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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 酉部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 酉部] [部首索引]


酉7+0=総画数7 U+9149 [ユウ、ユ/とり]
◆十二支の十番目、方角は西、時間は午後六時を中心とした二時間、動物はトリ(鶏)を当てる {十二支}
◆とり、とりへん、さけのとり、ひよみのとり、部首名
筆順
𠩚酉7+厂2=総画数9 U+20A5A [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十二:厂部第三百四十八:𠩚】以周子由二切」「【五音集韻:卷六:尤第八:𠩚】簷㮰也」
酉7+口3=総画数10 U+5512 [シュウ、シュ/]
◆「苦唒クシュウ」、人名、漢代(前202年~220年)の賊徒(ゾクト)「【後漢書:卷一百一:皇甫嵩朱㒞列傳第六十一:皇甫嵩】…雷公浮雲飛燕白雀楊鳳于毒五鹿李大目白繞畦固苦唒之徒(九州春秋唒作蝤音才由反)…」
𡷾酉7+山3=総画数10 U+21DFE [シュウ、ジュ/] 崷𡺚
◆「𡷾崒シュウソツ」、山が高く険(けわ)しいさま、高く険しい山が連なっているさま
酉7+广3=総画数10 U+5EAE [ユウ、ユ/] 𢈞
◆木が朽(く)ちる、またその臭い、同「𢉷」
◆軒(のき)、屋根の建物から先に張り出した部分、同「檐」「【營造法式:卷第二十八:補遺:諸作異名:檐】其名有十四一曰宇二曰檐三曰樀四曰楣五曰屋垂六曰*㭒七曰櫺八曰聨櫋九曰橝十曰庌十一曰廡十二曰槾十三曰㮰十四曰庮(「*梠」の誤り)
酉7+木4=総画数11 U+6884 [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕𥟁𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
𥙫酉7+示4=総画数11 U+2566B [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕梄𥟁禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
𥟁酉7+禾5=総画数12 U+257C1 [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕梄𥙫禉
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
𥭛酉7+竹6=総画数13 U+25B5B [スウ、シュ/] 篘𥮢𥬠
◆酒から滓(おり、沈殿物)を取り除く(濾す)ための竹製の笊(ざる)
◆酒を濾(こ)す、同「醔」「𨡲」
◆滓を濾した透明な酒、清酒
酉7+糸6=総画数13 U+7D87 [シュ、ス/] 𦈋
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「𦄼」
◆鎧(よろい)などの部品を綴じ繋ぐための紐
𦈋酉7+糸3=総画数10 U+2620B [シュ、ス/]
◆(馬などの)前両足を絡(から)める、またその紐、同「𦄼」
◆鎧(よろい)などの部品を綴じ繋ぐための紐
酉7+艸3=総画数10 U+83A4 [シュク、スク、ユウ、ユ/]
◆酒を濾(こ)す、祭礼の際に供物(くもつ)の前にカヤ(茅)の束を立て、上から酒を注ぎ、濾(こ)されて流れ出る澄んだ酒を神に捧げるという、同「𨣡」「【周禮注疏:天官冢宰】祭祀共蕭茅(《注》蕭字或為莤莤讀為縮束茅立之祭前沃酒其上酒滲下去若神飲之故謂之縮縮浚也…)」
◆酒樽の蓋(ふた)
◆水草の名、別名「軒于ケンウ」、未詳、同「𦳷」
酉7+車7=総画数14 U+8F0F [ユウ、ユ/]
