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[辞典・用語][漢字林][付録 繰返字(同じ字形が繰り返されてできる漢字)]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]



同じ形の字が横に二つ繰り返されてできる漢字(理義字)

𠀙(一冂)麗𪋘䴡婯𡡜丽𠀞𠧥

一1+5=総画数6 U+20019
音読: ①レイ[漢],ライ[呉]②リ[漢呉]
訓読: うるわ・しい、うら・らか

◆形が良く立派で美しい
◆対ツイ(二つで一つの組になる、ペアpair)になって並ぶ
◆並ぶ、連(つら)なる

◆掛(か)かる、(網に)掛かる
◆[日]うら・らか、晴れて穏やかなさま

𠀞(一𠁡)麗𪋘䴡婯𡡜丽𠀙𠧥

一1+5=総画数6 U+2001E
音読: ①レイ[漢],ライ[呉]②リ[漢呉]
訓読: うるわ・しい、うら・らか

◆形が良く立派で美しい
◆対ツイ(二つで一つの組になる、ペアpair)になって並ぶ
◆並ぶ、連(つら)なる

◆掛(か)かる、(網に)掛かる
◆[日]うら・らか、晴れて穏やかなさま

𠂩(E)

丿1+5=総画数6 U+200A9
音読: シ,ジ
◆氏シ(うじ)、同「氏」参照「【康熙字典:辰集下:氏部:氏】…《古今印史》𠂩承旨切族下所分也古者姓統族族統𠂩適出繼位之餘凡側出者皆曰𠂩…」

𠃄(𠂢)

丿1+11=総画数12 U+200C4
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:丿部:𠃄】音義同愈」

𠃏(乚)

乙1+1=総画数2 U+200CF
音読: キュウ[漢],ク[呉]
◆(蔓が伸びて)絡(から)み付く、縺(もつ)れる、同「糾」

𠃐(乙)

乙1+1=総画数2 U+200D0
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:乙部:𠃐】談薈古會字」

(予)

亅1+7=総画数8 U+3428
音読: ショ,ジョ
◆魚名、未詳
◆魚の子、稚魚

𠄥(亐)

二2+4=総画数6 U+20125
音読: 未詳
◆未詳

(井)

二2+6=総画数8 U+3429
音読: ケイ
◆酒器「【字彙補:寅集:廾部:㐩】何仍切音形酒器」

𠅯(亦)

亠2+10=総画数12 U+2016F
音読: 未詳
◆未詳

(人)從従𢓅

人2+2=総画数4 U+4ECE
音読: ショウ[漢],ジュウ,ジュ[呉]
訓読: したが・う、したが・って
◆付き随(したが)う、前の人や物事の後(あと)に付いて行く、同「蹤」「䢨」「𨑢」
◆考え・規則・指示・命令・前例などを受け入れる、また逆らうことなくその通りにする
◆主となるものの次(つぎ)、次(つ)ぐ、後(あと)に続く
◆仕事に就(つ)く
◆「从容ショウヨウ」◇ゆったりとしたさま◇立ち居振る舞い(たちいふるまい)、挙動キョドウ
◆~より、~から
◆[日]したが・って、それが理由また原因で、そのために、それによって

𠈌(仌)

人2+6=総画数8 U+2020C
音読: グ[漢呉]
◆「騶𠈌・騶虞スウグ」、獣名、姿は虎に似て体は白く黒い紋があり尾が長いという 「騶」参照

𠑐(倉)

人2+18=総画数20 U+20450
音読: ギョウ
◆未詳

𠑲(僉)

人2+24=総画数26 U+20472
音読: 僉セン[漢呉]
◆皆、皆が揃って、皆が口々に、(「人人人が口口に」の意)、同「僉」
◆塩を含んだ水、塩水、同「鹼」「【龍龕手鑑:卷一:僉部第六十九:𠑲(俗)鹼(正)】七亷反水和鹽也」

(兂)

儿2+6=総画数8 U+5153
音読: シン[漢呉]
◆鋭いさま、尖(とが)っていさま

𠒔(尢凵)

儿2+8=総画数10 U+20494
音読: 未詳
◆未詳

(兄)

儿2+8=総画数10 U+34AD
音読: コン
◆兄、兄の別称、同「昆」

(先)

儿2+10=総画数12 U+515F
音読: シン[漢呉]
◆「兟兟シンシン」、大勢が並び行くさま、同「侁侁」「駪駪」

(克)𠓆

儿2+12=総画数14 U+5162
音読: キョウ[漢呉]
◆恐れる、びくびくする
◆「兢兢キョウキョウ」◇恐れるささま、不安や恐れでびくびくするさま、「戰戰兢兢センセンキョウキョウ(戦々恐々とするさま)」◇強いさま、しっかりとしたさま、曲がったり歪(ゆが)んだり挫(くじ)けたりすることがないさま、「矜矜兢兢キンキンキョウキョウ(自信を持ち揺るぐことがないさま)」

𠓆(丰兄)

儿2+16=総画数18 U+204C6
音読: キョウ[漢呉]
◆恐れる、びくびくする
◆「𠓆𠓆キョウキョウ」◇恐れるささま、不安や恐れでびくびくするさま、「戰戰𠓆𠓆センセンキョウキョウ(戦々恐々とするさま)」◇強いさま、しっかりとしたさま、曲がったり歪(ゆが)んだり挫(くじ)けたりすることがないさま、「矜矜𠓆𠓆キンキンキョウキョウ(自信を持ち揺るぐことがないさま)」

𠓜(入)

入2+2=総画数4 U+204DC
音読: リョウ
◆(対になる)二つ、同「両(兩)」

(真)顚顛颠

八2+18=総画数20 U+34B9
音読: テン[漢呉]
◆頂いただき、頂上、同「巓」、「白顚ハクテン(頭髪が白いさま)」
◆ものの先端、最初、「顚末テンマツ(始めから終わりまで)」
◆倒れる、逆(さか)さまになる、逆ギャクになる、同「傎」、「顚倒テントウ(上下が逆になるさま)」
◆気が狂う、錯乱サクランして気を失い倒れる、同「癲」

𠘬(几)

几2+2=総画数4 U+2062C
音読: 未詳
◆未詳

𠚪(刀)

刀2+2=総画数4 U+206AA
音読: ショウ,ジュウ,ジュ
◆同「従」
◆剥(は)ぐ、剥ぎ取る、同「剝」「【字彙補:子集:刀部:𠚪】古剝字見歸藏易楊升菴曰又作僕○又與𠚪字異彼从兩人」

𠠴(力)

力2+2=総画数4 U+20834
音読: ショウ,ジュウ,ジュ
◆同「従」

𠣪(句)

勹2+8=総画数10 U+208EA
音読: ク[漢],グ[呉]
◆干し肉の曲ったもの、まっすぐなものは「脡」
◆「臨𠣪リンク」、県名、山東省濰坊市 {山東省}

𠥺(區)

匚2+20=総画数22 U+2097A
音読: オウ[漢],ウ[呉]
◆中国戦国時代の齊国の容量の単位、同「区」 {各種単位}
◆「𠥺銗オウコウ」◇門扉モンピに取り付ける金属製の飾り◇錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「錏」「鐚」、別名「錏鍜アカ」
◆「鉜𠥺・錇𠥺フウオウ」、鋲(びょう)、頭が大きい釘(くぎ)、頭に飾りを施した釘

(十)廿

十2+1=総画数3 U+5344
音読: ジュウ[漢],ニュウ[呉]
訓読: にじゅう
◆二十、数字の20(「十」が二つ並んだ字) {数字}

(卄)𠦌

十2+3=総画数5 U+534C
音読: シュウ[漢呉]
訓読: よんじゅう
◆四十、「十が四つ」の意、同「𠦜」 {数字}
◆糞などの肥料を田畑に鋤(す)き込む何本かの刃が並んだ農具

𠦌(卄)

十2+4=総画数6 U+2098C
音読: シュウ[漢呉]
訓読: よんじゅう
◆四十、「十が四つ」の意、同「𠦜」 {数字}
◆糞などの肥料を田畑に鋤(す)き込む何本かの刃が並んだ農具

𠦅(千)

十2+4=総画数6 U+20985
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷三:平聲:蕭第三:𠦅夘戼】事之制也或作夘戼」「【字彙補:子集:十部:𠦅】與年同見韻會註」

𠦜(廿)

十2+6=総画数8 U+2099C
音読: シュウ,ショ
◆四十、「廿(二十)が二つ」の意、同「卌」 {数字}
◆古「庶」

𠧥(一下)麗𪋘䴡婯𡡜丽𠀙𠀞

卜2+6=総画数8 U+209E5
音読: ①レイ[漢],ライ[呉]②リ[漢呉]
訓読: うるわ・しい、うら・らか

◆形が良く立派で美しい
◆対ツイ(二つで一つの組になる、ペアpair)になって並ぶ
◆並ぶ、連(つら)なる

◆掛(か)かる、(網に)掛かる
◆[日]うら・らか、晴れて穏やかなさま

𠨂(卜勿)我𢦐𢦴㦱𢦠𢦓𢦖𨈟𩇶

卜2+10=総画数12 U+20A02
音読: ガ[漢呉]
訓読: われ、わ・が
◆自分の、主に所有格myや目的格meで用いられ、主格Iでは「吾」が用いられる、「我見ガケン(私見、わたしの見解)」
◆自分、自分を指す語、同「吾」「余」「予」

𠨎(㔾)

卩2+2=総画数4 U+20A0E
音読: セン[漢],ゼン[呉]
◆未詳「【字彙補:子集:卩部:𠨎】仕轉切船上聲二卩也巽字从此」

𠨖(卪)

卩2+4=総画数6 U+20A16
音読: 未詳
◆未詳「【說文解字:卩部:𠨖】二卪也巽从此闕」「【中華字海:卩部:𠨖】同"𩔊"」

(厶)

厶2+2=総画数4 U+53B8
音読: リン,メン
◆隣(となり)、古同「隣」
◆未詳「【廣韻:上聲:忝:𡕢】張口」

𠫬(㕕)

厶2+6=総画数8 U+20AEC
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:厶部第四十八:𠫬】音幽」「【康熙字典:子集下:厶部:𠫬】《篇海類編》與幽同」

(又)雙䨇㕠𩀝

又2+2=総画数4 U+53CC
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語

𠬺(又十)友㕛𦫹𦐮𦐯

又2+6=総画数8 U+20B3A
音読: ユウ[漢],ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人

(㕛)

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる

𠭎(𠮢)

又2+8=総画数10 U+20B4E
音読: ケイ,ケ
◆閉じていた戸や門を押し開く、押し広げる、覆っていたものを取り払って明け放つ、同「啓」「【字彙補:子集:又部:𠭎】同啟」

𠭾(又ク巾)㣈𠮇𨽼

又2+12=総画数14 U+20B7E
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名

𠮇(又𢁙)㣈𠭾𨽼

又2+14=総画数16 U+20B87
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名

(口)

口3+3=総画数6 U+5405
音読: ①ショウ[漢],ズ,ジュ[呉]②ケン[漢],コン[呉]

◆口々に言い合う、言い争う、同「訟」

◆喧(かまびす)しい、がやがやと騒々ソウゾウしい、わいわいと煩(うるさ)い、同「喧」

𠳬(古)

口3+7=総画数10 U+20CEC
音読: 未詳
◆未詳

𠳯(号)号號

口3+7=総画数10 U+20CEF
音読: コウ[漢],ゴウ[呉]
◆大声を出す、大声で呼ぶ、「号令ゴウレイ」「怒号ドゴウ」
◆大きな声で泣く、また鳴く、また吼(ほ)える、「号泣ゴウキュウ」
◆名付ける、正式な名前、「称号ショウゴウ」
◆正式な名前以外の呼び名、名称、「記号キゴウ」「屋号ヤゴウ」
◆数字などの後ろに添えて順番・順位を表す語、「番号バンゴウ」「年号ネンゴウ」

(吉)嚞𡕇

口3+9=総画数12 U+5586
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」「【說文解字注:口部:嚞】古文哲从三吉(或省之作喆)」「【宋史:卷四百七十四:列傳第二百三十三:姦臣四】余嚞請加九錫…」

(吕)

口3+9=総画数12 U+35CA
音読: シュウ[漢呉],ソウ[漢],シュウ[呉],キュウ[漢],ゴウ[呉]
◆大勢の人の「わいわい」「がやがや」とした話し声、騒々しく耳障(みみざわ)りな声
◆古「雷」

𠁷(串)

口3+11=総画数14 U+20077
音読: サン[漢],セン[呉]
◆肉を焼くために刺す串(くし)

𠼑(告)

口3+11=総画数14 U+20F11
音読: 未詳
◆未詳「【文獻通考:卷之二十一:市糴考:糴】…貧者𠼑窳偷生不為遠慮…」

𡄛(口太口)

口3+17=総画数20 U+2111B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:𡄛】談薈古器字」

(喜)𡅕

口3+21=総画数24 U+56CD
音読: キ[漢呉]
◆「双方が共に、また二重に喜ばしい」の意を表す字、婚礼などの際に用いられる

𡆃(𦍌䒑口)

口3+21=総画数24 U+21183
音読: 未詳
◆未詳

𡋰(尢一)堯尭𠒖𡊪尧

土3+7=総画数10 U+212F0
音読: ギョウ[漢呉]
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名

𡎓(土丶丶丶)赫𧹘

土3+9=総画数12 U+21393
音読: カク[漢],キャク[呉]
◆火が赤々と燃えるさま、真っ赤なさま、同「焃」「奭」
◆明るい、明白な
◆勢いがあるさま、盛んなさま、同「奭」
◆顔を真っ赤にして怒(いか)るさま、同「嚇」

(坴)

土3+13=総画数16 U+9FB3
音読: 未詳
◆未詳

𡓨(土坐)

土3+17=総画数20 U+214E8
音読: 未詳
◆未詳

(堯)

土3+21=総画数24 U+3681
音読: キョウ[漢呉]
◆高く上げる、高く掲(かか)げる、同「翹」

𡅕(吉古)

士3+18=総画数21 U+21155
音読: キ[漢呉]
◆「双方が共に、また二重に喜ばしい」の意を表す字、婚礼などの際に用いられる

𡖇(夕)多夛𡖈𢑑𡖩𢑰

夕3+3=総画数6 U+21587
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

(大)

大3+3=総画数6 U+5936
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
訓読: くら・べる、なら・ぶ、たぐい、ころ
◆同様・同等のものが並ぶ、並べる、「比肩ヒケン」
◆類(たぐい)、性格・性質が共通しているもの、またその集まり
◆(同様・同等のものを)並べて大小・長短・優劣・多少などを較(くら)べる、また違いを調べる、「比較ヒカク」
◆集団(同様・同等のものの集まり)の構成要素それぞれの割合(わりあい)、「比率ヒリツ」
◆例(たと)える、他の同じようなものを例に挙げて譬(たと)える、「比喩ヒユ」
◆頻(しき)り、同じように繰り返すこと、「比比ヒヒ(頻りに、繰り返し)」「比年ヒネン(近年、毎年)」
◆この頃、近頃(ちかごろ)

𡘋(太)

大3+5=総画数8 U+2160B
音読: 未詳
◆未詳「【綱目續麟:卷九】故丕奕封王(丕為琅邪王奕為東海王𡘋見咸康八年)」「【中華字海:大部:𡘋】同"並"」

(夫)

大3+5=総画数8 U+3698
音読: ハン[漢],バン[呉]
◆二人が一緒に行動する、二人一組になって行動する、同「伴」

(奇)

大3+13=総画数16 U+36A1
音読: キ[漢呉]
◆まっすぐに立っていない、まっすぐに立たない「【字彙補:丑集:口部:㚡】居倚切音几立不正也」

(女)

女3+3=総画数6 U+597B
音読: ダン,ナン,ネン
◆(女が)騒がしく言い争うさま

(子)

子3+3=総画数6 U+5B56
音読: シ[漢呉],ジ[呉]
◆双生児、双子(ふたご)
◆盛んに生長する

𡦂(字)𡨸

子3+9=総画数12 U+21982
音読: チュ
◆[喃]字、文字
◆「𡦂喃・字喃・𡨸喃チュノン(Chữ Nômチュノム[ベトナム語])」、ベトナム語を表記するために音オンを表す漢字と意味を表す漢字を組合わせて作った漢字、同「字喃」

𡥷(尸子)

子3+9=総画数12 U+21977
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:寅集:子部:𡥷】古犀字與棲同揚子雲蜀都賦并石石𡥷(「【正字通:寅集上:子部:𡥷】…按揚賦王基旣夷蜀侯尚叢并石石𡥷岓岑倚從詳上下文語意𡥷必轉寫之譌…」は転写の誤りとする)

(享)鶉鹑𪆾𪂎𨿡𩁛

子3+13=総画数16 U+3747
音読: シュン[漢],ジュン[呉]
訓読: うずら
◆ウズラ(鶉)、キジ科のウズラ属・ヤマウズラ属など、またミフウズラ科・ナンベイウズラ科などに属する鳥、雄を「鶛カイ」、雌を「痺ヒ」
◆「㝇火ジュンカ」、獅子宮シシキュウ、黄道十二宮の第五

𡪀(宐)宜冝宐𡧧㝖𡨆𠣨

宀3+11=総画数14 U+21A80
音読: ギ[漢呉]
訓読: よろ・しい、よろ・しく、むべ
◆理リに適(かな)う、適テキする、ちょうど良い、「事宜ジギ(事をするのにちょうど良い頃合い)」
◆むべ、当然な、尤(もっと)もな
◆~するのがよい、~した方がよい

𡫥(客)

宀3+15=総画数18 U+21AE5
音読: カク
◆未詳「【字彙補:寅集:宀部:𡫥】呼格切音熇見篇韻」

𡮟(厶厼)𢇇𢇂𢇅

小3+11=総画数14 U+21B9F
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆杼(ひ)、機織(はたおり)道具の一つで緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、同「杼」

𡱉(尹)

尸3+5=総画数8 U+21C49
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:尸部:𡱉】心巧切音小見篇韻雜部」

𡴬(𠂹屮)𣬊𣬓𢮠𢫶

屮3+19=総画数22 U+21D2C
音読: ハイ,ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、またその作法、同「拜」

(山)

山3+3=総画数6 U+5C7E
音読: シン[漢呉]
◆二つの山が並び立つさま

𡽒(山本)

山3+13=総画数16 U+21F52
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:寅集備考:山部:𡽒】《搜眞玉鏡》音𥘢亦作支」

(𡿨)

巛2+0=総画数2 U+5DDC
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆田畑の間に通した用水路、幅と深さが共に「𡿨」の二倍(二尋、両手を広げた長さの二倍)の水路、同「澮」「洫」

𢀌(巢)

巛3+19=総画数22 U+2200C
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:果部第八十:𢀌】側巧反」

𢁅(巳千)㢲巺𢌴

己3+9=総画数12 U+22045
音読: ソン
訓読: たつみ
◆食材を吟味し調(ととの)えられたご馳走、ご馳走を供える、同「饌」「巽」「【說文解字注:丌部:巺】具也(孔子說易曰巺入也巺乃愻之假借字愻順也順故善入許云具也者巺之本義也)」

𢂏(巿)

巾3+5=総画数8 U+2208F
音読: ハイ[漢呉]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:夳第十四:𢂏】行皃」
注解:「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字

𢂉(巾一)

巾3+5=総画数8 U+22089
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢂉】公水切音癸見篇韻雜部」「【漢語大字典:巾部:𢂉】【中華字海:巾部:𢂉】同"草"」

