瓣醬トウバンジャン」など
◆濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料、「果醤カショウ(果実を主原料とするもの、ジャムjam)」「蛋黄酱タンオウショウ(マヨネーズmayonnaise)」
筆順
𨢡酉7+11=総画数18 U+288A1 [ヒツ、ヒチ/] 𨡕𨡟
◆ニレ(楡、ニレ科の木)の熟した実(始めは乳緑色をしているが熟すと乳白色になる)を乾かし砕いて醤(ひしお、濃い液状またペーストpaste状の調味料や食品)にしたもの、同「𨡭䤅ボト」
𨢣酉7+11=総画数18 U+288A3 [コウ、ク/]
◆酒を飲んで酔う「【御定歷代賦彙:卷一百三十六:鳥獸:王孫賦】𨢣陋䣱而迷醉曚眠睡而無知(「【古文苑:卷六:王孫賦】{⿰酉項}陋䣱以迷醉矇睡眠而無知」は{⿰酉項})
𨢥酉7+11=総画数18 U+288A5 [ベイ、マイ/]
◆「醭䤍ホクベイ」、発酵させた食品の表面にできる白い黴かび、産膜酵母サンマクコウボ
𨢦酉7+11=総画数18 U+288A6 [サイ、セ、サク、シャク/] 𨣜
◆酒や油を搾(しぼ)る、絞(しぼ)って濾(こ)す
𨢧酉7+11=総画数18 U+288A7 [サ、シャ/] 醡𨣮𨢃𨡗𨢛
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
𨢨酉7+11=総画数18 U+288A8 [ソウ、ス/] 𨡮𨣭𨣼
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」「𨣘」
𨢩酉7+11=総画数18 U+288A9 [ショウ/] 觴觞𤔰𣝻
◆酒が満たされた酒器シュキ(酒を入れる容器)の総称「【說文解字:角部:觴】觶實曰觴虚曰觶」
◆酒を注(つ)ぎ進める、酒を振る舞う
◆「濫𨢩ランショウ」、同「𨣨𨢩」◇杯から溢れた出た酒◇物事の始まり、発端、「大河も杯から溢(あふ)れ出た程の僅かな量の水から始まる」の意
𨢫酉7+11=総画数18 U+288AB [シュウ、ジュ/] 醻𨣊
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、同「酬」
𨢭酉7+11=総画数18 U+288AD [ソ、ス/] 酥𨣺𦢦𦣑
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
𨢮酉7+11=総画数18 U+288AE [チ/] 𨢱𨢰
◆酒、濃厚な酒、同「䣽」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨢰】豬宜切酒厚也」
𨢰酉7+11=総画数18 U+288B0 [チ/] 𨢮𨢱
◆酒、濃厚な酒、同「䣽」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨢰】豬宜切酒厚也」
𨢱酉7+11=総画数18 U+288B1 [チ/] 𨢮𨢰
◆酒、濃厚な酒、同「䣽」「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨢰】豬宜切酒厚也」
𨢲酉7+11=総画数18 U+288B2 [シュク、スク/] 𨣡
◆酒を濾(こ)す、祭礼の際に供物(くもつ)の前にカヤ(茅)の束を立て、上から酒を注ぎ、濾(こ)されて流れ出る澄んだ酒を神に捧げるという、同「莤」
𨢴酉7+11=総画数18 U+288B4 [エン、オン/]
◆肉や魚を塩・酢・糟などに漬け込んだもの、同「腌」「醃」
◆上から覆(おお)う、被(かぶ)せる「【漢語大字典:酉部:𨢴】【中華字海:酉部:𨢴】同"腌"。同"掩"」
𨢵酉7+11=総画数18 U+288B5 [セイ、サイ/]
◆祭(まつ)る、祭祀サイシ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:𨢵】俗音祭𨢵祀也」
𨢶酉7+11=総画数18 U+288B6 [ホウ、ヒョウ/]
◆(食材を)煮る、(茶などを)煮出す
◆油で炒(いた)めた食材に味を調えさっと掻(か)き混ぜる調理法
◆「烹飪ホウジン」、食材に火を通し調理する
𨢷酉7+11=総画数18 U+288B7 [未詳/]
◆酒を漉(こ)す「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𤃭】子小切𨢷酒也」