◆軽便ケイベンな車、軽く扱いやすい車
◆軽い「【禮記注疏(禮記正義):卷五十二:中庸】子曰聲色之於以化民末也詩曰德輶如毛(《注》輶輕也…)」
酉7+辵4=総画数11 U+900E [シュウ、ジュ/]
◆迫る、間近に迫る、差し迫まる
◆急(せ)かす、急(せ)き立てる
◆多くのものが一か所に集まる、集まって固まる、引き締まる
◆力強いさま
筆順
𩳜酉7+鬼10=総画数17 U+29CDC [未詳/]
◆未詳「【中華字海:鬼部:𩳜】同"醜"」
酉7+魚11=総画数18 U+9BC2 [ソ/]
◆死後の世界から帰って来る、同「甦」
酉7+2=総画数9 U+914B [シュウ、ジュ/]
◆十分な時間をかけて酒を熟成させる、またその酒
◆酒造りを管理する人、またその頭(かしら)、杜氏(とうじ、とじ)、同「醔」、「大酋タイシュウ(酒造りの最高管理者)」
◆酒造りに従事する女の奴隷
◆部族や盗賊などの頭領トウリョウ
◆出来上がる、仕上がる
筆順
𠄁酋10+乙1=総画数11 U+20101 [キ、ギ/] 馗𩠒𠃳𦔱
◆道が四方八方に通じているさま、四方八方に通じている主要な道、同「逵」「㙺」
◆頬骨
◆「鍾𠄁ショウキ」、魔除けの神の名
酋9+人2=総画数11 U+5064 [ユウ/]
◆待(はべ)る、主人のすぐ近くに仕える「【廣韻:下平聲:尤第十八:猷:偤】侍也出文字辨疑」
𪡧酋9+口3=総画数12 U+2A867 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:唒】木由切謬平聲苦唒漢賊名也見後漢書朱儁傳〇一作𪡧」「【晚晴簃詩匯:卷六十八:松風石室】…虛簷入松風催發𪡧然嘯…」
酋9+大3=総画数12 U+5960 [テン、デン/] 𠪝
◆神前に供物クモツを供(そな)える、供物を供え祭(まつ)る、「祭奠サイテン」
◆動いたり揺らいだりしないようにしっかりと置く、定める、定まる「【太玄經:太玄攡】天地奠位神明通氣(奠定也…)」
筆順
酋9+女3=総画数12 U+5AA8 [シュク、スク/]
◆醜い、同「𡞜」
◆感じが良い
𡞜酋9+女3=総画数12 U+2179C [シュウ、シュ/]
◆醜い、老女が醜いさま
酋9+寸3=総画数12 U+5C0A [ソン/とうと・ぶ、とうと・い、たっと・ぶ、たっと・い]
◆身分・地位が高い、またそのような人、同「貴」
◆上にあるさま、高いさま、低いのは「卑」「【周易正義(周易注疏):卷十一:繫辭上】天尊地卑乾坤定矣」
◆重んじる、敬い大切にする、「尊敬ソンケイ」
◆「尊者ソンジャ」「尊父ソンプ」など言葉に冠し敬意を表す語、相手を高くする(立てる)語
◆神や先祖を祭ったり賓客ヒンキャクをもてなす際に用いる酒器、広く酒器(酒を入れる容器)を指す、同「𢍜」「樽」「罇」「墫」「𤮐」「【說文解字:酋部:尊】酒器也从酋廾以奉之周禮六尊犧尊象尊著尊壷尊太尊山尊以待祭祀賓客之禮」 {食器(酒器 尊)}
筆順
酋9+山3=総画数12 U+5D37 [シュウ、ジュ/] 𡺚𡷾
◆「崷崪シュウソツ」、山が高く険(けわ)しいさま、高く険しい山が連なっているさま
𡺚酋9+山3=総画数12 U+21E9A [シュウ、ジュ/] 崷𡷾
◆「𡺚崒シュウソツ」、山が高く険(けわ)しいさま、高く険しい山が連なっているさま
𢉷酋9+广3=総画数12 U+22277 [ユウ、ユ/]
◆木が朽(く)ちる、またその臭い、同「庮」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷十二:僖元年盡五年】一薰一蕕十年尚猶有臭…《疏》…內則云牛夜鳴則𢉷彼𢉷亦是臭義其字雖異其意亦同尚猶有臭猶則尚之義重言之耳…)」
𢍜酋9+廾3=総画数12 U+2235C [ソン/]
◆酒器、神や先祖を祭ったり賓客ヒンキャクをもてなす際に用いる酒器、同「尊」「【玉篇:卷三十:酋部第五百四十:尊】子昆切敬也重也亦酒器也或作樽𢍜同上」
酋9+心3=総画数12 U+3962 [シュウ、ジュ/]
