総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です
[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 水部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 水部] [部首索引]


水4+0=総画数4 U+6C34 [スイ/みず、みな、み]
◆器などに入れると水平になる(器に合わせて形を変える)液体、液状のもの、酸素と水素からなる液体 H2O、(一般には人工的に他のものを加えていない水・澄んでいる水・常温の水を指す)
◆川・沼・湖・海など(水のあるところ)を指す語、特に川・河・江(水の流れ)を指す
◆汁状のもの、汁が多いもの(水っぽいもの)
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ {五行}
◆[日]七曜(ななよう、中国では「星期セイキ」)の一つで「水曜日(中国では「星期三」)」
◆みず、部首名
筆順
水4+冫2=総画数6 U+51B0 [ヒョウ/こおり、ひ] 氷𣲝
◆凍(こお)る、凍って固まる、同「仌」「冫」
◆水が凍って固体になったもの
◆(氷のように)透き通っているさま、また曇りや汚(けが)れがないさま
筆順
水4+凵2=総画数6 U+51FC [トウ/]
◆水溜り
◆周りを土手で囲った池
水4+口3=総画数7 U+5447 [ケイ/]
◆明るく輝く星
水4+囗3=総画数7 U+56E6 [エン/]
◆深く水を湛(たた)えているところ、同「淵」「𡆼」「【說文解字注:水部:淵】…囦古文…囗其外而水其中江賦瀇滉囦泫用囦字」
水4+土3=総画数7 U+5754 [チ、ジ/つち] 墬𡏇𨻐𡑸𡒰𡒿𡓬嶳𡍑
◆地チ、地上、大地、土地、陸地、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、同「地」
尿水4+尸3=総画数7 U+5C3F [ジョウ、ニョウ/ゆばり] 𡲘𡱤𡲳𡱴
◆小便、同「㞙」「溺」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:{⿰尿尾}】古𡱤𡲳𡱴三俗尿今𡲘正奴弔反腹中水也」
筆順
𡵰水4+山3=総画数7 U+21D70 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:山部:𡵰】音義與流同」「【康熙字典:寅集備考:山部:𡵰】《龍龕》同流(但し「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡵰】音流」は「同流」とはしていない)
𣍤水4+月4=総画数8 U+23364 [イン、オン/]
◆「𣍤靈閣スイレイカク」、明代に建立されたとされる大高玄殿の入口にあった建物の名「【荷牐叢談(テキスト版):卷之一】有閣二座,左曰炅明閣,右曰𣍤靈閣。」
𦙙水4+月(肉)4=総画数8 U+26659 [スイ/]
◆未詳
水4+毛4=総画数8 U+3C91 [未詳/]
◆未詳
水4+水4=総画数8 U+6C9D [スイ/]
◆水、水が流れる、二つの流れが合流する「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:沝】之累反二水流合也」
𣲙水4+水3=総画数7 U+23C99 [未詳/]
◆未詳
𤆲水4+火4=総画数8 U+241B2 [サイ/]
◆災(わざわ)い、大雨・洪水・旱(ひでり)などの天が齎(もたら)す災い、同「災」
𤕯水4+爿4=総画数8 U+2456F [ショウ、ソウ、ジョウ/]
◆汁や飲み物、同「漿」
◆石や魚などが繰り返し水面に表れては没ボッするさま、水面が波打つさま、同「瀺灂サンサク」、同「𣶍」「【集韻:卷八:去聲下:漾第四十一:𣶍𤕯】水瀺灂皃或作𤕯」
水4+田5=総画数9 U+7553 [답タプ/]
◆[韓]水田スイデン
𤱄水4+田5=総画数9 U+24C44 [未詳/] 𤲴
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:田部第三十:𤱄𤲴】二俗音泉」「【字彙補:午集:田部:𤱄】從千切音泉義亦作𤲴」
水4+疒5=総画数9 U+3F77 [セイ、セ/]
◆腫(は)れる、腫れ
𥄳水4+目4=総画数8 U+25133 [トウ、ドウ/]
◆及ぶ、追い付く
◆及び、並びに、~と~
◆目から涙が流れ落ちるさまを象ったもので、「次々に追いかけ追い付くように」の意
水4+石5=総画数9 U+7805 [レイ、ライ/]
◆水面に出ている石を伝いながら川を渡る、同「濿」
𥝸水4+禾5=総画数9 U+25778 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:午集:禾部:𥝸】回科切音和義無考」
𥤼水4+穴5=総画数9 U+2593C [スイ/] 𥥇
◆奥深い、同「邃」
𣴎水4+羊6=総画数10 U+23D0E [ヨウ/] 羕𦍛
◆川の水が延々と流れるさま
𧥿水4+言7=総画数11 U+2797F [クン、キン/] 𧥥𣵧
◆同「訓」
◆人名用字
𨑾水4+辵3=総画数7 U+2847E [シュン、ジュン/めぐ・る] 巡廵𡿽
◆各所を見に行く、見て回る
◆順に見て回る、一回り(ひとまわり)する
◆「𨑾守・𨑾狩ジュンシュ」、天子が諸国・各地を視察シサツして回ること
◆「逡𨑾・逡循・逡遁シュンジュン」◇後退(あとずさ)りする、尻込(しりご)みする◇進む(巡)べきか退く(逡)べきか迷うさま(「躊躇チュウチョ(少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま)」とは別義)
𨠆水4+酉7=総画数11 U+28806 [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 酒𨠊
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
𨠊水4+酉7=総画数11 U+2880A [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 酒𨠆
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
水4+門8=総画数12 U+9596 [スイ/ゆり]
◆[日]「閖前(ゆりまえ)」、地名、宮城県石巻市
◆[日]「閖上(ゆりあげ)」、地名、宮城県名取市
筆順
水4+阜3=総画数7 U+9625 [イン、オン/かげ、かげ・る] 陰阴𨼖𨹉𨹩隂𨻔𨽙𨽭𣱙侌𠆭𠊺𤽎
◆物に遮(さえぎ)られて光(日光)が届かない、日光が届かずに暗い、またそのようなところ、日光が当たるところは「陽」
◆山の北側、川の南側、日光が当たらない側、逆は「陽」
◆人の目に触れない側、裏側、内面、隠れて見えない側、逆は「陽」
◆隠す、見えないようにする
◆人(女性)の生殖器
◆日時計の影、時間、「光陰コウイン」
水3+0=総画数3 U+6C35 [/]
◆さんずい、部首名、「水」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形
筆順
氵3+行6=総画数9 U+884D [エン/]
◆水が延々と流れて行くさま、また流れて海に注ぐさま
◆大きく延び広がるさま
◆平らに広がる土地、「衍沃エンヨク(平らに広がった肥沃な土地)」
◆「敷衍フエン」◇推(お)し広げること◇意味などの理解を助けるために、言葉を足し加えたり、例を挙げたりすること◇好い加減(いいかげん)に取り繕(つくろ)うこと
◆水が流れ出る、溢(あふ)れ出る
◆余る、余り、余分なもの(こと)、「衍文エンブン・衍字エンジ(写本などの際に誤って加えられた余分な文字)」
筆順
氵3+酉7=総画数10 U+9152 [シュウ、シュ/さけ、さか、き] 𨠊𨠆
◆穀物や果実などを原料として醸造ジョウゾウしたアルコールalcohol分を含む飲み物
筆順
𩾯氵3+鳥11=総画数14 U+29FAF [コウ、グ/]
◆ヒシクイ(鴻)、カモ科マガン属の水鳥、同「鴻」「【龍龕手鑑:卷二:鳥部第九:𩾯】古鴻正音紅鴈屬也大曰鴻小曰鴈」
水5+0=総画数5 U+6C3A [/]
◆したみず、部首名、「水」が脚(あし、漢字の下部)にあるときの字形
筆順
𠕒氺5+冂2=総画数7 U+20552 [ウ/あめ、あま] 雨𠕘𠕲𩁼㲾
◆大気中の水蒸気が集まって水滴となり、浮かんでいることができずに落下するもの {雨}
◆(雨や雪が、小さなものが無数に)降る、上から下に落ちて来る
𡇋氺5+囗3=総画数8 U+211CB [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:丑集備考:囗部:𡇋】《篇海類編》同囦」
注解:「氺」の「亅(はねぼう)」が「𠕒」のように上に突き出ている字形、「囦」の譌字か?
氺5+彑3=総画数8 U+5F54 [リク、ロク/] 𢑗
◆刻む、刻み込む、彫る、彫り込む、同「録」
筆順
氺5+彑3=総画数8 U+5F55 [リク、リョク、ロク/]
◆刻む、刻み込む、彫る、彫り込む、同「録」「彔」
◆繁「録」「錄」
筆順
氺5+目5=総画数10 U+7714 [トウ、ドウ/] 𥄳
◆及ぶ、追い付く
◆及び、並びに、~と~
◆目から涙が流れ落ちるさまを象ったもので、「次々に追いかけ追い付くように」の意
水4+1=総画数5 U+6C36 [ショウ、ジョウ/]
◆(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、手を貸して救う、同「拯」「丞」
◆恭(うやうや)しく両手で捧(ささ)げ持つ、また両手で受ける、同「奉」「承」
筆順
氶5+一1=総画数6 U+4E1E [ショウ、ジョウ/]
◆(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、手を貸して救う、同「拯」「氶」
◆脇から(或いは下から)支え助ける、下位の者が上位の者を補佐する
◆「丞相ショウショウ」、君子を補佐する役目を担う最高位の官職、宰相サイショウ
筆順
𠰿氶5+口3=総画数8 U+20C3F [エイ、ヨウ/よ・む] 詠咏
◆声を長く引き伸ばし抑揚をつけながら詩歌を読む
◆詩歌を作る
注解:「言(詩歌)」と「永エイ(途切れずに長い)」の会意・形声文字
氶5+山3=総画数8 U+37BC [ショウ、ジョウ/]
◆恭(うやうや)しく両手を高く上げて持つ、また受ける、同「氶」「承」「奉」
𢀷氶5+己3=総画数8 U+22037 [キン、コン/] 卺巹𢀿𨚡𧯢𢀾𧯷
◆瓢(ひさご)を二つに割って作った結婚式で用いる酒杯、新郎新婦がそれぞれ片方を取り酒を飲む
𢌼氶5+廾3=総画数8 U+2233C [ショウ、ジョウ/うけたまわ・る、う・ける] 承𢪻𢪐
◆上にあるものを掌(てのひら)で受ける
◆上位者からの授(さず)かりものを下位者が恭(うやうや)しく両手で受ける、また受け取る
◆上位者からの命令や意向などを受ける、また受け入れる
◆(後の者が前の者の意志や言葉などを)受け継ぐ
◆「奉𢌼ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
𢪻氶5+手4=総画数9 U+22ABB [ショウ、ジョウ/うけたまわ・る、う・ける] 承𢌼𢪐
◆上にあるものを掌(てのひら)で受ける
◆上位者からの授(さず)かりものを下位者が恭(うやうや)しく両手で受ける、また受け取る
◆上位者からの命令や意向などを受ける、また受け入れる
◆(後の者が前の者の意志や言葉などを)受け継ぐ
◆「奉𢪻ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
𢫒氶5+手3=総画数8 U+22AD2 [ショウ、ジョウ/] 拯𢮋抍
◆手を貸して救う、(溺れた者などを)救い上げる、救い出す、同「氶」「丞」「撜」
𤇏氶5+火4=総画数9 U+241CF [ショウ、ジョウ/] 烝𤇶㷥
◆蒸気や熱気が立ち昇る、蒸(む)す、蒸(ふ)かす、同「蒸」
◆たくさんの、多くの、同「蒸」
◆祖先を祀(まつ)るために冬に行われる祭礼の名、春は「礿ヤク(夏代・商代)」「祠シ(周代)」、夏は「禘テイ(夏代・商代)」「礿ヤク(周代)」、秋は「嘗ショウ」
𫏵氶5+車7=総画数12 U+2B3F5 [ショウ、ジョウ/] 𨋬䡕𨌱𨍗
◆補助また予備として後ろに付き添う二頭立て(或いは一頭立て)の小さな馬車、同「𨌤」「【玉篇:卷十八:車部第二百八十二:𨋬】音拯軺車後登也」「【集韻:卷四:平聲四:蒸第十六:𫏵𨌱】說文軺車後登也」「【五音集韻:卷十二:證第六:𨌤𨋬】副車也」「【增修互注禮部韻略:卷三:四十二拯:𨋬】軺車後登從丞從車作𨋬誤今正」
𨚡氶5+邑7=総画数12 U+286A1 [キン、コン/] 卺巹𢀷𢀿𧯢𢀾𧯷
◆瓢(ひさご)を二つに割って作った結婚式で用いる酒杯、新郎新婦がそれぞれ片方を取り酒を飲む
水4+1=総画数5 U+6C37 [ヒョウ/こおり、ひ] 冰𣲝
◆凍(こお)る、凍って固まる、同「仌」「冫」
◆水が凍って固体になったもの
◆(氷のように)透き通っているさま、また曇りや汚(けが)れがないさま
筆順
氷5+石5=総画数10 U+782F [ヘイ、ヒョウ/] 𥒜
◆水が岩に打ち当たるときの大きな音の形容
水4+1=総画数5 U+6C38 [エイ、ヨウ/なが・い] 𣱵𠘷
◆川の水が途切れずに延々エンエンと流れるさま
◆時(とき)が延々と続く、途切れずに長く続く、久(ひさ)しい
◆「永字八法エイジハッポウ」、「永」を例に八つの運筆法を示したもの {永字八法}
筆順
𠇟永5+人2=総画数7 U+201DF [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:人部第二:𠇟】俗」
永5+口3=総画数8 U+548F [エイ、ヨウ/よ・む] 詠𠰿
◆声を長く引き伸ばし抑揚をつけながら詩歌を読む
◆詩歌を作る
注解:「言(詩歌)」と「永エイ(途切れずに長い)」の会意・形声文字
筆順
永5+心3=総画数8 U+603A [ヨウ、ユウ/こら・える]
◆堪(こら)える、我慢する、耐え忍(しの)ぶ
注解:和製の漢字だが中国などでも同義に用いられる
筆順
永5+日4=総画数9 U+3AE4 [チョウ、ジョウ/]
◆人名用字、「孟㫤(モウチョウ、宋代960年~1279年前期の人という「【宋論:卷二:太宗】…劉鋠之虐也孟㫤之荒也李煜之靡也…」
永5+日4=総画数9 U+6636 [チョウ/]
◆陽の出ている(明るい)時間が長い
◆のびのびとしたさま、同「暢」「舒」
筆順
永5+日4=総画数9 U+6639 [アイ/]
◆星の名
◆同「昶」
永5+月(肉)4=総画数9 U+8109 [バク、ミャク/] 脈衇𧖴䘑𧖹
◆動物などの体内の血が通る細く長い管(くだ)、植物などの水や養分が通る細く長い管、「動脈ドウミャク」「葉脈ヨウミャク」
◆血液が血管を流れる際の規則的な動き、「脈拍・脈搏ミャクハク」
◆血の繋(つな)がり、血統、「血脈ケツミャク」
◆細く長く途切れることなく繋がっているもの、「山脈サンミャク」「水脈スイミャク」
筆順
永5+木4=総画数9 U+6810 [エイ、ヨウ/]
◆木名、笏(しゃく)などを作る時に用いる
永5+水3=総画数8 U+6CF3 [エイ、ヨウ/およ・ぐ]
◆水中に潜って進む、水の中を進む
筆順
永5+目5=総画数10 U+773F [バク、ミャク/]
◆横目で(顔の向きとは違う方向に目を向け)じろっと見る、同「覛」「𧠧」
永5+羊6=総画数11 U+7F95 [ヨウ/] 𣴎𦍛
◆川の水が延々と流れるさま
永5+血6=総画数11 U+4611 [バク、ミャク/] 脈衇𧖴脉𧖹
◆動物などの体内の血が通る細く長い管(くだ)、植物などの水や養分が通る細く長い管、「動脈ドウミャク」「葉脈ヨウミャク」
◆血液が血管を流れる際の規則的な動き、「脈拍・脈搏ミャクハク」
◆血の繋(つな)がり、血統、「血脈ケツミャク」
◆細く長く途切れることなく繋がっているもの、「山脈サンミャク」「水脈スイミャク」
𧠧永5+見7=総画数12 U+27827 [バク、ミャク/]
◆横目で(顔の向きとは違う方向に目を向け)じろっと見る、同「覛」「眽」「【龍龕手鑑:卷三:見部第一:𧠧】或作音麥正作脈斜視也」
永5+言7=総画数12 U+8A60 [エイ、ヨウ/よ・む] 咏𠰿
◆声を長く引き伸ばし抑揚をつけながら詩歌を読む
◆詩歌を作る
注解:「言(詩歌)」と「永エイ(途切れずに長い)」の会意・形声文字
筆順
𨠕永5+酉7=総画数12 U+28815 [エイ、ヨウ/]
◆酒に酔って正体ショウタイを失う(眠ってしまう、朦朧モウロウとする、意味不明の言動をする、怒り出すなど)、同「醟」「酗」
𨥭永5+金8=総画数13 U+2896D [ヘキ、ヒャク/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨥭】或作{⿰金(⿸𠂆氏)}正玉篇音劈器也」
𩈗永5+面9=総画数14 U+29217 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:戌集:面部:𩈗】蒙白切音脈出篇韻」
水4+2=総画数6 U+6C3D [トン、ドン/]
◆水に浮かぶ、浮かび漂(ただよ)う
𨹉氽6+阜3=総画数9 U+28E49 [イン、オン/かげ、かげ・る] 陰阴𨼖阥𨹩隂𨻔𨽙𨽭𣱙侌𠆭𠊺𤽎
◆物に遮(さえぎ)られて光(日光)が届かない、日光が届かずに暗い、またそのようなところ、日光が当たるところは「陽」
◆山の北側、川の南側、日光が当たらない側、逆は「陽」
◆人の目に触れない側、裏側、内面、隠れて見えない側、逆は「陽」
◆隠す、見えないようにする
◆人(女性)の生殖器
◆日時計の影、時間、「光陰コウイン」
水3+2=総画数5 U+6C3E [ハン、ホン/]
◆溢(あふ)れ出た水が一面に広がり覆(おお)う、「氾濫ハンラン」、同「泛」
◆一面に広がる、広く隅々まで行き渡る、同「汎」「泛」
筆順
䀀氾5+皿5=総画数10 U+4000 [ハン、ボン/] 盕𥁩𥁷𥁔
◆杯(さかずき)
氾5+竹6=総画数11 U+7B35 [ハン、ボン/]
◆竹製の型かた、型枠(かたわく)、土製は「型」、金属製は「鎔」、木製は「模」、同「範」「范」
◆手本、決(きま)り、「型枠のように基準となるもの」の意、同「範」
筆順
𦨲氾6+舟6=総画数12 U+26A32 [ハン、ホン/] 𦨌舧舤
◆舷ゲン、船縁(ふなべり)、船の側面
氾5+艸3=総画数8 U+8303 [ハン、ボン/]
◆草名、未詳
◆ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類、同「𧍙」
◆型かた、型枠(かたわく)、同繁「範」、同「笵」
筆順
氿水3+2=総画数5 U+6C3F [キ、キュウ、グ/]
◆水際(みずぎわ)の崖(がけ)
◆崖から湧(わ)き出る水、「氿泉キセン」、同「𣷾」
◆「東氿トウキュウ」「西氿セイキュウ」「團氿ダンキュウ」、湖名、総称して「三氿サンキュウ」、江蘇省無錫市宜興市 {江蘇省}
氿5+木4=総画数9 U+67D3 [ゼン、ネン、セン/そ・める、そ・まる、し・みる、し・み] 𣑱
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
筆順
水5+2=総画数7 U+6C42 [キュウ、グ/もと・める]
◆探(さが)す、飽(あ)くまでも捜(さが)す
◆欲しいものを何とか得ようとする、他人にものが欲しい(して欲しい)とねだる、強く乞(こ)う
筆順
求7+人2=総画数9 U+4FC5 [キュウ、グ/]
◆「俅俅キュウキュウ」、畏(かしこ)まるさま
筆順
𠗈求7+冫2=総画数9 U+205C8 [キュウ、グ/]
◆「𠗽𠗈リュウキュウ」、手足が凍るさま
𠡟求7+力2=総画数9 U+2085F [キュウ/]
◆溌溂ハツラツとして力強いさま、同「赳」
求7+女3=総画数10 U+36CF [キュウ、グ/]
◆女性名用字
筆順
𡨃求7+宀3=総画数10 U+21A03 [キュウ、グ/]
◆捜(さが)す、探(さが)し求める、同「索」
求7+尸3=総画数10 U+3797 [キュウ、グ/]
◆[粤]音「ガゥ」
◆[粤]男性の性器を表す俗語、特に口汚く罵(ののし)るときに使われる語、同「𨳊」「【字彙:寅集:尸部:㞗】渠尤切音裘男陰異名」
求7+山3=総画数10 U+37C8 [キュウ、グ/]
◆山名、未詳
求7+心3=総画数10 U+3939 [キュウ、グ/]
◆怨(うら)む、怨み、同「𢛃」「𢜥」
求7+手3=総画数10 U+6344 [キュウ、ク/]
◆土を籠(かご)や畚(もっこ)などに入れて集める、掻(か)き集める
◆救(すく)う、助ける、同「救」
筆順
求7+攴4=総画数11 U+6551 [キュウ、ク/すく・う]
◆止(と)める、引き止める、押し止(とど)める、同「𣪋」「𧧷」
◆助ける、手を貸し助ける、同「捄」「𧧷」
筆順
求7+月(肉)4=総画数11 U+8119 [キュウ/]
◆腹と背の間
◆背と腹の間が薄いさま、痩せているさま
求7+木4=総画数11 U+6882 [キュウ、グ/]
◆団栗(どんぐり)、クヌギ櫟(ブナ科の木)などの実 {クヌギ}
◆鑿(のみ)の柄(え)
◆「橨梂フンキュウ」、未詳「【集韻:卷五:上聲上:吻第十八:橨】博雅橨梂柎也」(「𤖘𤕾(音未詳)」「𤗸𤗂(音未詳)」も同様に「柎也」、更に「柎」にも幾つかの義があり未詳)
筆順
求7+歹4=総画数11 U+6B8F [キュウ/]
◆終える
𣪋求7+殳4=総画数11 U+23A8B [キュウ、ク/]
◆止(と)める、押し止(とど)める、同「救」
求7+毛4=総画数11 U+6BEC [キュウ、グ/まり、いが] 𣭳
◆毛などの柔らかい物を布や革で包み球状にした鞠(まり)、同「皳」「鞠」
◆鞠のように球状のもの、同「球」
◆いが、栗などの果実の刺(とげ)のある外皮
筆順
𣭳求7+毛4=総画数11 U+23B73 [キュウ、グ/まり、いが]
◆毛などの柔らかい物を布や革で包み球状にした鞠(まり)、同「皳」「鞠」
◆鞠のように球状のもの、同「球」
◆いが、栗などの果実の刺(とげ)のある外皮
求7+水3=総画数10 U+6D57 [キュウ、グ/]
◆川名、未詳
◆人名用字「【絜齋集:卷十四:陳承奉墓誌銘】…女六人楊叔信林鵷汪應祥鮑緯蔣繹樓浗其壻也…」「【千頃堂書目:卷二十八】凌世韶汭沙草(字君浗歙人戶部主事)」
𤕾求7+爿4=総画数11 U+2457E [未詳/]
◆「𤖘𤕾(音未詳)」、未詳「【集韻:卷二:平聲:欣第二十:𤖘】𤖘牀祔也(《述古堂》本は「柎」)(「𤗸𤗂(音未詳)」「橨梂フンキュウ」も同様に「柎也」、更に「柎」にも幾つかの義があり未詳)
𤗂求7+片4=総画数11 U+245C2 [未詳/]
◆「𤗸𤗂(音未詳)」、未詳「【類篇:片部:𤗸】符分切𤗸𤗂柎也」(「𤖘𤕾(音未詳)」「橨梂フンキュウ」も同様に「柎也」、更に「柎」にも幾つかの義があり未詳)
𤙠求7+牛4=総画数11 U+24660 [キュウ/]
◆角(つの)が曲がっているさま
求7+玉4=総画数11 U+7403 [キュウ、グ/たま] 𤥲
◆丸いもの、毬(まり)状のもの、ボールball状のもの、同「毬」
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
◆玉ギョク(美しく高貴な石)製の磬(ケイ、打楽器)、同「璆」 {楽器(打楽器)}
筆順
𤥲求7+玉5=総画数12 U+24972 [キュウ、グ/たま]
◆丸いもの、毬(まり)状のもの、ボールball状のもの、同「毬」