𢃷(山巾)

巾3+9=総画数12 U+220F7
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢃷】音牟」「【字彙補:寅集:巾部:𢃷】談薈古牟字」

𢄬(十冖巾)

巾3+11=総画数14 U+2212C
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:巾部第二十四:𢄬】古文紀力反同𣗥」

𢅜(帚)

巾3+13=総画数16 U+2215C
音読: 未詳
◆未詳

(干)

干3+3=総画数6 U+5E75
音読: ケン[漢呉]
◆平らなさま、並び立っているものや枝分かれしたものの先が揃っているさま、同「𢆛」
◆「罕幵カンケン」、古地名、また部族名、青海セイカイ湖(青海省東北部の湖)周辺の地、またそこに住む羌キョウ族の一部族 {青海省}

(丿干)并𢆙

干3+5=総画数8 U+5E77
音読: ヘイ[漢],ヒョウ[呉]
◆併(あわ)せる、二つのもの(幾つかのもの)を一つにする、同「併」
◆並ぶ、並べる、同「併」「並」
◆並びに、と同様に、同「並」

𢆙(刀干)幷并

干3+7=総画数10 U+22199
音読: ヘイ[漢],ヒョウ[呉]
◆併(あわ)せる、二つのもの(幾つかのもの)を一つにする、同「併」
◆並ぶ、並べる、同「併」「並」
◆並びに、と同様に、同「並」

𢆶(幺)𢆾

幺3+3=総画数6 U+221B6
音読: ユウ[漢呉],ウ[呉]
◆微(かす)かなさま、細(こま)かいさま、小さいさま、微妙「細微サイビ」「微小ビショウ」

𢆾(丿幺)𢆶

幺3+5=総画数8 U+221BE
音読: ユウ[漢呉],ウ[呉]
◆微(かす)かなさま、細(こま)かいさま、小さいさま、微妙「細微サイビ」「微小ビショウ」

𢇂(幺十)𢇇𢇅𡮟

幺3+6=総画数9 U+221C2
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆杼(ひ)、機織(はたおり)道具の一つで緯糸(よこいと)を巻き付け経糸(たていと)の間を通す舟形の道具、同「杼」

𢇁(幺丶丶)絲丝

幺3+7=総画数10 U+221C1
音読: シ[漢呉]
訓読: いと
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維(「忽コツ」という)十本を縒(よ)ったもの、五本を縒ったものが「糸」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆綿などの繊維を縒ったもの、同「糸」
◆生糸、絹糸
◆細い、細く長い、細く長く繋(つな)がる、同「糸」
◆弦楽器、またその弦、同「糸」
◆数の単位、重量の単位、1毫(毛)=10糸(絲)、1糸(絲)=10忽=10-4 {数字} {各種単位}

𢇃(幺八)

幺3+7=総画数10 U+221C3
音読: 未詳
◆未詳

(十)

廾3+0=総画数3 U+5EFE
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆両手
◆両手で捧(ささ)げる、両掌(てのひら)にものを載(の)せる、同「𠬞」
◆[日]にじゅうあし、部首名

𢌹(厶十)

廾3+4=総画数7 U+22339
音読: フク
◆未詳

𢌴(巳十)㢲巺𢁅

廾3+6=総画数9 U+22334
音読: ソン
訓読: たつみ
◆食材を吟味し調(ととの)えられたご馳走、ご馳走を供える、同「饌」「巽」「【說文解字注:丌部:巺】具也(孔子說易曰巺入也巺乃愻之假借字愻順也順故善入許云具也者巺之本義也)」

𢍳(𦣻十)巽𢁌𢁉顨

廾3+14=総画数17 U+22373
音読: ソン[漢呉]
訓読: たつみ
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、風を表し、文王(後天)八卦では、方角は東南、動物は鶏ケイ(ニワトリ)を当てる {卦}
◆食材を吟味し整えられたご馳走、ご馳走を供える、同「饌」「㢲」

(弓)

弓3+3=総画数6 U+5F1C
音読: キョウ[漢],ゴウ[呉]
◆弓が強いさま、強靭キョウジンなさま、また強力なさま

𠨓(𢎟)

弓2+6=総画数8 U+20A13
音読: 未詳
◆未詳「【正字通:子集下:卩部:𠨓】選本字論次成書也」「【漢語大字典:弓部:𠨓】【中華字海:弓部:𠨓】同"𠨎"」

(弓冫)𢐅

弓3+7=総画数10 U+5F31
音読: ジャク[漢],ニャク[呉]
訓読: よわ・い、よわ・る、よわ・まる、よわ・める
◆(何かをするために必要な)力が十分でない、力が足りない、力が劣(おと)っている、力強さがない
◆やや足りない、やや及ばない
◆衰(おとろ)える、力強さがなくなる
◆しなやかなさま、柔らかいさま
◆若い、幼い

𢐅(弓彡)

弓3+9=総画数12 U+22405
音読: ジャク[漢],ニャク[呉]
訓読: よわ・い、よわ・る、よわ・まる、よわ・める
◆(何かをするために必要な)力が十分でない、力が足りない、力が劣(おと)っている、力強さがない
◆やや足りない、やや及ばない
◆衰(おとろ)える、力強さがなくなる
◆しなやかなさま、柔らかいさま
◆若い、幼い

𢑨(录)

彑3+11=総画数14 U+22468
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:彐部:𢑨】字略古肆字〇亦作*(*{⿰豙豙}か?)

(㣇)𠮇𠭾𨽼

彑3+13=総画数16 U+38C8
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名

𢗰(心)

心4+4=総画数8 U+225F0
音読: 未詳
◆未詳「【張三丰先生全集:總持符】…十五三心𢗰寫心字要從中起…」「【字彙補:卯集:心部:𢗰】甫晩切音反見海篇」

𢨯(戶)

戸4+4=総画数8 U+22A2F
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:戶部:𢨯】莫飽切音卯闢戸也」「【康熙字典:卯集中:戶部:𢨯】《字彙補》莫飽切音卯闢戶也〇按卽{𦮉-艹}字之譌」

𢩙(启)霊𩂳䨩靈𩆜𩇎𤫊𩄇𤴤霛𩃞𩅶𩃏𧈀𡀓𢩝灵㚑

戸4+10=総画数14 U+22A59
音読: レイ[漢],リョウ[呉]
訓読: たま、たましい
◆直接に見たり触れたりはできないが確かに存在していることを感じられるもの、またその働き、またその働きが人間にもたらすもの、神
◆神秘的な現象、不思議なはたらきをするもの
◆生セイあるものの内に宿りその生長・活動などの働きを司ると考えられたもの、魂、精神
◆舞いながら祈祷し神や霊のお告げを聞き、また神や霊に人の願いを伝える女性、同「巫」

𢪒(手)

手4+4=総画数8 U+22A92
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆両手

𢪙(手)

手4+4=総画数8 U+22A99
音読: キョウ,ク
◆恭(うやうや)しく両手を(頭よりも高く)上げる、「奉(たてまつ)る」「賜(たまわ)る」などの際の動作をいう、同「廾」「【類篇:卷三十四:𢪙】古勇切說文竦手也揚雄說廾从两手」
注解:「拜(拝)」

𢺸(支)

支4+4=総画数8 U+22EB8
音読: 未詳
◆未詳

(斤)

斤4+4=総画数8 U+65A6
音読: ギン[漢],ゴン[呉]
◆二丁の斧(おの)

(日)

日4+4=総画数8 U+660D
音読: ケン,コン
◆明るい

𣇱(冂日)

日4+8=総画数12 U+231F1
音読: メイ[漢],ミョウ[呉],ミン[唐]
◆明るい、(太陽や月の)光が差す、光が当たる、光を当てる、同「明」
◆明らか、光が当たってはっきりと見える(分かる)、誰の目にもはっきりとしている、同「明」

𣊫(昌)

日4+12=総画数16 U+232AB
音読: 未詳
◆未詳

𣊣(昔)

日4+12=総画数16 U+232A3
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:日部:𣊣】集韻與舄同履也音昔」

𣊷(易)

日4+12=総画数16 U+232B7
音読: 未詳
◆未詳

𣊭(昌)

日4+12=総画数16 U+232AD
音読: 未詳
◆未詳

(月)

月4+4=総画数8 U+670B
音読: ホウ[漢],ボウ[呉]
訓読: とも
◆同じ道を志(こころざ)す、同じ師に学ぶ、同じ目的を持って集まる、またそのような人、同門の人、「友」は同じ思いや考えを持つ人「【論語注疏:卷一】正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友」

𦠹(炙)燅𤍙𤏝𤎢𥪷

月(肉)4+12=総画数16 U+26839
音読: セン[漢],ゼン[呉]
◆温める
◆肉を湯に入れゆっくりとじっくりと火を通す、柔らかくなるまで火を通す、同「燂」

(木)

木4+4=総画数8 U+6797
音読: リン[漢呉]
訓読: はやし
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階 {音楽(十二律1)}

𣏟(𣎳)

木4+4=総画数8 U+233DF
音読: ハイ[漢],ヘ[呉]
◆苧麻チョマ、カラムシ(苧、イラクサ科の草)の茎から作った繊維

𣑼(𣎵)

木4+6=総画数10 U+2347C
音読: 未詳
◆未詳

(朿)𣡍

木4+8=総画数12 U+68D8
音読: キョク[漢],コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」

(呆)梅梅楳𣕱𤯏𣒫𣏁

木4+10=総画数14 U+69D1
音読: バイ[漢],メ,マイ[呉]
訓読: うめ
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}

𣘐(来)

木4+10=総画数14 U+23610
音読: キョク,コク
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【字彙補:辰集:木部:𣘐】俗棘字袁桷七觀不𣘐不茨」

𣗥(束)

木4+10=総画数14 U+235E5
音読: キョク,コク
◆棘(いばら)、刺(とげ)のある木、同「棘」「【廣韻:去聲:霰第三十二:荐:栫】圍也左傳云栫之以𣗥」

(東)

木4+12=総画数16 U+3BE5
音読: 未詳
◆未詳「【說文解字注:東部:㯥】二東(謂其形也)𣍘從此(謂𣍘以會意也)闕(謂義與音皆闕也鍇曰按說文舊本無音鉉亦不箸反語)」「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:㯥】日出明」「【呂氏家塾讀詩記:卷二十九:豐年一章七句】毛氏曰應小鞞也田大鼓也縣鼓周鼓也(孔氏曰釋樂云大鼓謂之田小者謂之應是應為小鼓也大射禮應鞞在建鼓東是為一器…鄭氏曰旧當作㯥㯥小鼓在大鼓旁應鞞之…㯥注云為大鼓先引故知田當為)」「【康熙字典:辰集中:木部:㯥】《字彙補》則刀切音遭《說文》一周天也今作遭贅」

𣚨(𣏼)

木4+12=総画数16 U+236A8
音読: ブ,ム
◆同「無」「【玉篇:卷二十九:亾部第四百八十五:無】武于切不有也古文作𣚨」

(來)

木4+12=総画数16 U+3BE4
音読: リョク,リキ
◆木名、野生のナツメ(棗)の一種「【集韻:卷十:入聲下:職第二十四:㯤】木名野棗酸者江南山東曰㯤子」

𣛕(果)

木4+12=総画数16 U+236D5
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣛕】■■切音■義闕」「【漢語大字典:木部:𣛕】《改併四聲篇海》引《玉篇》初瓦切。树分杈。明李實《蜀語》"木歧曰𣛕"」

𣠬(桼)

木4+18=総画数22 U+2382C
音読: 未詳
◆未詳

𣡕(森)

木4+20=総画数24 U+23855
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡕】伊艶切音厭義闕」

𣡍(棗)

木4+20=総画数24 U+2384D
音読: キョク[漢],コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」

𣢐(欠)

欠4+4=総画数8 U+23890
音読: キン,コン
◆嚔(くさめ、くしゃみ)

𣥖(止)

止4+4=総画数8 U+23956
音読: キ,ギ
◆岐路キロ、本道から枝分かれした道、同「岐」「歧」

𣦁(止人)諸諸诸𧭷𢒕

止4+8=総画数12 U+23981
音読: ショ[漢呉]
訓読: もろもろ、もろ
◆多くの、様々の
◆これ、この、this、「之於シオ」「之乎シコ」を「諸」一字で表したもの

(刃止)𣥒

止4+10=総画数14 U+6B70
音読: ソウ[漢],シュウ[呉],ショウ[慣]
◆動きが滑らかでない、水が淀みなく流れない、足がうまく運べない、言葉や声が閊(つか)えて吃(ども)る
◆渋い、舌に引っ掛るような味がする、同「渋」

(歹)

歹4+4=総画数8 U+3C5B
音読: セン,ゼン
◆死ぬ、若くして死ぬ、同「歽」「【龍龕手鑑:卷四:歹部第二十二:{⿰歹干}㱛𣧘】三俗歽正昌究殘也盡也又對臥也」

(匕)

比4+0=総画数4 U+6BD4
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
訓読: くら・べる、なら・ぶ、たぐい、ころ
◆同様・同等のものが並ぶ、並べる、「比肩ヒケン」
◆類(たぐい)、性格・性質が共通しているもの、またその集まり
◆(同様・同等のものを)並べて大小・長短・優劣・多少などを較(くら)べる、また違いを調べる、「比較ヒカク」
◆集団(同様・同等のものの集まり)の構成要素それぞれの割合(わりあい)、「比率ヒリツ」
◆例(たと)える、他の同じようなものを例に挙げて譬(たと)える、「比喩ヒユ」
◆頻(しき)り、同じように繰り返すこと、「比比ヒヒ(頻りに、繰り返し)」「比年ヒネン(近年、毎年)」
◆この頃、近頃(ちかごろ)
◆[日]くらべる、ならびひ、部首名

𣬊(匕干)𣬓𢮠𡴬𢫶

比4+6=総画数10 U+23B0A
音読: ハイ,ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、またその作法、同「拜」

𣬓(匕𠦍)𣬊𢮠𡴬𢫶

比4+12=総画数16 U+23B13
音読: ハイ,ヘ
◆対面した相手に敬意・弔意や恭順・感謝などの意を示すために、跪(ひざまず)く・頭を下げる・手を合わせるなどの動作をする、またその作法、同「拜」

(毛)

毛4+4=総画数8 U+3C8E
音読: ロウ,ル
◆フェルトfeltや毛織物の類、同「𣰢」「【龍龕手鑑:卷一:毛部第二十二:㲎■𣰢】三俗𣯫通又音婁」

(水)

水4+4=総画数8 U+6C9D
音読: スイ[漢呉]
◆水、水が流れる、二つの流れが合流する「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:沝】之累反二水流合也」

𣴏(永)

水4+6=総画数10 U+23D0F
音読: 未詳
◆未詳

(火)

火4+4=総画数8 U+708F
音読: カイ,エン
◆炎(ほのお)、物が燃(も)えて明るく赤く立ち昇る部分、同「炎」
◆火が燃え盛るさま、同「炎」

𤎸(丨山火)業业𤑽

火4+12=総画数16 U+243B8
音読: ギョウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: わざ
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、「业」はそれを象ったもの、同「㸣」「𢄁」
◆(特に生活するための)仕事、仕事をする、それによって得た財産、「産業」は中国では「資産・私有財産」のこと
◆学問、技芸
◆行い、行為、それによって受ける報い
◆既に

(炎)

火4+12=総画数16 U+71DA
音読: イツ
◆火が燃え盛るさま

𤑽(口䒑火)業业𤎸

火4+16=総画数20 U+2447D
音読: ギョウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: わざ
◆鍾ショウや磬ケイなどの打楽器を吊るすための横木(筍)の上の横板、吊るした楽器の位置が演奏中にずれないように凹みや突起がついていたという、「业」はそれを象ったもの、同「㸣」「𢄁」
◆(特に生活するための)仕事、仕事をする、それによって得た財産、「産業」は中国では「資産・私有財産」のこと
◆学問、技芸
◆行い、行為、それによって受ける報い
◆既に

𤒍(曲火)

火4+16=総画数20 U+2448D
音読: 未詳
◆未詳

(爻)

爻4+4=総画数8 U+3E1A
音読: リ[漢呉]
◆二つの「爻」を象った字、「広がる」「明るい」などの意を表す漢字の一部を成すという

(片)

片4+4=総画数8 U+3E1E
音読: セツ,セチ
◆板(いた)、薄い木の板、同「版」「【字彙:巳集:片部:㸞】之列切音折版也」

𤘆(牙)

牙4+4=総画数8 U+24606
音読: ガ[漢],ゲ[呉]
◆牙(きば)、同「牙」「【古俗字略:卷之二:下平:六麻:牙】五加切牙齒𤘆■■𤘈並古」

(牛)

牛4+4=総画数8 U+726A
音読: エン
◆牛が連れ合う(行動を共にする)さま「【康熙字典:牛部:四:牪】《正字通》六書統牪古文友引詩或羣或友又備考牪音友字見鐘鼎文按鳥獸相友𠀤借友二說𠀤非」

𤚅(牟)

牛4+8=総画数12 U+24685
音読: モ,ム
◆未詳

(犬)

犬4+4=総画数8 U+3E5C
音読: ギン[漢],ゴン[呉]
◆二頭の犬が互いに噛(か)み付き合う、また吠え合う

(玄)

玄5+5=総画数10 U+7386
音読: シ
◆黒い、黒く濁る、黒色、黒く濁った色
注解:「兹」

(王)珏𤤴

玉4+4=総画数8 U+73A8
音読: カク[漢呉]
◆二つの玉ギョク(「玉」参照)を合わせて一つとしたもの、同「瑴」

𤤴(玉)玨珏

玉5+5=総画数10 U+24934
音読: カク[漢呉]
◆二つの玉ギョク(「玉」参照)を合わせて一つとしたもの、同「瑴」

(王匕)𤧰

玉4+8=総画数12 U+7435
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
◆「琵琶ビワ」、弦楽器名、下に弾き下ろすことを「琵」、上に弾き上げることを「琶」といい、上下に弦を弾き鳴らす楽器の意 {楽器(弦楽器)}

(瓜)

瓜5+5=総画数10 U+3F0C
音読: ユ
◆たくさんの実を付けるが茎は痩(や)せ細る

𤯏(甘𡭕)梅梅楳𣕱槑𣒫𣏁

甘5+13=総画数18 U+24BCF
音読: バイ[漢],メ,マイ[呉]
訓読: うめ
◆ウメ(梅)、バラ科サクラ属の木、またその実 {ウメ}

(生)

生5+5=総画数10 U+7521
音読: シン[漢呉]
◆多くが立ち並ぶさま、「甡甡シンシン」

𤲶(男)

田5+9=総画数14 U+24CB6
音読: レン
◆嬲(なぶ)る、悪ふざけする、からかう、苛(いじ)める、同「嬲」
◆双生児、双子(ふたご)、同「孿」

(畐)

田5+13=総画数18 U+3F6C
音読: ①フク[漢呉]②ヒョク[漢],ヒキ[呉]

◆次の、二次的な、主となるものに副(そ)える、同「副」

◆びっしりと詰まっている「【廣韻:入聲:職第二十四:堛:㽬】多也密也」

𤳳(畕)

田5+15=総画数20 U+24CF3
音読: ライ,キ,ケ
◆雷、古「雷」
◆「仲𤳳チュウキ」、殷代(約前17世紀~約前11世紀)の人で商朝の創建者である商湯に仕えた、同「仲虺」、別名「莱朱ライシュ」