◆慮(おもんぱか)る
酋9+手3=総画数12 U+63C2 [シュウ、シュ/]
◆集める
◆覆う、覆い隠す
𦝱酋9+月(肉)4=総画数13 U+26771 [シュウ、シュ/]
◆「𦚼𦝱・曲𦝱キョクシュウ」、膝(ひざ)の関節「【明堂灸經:卷六】…脚弱無力腰尻重不能舉曲䐐中筋急半身不遂…」
酋9+木4=総画数13 U+6962 [ユウ、ユ/なら]
◆車輪の輪に用いる柔らかい木、車輪の直接地に接する環状の部分を「輞」といい、その内側の環状の部分を「輪」という {乗物(車輪)}
◆薪(たきぎ)や柴(しば)を積み上げこれを燃やす、また燃やして天神を祭る、またその儀式、同「槱」
◆[日]ナラ(楢・柞・枹)、コナラ(小楢)・ミズナラ(水楢)などのブナ科コナラ属の木の総称 {ナラ}
筆順
𣮩酋9+毛4=総画数13 U+23BA9 [ジュウ、ニュウ/] 㲨𥧢
◆鞍(くら)などに敷く厚手の敷物のふわふわとした毛の飾り、同「䩸」
酋9+水3=総画数12 U+6E6D [キュウ、グ/]
◆水に浮いて流れにまかせる、同「汓」「泅」
◆酒などの上澄(うわず)み、沈殿した滓(おり)の上の透明な部分、同「𦵩」
◆川名、中国陝西省渭南市
酋9+火4=総画数13 U+3DD5 [未詳/]
◆未詳「【字彙:巳集:火部:㷕】自秋切音酋耳中聲也〇又卽由切音啾義同」「【正字通:巳集中:火部:㷕】與煪同」
酋9+火4=総画数13 U+716A [シュウ、ジュ/] 𤋃
◆焼(や)く、(食材に)しっかりと火を通す、同「熮」
𤋃酋9+火4=総画数13 U+242C3 [シュウ、ジュ/]
◆焼(や)く、(食材に)しっかりと火を通す、同「熮」
酋9+犬3=総画数12 U+7336 [ユウ、ユ/なお]
◆サル(猿)、大形のサル(猿)の一種、同簡「犹」、同「𧳫」
◆尚(なお)、~と同じよう、~と同じように~
◆これまでと同じように~、「今猶コンユウ(いまなお)」、同「今尚コンショウ(いまなお)」
◆更に加えて~、その上~、「猶且ユウシャ(なおかつ)」、同「尚且ショウシャ(なおかつ)」
◆「猶豫・猶予ユウヨ」◇なかなか決まらない(決められない)さま、躊躇(ためら)うさま、「猶疑ユウギ」、同「冘豫」◇[日]実行を先延ばしにすること
◆道(みち)、また道筋(みちすじ)、目的に到(いた)る道(道理や方法)、同「猷」
◆「猶子ユウシ」、兄弟の子
筆順
酋9+犬4=総画数13 U+7337 [ユウ、ユ/]
◆道理や手順に則(のっと)って計画する、あれこれ思案し(議論し)進むべき道を決める
◆描(えが)く、画(か)く
◆道、道路
◆道筋、道理
筆順
𤸈酋9+疒5=総画数14 U+24E08 [ユウ/]
◆肉が腐ったような臭いがする
酋9+示4=総画数13 U+7989 [ユウ、ユ/] 槱𣜃𤍕梄𥟁𥙫
◆積み上げて燃やすための薪(たきぎ)、またそれを燃やして天神を祭る、またその祭礼
酋9+糸6=総画数15 U+7DE7 [シュウ、シュ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「𦃈」「䋺」「紂」、革製は「鞧」「鞦」「𩋰」
𦳷酋9+艸3=総画数12 U+26CF7 [ユウ、ユ/]
◆水草の名、別名「軒于ケンウ」、未詳、同「莤」
酋9+虫6=総画数15 U+8764 [シュウ、ジュ/]
◆「蝤蠐シュウセイ」、カミキリムシ(髪切虫・天牛)、カミキリムシ科の昆虫
◆「蝤蛑・蝤䗋シュウボウ」、ガザミ(蝤蛑)、別名ワタリガニ(渡り蟹)、ワタリガニ科またワタリガニ科ノコギリガザミ属・ガザミ属などに属する海棲のカニ(蟹)、別名「梭子蟹サシカイ」、同「蟳」
◆「蜉蝤フシュウ」、カゲロウ(蜉蝣)、カゲロウ目の昆虫、別名「蜉蝣フユウ」
◆「蝤蠀シュウシ」、スクモムシ(蠐螬)、コガネムシ(黄金虫)などの幼虫
𧳫酋9+豸7=総画数16 U+27CEB [ユウ、ユ、シュウ、ジュ/]
◆サル(猿)、大形のサル(猿)の一種、同「猶」