◆美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
◆玉ギョク(美しく高貴な石)製の磬(ケイ、打楽器)、同「璆」 {楽器(打楽器)}
求7+皮5=総画数12 U+76B3 [キュウ、グ/]
◆毛などの柔らかい物を革で包み球状にした鞠(まり)、同「毬」
求7+皿5=総画数12 U+76DA [キュウ/]
◆蓋付きの小さな容器の名
𥒸求7+石5=総画数12 U+254B8 [キュウ/]
◆「𥒸𥐦キュウキ」、同「求己」、人名、未詳「【伸蒙子:序】惟其所列六人之名…書求己為𥒸𥐦」
絿求7+糸6=総画数13 U+7D7F [キュウ、グ/]
◆せっかちなさま、ゆとりがないさま、慌てるさま
筆順
求7+艸3=総画数10 U+838D [キュウ、グ/]
◆サンショウ(山椒)の実のような、表面に多くの疣(いぼ)状の突起が並ぶ外皮、「蓃莍ソウキュウ」「【爾雅注疏:卷九:釋木】椒樧醜莍(莍萸子聚生成房貌今江東亦呼莍樧似茱萸而小赤色)」 {サンショウ}
◆「蔃莍キョウキュウ」、ユリ(百合)、ユリ科の植物「【類篇:卷一:艸部:蔃】渠良切蔃莍百合也…」 {ユリ}
筆順
求7+虫6=総画数13 U+86F7 [キュウ、グ/] 𧋛𧒔
◆「蛷螋キュウソウ」「𧐙蛷ブキュウ」、ハサミムシ(鋏虫)、ハサミムシ目に属する虫、別名「蠼螋クソウ」
𧋛求7+虫6=総画数13 U+272DB [キュウ、グ/] 蛷𧒔
◆「𧋛螋キュウソウ」「𧐙𧋛ブキュウ」、ハサミムシ(鋏虫)、ハサミムシ目に属する虫、別名「蠼螋クソウ」
求7+衣6=総画数13 U+88D8 [キュウ、グ/] 𧚍𣰐
◆獣の毛皮で作った服、毛皮のコートcoat
◆「狐裘コキュウ」、キツネ(狐)の柔らかい毛皮を使った外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、外套ガイトウ)
筆順
𧚍求7+衣6=総画数13 U+2768D [キュウ、グ/] 裘𣰐
◆獣の毛皮で作った服、毛皮のコートcoat
◆「狐𧚍コキュウ」、キツネ(狐)の柔らかい毛皮を使った外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、外套ガイトウ)
求7+角7=総画数14 U+89E9 [キュウ、ギュウ/]
◆角(つの)が曲がっているさま
◆弓がぴんと張り詰めているさま
𧧷求7+言7=総画数14 U+279F7 [キュウ、ク/]
◆止(と)める、押し止(とど)める、同「救」
◆救(すく)う、助ける、同「救」
求7+貝7=総画数14 U+8CD5 [キュウ、グ/]
◆罪や不正を見逃して貰(もら)う或いは便宜を図って貰うなど不正な意図(イト)をもって他人に金品を贈(おく)る、賄賂ワイロを贈る、またその金品・賄賂
筆順
求7+貝4=総画数11 U+8D47 [キュウ、グ/]
◆罪や不正を見逃して貰(もら)う或いは便宜を図って貰うなど不正な意図(イト)をもって他人に金品を贈(おく)る、賄賂ワイロを贈る、またその金品・賄賂
求7+辵4=総画数11 U+9011 [キュウ、グ/]
◆寄り集まる、一カ所に集まる
◆対等に付き合う相手、行動や生活を共にする人、仲間、同「仇」
筆順
求7+邑3=総画数10 U+48C7 [キュウ、グ/]
◆古郷ゴウ(地方の町や村)名、未詳「【玉篇:卷二:邑部第二十:䣇】渠留切鄉在陳留(「陳留チンリュウ郡」は現河南省開封市]付近)「【路史:卷三十:國名紀:雜國上】…郮{⿰(⿳𠆢ユ口)阝}酀郘𨝂𨝎䣐𨞛𨜶𨞕{⿰冝阝}䣁𨛶郲䣇𨚰𨙺𨚘邒郂𨛹𨜙郁𨙹何等俗繆而顧不能…」
求7+金8=総画数15 U+92B6 [キュウ、グ/] 𨱇
◆鑿(のみ)の類、一説に独頭斧(ドクトウフ、片刃の斧)「【康熙字典:戌集上:金部:銶】…《釋文》銶音求鑿屬一解云今之獨頭斧…」
𨱇求7+金5=総画数12 U+28C47 [キュウ、グ/]
◆鑿(のみ)の類、一説に独頭斧(ドクトウフ、片刃の斧)「【康熙字典:戌集上:金部:銶】…《釋文》銶音求鑿屬一解云今之獨頭斧…」
𩛰求7+食9=総画数16 U+296F0 [/あさる]
◆[日]漁(あさ)る、餌(えさ)を探し求める
筆順
𩣗求7+馬10=総画数17 U+298D7 [ク、グ/] 𩢳𩧚
◆後ろの両足が全部白い馬、同「翑」
求7+魚11=総画数18 U+9BC4 [キュウ/] 𩵍
◆魚名
𪁖求7+鳥11=総画数18 U+2A056 [未詳/] 𪉌
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:虞第十:鴝鸜𪁖】鳥名說文鴝鵒也或从瞿古作𪁖」「【正字通:亥集中:鳥部:𪁖】俗字舊能同鴝泥」
𪉌求7+鳥5=総画数12 U+2A24C [未詳/] 𪁖
◆未詳「【集韻:卷二:平聲:虞第十:鴝鸜𪁖】鳥名說文鴝鵒也或从瞿古作𪁖」「【正字通:亥集中:鳥部:𪁖】俗字舊能同鴝泥」
水3+2=総画数5 U+6C47 [カイ、エ、イ/]
◆同様のものが集まり一つになる、同様のものを一つに纏(まと)める、また一つに纏めたもの
◆繁「匯」
◆繁「彙」
汇5+手3=総画数8 U+39DF [カイ/] 擓㨤
◆掻く、強く擦る
𣱵水4+2=総画数6 U+23C75 [エイ、ヨウ/なが・い] 永𠘷
◆川の水が途切れずに延々エンエンと流れるさま
◆時(とき)が延々と続く、途切れずに長く続く、久(ひさ)しい
𧵾𣱵6+貝7=総画数13 U+27D7E [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:貝部:𧵾】門潑切音脉疑同脈」「【漢語大字典:貝部:𧵾】同"脈(脉)"」「【中華字海:貝部:𧵾】脉的讹字」
水3+3=総画数6 U+3CBD [デン、ネン、ジン、ニン、ショウ/]
◆川名、未詳「【廣韻:下平聲:陽第十:商:㲽】水名」
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:軫第十六:㲽】沴㲽𣶖相箸」「【正字通:巳集上:水部:㲽】同涊省六書故涊尔軫切亦作㲽…」
㲽6+木4=総画数10 U+9FC4 [リョウ、ロウ/]
◆二本或いは複数の柱はしら・支柱シチュウ(上部のものを支えるために垂直に立てた柱)の上に横に架け渡す木、川などに架け渡した橋、同「梁」「【集韻:卷三:平聲:陽第十:鿄𣸑】說文水橋也一曰鿄棟古作𣸑梁又國名亦姓」
口部
土部
彑部
彑部
水3+3=総画数6 U+6C4D [カン、ガン/]
◆「汍瀾カンラン」、涙(なみだ)が流れるさま、涙を流して泣くさま
𣑱汍6+木4=総画数10 U+23471 [ゼン、ネン、セン/そ・める、そ・まる、し・みる、し・み]
◆液体が小さな隙間に滲(し)み込む、布などを液体に浸(ひた)して着色する、色を滲み込ませる
◆色や匂いなどが付着する、またそれによってそれまでとは別のものになる、感化される
◆情報や病気などが次々に移って行く
水3+3=総画数6 U+6C4E [ハン、ホン/]
◆水面や空中に浮(う)かぶ、浮かび漂(ただよ)う、同「泛」
◆(水が)一面に広がり覆(おお)う、一面に広がる、広く隅々まで行き渡る、同「氾」「泛」
筆順
汎6+皿5=総画数11 U+76D5 [ハン、ボン/] 䀀𥁩𥁷𥁔
◆杯(さかずき)
水3+3=総画数6 U+6C4F [タイ、ダイ/]
◆たっぷりの水で濯(すす)ぐ、たっぷりの水で濯ぎ必要なもの以外を洗い流す、同「汰」
◆度ドを過ぎる、同「汰」
◆大きな波、同「汰」
◆「汏呂タイリョ」、大呂タイリョ(十二律の一つ)の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
𣴘汏6+水3=総画数9 U+23D18 [タイ、ダイ/]
◆「𣴘呂タイリョ」、大呂タイリョ(十二律の一つ)の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+3=総画数6 U+6C51 [タク/]
◆滑る
𥁩汑6+皿5=総画数11 U+25069 [ハン、ボン/] 䀀盕𥁷𥁔
◆杯(さかずき)
水3+3=総画数6 U+6C52 [ボウ、モウ/]
◆ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼんやりするさま、同「茫」
◆水が果てしなく広がっているさま、同「茫」「漭」
◆慌てる、慌て急ぐさま、同「慌」
汒6+艸3=総画数9 U+832B [ボウ、モウ/] 𣴭
◆(草木や水が)果てしなく広がっているさま、同「漭」「汒」
◆ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼんやりするさま、同「汒」
筆順
水4+3=総画数7 U+6C56 [ヒン、ビン、チ/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎をから皮を剥(は)ぐ、同「𣎳」
汖7+土3=総画数10 U+57CA [チ、ジ/]
◆同「地」、唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つ
水3+3=総画数6 U+6C57 [カン、ガン/あせ]
◆体温を調節するなどのために体表から分泌される液体、物の表面に付着する水滴、またそれが出る
◆蒙古モウコ・鮮卑センピ・柔然ジュウゼンなど中国北方民族の長の称号、「成吉思汗チンギスカン(モンゴル帝国の初代皇帝)」
注解:「汙」 「汘」
筆順
𠱢汗6+口3=総画数9 U+20C62 [カン、ガン/]
◆鼾(いびき)、睡眠中の鼻息(ビソク、はないき)の音、また寝息(ねいき)の音、同「鼾」
◆喘(あえ)ぐ声、「はあはあ」と忙(せわ)しく息をする声「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:吀𠵸𠱢哻嚊】昔俗音汗正作鼾嚊睡也下一又疋秘反喘聲也」
𡊺汗6+土3=総画数9 U+212BA [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:土部:𡊺】同"汗"」「【中華字海:土部:𡊺】同"瀚"」「【中華大辞典:土部:𡊺】𣴱籒文見」(いずれも《石鼓文》を引くが、【石鼓文定本】によれば{𡊺-于+⿻丫一}で、「干」の部分が「¥-一」のような字形になっている)
𣆙汗6+日4=総画数10 U+23199 [カン/]
◆未詳「【玉篇:卷二十:日部第三百四:𣆙】各汗切半乾也」「【正字通:辰集上:日部:𣆙】涆字之譌…」
水3+3=総画数6 U+6C59 [オ、ウ/けが・す、けが・れる、けが・らわしい、よご・す、よご・れる、きたな・い] 汚污𣽏
◆淀(よど)んで濁(にご)った水
◆穢(けが)れる、異物が混じる
◆不潔フケツなさま
◆行いが正しくない
◆泥を塗る、泥を塗って面目を失わせる
注解:「汗」
𡜡汙6+女3=総画数9 U+21721 [コ、グ/] 𡜂
◆貪(むさぼ)る、同「𢙁」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜂】何古切𡜂𢲸貪也」「【廣韻:上聲:姥第十:戸:𡜂】貪也」
汙6+皿5=総画数11 U+76D3 [ウ/]
◆「盤盓ハンウ」、水が渦巻きながら流れるさま、同「盤𥁡」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:莫第十一:汙洿𣴰盓】烏故切說文穢也一曰小池為污一曰塗也或作洿𣴰盓」「【正字通:午集中:皿部:盓】衣虛切音迂盤盓旋流也盓與污洿別集韻污或作盓合盓洿汅為一誤」
汙6+穴5=総画数11 U+7A8F [オ、ウ/]
◆「窏洝オアン」、窪(くぼ)み、窪んでいるさま「【六臣註文選:卷十八:長笛賦】…運裛(於葉)窏(安都)洝(遏)岡連嶺屬(善曰運裛廻旋相纏也窏洝卑下也屬連也窏於孤切洝音按 向曰謂竹為陰陽運氣裛之有潤濕之色岡巔之上皆相連屬窏洝潤濕貌也)…」「【御定歷代賦彙:卷二十一:焦山賦】…坎窊𥨍洝窏…」
汙6+黑12=総画数18 U+4D66 [シャ、ジャ/]
◆泥、汚泥(オデイ)「【廣韻:上聲:馬第三十五:灺:䵦】䵦墁汚也出文字辨疑」「【御定淵鑑類函:卷四百四十八:蟲豸部四:蛙四】明劉基聽蛙詩曰{⿰糸尭}舍荒池低且䵦蟄蛙」
水3+3=総画数6 U+6C5A [オ、ウ/けが・す、けが・れる、けが・らわしい、よご・す、よご・れる、きたな・い] 污汙𣽏
◆淀(よど)んで濁(にご)った水
◆穢(けが)れる、異物が混じる
◆不潔フケツなさま
◆行いが正しくない
◆泥を塗る、泥を塗って面目を失わせる
筆順
𢙁汚6+心4=総画数10 U+22641 [オ、ウ/]
◆貪(むさぼ)る、同「𡜂」「【字彙:卯集:心部:𢙁】烏故切烏去聲貪也」
𥁡汚6+皿5=総画数11 U+25061 [オ、ウ/]
◆「𥁡江オコウ」、地名、項羽コウウ(前232年~前202年)が渡河したところという「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𥁡】屋姑切𥁡江項羽渡船處也(「烏江ウコウ(項羽が敗走し渡河しようとしたところ、現安徽省馬鞍山市和県烏江鎮付近)」か?)
◆「盤𥁡ハンウ」、水が渦巻きながら流れるさま、同「盤盓」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:𥁡】盤𥁡旋流」
水3+3=総画数6 U+6C5B [シン、ジン/] 𣲌
◆水を振り撒く、水を撒き散らす、同「灑」
◆定期的に水位が上昇する
𥹦汛6+米6=総画数12 U+25E66 [未詳/]
◆未詳
水3+3=総画数6 U+6C5C [シ、ジ/]
◆一旦別れ出た流れが元の川(本流)に流れ込む、同「洍」
◆流れずに淀(よど)んでいる水
◆川名、河南成臯セイコウ縣(現河南省鄭州市滎陽市) {河南省}
𥒟汜6+石5=総画数11 U+2549F [ヘン/いしばり] 砭𥐗𥑁
◆治療のために皮膚に刺す石で作った針、石針(いしばり)
◆石針を刺す、針を刺して治療する
◆諭(さと)す、「針を刺して(注意して)治す」の意
水4+3=総画数7 U+6C5E [コウ、グ/]
◆水銀(Hydrargyrum、Hg)、元素名、旧「澒」、台湾では「銾」 {水銀}
筆順
汞7+角7=総画数14 U+89E8 [コン、ゴン/]
◆未詳「【字彙:酉集:角部:觨】胡本切音混牛角上水」
汞7+金8=総画数15 U+92BE [コウ、グ/]
◆鐘(かね)の音
◆[台]水銀(Hydrargyrum、Hg)、元素名、中国(大陸)では「汞」 {水銀}
水3+3=総画数6 U+6C5F [コウ/え] 𣲅
◆大きな川、大河タイガ、中国南部では大小を問わず「川」を「江」と呼ぶという「【尚書正義:卷六:禹貢第一】九江孔殷(《疏》…江以南水無大小俗人皆呼為江…)」
◆中国最長の川である「長江チョウコウ」の別称、これに対し「河」は「黄河コウガ」を指す
◆[日]水(海や湖)が陸地に入り込んでいるところ
筆順
𤭊江6+瓦5=総画数11 U+24B4A [未詳/]
◆未詳「【齊民要術:卷五:種榆白楊第四十六:榆】十五年後中為車轂及蒲桃𤭊(𤭊一口植三百車轂一具値絹三匹」
江6+艸3=総画数9 U+8333 [コウ/]
◆「茳蘺・江蘺コウリ」、オゴノリ(海髪)、オゴノリ科の海藻
◆「茳芏コウト」、オオシチトウ、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草 {オオシチトウ}
◆「茳茫コウボウ」、オオバノセンナ(大葉の旃那)、マメ科センナ属の草 {オオバノセンナ}
𪀤江6+鳥11=総画数17 U+2A024 [コウ/] 𪀃
◆鳥名、未詳「【集韻:卷一:平聲:江第四:𪀤𪀃】鳥名」
水3+3=総画数6 U+6C60 [チ、ジ/いけ]
◆水を引き入れるための水路、また水を引き入れて溜(た)めておくところ、水溜め(みずため)「【禮記注疏(禮記正義):卷十五:月令】是月也毋竭川澤毋漉陂池…(《注》…畜水曰陂穿地通水曰池《音義》…澤障曰陂停水曰池…)」
◆城市ジョウシ(城壁で囲まれた町)の外側に巡(めぐ)らせた水堀(みずぼり)、空堀(からぼり)は「隍」
筆順
池6+竹6=総画数12 U+7B42 [チ、ジ/] 篪𥰽竾𥬌䶵𪛌𪛍𪛔
◆七孔の竹製の横笛、七つの指孔(ゆびあな、指で押さえる孔、音孔ともいう)と歌口(うたぐち、息を吹き込む孔、吹き口ともいう)を合わせ八孔と数えることもある、同「箎」「【爾雅注疏:釋樂】大篪謂之沂(《疏》…孫炎曰篪聲悲沂悲也…篪以竹爲長尺四寸圍三寸一孔上出寸三分名翹横吹之…廣雅云八孔鄭司農注周禮云篪七空蓋不數其上出者故七空)」 {楽器(管楽器)}
水3+3=総画数6 U+6C61 [オ、ウ/けが・す、けが・れる、けが・らわしい、よご・す、よご・れる、きたな・い] 汚汙𣽏
◆淀(よど)んで濁(にご)った水
◆穢(けが)れる、異物が混じる
◆不潔フケツなさま
◆行いが正しくない
◆泥を塗る、泥を塗って面目を失わせる
𡜂污6+女3=総画数9 U+21702 [コ、グ/] 𡜡
◆貪(むさぼ)る、同「𢙁」「【玉篇:卷三:女部第三十五:𡜂】何古切𡜂𢲸貪也」「【廣韻:上聲:姥第十:戸:𡜂】貪也」
水3+3=総画数6 U+6C64 [トウ、タン、ショウ/ゆ]
◆温かい水、熱い水、沸騰した水
◆熱いスープsoup、スープ状のもの、「菜汤サイタン、野菜のスープ」「浓汤ノウタン・ノンタン、シチューstewなどのような濃いスープ」
◆温泉、温かい水が湧き出るところ
◆「汤汤ショウショウ」、同「漡漡」「滔滔トウトウ」、一面に満ちた水が勢いよく流れるさま
汤6+火4=総画数10 U+70EB [トウ/]
◆火傷(やけど)をする、火傷しそうなほど熱い
◆熱(あつ)くする、熱(ねっ)する
◆道具を熱しアイロンironやパーマpermを掛ける
汤6+艸3=総画数9 U+8361 [トウ、ドウ/]
◆揺れ動く、揺り動かす、同「蕩」「盪」
◆揺すって器の汚(よご)れを洗い流す、きれいに取り除く、一掃する、同「蕩」「盪」
◆当てもなくふらふらとするさま、勝手気ままなさま、酒色や道楽に溺れるさま、同「蕩」
◆「荡荡トウトウ」、ゆらゆらと揺れながら大きく広がっているさま、同「蕩蕩」
◆繁「蕩」「盪」
汤6+金5=総画数11 U+94F4 [トウ/]
◆木の枝を斧などで切り落とした跡を平らにする道具
◆「铴锣」、小さな銅鑼(どら)
𣲂水4+3=総画数7 U+23C82 [スイ/]
◆未詳「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𣲂】初委切北方也」
◆「朱常𣲂シュジョウスイ」、人名、明朝(1368年~1644年)の皇室一族の一人という「【臺灣鄭氏始末:卷一】…殺樊山王朱常𣲂及石應璉等」「【小腆紀年:卷第十二:明鎮國將軍常𣲂】…常𣲂樊山王翊𨥌之次子…」
𡱴𣲂7+尸3=総画数10 U+21C74 [ジョウ、ニョウ/ゆばり] 尿𡲘𡱤𡲳
◆小便、同「㞙」「溺」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:{⿰尿尾}】古𡱤𡲳𡱴三俗尿今𡲘正奴弔反腹中水也」
水3+4=総画数7 U+3CC4 [セン、ゼン/] 𣶛𣶙
◆涎(よだれ)、同「㵪」「涎」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:㳄𣶚涎𣶛㵪】徐連切說文慕欲口液也或作𣶚涎𣶛㵪亦書作𣶜」
𣶛㳄8+水3=総画数11 U+23D9B [セン、ゼン/] 㳄𣶙
◆涎(よだれ)、同「㵪」「涎」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:㳄𣶚涎𣶛㵪】徐連切說文慕欲口液也或作𣶚涎𣶛㵪亦書作𣶜」
㳄7+皿5=総画数12 U+76DC [トウ、ドウ/ぬす・む]
◆本来自分のものではないのものを(相手の許しを得ないまま、こっそりと)自分のものにする
筆順
㳄7+羊6=総画数13 U+7FA8 [セン、ゼン、エン/うらや・む]
◆欲しがって涎(よだれ、同「㳄」)を垂らす
◆有り余る、必要とする分を除いた残り
◆墓に通じる道、同「埏」
注解:「羡」、但し多く「羡」は本字の別字体としても用いられる
筆順
水3+4=総画数7 U+6C66 [シ/]
◆水が行き着く、行き止(ど)まる、同「坁」
汦7+艸3=総画数10 U+44CB [シ/] 𦽘
◆ニレ(楡)の莢(さや)
◆野菜の塩また酢の漬物、同「菹」
水3+4=総画数7 U+6C6A [オウ/] 𣳫𣷪
◆深々とした水が広がっているさま、同「瀇」
◆水が溜(たま)まったところ、水溜まり
◆涙(なみだ)、涙が溢(あふ)れるさま
筆順
汪7+門8=総画数15 U+499E [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:門部第八:䦞{⿵門生}閨】三俗閏正如順反散餘也」「【康熙字典:戌集備考:門部:䦞】《五音篇海》同閏」
水3+4=総画数7 U+6C70 [タイ、タ/]
◆たっぷりの水で濯(すす)ぐ、たっぷりの水で濯ぎ必要なもの以外を取り除く、同「汏」「溙」
◆度ドを過ぎる、同「泰」「汏」「溙」
◆大きな波、同「汏」「溙」
◆「沙汰サタ」◇水中で揺すって砂(すな、沙)を取り除く、必要なものと不必要なものとを選(え)り分ける◇[日]朝廷や役所の定めた決まり・指示・判定◇[日]便り、音信
◆「淘汰トウタ」◇水中で揺すって砂(沙)を取り除く◇必要なものと不必要なものとを選り分ける◇適応できないものは滅び適応できるものだけが残る
◆「汰簇タイソウ」、太簇タイソウ(十二律の一つ)の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
筆順
汰7+水3=総画数10 U+3CF2 [未詳/]
◆「㳲簇タイソウ」、十二律の一つ「太簇タイソウ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+4=総画数7 U+6C75 [カン、コン、ゴン/]
◆(船に)隙間から水が入り込む、船底に泥が溜(た)まる、同「淦」
𠥴汵7+匚2=総画数9 U+20974 [カン、ゴン/]
◆水の中に沈む、水に沈める、水に浸(ひた)す、同「浛」
𣵂汵7+水4=総画数11 U+23D42 [イン、オン/] 㱃𨡢𨡳𩚕𩚜𣲎𣶗淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
注解:「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:𣵂】烏錦切古文飲」
水3+4=総画数7 U+6C7A [ケツ、ケチ/き・まる、き・まり、き・まって] 决𣲺
◆堤(つつみ)などが破(やぶ)れる、また(堤防などが破れて)水が流れ出る
◆破る、突き破る
◆(妨げとなっている物や事を突き破って、押し退けて)きっぱりと、「決断ケツダン(すぱっと断ち切る、きっぱりと決める)」「決心ケッシン(きっぱりと心を決める)」
◆(迷いを振り払って、迷いがないように)はっきりと、「決定ケッテイ(はっきりと定める)」「判決ハンケツ(どちらが正当なものかを見分けて決める)」
◆き・まって、必ず、間違いなく
筆順
𦯊決7+艸3=総画数10 U+26BCA [ケツ、ケチ/]
◆「𦯊明・決明ケツメイ」「𦯊茪ケツコウ」、エビスグサ(夷草)、マメ科センナ属の草、またその種子の名、別名「薢茩カイコウ」 {エビスグサ}
𪁠決7+鳥11=総画数18 U+2A060 [ケツ、ケチ/] 鴂鴃𨾕
◆モズ(百舌・鵙)、モズ科の鳥、同「鵙」、別名「博労・伯労ハクロウ」(和名の「百舌」は中国ではクロウタドリ(黒歌鳥、ツグミ科ツグミ属の鳥)を指す)
◆「鸋𪁠ネイケツ」、ミソサザイ(鷦鷯)、ミソサザイ科の鳥、別名「巧婦鳥コウフチョウ」「桑飛ソウヒ」
◆「鶗𪁠・鷤𪁠・鵜𪁠テイケツ」、カッコウ(郭公)、またホトトギス(杜鵑)、カッコウ科の鳥、別名「杜鵑トケン」「秭鳺シフ」「子巂・子規シキ」