𤳴(田可)

田5+15=総画数20 U+24CF4
音読: ライ
◆未詳

𤴐(田回田)雷𩄣靁𩇓䨓𩂩𤴑𤴌

田5+27=総画数32 U+24D10
音読: ライ[漢呉]
訓読: かみなり、いかずち
◆雲の内部や雲と地表の間に発生する放電現象、それに伴う音や光 {雷}
◆大地や大気を激しく揺るがすような大きな音、またそのような音のするもの

(白)

白5+5=総画数10 U+3FDF
音読: キョウ[漢呉],ハク[漢],ビャク[呉]
◆白い、白色、同「白」

(百)

白5+7=総画数12 U+7695
音読: ヒ[漢呉],ヒョク[漢],ヒキ[呉]
◆二百、「二百」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと) {数字}

(目)

目5+5=総画数10 U+4020
音読: ク[漢呉]
◆目を忙(せわ)しく右に左に動かす、目をきょろきょろさせる、同「眗」「瞿」

𥍤(矛)矛𢦧𥍥𥎠𢦵𢧟𨥨𨦜

矛5+5=総画数10 U+25364
音読: ボウ[漢],ム[呉]
訓読: ほこ
◆筒状の鞘(さや)を付け柄(え)を取り付けられるようにした両刃の剣(つるぎ)、同「鉾」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}
◆またそれを長柄の先に付けた槍状の武器

(石)

石5+5=総画数10 U+7833
音読: ラク
◆石がぶつかり合う音

(示)

示5+5=総画数10 U+7958
音読: サン[漢呉]
◆計算する、同「算」
◆算サン(数を数えるための竹の棒)を示し公平・正確なものであることを見せる、「算」参照

𥝉(禺)𥝂

禸5+13=総画数18 U+25749
音読: カ,ガ
◆未詳

(禾)𥤀

禾5+5=総画数10 U+79DD
音読: レキ[漢],リャク[呉]
◆作物が生長に適した間隔で(間を開けて)植えられているさま

𥡝(秉)

禾5+11=総画数16 U+2585D
音読: ケン
◆同「兼」
◆同「謙」

(立)並𠀤

立5+5=総画数10 U+7ADD
音読: ヘイ[漢],ビョウ[呉]
訓読: なら・ぶ、な・み
◆二つの同じものが隣り合って同じ方向を向く、また同じ方向を向いて立つ
◆~と同様に、~と同時に
◆皆と同じ、程度が普通

𥪼(竒)

立5+13=総画数18 U+25ABC
音読: キ
◆まっすぐに立つ

(竞)竸竞𥪰𧡟

立5+15=総画数20 U+7AF6
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉],キョウ[慣]
訓読: きそ・う、せ・る
◆互いに勝負(かちまけ)や優劣を争い合う、張り合う
◆強い、しっかりとしている、曲がったり歪(ゆが)んだり挫(くじ)けたりすることがない「【春秋左傳正義:卷十一:僖公七年】七年春…心則不競何憚於病(《注》競强也憚難也)」

𥫋(出立)

立5+15=総画数20 U+25ACB
音読: 未詳
◆未詳

(竟)競竞𥪰𧡟

立5+17=総画数22 U+7AF8
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉],キョウ[慣]
訓読: きそ・う、せ・る
◆互いに勝負(かちまけ)や優劣を争い合う、張り合う
◆強い、しっかりとしている、曲がったり歪(ゆが)んだり挫(くじ)けたりすることがない「【春秋左傳正義:卷十一:僖公七年】七年春…心則不競何憚於病(《注》競强也憚難也)」

(𠂉亅)

竹6+0=総画数6 U+7AF9
音読: チク[漢呉],シツ[唐]
訓読: たけ
◆タケ(竹)、イネ科タケ亜科のうち稈カン(内部が空洞になっている茎)が木質化し隆起した節(ふし)のある多年生常緑木本
◆(竹製の)笛
◆「竹簡チクカン」、書簡ショカン、書物、古く竹を細長く割り、内側を平らに削って文章を記した
◆[日]たけ、たけかんむり、部首名

𥫠(𠂉亅十)

竹6+3=総画数9 U+25AE0
音読: 未詳
◆未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:簊】居其切竹名𥫠同上」

(𠂉亅匕)𦊁

竹6+4=総画数10 U+7B13
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
◆エビ(海老)を獲(と)るための竹を筒状に編んだ道具、一旦入ると出られないようにしたもの
◆竹製の歯の目が細かい櫛(くし)、同「篦」

𥫲(𠂉亅十)

竹6+4=総画数10 U+25AF2
音読: キョウ,コウ
◆未詳「【正字通:未集上:竹部:𥫲】俗字舊註音况覓魚具泥」「【康熙字典:未集上:竹部:𥫲】《字彙》虛放切音况覓魚具」

𥬈(𠂉亅人)

竹6+4=総画数10 U+25B08
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:竹部:𥬈】門管切音滿義闕」

(𠂉亅干)

竹6+6=総画数12 U+7B53
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
訓読: こうがい
◆髪に刺して整えた髪や冠などを固定するための道具、それに飾りを付けたものが簪(かんざし) {服飾(髪飾)}
◆女子の成年、古く女子が十五歳になると髪を結い笄(こうがい)を刺したことから
◆[日]日本刀の鞘(さや)に差し込む短い箆(へら)状の道具、身嗜(みだしな)みを整えるためのものという

(𠂉亅木)

竹6+8=総画数14 U+7B96
音読: リン[漢呉]
◆「箖箊リンオ」、竹名、葉は薄く幅広で、筍(たけのこ)は食べられるという「【筍譜:二之出:箖箊筍】左思吳都賦曰竹則篔簹箖箊今詳其筍可食(「篔簹ウントウ」も竹名)

𥳱(𠂉亅先)

竹6+12=総画数18 U+25CF1
音読: シン
◆竹製の簀子や莚などの敷物

𥸌(𠂉亅隻)

竹6+20=総画数26 U+25E0C
音読: 未詳
◆未詳

𥹫(米)

米6+6=総画数12 U+25E6B
音読: ベイ,マイ
◆未詳

(糸)丝𢇁

糸6+6=総画数12 U+7D72
音読: シ[漢呉]
訓読: いと
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維(「忽コツ」という)十本を縒(よ)ったもの、五本を縒ったものが「糸」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆綿などの繊維を縒ったもの、同「糸」
◆生糸、絹糸
◆細い、細く長い、細く長く繋(つな)がる、同「糸」
◆弦楽器、またその弦、同「糸」
◆数の単位、重量の単位、1毫(毛)=10糸(絲)、1糸(絲)=10忽=10-4 {数字} {各種単位}

𦏇(羑)

羊6+12=総画数18 U+263C7
音読: ユウ[漢],ユ[呉]
◆川名「【廣韻:上聲:有第四十四:酉:𦏇】水名(「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:湵】余九切水也」「【龍龕手鑑:卷一:羊部第三十二:{⿰(⿱𦍌欠)(⿱𦍌欠)}】音酉水名」がある)

(习)羽𦏲

羽6+0=総画数6 U+7FBD
音読: ウ[漢呉]
訓読: は、はね
◆鳥の体や翼を覆(おお)う毛状のもの、また飛ぶことができる昆虫の翼状の部分
◆鳥、また鳥を数える語、「羽族ウゾク(鳥属、鳥類)」
◆羽(はね)を飾り付けたもの、「羽扇ウセン(羽飾りのついた扇)」「羽舞ウブ(羽飾りのついた舞具を持った舞)」
◆古代五音ゴイン(宮・商・角・徴・羽)の一つ {音楽(音階)}
◆[日]はね、部首名

(𠃍丿丿)羽𦏲

羽6+0=総画数6 U+FA1E
音読: ウ[漢呉]
訓読: は、はね
◆鳥の体や翼を覆(おお)う毛状のもの、また飛ぶことができる昆虫の翼状の部分
◆鳥、また鳥を数える語、「羽族ウゾク(鳥属、鳥類)」
◆羽(はね)を飾り付けたもの、「羽扇ウセン(羽飾りのついた扇)」「羽舞ウブ(羽飾りのついた舞具を持った舞)」
◆古代五音ゴイン(宮・商・角・徴・羽)の一つ {音楽(音階)}

𦏲(𠃍丿丿丿)羽羽

羽6+2=総画数8 U+263F2
音読: ウ[漢呉]
訓読: は、はね
◆鳥の体や翼を覆(おお)う毛状のもの、また飛ぶことができる昆虫の翼状の部分
◆鳥、また鳥を数える語、「羽族ウゾク(鳥属、鳥類)」
◆羽(はね)を飾り付けたもの、「羽扇ウセン(羽飾りのついた扇)」「羽舞ウブ(羽飾りのついた舞具を持った舞)」
◆古代五音ゴイン(宮・商・角・徴・羽)の一つ {音楽(音階)}

羿(𠃍丿丿十)𦐧𢏖𢏗𢏘

羽6+3=総画数9 U+7FBF
音読: ゲイ[漢],ゲ[呉]
◆唐代の神話上の人物、別名「大羿タイゲイ」、弓の名手とされ、帝夋テイシュンの十人の子が順に太陽となり地を照らしていたが、いつしか十人が一度に地を照すようになって激しい日照りが続いたため、九個の太陽を弓で射落としたといわれる、妻は嫦娥ジョウガ(大変美しく聡明な神話上の女性で、月に住んでいたが地上に降りて大羿の妻となった、後に不老不死の薬を盗んで飲み月に逃げたという)
◆ 夏代の有𥨪ユウキュウ国の国主、別名「后羿コウゲイ」「夷羿イゲイ」、後に家臣の寒浞カンサクに討たれたという、一説では弟子の逄蒙ホウボウに討たれたともいう

𦐱(彐习)戮𡭁𡠢𣩍𠝧𦞋𦐟𢑕

羽6+6=総画数12 U+26431
音読: リク[漢],ロク[呉]
◆残忍な方法で人を殺す、「殺戮サツクリ」、同「勠」
◆死刑にする
◆殺して死体を晒す、辱(はずかし)める
◆多くの力を一つに合わせる、力を一か所に集中する、同「勠」

𦐧(习干)羿𢏖𢏗𢏘

羽6+6=総画数12 U+26427
音読: ゲイ[漢],ゲ[呉]
◆唐代の神話上の人物、別名「大羿タイゲイ」、弓の名手とされ、帝夋テイシュンの十人の子が順に太陽となり地を照らしていたが、いつしか十人が一度に地を照すようになって激しい日照りが続いたため、九個の太陽を弓で射落としたといわれる、妻は嫦娥ジョウガ(大変美しく聡明な神話上の女性で、月に住んでいたが地上に降りて大羿の妻となった、後に不老不死の薬を盗んで飲み月に逃げたという)
◆ 夏代の有𥨪ユウキュウ国の国主、別名「后羿コウゲイ」「夷羿イゲイ」、後に家臣の寒浞カンサクに討たれたという、一説では弟子の逄蒙ホウボウに討たれたともいう

𦑾(习𣄼)

羽6+10=総画数16 U+2647E
音読: リュウ,ル
◆未詳「【字彙補:未集:羽部:𦑾】力求切音流小飛也」

(老)

老6+6=総画数12 U+439C
音読: コン
◆老齢(七十~九十歳程)の、またその年齢の人、同「耄」

(耳)

耳6+6=総画数12 U+8051
音読: チョウ[漢呉]
◆落ち着くさま
◆耳朶(みみたぶ)、耳が垂れているさま、(耳朶のように)垂れるさま、同「𦔮」
◆未詳「【集韻:卷十:入聲下:麥第二十一:𦗑聑】耳竪皃」

𦘨(聿勿)

聿6+14=総画数20 U+26628
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:聿部:𦘨】談薈古肆字」

(至)

至6+6=総画数12 U+81F8
音読: シ[漢呉]
◆至(いた)る、到(いた)る

𦧚(舌)

舌6+6=総画数12 U+269DA
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:舌部第三十六:𦧚{⿰舌占}】二俗音沾」「【字彙補:未集:舌部:𦧚】照尖切音占見篇韻」

(屮)

艸6+0=総画数6 U+8278
音読: ソウ[漢呉]
◆草
◆草木が芽生えるさま
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名

(十)

艸3+0=総画数3 U+8279
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名、「艸」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形

𦫹(屮十)友㕛𠬺𦐮𦐯

艸6+2=総画数8 U+26AF9
音読: ユウ[漢],ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人

𦫷(十乚)𦫶芁𦱭

艸3+2=総画数5 U+26AF7
音読: キュウ[漢],ク[呉]
◆「秦𦫷・秦艽シンキュウ」、オオバリンドウ(大葉竜胆)、リンドウ科リンドウ属の草 {オオバリンドウ}

𦬇(十十)茻𦬠

艸3+3=総画数6 U+26B07
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」

𦬧(屮十)

艸6+4=総画数10 U+26B27
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:申集上:艸部:𦬧】《玉篇》古文友字註詳又部二畫《集韻》古文作𦫹」「【中華大字典:艸部:𦬧】古友字見[康煕字典引玉篇][按玉篇又部下無古文祇集韻有韻友下古文作𦫹…不知其据何本添入]」

(十人)

艸3+4=総画数7 U+82C1
音読: ①ソウ[漢],ス[呉]②ショウ[漢],ジュウ,ジュ[呉]③ショウ[漢],シュ[呉]

◆「葑苁ホウソウ」、草名、未詳「【古今圖書集成:博物彙編:草木典:第一百六十卷】須薞蕪(…《疏》…郭註上葑蓯云未詳註此云薞蕪似羊蹄葉細味酢可食則郭意以毛云葑須者謂此薞蕪也…則葑也須也*1蕪菁也蔓菁也*2薞蕪也蕘也芥也七者一物也)(「*1蕪菁ブセイ」「蔓菁マンセイ」はカブ(蕪、アブラナ科アブラナ属の草)、「*2薞蕪ソンブ」はスイバ(酸葉、タデ科ギシギシ属の草))

◆「苁蓉ジュヨウ」、ハマウツボ科の寄生性植物の総称
◆「肉蓯蓉ニクジュヨウ」、ホンオニク(本御肉)、ハマウツボ科ホンオニク属の寄生性植物、生薬として用いられる {ホンオニク}
◆「草苁蓉ソウジュヨウ」、オニク(御肉)、ハマウツボ科オニク属の寄生性植物 {オニク}

◆「𧘂苁ショウショウ」、互いに入り込むさま「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳第五十七】…騷擾𧘂蓯其相紛挐兮…」

(十匕)

艸3+4=総画数7 U+8298
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
◆「芘苤ヒフ」、ゼニアオイ(銭葵、アオイ科ゼニアオイ属の草)、またその近縁種 {ゼニアオイ}
◆草木に覆われて日光が遮られた所、日陰(ひかげ)、同「庇」
◆「芘蠃ヒラ」、巻貝の名、紫色をしているという「【山海經:南山經】又東四百里曰洵(一作旬)山…洵水出焉(音詢)而南流注于閼之澤(音遏)其中多芘蠃(紫色螺也)」

𦬠(十十)茻𦬇

艸3+4=総画数7 U+26B20
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」

𦬥(十丩)𦭺

艸3+4=総画数7 U+26B25
音読: キュウ[漢呉]
◆草が互いに絡み縺れ合うさま

𦮁(十乚十)

艸3+5=総画数8 U+26B81
音読: キョウ,ギョウ
◆草が互いに縺れ合うさま、同「𦬥」

(十幺)兹𦱳茊

艸3+6=総画数9 U+8332
音読: シ[漢],ジ[呉]
訓読: ここ
◆草木が盛んに茂る、また育つ、同「滋」
◆増々ますます、益々(ますます)、同「滋」
◆ここ、此の、此れ、此処に
◆藁などを編んで作った一人用の敷物
注解:「玆」

𦭲(十弓)

艸3+6=総画数9 U+26B72
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆繭(まゆ)から糸口を引き出し糸を繰(く)る

𦭳(十习)

艸3+6=総画数9 U+26B73
音読: ウ
◆草名

(十丿干)𦰝

艸3+8=総画数11 U+8353
音読: ヘイ[漢],ビョウ[呉]
◆ネジアヤメ(捩菖蒲)、別名「茘草レイソウ」「馬帚バシュウ」、アヤメ科アヤメ属の草 {ネジアヤメ}

(十月)

艸3+8=総画数11 U+8420
音読: モウ[漢],ミョウ[呉],ボウ,ホウ[呉]
訓読: も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す
◆姓用字「【中華字海:艹部:萠】音攀〗姓」
◆[日]同「萌」

(十木)

艸3+8=総画数11 U+83FB
音読: リン[漢呉]
◆ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)の類 {ヨモギ}
◆「拂菻フツリン」、東ローマ帝国(別称ビザンツ帝国、凡そギリシア以東、最盛期にはトルコ・シリア・エジプトなど地中海東部沿岸一帯を支配した)を指すといわれる、ただ「【北史:卷三十八:列傳第二十六】…發自燉煌至于西海…北道從伊吾經蒲類海鐵勒部突厥可汗庭度北流河水至拂菻國達于西海…」とある、「燉煌・敦煌トンコウ」「蒲類海(バルクル湖)」「鐵勒テツロク」「突厥トッケツ」「可汗カカン(可汗庭は首都)」は、いずれも6~7世紀にかけて現モンゴル西部・カザフスタン南部・中国新疆ウイグル自治区・キルギス・タジキスタン一帯の遊牧民族の名で、「拂菻」は「西海(カスピ海か?)」以東ということになる、東ローマ帝国の支配は最盛期でも黒海南部までであった

𦱚(十云)

艸3+8=総画数11 U+26C5A
音読: ウン[漢呉]
◆田畑の雑草を取り除く、同「耘」
◆「𦱚香ウンコウ」、ヘンルーダwijnruit、ミカン科ヘンルーダ属の草 {ヘンルーダ}
◆「𦱚臺ウンタイ」、書庫、「芸香」に書物を食い荒らす虫を寄せ付けない効果があることから
◆「𦱚薹・蕓薹・蒷薹ウンタイ」、ブラッシカ・ラパBrassica rapa、アブラナ科アブラナ属の草、変種にアブラナ(油菜)・カブ(蕪・蕪菁)・ハクサイ(白菜)などがある
◆同「芸」

𦱍(十𣎳)麻蔴𦲬

艸3+8=総画数11 U+26C4D
音読: バ[漢],メ[呉],マ[唐]
訓読: あさ
◆アサ(麻)、アサ科の草 {アサ}
◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る {ゴマ}
◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…(「翰林カンリン」は「翰林院」「翰林学士院」の略、唐代に創設された役所で詔勅の起草を管掌した)

𦲌(十火)

艸3+8=総画数11 U+26C8C
音読: 未詳
◆未詳

𦲬(屮𣎳)麻蔴𦱍

艸6+8=総画数14 U+26CAC
音読: バ[漢],メ[呉],マ[唐]
訓読: あさ
◆アサ(麻)、アサ科の草 {アサ}
◆「苧麻チョマ」「亜麻アマ」「大麻タイマ」など繊維を採(と)る植物の総称
◆「胡麻ゴマ」、ゴマ科の草、種を搾り油を採る {ゴマ}
◆痺(しび)れる、感覚が鈍くなる、或いはなくなる、「麻痺マヒ」
◆天子の綸旨リンジ、詔書ショウショ、唐代(618年~907年)に詔書・勅書に麻で漉(す)いた紙が用いられたことから「【康熙字典:亥集下:麻部:麻】…朝廷綸命曰麻《翰林志》唐中書用黃白二麻爲綸命其後翰林專掌白麻中書獨用黃麻…(「翰林カンリン」は「翰林院」「翰林学士院」の略、唐代に創設された役所で詔勅の起草を管掌した)