◆犬名、良犬、未詳
酋9+走7=総画数16 U+8DA5 [シュウ、シュ/]
◆踏み付ける、踏み付けて行く、同「䠓」
酋9+足7=総画数16 U+4813 [シュウ、シュ/]
◆踏み付ける、踏み付けて行く
酋9+車7=総画数16 U+8F36 [ユウ、ユ/]
◆軽便ケイベンな車、軽く扱いやすい車
◆軽い「【禮記注疏(禮記正義):卷五十二:中庸】子曰聲色之於以化民末也詩曰德輶如毛(《注》輶輕也…)」
筆順
酋9+辵4=総画数13 U+9052 [シュウ、ジュ/]
◆迫る、間近に迫る、差し迫まる
◆急(せ)かす、急(せ)き立てる
◆多くのものが一か所に集まる、集まって固まる、引き締まる
◆力強いさま
筆順
𨜟酋9+邑3=総画数12 U+2871F [未詳/]
◆未詳「【中華字海:阝部:𨜟】同"郑"」
𨺧酋9+阜3=総画数12 U+28EA7 [シュウ、ジュ/]
◆未詳、【集韻】は「叴𨺧」を古県名とするが、【康熙字典】によれば「厹猶」で、「猶」を「𨺧」とした根拠が示されていないという「【集韻:卷四:平聲四:尤第十八:𨺧】叴𨺧縣名在臨淮」「【康熙字典:戌集中:阜部:𨺧】《集韻》徐由切音囚叴𨺧縣名在臨淮〇按前漢地理志本作厹猶集韻攺从阜作𨺧不知何據」
酋9+革9=総画数18 U+97A7 [シュウ、シュ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す革帯、同「鞦」「𩋰」、組紐製は「緧」「𦃈」「䋺」「紂」
酋9+魚8=総画数17 U+4CA1 [シュウ、シュ/]
◆ドジョウ(鰌・泥鰌)、ドジョウ科の淡水魚、同「鰍」「鰼」
◆踏み付ける、同「䠓」
酋9+魚11=総画数20 U+9C0C [シュウ、シュ/]
◆ドジョウ(鰌・泥鰌)、ドジョウ科の淡水魚、同「鰍」「鰼」
◆踏み付ける、同「䠓」
筆順
𪃬酋9+鳥11=総画数20 U+2A0EC [アン、オン/]
◆ウズラ(鶉、キジ科のウズラ属・ヤマウズラ属などに属する鳥)或いはミフウズラ(三斑鶉、ミフウズラ科などに属する鳥)、同「䳺」「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:鴾】鳥名𪃬也」
𪍑酋9+麥11=総画数20 U+2A351 [ショウ/]
◆米や麦などを炒(い)って粉状にしたもの、別名「𪌈䴻ヒリ」、同「麨」「糗」
𪓰酋9+黽13=総画数22 U+2A4F0 [シュウ、シュ/] 𪓵䵸
◆「鼁𪓰キョシュウ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「𪓰𪓿シュウシ」「蟾蜍・蟾蠩センジョ」「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」
𪓵酋9+黽13=総画数22 U+2A4F5 [シュウ、シュ/] 𪓰䵸
◆「鼁𪓵キョシュウ」、ヒキガエル(蟾蜍)、ヒキガエル科のカエル(蛙)、別名「𪓰𪓿シュウシ」「蟾蜍・蟾蠩センジョ」「蝦蟆・蝦蟇カマ・ガマ」
酉7+3=総画数10 U+914D [ハイ、ヘ/くば・る]
◆釣り合いが取れるようにする、相応(ふさわ)しい形や状態にする
◆幾つかのものを合わせて(結び付けて)整える、調和させる
◆結婚した相手、また妻、「配偶ハイグウ(夫婦、後に妻を指すようになった)」
◆割り当てる、割り振る、振り向ける
筆順
配10+艸3=総画数13 U+84DC [/はい]
◆[日]姓用字、「蓜島(はいじま)」
酉7+3=総画数10 U+914E [チュウ、ジュウ/]
◆(二度三度と)繰り返し醸造ジョウゾウした濃い酒
◆「酎祭チュウサイ」、皇帝が秋に執(と)り行う祭礼、費用や供物(くもつ)を諸侯に醵出キョシュツさせたという「【漢書(前漢書):卷六:武帝紀第六】…九月列侯坐獻黃金酎祭宗廟不如法奪爵者百六人…(服虔曰因八月獻酎祭宗廟時使諸侯各獻金來助祭也…)」
◆[日]「焼酎ショウチュウ」、米・麦・芋などで醸造した酒を加熱しアルコール度を高めた蒸留酒
