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[辞典・用語][新漢字辞典][三画]

「総画数索引」

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番外 付録


【万】 一1+2=総画数3 U+4E07 [バン、モン、マン、ボク、モク/よろず]
◆千の十倍
◆数え切れないほど多いさま、極めて多いさま
◆あらゆる、どんなものも、全て
◆決して、絶対に、「萬萬バンバン」
◆「万俟ボクキ」、姓、同「𢄏俟」、「万俟卨ボクキセツ(宋代の人、1083年~1157年)」
【杤】木4+3=総画数7 U+6764 [/とち、とちのき]
◆[日]とち、とちのき、トチノキ(橡・栃・栃の木)、ムクロジ科トチノキ属の木、同「栃」
【丈】 一1+2=総画数3 U+4E08 [チョウ、ジョウ/たけ]
◆長さの単位、1丈=10尺
◆年長者また老人に対する敬称、「老丈ロウジョウ(ご老人)」
◆「丈夫ジョウフ」◇夫(おっと)◇男(おとこ)、成人の男性◇堂々ドウドウとしたさま
◆[日]たけ、高さ
◆[日]「丈夫ジョウブ」、しっかりしているさま、健康ケンコウなさま
【仗】人2+3=総画数5 U+4ED7 [チョウ、ジョウ/]
◆剣や戟ゲキ(長い柄の先に刃物を取り付けた武器)などの手に持つ兵器の総称
◆「儀仗ギジョウ」、式典などの際に掲げ持つ武器など、またそれを持つ兵
◆頼(たよ)る、頼(たの)みにする
【吏】口3+3=総画数6 U+540F [リ/]
◆役人、特に実務を担う下級の役人
【杖】木4+3=総画数7 U+6756 [チョウ、ジョウ/つえ]
◆歩行を助けるための長い棒、棒を突いて体を支える
◆頼(たよ)る、頼りにする
◆長い棒、罪人を打ち据(す)えるための棒、突いたり叩(たた)いたりする武器としての棒
【下】 一1+2=総画数3 U+4E0B [カ、ゲ/お・りる、くだ・る、さ・がる、した、しも、もと]
◆位置・場所・地位などが低い、低い方にある
◆低い方に移る、降りる、落ちる
◆順序・時間などが後(あと)、後の方にある
◆後の方に移る、後(うし)ろの方へ退く
◆等級・品質などが低い、劣っている
◆支配・管理されている状態にある、「天下テンカ」「配下ハイカ」
◆他からの影響・教授を受ける位置にいる、「門下モンカ」
【圷】土3+3=総画数6 U+5737 [/あくつ]
◆[日]低い土地
◆[日]姓用字
◆[日]「下圷(しもあくつ)」、地名、茨城県東茨城郡
【閇】門8+3=総画数11 U+9587 [ヘイ、ハイ/し・める、と・ざす、と・じる]
◆ものが出入りするところ(門・戸・窓・穴など)から出たり入ったりできないようにする、塞ぐ、「密閉」「閉塞」
◆中に入れて外に出られないようにする、「幽閉」
◆しっかりと止める、そこまでで止める、止めて動かないようにする、「閉会」「閉鎖」
【雫】雨8+3=総画数11 U+96EB [ダ、ナ/しずく]
◆未詳
◆[日]しずく、滴(したた)り落ちる水滴また液体
【颪】風9+3=総画数12 U+98AA [/おろし]
◆[日]山から吹き降(お)りる風
【与】 一1+2=総画数3 U+4E0E [ヨ/あた・える、くみ・する、あずか・る]
◆上位の者が下位の者に物などをやる、授(さず)ける、同「賜予シヨ」
◆同じ目的を持った仲間に加わる、また加わって共に行動する、組する、同「與」
◆関(かか)わる、関与カンヨする、同「與」「預」「豫」
◆~とand~、同じもの(同じ意味を持つ語)を繋(つな)ぐ語、同「與」
【写】冖2+3=総画数5 U+5199 [シャ/うつ・す、うつ・る]
◆別の場所に移(うつ)す、他に移す
◆書く、描く、「墨や絵の具を紙などに移す」の意
◆元になるものに倣(なら)って別のものに書く、或いは描く
【个】 丨1+2=総画数3 U+4E2A [カ、コ/]
◆人数や個数など同じ物の数を指す語、またその一つ一つを指す語、「一个イッカ(一人、一個)」、同「個」
◆一つ、ただ一つ、同「独」「単」
◆繁「個」
注解:「个」は「竹(个个)」の片方を象(かたど)ったもので「一つ」を意味する
【不】一1+3=総画数4 U+4E0D [フウ、フ、ブ/]
◆~でない、~ない、not、no、否定の語、同「弗」、「不可フカ(認められない、してはならない)」「不知フチ(知らない)」
◆否(いな)、いや、いいや、同意できない、認められない、受け入れられない、否定・不同意の言葉、同「否」
◆~か?、~ではないだろうか、~であろうか、文末に付いて疑問・反問などを表す語
◆然(しか)らずんば、~でなければ~、同「否」
◆大きい、大きなさま、同「丕」
【丸】 丶1+2=総画数3 U+4E38 [カン、ガン/まる、まる・い、まる・める、たま]
◆球状または円形、またそのような形のもの、またそのような形にする
◆角(かど)が尖(とが)っていない、またそのような形のもの、またそのような形にする
◆球状のものを数える語
◆全体、全て、すっかり
【笂】竹6+3=総画数9 U+7B02 [/うつぼ]
◆[日]「笂井(うつぼい)」、地名、群馬県前橋市
【之】 丶1+2=総画数3 U+4E4B [シ/の、これ]
◆~に向かって往(い)く
◆~の~、of
◆これ、この、this
◆それ、その、あれ、あの、that
【乏】丿1+3=総画数4 U+4E4F [ホウ、ボウ/とぼ・しい]
◆貯(たくわ)えが底を突く、金や物や力が尽きる、同「匱」
◆空(あ)く、空(から)になる
◆矢を遮(さえぎ)る盾(たて)、また衝立(ついたて)
注解:「正」を左右に反転させた字で「本来の或いは普段・普通の状態や様子でない」の意
【芝】艸3+3=総画数6 U+829D [シ/しば]
◆「芝草シソウ」「霊芝レイシ」「木霊芝モクレイシ」、マンネンタケ(万年茸)、マンネンタケ科のキノコ(茸)、別名「神草シンソウ」
◆日傘ひがさ、「華芝カシ(華やかな日傘)」、傘をキノコの傘に見立てたことから
◆[日]シバ芝、イネ科シバ属の草
【久】 丿1+2=総画数3 U+4E45 [キュウ、ク/ひさ・しい]
◆長い時間が経っている
◆長い間同じような状態で続いている
◆灸を据える、同「灸」
【灸】火4+3=総画数7 U+7078 [キュウ、ク/やいと]
◆モグサ艾を乾燥させたものをつぼ(腧穴ユケツ、気血が出入・合流・分岐などするところで、そこに体の異常が現れるとされる)に据えて燃やす療法
【玖】玉4+3=総画数7 U+7396 [キュウ、ク/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)に似て美しい黒色の石、同「㺵」
◆「九」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと)
【疚】疒5+3=総画数8 U+759A [キュウ、ク/やま・しい]
◆長く続く病(やまい)や心痛シンツウ、長患(ながわずら)い
◆あれこれと気にかかる、また気にかかって心を痛める、気に病(や)む、気が咎(とが)める
【粂】米6+3=総画数9 U+7C82 [/くめ]
◆[日]くめ、姓名・地名に用いられる、「久」と「米」を組み合わせた字とされる
◆同「齋」、「齋」の異体字である「夈」の異体字
【及】 丿1+2=総画数3 U+53CA [キュウ、ゴウ/およ・ぶ、およ・ぼす、およ・び]
◆~の状態が継続してここに(今に)至る、同「迨」