𦲔(十支)

艸3+8=総画数11 U+26C94
音読: 未詳
◆未詳

(十禾)

艸3+10=総画数13 U+4509
音読: レキ[漢],リャク[呉]
◆草木が疎(まば)らに生えているさま

(十瓜)

艸3+10=総画数13 U+84CF
音読: ラ[漢呉]
◆草本植物の果実、木本モクホンの果実は「果」

(十示)

艸3+10=総画数13 U+849C
音読: サン[漢呉]
訓読: ひる
◆ニンニク(大蒜)・ラッキョウ(薤・辣韮、漢名「小蒜」)・ノビル(野蒜、ヒガンバナ科ネギ属の草、漢名「小根蒜」)などのヒガンバナ科ネギ属の辛みや刺激性の匂(にお)いがする草の総称 {ニンニク}{ラッキョウ}{ノビル}

(十弓丿丿)

艸3+10=総画数13 U+84BB
音読: ジャク[漢],ニャク[呉]
◆若々しく柔らかいガマ(蒲、ガマ科の草)、またその根茎の白く柔らかい部分 {ガマ}
◆柔らかいガマの葉や茎を編んだ筵(むしろ)
◆「蒟蒻クジャク」、コンニャク(蒟蒻)、サトイモ科コンニャク属の草 {コンニャク}

(十朿)

艸3+12=総画数15 U+8540
音読: キョク[漢],コク[呉]
◆「蕀蒬キョクエン」、イトヒメハギ(糸姫萩)、ヒメハギ科ヒメハギ属の草、別名「葽繞ヨウジョウ」「遠志オンジ」 {イトヒメハギ}
◆「顚蕀(テンキョク)」、クサスギカズラ(草杉蔓)、キジカクシ科クサスギカズラ属の草、またその根から作られる生薬の名、別名「天門冬テンモンドウ」 {クサスギカズラ}

(十糸)

艸3+12=総画数15 U+856C
音読: シ[漢呉]
◆「菟蕬・菟絲トシ」、ハマネナシカズラ(浜根無葛)、ネナシカズラ科の蔓性の草、別名「菟蘆トロ」「菟縷トロウ」「蓎蒙トウモウ」「赤網セキモウ」 {ハマネナシカズラ}
◆水草名、未詳「【御定淵鑑類函:卷一百九十一:樂部八:鐘三】化蛟 鬭龍(…蕬草者江南水草也葉如薤…)」

𦺷(十先)

艸3+12=総画数15 U+26EB7
音読: シン
◆草名
◆草が盛んに生い茂るさま

𦻙(十耳)

艸3+12=総画数15 U+26ED9
音読: 未詳
◆未詳

𦼂(十全)

艸3+12=総画数15 U+26F02
音読: 未詳
◆未詳

𦼎(十舟)

艸3+12=総画数15 U+26F0E
音読: タン,トン
◆草が長く伸びているさま

𦿑(屮日屮)𦽱𧂥

艸6+14=総画数20 U+26FD1
音読: ソウ[漢呉]
◆叢(くさむら)で覆(おお)い他人の目に触れないように隠(かく)す
◆莚エン(むしろ)を敷いて死者を載せ、上から莚で覆い隠す、葬(ほうむ)る、同「葬」「【說文解字注:茻部:葬】臧也(…)从死在茻中一其中所㠯荐之(荐各本作薦今正荐艸席也…)易曰古者葬厚衣之以薪(此引易𣪠辭說從死在茻中之意也上古厚衣以薪故其字上下皆艸)」

𧀃(十来)

艸3+14=総画数17 U+27003
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𧀃】俗音{⿱艹𣗥}」「【字彙補:申集:艸部:𧀃】同蕀」

𧂥(屮帛)𦽱𦿑

艸6+16=総画数22 U+270A5
音読: ソウ[漢呉]
◆叢(くさむら)で覆(おお)い他人の目に触れないように隠(かく)す
◆莚エン(むしろ)を敷いて死者を載せ、上から莚で覆い隠す、葬(ほうむ)る、同「葬」「【說文解字注:茻部:葬】臧也(…)从死在茻中一其中所㠯荐之(荐各本作薦今正荐艸席也…)易曰古者葬厚衣之以薪(此引易𣪠辭說從死在茻中之意也上古厚衣以薪故其字上下皆艸)」

𧄠(十枼)𧅟

艸3+18=総画数21 U+27120
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:申集:艸部:𧅟】直夾切音著花尖開也」「【康熙字典:申集上:艸部:𧄠】《直音》直夾切音協花突開亦作{⿱艹(⿰𣏏𣏏)}」

𧅟(芸木)𧄠

艸3+20=総画数23 U+2715F
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:申集:艸部:𧅟】直夾切音著花尖開也」「【康熙字典:申集上:艸部:𧄠】《直音》直夾切音協花突開亦作{⿱艹(⿰𣏏𣏏)}」

(虎)

虍6+10=総画数16 U+8664
音読: ガン,ゲン
◆トラ(虎)が怒る、またそのさま

(虫)

虫6+6=総画数12 U+45B5
音読: コン[漢呉]
◆昆虫の総称、貝類・爬虫類なども含む(小)動物の総称、同「蟲」「虫」

𦣦(臣)臦𦣩

臣7+7=総画数14 U+268E6
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆(二人の家臣の考えや行動が)食い違う、互いに背(そむ)きあう

(見)

見7+7=総画数14 U+899E
音読: ヨウ[漢呉]
◆隅々まで見渡す、同「𧡷」
◆二人が互いに見合う

(言)𧮣

言7+7=総画数14 U+8AA9
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉],キョウ[漢],ゴウ[呉]
◆意見を戦わせる、言い争う

𧫘(言儿)𧫙𨐼

言7+11=総画数18 U+27AD8
音読: ケイ,ギョウ
◆自らの意見を強く言い張り、相手の主張を退けようとする、互いに自分の主張を言い合う、言い争う、同「競」「【玉篇:卷九:言部第九十:𧫙】渠竟切强争也逐也古文競」「【字彙補:酉集:辛部:𨐼】與競同字㝈二言為競」「【正字通:酉集上:言部:𧫘】同誩説文誩𧫘𠀤渠慶切誩競言也从二言讀若競𧫘彊語也一曰逐也…」

𧮣(貝言)

言7+21=総画数28 U+27BA3
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉],キョウ[漢],ゴウ[呉]
◆意見を戦わせる、言い争う

𧮦(𧨟)

言7+21=総画数28 U+27BA6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧮦】力曷切音剌見集韻(但し【集韻】には見当たらなかった)

(豕)

豕7+7=総画数14 U+8C69
音読: ヒン[漢呉]
◆二頭の豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)
◆豕が乱れ群れる

𧲟(豕示虫)

豕7+29=総画数36 U+27C9F
音読: コン
◆同じところに集まる、群れる、群れ集まる、同「昆」

(貝)

貝7+7=総画数14 U+8CCF
音読: エイ[漢],ヨウ[呉]
◆首飾り、貝を連(つら)ねた首飾り

(赤)𡎓𧹘

赤7+7=総画数14 U+8D6B
音読: カク[漢],キャク[呉]
◆火が赤々と燃えるさま、真っ赤なさま、同「焃」「奭」
◆明るい、明白な
◆勢いがあるさま、盛んなさま、同「奭」
◆顔を真っ赤にして怒(いか)るさま、同「嚇」

(足)

足7+7=総画数14 U+8E00
音読: ショク,ソク
◆「䠎踀アクサク」、小股(こまた)でせかせかと歩くさま、忙(せわ)しないさま、同「齷齪」「【李太白集注:卷二十一:鸚鵡洲】…以摧妖氛握齱(繆本作䠎踀)…(…津南史清妖氛扵灨石滅沴氣扵雩都史記酈生傳皆握齱好苛禮應劭曰握齱急促之貌韋昭曰握齱小節也…」
◆両足をぴたりと揃(そろ)える「【龍龕手鑑:卷四:足部第十二:踀】七玉反絆足也」「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:𪘏踀䇍】齊謹也」

(車)

車7+7=総画数14 U+485B
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:酉集補遺:車部:䡛】《篇海類編》夷益切音亦車也」「【漢語大字典:車部:䡛】"𨋙"的讹字。《改併四聲篇海·車部》引《川篇》:"䡛、羊刃切。車也。"按:《廣韻》《集韻》《龍龕手鑑》等均作"𨋙"、作"䡛"误。」

(辛)

辛7+7=総画数14 U+8FA1
音読: ヘン[漢],ベン[呉]
◆罪人同士が互いに言い争う「【周易象辭:卷八:六二剥牀以辨蔑貞凶】…辡辡本二人相訟其辭支離…」

𨐼(㖖)𧫘𧫙

辛7+13=総画数20 U+2843C
音読: ケイ,ギョウ
◆自らの意見を強く言い張り、相手の主張を退けようとする、互いに自分の主張を言い合う、言い争う、同「競」「【玉篇:卷九:言部第九十:𧫙】渠竟切强争也逐也古文競」「【字彙補:酉集:辛部:𨐼】與競同字㝈二言為競」「【正字通:酉集上:言部:𧫘】同誩説文誩𧫘𠀤渠慶切誩競言也从二言讀若競𧫘彊語也一曰逐也…」

𨑀(辜)

辛7+17=総画数24 U+28440
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:酉集:辛部:𨑀】與辜同」

(邑)巷䢽𨛜𨞔𨞠𨙵𨜕

邑7+7=総画数14 U+48C8
音読: コウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: ちまた
◆市街・町村内の道、「街巷ガイコウ」「里巷リコウ」
◆その両側に並ぶ家、家が建ち並んでいるところ、町(まち)
◆[日]世間セケン、世の中

𨤶(重)

里7+11=総画数18 U+28936
音読: 未詳
◆未詳

(金)

金8+8=総画数16 U+9342
音読: ヘン
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器

𨲍(長)

長8+8=総画数16 U+28C8D
音読: 未詳
◆未詳

𨸙(阝)

阜3+3=総画数6 U+28E19
音読: ユウ,ウ
◆未詳

𨽼(隶)㣈𠮇𠭾

隶8+8=総画数16 U+28F7C
音読: シ[漢呉]
◆タヌキ(狸)や豕(いのこ、豚やイノシシ(猪))などの類、またその声
◆ネズミ(鼠)の名

(隹)

隹8+8=総画数16 U+96D4
音読: シュウ[漢],ジュ[呉]
◆一対ツイの鳥、番(つがい)の鳥
◆対ツイ、対になる、対をなす

(隻)雙㕠𩀝双

隹8+12=総画数20 U+4A07
音読: ソウ[漢呉]
訓読: ふた
◆対ツイ、二つで一組になるものまたそれが並んでいるさま
◆対になるもの(対になって用をなすもの)を数える語

𩈳(面)

面9+9=総画数18 U+29233
音読: ベン,メン
◆物事に溺(おぼ)れる、節度を忘れて物事に熱中する、同「湎」「【龍龕手鑑:卷三:面部第二:𩈳䤄媔】三俗通湎今彌兗反酖面也」

(音)

音9+9=総画数18 U+4AAD
音読: ゲン,ゴン
◆楽器「【字彙補:戌集:音部:䪭】五犬切音阮樂器見貫珠集」

𩔊(頁)

頁9+9=総画数18 U+2950A
音読: セン[漢],ゼン[呉]
◆必要な物を選び揃える、同「撰」「僎」

(風)

風9+9=総画数18 U+4B15
音読: コウ
◆風が吹き乱れるさま、またその音「【康熙字典:戌集下:風部:䬕】亂風」

𩠬(首)

首9+9=総画数18 U+2982C
音読: シュウ[漢],シュ[呉]
◆初産(ショサン、ういざん)の子、最初に生まれた子

𩡐(香)𩡌

香9+9=総画数18 U+29850
音読: キョウ,コウ
◆濃厚な香り

𩡢(香丶丶)

香9+13=総画数22 U+29862
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:香部:𩡠】火良切音香見篇韻𩡢同上」「【中華字海:灬部:𩡢】同"香"」

(馬)

馬10+10=総画数20 U+9A33
音読: トク,ドク
◆ウマ(馬)が駈(か)ける、二頭のウマ(馬)が並んで駈ける

𩪆(骨)體骵軆𨉦躰

骨10+10=総画数20 U+29A86
音読: テイ[漢],タイ[呉]
訓読: からだ
◆頭から足の先までの全身、ものの全部、ものの主要な部分、またその姿形や様子、「身體・身体シンタイ(体、肉体)」「本體・本体ホンタイ(ものの本当の姿、ものの中心的部分)」
◆ものを構成する部分、個々の部分の形や配置・位置関係、個々の部分が組み合わさって出来上がった全体の形や様子、形式、「四體・四体シタイ(両手足)」「合體・合体ガッタイ(個々の部分が纏まり一つになること)」「體裁・体裁テイサイ(ものの外観・様子)」

𩱇(鬲)

鬲10+10=総画数20 U+29C47
音読: レキ,リャク
◆滓(かす)を取り除く

(魚)

魚11+11=総画数22 U+4C86
音読: ソ,セン
◆未詳「【字彙補:亥集:魚部:䲆】蘇仙二音見篇韻」

𪅝(鳥)

鳥11+11=総画数22 U+2A15D
音読: チョウ
◆未詳

𪐐(黍)

黍12+12=総画数24 U+2A410
音読: 未詳
◆未詳

𪙹(齒)

齒15+15=総画数30 U+2A679
音読: シ
◆歯

(龍)

龍16+16=総画数32 U+9F96
音読: トウ,ドウ
◆二匹の龍
◆龍が空を飛ぶさま、同「龘」


同じ形の字が縦に二つ繰り返されてできる漢字

𠀘(兀)天兲𠕹𠀡

一1+5=総画数6 U+20018
音読: テン[漢呉]
訓読: あま、あめ
◆軽い陽気が(上に浮き)集まるところ、重い陰気が(下に沈み)集まるところを「地チ」「【說文解字注:土部:地】元气初分輕清陽爲天重濁侌爲地萬物所陳𠛱也…」
◆(「地」に対する語で)上にあるもの、頭上高くに広がっているところ、地を広く覆(おお)っているもの
◆地に存在する万物を創造・采配サイハイするもの
◆自然シゼン、自然界の動きや働き、自然現象、時(とき)、季節、気候、「天が采配するもの」の意
◆(天の命を受けて)人を支配する者

𠃙(九)

乙1+3=総画数4 U+200D9
音読: 未詳
◆未詳

𠃧(飞)

乙1+5=総画数6 U+200E7
音読: 未詳
◆未詳「【中文大辭典:乙部:𠃧】飛之簡字」

(一)

二2+0=総画数2 U+4E8C
音読: ジ[漢],ニ[呉]
訓読: ふた、ふた・つ
◆数の名、(数の)一イチの次の数 {数字}
◆(二つに)分ける、分けて別々にする、対ツイ(二つで一組になるもの)になる
◆[日]に、部首名
注解:「𠄞」

𠄞(一)上丄

二2+0=総画数2 U+2011E
音読: ショウ[漢],ジョウ[呉]
訓読: あ・がる、うえ、うわ、かみ、のぼ・る
◆位置・場所・地位などが高い、高い方にある
◆高い方に移る、昇る、登る
◆順序・時間などが前、前の方にある
◆前の方に移る
◆等級・品質などが高い、優れている
◆殿様、皇帝、君主、民(たみ)の上に立つ人

𠄟(一)下丅𠄠

二2+0=総画数2 U+2011F
音読: カ[漢],ゲ[呉]
訓読: お・りる、くだ・る、さ・がる、した、しも、もと
◆位置・場所・地位などが低い、低い方にある
◆低い方に移る、降(お)りる、落ちる
◆順序・時間などが後(あと)、後の方にある
◆後の方に移る、後(うし)ろの方へ退(しのぞ)く
◆等級・品質などが低い、劣(おと)っている
◆支配・管理されている状態・立場にある、「天下テンカ」「配下ハイカ」
◆他からの影響エイキョウ・指導シドウを受ける立場にいる、「門下モンカ」

𠄠(一)下丅𠄟

二2+0=総画数2 U+20120
音読: カ[漢],ゲ[呉]
訓読: お・りる、くだ・る、さ・がる、した、しも、もと
◆位置・場所・地位などが低い、低い方にある
◆低い方に移る、降(お)りる、落ちる
◆順序・時間などが後(あと)、後の方にある
◆後の方に移る、後(うし)ろの方へ退(しのぞ)く
◆等級・品質などが低い、劣(おと)っている
◆支配・管理されている状態・立場にある、「天下テンカ」「配下ハイカ」
◆他からの影響エイキョウ・指導シドウを受ける立場にいる、「門下モンカ」

(二)四𠁤𠃢𦉭

二2+2=総画数4 U+4E96
音読: シ[漢呉]
訓読: よ、よん、よ・つ
◆数の名、四番目の数 {数字}
◆東西南北・前後左右など周りの全て

(人)

人2+2=総画数4 U+4ECC
音読: ヒョウ
◆凍(こお)る、氷、同「冫」「冰(𣲝)」

𠈌(从)

人2+6=総画数8 U+2020C
音読: グ[漢呉]
◆「騶𠈌・騶虞スウグ」、獣名、姿は虎に似て体は白く黒い紋があり尾が長いという 「騶」参照

𠎳(余)

人2+12=総画数14 U+203B3
音読: ヨ[漢呉]
訓読: あま・す、あま・り
◆我(われ)、自分
◆あま・す、あま・り、同「餘」参照

𠐇(來)棗枣𡗭栆𠂲𢄀𣕿

人2+14=総画数16 U+20407
音読: ソウ[漢呉]
訓読: なつめ
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸𠐇サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから

𠓙(兟)

儿2+22=総画数24 U+204D9
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:儿部:𠓙】香仲切音𧽒義闕」

𠔁(八)別别

八2+2=総画数4 U+20501
音読: ヘツ[漢],ベチ[呉],ベツ[慣]
訓読: わか・れる、わか・つ、わ・ける
◆切って分(わ)ける、分離する、分けて離す、分けたものが繋(つな)がっていない状態にする
◆分かれる、分かれ離れる
◆他と繋がりがない、他とは違う、異なる
◆他(ほか)の~(別の~)、~以外に(~とは別に)、その上に(~とは別に)
◆[俗]~してはならない、~するな

𠔑(分)

八2+6=総画数8 U+20511
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:子集備考:八部:𠔑】《五音篇海》音害」

𠘻(凡)

几2+6=総画数8 U+2063B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:几部:𠘻】文夫切音無義闕」

𠜌(ク冂)㲋𠕗

刀2+8=総画数10 U+2070C
音読: チャク[漢呉]
◆獣名、未詳、姿はウサギ(兎・兔、ウサギ目の哺乳類)に似て脚はシカ(鹿、シカ科の哺乳類)のようで体は青いという、同「㚟」「𤟭」「𣬋」

𠣨(匇)宜冝宐𡧧㝖𡨆𡪀

勹2+8=総画数10 U+208E8
音読: ギ[漢呉]
訓読: よろ・しい、よろ・しく、むべ
◆理リに適(かな)う、適テキする、ちょうど良い、「事宜ジギ(事をするのにちょうど良い頃合い)」
◆むべ、当然な、尤(もっと)もな
◆~するのがよい、~した方がよい