筆順
𠷻酎9+口3=総画数12 U+20DFB [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:口部:𠷻】《篇海》與漂同」
酉7+3=総画数10 U+9152 [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 𨠊𨠆
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
筆順
𦵩酒10+艸3=総画数13 U+26D69 [キュウ、グ、ソウ/]
◆酒などの上澄(うわず)み、沈殿した滓(おり)の上の透明な部分、同「湭」
◆酒などを搾(しぼ)った後に残る粕(かす)、酒粕(さけかす)、同「糟」
酉7+4=総画数11 U+9153 [エン/] 𨟹
◆苦(にが)い、苦い味がする、苦い味のする酒
◆(酒を)飲む
◆器に入れてしっかりと封をする、密閉する
◆ヤマグワ(山桑)、クワ科クワ属の木、木は堅く車の轅エン(ながえ)などに利用され、その葉で育った蚕から採れる糸は強靭で琴瑟の弦に利用されるという {ヤマグワ}
酓11+女3=総画数14 U+371D [エン、ゴン、ゲン、アン、オン/]
◆未詳「【說文解字:女部:㜝】含怒也一曰難知也从女酓聲詩曰碩大且㜝五感切」
◆大きくどっしりとしたさま「【說文解字注:女部:㜝】…詩曰碩大且㜝(陳風澤陂文今詩作儼傳曰矜莊皃…)」
酓11+欠4=総画数15 U+3C43 [イン、オン/] 𨡢𨡳𩚕𩚜𣲎𣶗𣵂淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
𣻦酓11+水3=総画数14 U+23EE6 [カン、ゴン/]
◆水の中に沈む、水に沈める
◆水に漬(つ)ける、水に浸(ひた)す
◆水に泥が混じる
酓11+皿5=総画数16 U+76E6 [アン、オン/]
◆器の蓋ガイ(ふた)、また蓋付の器
◆蓋をする、覆(おお)う
𧫧酓11+言7=総画数18 U+27AE7 [アン、オン/]
◆よく知る、また知っている、知り尽(つ)くす、全てを記憶キオクする、また記憶している、同「諳」
酓11+隹8=総画数19 U+4A04 [アン、オン/] 𩀂䳺𪁟𪈍𪂻鶕
◆「䨄𨿡アンジュン」、ウズラ(鶉)、キジ科のウズラ属・ヤマウズラ属など、またミフウズラ科・ナンベイウズラ科などに属する鳥
◆ウズラ(鶉、キジ科ウズラ属の鳥)に似た小形の鳥、同「鴽」、同「鴾母ボウボ」「鴾鵐・鴾鷡ボウブ」「【爾雅注疏:釋鳥】鴽鴾母(《注》䳺也靑州呼鴾母)」
酓11+音9=総画数20 U+97FD [アン、オン/] 𪛏𩐧
◆小さな音や声、微(かす)かな音や声
酓11+鳥11=総画数22 U+4CFA [アン、オン/] 䨄𩀂𪁟𪈍𪂻鶕
◆「䳺鶉アンジュン」、ウズラ(鶉)、キジ科のウズラ属・ヤマウズラ属など、またミフウズラ科・ナンベイウズラ科などに属する鳥
◆ウズラ(鶉、キジ科ウズラ属の鳥)に似た小形の鳥、同「鴽」、同「鴾母ボウボ」「鴾鵐・鴾鷡ボウブ」「【爾雅注疏:釋鳥】鴽鴾母(《注》䳺也靑州呼鴾母)」
酉7+4=総画数11 U+9156 [タン、トン/] 𨠁
◆酒に耽(ふけ)る、酒に溺れる
◆鴆(チン、羽に毒があるというタカに似た大形の鳥)の羽を使って作った毒酒
筆順
𥂘酖11+皿5=総画数16 U+25098 [タン/] 醓𥁺𥁭𧖺𨡍
◆肉に塩・麹・酒などを加えて発酵させたもの、肉醤ニクショウ、特に汁状のもの
酉7+5=総画数12 U+9164 [コ、ク/]
◆一晩で醸(かも)した酒
◆酒を買う、酒を売る、売買する、同「沽」
𥂰酤12+皿5=総画数17 U+250B0 [未詳/]
◆未詳
酤12+艸3=総画数15 U+452F [コ/] 𧃗
◆塩また酢の漬物
酉7+6=総画数13 U+916D [ユウ、ウ/]
◆相手の厚意コウイに報(むく)いる、同「侑」
◆食事や酒などを勧(すす)める、同「侑」