𨢹酉7+11=総画数18 U+288B9 [セイ、ショウ/] 𨡶𦡅𨢏𤏾
◆魚を煮込んだ料理
𨢺酉7+11=総画数18 U+288BA [ショ、ソ/] 醑𨡠
◆酒を漉(こ)す、濾して澄んだ美酒
𨣡酉7+11=総画数18 U+288E1 [シュク、スク/] 𨢲
◆酒を濾(こ)す、祭礼の際に供物(くもつ)の前にカヤ(茅)の束を立て、上から酒を注ぎ、濾(こ)されて流れ出る澄んだ酒を神に捧げるという、同「莤」
酉7+12=総画数19 U+490F [ヒ/]
◆覆(くつがえ)る
◆酒の色
酉7+12=総画数19 U+4910 [シン/]
◆酒を啜る
◆少し甘い、おいしい
酉7+12=総画数19 U+4911 [オウ/]
◆酒シュ(さけ)「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤑】鳥曠反醊䤑酒也」「【廣韻:去聲:宕第四十二:汪:䤑】潑䤑酒」「【石湖詩集:卷二十八:除夜地爐書事】…糟䤑新醅白…(吳人酌酒瓮浮醅謂之撆䤑酒之精英也)」「【古今通韻:卷十:䤑】醱䤑酒也」
酉7+12=総画数19 U+4912 [キ、ケ/]
◆未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:䤒】巨氣切𣎳酒名」「【廣韻:去聲:未第八:䤒:䤒】秫酒名」「【集韻:卷五:上聲上:尾第七:䤒】酒浮也」「【集韻:卷七:去聲上:第八:䤒】沐酒也謂旣沐飲酒禮有進䤒通作禨」
酉7+12=総画数19 U+91AD [ホク、ボク/]
◆発酵させた食品の表面にできる白い黴かび、産膜酵母サンマクコウボ、「醭䤍ホクベイ」
酉7+12=総画数19 U+91AE [ショウ/]
◆冠婚カンコンの際の作法で、注(そそ)がれたた酒を飲み干した後に返杯しないこと、同「𥛲」
◆嫁(とつ)ぐ、「再醮サイショウ(再婚)」「既醮キショウ(既婚)」
◆仏僧や道士が祭壇を設けて祈祷キトウする、またその場所、またその祭礼、同「𥛲」
◆尽(つ)きる
漢字林(非部首部別)
酉7+12=総画数19 U+91AF [ケイ、ケ/] 䤈𨡇𨣓𩱗𨤅
◆粥(かゆ)に酒を入れ発酵ハッコウさせたもの
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酢ス
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品(肉醬ニクショウ)で汁が多いもの
筆順
酉7+12=総画数19 U+91B0 [タン、ドン/] 𨤌
◆(酒が)美味(おい)しい、うまい、味が良い、同「䐺」「㽑」「【說文解字注:酉部:𨤌】酒味長也(廣韵玉篇皆云酒味不長也不是賸字…按洞簫賦良醰醰而有味李注引字林醰甛同長味也…)」
酉7+12=総画数19 U+91B1 [ハツ、ハチ/] 醗酦𨡩
◆酒を再び醸(かも)す、同「酘」参照
◆「醱酵ハッコウ」、酵母や細菌などの微生物が有機物を分解すること、同「発酵」
𨢽酉7+12=総画数19 U+288BD [サン/す、す・い] 酸𨣪
◆酢のような味、すっぱい、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ、同「醋」「酢」
◆堪え難いさま、不快なさま
◆厳しい、苦しい
◆疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、同「痠」
◆水に溶けた時に水素イオンを生ずる物質、「酸性サンセイ」
◆「酸素サンソ(oxygen、O)」、化学元素の一つ {酸素}
𨢾酉7+12=総画数19 U+288BE [ジュ、ニュウ/]
◆深く厚みのある味わいの酒、芳醇ホウジュンな酒、同「㳶」
𨣃酉7+12=総画数19 U+288C3 [ロウ/]
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」
𨣅酉7+12=総画数19 U+288C5 [サイ/]
◆醤(ひしお)、濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料「【酉陽雜俎:卷第七:酒食】䤉𨣧䤅𨣅𨡭醬也」
𨣇酉7+12=総画数19 U+288C7 [カン、ケン/] 𨣉𨤄
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