◆~(の状態、の時刻・時期・時機)になる、~に至(いた)る、同「迨」「逮」
◆~(の状態、の場所、の段階)に達する、~に到(いた)る、~に届く、同「逮」
◆並びに、~と~、and
注解:「前にいる人の背に手が付くさま」を象った字
【吸】口3+3=総画数6 U+5438 [キュウ、コウ/す・う]
◆口や鼻から気体(空気など)や液体(液状のもの)を体の中に取り込む、同「噏」、出すのは「呼」
◆「吸吸キュウキュウ」◇雲が動くさま‡「【楚辭:卷十四:思古】…雲吸吸以湫戾(吸吸雲動皃也…浮雲吸吸巻戾而隨重愁思也…)」‡◇忙(せわ)しく(繰り返し)吸い込むさま
【岌】山3+4=総画数7 U+5C8C [ギュウ、ゴウ、キュウ/]
◆山が高く聳(そび)えるさま、「岌嶪ギュウギョウ」
◆「岌岌キュウキュウ」◇山が高く聳えるさま◇山が高く危(あや)ういさま、危険なさま
【扱】手3+3=総画数6 U+6271 [ソウ、ショウ、キュウ、コウ/しご・く、こ・く、あつか・う]
◆挟(はさ)む、狭いところに差し入れる、同「插(挿)」
◆引く、手前に引く、引き上げる
◆搔(か)き集める、一カ所に集める、また集め取る、集めて片付ける‡「【禮記注疏(禮記正義):卷一:曲禮上】…以箕自鄕而扱之(《注》扱讀曰吸謂収糞時也箕去棄物以鄕尊者則不恭)」‡
◆拝礼して手を地に着ける
◆[日]しご・く、こ・く◇長いものを片手でぐっと握(にぎ)り、他方の手でそれを引く◇厳(きび)しく訓練する
◆[日]あつか・う、処理する、操作する
【汲】水3+4=総画数7 U+6C72 [キュウ、コウ/く・む]
◆井戸の水などを(たくさんある液体の少しを)器で掬(すく)う、大きな容器に入っている液体を小さな器に掬い入れる
◆「汲取キュウシュ」、(水や人や知識などを)掬い上げる、吸(す)い上げる
◆「汲汲キュウキュウ」、力を(気を)抜くことなく励(はげ)むさま、ひたすら一つのことだけに力を(気を)注ぐさま、同「孳孳・孜孜シシ」◇せかせかと慌ただしいさま
【笈】竹6+4=総画数10 U+7B08 [キュウ、ゴウ/]
◆(書物などを入れる)竹製などの背負い箱‡「【抱朴子:內篇:極言】…彼莫不負笈隨師…†[「笈を負わずして師に従うことなかれ」]†」‡
【級】糸6+3=総画数9 U+7D1A [キュウ、コウ/]
◆品質や地位などの程度
◆上下の順序、同「𨸚」「階」
◆切り取った敵の首(くび)
【乞】 乙1+2=総画数3 U+4E5E [キツ、コツ/こ・う]
◆他人に物を請(こ)い求める
【吃】口3+3=総画数6 U+5403 [キツ、コチ/ども・る]
◆ども・る、言葉や声が閊(つか)える・同じ言葉を繰り返すなど、淀(よど)みなく話すことが難(むずか)しい
◆食べる、飲む、吸う、物を口から体の中に入れる、同「喫」
◆受け入れる
【屹】山3+3=総画数6 U+5C79 [ギツ、ゴチ、キツ/]
◆ひときわ高く聳(そび)え立つさま、「屹崪キツソツ」「屹立キツリツ」
◆山のように高く聳え立つさま、山のように高くどっしりとして動かないさま、「屹然キツゼン」
【訖】言7+3=総画数10 U+8A16 [キツ、コチ/]
◆完了する、全て終わる
◆最後まで行き着いて止まる、またそれまでの間ずっと、同「迄」
◆全て
◆つまるところ、結局
【迄】辵4+3=総画数7 U+8FC4 [キツ、ゴチ/まで]
◆継続・連続している動作・状態・時間・空間などの区切りとなるところ、行き着くところ、尽きるところ、またその間づっと
◆結局は、所詮(しょせん)
【也】 乙1+2=総画数3 U+4E5F [ヤ/なり、や]
◆~なり、~である、句末に付けて断定・肯定を表す
◆~や、~か?、~であろうか、句末に付けて疑問・疑義を表す
◆~や~、~は~、前句を受け説明・解釈・強調などを表す「【論語:學而】孝弟也者其爲仁之本與(孝弟なるものや仁の為る本か、親や年長者を敬うことは仁の根本であろう)」
◆~また~、~も同様に~
【他】人2+3=総画数5 U+4ED6 [タ/ほか]
◆別の、それ以外の、よそ(余所、他所)の、other、同「它」
◆自分以外の人、あの人
【地】土3+3=総画数6 U+5730 [チ、ジ/つち]
◆重い陰気が(下に沈み)集まるところ、万物が居並ぶ(存在する)ところ、軽い陽気が(上に浮き)集まるところを「天テン」‡「【說文解字注:土部:地】元气初分輕清陽爲天重濁侌爲地萬物所陳𠛱也…」‡
◆(「天」に対する語で)下にあるもの、足元に広がっているところ、天に覆(おお)われているところ
◆ものを下から支えているもの、ものの拠(よ)りどころになるもの、またそのような場所
◆海や川などの水がある所を除いた部分、土が露(あら)わになっているところ(水に覆われていないところ)、陸
【弛】弓3+3=総画数6 U+5F1B [シ、チ/ゆる・める、ゆる・む、たる・む]
◆ぴんと張っていた弦を緩(ゆる)める、張り詰めていた力や気を抜く
【池】水3+3=総画数6 U+6C60 [チ、ジ/いけ]
◆水を引き入れるための水路、また水を引き入れて溜(た)めておくところ、水溜め(みずため)‡「【禮記注疏(禮記正義):卷十五:月令】是月也毋竭川澤毋漉陂池…(《注》…畜水曰陂穿地通水曰池《音義》…澤障曰陂停水曰池…)」‡
◆城市ジョウシ(城壁で囲まれた町)の外側に巡(めぐ)らせた水堀(みずぼり)、空堀(からぼり)は「隍」
【釶】金8+3=総画数11 U+91F6 [シ、セ、シャ、ジャ/]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に付ける短い両刃の剣を柄の先に付けた槍のような武器)、同「鉈」「鍦」「𥍸」
【馳】馬10+3=総画数13 U+99B3 [チ、ジ/は・せる]
◆馬を速く駆(か)けさせる、疾駆シックさせる、また疾駆する、同「䮈」‡「【集韻:卷一:平聲:支第五:馳𧂓䮈】陳知切說文大驅也」‡
◆縦横ジュウオウ(北へ南へ東に西)に駆ける、(思いを)遠くまで至(いた)らせる、広く伝える‡「【淮南鴻烈解:卷第十一:齊俗訓】…馳騖千里不能易其處…」‡
◆(思いを)遠くまで至(いた)らせる、広く行き渡らせる、広める‡「【玉篇:卷二十三:馬部第三百五十七:馳】丈知切走奔也天子道也」‡
【髢】髟10+3=総画数13 U+9AE2 [テイ、ダイ/かもじ]
◆かもじ、髪形を調(ととの)えるために足りない所に添える髪、上から被るようにして或いは髪の中に詰めるようにして増やしたり膨らませたり垂らしたりする
【于】 二2+1=総画数3 U+4E8E [ウ/]
◆「ああ」などの嘆息の声、同「亏」
◆詩歌のリズムを整えるために用いる語、「ここに」と読む
◆~において(on、in)、~(場所)で(at)、~(場合)に(on、in)、同「於」「【毛詩正義:小雅:鶴鳴】鶴鳴于九皐聲聞于野… (注:岸辺(皐)のいたるところで(九)で(于)ツルが鳴く、その声は(そこから離れた)野で(于)も聞こえる)」
◆~(場所・場合)より、~から
◆~(対象)に、~に対し
◆~(対象・目標)に、~に向かって
◆繁「於」
注解:別「干」
【吁】口3+3=総画数6 U+5401 [ク、ウ/]
◆「うっ、うぁ、うぉ」「おう、おぉ」「あぁ」などの驚きや嘆き・悲しみなどの声
◆「うん」「えっ」などの疑い怪(あや)しむ声
【宇】宀3+3=総画数6 U+5B87 [ウ/]
◆屋根で覆(おお)われた家、また大きな建物
◆陽射しや雨を防ぐための建物から外に張り出した屋根、庇(ひさし)、同「㡰」「𢉠」