𥂹酭13+皿5=総画数18 U+250B9 [カイ/ひしお] 醢𨡿𨡝𨢗𥂧𥂠𧅽𧆗
◆肉類に塩などを加え発酵させた食品、肉醤ニクショウ(ししびしお)
◆人体を塩漬けにする刑
酉7+7=総画数14 U+9178 [サン/す、す・い] 𨢽𨣪
◆酢のような味、すっぱい、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ、同「醋」「酢」
◆堪え難いさま、不快なさま
◆厳しい、苦しい
◆疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、同「痠」
◆水に溶けた時に水素イオンを生ずる物質、「酸性サンセイ」
◆「酸素サンソ(oxygen、O)」、化学元素の一つ {酸素}
筆順
𨣪酸14+酉7=総画数21 U+288EA [サン/す、す・い] 酸𨢽
◆酢のような味、すっぱい、五味(甘・酸・鹹・苦・辛)の一つ、同「醋」「酢」
◆堪え難いさま、不快なさま
◆厳しい、苦しい
◆疼(うず)く、「ずきずき」「しくしく」とした(脈を打つような)痛み、同「痠」
◆水に溶けた時に水素イオンを生ずる物質、「酸性サンセイ」
◆「酸素サンソ(oxygen、O)」、化学元素の一つ {酸素}
𩆑酸14+雨8=総画数22 U+29191 [サン/]
◆霧雨
◆小雨
酉7+8=総画数15 U+9181 [リョク、ロク/]
◆青く透き通った美酒、美酒
◆「醽醁レイリョク」、酃レイ湖(湖南省衡陽市)の水を使った酒の名、美酒だという、同「酃淥」
◆「醁𨣞リョクギ」◇酒の表面に浮かび上がる青く小さな泡◇酒
𨘭醁15+辵3=総画数18 U+2862D [トン、ドン/] 𨙆𨘹
◆逃(に)げる、逃げ隠れる、同「遯」「𨔡」
◆その場を離れ後ろへ(人の目が届かないところへ)退(しりぞ)く、退いて身を隠(かく)す、「遯」「遁」
酉7+10=総画数17 U+919C [シュウ、シュ/みにく・い、しこ] 𨢄
◆容姿・有様(ありさま)・言動などが良くない、好ましくない、不快で見苦しい
◆見るに堪(た)えない、みっともない、恥ずかしい
◆類(たぐい)、~に類する
◆簡「丑」
筆順
𧃝醜17+艸3=総画数20 U+270DD [シュウ、シュ/]
◆サルトリイバラ(菝葜)、サルトリイバラ科の木また草、別名「菝葜・菝葀バツカツ」 {サルトリイバラ}
酉7+11=総画数18 U+91AB [イ/]
◆病気を治(なお)す、また病気を治療する人、同簡「医」、同「毉」
筆順
𧮒醫18+言7=総画数25 U+27B92 [イ/]
◆「ああ」「おう」などの歎きや恨みなどの声、同「噫」
酉7+12=総画数19 U+91AE [ショウ/]
◆冠婚カンコンの際の作法で、注(そそ)がれたた酒を飲み干した後に返杯しないこと、同「𥛲」
◆嫁(とつ)ぐ、「再醮サイショウ(再婚)」「既醮キショウ(既婚)」
◆仏僧や道士が祭壇を設けて祈祷キトウする、またその場所、またその祭礼、同「𥛲」
◆尽(つ)きる
醮19+艸3=総画数22 U+8638 [セン/]
◆液体に少し浸(ひた)す、また潜(くぐ)らせる、粉などを塗(まぶ)す、また付ける、「蘸醤センショウ(調味料に付ける、粉末や粘度の高いものは付ける、液体の場合は潜らせる、ディップdip)」「蘸墨センボク(筆に墨汁を含ませる)」
酉7+17=総画数24 U+91C0 [ジョウ、ニョウ/かも・す] 醸酿
◆発酵作用を利用して酒・酢・醤(ひしお)などを造る、特に酒を造る
◆混じり合い変化(発酵)し次第に別のものが生まれる
筆順
釀24+艸3=総画数27 U+4586 [ジョウ、ニョウ/] 𧅼
◆「䖆葇ジョウジュウ」、未詳、シソ科シソ属の草で小さいものという「【方言:第三】蘇亦荏也…其小者謂之䖆葇」
◆未詳「【廣韻:上聲:養第三十六:壤:䖆】䖆菜爲𦵔」


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