◆塩水、塩分を含んだ水、同「𨢑」
𨣈酉7+12=総画数19 U+288C8 [未詳/] 𨡺
◆未詳「【人物志:體別】夫中庸之德其質無名(汎然不繋一貌人無得而稱也)故鹹而不鹻(…)淡而不𨣈(謂之淡耶味復不𨣈)…」「【集韻:卷七:去聲上:卦第十五:𨣈醡𥰾簀】壓酒具」「【通雅:卷八:釋詁(謰語)】…孔才用鹻𨣈…」「【漢語大字典:酉部:𨣈】無味…」
𨣉酉7+12=総画数19 U+288C9 [カン、ケン/] 𨣇𨤄
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
◆塩水、塩分を含んだ水、同「𨢑」
𨣊酉7+12=総画数19 U+288CA [シュウ、ジュ/] 醻𨢫
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、同「酬」
𨣋酉7+12=総画数19 U+288CB [サク、ザク、ソ、ス/す]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酸っぱい味の飲み物、同「酢」「酸」
◆接待に対する礼として客が主人に杯を返す、同「酢」、主人が客に勧めるのは「酬」
𨣌酉7+12=総画数19 U+288CC [未詳/]
◆未詳
𨣎酉7+12=総画数19 U+288CE [エン/しお] 塩𥂁䀋𪉹𪉩鹽𪉟盐
◆海水などに含まれる苦く辛い成分が結晶化したもの、土中の塩分が結晶化した天然のものは「鹵」
◆五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ
𨣐酉7+12=総画数19 U+288D0 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:酉部:𨣐】與醮同見籀韻」
𨣑酉7+12=総画数19 U+288D1 [コウ、キョウ/] 酵𨡆𨢀
◆有機物が菌(酵母菌)の作用によって分解され変化すること、この菌はパンpão[葡]・酒類・ヨーグルトyoghurtなど多くの有用なもの(食用になるもの)にを作る際に利用される、「酵母コウボ(イーストyeast)」「発酵・醗酵ハッコウ」
◆酒を作る元となるもの、酒母シュボ(日本酒の場合は麹・水・米に酵母を加え培養したもの)
𨣓酉7+12=総画数19 U+288D3 [ケイ、ケ/] 醯䤈𨡇𩱗𨤅
◆粥(かゆ)に酒を入れ発酵ハッコウさせたもの
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酢ス
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品(肉醬ニクショウ)で汁が多いもの
酉7+13=総画数20 U+4913 [ボウ、ム/] 𨢊
◆米・麦・豆などの穀物の表面に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもの、またその菌、同「䴿」「【廣韻:上平聲:東第一:蒙:𨢊】麴生衣皃䴿上同」「【集韻:卷一:平聲:東第一:𨢊䤓】說文𥶶生衣也或作䤓通作䴿」
酉7+13=総画数20 U+91B2 [ジョウ、ニュウ/] 𨤉
◆濃厚な酒
◆濃い、濃厚な
酉7+13=総画数20 U+91B3 [エキ、ヤク/] 𨣠
◆じっくり醸(かも)した酒、濃厚な酒「【釋名:釋飲食】醳酒久釀酉澤也」「【字彙:酉部:醳】醇酒也」
◆労(ねぎら)いに酒を振る舞う
酉7+13=総画数20 U+91B4 [レイ、ライ/]
◆一晩だけ醸(かも)した酒、ほんのりと甘みがある酒
◆ほんのりと甘みがあるさま、同「澧」、「醴泉レイセン(泉から湧き出すほんのりと甘みがある水)」
◆川名、湖南省常德市澧県を源とする川、「醴水・澧水レイスイ」 {湖北省}
筆順
酉7+13=総画数20 U+91B5 [キョ、ゴ/]
◆金を出し合って飲食物を整え会食する
◆金を出し合う、「醵金キョキン」
筆順
酉7+13=総画数20 U+91B6 [ゲン、カン、ケン/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酸っぱい味の飲み物、同「酢」
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
筆順