◆「𪁠舌ケツゼツ」◇モズ(百舌・鵙)の喧(やかま)しい鳴き声◇蛮夷バンイ(異国)の人の煩(うるさ)いだけで意味の分からない言葉
水3+4=総画数7 U+6C7E [フン、ブン/]
◆「汾河フンガ」、山西省を流れる川の名、黄河の支流の一つ {山西省}
筆順
𥁳汾7+皿5=総画数12 U+25073 [ホン、ボン/]
◆水が下から押し上げられるように湧(わ)き上がる
◆「𥁳江ボンコウ」、「龍開河リュウカイコウ」の古名また別名、江西省九江市を流れる川の名、湓浦口ボンココウに至って長江に注ぐ {江西省}
水3+4=総画数7 U+6C82 [ギ、ゲ、キ、ギン、ゴン/]
◆「沂源ギゲン」、県名、山東省淄博市 {山東省}
◆「沂山ギサン」、山名、別名「東泰トウタイ山」、山東省濰坊市臨朐県南部
◆「沂水ギスイ」◇川名、沂山を源とする、別名「沂河ギガ」◇古州名、現山東省臨沂市
筆順
𠲻沂7+口3=総画数10 U+20CBB [ギ/]
◆「𠲻嗞」、恥じ入るさま
沂7+土3=総画数10 U+57BD [ギン/]
◆澱(おり)、水底に溜(たま)まった沈殿物
沂7+山3=総画数10 U+5CFE [ギン、ゴン/]
◆「峾淪ギンリン」、水が渦巻くさま「【文選(文選注):卷第十二:江海:江賦】…峾(銀)淪溛(烏華)瀤(烏懷)乍浥(烏甲)乍堆(峾淪回旋之貌溛瀤不平之貌)」
沂7+竹6=総画数13 U+41F5 [ギ、ギン、ゴン/]
◆大きな箎(チ、七孔の竹笛の一種)、同「𪛊」
沂7+艸3=総画数10 U+44C5 [キン、ゴン/]
◆セリ(芹)、セリ科の草、同「芹」 {セリ}
水3+4=総画数7 U+6C83 [オク、ヨク/] 𣵽𦰚𦮮
◆水を掛ける、水を注ぐ、水を行き渡らせる
◆潤(うるお)す、潤う
◆土が柔らかく肥えている
筆順
𠴎沃7+口3=総画数10 U+20D0E [/]
◆[喃]音「ócオク」
◆[喃]未詳
𦰚沃7+艸3=総画数10 U+26C1A [オク、ヨク/] 沃𣵽𦮮
◆水を掛ける、水を注ぐ、水を行き渡らせる
◆潤(うるお)す、潤う
◆土が柔らかく肥えている
沃7+金8=総画数15 U+92C8 [ヨク、オク/]
◆銀色の光沢のある金属
◆銀色に鍍金(めっき)する
𪁕沃7+鳥11=総画数18 U+2A055 [ヨク、オク/]
◆鳥名、或いは水鳥の名、未詳、姿はカモ(鴨)に似て羽は幾つかの(同系色の)色が交じっているという「【漢語大字典:𪁕】《蠕範・物理》:"(鳧)黑者𩿢、白者𪁑、雜者𪁕、五色者䳁"」
水3+4=総画数7 U+6C88 [チン、ジン、シン/しず・む]
◆ものが水中を底の方に向かって落ちて行く、全体が水面よりも下になって見えなくなる、同「沉」
◆気持ちが落ち込む(沈み込む)、同「沉」
◆奥深くに入り込む、深くのめり込む、同「沉」「湛」
◆静かなさま、落ち着いているさま、同「沉」
◆「沈陽シンヨウ」、市名、遼寧省の省都瀋陽市、繁「瀋」 {遼寧省}
筆順
𠴥沈7+口3=総画数10 U+20D25 [未詳/]
◆未詳
𥁭沈7+皿5=総画数12 U+2506D [タン/] 醓𥂘𥁺𧖺𨡍
◆肉に塩・麹・酒などを加えて発酵させたもの、肉醤、特に汁状のもの
沈7+艸3=総画数10 U+8390 [チン、ジン/]
◆「莐藩・䒞藩チンハン」、ハナスゲ(花菅)、キジカクシ科ハナスゲ属の草、根茎を乾燥したものは生薬として利用される、別名「知母チモ」「【爾雅注疏:釋草】𧂇莐藩(…《疏》藥草知母也一名𧂇一名莐藩…)」 {ハナスゲ}
沈7+雨8=総画数15 U+9703 [チン、ジン/]
◆雲に覆われて晴れない日が続くさま
水3+4=総画数7 U+6C90 [ボク、モク/]
◆頭から水や湯を被(かぶ)る、上から水や湯を注(そそ)いで髪を洗う、「沐浴モクヨク(頭から水や湯を流し掛けて髪や体を洗うこと、身体を清めること)」
◆浴ヨクする、蒙(こうむ)る、(恩恵などを)受ける
◆「洗沐センモク」◇頭から水や湯を被って髪を洗うこと◇「沐浴」するために役人に与えられた休日、古くは五日毎(後に十日毎)に一日与えられた
筆順
沐7+艸3=総画数10 U+83AF [ボク、モク/]
◆草(くさ)、或いは草名、未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:莯】母卜切草也」「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:莯】艸名」
沐7+雨8=総画数15 U+9702 [モク、ボク/]
◆降りしきる細かい雨
◆「霢霂バクボク」、細かい雨が降りしきり辺りが霞(かす)むさま「【說文解字注:雨部:霢】霢霂小雨也(如人沐頭惟及其上枝而根不濡也按霢霂者溟蒙之轉語)(「溟蒙」は「溟濛、細かい雨が降りしきり辺りがぼんやりするさま」)
水4+4=総画数8 U+6C93 [トウ、ドウ/くつ]
◆水が次から次へと湧(わ)き出る、また溢(あふ)れ出る
◆(水が溢れ出るように)次から次へと口から言葉が出てくる
◆(次々に)重なり合う
◆[日]靴(くつ)、履物
筆順
𠉤沓8+人2=総画数10 U+20264 [未詳/]
◆未詳「【廣韻:入聲:合第二十七:沓:𠉤】儑𠉤不著事也」「【集韻:卷十:入聲下:合第二十七:𠉤】儑𠉤不任事也」
𠴲沓8+口3=総画数11 U+20D32 [トウ、ドウ/]
◆(中身のない話を、脈絡のない話を)ぺらぺらと喋(しゃべ)る、またわいわいと喋り合うさま、同「誻」「䜚」
𡌩沓8+土3=総画数11 U+21329 [トウ/]
◆物が落ちる音、同「𨰏」
◆未詳「【字彙:丑集:土部:𡌩】達合切踏累土也」
沓8+山3=総画数11 U+5D09 [トウ、ドウ/]
◆山が幾重(いくえ)にも連なっているさま
沓8+手3=総画数11 U+39FA [トウ、ドウ/]
◆裁縫の際に指先に被(かぶ)せる指サックsack、或いは指に嵌(は)める環状の指貫(ゆびぬき)、同「𩎽」
沓8+木4=総画数12 U+3B7C [トウ/]
◆斗形(ますがた)、建物の柱の上端に置いてそれより上部の梁(はり)や桁(けた)を支える方形の木材、同「枓」「枅」「欂」、"U"字形の木材(栱)と組み合わせた部材を「枓栱・斗栱トキョウ」という {建物}
沓8+水3=総画数11 U+6DBE [トウ/]
◆水が沸(わ)き上がって溢(あふ)れ出る
◆「涾𣵺トウダ」、波が次々に続くさま
沓8+犬3=総画数11 U+3E7A [トウ/]
◆(犬が)がつがつと食う、同「𦧟」
◆「㹺𤞡トウジャ」、獣名、未詳「【集韻:卷三:平聲:麻第九:𤞡】㹺𤞡獸名」
沓8+网5=総画数13 U+435D [トウ/]
◆網(あみ)
◆「罯䍝アントウ」、(網を)上から覆い被せる、上から覆い被せるようにして魚や獣を捕(と)る網
沓8+羽6=総画数14 U+4393 [トウ/] 𦑇
◆「翋䎓ロウトウ」、多くの鳥が付かず離れず飛ぶさま、同「翋𦑶」
𦑇沓8+羽6=総画数14 U+26447 [トウ/]
◆「𦒆𦑇ロウトウ」、多くの鳥が付かず離れず飛ぶさま、同「翋𦑶」
𦧟沓8+舌6=総画数14 U+269DF [トウ/] 𦧥𦧭
◆ずるずると啜(すす)る、同「歠」
◆がつがつと食う、同「㹺」
𦧥沓8+舌6=総画数14 U+269E5 [トウ/] 𦧟𦧭
◆ずるずると啜(すす)る、同「歠」
◆がつがつと食う、同「㹺」
沓8+艸3=総画数11 U+44E0 [トウ/] 𦵺
◆オモダカ(面高・沢瀉)、オモダカ科の水生多年草 {オモダカ}、或いはサジオモダカ(匙面高・匙沢瀉)、オモダカ科サジオモダカ属の草、「水䓠菜スイトウサイ」「【救荒本草:卷一:澤瀉】俗名水䓠菜一名水瀉一名及瀉一名芒芋一名鵠瀉」 {サジオモダカ}
◆「䓠菜トウサイ」、水生植物の名、未詳、葉は大きく水面を覆うという「【齊民要術:卷十】生水中大葉」
𧌏沓8+虫6=総画数14 U+2730F [トウ、ドウ/]
◆「䗘𧌏コウトウ」、米穀類に棲(す)み付く小さな黒褐色の虫、コクゾウムシ(穀象虫、オサゾウムシ科コクゾウムシ属の虫)の類、同「蛄䗐コシ」「強䖹キョウヨウ」
沓8+言7=総画数15 U+8ABB [トウ、ドウ/] 𧪟
◆(中身のない話を、脈絡のない話を)ぺらぺらと喋(しゃべ)る、またわいわいと喋り合うさま、同「𠴲」「䜚」「【荀子:卷第十六:正名】故愚者之言芴然而粗嘖然而不類誻誻然而沸(芴與忽同忽然無根本貌粗疎略也嘖爭言也助皮反或曰■同深也誻誻多言也謂愚者言淺則疎略深則無統類又誻誻然沸騰也)彼誘其名眩其辭而無深於其志義者也」
◆訳の分からないことを言う、戯言(たわごと)を言う
沓8+足7=総画数15 U+8E0F [トウ、ドウ/ふ・む]
◆足を地に着ける、足で押える、同「踐」
筆順
𨡍沓8+酉7=総画数15 U+2884D [タン/] 醓𥂘𥁺𥁭𧖺
◆肉に塩・麹・酒などを加えて発酵させたもの、肉醤、特に汁状のもの
沓8+金8=総画数16 U+9314 [トウ/]
◆ものの先を包むように被(かぶ)せる金属製のキャップcap
𨵝沓8+門8=総画数16 U+28D5D [トウ、ドウ/] 闒阘
◆(門の上に設けた)小屋の戸、また小窓
◆「𨵝茸トウジョウ」、才能がなく低劣な人、愚かな人、同「傝䢇」「㲩𣯏」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
沓8+革9=総画数17 U+979C [トウ/くつ]
◆革製の履物、同「鞈」
筆順
𩎽沓8+韋9=総画数17 U+293BD [トウ/]
◆裁縫の際に指先に被(かぶ)せる指サックsack、或いは指に嵌(は)める環状の指貫(ゆびぬき)、同「𩏒」「㧺」
◆ふいご、革製の袋に取っ手を付けた火を熾(おこ)すための道具、取っ手を動かすことで風を送り出して火を熾す、同「韛」「【龍龕手鑑:卷一:韋部第三十八:𩏃{⿰韋被}𩎽𩎬𩏄】五俗{⿰韋莆}通韛正蒲拜反韛囊吹火具也」
𩷽沓8+魚11=総画数19 U+29DFD [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:亥集中:魚部:𩷽】《篇海》音塔鱕魚《正字通》䱜字之譌」
沓8+黑12=総画数20 U+4D6C [トウ、ドウ/]
◆黒い
水3+4=総画数7 U+6C96 [チュウ/おき]
◆水が涌(わ)き上がる、高く衝(つ)き上がる
◆穏やかな
◆虚(むな)しいさま、空虚なさま、同「冲」
◆幼い、幼少の、同「冲」
◆「沖澹チュウタン」、淡々としたさま、さっぱりとしたさま、同「祌禫」「祌䄡チュウセン」「【別雅:卷三】祌䄡祌禫沖澹也…註祌䄡當為沖澹謂其言澹薄也…」
◆簡「冲」
◆[日]岸から遠く離れたところ、同「冲」
筆順
𥁵沖7+皿5=総画数12 U+25075 [チュウ/]
◆虚(むな)しいさま、空虚なさま、同「沖」「盅」
水5+4=総画数9 U+6C97 [テン/]
◆添(そ)える、付け加える、付け足す、同「𣸸(添)」
𣕊沗9+木4=総画数13 U+2354A [テン/]
◆火掻棒(ひかきぼう)や火箸(ひばし)などの類、同「栝」「【龍龕手鑑:卷四:木部第一:㮇】他念反火杖也」
𣸸沗9+水3=総画数12 U+23E38 [テン/そ・える] 添𣷹
◆付け加える、付け足す
水3+4=総画数7 U+6C99 [サ、シャ/すな] 𣲡𣲓
◆砂、細かい砂、同「𡋷」
◆砂地、砂が広がっているところ
◆細かい粒状のもの、細かいさま、小さいさま
◆ざらざらとしたさま
◆淘(よな)げる、水の中で揺り動かして洗いながら不要なものを取り除き必要なものだけを残す
◆10の-8乗 {数字}
筆順
沙7+乙1=総画数8 U+4E77 [살サル/]
◆[韓]「乷味面(살미면サルミミョン)」、地名、大韓民国忠清北道(충청북도チュンチョンブクト)忠州市(충주시チュンヂュシ)
𠈱沙7+人2=総画数9 U+20231 [サ/]
◆酔って(酔ったように)舞うさま、繰り返し舞い続けるさま、同「傞」「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:𠈱】行也又舞不止」「【集韻:卷三:平聲:戈第八:傞𠈱】說文醉舞皃引詩屢舞傞傞或从沙」
沙7+口3=総画数10 U+5526 [サ、シャ/]
◆楽器を吹き鳴らす
◆曲中で調子を取ったり掛け声などを表す語
𡋷沙7+土3=総画数10 U+212F7 [サ、シャ/]
◆砂、細かい砂、同「沙」
沙7+女3=総画数10 U+5A11 [サ、シャ/]
◆衣服の裾がひらひらと揺れ動く
◆「娑婆サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「婆娑バサ」、衣裳などがひらひらと揺れ動くさま、またひらひらさせながら踊り舞うさま
筆順
沙7+手3=総画数10 U+6331 [サ、シャ/] 挲𢬰
◆摩(さす)る、撫(な)でる、「摩挲マサ」
◆「挓挱タサ」、手を(腕を)開く、開き広げる「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」
沙7+手4=総画数11 U+6332 [サ、シャ/] 挱𢬰
◆摩(さす)る、撫(な)でる、「摩挲マサ」
◆「挓挲タサ」、手を(腕を)開く、開き広げる「【集韻:卷三:平聲:麻第九:挱】挓挱開皃」
沙7+木4=総画数11 U+686B [サ/]
◆「桫欏サラ」◇ヘゴ科(ヘゴ属)の木生シダ植物◇木名、未詳「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」
◆木名、未詳「【女仙外史:第八十八回:二十皮鞭了夙緣 一枝禪杖還惡報】…一面整備桫木棺槨…」
沙7+木4=総画数11 U+686C [サ、シャ/]
◆「桬棠サトウ」、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:桬】所加切桬棠華赤實味如李無核食之使人不弱可{⿲彳■亍}水(「【山海經廣注:卷二:西山經】黄華赤實其味如李而無核名曰沙棠可以禦火食之使人不溺(郭曰言體浮輕也沙棠為木不可得沉呂氏春秋曰果之美者沙棠之實銘曰安得沙棠刻以為舟泛彼滄海以遨以逰・・・)」を引いたものと思われるが「華赤」ではなく「黄華」)「【廣韻:下平聲:麻第九:鯊:桬】桬棠木名出崐崘山(「【廣韻:下平聲:歌第七:娑:桫】桫欏木名出崐崘山」に「桬棠」の字訓と同じ「桫欏」がある)
沙7+毛4=総画数11 U+3C9A [サ、シャ/]
◆「毠㲚ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「袈裟」
𣮅沙7+毛4=総画数11 U+23B85 [未詳/]
◆未詳
注解:「㲚」の異体字か?
沙7+犬3=総画数10 U+7300 [サ、シャ/]
◆古代中国南部の少数民族
沙7+疒5=総画数12 U+75E7 [サ、シャ/]
◆霍乱カクラン、暑気ショキあたり・熱中症や腸カタル・腸炎などの病気を指す語
◆「痧子サシ」、はしか(麻疹・痳疹)、はしかウイルスvirusによる急性伝染病
𥆝沙7+目5=総画数12 U+2519D [サ/] 𥇇
◆ちらりと見る、さっと見る「【太平廣記:卷四十八:神仙四十八】…速閉目慎勿偷視…」「【類篇:目部:𥆝】桑何切視之略也」
𥇇沙7+目5=総画数12 U+251C7 [サ/] 𥆝
◆ちらりと見る、さっと見る「【太平廣記:卷四十八:神仙四十八】…速閉目慎勿偷視…」「【類篇:目部:𥆝】桑何切視之略也」
沙7+石5=総画数12 U+7870 [サ、シャ/]
◆「硰石」、古地名、現山西省
𦀛沙7+糸6=総画数13 U+2601B [サ、シャ/うすぎぬ] 紗纱𦀟
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
𦀟沙7+糸6=総画数13 U+2601F [サ、シャ/うすぎぬ] 紗纱𦀛
◆細い糸、絹糸ケンシ(きぬいと)・綿糸メンシ・麻糸(あさいと)などの細いもの、同「㠺」
◆細糸を使った薄く軽い布、またその布を使った布製品
沙7+艸3=総画数10 U+838E [サ、シャ/] 䔋𦹈
◆「莎草サソウ」◇カヤツリグサ(蚊帳吊草・蚊屋吊草・莎草)、カヤツリグサ科の草 {カヤツリグサ}◇ハマスゲ(浜菅)、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草、別名「薃葔コウコウ・香附コウフ」 {ハマスゲ}
◆「莎雞シャケイ」、クツワムシ(轡虫、キリギリス科に属する昆虫)の類、別名「蟈蟈カクカク」「絡緯ラクイ」、俗称「紡織娘ボウショクジョウ・ファンシィニィャン」
筆順
沙7+衣6=総画数13 U+88DF [サ、シャ/]
◆「袈裟ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「毠㲚」
筆順
沙7+辵3=総画数10 U+9024 [サ、シャ/]
◆「邏逤ラサ」、同「邏娑」「拉薩」、チベット自治区の区都
沙7+邑7=総画数14 U+48C9 [삽サp/]
◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字
沙7+金8=総画数15 U+492C [サ、シャ/] 𨪍
◆「䤬鑼サラ」◇盆ボンや盂ウなどのような口が開いた容器、同「𨮭鑼シラ」「【摛文堂集:卷九:口宣】就驛賜大遼國賀天寜節使副銀䤬鑼唾盂盂子錦被褥等口宣」「【湛園札記:卷四】䤬鑼吾鄉名銅靣盆為䤬鑼見宋史禮志二十二卷金使辭儀又外國傳數見之」 {水器(盆)} {食器(盂)}◇一説に叩(たた)いて鳴らす小形の銅鑼ドラに似た楽器、同「篩鑼・𨮭鑼シラ」「【正字通:戌集上:金部:䤬】…一說䤬譌作厮𨮭今馬上急遞所擊者似鑼而小俗呼篩鑼卽䤬鑼也俗作𨪍」
沙7+門8=総画数15 U+95AF [サ、シャ/]
◆門を開く
𩊮沙7+革9=総画数16 U+292AE [サ、シャ/]
◆「𩌍𩊮コウサ」、革製の履物
◆「𩊮鞄サホウ」、楽器名、未詳、鼓(つづみ)の類か?
𩣟沙7+馬10=総画数17 U+298DF [サ/] 𩡾𩣠
◆「駞𩡾タサ」、未詳「【集韻:卷三:平聲:戈第八:𩡾𩣟】駞𩡾馬行皃或从沙」
𩣠沙7+馬10=総画数17 U+298E0 [サ/] 𩡾𩣟
◆「駞𩡾タサ」、未詳「【集韻:卷三:平聲:戈第八:𩡾𩣟】駞𩡾馬行皃或从沙」
髿沙7+髟10=総画数17 U+9AFF [サ、シャ/]
◆髪が垂れるさま
◆「鬖髿サンサ」、(髪やひげなどが)長く伸び垂れるさま
沙7+魚11=総画数18 U+9BCA [サ、シャ/はぜ] 鲨𩵮鯋魦𩺳
◆サメ(鮫)、鰓孔サイコウ(えらあな)が側面にある板鰓亜綱の魚類、鰓孔が腹部にあるものはエイ類、同「鮫」
◆比較的浅い水底に棲む小魚、口や鰓(えら)から吐き出された水(呼吸のために取り込んだ水や、餌と一緒に呑み込んだ水など)の勢いで水底の砂が吹き上がることから「吹沙魚」「沙魚」とも呼ばれ、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)もこの一種、同「鮀」
◆ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、別名「鰕虎・蝦虎カコ」
筆順
沙7+魚11=総画数18 U+9BCB [サ、シャ/はぜ] 鯊鲨𩵮魦𩺳
◆サメ(鮫)、鰓孔サイコウ(えらあな)が側面にある板鰓亜綱の魚類、鰓孔が腹部にあるものはエイ類、同「鮫」
◆比較的浅い水底に棲む小魚、口や鰓(えら)から吐き出された水(呼吸のために取り込んだ水や、餌と一緒に呑み込んだ水など)の勢いで水底の砂が吹き上がることから「吹沙魚」「沙魚」とも呼ばれ、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)もこの一種、同「鮀」
◆ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、別名「鰕虎・蝦虎カコ」
沙7+魚8=総画数15 U+9CA8 [サ、シャ/はぜ] 鯊𩵮鯋魦𩺳
◆サメ(鮫)、鰓孔サイコウ(えらあな)が側面にある板鰓亜綱の魚類、鰓孔が腹部にあるものはエイ類、同「鮫」
◆比較的浅い水底に棲む小魚、口や鰓(えら)から吐き出された水(呼吸のために取り込んだ水や、餌と一緒に呑み込んだ水など)の勢いで水底の砂が吹き上がることから「吹沙魚」「沙魚」とも呼ばれ、ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)もこの一種、同「鮀」
◆ハゼ(沙魚・鯊・蝦虎魚)、ハゼ亜目の魚、別名「鰕虎・蝦虎カコ」
𪌮沙7+麥11=総画数18 U+2A32E [サ、シャ/]
◆麦の殻を砕く
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:麥部第十九:𪍬𪌮】二俗素和反正作莎」
水4+4=総画数8 U+6C9D [スイ/]
◆水、水が流れる、二つの流れが合流する「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:沝】之累反二水流合也」
沝8+水4=総画数12 U+3D07 [ショウ、ジョウ/わた・る] 涉渉𣥿𣥩𣻣
◆川・沼・湖・海などの水のあるところを歩いて渡る
◆渡り歩く、経(へ)る、体験・経験する
◆関(かか)わる、関係する
沝8+水4=総画数12 U+6DFC [ビョウ、ミョウ/]
◆一面に水が満ちて限りなく広がっているさま、同「渺」
水3+4=総画数7 U+6CA1 [ボツ、モツ、モチ、メイ/] 沒𣴬𣳚
◆水中に沈む、沈んで姿が見えなくなる
◆(高いところにあったものが下に落ちて)ものの陰(かげ)に隠れて見えなくなる
◆なくなる、なくす
◆「没収ボッシュウ」、私有財産の所有権をなくし(取り上げ)国の所有物とすること
◆歿ボッする、人が死ぬ、同「歿」
◆~ない(存在しない)、~がない(有していない)、~しない(為さない)、音は méiメイ、「没有メイユウ(有していない、存在しない)」
筆順
没7+艸3=総画数10 U+8388 [ボツ/]
◆草名
水3+4=総画数7 U+6CDB [ハン、ボン/]
◆水面や空中に浮(う)かぶ、浮かび漂(ただよ)う、同「汎」
◆溢(あふ)れ出た水が一面に広がり覆(おお)う、同「氾」
◆一面に広がる、隅々まで覆い尽くす、同「氾」「汎」
◆覆(くつがえ)る、覆す
筆順
𥁷泛7+皿5=総画数12 U+25077 [ハン、ボン/] 䀀盕𥁩𥁔
◆杯(さかずき)
𣲎水4+4=総画数8 U+23C8E [イン、オン/] 㱃𨡢𨡳𩚕𩚜𣶗𣵂淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
𣶗𣲎8+水3=総画数11 U+23D97 [イン、オン/] 㱃𨡢𨡳𩚕𩚜𣲎𣵂淾
◆飲(の)む、液状のもの(水・酒・汁など)を口に入れ噛(か)まずに嚥下・咽下エンカ・エンゲする、また飲み物、同「飲」
𣲭水3+4=総画数7 U+23CAD [未詳/]
◆地名、未詳「【水經注:卷三十八:湘水】…湘水又東北得𣲭口…」
𡱤𣲭7+尸3=総画数10 U+21C64 [ジョウ、ニョウ/ゆばり] 尿𡲘𡲳𡱴
◆小便、同「㞙」「溺」「【龍龕手鑑:卷一:尸部第三十四:{⿰尿尾}】古𡱤𡲳𡱴三俗尿今𡲘正奴弔反腹中水也」
水3+5=総画数8 U+6CAD [シュツ、ジュツ/] 𣻚
◆川名、「沭水ジュツスイ」、川名、現山東省を源とし南流して江蘇省に至る川 {山東省}
◆「沭陽ジュツヨウ」、地名、江蘇省宿遷市沭陽県 {五代十国時代}
𦱈沭8+艸3=総画数11 U+26C48 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:術第八:𦱈】𦱈𦱈水流皃」「【康熙字典:申集上:艸部:*𦱈】《集韻》莫卜切音木《玉篇》草也(「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:*莯】母卜切草也」は「𦱈{⿱艹(⿰氵朮)}」ではなく「莯{⿱艹(⿰氵木)」)
注解:「莯」の譌字か?