◆天地(上下)・四方に広がる空間・世界、時間的な広がりは「宙」
◆大きな広がり、広く覆う
【盂】皿5+3=総画数8 U+76C2 [ウ/]
◆飯・食べ物や汁物・酒などを盛る深めの器、形はさまざま
◆「盂蘭盆ウラボン(उल्लम्बन[梵]の音写)」、祖先の霊を供養クヨウする行(おこな)い
【紆】糸6+3=総画数9 U+7D06 [ウ/]
◆曲がる、折れ曲がる、曲がりくねる、「紆回ウカイ」
◆絡(から)む、縺(もつ)れる、巻き付く、「紆軫ウシン(絡み合うさま、縺れるさま)」「紆結ウケツ(絡み合って解けないさま)」
【芋】艸3+3=総画数6 U+828B [ウ/いも]
◆澱粉などの養分を貯えて肥大した根茎、塊根カイコン、塊根を食用とする植物の総称
◆サトイモ(里芋)、サトイモ科サトイモ属、サトイモ科の植物、中国では「芋ウ」或いは「芋艿ウダイ」という
◆草が盛んに生い茂るさま
注解:別「芉」
【迂】辵4+3=総画数7 U+8FC2 [ウ/]
◆まっすぐの道を避けて遠回りして行く、回り道する
◆「迂闊ウカツ」◇遥(はる)か遠いさま、遠く離れているさま‡「【中論:夭壽】…天道迂濶闇昧難明…」‡◇本質と(実際と)掛け離れているさま
注解:別「迀」
【亡】 亠2+1=総画数3 U+4EA1 [ボウ、モウ/ほろ・ぶ、ほろ・びる、ほろ・ぼす、な・い]
◆(そこにいた人が)逃げる、姿を消す、「逃亡トウボウ」
◆(それまで生きていた人が)死ぬ、「死亡シボウ」
◆(それまでそこにあったものが衰え弱り小さくなって最後には)無くなる、滅(ほろ)びる、「滅亡メツボウ」
【妄】女3+3=総画数6 U+5984 [ボウ、モウ/みだ・りに]
◆馬鹿げた、いい加減な、根拠のない、非現実的な
◆みだ・り、みだ・りに、やたらに、手当たり次第に、考えもなしに
【忘】心4+3=総画数7 U+5FD8 [ボウ、モウ/わす・れる]
◆知っていたこと・覚えていたこと・為すべきことを思い出せない、失念する
【忙】心3+3=総画数6 U+5FD9 [ボウ、モウ/せわ・しい、いそが・しい]
◆あれこれとすべきことが多い、すべきことが多くゆとりがない、同「慌」「恾」
◆「急忙キュウボウ・ジィマン」、慌(あわただ)しいさま、他のことは差し置いて急ぐさま
【肓】月(肉)4+3=総画数7 U+8093 [コウ/]
◆心臓と横隔膜に挟まれた部分、体の内の奥まっていて手(鍼、治療用の針)も届かず見定めることもできず治療ができないところ
◆「膏肓コウコウ」、手の施(ほどこ)しようがないさま‡「【春秋左傳正義:成公:成公十年】醫至曰疾不可爲也在肓之上膏之下攻之不可達之不及藥不至焉不可為也(《注》達針)」‡
【盲】目5+3=総画数8 U+76F2 [モウ、ミョウ/めくら、めしい]
◆(視力が失われて)目が見えない、またそのような人、同「盳」「𥇋」「朚」「𤷐」
◆物事をはっきりと理解・判断できない、道理に暗い
◆しっかりと考える(吟味する)ことなしに、「盲信モウシン」
◆[日]管状(筒状)のものの一方が塞(ふさ)がっているさま
【罔】网5+3=総画数8 U+7F54 [モウ、ボウ/]
◆網(あみ)、糸や紐を格子状に目を粗く編んだ魚鳥獣を捕(と)らえる道具、同「网」「網」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「網」
◆(網が被せられているように)ぼんやりするさま、よく見えないさま、無知なさま
◆根拠のない話で(事実を隠して)人を騙(だま)す、「事実を網で覆い隠す」の意、同「誷」
◆~でない、~しない、not、no、同「不」
【芒】艸3+3=総画数6 U+8292 [ボウ、モウ/のぎ、すすき]
◆イネ科の植物の小穂から伸びる細く刺状の毛
◆穂先
◆限りなく広がっているさま、ぼんやりしていてはっきりしないさま、同「茫」
◆[日]ススキ(薄・芒)、イネ科ススキ属の草
【虻】虫6+3=総画数9 U+867B [モウ、ミョウ、ボウ/あぶ]
◆アブ(虻)、ハエ目アブ科の昆虫、同「蝱」
【凡】 几2+1=総画数3 U+51E1 [ハン、ボン/およ・そ、おおよそ]
◆(突出した物事・状態を除いた)一般的な、平均的な、ありふれた、普通の
◆およ・そ、おおよそ、(特異・特殊なもの除いた)ほぼ全て、大体、押し並(な)べて
【帆】巾3+3=総画数6 U+5E06 [ハン、ボン/ほ]
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
【汎】水3+3=総画数6 U+6C4E [ハン、ホン/]
◆水面や空中に浮(う)かぶ、浮かび漂(ただよ)う、同「泛」
◆(水が)一面に広がり覆(おお)う、一面に広がる、広く隅々まで行き渡る、同「氾」「泛」
【刃】 刀2+1=総画数3 U+5203 [ジン、ニン/は、やいば]
◆剣(つるぎ、両刃のまっすぐな刀)や刀(かたな、片刃の刃物)などの物を切る鋭く研(と)がれた部分
◆剣や刀で切る、「自刃ジジン(自らが自らを切ること)」
【仞】人2+3=総画数5 U+4EDE [ジン、ニン/]
◆長さ(長さ・深さ・高さなど)の単位、1仞=7尺、或いは8尺(時代によって多少の変化がある)
【忍】心4+3=総画数7 U+5FCD [ジン、ニン/しの・ぶ]
◆耐(た)える、厳しさや辛(つら)さに耐える、粘り強く持ち堪(こた)える
◆「残忍ザンニン」、人に苦痛を与えても平気なさま
◆[日]しの・ぶ、人目を避ける
【靭】革9+3=総画数12 U+976D [ジン、ニン/]
◆しなやかな上に、折り曲げに強く、簡単に裂(さ)けたり破れたりしないさま、「強靭キョウジン」、同「韌」
【刄】 刀2+1=総画数3 U+5204 [ジン、ニン/は、やいば]
◆剣(つるぎ、両刃のまっすぐな刀)や刀(かたな、片刃の刃物)などの物を切る鋭く研(と)がれた部分
◆剣や刀で切る、「自刃ジジン(自らが自らを切ること)」
【仭】人2+3=総画数5 U+4EED [ジン、ニン/]
◆長さ(長さ・深さ・高さなど)の単位、1仞=7尺、或いは8尺(時代によって多少の変化がある)
【扨】手3+3=総画数6 U+6268 [/さて]
◆[日]さて、話を始める或いは話題を変える際に用いる言葉、同「扠」
【籾】米6+3=総画数9 U+7C7E [未詳/もみ]
◆未詳‡「【字彙補:未集:米部:籾】女梨切音尼見金鏡」‡‡「【康熙字典:未集備考:米部:籾】《搜眞玉鏡》音尼」‡
◆[日]穀物の実の殻(から)
◆[日]殻が付いたままの米
【衂】血6+3=総画数9 U+8842 [ジク、ニク/]
◆鼻血、鼻からの出血、同「𧖷」
◆挫(くじ)ける、意欲が萎(しぼ)む
【釼】金8+3=総画数11 U+91FC [ケン、コン、ジツ、ニチ/]
◆両刃(もろは)のまっすぐな刀、剣ケン(つるぎ)、同「剣」
◆鈍い、切れ味が悪い
【靱】革9+3=総画数12 U+9771 [ジン、ニン/]
◆しなやかな上に、折り曲げに強く、簡単に裂(さ)けたり破れたりしないさま、「強靭キョウジン」、同「韌」
【勺】 勹2+1=総画数3 U+52FA [シャク、ジャク/]
◆液体を汲(く)み取る、掬(すく)う
◆液体を汲み取る椀状の器、その柄(え、持ち手、取っ手)を「杓シャク」という
◆容量の単位、1勺=1/10合
◆[日]面積の単位、1勺=1/100坪
【妁】女3+3=総画数6 U+5981 [シャク/]
◆結婚の仲立ちをする人、仲人(なこうど)、「媒妁・媒酌バイシャク」