酉7+13=総画数20 U+91B7 [オク/]
◆すっぱい液体また飲み物
酉7+13=総画数20 U+91B8 [ジョウ、ニョウ/かも・す] 釀酿
◆発酵作用を利用して酒・酢・醤(ひしお)などを造る、特に酒を造る
◆混じり合い変化(発酵)し次第に別のものが生まれる
筆順
𨣖酉7+13=総画数20 U+288D6 [レイ、リョウ/] 醽𨤍𨤀
◆「𨣖醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」
𨣘酉7+13=総画数20 U+288D8 [ボウ、ム/]
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」「𨡮」「𨡵」
𨣙酉7+13=総画数20 U+288D9 [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:𨣙】舊藏作{⿺支句}疋貌反面上生氣𨣙」
𨣛酉7+13=総画数20 U+288DB [ショウ、ジョウ/]
◆舌で舐(な)める、舐めて味見する、同「嘗」「𨡔」
𨣜酉7+13=総画数20 U+288DC [サイ、セ、サク、シャク/] 𨢦
◆酒や油を搾(しぼ)る、絞(しぼ)って濾(こ)す
𨣝酉7+13=総画数20 U+288DD [カン/]
◆塩味、塩味が強い、同「𪊄」
𨣞酉7+13=総画数20 U+288DE [ギ/] 𨟳
◆「醁𨣞リョクギ」◇酒の表面に浮かび上がる青く小さな泡◇酒
𨣠酉7+13=総画数20 U+288E0 [エキ、ヤク/]
◆じっくり醸(かも)した酒、濃厚な酒「【釋名:釋飲食】醳酒久釀酉澤也」「【字彙:酉部:醳】醇酒也」
◆労(ねぎら)いに酒を振る舞う
𨣣酉7+13=総画数20 U+288E3 [サ、ザ/] 醝𨢚
◆白酒ハクシュ、濁り酒にごりざけ、米を使った白く濁った酒
酉7+14=総画数21 U+4914 [セン、ゼン/]
◆「䤔䣸」、味が薄いさま
酉7+14=総画数21 U+91B9 [ジュ、ニュウ/] 𨢾
◆深く厚みのある味わいの酒、芳醇ホウジュンな酒、同「㳶」
酉7+14=総画数21 U+91BA [クン/] 𨤁
◆酒の香り、酒の香りが立ち籠めるさま
◆酒に酔う
筆順
酉7+14=総画数21 U+91BB [シュウ、ジュ/] 𨣊𨢫
◆来訪のお礼として主人が客に酒を勧める、手厚く報いる、同「酬」
𨣦酉7+14=総画数21 U+288E6 [ショ、ジョ/]
◆美味(おい)しい酒
𨣧酉7+14=総画数21 U+288E7 [セイ、ザイ、セ/] 𨠨𨢞
◆醤(ひしお)、濃い液状またペーストpaste状の食品や調味料「【酉陽雜俎:卷第七:酒食】䤉𨣧䤅𨣅𨡭醬也」
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
𨣩酉7+14=総画数21 U+288E9 [未詳/]
◆未詳「【廣雅:卷五:釋言】𨣩(才荷)鹹也」「【廣雅疏證:卷五:釋言】{⿱𢀩鹵}鹹也」
𨣪酉7+14=総画数21 U+288EA [サン/す、す・い] 酸𨢽
◆酢のような味、すっぱい、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ、同「醋」「酢」
◆堪え難いさま、不快なさま
◆厳しい、苦しい
◆疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、同「痠」
◆水に溶けた時に水素イオンを生ずる物質、「酸性サンセイ」
◆「酸素サンソ(oxygen、O)」、化学元素の一つ {酸素}
𨣭酉7+14=総画数21 U+288ED [ソウ、ス/] 𨡮𨢨𨣼
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」「𨣘」
酉7+15=総画数22 U+4915 [カク/]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味
𨣨酉7+15=総画数22 U+288E8 [ラン/] 𨡼
◆「𨣨𨢩ランショウ」、同「濫觴」◇杯から溢れた出た酒◇物事の始まり、発端、「大河も杯から溢(あふ)れ出た程の僅かな量の水から始まる」の意
𨣮酉7+15=総画数22 U+288EE [サ、シャ/] 醡𨢧𨢃𨡗𨢛
◆強く押(お)さえ付けて酒や油を搾(しぼ)る、またそのための道具