水3+5=総画数8 U+6CAE [ショ、ソ/はば・む]
◆阻(はば)む、(柵や堰などで)遮(さえぎ)る、同「阻」
◆怯(ひる)む、挫(くじ)ける「【禮記注疏(禮記正義):卷五十九:儒行】儒有委之以貨財…劫之以衆沮之以兵…(《音義》…劫之以衆沮之以兵者謂他人劫脅以軍衆沮恐之以兵刃也…)…」
◆湿地、「沮澤ソタク」
◆川名、現湖北省十堰市房県付近を東流して長江に注ぐという {湖北省}
◆「沮陽ソヨウ」、古県名、現河北省張家口市懐来県 {河北省}
筆順
沮8+艸3=総画数11 U+83F9 [ソ、ショ/] 葅𦵔𦯓𦳎𦼬𥂯𦿘𧂚𧀽𧄗𧗎𧗘𥶎𥷟
◆野菜などの塩また酢の漬物
◆肉の塩漬
◆罪人を切り塩漬けにする古代の刑罰の一つ
◆水草の生い茂る湿地
𪂔沮8+鳥11=総画数19 U+2A094 [フン/] 翂𦐈𣸜
◆「𪂔𪂔フンフン」「𪂔𪂔翐翐フンフンチツチツ」、鳥がゆったりと(のろのろと)飛ぶさま「【莊子集解:外篇:山木】東海有鳥焉其名曰意怠其為鳥也翂翂翐翐(釋文翂音紛翐音秩司馬云舒遲貌一云飛不高貌)而似无能引援而飛迫脅而棲」
水3+5=総画数8 U+6CB1 [タ、ダ/]
◆「沱江ダコウ」、川名、四川省を流れ長江チョウコウ(中国最長の川)に注ぐ {四川省}
◆「沱沱河ダダガ」、川名、長江の源流の一つ
◆大雨が降るさま、涙が雨のように流れ落ちるさま、同「滂沲・霶𩃱ボウダ」
筆順
𩃱沱8+雨8=総画数16 U+290F1 [タ、ダ/] 𩃰
◆「霶𩃱ボウダ」、大雨、雨が激しく降るさま、同「滂沲」「【神功妙濟真君禮文:舉浄明普實天尊】…立降霶𩃱三日雨…」
水3+5=総画数8 U+6CB2 [タ、ダ/] 𣴾
◆「滂沲ボウダ」、大雨が降るさま、涙が雨のように流れ落ちるさま、同「霶𩃱」
𩃰沲8+雨8=総画数16 U+290F0 [タ、ダ/] 𩃱
◆「霶𩃰ボウダ」、大雨、雨が激しく降るさま「【神功妙濟真君禮文:舉浄明普實天尊】…立降霶𩃱三日雨…」
水3+5=総画数8 U+6CB3 [カ、ガ/かわ]
◆川、特に大河タイガ(大きな川)を指す
◆「黄河コウガ」の略称、これに対し「江」は「長江チョウコウ」を指す、このことから中国北部では川を「河」、南部では「江」と呼ぶことが多いという
筆順
河8+艸3=総画数11 U+83CF [カ、ガ/]
◆草名、未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:菏】乎哥切菏菔草又音柯菏澤名」
◆「菏澤カタク」◇古沢名、現山東省菏澤市定陶区付近◇現市名 {山東省}
水3+5=総画数8 U+6CB8 [ヒ、フツ/わ・く、わ・かす] 𣲴
◆水が勢いよく湧(わ)き出る、湧き上がる、同「㵒」
◆(声などが)涌(わ)き上がる
◆液体に熱が加わりぼこぼこと泡が立つ状態になる
筆順
𩰾沸8+鬲10=総画数18 U+29C3E [ヒ/] 𩱎𩱣
◆釜(かま)などの湯が沸(わ)く、ぼこぼこと沸き立つ、同「沸」「涫」
水3+5=総画数8 U+6CB9 [ユウ、ユ/あぶら]
◆粘性の高い可燃性の液体、「石油セキユ」
◆膏コウ(あぶら)、脂肪シボウ
◆光沢コウタク、艶(つや)、同「𥑤」
◆ゆったりとしたさま
筆順
𣓐油8+木4=総画数12 U+234D0 [ユウ、ユ/]
◆蘖(ひこばえ)、切り株から生え出た新芽、「由蘖ユウゲツ」
水3+5=総画数8 U+6CBB [チ、ジ/おさ・める、おさ・まる、なお・す、なお・る] 𣳮
◆氾濫ハンランを防いだり水を利用しやすくするために川の流れを変える、筋(すじ)を通す、同「理」
◆手を加えて乱れがないようにする、また秩序ある状態にする、また安定させる、またあるべき状態にする、また元通りにする、同「乿」
◆管理する、制御する、調整する
筆順
治8+竹6=総画数14 U+7B88 [シ、ジ/]
◆筍(たけのこ)、芽生えたばかりの竹、同「筍」「䈚」
◆湿ったところや濡れたものの表面に貼り付くように生える植物、胞子によって繁殖する植物のうちシダ植物を除く植物の総称、同「苔」「菭」
治8+艸3=総画数11 U+83ED [タイ、ダイ、チ、ジ/]
◆湿ったところや濡れたものの表面に貼り付くように生える植物、胞子によって繁殖する植物のうちシダ植物を除く植物の総称、同「苔」
◆「菭蘠・治蘠チショウ」、キク(菊、キク科の草)の別称 {キク}
水3+5=総画数8 U+6CBC [ショウ/ぬま]
◆水が溜(た)まっているところ、大きな水溜まり、一説に円状のものを「池」、曲線状のものを「沼」
筆順
沼8+艸3=総画数11 U+83EC [ショウ/]
◆「菬子」、薬草名
水3+5=総画数8 U+6CBE [テン、チョウ/]
◆湿(しめ)る、濡(ぬ)れる
◆(水や汚れなどが)付く、染(し)み付く
◆触(ふ)れる、触(さわ)る
◆付ける、付け加える
◆与(あずか)る、他から益(エキ、利益になること、プラスplusになること)を受ける
◆「沾沾チョウチョウ」、表面を取り繕(つくろ)うさま、軽薄ケイハクなさま
筆順
𡝫沾8+女3=総画数11 U+2176B [セン、テン/]
◆「𡝫妗センキン」「妗𡝫キンセン」、笑うさま、未詳(「【玉篇:卷三:女部第三十五:妗】許兼切𡝫妗美笑皃也」「【廣韻:下平聲:鹽第二十四:苫:𡝫】妗𡝫善𥬇皃又丑兼切」「【集韻:卷四:平聲四:沾第二十五:妗】說文𡝫妗也一曰喜笑皃」にそれぞれ「美笑」「善笑」「喜笑」とあり未詳)
沾8+心4=総画数12 U+60C9 [セン/] 𢛈
◆「惉懘センセイ」、同「怗懘」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま「【史記:卷二十四:樂書第二】…五者不亂則無惉滯之音矣(《集解》鄭玄曰惉滯弊敗不和之貌也…《正義》惉弊也懘敗也君臣民事物五者各得其用不相壞亂則五音之響無弊敗也)」
𥮒沾8+竹6=総画数14 U+25B92 [セン、ゼン/] 𥮓𥷰
◆紙の原料となる繊維を漉(す)くための簀(す)「【說文解字注:竹部:𥮒】潎絮簀也(潎各本作蔽今正廣韵曰𥮒漂絮簀也漂與潎同義水部曰潎於水中擊絮也潎絮簀卽今做紙密緻竹簾也潎絮莊子所謂洴澼纊卽做紙之事糸部曰紙絮一𥮒也謂絮一𥮒成一紙也紙之初起用敝布魚网為之用水中擊絮之法成之)」
沾8+雨8=総画数16 U+9711 [テン/うるお・う、うるお・す]
◆雨に濡れる、湿る
◆潤(うるお)う
筆順
水4+5=総画数9 U+6CC9 [セン、ゼン/いずみ] 𣹻
◆水が地表に湧(わ)き出るところ、源(みなもと)、水源スイゲン、またその水、同「𤽇」「湶」「洤」
◆銭ぜに、「湧(わ)き出た水が人々を潤すように、銭は人々の生活を潤す」の意
◆(地下に死者の世界があると考えたことから)死後の世界、「泉下センカ(死後の世界、冥土メイド)」
◆「黄泉コウセン」◇地下から水が湧き出る泉◇死後の世界、冥土メイド
筆順
泉9+厂2=総画数11 U+53A1 [ゲン、ゴン/] 𠪥
◆源(みなもと)、地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「原」
泉9+山3=総画数12 U+37EB [セン、ゼン/] 𡺙
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:{⿱山槃}𡼃𡿏{⿱山浮}𡺙㟫】以上六字取一面呼之」「【字彙補:寅集:山部:㟫】才緣切音泉亦作𡺙」「【中華字海:山部:㟫】【中華大字典:山部:㟫】【中文大辭典:山部:㟫】同"泉"」
𡺙泉9+山3=総画数12 U+21E99 [セン、ゼン/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:{⿱山槃}𡼃𡿏{⿱山浮}𡺙㟫】以上六字取一面呼之」「【字彙補:寅集:山部:㟫】才緣切音泉亦作𡺙」「【中華字海:山部:㟫】【中華大字典:山部:㟫】【中文大辭典:山部:㟫】同"泉"」
泉9+彡3=総画数12 U+38D0 [ヘン/か・える、か・わる] 變𠮓𦇥𣀵𢻝変变𢒛𢒟𢒭𢒪𢒦
◆これまでとは違ったものになる、また改まる、これまでとは違ったものにする、また改める、まだ元の様子が分かる程度の変化・全体の中の一部だけの変化を指し、全く別のものに変化するのは「化」
◆これまでと違う、いつもと違う、おかしい、またその状態、またそのような出来事
泉9+月(肉)4=総画数13 U+817A [/せん]
◆[日]体内で各種の液汁を分泌する器官、「汗腺カンセン」「涙腺ルイセン」
注解:国字だが、現在では漢字圏でほぼ同意で使われる
筆順
泉9+木4=総画数13 U+697E [/はんぞう]
◆[日]長い注ぎ口が付いた湯や水などを注(つ)ぐ道具、長い注ぎ口は柄(え、取っ手)を兼ねる
◆[日]口や手などを洗う小さな盥(たらい)
筆順
泉9+水3=総画数12 U+6E76 [セン、ゼン/]
◆泉(いずみ)、水が地表に湧(わ)き出るところ、源(みなもと)、源泉(ゲンセン)、同「泉」
◆川名、未詳「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:湶】音泉水名」
筆順
𣹻泉10+水4=総画数14 U+23E7B [セン、ゼン/いずみ]
◆水が地表に湧(わ)き出るところ、源(みなもと)、水源スイゲン、またその水、同「𤽇」「湶」「洤」
◆銭ぜに、「湧(わ)き出た水が人々を潤すように、銭は人々の生活を潤す」の意
◆(地下に死者の世界があると考えたことから)死後の世界、「泉下センカ(死後の世界、冥土メイド)」
◆「黄𣹻コウセン」◇地下から水が湧き出る泉◇死後の世界、冥土メイド
泉9+玉4=総画数13 U+7454 [セン、ゼン/]
◆玉名
◆貝名
𤭯泉9+瓦5=総画数14 U+24B6F [/はそう]
◆[日]胴の部分に孔を開けた壺状の容器
泉9+糸6=総画数15 U+7DDA [セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、同「綫」「絤」「𦇫」「綖」
◆糸や紐のように途切れずに長く延びているもの、二つの点と点を結ぶもの、またその形状や状態
筆順
泉9+糸3=総画数12 U+7F10 [セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、同「綫」「絤」「𦇫」「綖」
◆糸や紐のように途切れずに長く延びているもの、二つの点と点を結ぶもの、またその形状や状態
泉9+艸3=総画数12 U+8472 [セン、ゼン/]
◆「𦭵葲ヨウセン」、薬名、或いは草名、或いは薬草名、未詳、一説に「蜀羊泉ショクヨウセン(フルカワナスビ、ナス科ナス属の草、薬用として利用される)」とする
泉9+門8=総画数17 U+95CE [未詳/]
◆未詳
泉9+馬10=総画数19 U+9A21 [セン、ゼン/]
◆口先が黒い白毛の馬
泉9+魚11=総画数20 U+9C01 [セン、ゼン/]
◆コイ科ヒガイ属に属する淡水魚
泉9+魚8=総画数17 U+9CC8 [セン、ゼン/]
◆コイ科ヒガイ属に属する淡水魚
水3+5=総画数8 U+6CCA [ハク、バク、ヒャク/と・まる] 淿
◆舟を岸に寄せて停まる、「停泊テイハク」
◆宿などで休む、留(とど)まる
◆湖(みずうみ)、水が打ち寄せる湖などの辺(ほとり)
◆水が浅いさま、水の浅いところ、浅瀬(あさせ)、同「洦」
◆薄いさま、淡白なさま、穏やかなさま
筆順
𠥋泊8+匚2=総画数10 U+2094B [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:匚部:𠥋】同匫見篇海」
泊8+竹6=総画数14 U+7B94 [ハク、バク/]
◆竹を平行に並べて紐などで編んだ簾(すだれ)
◆蚕(かいこ)を飼(か)うために竹などを網状に編んだもの、「蚕箔サンパク」、同「簿」
◆金属を叩(たた)いて薄く延(の)ばしたもの
筆順
泊8+艸3=総画数11 U+8421 [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:艸部:萡】同"箔"」
水3+5=総画数8 U+6CD3 [オウ/]
◆水が深いさま、同「𣴦」
◆「泓汯オウコウ」、水が勢いよく渦(うず)巻くさま
◆古川名、「泓水オウスイ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の前638年に宋の襄ジョウ公と楚の成セイ王が戦った地、現河南省商丘市柘城県「【史記:卷三十八:宋微子世家第八】…襄公與楚成王戰于泓(《集解》駰案穀梁傳曰戰于泓水之上)…」 {春秋時代} {河南省}
筆順
泓8+雨8=総画数16 U+9710 [オウ/]
◆奥深いさま
水3+5=総画数8 U+6CD5 [ホウ/のり、のっと・る] 㳒𣳴佱
◆規律を維持するための決まり、守り従うべき制度や規則、私的なものではなく公(おおやけ)のものを指す
◆標準的な或いは慣例となっているやり方、またそれらに従う
◆基準・規準・標準・手本となるもの
◆仏(ほとけ)の教え
筆順
𠵽法8+口3=総画数11 U+20D7D [ハ/]
◆「𠵽唎㘔ハリサイ(ファリサイpharisee、바리사이バリサイ[韓])」、古代ユダヤ教の一宗派(ファリサイ派)、またそれを信奉する人(ファリサイ人)
法8+玉4=総画数12 U+743A [ホウ/]
◆「琺瑯ホウロウ」、長石や硼砂などを含む釉薬ユウヤクを高温で熱してできるガラスglass質の物質
筆順
法8+金8=総画数16 U+9345 [ホウ/]
◆[台]フランシウムFrancium(Fr)、元素名、中国(大陸)では「鈁」 {フランシウム}
法8+門8=総画数16 U+49A2 [カツ、カチ/] 闊阔濶𤄃𨶖𨴿
◆内部が広々としている
◆広々としていて空疎(クウソ)なさま
◆間(あいだ)が空いている、遠く離れている
水3+5=総画数8 U+6CD9 [ヘイ、ビョウ/]
◆水の音、同「洴」
◆谷、谷川
筆順
泙8+艸3=総画数11 U+840D [ヘイ、ビョウ/]
◆ウキクサ(浮草)、ウキクサ科の草、また水面に浮かぶ草の総称、同「苹」「蓱」 {ウキクサ}
筆順
水3+5=総画数8 U+6CE0 [レイ、リョウ/]
◆川名、「泠水レイスイ」、また古地名、「泠道レイドウ」「泠陵レイリョウ」、未詳「【漢書(前漢書):卷二十八上:地理志第八上】零陵郡(…)縣十 零陵(…)營道(…)始安 夫夷 營浦 都梁(…)泠道(…莽曰泠陵應劭曰泠水出丹陽宛陵西北入江…)泉陵(…)洮陽(…)鍾武(…)」「【說文解字注:水部:泠】泠水出丹陽宛陵西北入江(丹陽郡宛陵二志同今安徽寧國府附郭宣城縣漢故縣也前志宛陵下曰淸水西北至蕪湖入江按許之泠水卽班之淸水慶劭零陵泠道下注引說文此條…泠水卽今宣城縣西六十里之靑弋江…)」「【水經注:卷十九:渭水】…渭水又東泠水入焉水南出肺浮山蓋麗山連麓而異名也…」
◆冷たく清(きよ)いさま、清く澄(す)んでいるさま
◆涼(すず)しく心地よいさま
泠8+雨8=総画数16 U+9717 [レイ、リョウ/]
◆雨が降る、雨粒が滴(したた)り落ちる「【御定歷代賦彙:卷七十一:萬寶告成賦】…以來下屏翳霗霪滃浡而傍流轉旋雨暘…」
水3+5=総画数8 U+6CE1 [ホウ、ヒョウ/あわ]
◆ぶくぶくと湧(わ)き上がる球状の気体
◆(泡のように)ふっくらと膨(ふく)らんだもの
筆順
泡8+艸3=総画数11 U+8422 [/やち、やつ]
◆[日]姓用字、地名用字 {和製漢字の辞典:艸部:萢}
筆順
水3+5=総画数8 U+6CE2 [ハ/なみ] 𣴫溊
◆(水が撹拌されることによって)水面が上下に揺れ動きながら(うねりながら)流れるさま、またその動き、またその形「【爾雅注疏:釋地】河水清且瀾漪大波為瀾…小波為淪…」
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら進むさま、また押し寄せて来るさま、またそのような事柄
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら次々に伝わり広がるさま、「波及ハキュウ」
筆順
波8+口3=総画数11 U+5575 [フク、ボク/]
◆「啵啵ボクボク・ボォボォ」、「ぶくぶく」などの水が湧(わ)き出る音、「ぼこぼこ」などのお湯が沸騰(フットウ)する音
◆「ボゥ」「ボォ」などの音オンを表す漢字(音写字)「【道法會元:卷之九十二:先天六一天喜使者大法:運雷呪】唵吽吽啵吒婆{⿰口伽}嗎{⿰口成}咭唎{⿰口順}…」
𠴸波8+口3=総画数11 U+20D38 [ハ、バ/]
◆人の悪口を面白おかしく言う
波8+女3=総画数11 U+5A46 [ハ、バ/ばば]
◆年老いた女性
◆夫の母、また祖母(ソボ)
◆「娑婆サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「婆娑バサ」、ひらひらと揺れ動くさま、また舞うさま
筆順
波8+手4=総画数12 U+3A07 [ハ、バ/]
◆除(のぞ)く、取り除く、同「搫」
波8+石5=総画数13 U+7886 [ハ/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための長い紐(ひも、繳シャクという)を結(ゆ)わえた石、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもの、同「磻」「𥮯」、石の代わりに結わえる鏃(やじり)を「矰ソウ」という
筆順
波8+竹6=総画数14 U+7BA5 [ハ/]
◆「箥籮ハラ」、竹製の比較的浅い籠や笊また箕
波8+艸3=総画数11 U+83E0 [ハ、ホ/]
◆「菠薐ハリョウ」、ホウレンソウ(菠薐草)、ヒユ科ホウレンソウ属の草、同「菠菜ハサイ」 {ホウレンソウ}
◆「菠蘿ハラ」、パイナップルpineapple、パイナップル科アナナス属の植物、同「鳳梨ホウリ」 {パイナップル}
筆順
波8+金8=総画数16 U+9303 [ヒ、ビ/] 𨧦
◆除草したり耕したりする鋤や鍬の類
𨨏波8+金8=総画数16 U+28A0F [/]
◆ボーリウムBohrium(Bh)、元素名 {ボーリウム}
𩜥波8+食9=総画数17 U+29725 [ハ/]
◆「𩜥𩜥ハハ」、小麦粉などを捏(こ)ね丸く作り蒸した中華饅頭などに似た菓子、「餑餑ボォボォ」「【元曲選:河南府張鼎勘頭巾雜劇】…剛剛吃得一個大𩜥𩜥…(《音釋》…𩜥音波…)」「【中華字海:食部:𩜥】[~~]同"饽饽"、馒头之类的食品」
水3+5=総画数8 U+6CE3 [キュウ、コウ/な・く] 𣲔
◆(嘆き・悲しみ・苦しみ・喜びなどの感情の高揚に伴って)声を出さずに(或いは細く微かな声を出しながら)涙を流す、声を張り上げて泣くのは「哭」「【康熙字典:丑集上:口部:哭】…《徐鍇曰》哭聲繁故从二口大聲曰哭細聲有涕曰泣…」
◆涙(なみだ)
筆順
𦲷泣8+艸3=総画数11 U+26CB7 [未詳/]
◆未詳「【西山文集:卷十六:再知泉州謝表】…朱旛皂葢之華仍𦲷紫帽清源之境…」「【大事記續編:卷二十四】…子弟不脩經藝而務交㳺未知𦲷事而坐享…」「【元文類:卷六十八:參知政事王公神道碑】…政清訟簡吏民歌詠方宋包拯公𦲷汴之…」
水3+5=総画数8 U+6CE5 [デイ、ナイ/どろ、なず・む] 𡊴
◆水を含んだ土、同「埿」「淖」「𥩥」
◆どろっとした、どろどろした、またそのようなもの
◆(泥に足を取られて)動けない、囚(とら)われて抜け出せない、拘(こだわ)る、「拘泥コウデイ」
筆順
泥8+土3=総画数11 U+57FF [デイ、ナイ/] 𡌰
◆泥(どろ)、泥濘デイネイ(ぬかるみ)、同「泥」「淖」「𥩥」
◆(壁などに)泥を塗る
𦰫泥8+艸3=総画数11 U+26C2B [デイ、ナイ/]
◆葉や草から滴るどろっとした粘り気のある露(つゆ)
水3+5=総画数8 U+6CE8 [シュ、ス、チュウ/そそ・ぐ]
◆水を一か所に狙いを定めて流し入れる、流れを目的の方に集中するようにする
◆心や力を一点に集中する
◆字句の解説、また解釈を加える、同「註」
◆書き記(しる)す、記載する、同「註」
◆繁「註」
筆順
注8+乙1=総画数9 U+4E7C [줄チュル/]
◆[韓]未詳
𥦠注8+穴5=総画数13 U+259A0 [ユ/]
◆(器などの)中に何もないさま、同「窳」
注8+雨8=総画数16 U+9714 [シュ、ス/]
◆降る時機ジキや量がちょうど良い雨、恵(めぐ)みの雨、同「澍」
水3+5=総画数8 U+6CEF [ビン、ミン/]
◆滅(ほろ)びる、滅んでなくなる、尽(つ)きる
◆「泯乱ビンラン」、混乱する
筆順
𢛣泯8+心4=総画数12 U+226E3 [ベツ、メツ、メチ/ほろ・びる] 滅㓕𣹹𢦹灭
◆火や明かりが消える、消える、尽きる、なくなる、同「烕」「𤇳」
◆消す、なくする、退治する、同「烕」
水5+5=総画数10 U+6CF0 [タイ/] 㤗𡙥夳冭
◆大きくゆったりとしているさま、どっしりと落ち着いているさま
◆安らかなさま
◆驕(おご)る、高慢で自分勝手なさま
◆甚(はなは)だしい、非常に、極めて、あまりにも~過ぎる、同「太」、「太」は「泰(夳・冭)」の略字
◆山名、「泰山・岱山タイザン」、五嶽ゴガク(中国の代表的な五名山、「嶽」参照)の一つで別名を「東嶽トウガク」という、山東省泰安市 {山東省}
筆順
泰10+人2=総画数12 U+50A3 [タイ、ダイ/]
◆中国南部・ラオス・タイ・ミャンマー一帯に居住する少数民族の名
泰10+心3=総画数13 U+396D [タイ/]
◆驕(おご)る、奢(おご)る、分限ブンゲン(身分や立場の限界)を弁(わきま)えずにそれを超える、同「忕」
泰10+水3=総画数13 U+6E99 [タイ/]
◆たっぷりの水で濯(すす)ぐ、たっぷりの水で濯ぎ必要なもの以外を取り除く、同「汰」
◆度ドを過ぎる、同「泰」「汰」
◆大きな波、同「汰」
◆人名用字「【三朝北盟會編:卷六十六:靖康中帙】…衛州城下守臣徐溙…」「【明諡紀彙編:卷十一】代府博野王聰溙(弘冶)」
𩌉泰10+革9=総画数19 U+29309 [タツ、タチ/] 𩌘𩋅
◆鞭(むち)で打つ、鞭打つ、同「韃」
水4+5=総画数9 U+6CF4 [カン/たらい] 盥𥁉
◆手を洗う、杓子シャクシなどで水を上から手に注いで洗う、同「𤃗」
◆手を洗うための水を入れる器
◆[日]たらい、洗濯や水浴び用の器
𣹉泴9+水3=総画数12 U+23E49 [カン/] 𤃗
◆手を洗う、杓子シャクシなどで水を上から手に注いで洗う、同「盥」「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:泴𣹉】二或作𤃗正音貫淨也亦澡手𤃗洒也今作盥」