【杓】木4+3=総画数7 U+6753 [シャク、ジャク、ヒョウ/]
◆勺シャク(液体を汲み取る椀状の器)の柄(え、持ち手、取っ手)、また柄のついた勺、同「𣏐」
◆北斗七星の柄の部分の星
【灼】火4+3=総画数7 U+707C [シャク/]
◆炙(あぶ)る、焼く、燃やす
◆灸キュウを据(す)える
◆明々(あかあか)と燃え盛るさま、「灼爍シャクシャク」
◆「灼灼シャクシャク」、明々と光り輝(かがや)くさま、花が明々と咲き誇るさま
【的】白5+3=総画数8 U+7684 [テキ、チャク/まと]
◆弓で矢を射(い)る時の目標とするもの、同「㢩」「墑」
◆額(ひたい)の部分だけが白い馬、またその額の白い部分、女性が額に施(ほどこ)す(赤い点状の)装飾
◆(弓の的の中央は目立つように白くしてあることから)明らか(な)、はっきりと見える、はっきりしている、よく目立つ、同「旳」「𤾠」
◆狙(ねら)ったところに当たる、当てる
◆~の~、「我的ウォダ(わたしの~)」、~のような~、「似的シィダ(~のような~、~らしい~)」、~な~、「別的ビィェダ(~とは別な~)」
【約】糸6+3=総画数9 U+7D04 [ヤク/つづ・める]
◆束ねる、纏(まと)めて束ねる、小さく纏める、同「𠣩」
◆結ぶ、結び目、「約定ヤクジョウ(互いに取り決め結び合うこと)」
◆「約束ヤクソク」◇しっかりと縛(しば)り束ねる、ぐっと押さえ止める、抑(おさ)える◇互いがしっかりと守るべき取り決め
◆不要な部分を省略して必要な部分だけを残す、簡略にする
◆無駄がないように簡素にする
◆ほぼ、凡(おおよ)そ、大体
【芍】艸3+3=総画数6 U+828D [シャク、ジャク/]
◆「芍薬・芍葯シャクヤク」、ボタン科ボタン属の草、根は生薬として利用される
◆イヌクログワイ(犬黒慈姑)、カヤツリグサ科ハリイ属の草、別名「シログワイ(白慈姑)」、別名「𦽏茈フシ」「荸薺ホツシ」
【豹】豸7+3=総画数10 U+8C79 [ホウ、ヒョウ/]
◆ヒョウ(豹)、ネコ科ヒョウ属の哺乳類
◆「豹貓ヒョウビョウ」、ベンガルヤマネコ、ネコ科ベンガルヤマネコ属の哺乳類
◆「豹変ヒョウヘン」◇君子(立派な人)は毛が生え変わったヒョウ(豹)の斑紋のようにはっきりしている(改めるべきはすぐさま改める)こと‡「【周易:易經:䷰革】君子豹變其文蔚也小人革面順以從君也」‡◇[日]すぐさま態度を変えること
【酌】酉7+3=総画数10 U+914C [シャク/く・む]
◆酒を汲(く)む、大きな容器に入っている酒を小さな器で掬(すく)う、酒を注(つ)ぐ、大きな容器に入っている酒を小さな器に注(そそ)ぐ、同「斟」
◆酒を注(つ)ぐ、互いに酒を注ぎ合う
◆「斟酌シンシャク」◇互いに酒を注ぎ注がれする(酌み交わす)◇他人の立場や事情・心情などを汲(く)み取る
【釣】金8+3=総画数11 U+91E3 [チョウ/つ・る、つり]
◆鉤かぎ(先を曲げた金具)に引っ掛ける、また引っ掛けて魚を獲(と)る、同「魡」
◆(餌をぶら下げて)誘(おび)き出す、誘き出して手に入れる
◆吊(つ)る、吊り下げる
【千】 十2+1=総画数3 U+5343 [セン/ち]
◆百の十倍、キロ kilo
◆数や回数が非常に(十・百よりも)多いさま
◆「秋千シュウセン」、ぶらんこ、同「鞦韆」
【仟】人2+3=総画数5 U+4EDF [セン/]
◆千人を単位とする集団や部隊、またその長、五人は「伍」、十人は「什」、百人は「佰」
◆千、「千」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと、日本でば多く「阡」が用いられる)
【刋】刀2+3=総画数5 U+520B [セン/]
◆切る
注解:別「刊」
【瓩】瓦5+3=総画数8 U+74E9 [チェンゥア/キログラム]
◆キロワットkilowatt(kW) 、仕事率(工率)や電力などの単位、1kW=1000W、「瓩」は旧単位で現在は「千瓦」
◆[日]キログラムkilogram(kilogramme、kg)、重量の単位、1kg=1000g、「瓦(グラムgram)」と「千(倍)」を組み合わせた和製の漢字、中国では「千克」「公斤」「兛(旧単位)」
注解:音読みの「チェンゥア」は「千瓦」の読み
【竏】立5+3=総画数8 U+7ACF [/キロリットル]
◆[日]キロリットルkL、体積の単位、1,000,000mL=100,000cL=10,000dL=1,000L=100daL=10hL=1kL
【粁】米6+3=総画数9 U+7C81 [セン/キロメートル]
◆[日]キロメートルkilometer(kilometre, km)、長さの単位、1hm=1000m、「米(メートル)」と「千(倍)」を組み合わせた和製の漢字、中国では「千米」「公里(台湾)」
【重】里7+2=総画数9 U+91CD [チョウ、ジュウ/おも・い、かさ・なる、え]
◆層になる、上に載る、下になったものに上から大きな力が掛かる、負担が大きい
◆再び、繰り返して、何度も、何層にも
◆何層にも心配りがされていて手厚い、丁寧な
◆何層にも注意や配慮が必要な、大切な、主要な
◆非常に、甚だしい
【阡】阜3+3=総画数6 U+9621 [セン/]
◆南北に通じる畦(あぜ)道、また小道、東西は「陌」
◆墓に通じる通路
◆草の盛んに茂るさま、同「芊」
◆[日]千、「千」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと)
【叉】 又2+1=総画数3 U+53C9 [サ、シャ/また]
◆交差(交叉)する、"X"字状になる、またそのような形になるもの
◆(フォークforkなどのように)一か所から幾つかに枝分かれしたもの、先端が"⊂∈"字状などに分かれるもの、またそれで突く、刺す
◆「夜叉ヤシャ」「藥叉ヤクシャ」、インドIndia神話に登場する悪鬼
【扠】手3+3=総画数6 U+6260 [サ、シャ/さて]
◆物を突き刺して取る先端が枝分かれしたフォークfork状の道具、またそれで突き刺す、また突き刺して取る、同「杈」
◆簎(やす)、柄の先に先端を尖らせた"⊂∈"字状の金属(古くは骨など)を取り付けた突いて魚介を獲(と)るための漁具、またこれを使って魚介を獲る、同「杈」「簎」
◆未詳‡「【廣韻:上平聲:佳第十三:扠:扠】以拳加人亦作搋」‡
◆[日]さて、話を始める或いは話題を変える際に用いる言葉、同「扨」
【釵】金8+3=総画数11 U+91F5 [サイ、セ、サ/かんざし]
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている笄(こうがい)や簪(かんざし)、棒状のものは「笄」「簪」
【靫】革9+3=総画数12 U+976B [サイ、セ、サ、シャ/うつぼ、ゆぎ]
◆矢を入れる筒(つつ)状の革袋
【口】 口3+0=総画数3 U+53E3 [コウ、ク/くち]
◆動物の食べたり声を発したりするための器官
◆ものが出入りするために空(あ)けた(空いた)ところ、(口のように)全体の内の一部空いたところ
◆言葉、言葉を発する、語る
◆(一人或いは一頭に一つしかないことから)人や動物を数える語
◆くち、くちへん、部首名
【中】丨1+3=総画数4 U+4E2D [チュウ/なか]
◆ものとものの間にあってどちらにも偏(かたよ)らない位置
◆上下・高低・大小などの間(あいだ)に位置する人や物や場所、同「仲」
◆始点(出発地)から終点(目的地)までの範囲の間、半(なか)ば、「途中トチュウ」