𠣧(勹小)芻刍

勹2+8=総画数10 U+208E7
音読: ス[漢],シュ[呉],スウ[慣]
◆草を刈(か)る、刈り取った草
◆牛馬などの家畜の飼料シリョウとする乾草(ほしくさ)、飼葉(かいば)
注解:「【字彙補:子集:勹部:𠣧】同芻」

(厶)幻𢆱𠄔

厶2+2=総画数4 U+3555
音読: カン[漢],ゲン[呉]
訓読: まぼろし
◆惑(まど)わす、迷わせ誤らせる
◆まぼろし、実体がないのに、あるかのように見えるもの

𠫬(厸)

厶2+6=総画数8 U+20AEC
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:厶部第四十八:𠫬】音幽」「【康熙字典:子集下:厶部:𠫬】《篇海類編》與幽同」

(又)友𠬺𦫹𦐮𦐯

又2+2=総画数4 U+355B
音読: ユウ[漢],ウ[呉]
訓読: とも
◆同じ思いや考えを持つ、またそのような人、「朋」は同じ師の教えを受ける人「【論語注疏:卷一:學而】有朋自逺方來不亦樂乎(…正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友…)」
◆親しく交わる、気心が通じる、またそのような人

(双)

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる

(口)

口3+3=総画数6 U+5415
音読: リョ[漢],ロ[呉]
◆背骨(せぼね)、脊椎セキツイ、椎骨ツイコツが重なるように連なっている様子を象ったもの {人体(胴部)}
◆音楽の十二の階調のうち陰の音律、六音があり「六呂ロクリョ」という、また陽の「六律ロクリツ」と合わせて「十二律呂ジュウニリツリョ」「十二律ジュウニリツ」「律呂リツリョ」「呂律リョリツ(ろれつ)」という {音楽(十二律1)}
◆「大吕タイリョ」、十二律の一つで「黄鐘コウショウ」よりも一律(一音)高い音階

(可)

口3+7=総画数10 U+54E5
音読: カ[漢呉]
◆歌、歌う、同「歌」
◆兄(あに)、同じ親から生まれた男子のうち先に生まれた者、「哥哥カカ(兄)」「大哥タカ(長兄)」
◆年の近い年上の親しい男子を呼ぶ語、兄さん

(吅)

口3+9=総画数12 U+35CA
音読: シュウ[漢呉],ソウ[漢],シュウ[呉],キュウ[漢],ゴウ[呉]
◆大勢の人の「わいわい」「がやがや」とした話し声、騒々しく耳障(みみざわ)りな声
◆古「雷」

(土)

土3+3=総画数6 U+572D
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆君主が執(と)り行う式典の際などに諸侯や重臣が手に持つ細長い五角形(細長い板の先端が山形になった形)をした板状の礼器、諸侯を封ずる際に証(あか)しとして与えたもの、位によって大小や品質が違っていた、同「珪」 {礼器(圭)} {礼器(圭)}
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL {各種単位}
◆「圭臬ケイゲツ」◇水平の板(「圭」という)と垂直に立てた柱(「臬」「表」という)を組み合わせ、その柱の影の長さ(角度)や方向で緯度・季節・時間を知ることができる、「圭表ケイヒョウ」◇標準、基準

𡔯(吉)喜𠶮𠺇𢐭㐂

士3+9=総画数12 U+2152F
音読: キ[漢],コ[呉]
訓読: よろこ・ぶ
◆悦(よろこ)ぶ、嬉(うれ)しい、またそのような事柄
◆楽しい、心が安らぐ、楽しむ
◆めでたい、またそのような事柄

(夕)夛𡖇𡖈𢑑𡖩𢑰

夕3+3=総画数6 U+591A
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

𡖈(ココ)多夛𡖇𢑑𡖩𢑰

夕3+3=総画数6 U+21588
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

𡖩(彐夕)多夛𡖇𡖈𢑑𢑰

夕3+9=総画数12 U+215A9
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

(大)

大3+3=総画数6 U+3690
音読: 未詳
◆未詳「【古周易訂詁:卷二:第六對】泰䷊否…太字音同泰史籕複篆作㚐葢取天地兩大之義…」「【字彙補:丑集:大部:㚐】同𡘷」

(女)

女3+3=総画数6 U+36A3
音読: コウ[漢],ギョウ[呉],コウ[漢],キョウ[呉]
◆美しいさま、愛らしいさま、同「𤕢」「佼」

𡦪(𡥦)

子3+15=総画数18 U+219AA
音読: 未詳
◆未詳

𡰲(尸)

尸3+3=総画数6 U+21C32
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:寅集備考:尸部:𡰲】《龍龕》音賢」

(山)

山3+3=総画数6 U+5C80
音読: シュツ[漢],スチ[呉],スイ[漢呉]
訓読: で・る、だ・す、い・ず
◆範囲・領域・組織や区切り・境界の内(内側、内部、裏側、こちら側、私的なところ)から外(外側、外部、表側、向こう側、公のところ)に移る、また移す、外から内へ移ることを「入」
◆外に出っ張る
◆一部を除(のぞ)く、外(はず)れる
◆生まれる、産(う)まれる、それまでになかったものが形となって現れる

𡿭(巛)𡿦

巛3+3=総画数6 U+21FED
音読: コン
◆坤コン(ひつじさる)、八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、「坤」を表す「☷(U+2637)」を象ったもの、同「坤」

𢀡(左)

工3+7=総画数10 U+22021
音読: カイ,ケ
◆毀(こぼ)つ、毀(こわ)れる「【字彙補:寅集:工部:𢀡】許規切音灰毀也見韻經」

𢑰(コ工彐)多夛𡖇𡖈𢑑𡖩

工3+13=総画数16 U+22470
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

𢀵(己)

己3+3=総画数6 U+22035
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:己部:𢀵】呼敢切音見篇韻雜部」「【康熙字典:寅集備考:己部:𢀵】《海篇》音旱」

𢁝(巾)

巾3+3=総画数6 U+2205D
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:巾部:𢁝】除昌切音長義闕」

𢄀(一冖巾)棗枣𡗭栆𠂲𠐇𣕿

巾3+9=総画数12 U+22100
音読: ソウ[漢呉]
訓読: なつめ
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸𢄀サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから

𢇕(幽)

幺3+15=総画数18 U+221D5
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:幺部:𢇕】疑同"齒"…按:一説同"幽"」

𢌽(卅)

廾3+5=総画数8 U+2233D
音読: 未詳
◆未詳

𢎙(𢎘)

弓2+2=総画数4 U+22399
音読: ケン,ゲン
◆草木の花が盛(さか)んなさま

𢑑(彐)多夛𡖇𡖈𡖩𢑰

彑3+3=総画数6 U+22451
音読: タ[漢呉]
訓読: おお・い
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される

𢑽(彐不不)𨙻𨚉𨚗

彑3+19=総画数22 U+2247D
音読: ダ,ナ
◆地名、未詳、同「那」「【說文解字:邑部:𨙻】西夷國从邑冄聲安定有朝𨙻縣諾何切」

(戈)戋㦮

戈4+4=総画数8 U+6214
音読: セン[漢呉],サン[漢],ザン[呉]
◆少ないさま、僅(わず)かなさま、小さいさま、「戔戔センセン」

𢨳(户)

戸4+4=総画数8 U+22A33
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:卯集:戶部:𢨳】因吉切音抑見金鏡」「【康熙字典:卯集備考:戶部:𢨳】《川篇》音抑」

(日)𣅊𣆫

日4+4=総画数8 U+660C
音読: ショウ[漢呉]
◆明るい、明るく輝く
◆明るく盛んなさま、栄えるさま
◆「昌言ショウゲン」、的(まと)を得た言葉、理リに適(かな)った言葉、立派な言葉

𣊧(明)

日4+12=総画数16 U+232A7
音読: ロウ
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朗」

𣊭(昍)

日4+12=総画数16 U+232AD
音読: 未詳
◆未詳

(朋)𣊧

月4+12=総画数16 U+6724
音読: ロウ
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朗」

(朿)枣𡗭栆𠂲𠐇𢄀𣕿

木4+8=総画数12 U+68D7
音読: ソウ[漢呉]
訓読: なつめ
◆ナツメ(棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、またその実 {ナツメ}
◆「酸棗サンソウ」、サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木 {サネブトナツメ}
◆[日]なつめ、抹茶マッチャを入れる容器、容器の形がナツメ(棗)の実に似ていることから

𣡍(棘)

木4+20=総画数24 U+2384D
音読: キョク[漢],コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」

𣥕(止)走赱𧺆𣥚㞫

止4+4=総画数8 U+23955
音読: ソウ[漢],ス[呉]
訓読: はし・る
◆片足を地に着け止め、残る片足を前に運んで止める、という動作を左右の足で交互に速く繰り返す、早足(はやあし)で行く、同「趨」、ゆっくり繰り返すことを「歩」
◆逃(に)げる、早足(はやあし)で逃げる

𣫯(毋)𥸨𥻫

毋4+4=総画数8 U+23AEF
音読: ハン,ホン,ボン
◆(指が放射状に伸びる)獣の足、同「番」
◆獣(けもの)の足の裏、同「蹯」

𣬅(比)

比4+4=総画数8 U+23B05
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:辰集下:比部:𣬅】《玉篇》古文比字註見部首」「【漢語大字典:比部:𣬅】"芘"的讹字」「【中華字海:比部:𣬅】"芘(比)"的讹字」

(沝)

水4+12=総画数16 U+3D58
音読: バン,マン
◆水が満ちるさま、水が一面に広がるさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」

(火)

火4+4=総画数8 U+708E
音読: エン[漢呉]
訓読: ほのお
◆ものが燃(も)えて明るく赤く立ち昇る部分、「火」は「ものが燃えた時に発生する光や色や炎や熱など」を総じたもの
◆火が激しく燃え上がる、(炎のように)勢いよく盛んなさま
◆熱い、火で焼かれているかのように熱い
◆熱や激しい痛みなどを伴う病気

(炏)

火4+12=総画数16 U+71DA
音読: イツ
◆火が燃え盛るさま

𤏒(炚)

火4+12=総画数16 U+243D2
音読: 未詳
◆未詳

𤘧(牛)

牛4+4=総画数8 U+24627
音読: ①キ②コウ,ク

◆ウシ(牛)、またウシ(牛)の鳴く声、同「㸵」

◆夔牛キギュウ(想像上の獣名、「夔」参照)の子「【龍龕手鑑:卷一:牛部第十二:𤘧𤘽】音吼夔牛子也」

𤛭(牪)

牛4+12=総画数16 U+246ED
音読: クン,グン
◆未詳

𤰶(申)申𦥔𦦀𤱓𢑚𠭙𣇗𠭜

田5+4=総画数9 U+24C36
音読: シン[漢呉]
訓読: さる、もう・す
◆さる、十二支の九番目、時刻では午後四時を中心とした二時間、方角では西南西、動物ではサル(猿)を当てる {十二支}
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐにする、同「伸」
◆引き締める、しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ、「申命シンメイ(しっかりと命ずる、堅く命ずる)」「【說文解字注:申部:申】…韓子外儲說曰申之束之今本申譌紳申者引長束者約結…」「【釋名:釋天】身也物皆成其身體各申束之使備成也」
◆(特に上位者に対して、身なりを整えて)述べる、説明する

(田)

田5+5=総画数10 U+7555
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆二つの隣り合った田

𤱓(申)申𦥔𤰶𦦀𢑚𠭙𣇗𠭜

田5+5=総画数10 U+24C53
音読: シン[漢呉]
訓読: さる、もう・す
◆さる、十二支の九番目、時刻では午後四時を中心とした二時間、方角では西南西、動物ではサル(猿)を当てる {十二支}
◆伸ばす、折れたり曲がっているものをまっすぐにする、同「伸」
◆引き締める、しっかりと縛(しば)る、固く結ぶ、「申命シンメイ(しっかりと命ずる、堅く命ずる)」「【說文解字注:申部:申】…韓子外儲說曰申之束之今本申譌紳申者引長束者約結…」「【釋名:釋天】身也物皆成其身體各申束之使備成也」
◆(特に上位者に対して、身なりを整えて)述べる、説明する

𥗉(砳)

石5+15=総画数20 U+255C9
音読: ライ[漢呉]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「𥗉落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま

𥤕(禾束)

禾5+19=総画数24 U+25915
音読: 未詳
◆未詳

𥻫(𥸨)𥸨𣫯

米6+10=総画数16 U+25EEB
音読: ハン,ホン,ボン
◆(指が放射状に伸びる)獣の足、同「番」
◆獣(けもの)の足の裏、同「蹯」

𦓔(而)

而6+6=総画数12 U+264D4
音読: ジ,ニ
◆繋(つな)がる「【康熙字典:而部:六:𦓔】《六書統》𦓔連繫也」
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:而部第五十七:𦓔】俗需」「【康熙字典:而部:六:𦓔】與需音義別」

𦦚(臾)

臼6+12=総画数18 U+2699A
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷一:平聲:脂第六:寅𡓵𦦚】東方之辰古作𡓵𦦚」

(勹屮)𠣧刍

艸6+4=総画数10 U+82BB
音読: ス[漢],シュ[呉],スウ[慣]
◆草を刈(か)る、刈り取った草
◆牛馬などの家畜の飼料シリョウとする乾草(ほしくさ)、飼葉(かいば)

(艸)𦬠𦬇

艸3+6=総画数9 U+833B
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」

𧅞(菆)聚𨞮𨛿𦕦𦖏

艸3+19=総画数22 U+2715E
音読: シュ[漢],ズ[呉],シュウ,ジュ[慣]
訓読: あつ・まる、あつ・める
◆多くの人やものが一か所に集まる、また集める
◆大勢が同じところに会カイする、またそのようなところ

𧨟(言)

言7+7=総画数14 U+27A1F
音読: オウ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:言部第三:𧨟】烏合反」

𧮦(誩)

言7+21=総画数28 U+27BA6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧮦】力曷切音剌見集韻(但し【集韻】には見当たらなかった)

𨏖(車戈)車车𠦴

車7+15=総画数22 U+283D6
音読: シャ[漢呉]
訓読: くるま
◆二つの輪リン(車輪)の中心に軸ジク(車軸)を通し、その上に人や物を乗せるための台(車台)を設(しつら)えたもの {乗物(馬車)}
◆輪状・円状のものが軸を中心として回転するもの {乗物(車輪)}

𨰻(鍂)

金8+24=総画数32 U+28C3B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨰻】邦卯切音寳義闕〇又五局切音玉見篇韻」

𩈲(面)

面9+9=総画数18 U+29232
音読: サン
◆憂い苦しんでいる顔付き

𩙡(䬕)

風9+27=総画数36 U+29661
音読: 未詳
◆風

𩡌(香)𩡐

香9+9=総画数18 U+2984C
音読: キョウ,コウ
◆濃厚な香り

𩥋(馬)

馬10+10=総画数20 U+2994B
音読: ゴ,カイ,ガイ
◆未詳「【玉篇:卷二十三:馬部第三百五十七:𩥋】五豆切又合麥反」「【正字通:亥集上:馬部:𩥋】同騳按説文驫俗改作𩧢音義同𩥋卽騳無疑…」「【康熙字典:亥集上:馬部:𩥋】…《篇海》𩥋馳不齊也」

𩺰(魚)

魚11+11=総画数22 U+29EB0
音読: ギョ[漢],ゴ[呉]
◆二匹の魚
◆大きな魚

𪚥(龖)

龍16+48=総画数64 U+2A6A5
音読: ショウ
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、同「讋」「【字彙補:亥集:龍部:𪚥】知孑切音折多言也」


同じ形の字が二つ繰り返されて横に線対称になる漢字

(丩)

丨1+4=総画数5 U+4E31
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆髪を左右に分けて束ね角(つの)のように立てた子どもの髪形、同「卝」

𠂼(丨ココ)

丿1+9=総画数10 U+200BC
音読: テン[漢],デン[呉]
◆扉や戸の鍵(かぎ)、扉や戸を閉めて鍵を掛ける

(丶乚)𡯁

儿2+2=総画数4 U+5C23
音読: オウ[漢呉]
◆体(背や腰や脚など)が曲がっているさま、またそのような人、同「尪」
◆痩(や)せ細っているさま、弱々しいさま、同「尪」

(乚く)𡉵𡊥

儿2+4=総画数6 U+5146
音読: チョウ[漢],ジョウ[呉]
訓読: きざ・す、きざ・し
◆カメ(亀)の甲羅コウラを焼いた時にできる亀裂キレツの形、またその形で吉凶キッキョウを占う、「卜兆ボクチョウ」、同「𠧞」
◆きざ・す、きざ・し、前触(まえぶ)れや気配ケハイ、ことが起こる前に表れる現象
◆一億の一万倍、1兆=1012 {数字}、古くは十億(一億の十倍、「下数」と呼ばれる十進法での数) {数字}
◆数が多いさま、「億兆オクチョウ」「兆民チョウミン(多くの人民)」
◆墓地

𠑹(乚コ)𠒂𠑼𧟣

儿2+4=総画数6 U+20479
音読: コ[漢],ク[呉]
◆周りを囲う、囲って遮(さえぎ)る

𠒂(乚コ)𠑹𠑼𧟣

儿2+5=総画数7 U+20482
音読: コ[漢],ク[呉]
◆周りを囲う、囲って遮(さえぎ)る

𠒧(朿丿)僰𠍷𢣡𤏡

儿2+12=総画数14 U+204A7
音読: ホク[漢],ボク[呉]
◆古地名、四川省南部から雲南省北部(長江の南)一帯の地域、またそこに住む人、また民族
◆西漢代(前202年~8年)に現四川省宜賓市付近にあった県名、「僰道ホクドウ」「【說文解字注:人部:僰】犍爲蠻夷」「【廣韻:入聲:德第二十五:菔:僰】僰道縣在犍爲又丁壯皃亦醜也亦作𧟵…」 {四川省}

𠒹(束丿)

儿2+14=総画数16 U+204B9
音読: 未詳
◆未詳

(丿)

八2+0=総画数2 U+516B
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
訓読: や、やっ・つ、や・つ、よう
◆数の名、八番目の数 {数字}
◆左右に分ける、別れる、反対方向に進んで次第に遠ざかる、同「別」
◆[日]はち、部首名

𠔒(丿E)齒歯齿𣦗𣥫𣦋𠚕𡽔𠚒𦥒𦦂

八2+7=総画数9 U+20512
音読: シ[漢呉]
訓読: は、よわい
◆ものを食べるために噛(か)むための器官、噛(か)み砕くための器官 {人体(頭部)}
◆牛馬の年齢、歯の本数で年齢が分かることによる
◆人の年齢
◆並ぶ、順に従って並ぶ

(匕)

匕2+3=総画数5 U+5317
音読: ホク[漢呉]
訓読: きた
◆東トウ(ひがし、太陽が昇る方角)に向いたときに左の方角、右の方角を「南」
◆背(そむ)ける、背(せ)を向ける、背(そむ)く、同「背」
◆逃(に)げる、「敵に背を見せて走る」の意

(丨一)

卜2+2=総画数4 U+535D
音読: コウ[漢呉]
◆髪を左右に分け二本の角(つの)のように立てて結(ゆ)わえた髪形
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の鉱石、同「磺」「礦」「𥐫」