𨡬泴9+酉7=総画数16 U+2886C [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:𣖻𨡬𥁐】酒器」「【五音集韻:卷七:海第十二:橀𨡬𥁐】榽橀木名似檀齊人諺云上山斫擅榽橀先殫」「【正字通:酉集下:酉部:𨡬】醢字之譌舊註音海酒器誤」「【字彙補:酉集:酉部:𨡝】同𨡬」
水4+5=総画数9 U+6CF5 [ソウ、ゾウ/]
◆ポンプpomp
◆水が石に激しく当たる
泵9+手3=総画数12 U+63FC [ホン/]
◆だらだらと時間を掛ける
水3+6=総画数9 U+3CDE [チュウ、ジュウ/]
◆未詳「【字彙補:巳集:水部:㳞】同浺」
◆「㳞呂チュウリョ」、十二律の一つ「仲呂チュウリョ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
㳞9+水3=総画数12 U+3D22 [チュウ、ジュウ/]
◆「㴢呂チュウリョ」、十二律の一つ「仲呂チュウリョ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
木部
水3+6=総画数9 U+6D0F [ジ、ニ/]
◆温(あたた)かい水、同「渜」
◆「漣洏レンジ」、涙が流れ落ちるさま
𩄋洏9+雨8=総画数17 U+2910B [ジュ、ニュウ/ぬ・れる、ぬ・らす] 濡𣽈𣽉渪
◆ものの表面に水や水滴が付着フチャクする
◆水分が浸透シントウする、湿り気を帯(お)びる、潤(うるお)う
◆「霑𩄋テンジュ」◇雨に濡(ぬ)れるさま、びっしょりと(或いはしっとりと)濡れるさま◇潤うさま、恵(めぐ)みを授(さず)かるさま
◆「𩄋忍ジュニン」、(降る雨に、降りかかった災難や蒙った恥辱チジョクに)じっと耐(た)える、耐え忍(しの)ぶ
◆「𩄋滞ジュタイ」、(雨に濡れることを恐れて出発を)なかなか決断ケツダンできない、或いは決断しない
注解:「【漢語大字典:雨部:𩄋】[霑𩄋]即"沾濡"」とあり、「𩄋{⿱雨(⿰氵而)}」は「濡{⿰氵(⿱雨而)}」と位置関係は異なるものの構成文字が同じであることから【漢語大字典】に従った
水3+6=総画数9 U+6D10 [ギョウ/]
◆水が溝を流れる
洐9+艸3=総画数12 U+44F7 [コウ、ギョウ/] 荇莕
◆「䓷菜コウサイ」、アサザ(莕菜・荇菜)、ミツガシワ科アサザ属の水草 {アサザ}
水3+6=総画数9 U+6D17 [セン、セイ、サイ/あら・う]
◆水で汚(よご)れや垢(あか)を落とす
◆汚れが落ちてきれいになる
◆手・指・足などの汚れを落とすために水を張る器 {水器(鑑・洗)}
筆順
洗9+竹6=総画数15 U+7BB2 [セン/] 筅𥬗
◆食器などを洗う竹製の箒状の道具、細かく割った竹を束ねたものや先端だけを細かく割り筒状の部分を残したものなどがある、同「箲」
洗9+金8=総画数17 U+934C [セン/]
◆「竇維鍌トウイセン」、唐代(618年~907年)の人、「吉凶禮要キッキョウレイヨウ」などを著した「【新唐書(唐書):卷五十八:藝文志第四十八】竇維鍌吉凶禮要二十卷」
◆鍾ショウ(壺の一種)の両側の取っ手、同「銑」「【字彙:戌集:金部:鍌】同銑」
水3+6=総画数9 U+6D1B [ラク/]
◆「洛河ラクガ」、黄河の支流である渭河イガの支流の一つで陝西省楡林市定辺県を源とする川の名
◆「洛水ラクスイ」、黄河の支流の一つで陝西省洛南県を源とする川の名、別名「雒水ラクスイ」
◆「洛陽ラクヨウ」、河南省の都市の名、西安・南京・北京と並んで四大古都と呼ばれる、同「雒陽」 {河南省}
◆[日]京都、「京洛ケイラク・キョウラク」「洛中ラクチュウ」などは中国の古都洛陽に擬(なぞら)えた名
筆順
𥯛洛9+竹6=総画数15 U+25BDB [ラク/]
◆竹製の籠(かご)、同「笿」「【龍龕手鑑:卷四:竹部第二:𥯛】或作笿今音洛籠笿也」
◆「桮𥯛ハイラク」、杯ハイ・豆トウ(高坏たかつき、蓋付き脚付きの器)などの器を入れる籠(かご)「【方言:第五】桮𥯛(盛桮器籠也)陳楚宋衛之間謂之桮𥯛又謂之豆筥…」
洛9+艸3=総画数12 U+843D [ラク/お・ちる、お・とす]
◆上にあったものが下に移動する、高い所から下に位置を変える、「落下ラッカ」「墜落ツイラク」
◆枯れ衰える、(枯れた葉が)地に墜ちる、「没落ボツラク」「零落レイラク(おちぶ・れる)」
◆腰を据(す)える、同じ土地に腰を据えて住む
◆多くの人家が集まっているところ、多くのものが集まっているところ、「集落シュウラク」「群落グンラク」
筆順
𪃕洛9+鳥11=総画数20 U+2A0D5 [ラク/] 鵅鴼
◆コノハズク(木葉木菟、フクロウ科コノハズク属の鳥)或いはミミズク(木菟、フクロウ科の鳥)、姿はフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)に似るが羽角ウカク(耳のような羽毛)がある、別名「鵋鶀キキ」
◆「鴝𪃕クラク」、スズメフクロウ(雀梟、フクロウ科スズメフクロウ属の鳥)、また広くフクロウ(梟、フクロウ科の鳥)、別名「鵂鶹キュウリュウ」「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:鴝】鴝鵅鳥名鵂鶹也」
◆鳥名、未詳、首が短く腹や翼が紫白で背が緑でという水鳥、同「烏鸔ウホク」「【爾雅注疏:釋鳥】鵅烏𪇰(《注》水鳥也似{⿰■鳥}而短頸腹翅紫白背上綠色…)({⿰■鳥}は「𪁤」ではないかと思われる)
水3+6=総画数9 U+6D1D [アン/]
◆温(あたた)かい水「【六書故:卷六:地理三:渜】乃亂切士喪禮曰渜濯弃于坎(…說文曰洏洝也洝渜也渜湯也…)」
◆「窏洝オアン」、窪(くぼ)み、窪んでいるさま「【六臣註文選:卷十八:長笛賦】…運裛(於葉)窏(安都)洝(遏)岡連嶺屬(善曰運裛廻旋相纏也窏洝卑下也屬連也窏於孤切洝音按 向曰謂竹為陰陽運氣裛之有潤濕之色岡巔之上皆相連屬窏洝潤濕貌也)…」「【御定歷代賦彙:卷二十一:焦山賦】…坎窊𥨍洝窏…」
𡟖洝9+女3=総画数12 U+217D6 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟖】與婆同見釋典」
水3+6=総画数9 U+6D1E [トウ、ズウ、ドウ/ほら]
◆奥深くにまで通ツウじているさま
◆突き抜ける、通じる、貫(つらぬ)く
◆「洞達ドウタツ」◇どこまでも通じているさま◇物事について奥深いところまで知り及んでいるさま
◆「鴻洞コウドウ」、どこまでも途切れることなく続いている(続く)さま
◆奥深くまで通じている穴、反対側まで突き抜けている穴、「洞穴ドウケツ」、同「䆚」
◆「洞庭ドウテイ」◇大きく開けたところ、広大な庭◇湖南省北部にある湖名 {湖南省}
筆順
洞9+雨8=総画数17 U+9718 [トウ、ドウ/]
◆人名用字「【八旬萬壽盛典:卷三十四:盛事:恩科鄉試】…山西省七十以上之宋守祀蕭鳴山薄文龍王夢熊劉煥王克恵杜霘髙曰敬郝兆珠…(恩科鄉試オンカキョウシ(慶事があったときに行われる官吏登用の第一次試験)で合格した山西省出身者名が列挙されているが氏名の区切りが判然としなかった)
◆未詳「【五音集韻:卷十:送第一:霘】水浪急也徐寅黄河賦云霟霘㵼鐡圍之北也昌黎子所添也(徐寅ジョインの「黄河賦」を確認できなかった)
水3+6=総画数9 U+6D1F [①テイ、タイ②イ/]

◆鼻水(はなみず)、鼻汁(はなじる)、同「䶏」
◆涙や鼻水が垂(た)れる、また垂らす

◆「洟則イソク」、十二律の一つ「夷則イソク」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
筆順
洟9+水3=総画数12 U+3D23 [イ/]
◆「㴣則イソク」、十二律の一つ「夷則イソク」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
𦳂洟9+艸3=総画数12 U+26CC2 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:脂第六:洟{⿰氵荑}】鼻液」「【正字通:申集上:艸部:𦳂】俗荑字」
水3+6=総画数9 U+6D25 [シン/つ] 𣸁
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場
◆唾(つば)や汗などの液体が流れ出る、湧(わ)き出る、滴(したた)る
◆潤(うるお)う
◆溢(あふ)れる
筆順
津9+土3=総画数12 U+583B [シン/]
◆潤い光るさま
𦩨津9+舟6=総画数15 U+26A68 [シン/] 𦨱𦩦
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場、同「津」
津9+艸3=総画数12 U+844F [セイ、ショウ/]
◆草が盛んに生い茂るさま
水3+6=総画数9 U+6D2A [コウ、グ/] 潂𤀆𤅏
◆水が増える、水が増え水位が上がる、増水する、大水(おおみず)
◆「洪水コウズイ」、水が増え(川などから)溢(あふ)れ出る
◆大きいさま、大きく膨れ上がる(盛り上がる)さま
筆順
洪9+竹6=総画数15 U+7BCA [コウ、グ/]
◆魚を捕るための竹を組だ簗(やな)
◆竹製の樋(とい)
洪9+艸3=総画数12 U+8453 [コウ、グ/]
◆オオケタデ(大毛蓼)、タデ科イヌタデ属の草、同「葒草コウソウ」「水葒スイコウ」「蘢薣ロウコ」「紅蓼コウリョウ」「天蓼テンリョウ」 {オオケタデ}
洪9+金8=総画数17 U+9359 [コ/]
◆銀
洪9+雨8=総画数17 U+971F [コウ、グ/]
◆人名用字、「何霟カコウ(清代1644年~1912年の詩人「【晚晴簃詩匯:卷五十三:吳江道中】何霟字雨望號小山新會人…」)」「周霟シュウコウ(【歴朝聖賢篆書百体千文】に「周霟雨孚氏叅訂」とある「【皇清書史:卷二十一:周】周霟字雨孚號伯台一號衍溪仁和貢生善書法」)」
◆未詳「【五音集韻:卷十:送第一:霘】水浪急也徐寅黄河賦云霟霘㵼鐡圍之北也昌黎子所添也(徐寅ジョインの「黄河賦」を確認できなかった)
水3+6=総画数9 U+6D2B [キョク、コク/]
◆田畑の間に通した用水路、十里四方の田畑の境界に通した用水路、幅八尺・深さ八尺の用水路「【周禮:冬官考工記】匠人為溝洫(主通利田間之水道…)耜廣五寸二耜為耦一耦之伐廣尺深尺謂之𤰕田首倍之廣二尺深二尺謂之遂(古者耜一斤兩人併發之其壟中田𤰕𤰕上曰伐伐之言發也伐𤰕畎也…)九夫為井井間廣四尺深四尺謂之溝方十里為成成間廣八尺深八尺謂之洫方百里為同同間廣二尋深二仞謂之澮」「井」参照 {井田制}
◆水路
◆城などを囲む堀
筆順
𨵨洫9+門8=総画数17 U+28D68 [ヨク、イキ/しきみ] 閾阈
◆しきみ、門の地上部に渡した横木、敷居(しきい)
◆(門の)内と外の境界、区切り
水3+6=総画数9 U+6D30 [キョ、ゴ/]
◆水の中に物がたくさんあるさま
洰8+艸3=総画数11 U+83C3 [キョ、ゴ/]
◆「宋菃」、中国南北朝時代の北齊の人
水3+6=総画数9 U+6D3B [カツ、ガチ/い・きる、い・かす] 𣴠
◆水が(生きているかのように)勢いよく流れるさま、またその音、「活活カツカツ」、同「𣿛」「𣸅」
◆(水しぶきが飛び散るように)生き生きとしたさま、動きが生き生きとしているさま、「活動カツドウ」
◆生きる、生きている、生きて行く、「生活セイカツ」「【孟子集注:十三上:盡心上】…民非水火不生活…」
◆(他を、他人を)生かす「【史記:卷七:項羽本紀】…張良曰秦時與臣游項伯殺人臣活之・・・」
筆順
𡞠活9+女3=総画数12 U+217A0 [コ、グ/]
◆貪(むさぼ)る、同「𡜂」「【字彙:丑集:女部:𡞠】侯古切音戸貪也」「【正字通:丑集下:女部:𡞠】𡜂字之譌舊註貪也與𡜂註同」
活9+艸3=総画数12 U+843F [カツ、カチ/]
◆草名、未詳、春に生え出て葉は麋ビ・ミ(シフゾウ(四不像)、シカ科シフゾウ属のシカ(鹿))の舌に似るという「【爾雅注疏:釋草】萿麋舌(《疏》萿草春生葉似麋舌故萿一名麋舌…)」
◆「獨萿ドッカツ」、ウド(独活)、ウコギ科タラノキ属の草 {ウド}
𨨱活9+金8=総画数17 U+28A31 [セン、テン/もり] 銛铦
◆鋤(すき)や鍬(くわ)の類、土を掘り起こすなどする農具
◆もり、棒の先に鏃(やじり)のような先の尖(とが)った刃を付けた漁具、魚などにめがけて突く或いは投げるなどして捕(と)る
◆尖る、鋭(するど)い、鋭利エイリな
活9+門8=総画数17 U+95CA [カツ、カチ/] 阔濶𤄃𨶖䦢𨴿
◆内部が広々としている
◆広々としていて空疎(クウソ)なさま
◆間(あいだ)が空いている、遠く離れている
筆順
活9+門3=総画数12 U+9614 [カツ、カチ/] 闊濶𤄃𨶖䦢𨴿
◆内部が広々としている
◆広々としていて空疎(クウソ)なさま
◆間(あいだ)が空いている、遠く離れている
水3+6=総画数9 U+6D3C [ワ、エ/] 𣵾
◆窪(くぼ)む、窪んだところ、窪み、同「窪」「窐」
◆窪みに水が溜(た)まる、水が溜まった深い窪み、同「窪」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:漥】烏華切牛蹄跡水也亦窊字同洼」
◆繁「窪」
洼9+穴5=総画数14 U+7AAA [ワ、エ/くぼ、くぼ・む]
◆(地面が)凹(へこ)む、また凹んだところ、同「窐」「洼」「凹」
◆凹んだところに水が溜(た)まる、水が溜まった(牛の足跡のような)凹み、同「洼」「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:漥】烏華切牛蹄跡水也亦窊字同洼」
◆凹地(くぼち、窪地)に水が溜まったところ、深い池
◆簡「洼」
筆順
洼9+雨8=総画数17 U+4A1F [ワ、エ/]
◆窪(くぼ)みに溜(た)まった水、水が溜まった窪み、同「洼」「窪」
水3+6=総画数9 U+6D3D [コウ、ギョウ/]
◆(水や雨で)辺り一面が濡(ぬ)れる、(水や雨で)広く潤(うるお)う、「浹洽キョウコウ」
◆潤いがある、しっとりする、しっとりと落ち着く
◆人との関係がしっくりする、親しくする
筆順
𢍡洽9+廾3=総画数12 U+22361 [エン/]
◆今にも雨が降り出しそうな雲に空が覆(おお)われるさま、同「𩃗」
◆水浸しになるさま、びっしょりと濡れるさま
水3+6=総画数9 U+6D3E [ハイ、ヘ、ハ/] 𣲖沠
◆本流から枝分かれした流れ
◆本筋の流れ(本流、主流、本家)から分かれ出たもの
◆本(もと)の一部を割(さ)いて、本とは違う場所・方向に向かわせる、「派遣ハケン」
筆順
派9+艸3=総画数12 U+848E [ハイ/]
◆「蒎烯プァイキ」、ピネンpinane、有機化合物、C10H16
派9+金8=総画数17 U+9383 [ハイ/]
◆プロトアクチニウムProtactinium(Pa)の旧名、現「鏷」
洿水3+6=総画数9 U+6D3F [オ、ウ/]
◆窪(くぼ)み、窪んでいる土地、池
◆淀(よど)んで濁った水
◆穢(けが)れる、濁る
筆順
𥱀洿9+竹6=総画数15 U+25C40 [フ、ブ/]
◆竹の稈(カン、内部が空洞になっているもの茎)
𣳾水5+6=総画数11 U+23CFE [未詳/]
◆未詳
𢟱𣳾11+心3=総画数14 U+227F1 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:登第十七:𢟱】懵𢟱迷亂」
𣳾11+水5=総画数16 U+6ED5 [トウ、ドウ/] 𣽨
◆水が勢いよく涌(わ)き上がる、また噴(ふ)き上がる、同「𤂵」「𣹸」
◆大袈裟に話す
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現山東省棗荘市滕州市、同「𣎌」 {山東省}
筆順
𣳾11+水3=総画数14 U+6F1B [トウ/]
◆波、大波
𣽨𣳾11+水4=総画数15 U+23F68 [トウ、ドウ/]
◆水が勢いよく涌(わ)き上がる、また噴(ふ)き上がる、同「𤂵」「𣹸」
◆大袈裟に話す
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現山東省棗荘市滕州市、同「𣎌」 {山東省}
𤹤𣳾11+疒5=総画数16 U+24E64 [トウ、ドウ/うず・く] 疼𤻴𤼆𦙭
◆(強くはないが脈を打つように)「ずきずき」「しくしく」と痛む、「疼痛トウツウ」
◆可愛がる、いとおしむ、「疼愛トウアイ」
𥉋𣳾11+目5=総画数16 U+2524B [トウ、ドウ/]
◆目が美しいさま
𨄇𣳾11+足7=総画数18 U+28107 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:等第四十三:𨄇】徒等切𨄇𨄇行皃」
𩥱𣳾11+馬10=総画数21 U+29971 [トウ、ドウ/] 驣𩧔𩦜𩧖
◆馬が勢いよく跳(は)ねる、高く跳(と)び上がる、躍(おど)り上がる、同「騰」「䠮」
𩺭𣳾11+魚11=総画数22 U+29EAD [未詳/]
◆未詳「【文選:卷第十二:江賦】…𩺭(特登)…(…山海經曰𩺭其狀如鱖居逵切蒼文赤尾…)(【山海經】に「𩺭」は見当たらないが、「鰧魚」が「其狀如鱖居逵切蒼文赤尾」であるという「【山海經:中山經】…合水出于其陰而北流注于洛多鰧魚(音騰)狀如鱖居逵(…)蒼文赤尾食者不癰可以為瘻…」)「【集韻:卷四:平聲四:登第十七:鰧𩺭】魚名山海經來需之水多鰧魚其狀如鱖…(「【山海經:東山經】…來需之水…其中多鯩魚…」は「來需之水」に多く棲むのは「鯩魚」とする)
𣴎羊部
水3+7=総画数10 U+6D0D [シ、ジ/]
◆一旦別れ出た流れ(支流)が元の川(本流)に流れ込む、同「汜」
𦶜洍10+艸3=総画数13 U+26D9C [未詳/]
◆未詳
水3+7=総画数10 U+6D41 [リュウ、ル/なが・れる] 𣴑
◆水(液体)が淀(よど)まずに移動する、水に浮かんだものや水中にあるものが移動して行く
◆(川の流れのように)淀みないさま
◆(川の流れのように)思いのままに移り行くさま
◆(川の流れのように)枝分かれしながら移動して行く、また途切れずに伝わって行く、また広まって行く
◆大本(おおもと)から枝分かれしたもの、系統ケイトウ、階層や等級
◆罰バツとして遠方へ移動させる、また追い出す、「流刑リュウケイ・ルケイ」
筆順
流10+玉5=総画数15 U+746C [リュウ、ル/] 𤦰
◆冕ベン(高位の人の正装用の冠)の前後に垂れ下がる玉ギョク(美しく高貴な石)製の玉飾り
流10+艸3=総画数13 U+84C5 [リュウ、ル/]
◆野菜名
流10+金8=総画数18 U+938F [リュウ、ル/]
◆混じりもののない美しい金キン
◆冕(ベン、冠の一種)に垂らす宝石を連ねた飾り
水3+7=総画数10 U+6D5D [ボウ、モウ/]
◆川名、未詳
浝10+土3=総画数13 U+3659 [ロウ/]
◆塗る
水3+7=総画数10 U+6D66 [ホ、フ/うら]
◆海・川・湖などの水辺(みずべ)、水際スイサイ(みずぎわ)
◆川が合流するところ、川が合流して海などに注ぐところ
◆[日]海や湖などが陸地に入りり込んだところ
筆順
浦10+女3=総画数13 U+3711 [ハ、バ/ばば]
◆年老いた女性
◆夫の母、また祖母(ソボ)
◆「娑㜑サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「㜑娑バサ」、ひらひらと揺れ動くさま、また舞うさま
𥂈浦10+皿5=総画数15 U+25088 [ホ、フ/] 𧗉
◆申(さる、午後三時から五時頃)の時刻に摂(と)る食事、午後の間食カンショク、同「餔」
浦10+竹6=総画数16 U+422C [ホ、ブ/]
◆細い(或いは細く割った)タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)を編んだ網(あみ)
浦10+艸3=総画数13 U+84B2 [ホ、ブ/がま]
◆ガマ(蒲)、ガマ科ガマ属の草 {ガマ}
◆「菖蒲ショウブ」、ショウブ科ショウブ属の草 {ショウブ}(日本ではアヤメ(アヤメ科アヤメ属)に「菖蒲」を当てるが、中国でアヤメは「溪蓀ケイソン」、ショウブとアヤメはよく似るが、ショウブの葉にははっきりとした主脈が認められるのに対して、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない)
◆腹這(はらば)う、同「匍」
筆順
𧗉浦10+血6=総画数16 U+275C9 [ホ、フ/] 𥂈
◆申(さる、午後三時から五時頃)の時刻に摂(と)る食事、午後の間食カンショク、同「餔」
水3+7=総画数10 U+6D67 [エイ、ヨウ、チョウ/]
◆底に溜まった泥や滓(かす)
◆泥などが底に沈む、泥などが底に沈み水が透き通る、同「𣹽」「澄」
浧10+土3=総画数13 U+5863 [テイ、チョウ/] 𣹽𣵹
◆泥などが底に沈み水が透き通る、同「浧」
水3+7=総画数10 U+6D6A [ロウ/なみ]
◆風が吹いて石にぶつかり噴(ふ)き上がる水、波、大波
◆(波に揺られるように)あっちへ行きこっちへ来るするさま、ふらふらと当てがないさま、気儘(きまま)なさま
筆順
浪10+艸3=総画数13 U+8497 [ロウ/]
◆「蒗𦿆渠・蒗蕩渠ロウトウキョ」、古代の運河の名、現河南省鄭州市・開封市から周口市付近に及ぶ運河、同「浪湯渠」「【漢書(前漢書):卷二十九:溝洫志第九】…地理志河南郡滎陽縣有狼湯渠首受泲東南至陳入潁過那四行七百八十里…」「【水經注:卷二十三:陰溝水】…濟瀆東南至大梁合蒗𦿆渠梁溝既開蒗𦿆渠故瀆寔兼隂溝浚儀之稱故云出陽武矣…故經云隂溝出蒗𦿆渠也…隂溝始亂蒗𦿆終别于沙而濄水出焉…」 {河南省}
◆「蒗蕖ロウキョ」、古県名、現雲南省麗江市永北県(現永勝県)東北 {雲南省}
𨶗浪10+門8=総画数18 U+28D97 [ロウ/] 閬阆
◆高く大きな門
◆大きく広々としているさま
◆「閌𨶗コウロウ」◇高く大きな門◇建物の中の広い空間
水3+7=総画数10 U+6D6E [フウ、ブ、フ/う・く、う・かぶ、う・かべる、う・かれる、うわ・つく]
◆水中にあるものが水面に出てくる、下にあるものが空中を上に移動する
◆水面に留(とど)まる、空中に留まる、水面で水の流れのままに漂う、空中で空気の動き(風)のままに漂う