◆閉じられた範囲・領域の内側、同「内」
◆ある範囲に含まれるもの、またその全て
◆(物の真ん中に)当てる、当たる
注解:「中(𠁧𠁦𠁩)」はたなびく旗(口)とその真ん中に立つ旗竿(丨)を象ったもので「物の真ん中」、また旗のたなびく方向で風向きを「当てる」の意味を持つ
【兄】儿2+3=総画数5 U+5144 [ケイ、キョウ/あに]
◆同じ親を持つ自分よりも先に生まれた男子、同「哥哥カカ」、自分よりも後から生まれた男子は「弟」
◆年長また同世代の男子に対する敬称
【加】力2+3=総画数5 U+52A0 [カ、ケ/くわ・える、くわ・わる]
◆足(た)す、付け足す、継(つ)ぎ足す、注(つ)ぎ足す
◆増(ふ)やす、増える
◆その上に~、その上更に~
【占】卜2+3=総画数5 U+5360 [セン/うらな・う、し・める]
◆卜(うらな)う、吉凶を予想する、同「卜」
◆幾つかの選択肢の中から一つを決め選ぶ
◆自分のものにする、「占拠センキョ」
【回】囗3+3=総画数6 U+56DE [カイ、エ/まわ・る、まわ・す、まわ・り、かえ・る、かえ・す、めぐ・る]
◆円を描(えが)くように動く、一周して(一巡して)元に戻る、同「廻」「迴」、「回復カイフク」「回帰カイキ」
◆元に戻す、元に戻る、「回答カイトウ」、同「廻」
◆周りをぐるりと囲(かこ)む、同「廻」
◆曲がる、脇(わき)に逸(そ)れる、「回避・廻避・迴避カイヒ」
◆(首を回して)振り返る、「回顧カイコ」
◆ぐるりと背(せ)を向ける、背(そむ)く、違(たが)える、同「違」
◆同じことが何度繰り返されたかを表す語、同「度」
【如】女3+3=総画数6 U+5982 [ジョ、ニョ/ごと・く、し・く]
◆ごと・く、~のよう、~と程度や様子が同じよう、~と同じと言ってよい
◆し・く、及ぶ、至る、届く、「同様、同程度」の意
【扣】手3+3=総画数6 U+6263 [コウ、ク/]
◆逸(はや)る馬を引いて抑(おさ)える、引っ張って止める
◆こんこん・とんとんと短く軽く繰り返し叩(たた)く、同「叩」
◆差し引く、同「控」
◆留具(とめぐ)、合わせの部分を繋(つな)ぎ留めるもの、ボタンbutton(釦)・バックルbuckle・紐など、同「釦」、「帶扣タイコウ(帯の留め具、帯留め)」「紐扣・鈕扣ジュウコウ(ボタン)」
【杏】木4+3=総画数7 U+674F [コウ、ギョウ、アン、キョウ/あんず]
◆アンズ(杏・杏子)、バラ科スモモ属の果樹
◆「杏仁キョウニン・アンニン」、アンズ(杏・杏子)の種子の殻を取ったもの、薬用とされる
◆「銀杏ギンナン」、イチョウ(銀杏・公孫樹・鴨脚樹)、イチョウ科の木、またその実
【束】木4+3=総画数7 U+675F [ショク、ソク/たば、たば・ねる、つか、つか・ねる]
◆(長いものを)縛(しば)って一つにする、一つに纏(まと)める、同「捒」
◆縛って一つにしたものの数を表す語
◆縛る、縛ってばらばらにならないようにする、自由を制限する
◆[日]つか、長さの単位、指四本をくっつけた時の幅
【知】矢5+3=総画数8 U+77E5 [チ/し・る]
◆(矢のように素早く、矢が的の中央に当たるように的確に)認識する、見定める、「察知サッチ」「知識チシキ」、「智」は「見知ったことを理解しその正邪を正しく判断すること」
◆相手を深く理解し親しく交わる、「知己チキ(自分のことを良く知り理解してくれる人、親友、理解者)」
◆司(つかさど)る、主管する、「知事チジ(物事を良く知る人、物事を良く知り司る人、地方行政府の長)」
【釦】金8+3=総画数11 U+91E6 [コウ、ク/ぼたん]
◆器の口を金銀や玉ギョク(美しく高貴な石)で飾る、またその飾りの付いた器
◆留金(とめがね)、合わせ目を繋ぎ留める金具、同「扣」
◆かんかんと短く繰り返し叩(たた)く
【鳴】鳥11+3=総画数14 U+9CF4 [メイ、ミョウ/な・く、な・る、な・らす]
◆鳥が声を発する、またその声
◆鳥・獣(けもの)・昆虫などの発する声、楽器や物などが発する音、またその音がする、またその音が伝わり聞こえて来る
【土】 土3+0=総画数3 U+571F [ト、ツ、ド/つち]
◆泥や細かい砂などから成るもの
◆生セイあるものを生み出すもの「【說文解字:巻一三下:土部:土】地之吐生物者也二象地之下地之中物出形」
◆地に根差したもの、その地に根差したもの
◆五行(木・火・土・金・水)の一つ
◆つち、部首名
【冉】冂2+3=総画数5 U+5189 [ゼン、ネン/]
◆毛が柔らかく垂れるさま
◆柔らかなさま、しなやかなさま
◆ゆっくりと進むさま
【去】厶2+3=総画数5 U+53BB [キョ、コ/さ・る]
◆今いるところから離れる、また離れて別のところへ行く
◆時(時間・月日・時代など)が過ぎる、過ぎてしまった時、「過去カコ」
◆今あるものを別のところに移す、また移してそこをあける、取り除く
◆ものを今あるところから別のところに移す、しまう、収蔵する、同「弆」
【吐】口3+3=総画数6 U+5410 [ト、ツ/は・く]
◆もの(食べたものなどの固形物・液状物)を口から体外に出す、一般に中医では、嘔吐物は出ずに声だけが出ることを「噦」、嘔吐物と共に声も出ることを「嘔」「歐」‡「【正字通:丑集上:口部:噦】…方書有物無聲曰吐有聲無物曰噦有物有聲曰嘔…」‡
◆内にあるものを外に出す、考えや思いを言葉に出して言う
【圭】土3+3=総画数6 U+572D [ケイ、ケ/]
◆君主が執(と)り行う式典の際などに諸侯や重臣が手に持つ細長い五角形(細長い板の先端が山形になった形)をした板状の礼器、諸侯を封ずる際に証(あか)しとして与えたもの、位によって大小や品質が違っていた、同「珪」
◆漢代(前202年~220年)の容量の単位、1撮=4圭=2mL
◆「圭臬ケイゲツ」◇水平の板(「圭」という)と垂直に立てた柱(「臬」「表」という)を組み合わせ、その柱の影の長さ(角度)や方向で緯度・季節・時間を知ることができる、「圭表ケイヒョウ」◇標準、基準
【寺】寸3+3=総画数6 U+5BFA [シ、ジ/てら]
◆役人が執務シツムするところ、役所、その建物また部署
◆主(あるじ)の近くに仕える、同「侍」
◆「寺人ジジン」◇後宮コウキュウ(皇后や妃などが居住する館)に仕える人(古くは去勢された男子)、宦官カンガン◇主の近くに仕え身の回りのさまざまな用事をこなす人、使用人
◆仏僧が修行や仏事を行ったり居住したりする建物
【庄】广3+3=総画数6 U+5E84 [ソウ、ショウ/]
◆同繁「莊」
◆平らなさま‡「【廣韻:下平聲:耕第十三:輣:庄】平也亦作{⿸广主}」‡
【肚】月(肉)4+3=総画数7 U+809A [ト、ツ、ズ/はら]
◆(人や動物の)腹、体の前の胸の下から骨盤までの胃や腸のある部分、同「腹」
◆腹のように円(まる)く膨れる、またそのような形
◆腹の中、腹の中にある考えや思い
◆食用や薬用に用いる動物の胃袋
【杜】木4+3=総画数7 U+675C [ト、ズ/もり]
◆ヤマナシ(山梨)、バラ科ナシ属の果樹、野生のナシ(梨)
◆「杜梨トウリ」、トウマメナシ唐豆梨、バラ科ナシ属の果樹
◆「杜仲トチュウ」、トチュウ科トチュウ属の木
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、行き来ができないようにする、「杜絶トゼツ」、同「堵」「𢾅」