(卩)戼𩇨𩇧𩇦𤕰𦕔

卩2+3=総画数5 U+536F
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}
◆「卯眼ボウガン」、枘穴(ほぞあな)、二本の木材を繋(つな)ぐ時に一本の端は凹状に作り(「枘穴ほぞあな」という)、もう一本の端は凸状に作って(「枘ほぞ」「筍ジュン」という)これを繋ぎ合わせる、その凹状の部分

(卪)𠨫

卩2+5=総画数7 U+5375
音読: ラン[漢呉]
訓読: たまご
◆母乳で育てない動物が体外に産み出し、それが孵化 (ふか)して子になるもの
◆子を産むための雌また牝の生殖細胞
◆未熟なさま、「殻を破れない」「本来の姿までには成長していない」の意

𡴂(屮)

屮3+3=総画数6 U+21D02
音読: ハン,ヘン
◆引く、手前に引っ張る、引き寄せる、同「攀」「扳」「𠬜」

𢍴(𦣞十)

廾3+14=総画数17 U+22374
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:廾部:𢍴】【漢語大詞典:廾部:𢍴】同"冏"」「【中華字海:廾部:𢍴】同"臩"」

𢏽(弓丿丿)爲為为𤔡𤓸𦥮𨤒

弓3+8=総画数11 U+223FD
音読: イ[漢呉]
訓読: な・す、な・る、ため、たり
◆サル(猿)の一種、未詳、「母猴ボコウ」
◆~をする、~を行う
◆~に働きかける
◆(~をして、~を行って)~を作る、~に作り上げる、形作る
◆(~をして、~をすることで)~にする、~になる
◆~になる、~となる、~に変わる
◆(~のために)~する
◆~のせいで、~が原因で
◆(~は、~を)~とする

(戶)卯𩇨𩇧𩇦𤕰𦕔

戸4+3=総画数7 U+623C
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}
注解:「丣」

𣥠(止)癶𠇿

止4+4=総画数8 U+23960
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆足を左右に開く、二人が背を向け逆の方に向かう「【說文解字注:癶部:癶】足剌𣥠也(剌𣥠㬪韵字剌盧達切)从止{𣥗-止}凡𣥠之屬皆从𣥠(𣜩變作癶)」

𤕰(片)卯戼𩇨𩇧𩇦𦕔

爿4+4=総画数8 U+24570
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}

𤩟(王𠁣)琴珡琹𤦡𨨖䥅䥆𨫹𤫍𤫒𩰔䦦𨪖

玉4+12=総画数16 U+24A5F
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」

𥣲(禾田)

禾5+15=総画数20 U+258F2
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:午集:禾部:𥣲】音義與擔同」

𦥑(E)

臼6+1=総画数7 U+26951
音読: キョク[漢],コク[呉]
◆両手、両手にものを載(の)せて持つ、また持ち上げる

𦥮(コ丨ヨ)爲為为𤔡𤓸𢏽𨤒

臼6+6=総画数12 U+2696E
音読: イ[漢呉]
訓読: な・す、な・る、ため、たり
◆サル(猿)の一種、未詳、「母猴ボコウ」
◆~をする、~を行う
◆~に働きかける
◆(~をして、~を行って)~を作る、~に作り上げる、形作る
◆(~をして、~をすることで)~にする、~になる
◆~になる、~となる、~に変わる
◆(~のために)~する
◆~のせいで、~が原因で
◆(~は、~を)~とする

(丨一)

艸3+0=総画数3 U+8279
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名、「艸」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形

(十)

艸3+0=総画数3 U+8279
◆[日]くさ、くさかんむり、部首名、「艸」が冠(かんむり、漢字の上部)にあるときの字形

(十匕)

艸3+5=総画数8 U+82DD
音読: ハイ[漢],バイ[呉]
◆ノビル(野蒜)或いはヤマラッキョウ(山薤)の類、いずれもヒガンバナ科ネギ属の草 {ノビル}{ヤマラッキョウ}

(十卩)𦮦𦯄𦯆𦮉𦹉

艸3+5=総画数8 U+8306
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「𦭘」「𦽏葵フキ」 {ジュンサイ}
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの葉の細長いイネ科の草の総称、同「茅」

𦯆(十戶)茆𦮦𦯄𦮉𦹉

艸3+7=総画数10 U+26BC6
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「𦭘」「𦽏葵フキ」 {ジュンサイ}
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの葉の細長いイネ科の草の総称、同「茅」

(十丨三)

艸3+8=総画数11 U+83F2
音読: ヒ[漢呉]
◆草が生い茂るさま、「菲菲ヒヒ」
◆草名、未詳、カブ(蕪・蕪菁・蔓菁、アブラナ科アブラナ属)類やヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属)類に似ていて赤紫の花が咲き食べることができるという「【爾雅注疏:釋草】菲芴(…《疏》一名芴郭云土瓜也孫炎曰葍類也…陸璣云菲似葍莖粗葉厚而長有毛…幽州人謂之芴爾雅又謂之蒠菜…卽菲也芴也蒠菜也土瓜也宿菜也五者一物其狀似葍而非葍故云葍類也)」
◆粗末なさま
◆草履ソウリ(ぞうり)、藁(わら)など編んで作った粗末な履物(はきもの)、同「屝」
◆厚みがない、重みがない、同「薄」
◆「菲薄ヒハク」◇粗末なさま◇(思慮・言葉・態度などに)厚みや重みがないさま◇(謙遜して、才能などに)深みがないさま、劣っているさま

(𠁣十)

艸3+8=総画数11 U+83DB
音読: ボン,モン
◆「菛苳モンドウ」、同「門冬」、麦門冬バクモンドウや天門冬テンモンドウなどの生薬ショウヤクの略称
◆未詳「【北戶錄:卷二:食目】韶州菜有蕪菁…按司馬相如凡將篇謂為菛菁當門…」

𦹉(十戶十)茆𦮦𦯄𦯆𦮉

艸3+11=総画数14 U+26E49
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
◆ジュンサイ(蓴菜)、スイレン科ジュンサイ属の水草、同「𦭘」「𦽏葵フキ」 {ジュンサイ}
◆チガヤ(茅)・アシ(葦)・ススキ(芒)などの葉の細長いイネ科の草の総称、同「茅」

𦻥(十丨三十)

艸3+12=総画数15 U+26EE5
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:艹部:𦻥】同"菲"」

(臣)𦣩𦣦

臣7+7=総画数14 U+81E6
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆(二人の家臣の考えや行動が)食い違う、互いに背(そむ)きあう

𦣩(臣)臦𦣦

臣7+7=総画数14 U+268E9
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆(二人の家臣の考えや行動が)食い違う、互いに背(そむ)きあう

𨛜(邑)巷䢽䣈𨞔𨞠𨙵𨜕

邑7+7=総画数14 U+286DC
音読: コウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: ちまた
◆市街・町村内の道、「街巷ガイコウ」「里巷リコウ」
◆その両側に並ぶ家、家が建ち並んでいるところ、町(まち)
◆[日]世間セケン、世の中

(𠁣)

門8+0=総画数8 U+9580
音読: ボン[漢],モン[呉]
訓読: かど
◆敷地の囲いの一部に設けた出入口、囲われたものの内から外へ(外から内へ)出入りするところ、同「𨳇」「閅」
◆同じ入口から入って来た人、同じ囲いの中にいる人、同じ目的を持った人、同じ種類のもの
◆[日]もん、もんがまえ、かどがまえ、部首名

𨳈(𠃛)

門8+0=総画数8 U+28CC8
音読: 퉁トゥン[韓]
◆[韓]姓用字「【増補文献備考:卷之五十三:帝系考:附氏族】鎭川旀氏 文川𨳈氏(右兩姓韵書未詳)」

𨳇(一𠁣)

門6+2=総画数8 U+28CC7
音読: ボン,モン
◆門モン、敷地の囲いの一部に設けた出入口、同「門」「【玉篇:卷十一:門部第一百四十一:門】…𨳇古文」「【漢語大字典:門部:𨳇】同"門"」

𨳡(𠁣丨一)

門8+4=総画数12 U+28CE1
音読: カン,ケン
◆間(ま、あいだ)隙間(すきま)、同「間」
◆閂(かんぬき)、扉を閉め内側から横に渡して扉が開かないようにするための横木、同「關」「【集韻:卷二:平聲:刪第二十七:關𨳡】姑還切說文以木橫持門戶也一曰通也」

𨳦(𠁣又)

門8+4=総画数12 U+28CE6
音読: 未詳
◆未詳

𨳹(𠁣丩)關闗𨵿𨶚𨷀関关

門8+5=総画数13 U+28CF9
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: せき、かか・わる
◆閂(かんぬき)、扉を閉め内側から横に渡して扉が開かないようにするための横木、同「閞」
◆門を閉じる、門を閉じて閂を掛ける
◆国や領地などの周りを囲った境界に設けられた出入口、その出入口に設ける構築物が「門」
◆(左右の扉を閉めて閂を掛けるように)それぞれ別のものを繋(つな)ぐ、その繋ぎ目、節目
◆互いに係(かかわ)りを持つ

𨴅(卩𠃛)

門8+5=総画数13 U+28D05
音読: 未詳
◆未詳

𨴔(𠁣屮)開𨴂𨵑𨵓

門8+6=総画数14 U+28D14
音読: カイ[漢呉]
訓読: あ・く、あ・ける、ひら・く、ひら・ける、はだ・ける
◆啓(ひら)く、閉じられている扉を真ん中から左右に押し除(の)ける
◆仕切っているもの(塞ふさいでいるもの、妨さまたげているもの)を取る、「開放カイホウ」
◆明け放つ、大きく広げる
◆(閉じていた扉が開いて)間が空(あ)く
◆(束縛ソクバクを解といて)動かす、動く

𨴚(𠁣干)

門8+6=総画数14 U+28D1A
音読: ジャク,ニャク
◆未詳

𨵑(𠁣一屮)開𨴂𨴔𨵓

門8+8=総画数16 U+28D51
音読: カイ[漢呉]
訓読: あ・く、あ・ける、ひら・く、ひら・ける、はだ・ける
◆啓(ひら)く、閉じられている扉を真ん中から左右に押し除(の)ける
◆仕切っているもの(塞ふさいでいるもの、妨さまたげているもの)を取る、「開放カイホウ」
◆明け放つ、大きく広げる
◆(閉じていた扉が開いて)間が空(あ)く
◆(束縛ソクバクを解といて)動かす、動く

𨵈(𠁣丨三)

門8+8=総画数16 U+28D48
音読: ヒ
◆門の両開きの扉

𨵓(𠁣中)開𨴂𨴔𨵑

門8+8=総画数16 U+28D53
音読: カイ[漢呉]
訓読: あ・く、あ・ける、ひら・く、ひら・ける、はだ・ける
◆啓(ひら)く、閉じられている扉を真ん中から左右に押し除(の)ける
◆仕切っているもの(塞ふさいでいるもの、妨さまたげているもの)を取る、「開放カイホウ」
◆明け放つ、大きく広げる
◆(閉じていた扉が開いて)間が空(あ)く
◆(束縛ソクバクを解といて)動かす、動く

𨺅(𨸏)𨹺

阜8+8=総画数16 U+28E85
音読: フウ[漢],ブ[呉]
◆二つの小高い丘(阜)の間

(丨三)

非8+0=総画数8 U+975E
音読: ヒ[漢呉]
訓読: あら・ず
◆~ではない、否定を表す言葉、同「匪」
◆~ではないだろうか
◆違っている、誤っている、正しくない
◆「是非ゼヒ」◇物事の正邪、良し悪し◇(都合の良し悪しに拘らず)どうしても
◆[日]あらず、部首名

𩇧(丨Σ)卯戼𩇨𩇦𤕰𦕔

非8+0=総画数8 U+291E7
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}

𩇨(冫冫丨)卯戼𩇧𩇦𤕰𦕔

非8+2=総画数10 U+291E8
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}

𩇦(丨亖)卯戼𩇨𩇧𤕰𦕔

非8+2=総画数10 U+291E6
音読: ボウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: う
◆十二支の四番目、方角は東、時刻では午前六時を中心とした二時間、動物はウ(兎)を当てる、同「夘」 {十二支}

(𩰊)

鬥10+0=総画数10 U+9B25
音読: トウ[漢],ツ[呉]
◆互いに武器を手に持ち向き合って闘(たたか)う、「武器を手に持つ」の意の「𩰋」「𩰊」を合わせ「向き合って闘う」の意を持たせたもの、同簡「斗」
◆[日]たたかいがまえ、とうがまえ、部首名


同じ形の字が二つ繰り返されて縦に線対称になる漢字

𠀝(下)

一1+5=総画数6 U+2001D
音読: コウ,クウ
◆未詳「【字彙補:子集:卜部:𠀝】苦紅切音空義闕」

𠧗(上)

卜2+4=総画数6 U+209D7
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:雜部第五十九:𠧗{⿱■下}卡】三古文靈貢反」


同じ形の字が二つ繰り返されて回転また点対称になる漢字

(一)

十2+0=総画数2 U+5341
音読: シュウ[漢],ジュウ[呉]
訓読: とお、と
◆数の名、十番目 {数字}
◆多い
◆全て、全て備わる、全て揃う「【說文解字:十部:十】數之具也一爲東西丨爲南北則四方中央備矣…」
◆[日]じゅう、部首名

(𠃑)

十2+4=総画数6 U+5350
音読: バン[漢],モン[呉],マン[慣]
訓読: まんじ
◆仏教などで用いられる吉祥の印 {筆順(卍)}

(𠃑)

十2+4=総画数6 U+534D
音読: バン[漢],モン[呉],マン[慣]
訓読: まんじ
◆仏教などで用いられる吉祥の印 {筆順(卍)}

𢨋(或)

戈4+12=総画数16 U+22A0B
音読: ホツ,ボチ,ボツ
◆迷う、戸惑(とまど)う、同「𠐲」「悖」「誖」

𣥒(止)

止4+4=総画数8 U+23952
音読: ソウ[漢],シュウ[呉],ショウ[慣]
◆動きが滑らかでない、水が淀みなく流れない、足がうまく運べない、言葉や声が閊(つか)えて吃(ども)る
◆渋い、舌に引っ掛るような味がする、同「渋」

𣥗(止)歩步

止4+4=総画数8 U+23957
音読: ホ[漢],ブ[呉],フ[慣]
訓読: ある・く、あゆ・む
◆片足を地に着け止め、残る片足を前に運んで止める、という動作を左右の足で交互に繰り返す、この動作を速く繰り返すことを「走」
◆物事が前に進む、またその進み具合
◆左右の足を交互に前に踏み出して進む距離、1歩=2跬(2武)=6尺、半歩ハンポは「跬」「武」
◆[日]六尺を一辺とする面積の単位、30歩(坪)=1畝、同「坪」 {各種単位}
◆[日](特に儲けの)割合


同じ形の字が二つ繰り返されてできるその他の漢字

𠔽(冂)

冂2+2=総画数4 U+2053D
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:真第十七:人𠔽𤯔】而鄰切說文天地之性最貴者也古作𠔽唐武后作𤯔」

(口)

囗3+3=総画数6 U+56DE
音読: カイ[漢],エ[呉]
訓読: まわ・る、まわ・す、まわ・り、かえ・る、かえ・す、めぐ・る
◆円を描(えが)くように動く、一周して(一巡して)元に戻る、同「廻」「迴」、「回復カイフク」「回帰カイキ」
◆元に戻す、元に戻る、「回答カイトウ」、同「廻」
◆周りをぐるりと囲(かこ)む、同「廻」
◆曲がる、脇(わき)に逸(そ)れる、「回避・廻避・迴避カイヒ」
◆(首を回して)振り返る、「回顧カイコ」
◆ぐるりと背(せ)を向ける、背(そむ)く、違(たが)える、同「違」
◆同じことが何度繰り返されたかを表す語、同「度」

(門)

門8+8=総画数16 U+95C1
音読: ホウ,ヒョウ
◆褒(ほ)め称(たた)える


同じ形の字が横に三つ繰り返されてできる漢字

(十)𠦃

十2+2=総画数4 U+5345
音読: ソウ[漢呉]
訓読: さんじゅう
◆三十、「十」を三つ並べ「三十」を表す {数字}

𠬑(去)去厺㚎𠫥𠫟

厶2+13=総画数15 U+20B11
音読: キョ[漢],コ[呉]
訓読: さ・る
◆今いるところから離れる、また離れて別のところへ行く
◆時(時間・月日・時代など)が過ぎる、過ぎてしまった時、「過去カコ」
◆今あるものを別のところに移す、また移してそこをあける、取り除く
◆ものを今あるところから別のところに移す、しまう、収蔵する、同「弆」

𠱠(口)

口3+6=総画数9 U+20C60
音読: レイ[漢],リョウ[呉]
◆多くの鳥や人の声

𡕇(吉)嚞喆

士3+15=総画数18 U+21547
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」「【中華字海:土部:𡕇】同"哲"」

𡥦(子)

子3+6=総画数9 U+21966
音読: ジュウ,ニュウ,シン
◆盛んなさま、人がたくさん集まっているさま、同「孴」
◆前に向かって進む、進める「【字彙補:寅集:子部:𡥦】魚紀切音儗盛也前也集韻與孴同○又籀文進字」

𡿦(𡿨)𡿭

巛3+0=総画数3 U+21FE6
音読: コン
◆坤コン(ひつじさる)、八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、「坤」を表す「☷(U+2637)」を象ったもの、同「坤」
注解:「巛」

(𡿨)

巛3+0=総画数3 U+5DDB
音読: セン[漢呉]
◆川(かわ)、本同「川」
◆[日]かわ、まがりがわ、部首名
注解:「𡿦」

(丨)

巛3+0=総画数3 U+5DDD
音読: セン[漢呉]
訓読: かわ
◆水の流れる道、同「巛」
◆四川省の略称 {四川省}
◆[日]かわ、さんぼんがわ、部首名

(丶丨)𠄓𠃕𠂗𠛏𠚴𣧓

巛3+3=総画数6 U+5DDE
音読: シュウ[漢],ス[呉]
訓読: す
◆川の中にできた陸地、同「洲」
◆大きな陸地、大陸
◆行政区画の単位、「州(領土、支配地)」の外を「殥イン」、その外を「紘コウ」、更にその外を「垓ガイ」という

𢏝(弓)

弓3+6=総画数9 U+223DD
音読: シュウ,ス
◆未詳

𧾭(𣥚)𧾜𣦴

止4+20=総画数24 U+27FAD
音読: 未詳
◆一斉に駆け出す、同「奔」

(水)涉渉𣥿𣥩𣻣

水4+8=総画数12 U+3D07
音読: ショウ[漢],ジョウ[呉]
訓読: わた・る
◆川・沼・湖・海などの水のあるところを歩いて渡る
◆渡り歩く、経(へ)る、体験・経験する
◆関(かか)わる、関係する

𦧵(舌)

舌6+12=総画数18 U+269F5
音読: カイ,カ[漢],エ[呉]
◆話す、喋(しゃべ)る、同「舙」「話」「【龍龕手鑑:卷四:舌部第三十六:舙】俗𦧵古文音話」「【字彙補:未集:舌部:𦧵】集韻與話同即舙字」

𧔗(䖝)

虫6+15=総画数21 U+27517
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:申集:虫部:𧔗】何決切音穴見篇韻」

𧢛(目几)

見7+14=総画数21 U+2789B
音読: オウ,ヨウ
◆未詳

𧭛(言)譶𨑂

言7+14=総画数21 U+27B5B
音読: トウ[漢],ドウ[呉],チユウ[漢],ジュウ[呉]
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬𧭛ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま

𧲏(豕)

豕7+14=総画数21 U+27C8F
音読: ヒン[漢呉]
◆豕(いのこ、イノシシ猪またブタ豚)が乱れ群れる、同「豩」

𧾜(走)𧾭𣦴

走7+14=総画数21 U+27F9C
音読: 未詳
◆一斉に駆け出す、同「奔」

(隹)

隹8+16=総画数24 U+96E6
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:戌集中:隹部:雦】《字彙補》古文集字見雲臺𥓓註詳四畫」

𩧢(馬)

馬10+20=総画数30 U+299E2
音読: テイ,チョウ
◆(目指すところに向かって、目指す方を向いて)まっすぐに駆(か)ける、また馳(は)せる、同「騁」


同じ形の字が縦に三つ繰り返されてできる漢字

(一)弎𢦘

一1+2=総画数3 U+4E09
音読: サン[漢呉]
訓読: み、みつ、みっ・つ
◆数の名、三番目 {数字}

𡭯(小)尛𡭚𡮡

小3+6=総画数9 U+21B6F
音読: バ,マ
◆細かい、小さい、微(かす)か、同「麽」

(丿)

彡3+0=総画数3 U+5F61
音読: サン[漢],セン[呉]
◆毛が長くふさふさとしているさま
◆毛のようにふさふさとした飾り、またそのような模様や形
◆[日]さんづくり、部首名

𢩕(戶)

戸4+8=総画数12 U+22A55
音読: キョ[漢],コ[呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:戶部第十四:𢩕】音虛」


同じ形の字が三つ繰り返されて三角になる漢字(理義字、或いは品字様)

(七)喜𡔯𠶮𠺇𢐭

一1+5=総画数6 U+3402
音読: キ[漢],コ[呉]
訓読: よろこ・ぶ
◆悦(よろこ)ぶ、嬉(うれ)しい、またそのような事柄
◆楽しい、心が安らぐ、楽しむ
◆めでたい、またそのような事柄

𠁭(个)

丨1+8=総画数9 U+2006D
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆不揃(ふぞろ)いなさま「【廣韻:上平聲:支第五:祇:𠁭】參差也」
注解:「𠓪」

𠁼(、)

丶1+2=総画数3 U+2007C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:子集:丶部:𠁼】佛書伊字如艸書下字王維詩三點成伊猶有思」「【正字通:子集上:丶部:𠁼】…三目為𠁼三點成伊無義理…」

𠄕(了)乃𠄎𢎗𢎧𠧤𢏩

亅1+5=総画数6 U+20115
音読: ダイ[漢],ナイ[呉],ノ[慣]
訓読: すなわ・ち、なんじ、の
◆すなわ・ち、つまり~、要するに~、従って~、~であるから~、~して~、so、therefore、同「迺」
◆汝(なんじ)、あなた、君、you
◆[日]「の」「~の~」に当てる漢字、「の」は「乃」の草体から作られたひらがな、同「廼」

(人)衆眾𥅫𠱧𠱦㐺

人2+4=総画数6 U+4F17
音読: シュウ[漢],シュ[呉]
◆大勢の人、多くの人、同「乑」「𧰨」
◆一般の人「【後漢書:卷七十九:王充王符仲長統列傳】…然則寡者爲人上者也衆者爲人下者也…」
◆大勢の、たくさんの、多い

𠌕(介)

人2+10=総画数12 U+20315
音読: コウ
◆未詳

𠐰(企)

人2+16=総画数18 U+20430
音読: 未詳
◆未詳

𠑰(舍)

人2+22=総画数24 U+20470
音読: キン,コン
◆未詳「【字彙補:字彙補序:人部:𠑰】曉因切音欣義闕」

𠒶(圥)圥𡴆𡴪𡴫

儿2+13=総画数15 U+204B6
音読: リク[漢],ロク[呉]
◆「菌𠒶キンロク」、田などの地面に生えるキノコ(茸)の類

𠓉(光)

儿2+16=総画数18 U+204C9
音読: 未詳
◆未詳

𠓗(兔)

儿2+22=総画数24 U+204D7
音読: フ[漢呉],ハク[漢],ヒャク[呉]
◆急いで行く、駆(か)けて行く、同「赴」
◆非常に速いさま、あっという間に駆け抜けて行くさま、同「𣬚」

𠓪(入丨)

入2+7=総画数9 U+204EA
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:入部:𠓪】渠移切音奇參差也案海篇𠁭字音箇𠓪宇音奇字彙去此字以𠁭字音岐未審是非今姑存之」
注解:「𠁭」

𠓾(全)

入2+16=総画数18 U+204FE
音読: 未詳
◆未詳

𠚛(凷)凷𠙽𡒽

凵2+13=総画数15 U+2069B
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆土塊(つちくれ)、土の塊(かたまり)

(刀)

刀2+4=総画数6 U+5215
音読: リ[漢呉]
◆姓用字「【古今姓氏書辯證:卷三】刕(音釐)唐百濟大臣八姓其一曰刕氏」

(力)

力2+4=総画数6 U+52A6
音読: キョウ[漢],ギョウ[呉]
◆力を合わせる、同「協」

(十)𠦄芔

十2+3=総画数5 U+5349
音読: キ[漢],ケ[呉]
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字

𠦃(十)

十2+4=総画数6 U+20983
音読: ソウ[漢呉]
訓読: さんじゅう
◆三十、「十」を三つ並べ「三十」を表す {数字}

𠦄(十)卉芔

十2+4=総画数6 U+20984
音読: キ[漢],ケ[呉]
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字

𠨋(𠧪)

卜2+25=総画数27 U+20A0B
音読: チョウ,ジョウ
◆草木の果実が垂れ下がるさま、同「𠧪」

𠨕(㔾)

卩2+4=総画数6 U+20A15
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:子集備考:卩部:𠨕】《字彙補》其利切音忌」

(原)𠫒𠫐

厂2+28=総画数30 U+53B5
音読: ゲン[漢],ゴン[呉],ガン[慣]
◆源(みなもと)、地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「源」「厡」

𠫒(厡)厵𠫐

厂2+31=総画数33 U+20AD2
音読: ゲン[漢],ゴン[呉],ガン[慣]
◆源(みなもと)、地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「源」「厡」

(厶)

厶2+4=総画数6 U+53BD
音読: ルイ[漢呉]
◆土を積み上げ固めて造(つく)った土塁ドルイや障壁ショウヘキ

(又)𠭚𠭞

又2+4=総画数6 U+53D2
音読: ジャク,ニャク
◆「叒木・若木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木

(口)𠯮

口3+6=総画数9 U+54C1
音読: ヒン[漢],ホン[呉]
訓読: しな
◆物(もの)、多くの物、様々な物
◆もの(人や物)の本質・価値・程度を判断する
◆ものの値打ち、また価値、また程度・等級

𠾳(可)

口3+12=総画数15 U+20FB3
音読: 未詳
◆未詳「【上清大洞真經:無英中真上老君道經第十八】…塞閉欲孔 割破戀根 其聖曰𠾳(大道君名) 其真曰霐 兆能知之…」

(吉)𡕇喆

口3+15=総画数18 U+569E
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆智慧チエがあり道理に通じているさま、同「哲」「【說文解字注:口部:嚞】古文哲从三吉(或省之作喆)」「【宋史:卷四百七十四:列傳第二百三十三:姦臣四】余嚞請加九錫…」

𡈲(因)

囗3+15=総画数18 U+21232
音読: イン[漢呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:雜部第五十九:𡈲】俗音因」

(土)

土3+6=総画数9 U+579A
音読: ギョウ[漢呉]
◆土がうず高く盛られているさま、高いさま

𡋣(土)

土3+6=総画数9 U+212E3
音読: 未詳
◆未詳

(士)壯壮

士3+6=総画数9 U+58F5
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
訓読: さか・ん
◆体格が大きく立派なさま、気力が充実しているさま、逞(たくま)しいさま、同「奘」
◆大きいさま、立派なさま、大きく力強いさま
◆チワン族、中国南東部広西チワン族自治区周辺からベトナム北部にかけて居住する民族、「壯族・壮族ソウゾク」、古くは「獞族・僮族トウゾク」と呼ばれた {広西壮族自治区}

𡖃(夏)

夂3+27=総画数30 U+21583
音読: カ,ゲ
◆未詳「【字彙補:丑集:夊部:𡖃】同夏」「【康熙字典:丑集備考:夊部:𡖃】《海篇》音夏」

𡘙(大)

大3+6=総画数9 U+21619
音読: タイ
◆未詳「【字彙補:丑集:大部:𡘙】通葢切音太義無考」「【龍龕手鑑:卷三:大部第六:𡘙】俗夳{⿵大一}皆音太三」

𡙎(天)

大3+9=総画数12 U+2164E
音読: キョウ,ビョウ,ミョウ
◆(天が、空が)明るくすっきりと澄んでいるさま、同「皎」「【字彙補:丑集:大部:𡙎】音義與皎同」
◆未詳「【字彙補:丑集:大部:𡙎】…又米表切音眇義未詳」

𡙒(太)

大3+9=総画数12 U+21652
音読: テン
◆未詳「【字彙補:丑集:大部:𡙒】通顚切音天見金鏡」

𡚤(罒大)

大3+21=総画数24 U+216A4
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
◆大きく力強いさま
◆大きく目を見開く、大きく目を見開いて怒る
◆迫る、間近まで近づく

(女)

女3+6=総画数9 U+59E6
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かしま・しい
◆道義に反する、道理に背(そむ)く、悪事を働く、同簡「奸」
◆男女の間で求められる道義を犯(おか)す、同「奸」
◆[日]かしま・しい、互いに喋(しゃべ)り合って喧(やかま)しい

(子)

子3+6=総画数9 U+5B68
音読: セン[漢呉]
◆弱い、弱々しい、同「孱」
◆謹(つつし)む、慎(つつし)み深い

𡬀(宀王)

宀3+18=総画数21 U+21B00
音読: 未詳
◆未詳

𡬐(宜)

宀3+21=総画数24 U+21B10
音読: ギ
◆未詳

𡬏(宝)

宀3+21=総画数24 U+21B0F
音読: 未詳
◆未詳

𡬚(客)擠㨈挤

宀3+24=総画数27 U+21B1A
音読: セイ[漢],サイ[呉]
◆押し出す、ぎゅっと押して外に出す
◆ぎっしりと詰まる、ひしめき合う

𡬜(寒)

宀3+33=総画数36 U+21B1C
音読: リン
◆未詳「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」「【中華字海:宀部:𡬜】疑同"凛"」

(小)𡭯𡭚𡮡

小3+6=総画数9 U+5C1B
音読: バ,マ
◆細かい、小さい、微(かす)か、同「麽」

𡮏(少)

小3+9=総画数12 U+21B8F
音読: 未詳
◆未詳

𡳻(尸目)屭𠫍

尸3+21=総画数24 U+21CFB
音読: キ[漢呉]
◆大きく力強いさま、同「㞒」
◆「贔𡳻ヒキ・ヒイキ」◇カメ(亀)に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、力が強く重いものを背負うことを好むとされ石碑・石柱などを支える姿に彫られる、同「贔屓」◇重いものを背負い力強く踏ん張るさま◇[日]目を掛け援助すること

𡴪(屮一八)圥𡴆𠒶𡴫

屮3+15=総画数18 U+21D2A
音読: リク[漢],ロク[呉]
◆「菌𡴪キンロク」、田などの地面に生えるキノコ(茸)の類

𡴫(𡴆)圥𡴆𠒶𡴪

屮3+18=総画数21 U+21D2B
音読: リク[漢],ロク[呉]
◆「菌𡴫キンロク」、田などの地面に生えるキノコ(茸)の類

𡷈(山)

山3+6=総画数9 U+21DC8
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:寅集:山部:𡷈】所急切音釋義闕」

𢀎(白巛)

巛3+21=総画数24 U+2200E
音読: カ,ガ
◆小さな川が合流して次第に大きくなった川、大河タイガ「【字彙補:寅集:巛部:𢀎】音義與河同」

𢅈(市)

巾3+12=総画数15 U+22148
音読: ニョウ
◆騒がしい、賑やかな、同「鬧」

(心)

心4+8=総画数12 U+60E2
音読: ①サ[漢呉]②ズイ[漢],ヌイ[呉]

◆あれこれと疑う、判断や区別がつかずに迷う

◆蕊(しべ)、植物の生殖器官、雄蕊ユウズイ(おしべ)と雌蕊シズイ(めしべ)の総称、同「蕊」「蘂」 {蕊}
◆古代の祭礼の名「【管子:輕重十八】…秋至而禾熟天子祀於太惢…」

(手)

手4+8=総画数12 U+63B1
音読: パァ[中]
◆「掱手・扒手パァショウ」、掏摸トウバク(すり)、他人の懐(ふところ)から物を盗(ぬす)み取ること

𣁕(文)

文4+8=総画数12 U+23055
音読: 未詳
◆未詳

𣁾(斗)

斗4+8=総画数12 U+2307E
音読: 未詳
◆未詳

(日)

日4+8=総画数12 U+6676
音読: セイ[漢],ショウ[呉]
訓読: あきら・か
◆汚(けが)れがなく澄(す)んだ光、それがきらきらと光る、光り輝(かがや)く
◆「水晶スイショウ」の略称

(日)

日4+8=総画数12 U+667F
音読: 未詳
◆未詳「【少墟集:卷十四:説:顧用晦字説】姑蘇顧生晿離初字離眀或以為文之太著也…」「【字彙補:辰集拾遺:日部:晿】川張切音昌人名顧晿離蘇州人見馮少墟集」

𦜳(月)

月4+8=総画数12 U+26733
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:月部:𦜳】子盈切音晶見篇韻」

(木)

木4+8=総画数12 U+68EE
音読: シン[漢呉]
訓読: もり
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま

𣝯(朿)

木4+14=総画数18 U+2376F
音読: 未詳
◆未詳

𣠆(束)

木4+17=総画数21 U+23806
音読: 未詳
◆未詳

𣡕(林)

木4+20=総画数24 U+23855
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡕】伊艶切音厭義闕」

𣡗(果)

木4+20=総画数24 U+23857
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:果部第八十:𣛕𣡗】初瓦反下又所瓦反二」「【字彙補:辰集:木部:𣡗】乳兗切音耎義闕」

𣣓(欠)

欠4+8=総画数12 U+238D3
音読: ケン,コン
◆同「欠」「【玉篇:卷九:欠部第一百十一:𣣓】去劎切古文欠」

(止)

止4+8=総画数12 U+6B6E
音読: ソウ,シュウ
◆進んでは止まり進んでは止まりする、すらすらと進まない、同「澀」

𣦴(𣥚)𧾜𧾭

止4+20=総画数24 U+239B4
音読: 未詳
◆一斉に駆け出す、同「奔」

(毛)𣯠𣰗𣯝

毛4+8=総画数12 U+6BF3
音読: セイ[漢],サイ[呉],ゼイ[慣]
◆動物の細く柔らかい毛
◆細く柔らかい毛の毛皮
◆細く柔らかい毛の毛織物
◆橇(そり)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)を片足で蹴け)るようにして進む板状の乗り物、同「橇」

(水)

水4+8=総画数12 U+6DFC
音読: ビョウ[漢],ミョウ[呉]
◆一面に水が満ちて限りなく広がっているさま、同「渺」

(泉)

水4+23=総画数27 U+7065
音読: ①シュン[漢],ジュン[呉]②セン[漢],ゼン[呉]

◆三つの泉(いずみ)

◆湧(わ)き出た水があちこちから集まり流れるさま、同「泉」

(火)

火4+8=総画数12 U+7131
音読: エン[漢呉]
◆明々と燃(も)え輝(かがや)く炎「【說文解字:焱部:焱】火華也」
◆炎が高く立ち昇るさま「【水經注:濟水】火出焱四五丈」

(火)

火4+8=総画数12 U+3DCB
音読: タン,ダン
◆残り火、燃え止(さ)し

𤔙(爪)

爪4+8=総画数12 U+24519
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:巳集:爪部:𤔙】疎瓦切音耍見海篇」

𤕇(妥)

爪4+17=総画数21 U+24547
音読: ソウ,ス
◆未詳

(牛)

牛4+8=総画数12 U+7287
音読: ホン[漢呉]
訓読: ひしめ・く
◆ウシ(牛)が驚(おど)いて一斉イッセイに走り出すさま、同古「奔」
◆[日]ひしめ・く、ぎっしりと集まり混(こ)みあう

(犬)

犬4+8=総画数12 U+730B
音読: ヒョウ[漢呉]
◆犬が猛烈な速さで駆けるさま
◆渦巻きながら吹き上がる風、旋風(つむじかぜ)、同「飆」「飄」

𤰌(用)

用5+10=総画数15 U+24C0C
音読: テン,デン
◆未詳

(田)

田5+10=総画数15 U+757E
音読: ライ[漢呉],ルイ[漢呉]
◆雷(かみなり)、同「雷」
◆田畑を区切るための土盛り、畦(あぜ)
◆防御のために土を盛り上げた土塁(どるい)
◆蔓を編んで作った土を運ぶための畚もっこ、同「虆」

𤳅(甲)

田5+10=総画数15 U+24CC5
音読: シャ
◆雪の中を行く

(白)

白5+10=総画数15 U+769B
音読: コウ[漢],ギョウ[呉],ハク[漢],ヒャク[呉]
◆白い、白いさま、同「白」
◆明るいさま、明らかなさま、はっきりとしているさま、同「顕」

𤾩(百)

白5+13=総画数18 U+24FA9
音読: 未詳
◆未詳

𤿁(白小)

白5+19=総画数24 U+24FC1
音読: 未詳
◆未詳
注解:「灥」或いは「𢀎」の異体字か?