◆普段は内側にあるものが表に現れ出る
◆周りの動きに任せてふわふわと(ふらふらと)漂い定まらないさま
◆ふわふわと軽々しい、頼りない
◆上辺(うわべ)だけの、根拠や内容のない
◆その時だけの、仮の
筆順
浮10+乙1=総画数11 U+3422 [뜰トゥル、ットゥル/]
◆[韓]未詳
𠸷浮10+口3=総画数13 U+20E37 [フウ、ブウ/]
◆息を吹き出す
𥰛浮10+竹6=総画数16 U+25C1B [フウ、ブ/]
◆紋様の入った竹の名
𦋵浮10+网4=総画数14 U+262F5 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:未集中:网部:𦋵】…○按卽罦字之譌」
𦷰浮10+艸3=総画数13 U+26DF0 [未詳/]
◆未詳
𪃽浮10+鳥11=総画数21 U+2A0FD [フ、フウ、ブ/] 䳕𨿚
◆「𪃽鴀フフウ」「𪃽鳩フキュウ」、ハト科キジバト属の小形のハト(鳩)、別名「鵓鳩ボツキュウ」「斑鳩ハンキュウ」「【方言:第八】鳩…其小者謂之𪅨鳩(今■鳩也)或謂䳫鳩(音葵)或謂之䳕鳩(音浮)或謂之鶻鳩梁宋之間謂之鷦䲩」「【爾雅注疏:釋鳥】佳其鳺鴀(《注》今䳕鳩…《疏》…陸璣云今小鳩也一名䳕鳩…)」
水3+7=総画数10 U+6D78 [シン/ひた・す、し・みる] 𣺎𣹰𣺎
◆ひた・す、ひた・る、液体の中にすっぽりと入れる、ものが水の中に隠れる、同「濅」
◆し・みる、液体がじわじわと中に入り込む、滲(し)み込む、滲(し)み込ませる、同「濅」「寖」「䆮」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「濅」「寖」
筆順
浸10+宀3=総画数13 U+5BD6 [シン/] 𣹦
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)ける、同「浸」「䆮」
◆水がじわじわと滲(し)み込む、浸(し)み込ませる、同「浸」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「【四書章句集注:泰伯第八】大王之時商道寖衰而周日強大」
◆寝る、横になって休む、同「寝」
𣹦浸10+水3=総画数13 U+23E66 [シン/]
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)ける、同「浸」「䆮」
◆水がじわじわと滲(し)み込む、浸(し)み込ませる、同「浸」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「【四書章句集注:泰伯第八】大王之時商道寖衰而周日強大」
◆寝る、横になって休む、同「寝」
浸10+穴5=総画数15 U+41AE [シン/]
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)ける、同「浸」
◆(田畑に)水を浸(し)み込ませる、同「𥧲」
浸10+艸3=総画数13 U+84E1 [シン/] 薓𧄢葠𦺭
◆「人蓡ニンジン」、ウコギ科のチョウセンニンジン(朝鮮人参)やキキョウ科のツルニンジン(蔓人参)・セリ科のニンジン(人参)などの草の総称、根は食用や生薬に用いられる {ニンジン}
水3+7=総画数10 U+6D79 [①ショウ②コウ、キョウ/]

◆(水や雨で)辺り一面が濡(ぬ)れる、(水や雨で)広く潤(うるお)う、「浹洽ショウコウ」
◆(水などが)行き渡る
◆周(めぐ)る、一回(ひとまわ)りする、「浹日ショウジツ」「周浹シュウショウ」、同「匝」

◆「浹鐘キョウショウ」、十二律の一つ「夾鐘キョウショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
筆順
浹10+水3=総画数13 U+3D3A [コウ、キョウ/]
◆「㴺鐘キョウショウ」、十二律の一つ「夾鐘キョウショウ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+7=総画数10 U+6D82 [ト、ド、ズ/]
◆途(みち)、道(みち)、道路、同「途」
◆塗(ぬ)る、同繁「塗」
涂10+土3=総画数13 U+5857 [ト、ズ/ぬ・る、まみ・れる] 𡍼
◆泥(どろ)
◆ぬ・る、ものの表面に泥や絵具などの粘土状のものを平らに延ばすようにして付着させる、また付着させて平らにする、また付着させて表面を覆う、同簡「涂」
◆まみ・れる、泥で汚(よご)れる、また汚す、汚(けが)れる、汚す
◆平らに均(なら)した道、同「途」
筆順
涂10+艸3=総画数13 U+84A4 [ト、ズ/]
◆イタドリ(虎杖)、タデ科イタドリ属の草 {イタドリ}
𪄫涂10+鳥11=総画数21 U+2A12B [ヨ/]
◆鳥名、未詳「【字彙補:亥集:鳥部:𪄫】移渠切音餘鳥名與鼠同穴*揚雄蜀都賦𪄫𪃶鴝䳨風胎雨鷇」
水3+7=総画数10 U+6D84 [ヘイ/]
◆未詳「【類篇:卷十一上:水部:涄】滂丁切水皃」
𦶊涄10+艸3=総画数13 U+26D8A [ヘイ、ビョウ/]
◆ウキクサ(浮草)、ウキクサ科の草、また水面に浮かぶ草の総称、同「萍」
水3+7=総画数10 U+6D85 [デツ、ネチ、ネ/] 湼𣵀
◆黒い泥土デイド(どろつち)
◆黒色に染める
◆[仏]「涅槃ネハン(Nirvāṇa[梵])」、同「円寂エンジャク」「寂滅ジャクメツ」◇悟りの境地に至ること◇釈迦シャカや仏陀ブッダbuddha[梵]の死
筆順
涅10+竹6=総画数16 U+7BDE [デツ、ネチ/]
◆篪チに似た笛(ふえ)の一種、「簥キョウ」と「篎ビョウ」の中間の大きさのもの、同「𥭧」、「簥」を参照「【廣韻:入聲:屑第十六:涅:篞】爾雅云大管曰簥其中曰篞小者曰篎」(【廣韻】【集韻】【康熙字典】【正字通】共に【爾雅】を引くが「【爾雅注疏:卷五:釋樂】大管謂之簥(管長尺圍寸倂漆之…如箎六孔)其中謂之{⿱竹𣵀}小者謂之篎(《疏》別管小大之名也…其中不大不小者名{⿱竹𣵀}小者名篎)」は{⿱竹(⿰氵(⿱日工))}、本字「篞{⿱竹(⿰氵(⿱日土))}」と字形がやや異なるが、ここでは【廣韻】他に従った)
水3+7=総画数10 U+6D88 [ショウ/き・える、け・す]
◆減る、少しずつ小さくなる、また少なくなる、また細くなる、またそのようにする
◆次第に小さく(細く)なってやがて姿が見えなくなる、なくなる、後に何も残らない、またそのようにする
◆(次の予定までの)時間を過ごす、また時間を減らす、(空いた)時間を潰(つぶ)す
◆「消極ショウキョク」、積極的に事を成そうとする意欲が次第に先細る、積極的に賛意・賛同の意思を示さない
筆順
𦷟消10+艸3=総画数13 U+26DDF [ソウ、ショウ/]
◆雑草、草が乱雑に生い茂るさま
◆草の根
水3+7=総画数10 U+6D8C [ヨウ、ユウ/わ・く]
◆湧(わ)く、水が(勢いよく)噴(ふ)き出る、同「湧」
◆(それまでなかったものが)現れ出る、湧き出る、同「湧」
◆川名、夏水カスイ(湖北省荆州市を流れる)から別れ湖北省・湖南省の省境付近で長江チョウコウに注ぐ「【水經注:卷第三十五:江水】…又東南當華容縣南涌水入焉(…攷涌水乃夏水枝分入江…)」 {湖北省}
筆順
涌10+心4=総画数14 U+6142 [ヨウ、ユウ、ユ/]
◆「慫慂ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける、同「慫恿」
筆順
水3+7=総画数10 U+6D91 [ソク、ソウ/]
◆濯(すす)いで汚れを洗い落とす
◆嗽(うがい)をする、同「漱」
𪄠涑10+鳥11=総画数21 U+2A120 [セキ、シャク/] 鶒䳵𪃠𪄪𪅍𪆵𪆟
◆「鸂𪄠ケイセキ」、水鳥(一般名)か水鳥名(固有名)か未詳、ただ美しい水鳥のようである、典拠は「鸂」を参照
水3+7=総画数10 U+6D96 [リ、レイ、ライ/]
◆臨(のぞ)む、(人・時・事などに)向き合う、正面から取り組む、携(たずさ)わる、「涖政リセイ(政まつりごとに携わる、また正面から取り組む)」、同「莅」
◆「涖涖リリ・レイレイ」、水の音「【玉篇:卷十九:水部第二百八十五:涖】力二力計二切涖涖水聲也」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:涖】汔也一曰涖涖下瀨水聲」(【玉篇】【集韻】共に「【六臣註文選:卷八:上林賦】踰波趨浥(於合)莅莅(音利善作蒞)下瀬(善曰司馬彪曰滂濞水聲也…)」を引いたものと思われるが、【六臣註文選】は「莅」或いは「蒞」)
涖10+艸3=総画数13 U+849E [リ/]
◆臨(のぞ)む、(人・時・事などに)向き合う、正面から取り組む、携(たずさ)わる、「蒞政リセイ(政まつりごとに携わる、また正面から取り組む)」、同「涖」「䇐」
◆役職や位(くらい)に就(つ)く、「蒞官リカン」
羊部
酉部
水3+7=総画数10 U+FA45 [カイ/うみ] 海𣴴
◆大地を取り囲むように広がる深く広大な水溜まり(みずたまり)、陸地内の大きな水溜まりは「湖」
◆広く大きいさま
◆たくさんのものが集まっているさま
海10+口3=総画数13 U+55E8 [ハイ、ヘイ/]
◆「はい」「おい」などの呼び掛けや掛け声を表す語
海10+土3=総画数13 U+5870 [/あま]
◆[日]地名用字、「塰泊(あまどまり、鹿児島県西之表市)」
筆順
𦷫海10+艸3=総画数13 U+26DEB [未詳/]
◆未詳
𣴠水3+7=総画数10 U+23D20 [カツ、ガチ/い・きる、い・かす]
◆水が(生きているかのように)勢いよく流れるさま、またその音、「活活カツカツ」、同「𣿛」「𣸅」
◆(水しぶきが飛び散るように)生き生きとしたさま、動きが生き生きとしているさま、「活動カツドウ」
◆生きる、生きている、生きて行く、「生活セイカツ」「【孟子集注:十三上:盡心上】…民非水火不生活…」
◆(他を、他人を)生かす「【史記:卷七:項羽本紀】…張良曰秦時與臣游項伯殺人臣活之・・・」
𨶖𣴠9+門8=総画数17 U+28D96 [カツ、カチ/] 闊阔濶𤄃䦢𨴿
◆内部が広々としている
◆広々としていて空疎(クウソ)なさま
◆間(あいだ)が空いている、遠く離れている
𣵣水3+7=総画数10 U+23D63 [未詳/]
◆未詳「【岱史:卷十八:登覽志】…傍有石𣵣槎口而下黒…」「【字彙補:巳集:水部:𣵣】與菏同集韻澤名」
𦶒𣵣10+艸3=総画数13 U+26D92 [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:歌第七:菏荷𦶒】說文菏澤水出山陽胡陵引禹貢浮于淮泗達*於菏或作荷𦶒(「【尚書正義:卷六:禹貢第一】夾右碣石入于河…(《疏》…徐州云浮于淮泗達于河故揚州云達于淮泗皆記禹入河之道也…)」とあり、【尚書注疏】【尚書精義】も同様に「*于河」、「菏荷𦶒」の字は見当たらなかった)
𣷚水5+7=総画数12 U+23DDA [未詳/]
◆未詳「【中華字海:大部:𣷚】同"桼"」
𦡀𣷚13+月(肉)4=総画数17 U+26840 [シツ、シチ/ひざ] 膝𦞃𦜔厀𦡩
◆足の大腿ダイタイ(腰の下から膝までの部分)と小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)を繋ぐ関節の部分 {人体(下肢)}
𣾰𣷚12+水3=総画数15 U+23FB0 [シツ、シチ/うるし]
◆ウルシ(漆)、ウルシ科ウルシ属の木、またその木の樹液、その樹液を用いて作った塗料、同「桼」「柒」 {ウルシ}
◆(漆のように)黒い、真っ黒い、「漆黒シッコク(漆のように光沢があり真っ黒なさま)」
◆川名、陝西省宝鶏市麟游県を源として渭河イガ(渭水イスイ)に注ぐ、現「漆水河シツスイガ」「【說文解字:水部:漆】水出右扶風杜陵岐山東入渭…」 {陝西省}
㳿水3+8=総画数11 U+3CFF [セツ、セチ/さら・う]
◆水底の泥や土砂を取り除く、同「浚」
◆液体や気体などが外に漏れ出る、少しずつゆっくりと外に流れ出る、同「泄」
𦺁㳿11+艸3=総画数14 U+26E81 [エイ/]
◆未詳「【廣韻:去聲:祭第十三:曵:㵩】蒸也又葱㵩也」「【字彙:巳集:水部:㵩】以制切音{⿱木冏}蒸蔥」
水3+8=総画数11 U+3D06 [シン/]
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)かる、水が次第に滲(し)み込む、同「浸」
𡩻㴆11+宀3=総画数14 U+21A7B [シン/] 濅𡫏𣼡𣽧
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)かる、同「浸」
◆水がじわじわと滲(し)み込む、浸(し)み込ませる、同「浸」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「寖」
𥧲㴆11+穴5=総画数16 U+259F2 [シン/]
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)ける、同「浸」
◆(田畑に)水を浸(し)み込ませる、同「䆮」
◆「𥧲丘シンキュウ」、孫叔敖ソンシュクゴウ(春秋時代の楚国の人)の領した地、現安徽省阜陽市臨泉県 {安徽省}
𩅕㴆11+雨8=総画数19 U+29155 [シン/]
◆雨が(水が)じわじわと滲(し)み込む、同「浸」「寖」
水3+8=総画数11 U+3D0C [コ、ク/]
◆「㴌冼コセン」、十二律の一つ「姑冼コセン」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
㴌11+水3=総画数14 U+3D48 [コ、ク/]
◆「㵈冼コセン」、十二律の一つ「姑冼コセン」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+8=総画数11 U+6D34 [ヘイ、ビョウ/]
◆水の音、同「泙」
◆「洴澼ヘイヘキ」、(綿などの繊維を細かく解すために)水中で叩く、またごしごしと揉(も)む、また(解した繊維を均一にするために)掻(か)き混ぜる、またその音「【莊子:內篇:逍遙遊】世世以洴澼絖為事(…李云洴澼絖者漂絮於水上絖絮)」
洴11+艸3=総画数14 U+84F1 [ヘイ、ビョウ/]
◆ウキクサ(浮草)、ウキクサ科の草、また水面に浮かぶ草の総称、同「苹」「萍」 {ウキクサ}
𩅅洴11+雨8=総画数19 U+29145 [ホウ/]
◆雨や雪が激しく降るさま、同「雱」、「霶霈ホウハイ」
◆「𩅅𩃱ホウタ」、大雨、雨が激しく降るさま「【神功妙濟真君禮文:舉浄明普實天尊】…立降霶𩃱三日雨…」
水3+8=総画数11 U+6DB5 [カン、ゴン/] 㴠𣹢
◆水に浸(つ)ける、たっぷりの水で潤(うるお)す
◆中が(内容が)たっぷりと潤っている、また豊かである
筆順
𥲌涵11+竹6=総画数17 U+25C8C [カン、ゴン/]
◆「𥲌𥳔カンタ」、竹名、太さは足の(親)指程で、堅く、中は白く柔らかいものがぎっしりと詰まっており、生垣(いけがき)などに利用されるという、同「筨𥳔、筨𥬸」「箛𥬸コタ」「【竹譜(李衎):卷七】䈄𥳔竹戴凱之…大如足指堅厚修直腹中白膜闌隔狀如濕{⿺麥靣}…閩中記曰筨𥬸竹圓如指大可編藩籬筨𥬸即䈄𥳔也」「【廣韻:下平聲:覃第二十二:含:䈄】實中竹名」
水3+8=総画数11 U+6DB7 [トウ、ツウ/]
◆激しい雨
◆川名、山西省を源とする川、現「濁漳水ダクショウガ」 {山西省}
𠍀涷11+人2=総画数13 U+20340 [トウ/] 倲㑈
◆「儱𠍀ロウトウ」、弱く劣っているさま、弱って力が出ないさま
◆「㑝𠍀ロウトウ」、愚かなさま
水3+8=総画数11 U+6DC5 [セキ、シャク/] 𣶁
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「淅川セキセン」「淅水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川 {河南省}
筆順
𥼔淅11+米6=総画数17 U+25F14 [セキ、シャク/] 𥺚
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「淅」
水3+8=総画数11 U+6DCB [リン/さび・しい]
◆雨や涙などが絶え間なく滴(したた)る
◆長雨、長く降り続く雨、同「霖」
◆水を掛ける、水を注ぐ
◆「淋病・痳病リンビョウ」、淋菌リンキンの感染による尿道の炎症を伴う病気
◆「淋巴リンバ」、リンパlymph、リンパ管を流れる液、「淋巴」は「lymph」の音写
◆「淋鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
◆[日]さび・しい、寂しい
筆順
淋11+水3=総画数14 U+3D49 [リン/]
◆「㵉鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+8=総画数11 U+6DD1 [シュク、ジュク/しと・やか]
◆善(よ)い、良い、好ましい、同「俶」
◆穢(けが)れがなく透き通っているさま、慎(つつし)み深く清らかなさま、同「𣻪」
筆順
淑11+艸3=総画数14 U+850B [テキ、ジャク/] 𦵦
◆「蔋蔋テキテキ」、旱(ひでり)で草木が枯れる、同「滌滌」
水3+8=総画数11 U+6DE5 [ロク、リョク/] 渌𣵌
◆液体を濾(こ)す、濾して不純物を取り除く
◆濾して滲(し)み出てきた濁りのない液体、透き通った液体
◆「淥水ロクスイ」、湖南省を流れる川の名 {湖南省}
𥂖淥11+皿5=総画数16 U+25096 [ロク/] 𣿍
◆濾(こ)す、液体を水と水以外のものとに分ける、同「盝」
水3+8=総画数11 U+6DE9 [リョウ/]
◆馳(は)せる、急いで行く
◆乗り越える、乗り越えて行く、同「凌」
◆慄(おのの)く、恐れで身が竦(すく)む
淩11+艸3=総画数14 U+8506 [リョウ/ひし] 菱蓤䔖𧅊𧁽
◆ヒシ(菱)、ヒシ科の水草、同「芰」、同「薢茩・薢芶カイコウ」 {ヒシ}
筆順
水3+8=総画数11 U+6DEB [イン/みだ・ら]
◆異性との関係が節度を超える、またその行為、同「婬」
◆物事に浸(ひた)る、また溺(おぼ)れる、また耽(ふけ)る
◆恣(ほしいまま)にする、周りのことなどおかまいなしに振る舞う
◆度を越す、淫邪インジャ
筆順
淫11+雨8=総画数19 U+972A [イン/] 䨙𩆍𣽮
◆「霖リン(三日以上降り続く長雨)」よりも更に長く(十日以上も)降り続く雨
筆順
水3+8=総画数11 U+6DEE [カイ、エ、ワイ/]
◆「淮河ワイガ」「淮水ワイスイ」、河南省南陽市桐柏トウハク山を源とする川、長江・黄河・濟水セイスイと共に「四瀆シトク」と呼ばれた {河南省}
筆順
淮11+匚2=総画数13 U+532F [カイ、エ/] 滙𣾀
◆幾つかの流れが合流する、幾つかの流れが一か所に集まる、あちこちから集まって来て一つに纏(まと)まる、同「汇」
◆廻(めぐ)る、一巡して元に戻る
◆為替(かわせ)
◆簡「汇」
筆順
𦪉淮11+舟6=総画数17 U+26A89 [シン、イ、エ/] 𦩏
◆人や荷物を対岸に運ぶ船の発着する所、渡し場、同「津」
◆舟名「【龍龕手鑑:卷一:舟部第二十一:𦩏𦨱】音津上香嚴又以隹反舟名」
水3+8=総画数11 U+6DF1 [シン/ふか・い、み] 㴱𣸧
◆水面から底までの距離が大きい、入口から奥までが遠い、表面から内部に大きく入り込んでいる
◆基準とする時や時間から長い時や時間が経(た)つ、「深夜シンヤ」「深秋シンシュウ」
◆(色・交際・考え・意味などが)濃密な、濃い、奥行きがある
◆甚(はなは)だ、非常に、とても
筆順
𠽉深11+口3=総画数14 U+20F49 [未詳/]
◆音写字(音オンを表す漢字)「【道法會元:卷之二百四十八:地部金官如意潘將軍祕法:祕咒】唵咈㖃啒{⿰口輪}嚤哪𡀖囉哏■𠳲咈呮咈嘻咭嘻嚤哪哂嗚𠽉嚤啒{⿰口輪}唵吽吽𠰢𠰢娑訶」
𦸂深11+艸3=総画数14 U+26E02 [シン/]
◆ガマ(蒲、ガマ科の草)の柔らかい根茎「【說文解字:艸部:𦸂】蒲蒻之類也」
水3+8=総画数11 U+6DF6 [ライ/]
◆「淶水ライスイ」、川名、山西省大同市・河北省中西部付近を源とする「【說文解字注:水部:淶】淶水起北地廣昌東入河(北地當作代郡代郡廣昌…水經曰巨馬河出代郡廣昌縣淶山巨馬河卽淶水也…)」 {山西省}
𪅍淶11+鳥11=総画数22 U+2A14D [セキ、シャク/] 鶒䳵𪃠𪄪𪄠𪆵𪆟
◆「鸂𪅍ケイセキ」、水鳥(一般名)か水鳥名(固有名)か未詳、ただ美しい水鳥のようである、典拠は「鸂」を参照
水3+8=総画数11 U+6DF8 [シン、セイ、ショウ/きよ・い] 清𠗜
◆水が青く澄みきっているさま、濁りや汚(けが)れがないさま
◆曇りがないさま、すっきりしているさま、はっきりとしているさま
◆私欲や邪心がないさま
◆濁りや汚れを残さないように取り去ってきれいにする
◆爽やかなさま、澄んでいるさま
◆王朝名、1644年~1912年、中国最後の王朝 {清代}
淸11+艸3=総画数14 U+8533 [セン/] 𦵻𦹤
◆草が盛んに生(お)い茂るさま、同「蒨」「菚」「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦵻蔳𦹤】三俗菚或作蒨正倉練反草盛亦草名」
◆草名、未詳
水3+8=総画数11 U+6DFA [セン/あさ・い] 浅𣻝𤄻
◆水面から底までの距離が小さい、深くない
◆薄っぺらな、厚みがない、奥行きがない
◆色などが薄い、或いは淡い、深みがない
◆時間的に短い、あまり時間が経(た)っていない
筆順
𠽈淺11+口3=総画数14 U+20F48 [未詳/]
◆未詳
◆[喃]音「thỉnシン」、義未詳
淺11+艸3=総画数14 U+4510 [セン/]
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる色模様のある用紙、同「牋」「箋」
水4+8=総画数12 U+6DFC [ビョウ、ミョウ/]
◆一面に水が満ちて限りなく広がっているさま、同「渺」
淼12+水4=総画数16 U+3D58 [バン、マン/]
◆水が満ちるさま、水が一面に広がるさま「【元詩選:題複古秋山對月圖】天𡚌𡚌兮月朤朤山{⿰岀岀}{⿰岀岀}兮水㵘㵘木森森兮竹𥴒𥴒勢𡬜𡬜兮墨鱻鱻」
𣾜淼12+水3=総画数15 U+23F9C [エン/]