◆「杜撰トサン・ズサン」、根拠のない作り物、いい加減なさま†[「杜撰」は「杜黙トモク(宋代の詩人)の詩」の意、その詩が韻インを踏んでいないなど誤りが多いことから「いい加減なさま」の意で用いられる]†‡「【野客叢書:卷二十:杜撰】…杜默為詩多不合律故言事不合格為杜撰…」‡
◆[日]もり、神社の森
【汢】水3+3=総画数6 U+6C62 [/ぬた]
◆[日]「汢ノ川(ぬたのかわ)」、地名、高知県高岡郡四万十町仁井田
【牡】牛4+3=総画数7 U+7261 [ボウ、ム、モ、ボ/おす]
◆獣の父性、獣の母性は「牝(めす)」、鳥の父性は「雄(おす)」、鳥の母性は「雌(めす)」
◆錠前の鍵穴に刺し込む鍵(かぎ)、穴状の部分に刺し入れるもの、刺し入れる穴を「牝」
◆丘、地の突き出たところ、地の裂け目を「牝」
【社】示4+3=総画数7 U+793E [シャ、ジャ/やしろ]
◆土地の神、土地の神を祀(まつ)る建物
◆同種また同じ目的を持つ人から成る集まり
【士】 士3+0=総画数3 U+58EB [シ、ジ/]
◆男(おとこ)、男子
◆実務を担(にな)う下級の役人、またその官職名
◆学徳や知能に秀(ひい)でた人、有能な人
◆兵(つわもの)、「兵士ヘイシ」「士卒シソツ」「兵卒ヘイソツ」
◆さむらい、部首名
注解:周代(前11世紀~前771年)では諸侯(国王に諸国の領有が認められた者、国王の臣下)の家臣の位階が「大夫」と「士」に決められ、「士」は実務を担う下級の役人を指した、周代後期になると才能・知識のある在野の人が「士」として取り立てられるようになり、更に秦代・漢代になると「士」はその能力から政治的にも大きな力を持つようになって、次第に貴族階級に加えられるようになった
【仕】人2+3=総画数5 U+4ED5 [シ、ジ/つか・える]
◆身分の高い人に付き従う、またその用をする
◆官職に就く、またその業務や任務を担い行う
◆為(な)す、為(な)すべき事
【吉】口3+3=総画数6 U+5409 [キツ、キチ/よし]
◆善(よ)い、幸運な、喜ばしい、逆は「凶」
◆良い、めでたい、好ましい
【志】心4+3=総画数7 U+5FD7 [シ/こころざし、こころざ・す]
◆心が指し示す方向、遂(と)げようとする思いや考え
◆思いや考えを成し遂げようとする
◆記(しる)す、書き留(と)める、またその記録、同繁「誌」
◆[日]こころざし、相手(特に死者)に贈る気持
【夂】 夂3+0=総画数3 U+5902 [チ/]
◆歩みが遅い、遅れる
◆ふゆがしら、部首名
注解:「夊」とは別字ですが、当字典では「夊スイ(すいにょう)」も、この「ふゆがしら」に分類しています
【処】几2+3=総画数5 U+51E6 [ショ/ところ、お・る、お・く、こ]
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
【各】口3+3=総画数6 U+5404 [カク/おのおの]
◆めいめい、一人一人、それぞれ、一つ一つ、別々
【条】木4+3=総画数7 U+6761 [チョウ、ジョウ/]
◆小枝、細く長い枝、同「樤」
◆細長いもの、筋(すじ)状のもの
◆筋、道筋、「条理ジョウリ(道理、筋道)」
◆一纏(ひとまと)まりごとに分けて(段ごとに区切って)記述した文章、項目
◆[日](纏まりのある一つの事を指して)~の事
◆[日]~によって
【夕】 夕3+0=総画数3 U+5915 [セキ、ジャク/ゆう、ゆう・べ]
◆陽が沈み始める頃、日没の頃、日暮れ、傍晚ボウバン(晚が間近の頃)、陽が沈み切った頃を「晩」
◆夜、同「昔」
◆「七夕シチセキ(たなばた)」、陰暦七月七日の夜
◆ゆう、ゆうべ、部首名
【名】口3+3=総画数6 U+540D [メイ、ミョウ/な]
◆人に付ける呼称、また動物・もの・出来事などを呼んだり指し示したり識別したりするためにその各々に付ける呼称、「名称メイショウ」
◆呼称を付ける、「命名メイメイ」
◆広く知れ渡っているさま、評判、「有名ユウメイ」「名声メイセイ」
注解:「薄暗がり(夕)の中で人に自分であることを告げる(口)」の意
【多】夕3+3=総画数6 U+591A [タ/おお・い]
◆数や度量ドリョウ(ものの多少・軽重・長短・高低・深浅・強弱など)が、あるべき(必要とする)数や度量より大きい、また余りある、またそれを超えている、少ないのは「少」「寡」
◆何層にもなる、何度も繰り返される
【汐】水3+3=総画数6 U+6C50 [セキ、ジャク/しお]
◆夜間(或いは夕)の太陽や月の引力によって生じる海水の定期的な満ち引き、昼間(或いは朝)は「潮チョウ(しお)」
【大】 大3+0=総画数3 U+5927 [タイ、ダイ、タ、ダ/おお、おお・きい、おお・いに]
◆形・数・量・力・程度などが比較しようとしているもの以上である、求められる(必要とされる、必要な)形・数・量・力・程度などを超(こ)えている、優(すぐ)れる、長い、高い、重い、太い、強い、多い、以下は「小」
◆優れているさま、立派なさま
◆おお・いに、盛んに、非常に
◆「大呂タイリョ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも1律(1音)高い音階
◆だい、部首名
【因】囗3+3=総画数6 U+56E0 [イン/よ・る、ちな・む]
◆基(もと)づく、土台となるものの上に順々に積み重なっていく
◆物事がそうなるに至った理由や事情、「全て物事は基となるものに様々な物事が繋がり積み重なった結果」の意
◆繋がり、縁(えん)、引き継ぐ
◆ちな・む、~に依る、~に繋がる、~に関連する
【尖】小3+3=総画数6 U+5C16 [セン/とが・る]
◆上が小さく下が大きいさま、先が細く手元(てもと)が太いさま、「夵エン(上が大きく下が小さい、先が太く手元が細い)」の逆の意
【戻】戸4+3=総画数7 U+623B [レイ、ライ/もど・る、もと・る]
◆車の左右側の扉‡「【說文解字注:戸部:戻】輜車旁推戶也(輜車者衣車也前後有蔽旁有可開之戶)」‡
◆[日]もど・る、元と同じ状態になる、逆方向に向かって元の場所に帰る
◆[日]もと・る、逆方向に向く、逆らう、道義や道理に反する
注解:「もど・る、もと・る」の和訓は本来「戾」の義だが、日本では「戻」と「戾」が同義に用いられる
【突】穴5+3=総画数8 U+7A81 [トツ、ドチ/つ・く]
◆犬が穴から急に飛び出す、また飛び出てくる
◆急に、不意に
◆つ・く、撞(つ)く、(棒状のものを正面から)まっすぐに当てる
◆そこだけ凸状に飛び出ているさま、またそのような形
注解:本字U+7A81は{⿱穴犬}が本来の字形で、{⿱穴大}とするのは日本だけのようである
【美】羊6+3=総画数9 U+7F8E [ビ、ミ/うつく・しい]
◆甘(あま)い、おいしい、うまい、味が良い†[「よく肥ったヒツジ(羊)、肥えて美味しいヒツジ」を象った字]†
◆善(よ)い、好(よ)い、良い
◆優(すぐ)れている
◆綺麗キレイな、姿形(すがたかたち)が良い
◆よしとする、褒(ほ)める、称賛ショウサンする
【臭】自6+3=総画数9 U+81ED [シュウ、シュ/にお・い、くさ・い]
◆匂(にお)い、鼻(はな)で感じ取るものの総称
◆物が腐(くさ)ったような臭(にお)い、不快な匂い、嫌(いや)な匂い、同「臰」
【女】 女3+0=総画数3 U+5973 [ジョ、ニョ、ニョウ/おんな、め]
◆雌(めす)としての特性を持つ人、男(雄おすとしての特性を持つ人)と対になる性の一方
◆娘(むすめ、若い未婚の女性)、既婚は「婦」