𨣯酉7+15=総画数22 U+288EF [ベキ、ミャク/] 𨢎䣾
◆生乳セイニュウ(搾乳したままの加工していない牛や羊などの乳)は冷所に放置すると脂肪分の豊富なクリーム状のもの(バターbutterやチーズcheeseなどに加工される)が上部に、脂肪分の抜けたもの(脱脂乳と呼ばれる)が下部に分離する、その上部に分離したものを固化させたもの、チーズ、またチーズの類、同「乾酪・干酪カンラク」「奶酪ダイラク」
◆「䤙𨣯レキベキ」、生乳が分離した下部に溜まったもの、脱脂乳ダッシニュウ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤙】音歴䤙𨢎酪滓也香嚴又力底反」
𨣰酉7+15=総画数22 U+288F0 [レキ、リャク/]
◆「𨣰𨢎レキベキ」、生乳セイニュウ(搾乳したままの加工していない牛や羊などの乳)は冷所に放置すると脂肪分の豊富なクリーム状のもの(バターbutterやチーズcheeseなどに加工される)が上部に、脂肪分の抜けたもの(脱脂乳と呼ばれる)が下部に分離する、その下部に溜まったもの、脱脂乳ダッシニュウ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤙】音歴䤙𨢎酪滓也香嚴又力底反」
◆「𤑺𨣰ベキレキ」、生乳の上部に分離した脂肪分の豊富なクリーム状のものを固化させたもの、チーズ、またチーズの類、同「乾酪・干酪カンラク」「奶酪ダイラク」
𨣱酉7+15=総画数22 U+288F1 [バツ、マツ、マチ/]
◆醤ショウ(ひしお)の一種、未詳「【玉篇:卷三十:酉部第五百三十九:𨣱】莫割切𨣱醏醬也」
𨣳酉7+15=総画数22 U+288F3 [シュン、ジュン/] 醇醕𨣶䣩䣨
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
酉7+16=総画数23 U+91BC [エン/]
◆人が集まり飲食しながら大いに楽しむ、またそのようなもてなし、酒宴シュエン、宴会エンカイ、同「讌」「燕」「宴」
𨣶酉7+16=総画数23 U+288F6 [シュン、ジュン/] 醇醕𨣳䣩䣨
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
𨣹酉7+16=総画数23 U+288F9 [ソウ/かす] 醩𨤇𨠷𨤈
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
𨣺酉7+16=総画数23 U+288FA [ソ、ス/] 酥𨢭𦢦𦣑
◆牛や羊などの乳に熱を加え攪拌カクハンし冷ますと表面に浮いてくるもの、またそれを更に煮詰め濃くしたもの、バターbutterやチーズcheeseなどの類
◆ぽろぽろとした、かりかりとした、ぱりぱりとした、さくさくとした、多く高温の油で揚げた食べ物の名に使われる
𨣻酉7+16=総画数23 U+288FB [エン/]
◆未詳「【廣韻:下平聲:鹽第二十四:懕:𨣻】含怒也又魚檢切」
𨣼酉7+16=総画数23 U+288FC [ソウ、ス/] 𨡮𨢨𨣭
◆濁り酒にごりざけ、濾(こ)して清酒にする前の酒、同「醪」「𨣘」
酉7+17=総画数24 U+4918 [サン、セン/]
◆酢、すっぱい味
酉7+17=総画数24 U+91BD [レイ、リョウ/] 𨤍𨤀𨣖
◆「醽醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」
酉7+17=総画数24 U+91BE [ビ、ミ/] 釄醿
◆濾(こ)していない酒、濁(にご)り酒、「酴醾トビ」
酉7+17=総画数24 U+91BF [ビ、ミ/] 醾釄
◆濾(こ)していない酒、濁(にご)り酒、「酴醿トビ」
酉7+17=総画数24 U+91C0 [ジョウ、ニョウ/かも・す] 醸酿
◆発酵作用を利用して酒・酢・醤(ひしお)などを造る、特に酒を造る
◆混じり合い変化(発酵)し次第に別のものが生まれる
漢字林(非部首部別)
筆順
𨣿酉7+17=総画数24 U+288FF [未詳/]
◆未詳「【御定子史精華:卷十六:帝王部四:納諫】…賜酥𨣿酒…」
𨤀酉7+17=総画数24 U+28900 [レイ、リョウ/] 醽𨤍𨣖
◆「𨤀醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」