◆深く水を湛(たた)えているところ、同「渁」「【省齋集:卷一:夀岳陽林倅】…當暑氣倐清湖光散瀰𣾜宇鑑…」「【字彙補:巳集:水部:渁】烏圓切音淵泉不流者曰渁〇或作𣾜」
水3+8=総画数11 U+6E05 [シン、セイ、ショウ/きよ・い] 淸𠗜
◆水が青く澄みきっているさま、濁りや汚(けが)れがないさま
◆曇りがないさま、すっきりしているさま、はっきりとしているさま
◆私欲や邪心がないさま
◆濁りや汚れを残さないように取り去ってきれいにする
◆爽やかなさま、澄んでいるさま
◆王朝名、1644年~1912年、中国最後の王朝 {清代}
筆順
𢴆清11+手3=総画数14 U+22D06 [未詳/]
◆義和団(ギワダン)の新造字で「清国を扶(たす)ける」の意という「【漢語大字典:手部:𢴆】扶助清朝。清末义和团新造字。清柴萼《庚辛紀事》"改"清"為"𢴆"、其意蓋謂扶清也"」
水3+8=総画数11 U+6E0A [エン/ふち] 淵渕
◆深く水を湛(たた)えているところ、水底が凹状に落ち窪んで深くなっているところ、深み、同「渁」「囦」
◆(学問や思慮などが)深いさま、奥深いさま
◆ものが多く集まる、「水は窪んでいるところに集まる」の意
筆順
𡈛渊11+囗3=総画数14 U+2121B [エン、オン/]
◆「𡈛潾エンリン」、水が勢いよく渦巻くさま
水3+8=総画数11 U+6E12 [ヒ、ヘイ、ヘ/]
◆「渒陂ヒハ」、地名、未詳「【水經注:睢水】睢水又東與滭湖水合水上承甾丘縣之渒陂(「睢水」は現「濉河スイガ」)
𥱼渒11+竹6=総画数17 U+25C7C [ハイ、ベ/] 𥴖
◆竹や木を組んだ筏(いかだ)、同「箄」「簰」
水3+9=総画数12 U+3D16 [ハク、ラク/]
◆古国名、現山東省済南市歴城区付近にあった、同「濼」「䨰」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:濼䨰㴖】陂澤或作䨰亦省濼古國名」 {山東省}
㴖12+雨8=総画数20 U+4A30 [ハク/] 𤃸
◆雨
◆古国名、現山東省済南市歴城区付近にあった、同「濼」「㴖」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:濼䨰㴖】陂澤或作䨰亦省濼古國名」 {山東省}
水3+9=総画数12 U+6DF5 [エン/ふち] 渊渕
◆深く水を湛(たた)えているところ、水底が凹状に落ち窪んで深くなっているところ、深み、同「渁」「囦」
◆(学問や思慮などが)深いさま、奥深いさま
◆ものが多く集まる、「水は窪んでいるところに集まる」の意
筆順
淵12+囗3=総画数15 U+3624 [エン、オン/] 𡈛
◆「㘤潾エンリン」、水が勢いよく渦巻くさま
淵12+大3=総画数15 U+596B [イン/]
◆「奫淪インリン」、深い水がどこまでも広がっているさま「【子華子:卷上:陽城胥渠問】…散而為萬殊奫淪而無涯…」
◆「奫潫インワン」、水が深く広いさま
淵12+鼓13=総画数25 U+9F1D [エン/] 鼘𪔥𪔱𪔗
◆鼓(つづみ)の音
◆「鼝鼝エンエン」、鼓の音が響き渡るさま
𪔱淵12+鼓13=総画数25 U+2A531 [エン/] 鼘𪔥鼝𪔗
◆鼓(つづみ)の音
◆「𪔱𪔱エンエン」、鼓の音が響き渡るさま
水3+9=総画数12 U+6E1B [カン、ケン、ゲン/へ・る、へ・らす]
◆少なくなる、一部がなくなる、損(そこ)なわれる、軽くなる
◆元の数から一部を差し引く
筆順
𠽦減12+口3=総画数15 U+20F66 [カン/]
◆「かっ」という怒る声を表す語
𣚘減12+木4=総画数16 U+23698 [ギ/] 𣙤
◆「白𣚘ハクギ」、同「白𠌾・白儀・白義」、馬名、周第五代穆王ボクオウ(前992?年~前922?年)の所有する八駿ハッシュン(八頭の駿馬シュンメ)の内の一頭「【穆天子傳:卷之一】天子之駿…赤驥(世所謂騏驥)盜驪(標馬細頸驪黒色也)白義踰輪山子渠黃華騮(色如華而赤今名馬標赤者爲棗騮棗騮赤也)綠耳(綠耳曰北唐之君來見以一騮馬是生綠耳…八駿皆因其毛色以爲名號…)」
𥳒減12+竹6=総画数18 U+25CD2 [ケン、ゲン/]
◆竹名、未詳「【玉篇:卷十四:竹部第一百六十六:𥳒】古斬切竹名」
𦺘減12+艸3=総画数15 U+26E98 [シン/] 葴𦸮𣿎
◆リュウキュウアイ(琉球藍)、キツネノマゴ科イセハナビ属の草、別名「馬藍バラン」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴馬藍(《疏》葴一名馬藍郭曰今大葉冬藍也今爲澱者是也)」 {リュウキュウアイ}
◆ホオズキ(酸漿)、ナス科ホオズキ属の草、別名「寒漿カンショウ」「【爾雅注疏:卷八:釋草】葴寒漿(《疏》葴一名寒漿郭曰今酸漿草江東呼曰苦葴…葉亦可食子作房房中有子如梅李大皆黃赤也)」 {ホオズキ}
水3+9=総画数12 U+6E1D [ユ/]
◆澄んでいた水が濁る、色が変わる
◆(これまでとは様子や状態が、また態度や考えが)変わる、また変える
◆重慶ジュウケイの別称、「渝都ユト(渝水ユスイ(現嘉陵江)が重慶市で長江チョウコウに合流することから)」 {重慶市}
筆順
渝12+艸3=総画数15 U+854D [ユ/]
◆サジオモダカ(匙面高・匙沢瀉)、オモダカ科サジオモダカ属の水草、別名「䕪藛・澤藛・澤瀉タクシャ」「水藛スイシャ」「牛脣ギュウシン」 {サジオモダカ}
◆花が咲き広がるさま「【爾雅注疏:釋草】蕍芛葟華榮(…《疏》此別草木榮華之異名也蕍言華之敷貌芛華初生之名也葟華單也…)」
水3+9=総画数12 U+6E20 [キョ、ゴ/みぞ]
◆(人工の)用水路
◆大きい、大物
◆「渠魁キョカイ」、領袖、多く悪党の首領
◆彼(か)の、あの~、he、she、第三者をを指す語、三人称、同「佢」
◆何(なん)ぞ、どうして~であろうか、「~ではない」「~のようなことになるはずがない」の意、同「豈」「詎」
筆順
𠍲渠12+人2=総画数14 U+20372 [キョ/]
◆彼(か)の、あの~、あれ、he、she、that、離れているものを指す語、同「渠」
𣯸渠12+毛4=総画数16 U+23BF8 [ク、グ/] 氍𣰽𣯒𣰧𣰻
◆「𣯸毹クシュ」、毛織の敷物、絨毯ジュウタンの類
渠12+玉4=総画数16 U+7496 [キョ、ゴ/] 𤦲
◆異民族が耳に孔をあけて下げている耳輪(みみわ)、同「璩」
◆「硨璖・硨磲シャコ」、シャコガイ科の大きな二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる
渠12+石5=総画数17 U+78F2 [キョ、ゴ/] 𥓼𥑭
◆「硨磲・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
渠12+虫6=総画数18 U+87DD [キョ、ゴ/] 螶𧕎
◆「蟝𧐑・蟝𧐋キョリャク」、カゲロウ(蜉蝣)、カゲロウ目の昆虫
𪆂渠12+鳥11=総画数23 U+2A182 [キョ/] 𪆫𪆺𩁋
◆「𪄉𪆂ヨウキョ」、セキレイ(鶺鴒)、セキレイ科の鳥
𪆫渠12+鳥11=総画数23 U+2A1AB [キョ/] 𪆂𪆺𩁋
◆「𪄉𪆫ヨウキョ」、セキレイ(鶺鴒)、セキレイ科の鳥
水3+9=総画数12 U+6E25 [アク/]
◆潤(うるお)う、潤って艶々(つやつや)している、同「潤」
◆濃い、「渥味アクビ・アクミ(深く濃い味、濃厚な味)」
◆手厚い、「渥恩アクオン(深く厚い恩恵)」「優渥ユウアク(心が籠っていて手厚いさま)」
筆順
𩅵渥12+雨8=総画数20 U+29175 [アク/]
◆雨に濡(ぬ)れる
水3+9=総画数12 U+6E29 [オン、ウン/あたた・かい、あたた・まる、あたた・める、ぬく・い]
◆熱くもなく冷たくもなく程よいさま、暖かなさま、また熱を加えてそのようにする
◆穏やかなさま、柔和なさま
◆(古く冷めてしまったものを温め直して)蘇(よみがえ)させる
筆順
温12+艸3=総画数15 U+8570 [ウン、オン/]
◆集める、集めて積み上げる、同「蘊」「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:蕰】於粉切藏也積也聚也蓄也又菜也」
◆集めて溜(た)める、蓄(たくわ)える、同「蘊」
◆水草、水中に生える草の総称、「薀藻ウンソウ」
𨷇温13+門8=総画数21 U+28DC7 [オン/] 𨵷
◆閶闔(ショウコウ、天に通じる門、地の西の果てにあるという門、宮城キュウジョウの門)の扉「【龍龕手鑑:卷一:門部第八:𨵷𨷇】新藏作昌音昌閶闔門扇也」
水3+9=総画数12 U+6E3E [コン、ゴン/すべ・て]
◆水がごぼごぼと湧(わ)き出る、またその音
◆水がごぼごぼと混じり合う、入り混じって濁る、同「溷」
◆入り混じって見分けがつかなくなる、はっきりしなくなる、同「混」「溷」
◆全(すべ)て、すっかり
筆順
𩅴渾12+雨8=総画数20 U+29174 [コン/]
◆未詳
水3+9=総画数12 U+6E4C [サン/] 餐𩜨䬸飡
◆食べ物や飲み物、飲み食いする
◆食事、食事をする
𦻂湌12+艸3=総画数15 U+26EC2 [ソン/] 薞蕵
◆「𦻂蕪ソンブ」、スイバ(酸葉)、タデ科ギシギシ属の草、同「酸模サンボ」「【爾雅注疏:釋草】須(蕦)薞蕪(注薞蕪似羊蹄葉細味酢可食)」 {スイバ}
水3+9=総画数12 U+6E54 [セン/] 𣾅𣾥𣹅
◆汚(よご)れを洗い流してきれいにする、汚(けが)れを洗い落とす
筆順
𥳷湔12+竹6=総画数18 U+25CF7 [セン/]
◆竹名、未詳「【字彙補:未集:竹部:𥳷】子淺切音剪竹名」
𦺍湔12+艸3=総画数15 U+26E8D [セン/] 𧁄
◆ホウキギ(箒木)、別名ホウキグサ(箒草)、ヒユ科バッシア属の草、別名「王蔧オウスイ」「地膚・地肤チフ」、同「葥」 {ホウキギ}
水3+9=総画数12 U+6E58 [ショウ、ソウ/]
◆「湘水ショウスイ」「湘江ショウコウ」、零陵レイリョウ始安シアン縣陽海ヨウカイ山(現広西チワン族自治区桂林市)を源とする川、北流し湖南省を流れ洞庭ドウテイ湖に注ぐ「【水經注:卷三十八:湘水】湘水出零陵始安縣陽海山」 {広西壮族自治区}
◆「湘州ソウシュウ」、晋シン代(西晋、265年~316年)から宋ソウ代(劉宋、南朝、420年~479年)にかけて湖南省のほぼ全域と湖北省の一部を含む地に置かれた州、現在も湖南省一帯を指す
◆[日]相模(さがみ)湾沿いの地を指す、「湘南ショウナン」
筆順
𩅪湘12+雨8=総画数20 U+2916A [ソウ、ショウ/しも]
◆しも、地表付近の水蒸気が地表や物に接触して氷結したもの {霜}
◆白いさま
◆白く冷たいさま、汚(けが)れないさま、高潔なさま
◆年(とし)、年数、年齢
水3+9=総画数12 U+6E5B [タン、デン/たた・える]
◆たた・える、水が深くいっぱいに満ちる、同「潭」
◆水が深く澄んでいるさま、深く穏やかなさま
◆深く沈む、深く沈める、同「沈」
◆(楽しみなどに)深く浸(ひた)り込む、同「沈」
筆順
湛12+雨8=総画数20 U+972E [タン、ドン/] 𩅾𩅷䨢𩄕
◆雲の様子、雲が空を覆うさま
◆「霮䨴タンタイ」◇厚い雲が空を覆うさま、雲が垂れ籠めるさま◇露(つゆ、水滴)が付いているさま、濡(ぬ)れているさま
水3+9=総画数12 U+6E61 [グ/]
◆古川名、「湡水グスイ」、別名「沙河サガ」、襄ジョウ國(現河北省邢台市西南)を流れる「【漢書(前漢書):卷二十八下:地理志第八下】趙國…襄國(故邢國西山渠水所出東北至任入𥧲又有蓼水馮水皆東至朝平入湡…)」「【明史:卷四十:志第十六:地理一:京師 南京】沙河(…沙河亦名湡水)」 {河北省}
湡12+艸3=総画数15 U+8545 [ゴウ、グ、グウ/はす] 藕𦸲
◆ハス(蓮、ハス科ハス属の水草)の根茎、蓮根レンコン(はすね)、ハス全体を「荷」、花托カタク(実と実を包む部分)を「蓮」 {ハス}
水3+9=総画数12 U+6E6F [トウ、タン、ショウ/ゆ]
◆温かい水、熱い水、沸騰した水
◆熱いスープsoup、スープ状のもの、「菜湯サイタン、野菜のスープ」「濃湯ノウタン・ノンタン、シチューstewなどのような濃いスープ」
◆温泉、温かい水が湧き出るところ
◆「湯湯ショウショウ」、同「漡漡」「滔滔トウトウ」、一面に満ちた水が勢いよく流れるさま
筆順
𠎯湯12+人2=総画数14 U+203AF [トウ、ドウ/]
◆当てもなくふらふらとするさま、勝手気ままなさま、同「蕩」「【揚子法言:淵騫卷第十一】魯仲連𠎯而不制(髙談以救時難功成而不受禄賞)藺相如制而不𠎯」
𡑑湯12+土3=総画数15 U+21451 [未詳/]
◆未詳
𡼍湯12+山3=総画数15 U+21F0D [トウ、ドウ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:山部第五:𡼍】或作嵣今徒浪反嵣㟐山名(「嵣㟐」は「山石廣大之貌」で「𡵀嵣」が「山名」 「嵣」参照)
𢡂湯12+心4=総画数16 U+22842 [トウ、ドウ/]
◆「𢡂慂トウヨウ」、未詳、同「𧑘」「【康熙字典:卯集上:心部:𢡂】《博雅》𢡂慂動也」
湯12+火4=総画数16 U+71D9 [トウ/]
◆火傷(やけど)をする、火傷しそうなほど熱い
◆熱(あつ)くする、熱(ねっ)する
◆道具を熱しアイロンironやパーマpermを掛ける
湯12+玉5=総画数17 U+7497 [トウ、ドウ/]
◆黄金、美しく輝く金キン、「璗琫トウホウ(刀剣の鞘口の金製の装飾具)」、同「瑒」
湯12+皿5=総画数17 U+76EA [トウ、ドウ/とろ・ける、とろ・かす] 𣻭𥂳
◆揺れ動く、揺り動かす、同「蕩」
◆揺すって器の汚(よご)れを洗い流す、きれいに取り除く、一掃する、同「蕩」
◆簡「荡」
◆[日]とろ・ける、とろ・かす、固体のもの(固いもの)が柔らかくなる
筆順
湯12+竹6=総画数18 U+7C1C [トウ、ドウ/]
◆タケ(竹、イネ科タケ亜科の植物)の別名、節(ふし)の間が長い竹、笙ショウ(長短十数本の竹筒を円状に組み息を吹き込んで鳴らす管楽器)や簫ショウ(長短十数本の竹筒を並べて息を吹き込んで鳴らす管楽器)などに使われるという、同「𥯕」「【爾雅注疏:釋草】簜竹(《注》竹別名儀禮曰簜在建鼓之間謂簫管之属…《疏》簜則竹之別名李巡曰竹節相去一丈曰簜孫炎曰竹闊節者曰簜…)」 {楽器(管楽器)}
湯12+艸3=総画数15 U+8569 [トウ、ドウ/とろ・ける、とろ・かす]
◆揺(ゆ)れ動く、揺り動かす、同「盪」
◆(揺すって)器の汚れを洗い流す、きれいに取り除く、一掃する、同「盪」
◆当てもなくふらふらとするさま、勝手気ままなさま、酒色や道楽に溺れるさま
◆「蕩蕩トウトウ」、ゆらゆらと揺れながら大きく広がっているさま
◆簡「荡」
◆[日]とろ・ける、とろ・かす、固体のもの(固いもの)が柔らかくなる
筆順
𧑘湯12+虫6=総画数18 U+27458 [トウ、ドウ/]
◆「𧑘慂トウヨウ」、未詳、同「𢡂」「【康熙字典:申集中:虫部:𧑘】《博雅》𧑘慂動也」
湯12+金8=総画数20 U+940B [トウ/]
◆木の枝を斧などで切り落とした跡を平らにする道具
◆「鐋鑼」、小さな銅鑼(どら)
水3+9=総画数12 U+6E80 [バン、マン/み・たす、み・ちる] 滿满𣼛𣺏
◆余すところなく一杯になる、これ以上は(それ以上は)入らなくなる、また一杯にする
◆ぎっしりと詰まる、また詰める、隙間(すきま)なく埋(う)まる、また埋める、「充満ジュウマン」
◆足(た)る、これ以上は(それ以上は)ない、これ以上は(それ以上は)いらない、「満足マンゾク」「不滿フマン(満ち足りないさま、満たされないさま)」
筆順
𢡛満12+心4=総画数16 U+2285B [バン、マン、ボン、モン/] 懣懑
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
日部
水3+10=総画数13 U+6E9C [リュウ、ル/た・まる、た・める] 澑𤄐
◆雨が滴(したた)り落ちる、雨垂れ
◆軒先から流れ落ちる雨でできた水溜り、雨垂れを受ける雨樋(あまどい)
◆滑る、つるつるの、滑り落ちる
◆すっと流れる、さっと抜ける、また抜け出す、滑るような動きを指す
◆[日]水が一か所に集まって流れない、また集まって次第に増えて行く
筆順
𩆎溜13+雨8=総画数21 U+2918E [リュウ、ル/]
◆家屋の軒(のき、屋根の建物から外に張り出した部分)から雨が滴(したた)り落ちる、雨垂れ、同「霤」
水3+10=総画数13 U+6EA5 [ホ、フ/]
◆(水面が)どこまでも広がっている
◆広く行き渡る
筆順
簿溥13+竹6=総画数19 U+7C3F [ホ、ブ、ボ、ハク、バク/]
◆竹の札(ふだ)、文書・記録などを綴(と)じたもの
◆天子などが外出する際に付き従う侍従シジュウ
◆「鹵簿ロボ」、天子などが外出する際の儀仗ギジョウ(武具・武器などの装具)とそれを身に着けた儀仗隊
◆蚕(かいこ)を飼(か)うために竹などを網状に編んだもの、蚕箔サンパク、同「箔」
筆順
溥13+艸3=総画数16 U+8584 [ハク、バク/うす・い、すすき] 𦻈
◆草木がびっしりと(隙間なく)生えているさま「【說文解字注:艸部:薄】林薄也(…劉注曰薄不入之叢也按林木相迫不可入曰薄引伸凡相迫皆曰薄)」
◆互いの間が近い、間隔が狭い
◆(広がりはあるが)厚みがない
◆(思慮・配慮や言葉などに)厚みがない、重みがない
◆(味や色などに)深みがない、濃さが足りない
◆(土の養分などが)少ない
◆扉や窓に垂らす簾(すだれ)、同「箔」
◆蚕を飼うための平らな籠(かご)、「蚕箔サンパク」、同「箔」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草 {ススキ}
筆順
水3+10=総画数13 U+6EA6 [ビ/]
◆霧のように細かい雨、同「㵟」「霺」
𦼻溦13+艸3=総画数16 U+26F3B [未詳/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:脂第六:葿𦼻】草名博雅䒲葿黃文內虛或作𦼻」
水3+10=総画数13 U+6EAA [ケイ、ケ/]
◆山から湧(わ)き出た水が川となって流れる、細々と谷間を流れる川、同「𧮾」
筆順
溪13+鳥11=総画数24 U+9E02 [ケイ、ケ/] 㶉𤄬䳶
◆「鸂鶒ケイセキ」、水鳥(一般名)か水鳥名(固有名)か未詳、「鸂𪀦・鸂鷘ケイチョク」と同じ鳥かどうかも未詳、ただ美しい水鳥のようである「【藝文類聚:卷九十二:鳥部下:鸂𪄠】臨海異物志曰鸂鶒水鳥毛有五色…」「【舊五代史:卷二十七:唐書第三:莊宗紀一】…賜鸂𪃠酒卮翡翠盤…」「【廣韻:上平聲:齊第十二:谿:鸂】鸂鷘水鳥」「【埤雅:釋鳥:溪𪄪】溪𪄪五色尾有毛如船柂小於鴨…」「【洞天清錄:古畫辨:徐熙黃筌】…孔雀鸂𪆟艶麗之禽…」「【讀書紀數略:卷五十一:明文官九品服色】一品(仙鶴)二品(錦雞)三品(孔雀)四品(雲雁)五品(白鷴)六品(鷺鶿)七品(鸂𪄠)八品(鵪鶉)九品(練雀)雜職(黃鸝)風憲(特加獬豸)」
筆順
水3+10=総画数13 U+6EAB [オン、ウン/あたた・かい、あたた・まる、あたた・める、ぬく・い]
◆熱くもなく冷たくもなく程よいさま、暖かなさま、また熱を加えてそのようにする
◆穏やかなさま、柔和なさま
◆(古く冷めてしまったものを温め直して)蘇(よみがえ)させる
筆順
溫13+艸3=総画数16 U+8580 [ウン、オン/]
◆集める、集めて積み上げる、同「蘊」「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:蕰】於粉切藏也積也聚也蓄也又菜也」
◆集めて溜(た)める、蓄(たくわ)える、同「蘊」
◆水草、水中に生える草の総称、「薀藻ウンソウ」
筆順
水3+10=総画数13 U+6EC2 [ホウ、ボウ/] 𣶢𣹿
◆水が勢いよく涌(わ)き出るさま
◆雨が激しく降るさま、同「霶」
◆「淜滂ヒョウホウ」、風が(激しく)物に当たる音の形容、(勢いよく涌き上がる)水の音の形容
筆順
滂13+雨8=総画数21 U+9736 [ホウ/] 𩅅
◆雨や雪が激しく降るさま、同「雱」、「霶霈ホウハイ」
◆「霶𩃱ホウタ」、大雨、雨が激しく降るさま「【神功妙濟真君禮文:舉浄明普實天尊】…立降霶𩃱三日雨…」
水3+10=総画数13 U+6EC8 [コウ、ゴウ、カク/]
◆長雨(ながあめ)、雨が長く降り続くさま
◆「滈滈コウコウ」、水が勢いよく湧(わ)き出るさま、また湧(わ)き出た水のしぶきが白く輝くさま「【焦氏易林:明夷之】湧泉滈滈南流不絕」
◆「滈瀑カクバク」、水の流れが激しく水しぶきが飛び散るさま、同「𤀰瀑」
滈13+艸3=総画数16 U+8583 [コウ/]
◆「薃葔コウコウ」、ハマスゲ(浜菅)、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の草、別名「莎草サソウ」「莎䔺サイ」「【爾雅注疏:釋草】薃侯莎其實媞(《註》夏小正曰薃也者莎䔺媞者其實…《疏》薃卽莎別名侯維也…其實別名媞…案廣雅云地毛莎䔺也是䔺即莎也故云莎䔺)」 {ハマスゲ}
水4+10=総画数14 U+6ECE [ケイ、ギョウ、エイ、ヨウ/]
◆「滎陽ケイヨウ」、古県名、現市名、現河南省鄭州市滎陽市 {河南省}
滎14+水3=総画数17 U+6FF4 [エイ、ヨウ/]
◆水が湧き出るさま、同「濚」
◆水が渦巻くさま、同「瀯」「瀠」
◆「濎濴テイエイ」、水が細々と流れるさま、同「濎濙」「汀瀅」
水3+10=総画数13 U+6ED1 [カツ、ゲチ、コツ、コチ/すべ・る、なめ・らか、ぬめ・る]
◆凹凸がなくつるつるしている、すべすべしている、ざらざらとしていない
◆狡(ずる)い、すばしこい(すばしっこい)、するりと身を躱(かわ)してうまく逃(のが)れる、狡賢(ずるがしこ)い、「狡猾コウカツ」、同「狡獪コウカイ」、同「猾」
◆乱す、掻(か)き乱す、ごちゃごちゃさせる、同「猾」
◆「滑稽コッケイ」◇流れるようによく喋(しゃべ)る◇面白おかしいさま
◆「滑石カッセキ」、薬として利用される鉱物、英名タルクtalc、同「磆石」
筆順
𪆸滑13+鳥11=総画数24 U+2A1B8 [コツ、ゴチ/] 𩾥𩾤𩾻𩿆𩾲
◆ハヤブサ(隼)、ハヤブサ科の鳥、同「鶻」
水3+10=総画数13 U+6EDB [イン/みだ・ら]
◆異性との関係が節度を超える、またその行為、同「婬」