◆妻(めあ)わせる、嫁(とつ)がせる
◆あなた、同「汝」
◆弱々しいさま
◆二十八宿北方玄武ゲンブの第三宿
◆おんな、部首名
【安】宀3+3=総画数6 U+5B89 [アン/やす・らぐ、やす・い、やす・んずる、いずく・んぞ、いずく・に]
◆心を乱すものも体を縛るものもなく穏(おだ)やかなさま、気に掛かるようなことがなくゆったりとしたさま
◆揺(ゆ)らぎや乱れがないさま、落ち着くさま
◆いずく・んぞ、どうして、どうして~なのか
◆いずく・に、何処(どこ)に、「安在アンザイ(何処?、何処にある?、何処に居る?)」
◆[日]やす・い、価値相応の価格に比べて価格が低い
【汝】水3+3=総画数6 U+6C5D [ジョ、ニョ/なんじ]
◆(同輩または後輩に対して)あなた、君、you、二人称代名詞
◆川名、河南省洛陽市嵩県付近を源とする淮河ワイガの一支流、「汝水ジョスイ」
【要】襾6+3=総画数9 U+8981 [ヨウ/かなめ、い・る]
◆(体の要かなめとなる)腰(こし)
◆物事の中心となるところ、非常に大切なところ
◆求める、強く乞(こ)う、「要求ヨウキュウ」「要請ヨウセイ(請い求める、強く頼む)」、同「邀」
◆待ち受ける、同「邀」
◆どうしてもなくてはならない、しなければならない、「必要ヒツヨウ」
【子】 子3+0=総画数3 U+5B50 [シ、ス/こ、ね]
◆母親から産まれるもの、古くは男女を問わず「子」といったが、現代中国では男の子(息子)を指す
◆新しく産まれる(生まれる)ものの元となるもの、植物の種や実、動物の卵など
◆元となるものから産まれる(生み出される)もの、利息リソク
◆小さいものや道具など指す語、「匣子コウシ(小箱)」「椅子イス」「帽子ボウシ」
◆~人、~する人、「仙子センシ(仙人、仙女)」「舟子シュウシ(ふなびと、舟を操る人)」
◆男性、男性に対する敬称・美称、あなた
◆学徳に優(すぐ)れた人に対する敬称、「孔子コウシ」「孟子モウシ」「老子ロウシ」、いずれも「子」は先生の意
◆五等の爵位(公・侯・伯・子・男)の第四位
◆農暦11月(新暦で11月下旬~1月上旬頃)、陽気ヨウキ(万物が動き出そうとする気)の頃「【說文解字:子部:子】十一月陽气動萬物滋入以爲偁象形凡子之屬皆从子…」
◆十二支の一番目、時刻では夜の十二時を中心とした二時間、方角では北、動物ではネズミ(鼠)
【仔】人2+3=総画数5 U+4ED4 [シ/こ]
◆小さい、小さく細(こま)かい
◆幼い、小さな子供
◆背負ったもの(為すべきこと)によく耐えるさま、同「克」
◆「仔肩シケン」、肩に背負った荷、為すべきこと、任務
【好】女3+3=総画数6 U+597D [コウ/この・む、す・く、す・き、よ・い、よしみ]
◆自分にとって快く受け入れることができること(事・言)やもの(物・者)、その逆が「悪」、「好悪コウオ」
◆良い、善(よ)い、心地良い、丁度良い、勝手(かって、都合や利便)が良い、状態が良い、「良好リョウコウ」
◆(相手の言動を受け入れ了承・同意の意で)良い、宜(よろ)しい
◆容姿が良い、美しい、愛(あい)らしい
◆愛する、可愛(かわい)がる、気に入る
◆(互いに相手を受け入れて)仲が良い、またそのような関係、「友好ユウコウ」
◆中央に孔(あな)のあいた輪状の玉器(璧ヘキ・環カン・瑗エンなど)の孔
【斈】文4+3=総画数7 U+6588 [カク、ガク/まな・ぶ]
◆(教えを受けながら、見て倣いながら)知識や技術などを身に付ける、習得する、またその内容、知識や技術などを授(さず)けることを「教」
◆教えを受け知識や技術などを習得するために設けられた場所
◆知識や技術などを習得した人、また習得しようと修練している人
【李】木4+3=総画数7 U+674E [リ/すもも]
◆スモモ(李)、バラ科サクラ属の果樹、またその果実、同「𣒶」
◆裁判官、牢獄を管理する役人
【宀】 宀3+0=総画数3 U+5B80 [ベン、メン/]
◆屋根、建物の上部を覆(おお)っているもの、覆う
◆うかんむり、部首名
【字】子3+3=総画数6 U+5B57 [シ、ジ/あざな、あざ]
◆子を生む、生まれた子を慈(いつく)しみ育てる、同「𡥜」
◆あざな、成人時に名付ける本名以外の名、男子は二十歳で成人とし初めて冠を被り、女子は許嫁(キョカ、いいなずけ、親同士が結婚の約束をすること)を以て成人とし初めて笄(こうがい、髪に刺す簪の類)を刺し、字(あざな)が与えられた、同「𡥜」‡「【禮記注疏(禮記正義):卷一:曲禮上】男女異長(…)男子二十冠而字(…)…女子許嫁笄而字(注以許嫁爲成人)…」‡
◆言葉や音を表すための符号、古くは象形文字(ものの形を象った字、「宀」「子」もその一つ)や指事文字(形のないものを表す字、「一」「二」「上」「下」など)を「文」といい、それらを組み合わせたもの(「字」を例にとれば「宀」「子」)を「字」といった、後には「文」「字」の区別はなくなり「字」が用いられる‡「【說文解字:序】…倉頡之初作書蓋依類象形故謂之文其後形聲相益即謂之字…」‡
◆[日]あざ、町村の小区画
【牢】牛4+3=総画数7 U+7262 [ロウ/]
◆家畜を飼うための屋根のある小屋
◆罪人を閉じ込める監獄カンゴク
◆しっかりした、堅固ケンゴな
◆祭礼に際に供える家畜
【寸】 寸3+0=総画数3 U+5BF8 [ソン、スン/]
◆長さの単位、1寸=10分、10寸=1尺
◆非常に短い、(時間が、長さが)ほんの少し
◆すん、すんづくり、部首名
【付】人2+3=総画数5 U+4ED8 [フ/つ・く、つ・ける]
◆手ずから授(さず)ける、直接手を取って与える、同「仅」
◆渡し与える、渡して任せる、委(ゆだ)ねる
◆[日]他のものに加える、また添える、また足す、同「附」
【吋】口3+3=総画数6 U+540B [トウ、ズ、ソン、スン/インチ]
◆叱(しか)る‡「【字彙:丑集:口部:吋】徒口切豆上聲叱也†[但し「【正字通:丑集上:口部:吋】俗字舊註豆上聲叱也誤」は誤りとする]†」‡
◆インチinch、長さの単位、1吋=25.4mm
【団】囗3+3=総画数6 U+56E3 [タン、ダン、トン/]
◆集まって一つになる、集まって円状の塊(かたまり)になる、一つに纏(まと)まる
◆同じものが寄せ集まる、また寄せ集まって塊となったもの、「集団シュウダン」「団体ダンタイ」
【守】宀3+3=総画数6 U+5B88 [シュウ、シュ、ス/まも・る、もり、かみ]
◆古代の官名、同「𡬮」、「太守タイシュ(郡や府の長官、地方の長官)」
◆同じ状態に保(たも)つ、「守備シュビ(備え守る)」
◆(異変がないかを)見張る、番バンをする
◆(先例や決まりなどに)従う、その通りにする、「順守・遵守ジュンシュ」
【忖】心3+3=総画数6 U+5FD6 [ソン/]
◆相手の心中(思いや考え、またその深浅・軽重などの度合)を推(お)し測る(量る)、「忖度ソンタク」
【肘】月(肉)4+3=総画数7 U+8098 [チュウ/ひじ]
◆上臂ジョウヒ(日本でいう上腕ジョウワン、腕の肩から肘まで)と前臂ゼンヒ(日本でいう前腕ゼンワン、腕の肘から手首まで)を繋ぐ関節の部分
【村】木4+3=総画数7 U+6751 [ソン/むら]
◆都から遠く離れた田舎(いなか)の集落、同「邨」「屯」
◆田舎染みたさま
【紂】糸6+3=総画数9 U+7D02 [チュウ、ジュウ/]
◆尻繋・鞦しりがい、牛馬などの背から尻に掛けて渡す帯、同「緧」「𦃈」「䋺」、革製は「𩋰」「鞧」「鞦」