𨤁酉7+17=総画数24 U+28901 [クン/]
◆酒の香り、酒の香りが立ち籠めるさま
◆酒に酔う
酉7+18=総画数25 U+91C1 [キン、コン/ちぬ・る] 𥃘
◆新しい祭器などの隙間に生贄(いけにえ、犠牲ギセイとする家畜の血を塗り込める、またその祭礼、同「舋」「衅」
◆「釁浴キンヨク」「三釁三浴サンキンサンヨク」、身を清めるために体を洗い体に香コウを塗る
◆(器物や人間関係などの)裂け目、亀裂キレツ、溝(みぞ)、瑕(きず)、同「舋」
◆簡「衅」
筆順
酉7+18=総画数25 U+91C2 [ショウ/]
◆杯の酒を飲み干す
𨤃酉7+18=総画数25 U+28903 [ソウ、ゾウ、ザ/]
◆食物を塩・酢・糟などに漬ける、漬け込む、同「腌」
◆「醃𨤃エンザ」、同「腌臢」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま
𨤄酉7+18=総画数25 U+28904 [カン、ケン/] 𨣇𨣉
◆塩っぽい、塩辛い、同「鹹」
◆塩水、塩分を含んだ水、同「𨢑」
酉7+19=総画数26 U+91C3 [シ/]
◆竹製の笊(ざる)などで酒を漉(こ)す、藁(わら)などの場合は「湑」
◆水の流れを分ける
筆順
酉7+19=総画数26 U+91C4 [ビ、ミ/] 醾醿
◆濾(こ)していない酒、濁(にご)り酒、「酴釄トビ」
筆順
𨤅酉10+19=総画数29 U+28905 [ケイ、ケ/] 醯䤈𨡇𨣓𩱗
◆粥(かゆ)に酒を入れ発酵ハッコウさせたもの
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酢ス
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品(肉醬ニクショウ)で汁が多いもの
𨤆酉7+19=総画数26 U+28906 [ザ、サン/]
◆「醃𨤆エンザ」、同「腌臢」◇汚(きたな)いさま、汚(よご)れているさま◇汚(きたな)らしいさま、不快なさま「【漢語大詞典:酉部:𨤆】用同"臢"。参见"醃𨤆"。」
酉7+20=総画数27 U+91C5 [ゲン、ゴン/]
◆濃い、味が濃い、とろみがある
𨤇酉7+20=総画数27 U+28907 [ソウ/かす] 醩𨠷𨣹𨤈
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
𨤈酉7+20=総画数27 U+28908 [ソウ/かす] 醩𨤇𨠷𨣹
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
◆酒粕の漬物、同「糟」
◆透明な酒、白酒ハイシュウ・ハクシュ・パイチュウ、黍酒ショシュ、キビ(黍)やモロコシ(唐黍・蜀黍)などから作った酒、同「䤇(醙)」「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:䤇𨤇】白酒也一曰黍酒古作𨤇」
𨤉酉7+20=総画数27 U+28909 [ジョウ、ニュウ/]
◆濃厚な酒
◆濃い、濃厚な
酉7+21=総画数28 U+4919 [レキ、リャク/] 𨣰
◆「䤙𨢎レキベキ」、生乳セイニュウ(搾乳したままの加工していない牛や羊などの乳)は冷所に放置すると脂肪分の豊富なクリーム状のもの(バターbutterやチーズcheeseなどに加工される)が上部に、脂肪分の抜けたもの(脱脂乳と呼ばれる)が下部に分離する、その下部に溜まったもの、脱脂乳ダッシニュウ「【龍龕手鑑:卷二:酉部第十七:䤙】音歴䤙𨢎酪滓也香嚴又力底反」
◆「𤑺䤙ベキレキ」、生乳の上部に分離した脂肪分の豊富なクリーム状のものを固化させたもの、チーズ、またチーズの類、同「乾酪・干酪カンラク」「奶酪ダイラク」
𨤌酉7+21=総画数28 U+2890C [タン、ドン/]
◆(酒が)美味(おい)しい、うまい、味が良い、同「䐺」「㽑」「【說文解字注:酉部:𨤌】酒味長也(廣韵玉篇皆云酒味不長也不是賸字…按洞簫賦良醰醰而有味李注引字林醰甛同長味也…)」
𨤍酉7+24=総画数31 U+2890D [レイ、リョウ/] 醽𨤀𨣖
◆「𨤍醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」


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