𥃣(盖)

皿5+28=総画数33 U+250E3
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:午集:皿部:𥃣】孔改切音慨義闕」

(目)𦋹

目5+10=総画数15 U+7790
音読: バク[漢],マク[呉]
◆美しい目、目が窪んでいるさま

(直)

目5+19=総画数24 U+77D7
音読: チク[漢呉]
◆まっすぐに立つさま、高く聳(そび)え立つさま

𥍙(目一小)

目5+22=総画数27 U+25359
音読: 未詳
◆未詳

(石)𥗉

石5+10=総画数15 U+78CA
音読: ライ[漢呉]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「磊落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま

(秦)国國囶𡇏𡇅𡇕囻𡇎𡆻𡆿𡈑㕵𢦾𤦂𢧌

禾5+25=総画数30 U+4190
音読: コク[漢呉]
訓読: くに
◆主権者の支配が及ぶ範囲、土地や人や政治体制などを含む概念で古くは君主から与えられた領地、「王(権力者)の勢力が及ぶ範囲(囗)」の意

𥩌(空)

穴5+19=総画数24 U+25A4C
音読: トウ,ドウ
◆風の吹く音

𥫧(𠂉亅)𥫮

竹6+3=総画数9 U+25AE7
音読: キ,ギ
◆不揃(ふぞろ)いなさま、同「𠁭」「【正字通:子集上:丨部:𠁭】欠衣切音欺六書統參差也象三小竹枝並𠂹齊之也…」

𥫮(𠂉亅)𥫧

竹6+3=総画数9 U+25AEE
音読: キ,ギ
◆不揃(ふぞろ)いなさま、同「𠁭」「【正字通:子集上:丨部:𠁭】欠衣切音欺六書統參差也象三小竹枝並𠂹齊之也…」

𥴒(竹)

竹6+12=総画数18 U+25D12
音読: チ
◆竹が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」

𦋹(罒)

网5+10=総画数15 U+262F9
音読: バク[漢],マク[呉]
◆美しい目、目が窪んでいるさま

(羊)羶𦏭𦏫䍹𦎞𦏬𠆞

羊6+12=総画数18 U+7FB4
音読: セン[漢呉]
◆生臭(なまぐさ)い、ヒツジ(羊)の体臭や肉・脂の臭(くさ)い、同「膻」

𦏱(羗)

羊6+24=総画数30 U+263F1
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:羊部:𦏱】與瘥同」「【康熙字典:未集備考:羊部:𦏱】《海篇》音癢」

𦓈(老)

老6+12=総画数18 U+264C8
音読: 未詳
◆未詳

(耳)

耳6+12=総画数18 U+8076
音読: ジョウ[漢],ニョウ[呉],ショウ[慣]
◆口を耳に近づけてひそひそと小声で話す

𦥏(至)

至6+12=総画数18 U+2694F
音読: チツ,チチ
◆未詳

𦧅(興)

臼7+42=総画数49 U+269C5
音読: オウ,ウ
◆(盛んに)燃(も)える

(舌)

舌6+12=総画数18 U+8219
音読: カイ,カ[漢],エ[呉]
◆話す、喋(しゃべ)る、同「𦧵」「話」
◆繰り返し人の悪口を言う

(屮)卉𠦄

艸6+3=総画数9 U+8294
音読: キ[漢],ケ[呉]
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字

(若)

艸3+21=総画数24 U+4583
音読: ヤク[漢呉]
◆未詳「【廣韻:入聲:藥第十八:藥:䖃】䖃䖃風吹水皃」「【御纂朱子全書:卷六:學六】先生戲引禪語云一僧與人讀碑云賢讀著總是字某讀著總是禪潙山作一書戒僧家整齊有一川僧最䖃苴…」

(虫)

虫6+12=総画数18 U+87F2
音読: チュウ[漢],ジュウ[呉]
訓読: むし
◆昆虫の総称、貝類・爬虫類なども含む脚(あし)のある(小)動物の総称、「さまざまな種類の虫」の意、脚のないものを「豸」、同簡「虫」、同「䖵」「【爾雅注疏:釋蟲】有足謂之蟲無足謂之豸」

(言)𧭛𨑂

言7+14=総画数21 U+8B76
音読: トウ[漢],ドウ[呉],チユウ[漢],ジュウ[呉]
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬譶ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま

(贝)

貝4+8=総画数12 U+8D51
音読: ヒ[漢],ビ[呉],ヒイ[慣]
◆勢いが凄(すさ)まじいさま「【水經注:卷四:河水】其水尚崩浪萬尋懸流千丈渾洪贔怒」
◆「贔屓・贔屭ヒキ・ヒイキ」◇カメ(亀)に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、力が強く重いものを背負うことを好むとされ石碑・石柱などを支える姿に彫られる◇重いものを背負い力強く踏ん張るさま◇[日]目を掛け援助すること

(貝)

貝7+14=総画数21 U+8D14
音読: ヒ[漢],ビ[呉],ヒイ[慣]
◆勢いが凄(すさ)まじいさま「【水經注:卷四:河水】其水尚崩浪萬尋懸流千丈渾洪贔怒」
◆「贔屓・贔屭ヒキ・ヒイキ」◇カメ(亀)に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、力が強く重いものを背負うことを好むとされ石碑・石柱などを支える姿に彫られる◇重いものを背負い力強く踏ん張るさま◇[日]目を掛け援助すること

𨆬(足)

足7+14=総画数21 U+281AC
音読: サク,ソク
◆走る、速く行く

(車)軣𨋌轰

車7+14=総画数21 U+8F5F
音読: コウ[漢呉],ゴウ[慣]
訓読: とどろ・く
◆多くの車が行き来する時の「ごろごろ」「がらがら」という地を揺るがすような大きな音
◆音が地を揺るがすように大きく激しいさま、大きな音が鳴り響くさま、大きな音が広く響き渡るさま

𨑂(㖖)譶𧭛

辛7+23=総画数30 U+28442
音読: トウ[漢],ドウ[呉],チユウ[漢],ジュウ[呉]
◆次から次へと喋(しゃべ)るさま、話が途切れないさま
◆「𢕬𨑂ソウトウ」、大勢の人の声が入り混じるさま、大勢の人の声が途切れないさま

(金)

金8+16=総画数24 U+946B
音読: キン[漢],コン[呉]
◆金(かね)や財産がたくさんあるさま、多く姓名や屋号などに用いられるという

𨷮(門)

門8+16=総画数24 U+28DEE
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:門部:𨷮】余列切音絜見篇韻」

(隹)

隹8+16=総画数24 U+96E5
音読: ソウ[漢],ゾウ[呉]
◆鳥が群れる
◆多くの鳥や人が集まる

(雲)𩅣

雨8+28=総画数36 U+4A3A
音読: タイ,ダイ
◆未詳「【康熙字典:戌集中:雨部:䨺】《玉篇》徒罪切音憝雲貌」

(雷)

雨8+31=総画数39 U+9750
音読: ヘイ,ヒョウ
◆雷の鳴り響く音

𩉖(面)

面9+18=総画数27 U+29256
音読: カイ,ケ
◆顔を洗う、同「靧」「𩔁」「【龍龕手鑑:卷三:面部第二:𩉖】或作靧正呼對反洗面也」

𩖏(頁)

頁9+18=総画数27 U+2958F
音読: ヒ,ビ,ヒイ
◆「𩖏屓ヒキ・ヒイキ」◇カメ(亀)に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、力が強く重いものを背負うことを好むとされ石碑・石柱などを支える姿に彫られる、同「贔屓、贔屭」◇重いものを背負い力強く踏ん張るさま

(風)

風9+18=総画数27 U+98CD
音読: キュウ[漢呉],コウ[漢],キョウ[呉]
◆突然の強風
◆突然のことに(驚き)我先(われさき)にと駆けるさま

(飛)

飛9+18=総画数27 U+98DD
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:飛部:飝】芳微切音非見金鏡」

(香)

香9+18=総画数27 U+99AB
音読: キョウ,コウ
◆香りが立ち込めるさま

(马)

馬3+6=総画数9 U+9A89
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬が群(む)れているさま、群れ集まるさま、寄り集まるさま、同「䮶」
◆馬が群れて走るさま

(馬)

馬10+20=総画数30 U+9A6B
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬が群(む)れているさま、群れ集まるさま、寄り集まるさま、同「䮶」
◆馬が群れて走るさま

(魚)

魚11+22=総画数33 U+9C7B
音読: セン[漢呉]
◆新鮮な魚、新鮮なさま、同「鮮」
◆少ない、稀(まれ)な、同「鮮」
◆魚が群れを成しているさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」

𪈼(鳥)𪉓

鳥11+22=総画数33 U+2A23C
音読: チョウ
◆鳥名、未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪈼】奴了切鳥名」

(鹿)𪋙麁麄𪋨

鹿11+22=総画数33 U+9EA4
音読: ソ[漢],ス[呉]
◆ばらばらなさま、間(あいだ)が空いているさま
◆粗(あら)い、粗雑な、大雑把(おおざっぱ)な

(龍)

龍16+32=総画数48 U+9F98
音読: トウ
◆龍が体をうねらせながら空を行くさま、「龘龘トウトウ」、同「龖」


同じ形の字が三つ繰り返されて逆三角になる漢字(理義字、或いは品字様)

𣓏(木)

木4+8=総画数12 U+234CF
音読: キン,コン
◆樽(たる、酒を入れるための壺)の載せる台

𤬑(瓜)

瓜5+10=総画数15 U+24B11
音読: 未詳
◆未詳

𥼬(米)

米6+12=総画数18 U+25F2C
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:米部:𥼬】余騂切音榮義未詳」

𪉓(鸟)𪈼

鳥5+10=総画数15 U+2A253
音読: チョウ
◆鳥名、未詳「【玉篇:卷二十四:鳥部第三百九十:𪈼】奴了切鳥名」


同じ形の字が横に四つ繰り返されてできる漢字

(十)𠦌

十2+3=総画数5 U+534C
音読: シュウ[漢呉]
訓読: よんじゅう
◆四十、「十が四つ」の意、同「𠦜」 {数字}
◆糞などの肥料を田畑に鋤(す)き込む何本かの刃が並んだ農具

𠦌(十)

十2+4=総画数6 U+2098C
音読: シュウ[漢呉]
訓読: よんじゅう
◆四十、「十が四つ」の意、同「𠦜」 {数字}
◆糞などの肥料を田畑に鋤(す)き込む何本かの刃が並んだ農具

(丶)

火4+0=総画数4 U+706C
音読: カ[漢呉]
◆火(ひ)、烈(はげ)しい火、同「火」
◆[日]れっか、れんが、部首名、「火」が脚(あし、漢字の下部)にあるときの字形


同じ形の字が縦に四つ繰り返されてできる漢字

(一)四𠁤𠃢𦉭

二2+2=総画数4 U+4E96
音読: シ[漢呉]
訓読: よ、よん、よ・つ
◆数の名、四番目の数 {数字}
◆東西南北・前後左右など周りの全て


同じ形の字が四つ繰り返されて四角・菱形になる漢字

𠁠(且)

一1+19=総画数20 U+20060
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:一部:𠁠】七夜切且去聲義闕」

𠈌(人)

人2+6=総画数8 U+2020C
音読: グ[漢呉]
◆「騶𠈌・騶虞スウグ」、獣名、姿は虎に似て体は白く黒い紋があり尾が長いという 「騶」参照

𠓙(先)

儿2+22=総画数24 U+204D9
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:子集:儿部:𠓙】香仲切音𧽒義闕」

𠫬(厶)

厶2+6=総画数8 U+20AEC
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:厶部第四十八:𠫬】音幽」「【康熙字典:子集下:厶部:𠫬】《篇海類編》與幽同」

(又)

又2+6=総画数8 U+53D5
音読: テツ[漢],テチ[呉]
◆綴(つづ)る、綴り合わせる、綴り合わせて繋(つな)げる

(口)

口3+9=総画数12 U+35CA
音読: シュウ[漢呉],ソウ[漢],シュウ[呉],キュウ[漢],ゴウ[呉]
◆大勢の人の「わいわい」「がやがや」とした話し声、騒々しく耳障(みみざわ)りな声
◆古「雷」

𡈶(囚)

囗3+17=総画数20 U+21236
音読: ライ
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:囗部第三十七:𡈶】音雷」

(土)

土3+9=総画数12 U+3653
音読: キ
◆土「【龍龕手鑑:卷二:土部第五:㙓】渠追反玉篇土也」
◆「傅世㙓デンセイキ」、人名「【四川通志:卷三十一:皇清職官:資陽縣知縣】傅世㙓(河南歲貢康熙二十一年任)(「歲貢(サイコウ)」は優秀な者を各地から選抜し國子監コクシカン(国の最高学府)に送る制度)

𡚌(天)

大3+13=総画数16 U+2168C
音読: ケツ,ケチ,コウ,ゴウ
◆未詳「【字彙補:丑集:大部:𡚌】古哲切音結見篇韻」
◆「𡚌𡚌コウコウ」、空が大きく広がっているさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」「【中華字海:一部:𡚌】[𡚌𡚌]同"浩浩"深遠広大的様子、郑采《题复古秋山对月图》:"天𡚌𡚌兮月朤朤(同朗)"」

𡮐(小)

小3+9=総画数12 U+21B90
音読: ショウ
◆小さい、同「小」「【字彙補:寅集:小部:𡮐】音義與小同」

(工)展㞡

工3+9=総画数12 U+382D
音読: テン[漢呉]
訓読: の・べる
◆転(ころ)がす、巻いてあるものを転がして広げる
◆巻いたり折ってあるものなどを開き広げる、そのままでは見えないもの(ものの中にあって見えないもの)を広げて見る、また見せる
◆それまで知られていなかったもの(知らせなかったこと)をはっきりさせる
◆見えるように広げて並べる、陳列チンレツする

𣊭(日)

日4+12=総画数16 U+232AD
音読: 未詳
◆未詳

𣊫(日)

日4+12=総画数16 U+232AB
音読: 未詳
◆未詳

𣌠(春)

日4+32=総画数36 U+23320
音読: シュン,ジュン
◆未詳「【字彙補:辰集:日部:𣌠】辰倫切音犉義闕」

(月)𣊧

月4+12=総画数16 U+6724
音読: ロウ
◆明るい、明るく澄み渡っている、同「朗」

𣡍(朿)

木4+20=総画数24 U+2384D
音読: キョク[漢],コク[呉]
訓読: とげ、いばら
◆サネブトナツメ(核太棗・酸棗)、クロウメモドキ科ナツメ属の木、枝には棘(とげ)がある {サネブトナツメ}
◆刺(とげ)、先端が細く尖(とが)った形のもの
◆いばら、刺のある木、同「𣘐」「𣗥」
◆突き刺(さ)す、突き刺さる
◆突き刺さったように痛む、また苦しむ
◆戟ゲキ(ほこ)、長い柄の先に矛(ほこ、両刃の剣)と戈(ほこ)を付けた武器、同「戟(㦸)」「【春秋左傳正義:卷一:隱公十一年】子都拔棘以逐之(《注》…棘㦸也…)」 {武器(刀剣槍)}
◆家臣の階位・職位、宮廷の前庭に整列する際に、その並ぶ位置に棘(いばら)が植えられたことから、「九棘キュウキョク」「【周禮注疏:秋官司寇】朝士掌建邦外朝之灋左九棘孤卿大夫位焉群士在其後右九棘公侯伯子男位焉」

𣡽(林)

木4+28=総画数32 U+2387D
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡽】失札切音殺出西江賦〇又琴基切音其義闕」

𣡾(果)

木4+28=総画数32 U+2387E
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡾】虎姑切音呼見篇韻」

𣬅(匕)

比4+4=総画数8 U+23B05
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:辰集下:比部:𣬅】《玉篇》古文比字註見部首」「【漢語大字典:比部:𣬅】"芘"的讹字」「【中華字海:比部:𣬅】"芘(比)"的讹字」

(水)

水4+12=総画数16 U+3D58
音読: バン,マン
◆水が満ちるさま、水が一面に広がるさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」

𤆁(泉)

水4+32=総画数36 U+24181
音読: ショウ,ジョウ
◆未詳「【字彙補:巳集:水部:𤆁】徐庚切音㨃見篇韻」

(火)

火4+12=総画数16 U+71DA
音読: イツ
◆火が燃え盛るさま

(乂)

爻4+4=総画数8 U+3E1A
音読: リ[漢呉]
◆二つの「爻」を象った字、「広がる」「明るい」などの意を表す漢字の一部を成すという

𤛭(牛)

牛4+12=総画数16 U+246ED
音読: クン,グン
◆未詳

𤳳(田)

田5+15=総画数20 U+24CF3
音読: ライ,キ,ケ
◆雷、古「雷」
◆「仲𤳳チュウキ」、殷代(約前17世紀~約前11世紀)の人で商朝の創建者である商湯に仕えた、同「仲虺」、別名「莱朱ライシュ」

𤳵(甲)

田5+15=総画数20 U+24CF5
音読: 未詳
◆未詳

𥗉(石)

石5+15=総画数20 U+255C9
音読: ライ[漢呉]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「𥗉落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま

𥷹(竹)

竹6+18=総画数24 U+25DF9
音読: 未詳
◆未詳

𦓋(老)

老6+18=総画数24 U+264CB
音読: ボウ,モウ
◆未詳「【字彙補:未集:老部:𦓋】微房切音忘義闕」

𠔻(興)

臼2+62=総画数64 U+2053B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:未集:臼部:𠔻】昭性切音政義未詳」

(屮)𦬠𦬇

艸3+6=総画数9 U+833B
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆叢(くさむら)、草がびっしりと叢(むら)がり生えているさま、草が茫々ボウボウと生えているさま
◆未詳「【玉篇:卷十四:茻部第一百六十四:茻】莫朗切草木冬生不死說文云眾艸也𦬠同上」

𧮦(言)

言7+21=総画数28 U+27BA6
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:酉集:言部:𧮦】力曷切音剌見集韻(但し【集韻】には見当たらなかった)

𨏿(車)

車7+21=総画数28 U+283FF
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:酉集:車部:𨏿】克合切音搕義未詳」

𨰻(金)

金8+24=総画数32 U+28C3B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨰻】邦卯切音寳義闕〇又五局切音玉見篇韻」

𨷾(門)

門8+24=総画数32 U+28DFE
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:門部:𨷾】弟朗切音蕩見五音篇韻〇又定括切音奪海篇讀」

𩇔(雲)

雨8+40=総画数48 U+291D4
音読: ノウ
◆雲が広がるさま

(雷)

雨8+44=総画数52 U+4A3B
音読: ホウ,ヒョウ
◆雷鳴ライメイ、雷の鳴り響く音
◆大きな音が鳴り響くさま

𩙡(風)

風9+27=総画数36 U+29661
音読: 未詳
◆風

(魚)

魚11+33=総画数44 U+4C9C
音読: ギョウ[漢],ゴウ[呉]
◆魚が群れを成しているさま

𪚥(龍)

龍16+48=総画数64 U+2A6A5
音読: ショウ
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、同「讋」「【字彙補:亥集:龍部:𪚥】知孑切音折多言也」


同じ形の字が四つ繰り返されてできるその他の漢字

𣛧(木)

木4+12=総画数16 U+236E7
音読: チュォン[喃]
◆[喃][鄭𣛧・鄭森チンチュォン]、1739年~1782年、後黎朝コウレイチョウ(1533年~1789年、現ベトナム北中部を領した王朝)の人

𥗐(石)

石5+15=総画数20 U+255D0
音読: 未詳
◆未詳


同じ形の字が五つ繰り返されてできる漢字

𠉭(人)

人2+8=総画数10 U+2026D
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:雜部第五十九:𠉭】古文音盜」「【字彙補:子集:人部:𠉭】古盜字」

𠾅(口)

口3+12=総画数15 U+20F85
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:{⿲吕言吕}{⿲吕身吕}𠾅{⿳吅吕吅}𡁬】五俗𡂨正語巾反𡂨頑也惡也左傳云口不道忠信之言曰𡂨」「【字彙補:丑集:口部:𠾅】古文要字」


同じ形の字が六つ繰り返されてできる漢字

𡦪(子)

子3+15=総画数18 U+219AA
音読: 未詳
◆未詳

𡿭(𡿨)𡿦

巛3+3=総画数6 U+21FED
音読: コン
◆坤コン(ひつじさる)、八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ、「坤」を表す「☷(U+2637)」を象ったもの、同「坤」

𢌽(十)

廾3+5=総画数8 U+2233D
音読: 未詳
◆未詳

𣡕(木)

木4+20=総画数24 U+23855
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡕】伊艶切音厭義闕」

𥴒(𠂉亅)

竹6+12=総画数18 U+25D12
音読: チ
◆竹が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」


同じ形の字が八つ繰り返されてできる漢字

𣡽(木)

木4+28=総画数32 U+2387D
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:辰集:木部:𣡽】失札切音殺出西江賦〇又琴基切音其義闕」

𥷹(𠂉亅)

竹6+18=総画数24 U+25DF9
音読: 未詳
◆未詳


収録字数:639 (Apr/17/2025)



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