◆物事に浸(ひた)る、また溺(おぼ)れる、また耽(ふけ)る
◆恣(ほしいまま)にする、周りのことなどおかまいなしに振る舞う
◆度を越す、淫邪インジャ
𩆍滛13+雨8=総画数21 U+2918D [イン/] 霪䨙𣽮
◆「霖リン(三日以上降り続く長雨)」よりも更に長く(十日以上も)降り続く雨
水3+10=総画数13 U+6EE1 [バン、マン/み・たす、み・ちる] 滿満𣼛𣺏
◆余すところなく一杯になる、これ以上は(それ以上は)入らなくなる、また一杯にする
◆ぎっしりと詰まる、また詰める、隙間(すきま)なく埋(う)まる、また埋める、「充満ジュウマン」
◆足(た)る、これ以上は(それ以上は)ない、これ以上は(それ以上は)いらない、「満足マンゾク」「不滿フマン(満ち足りないさま、満たされないさま)」
满13+心4=総画数17 U+61D1 [バン、マン、ボン、モン/] 懣𢡛
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
黍部
𣹰水3+10=総画数13 U+23E70 [シン/ひた・す、し・みる] 浸𣺎𣺎
◆ひた・す、ひた・る、液体の中にすっぽりと入れる、ものが水の中に隠れる、同「濅」
◆し・みる、液体がじわじわと中に入り込む、滲(し)み込む、滲(し)み込ませる、同「濅」「寖」「䆮」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「濅」「寖」
𡫏𣹰13+宀3=総画数16 U+21ACF [シン/] 濅𡩻𣼡𣽧
◆水に浸(ひた)る、水に浸(つ)かる、同「浸」
◆水がじわじわと滲(し)み込む、浸(し)み込ませる、同「浸」
◆じわじわと、徐々に、少しずつ、同「漸」「寖」
水3+11=総画数14 U+6ECC [テキ、ジャク、ジョウ/] 𣼝涤
◆水を注(そそ)ぎ洗う
◆水を注いで汚れを洗い除く
◆「滌滌テキテキ」◇旱(ひでり)で水が涸(か)れ草木が枯(か)れるさま◇笛の音が辺りに鳴り渡(わた)るさま「【釋名:釋樂器】篴滌也其聲滌滌然也」
筆順
𥴽滌13+竹6=総画数19 U+25D3D [ショウ/しの] 篠筱筿𥭪
◆幹カン(みき)が細い竹の一種、細いが堅く強いため矢柄・矢幹(やがら)に利用される {武器(弓箭)}
注解:「【字彙補:未集拾遺:竹部:𥭸】篠字之譌庾信宿國公碑𥴽簜既敷瑶琨即序」
𧀝滌14+艸3=総画数17 U+2701D [未詳/]
◆未詳「【全後漢文:卷二十八:論都賦】…蹈滄海跨昆侖奮彗光掃項軍遂濟人難蕩𧀝于泗沂…」「【康熙字典:申集上:艸部:藋】…灰藋《本草註》梁𥳑文帝勸醫文作灰𧀝菜(「【本草綱目:菜之二:灰藋】《釋名》灰滌菜(綱目)金鎻夭(…梁簡文帝勸醫文作灰滌菜俗訛爲灰條菜…)」は「灰滌菜」或いは「灰條菜」とする)
水5+11=総画数16 U+6ED5 [トウ、ドウ/] 𣽨
◆水が勢いよく涌(わ)き上がる、また噴(ふ)き上がる、同「𤂵」「𣹸」
◆大袈裟に話す
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現山東省棗荘市滕州市、同「𣎌」 {山東省}
筆順
𤻴滕15+疒5=総画数20 U+24EF4 [トウ、ドウ/うず・く] 疼𤹤𤼆𦙭
◆(強くはないが脈を打つように)「ずきずき」「しくしく」と痛む、「疼痛トウツウ」
◆可愛がる、いとおしむ、「疼愛トウアイ」
滕15+竹6=総画数21 U+7C50 [トウ、ドウ/]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「藤」
筆順
滕15+艸3=総画数18 U+85E4 [トウ、ドウ/ふじ]
◆蔓性の植物、またその幹また枝、柔軟で器や家具などに加工される、同「籐」
◆[日]フジ(藤)、マメ科フジ属の木 {フジ}
筆順
水3+11=総画数14 U+6EEF [テイ、ダイ、タイ/とどこお・る]
◆動きが止まってなかなか流れない、止まったままなかなか動かない
筆順
滯14+心4=総画数18 U+61D8 [セイ、セ、シ/]
◆「惉懘・怗懘センセイ」◇五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)が乱れるさま、音が合わないさま、同「怗懘」 {音楽(音階)}◇調和チョウワしていないさま、すらすらと運ばないさま「【史記:卷二十四:樂書第二】…五者不亂則無惉滯之音矣(《集解》鄭玄曰惉滯弊敗不和之貌也…《正義》惉弊也懘敗也君臣民事物五者各得其用不相壞亂則五音之響無弊敗也)」
滿水3+11=総画数14 U+6EFF [バン、マン/み・たす、み・ちる] 満满𣼛𣺏
◆余すところなく一杯になる、これ以上は(それ以上は)入らなくなる、また一杯にする
◆ぎっしりと詰まる、また詰める、隙間(すきま)なく埋(う)まる、また埋める、「充満ジュウマン」
◆足(た)る、これ以上は(それ以上は)ない、これ以上は(それ以上は)いらない、「満足マンゾク」「不滿フマン(満ち足りないさま、満たされないさま)」
筆順
𡣩滿14+女3=総画数17 U+218E9 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:女部:𡟖】佛經婆字」
滿14+心4=総画数18 U+61E3 [バン、マン、ボン、モン/] 𢡛懑
◆煩(わずら)う、あれこれと思い悩む
◆悶(もだ)える、思い(悩み・悲しみ・考え・意欲など)が心に満ちる、同「𢟮」「㦖」
筆順
滿14+水4=総画数18 U+6FF7 [ヒ/]
◆水が溢れる
𥵥滿14+竹6=総画数20 U+25D65 [バン、マン/] 𥲈𥮩
◆「𥵥䈠バンカン」、同「篰」、竹を割って平らに削った文字などを書くための札(ふだ)、竹簡チクカン
𧴝滿14+豸7=総画数21 U+27D1D [バン、マン/] 獌𤢞𤡁䝢䝡
◆獣名、大きさは狗ク(犬や熊・虎のなどの子、或いは小形種)ほどで貍リ(ヤマネコやベンガルヤマネコの類)のような紋様があるという、「貙獌チュウバン」「【爾雅注疏:釋獸】貙獌似貍(《疏》字林云貙似貍而大一名獌郭云今山民呼貙虎之大者爲貙豻…)」「【說文解字注:犬部:獌】(郭云今貙虎也大如狗文似貍)」
水3+11=総画数14 U+6F01 [ギョ、ゴ、リョウ/あさ・る] 渔𩼪𣿡𤀯
◆あちこち探し回って魚や貝を捕(と)る
◆目ぼしいものあちこちと探し回る
筆順
𩼪漁14+魚11=総画数25 U+29F2A [ギョ、ゴ、リョウ/あさ・る] 漁渔𣿡𤀯
◆あちこち探し回って魚や貝を捕(と)る
◆目ぼしいものあちこちと探し回る
水3+11=総画数14 U+6F02 [ヒョウ/ただよ・う] 𣿖𣻔𤄚
◆水面に(或いは水中に)浮く、浮かんで流れるままにする
◆風や水の流れに任せて位置を変える、思いに任せて彷徨(さまよ)う
◆水中で揺らす、また揺らすようにして洗う
◆(薬剤を加えた)水で濯(すす)ぐ、またそれによって不純物を取り除いたり白くしたりする
筆順
漂14+艸3=総画数17 U+85B8 [ヒョウ、ビョウ/]
◆浮草、水面に浮かんでいる草の総称、同「蓱」
水3+11=総画数14 U+6F05 [ソウ、ショウ/]
◆湖名、「漅湖・巢湖ソウコ」、安徽省合肥市 {安徽省}
漅14+艸3=総画数17 U+85BB [ソウ/も] 藻𧃡𧀉𦸼
◆水中に生息する植物などの総称、また「藻類ソウルイ」「海草カイソウ」「水草(みずくさ)」などの水中に生える草の総称
◆色鮮やかな模様、同「繅」
◆表現が巧(たく)みで美しいさま
◆十二章紋の一つ、水草を象(かたど)ったもの {服飾(十二章紋)}
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「繅」 {服飾(冕冠)}
水3+11=総画数14 U+6F2B [バン、マン/そぞ・ろ、みだり]
◆水が満ちる、水が一面に広がる、同「澫」「𣸞」
◆だらだらとどこまでも続く
◆だらだらする、怠(なま)ける
◆そぞ・ろ、気儘(きまま)なさま、自らの拘(こだわ)りもなく他から制約を受けることもないさま
筆順
𩆓漫14+雨8=総画数22 U+29193 [バン、マン/]
◆雨露が濃いさま
水3+11=総画数14 U+6F38 [セン、ゼン/ようや・く]
◆少しずつ(状態が進行する)、徐々に、じわじわと、「漸進ゼンシン」
◆次第に(進む、進行する)、だんだんと、「東漸トウゼン(次第に東に向かって進むこと、また流れること)」
◆少しずつ水が浸(し)み込む、染(し)みる
◆川名、現「銭塘江セントウコウ」、別名「浙江セッコウ」、浙江省を流れ東シナ海に注ぐ {浙江省}
筆順
漸14+土3=総画数17 U+58CD [セン、ザン/] 塹堑𡐛
◆城の周りに掘(ほ)り巡らせた深く広い濠ゴウ(ほり、水堀)、防御用の濠、また壕ゴウ(ほり、空堀)、同「㟻」
◆(穴や堀を)掘る
筆順
漸14+女3=総画数17 U+5B31 [セン/]
◆女性の美しいさま、「嬮㜞エンセン」「【廣韻:去聲:豔第五十五:壍:嬱】嬮嬱美女皃」
漸14+耳6=総画数20 U+807B [①ジ、ニ②セン/]

◆未詳「【玉篇:卷四:耳部第五十五:聻】尼止切指物皃」
◆~か、~であろうか、~か?、文末に付けて疑問・確認・同意などを表す語気助詞(日本の終助詞)「【釋氏稽古略:卷三:唐:曹洞宗】…江西撫州路曹山禪師名本寂…山曰那箇聻…」

◆人の死後に体から遊離ユウリし彷徨(さまよ)うとされる霊魂レイコンを「鬼キ」といい、その「鬼」の死後を「聻」という、同「魙」「【清稗類鈔:風俗類:冥壽】…人已前卒何有於壽豈果有鬼死為聻之事乎…」
筆順
𦾶漸14+艸3=総画数17 U+26FB6 [セン/] 蔪𧀵
◆草や穀物の穂が伸び揃っているさま
◆草木を刈る
漸14+酉7=総画数21 U+4914 [セン、ゼン/]
◆「䤔䣸」、味が薄いさま
漸14+鬼10=総画数24 U+9B59 [セン/]
◆人の死後に体から遊離ユウリし彷徨(さまよ)うとされる霊魂レイコンを「鬼キ」といい、その「鬼」の死後を「魙」という、同「聻」
水3+11=総画数14 U+6F3B [リョウ、リュウ、ル/] 𣽓
◆水が清(きよ)いさま、深く遠く高くどこまでも澄(す)み切っているさま、同「𣼢」「𤁸」「㵳」
𦾷漻14+艸3=総画数17 U+26FB7 [リク、ロク/]
◆(草などが)背が高く大きいさま、同「蓼」
𩾯鳥部
水3+12=総画数15 U+3D5C [ダン、ナン/]
◆「㵜呂ナンリョ」、十二律の一つ「南呂ナンリョ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
㵜12+水3=総画数15 U+3D5C [ダン、ナン/]
◆「㵜呂ナンリョ」、十二律の一つ「南呂ナンリョ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+12=総画数15 U+6F50 [ショウ/]
◆酒を濾(こ)す、同「𤃭」
◆古川名、未詳「【山海經:中山經】又西九十里曰常烝之山…潐水出焉(音/譙)而東北流注于河其中多蒼玉…」
𧀡潐15+艸3=総画数18 U+27021 [セン/]
◆液体にちょっと浸(ひた)す、潜(くぐ)らせる、同「蘸」「【集韻:卷八:去聲下:陷第五十八:𧀡】淊𧀡溼皃」
𪇶潐15+鳥11=総画数26 U+2A1F6 [ショウ/] 鷦鹪𪆄𪆅𪆔
◆「𪇶鷯ショウリョウ」、ミソサザイ(鷦鷯)、ミソサザイ科の鳥、別名「巧婦鳥コウフチョウ」「桑飛ソウヒ」
◆「𪇶䳟ショウメイ」、鳥名、南方に棲(す)み鳳凰ホウオウに似るという(「鷦鵬ショホウ」の誤りか?)
水3+12=総画数15 U+6F55 [ブ、ム/] 𣲘㵲𤅅
◆「潕水ブスイ」、川名、河南省南陽市方城県を源とし東流して汝水ジョスイ(同省洛陽市嵩県付近を源とする川)に注ぐ {河南省}
◆「潕溪ブケイ」、現湖北省・湖南省・貴州省・四川省の省境一帯に住んでいた少数民族の名「【後漢書:卷五十四:列傳第十四】…武威將軍劉尚擊武陵五溪蠻夷(酈元注水經云武陵有五溪謂雄溪樠溪酉溪潕溪辰溪悉是蠻夷所居故謂五溪蠻…)」
◆「潕射ブエキ」、十二律の一つ「無射ブエキ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
潕15+水3=総画数18 U+3D83 [ブ、ム/]
◆「㶃射ブエキ」、十二律の一つ「無射ブエキ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+12=総画数15 U+6F58 [ハン/]
◆米の磨(と)ぎ汁、同「𤄜」
◆水が渦巻くさま、同「𤄜」「䆺」
◆「潘沐ハンモク」、米の磨ぎ汁で髪を洗う
筆順
潘15+竹6=総画数21 U+7C53 [ハン、ホン/]
◆大きな箕(み)
◆周りを囲う、覆い隠す、竹を編んだ柵や垣根
◆埃や泥を防ぐための車箱の前を覆う竹製の筵(むしろ)や簾(すだれ)状のもの、後ろは「簈」
潘15+艸3=総画数18 U+85E9 [ハン、ホン/]
◆柴や木を組んだ垣根(かきね)や柵(さく)、外から覗かれたり侵入されたりすることを拒(こば)むために設ける境界を示す構築物、同「蕃」「棥」「樊」
◆囲い込む、周りを取り囲む
◆君主を外敵から守るために四周に封された諸国、またその諸国の主
筆順
水3+12=総画数15 U+6F62 [コウ、オウ/]
◆水を溜(た)めておく池、貯水池、「潢池コウチ」
◆深々とした水が広がっているさま、「潢潢コウコウ」
◆紙を年代物(ねんだいもの、長い年月を経たもの)風に染める、またその紙、「潢紙コウシ」、その紙で書画を表装ヒョウソウすることを「装潢ソウコウ」という「【齊民要術:卷三:雜說第三十染:潢及治書法】凡打𥿄欲生生則堅厚特冝入潢凡潢紙滅白便是不宜太深深則年久色闇也…」
◆「潢鐘コウショウ」、黄鐘コウショウ(十二律の一つ)の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
潢15+水3=総画数18 U+3D82 [コウ/]
◆「㶂鐘コウショウ」、黄鐘コウショウ(十二律の一つ)の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+12=総画数15 U+6F6D [タン、ドン/ふち] 𤁎𤅦
◆深く水を湛(たた)えたところ、淵(ふち)、同「湛」
◆深い
筆順
潭15+艸3=総画数18 U+85EB [タン、ドン/]
◆水中の石に着生する草、海藻カイソウ
水3+12=総画数15 U+6F78 [サン、セン/] 𣽽澘
◆涙が流れ出るさま、また流れ落ちるさま
◆涙を流す
筆順
𩆤潸15+雨8=総画数23 U+291A4 [サン、セン/]
◆雨の降るさま
水3+12=総画数15 U+6F8D [シュ、ス、ジュ/]
◆降る時機ジキや量がちょうど良い雨、時雨ジウ、恵(めぐ)みの雨、同「霔」「𩆩」
◆雨、雨が降り注(そそ)ぐ
𩆩澍15+雨8=総画数23 U+291A9 [シュ、ス/]
◆雨、恵(めぐ)みの雨、同「澍」「【晚晴簃詩匯:卷九十三:雨後望千佛山】…但咒缽雲作甘𩆩長我黍稷滋桑麻…」
𣾅水3+12=総画数15 U+23F85 [セン/] 湔𣾥𣹅
◆汚(よご)れを洗い流してきれいにする、汚(けが)れを洗い落とす
𧁄𣾅15+艸3=総画数18 U+27044 [セン/] 𦺍
◆ホウキギ(箒木)、別名ホウキグサ(箒草)、ヒユ科バッシア属の草、別名「王蔧オウスイ」「地膚・地肤チフ」、同「葥」 {ホウキギ}
水3+13=総画数16 U+6FA1 [ソウ/]
◆水を振り注ぐようにして手や体(や心)などを洗い清める
◆冕ベン(正装用の冠)の前後に垂らす珠(たま)を連ねた飾り、同「璪」、珠を連ねた飾りの揺れる姿が水が水滴となって降り注ぐ姿に似ていることから {服飾(冕冠)}
筆順
澡16+艸3=総画数19 U+85FB [ソウ/も] 薻𧃡𧀉𦸼
◆水中に生息する植物などの総称、また「藻類ソウルイ」「海草カイソウ」「水草(みずくさ)」などの水中に生える草の総称
◆色鮮やかな模様、同「繅」
◆表現が巧(たく)みで美しいさま
◆十二章紋の一つ、水草を象(かたど)ったもの {服飾(十二章紋)}
◆色とりどりの糸を使って撚(よ)り上げた紐(ひも)、組紐、同「繅」 {服飾(冕冠)}
筆順
水3+13=総画数16 U+6FA4 [タク、ジャク/さわ] 𤀎泽沢
◆水の近くの草が生い茂った湿地
◆表面が滑らかできらきらと光るさま、水分を含んで艶々(つやつや)しているさま、同「㚖」
◆潤(うるお)う、恵(めぐ)み、「潤沢ジュンタク」「【忠經:聖君章】惠澤長久黎民咸懷」「【獨斷:卷上】民臣被其德澤以侥倖」
筆順
澤16+艸3=総画数19 U+456A [タク、ジャク/]
◆「䕪藛タクシャ」、サジオモダカ(匙面高・匙沢瀉)、オモダカ科サジオモダカ属の水草、同「澤瀉・澤藛タクシャ」、別名「牛脣ギュウシン」「水藛スイシャ」 {サジオモダカ}
注解:「【廣韻:入聲:陌第二十:宅:䕪】䕪蕮藥草*車前别名」とあるが「【毛詩草木鳥獸蟲魚疏:卷上:言采其藚】藚今澤蕮也其葉如*車前艸大其味亦相似徐州廣陵人食之」を引き誤ったものか? 「車前シャゼン」は「オオバコ(大葉子・車前、オオバコ科オオバコ属の草)」
水3+13=総画数16 U+6FC1 [タク、ダク、ジョク/にご・る]
◆水に泥などが混じる、他のものが混じって本来の色・形・状態などではなくなる
◆汚(きたな)くなる、穢(けが)れる、乱れる
◆[日]すっきりしないさま、はっきりとしないさま
筆順
𢹅濁16+手3=総画数19 U+22E45 [未詳/]
◆未詳
水3+13=総画数16 U+6FC8 [シュウ、ソウ/]
◆「濈濈シュウシュウ」、(水が)集まって来るさま
◆(集まって来た水が)穏(おだ)やかになる、静(しず)まる、同「湒」
◆(集まった水が)流れ出るさま、水の流れが速いさま、「𣹱濈コウシュウ」
筆順
𩆭濈16+雨8=総画数24 U+291AD [シュウ/] 霵𩇋
◆雨が激しく降るさま、またその大きな音
水3+15=総画数18 U+6FEB [ラン/みだ・り、みだ・りに]
◆水が一面に満ちて溢(あふ)れる、水が(堰や堤を越えて)外に溢(あふ)れ出る、同「灠」
◆度を越えて、無闇(むやみ)に、勝手気ままな、「堰や堤のような限度や限界を越えれば制御できない、そのような振る舞い」の意
筆順
濫18+艸3=総画数21 U+862B [ラン/]
◆ウリ(瓜)の塩漬け
水3+15=総画数18 U+7010 [セン/]
◆水に浸す、漬ける
◆広く行き渡る
◆泉が時に湧き出しまたある時に止まるさま
𥷰瀐18+竹6=総画数24 U+25DF0 [セン、ゼン/] 𥮒𥮓
◆紙の原料となる繊維を漉(す)くための簀(す)「【說文解字注:竹部:𥮒】潎絮簀也(潎各本作蔽今正廣韵曰𥮒漂絮簀也漂與潎同義水部曰潎於水中擊絮也潎絮簀卽今做紙密緻竹簾也潎絮莊子所謂洴澼纊卽做紙之事糸部曰紙絮一𥮒也謂絮一𥮒成一紙也紙之初起用敝布魚网為之用水中擊絮之法成之)」
水3+16=総画数19 U+3D8B [ズイ、ヌイ、スイ/]
◆「㶋賓ズイヒン・スイヒン」、十二律の一つ「蕤賓ズイヒン・スイヒン」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
㶋19+水3=総画数22 U+3D99 [ズイ、ヌイ、スイ/]
◆「㶙賓ズイヒン・スイヒン」、十二律の一つ「蕤賓ズイヒン・スイヒン」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+16=総画数19 U+7015 [ヒン、ビン/]
◆水際(みずぎわ、みぎわ)、水辺(みずべ)、水が打ち寄せるぎりぎりのところ、水際の陸地側、水際の近くの陸地、同「濱」「䧬」「𨽗」「頻」
◆ぎりぎりのところまで歩(あゆ)み寄る、近寄る、すぐ近くまで迫(せま)る、同「頻」「濱」
筆順
𧮝瀕19+言7=総画数26 U+27B9D [ヒン、ビン/] 𧭹
◆言葉数が多い
◆未詳「【說文解字:言部:𧭹】匹也」
水3+16=総画数19 U+7016 [カク/]
◆「瀖泋カクキ」、多くの波の音「【廣韻:入聲:鐸第十九:霍:瀖】瀖泋衆波聲」
◆「瀖濩カクカク」、きらきらと輝くさま
𪈯瀖19+鳥11=総画数30 U+2A22F [カク/]
◆ツル(鶴)、ツル科の鳥、同「鶴」「【龍龕手鑑:卷二:鳥部第九:鶴𪈯】二俗鸖正何各反似鵲而嘴長仙鶴祥鳥也」
水3+16=総画数19 U+701D [レキ、リャク/] 𤁋𤃹沥
◆漉(こ)す、液体を目の細かい布などに通す
◆滴(したた)る、液体が水滴となってぽたぽたと落ちる
◆ぽたぽたと落ちる液体、滴(しずく)
筆順
瀝19+雨8=総画数27 U+974B [レキ、リャク/] 𩅩
◆雨が降り続いて止まないさま
水3+17=総画数20 U+3D90 [ヨウ、オウ/]
◆「㶐鐘オウショウ」、十二律の一つ「應鐘オウショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
㶐20+水3=総画数23 U+3D9D [ヨウ、オウ/]
◆「㶝鐘オウショウ」、十二律の一つ「應鐘オウショウ」の2オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照 {音楽(十二律2)}
水3+17=総画数20 U+7038 [セン/]
◆水に浸す、漬ける
◆広く行き渡る
◆泉が時に湧き出しまたある時に止まるさま
瀸20+艸3=総画数23 U+8643 [セン/]
◆草名、未詳「【爾雅注疏:釋草】虃百足(《注》未詳)」
水3+18=総画数21 U+7044 [ショウ/]
◆川名、湖北省西部を源とし長江チョウコウに注ぐ、「灄水ショウスイ」
◆「灄口ショウコウ、地名」「灄陽ショウヨウ、古県名」はいずれも湖北省武漢市黄陂区 {湖北省}
◆木製の筏(いかだ)の一種
𩇋灄21+雨8=総画数29 U+291CB [シュウ/] 霵𩆭
◆雨が激しく降るさま、またその大きな音
水4+23=総画数27 U+7065 [シュン、ジュン、セン、ゼン/]
◆三つの泉(いずみ)
◆湧(わ)き出た水があちこちから集まり流れるさま
𠫐灥27+厂2=総画数29 U+20AD0 [ゲン、ゴン/] 厵𠫒
◆源(みなもと)、地下水が地表に湧(わ)き出るところ、同「源」「厡」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 水部] [部首索引]

総合目次のページ 辞典や用語集です 当サイトの全ページを一覧でご覧いただけます すべてのページの更新履歴です