◆殷イン(約前17世紀~約前11世紀)の最後の王の名、暴虐の限りを尽くしたとされ、桀ケツ(夏カ国の王)と併せ「悪逆非道の暴君」の意に用いられる
【耐】而6+3=総画数9 U+8010 [ダイ、ナイ、タイ/た・える]
◆粘り強く厳しさや辛(つら)さなどを我慢する、また持ち堪(こた)える
◆能(よ)くする
◆懲(こ)らしめのために頬髭(ほおひげ)を剃(そ)り落とす、軽い刑罰の一つ、同「耏」
【討】言7+3=総画数10 U+8A0E [トウ/う・つ]
◆非ヒや罪ザイ(つみ)を厳(きび)しく咎(とが)める
◆治(おさ)める、平(たい)らげる、攻(せ)めて敵を排除ハイジョする
◆尋(たず)ねる、探(さが)す、隅々まで探し尽(つ)くす、「討論トウロン」
【辱】辰7+3=総画数10 U+8FB1 [ジョク、ニク、ノク/はずかし・める、かたじけな・い]
◆恥(はじ)をかかせる、体面タイメンを汚(けが)す、泥(どろ)を塗(ぬ)る、「恥辱チジョク」
◆忝(かたじけな)い、(恥をかかせるようなことをして下さって)申し訳なくもありがたい
◆「辱臨ジョクリン」、このようなところへ恥を忍んでまで来て下さる、遜(へりくだ)って感謝の意を伝える言葉
【酎】酉7+3=総画数10 U+914E [チュウ、ジュウ/]
◆(二度三度と)繰り返し醸造ジョウゾウした濃い酒
◆「酎祭チュウサイ」、皇帝が秋に執(と)り行う祭礼、費用や供物(くもつ)を諸侯に醵出キョシュツさせたという‡「【漢書(前漢書):卷六:武帝紀第六】…九月列侯坐獻黃金酎祭宗廟不如法奪爵者百六人…(服虔曰因八月獻酎祭宗廟時使諸侯各獻金來助祭也…)」‡
◆[日]「焼酎ショウチュウ」、米・麦・芋などで醸造した酒を加熱しアルコール度を高めた蒸留酒
【小】 小3+0=総画数3 U+5C0F [ショウ/ちい・さい、お、こ]
◆形・数・量・力・程度などが比較しようとしているもの以下である、求められる(必要とされる、必要な)形・数・量・力・程度などに及ばない(足りない)、劣(おと)る、細かい、短い、軽い、弱い、少ない、幼い、以上は「大」
◆しょう、部首名
【肖】月(肉)4+3=総画数7 U+8096 [ショウ/に・る、あやか・る]
◆(子が親などに)似る、(姿形が)似ている、「不肖フショウ(親に似ない、親に似ず至らない、親に似ず愚か、私の謙譲語)」
◆元になるものに似せる、「肖像ショウゾウ」
◆小さい
◆[日]あやか・る、あるものに似せる、あるものと同じようになる
【雀】隹8+3=総画数11 U+96C0 [シャク、サク、ジャク/すずめ]
◆スズメ(雀)、スズメ科の鳥、同「䲵」
◆小躍(こおど)りする
◆「孔雀クジャク」、キジ科クジャク属・コンゴクジャク属の鳥
◆「朱雀シュザク・スジャク」、四神の一つで南方を司る、二十八宿南方七宿の別称
【斎】齊8+3=総画数11 U+658E [サイ、セ/]
◆神を迎えるために食事や身なりや行動を控(ひか)えめにして心身を慎(つつし)み清める、またそのための部屋
◆酒や魚肉などを避(さ)けた簡素な食事、同「𩝦」
◆僧が(午前中に)摂(と)る食事
【齋】齊14+3=総画数17 U+9F4B [サイ、セ/]
◆神を迎えるために食事や身なりや行動を控(ひか)えめにして心身を慎(つつし)み清める、またそのための部屋
◆酒や魚肉などを避(さ)けた簡素な食事、同「𩝦」
◆僧が(午前中に)摂(と)る食事
【山】 山3+0=総画数3 U+5C71 [サン、セン/やま]
◆地面が"△"状に高く盛り上がったところ、またその形や様子
◆土を丸く盛り上げた墓
◆十二章紋の一つ
◆やま、やまへん、やまかんむり、部首名
【仙】人2+3=総画数5 U+4ED9 [セン/]
◆世俗を離れ山の奥深くに入りそこに住む人、不老不死で天空を駆けることができるとされる
◆世俗を超越した(能力を持つ)人
◆死んだ人
【圸】土3+3=総画数6 U+5738 [/まま]
◆[日]「圸の上(ままのうえ)」、地名、山形県長井市、現在は「ままの上」
【杣】木4+3=総画数7 U+6763 [杣未詳/そま]
◆未詳‡「【農政全書:卷四十二:製造:營室】…所居瓦屋則用磚褁杣簷…」‡
◆[日]木材を切り出す山、「杣木(そまき、山から切り出した木)」「杣人(そまびと、山から木を切り出す人) {和製漢字の辞典:木部:杣}
【汕】水3+3=総画数6 U+6C55 [サン、セン/]
◆魚が水中を泳ぐさま
◆水中に沈め掬(すく)い上げて魚を捕る笊(ざる、浅めの籠)状の漁具
【疝】疒5+3=総画数8 U+759D [サン、セン/]
◆腹部の痛みを伴う病気の総称、「疝気センキ」
【豈】豆7+3=総画数10 U+8C48 [キ、ケ、カイ、ガイ/あに]
◆あに、どうして~であろうか、どうして~なのか理屈や道理に合わない、決して~ではない‡「【論語注疏:卷七:述而】子曰若聖與仁則吾豈敢†[子は「どうして私が聖人や仁徳者だといえるのでしょう、決してそんなことはありません」と言われた]†」‡
◆(責務から解放されて、背負うものがなくなって)心が安らぐさま
◆喜ぶさま、楽しむさま、和(なご)やかで心地良いさま、「豈楽・愷樂ガイラク」
◆「豈弟ガイテイ」、穏(おだ)やかで和(やわ)らぐさま、同「愷悌」
【辿】辵4+3=総画数7 U+8FBF [テン/たど・る]
◆確認しながら或いは探しながら一歩一歩(ゆっくりと)進む
【閊】門8+3=総画数11 U+958A [/つかえ・る]
◆[日]つかえ・る、潜(くぐ)り抜けられない、通れずに行き止まる
注解:【広辞苑:門部:閊】は「山は大きいので門を通り抜けできない」、【漢字源:門部:閊】は「門」は「入り口」、「山」は「行く手を遮(さえぎ)る」の意で、「入り口が閊える」の意とする
【巛】 巛3+0=総画数3 U+5DDB [セン/]
◆川(かわ)、本同「川」
◆かわ、まがりがわ、部首名
【災】火4+3=総画数7 U+707D [サイ/わざわ・い]
◆大雨・洪水・旱(ひでり)・大風や地震・火事・疫病など天が齎(もたら)す禍(わざわい)
◆人に困難や不幸を齎す出来事
【巡】辵3+3=総画数6 U+5DE1 [シュン、ジュン/めぐ・る]
◆各所を見に行く、見て回る
◆順に見て回る、一回り(ひとまわり)する
◆「巡守・巡狩ジュンシュ」、天子が諸国・各地を視察シサツして回ること
◆「逡巡・逡循・逡遁シュンジュン」◇後退(あとずさ)りする、尻込(しりご)みする◇進む(巡)べきか退く(逡)べきか迷うさま†[「躊躇チュウチョ(少し進んでは立ち止まり少し進んでは立ち止まるさま)」とは別義]†
【川】 巛3+0=総画数3 U+5DDD [セン/かわ]
◆水の流れる道、同「巛」
◆四川省の略称
◆かわ、さんぼんがわ、部首名
【訓】言7+3=総画数10 U+8A13 [クン、キン/おし・える]
◆分かりやすく説明し教える、順を追って教え悟らせる
◆上位者の下位者に対する教えや指示
◆字句の意味や読み
◆[日]漢字の日本での読み
【釧】金8+3=総画数11 U+91E7 [セン/くしろ]
◆腕や脚(あし)に着(つ)ける環状の飾り、「臂釧ヒセン(腕輪)」「脚釧キャクセン(脚輪)」
【順】頁9+3=総画数12 U+9806 [シュン、ジュン/したが・う]
◆川や風の流れに逆(さから)らわずに進む
◆道筋(みちすじ、道や道理や規則など)に沿(そ)って進む、道理や規則に沿う、従(したが)う
◆従うべき道筋や道理、また基準や規則
◆逆らわずに従う
【馴】馬10+3=総画数13 U+99B4 [シュン、ジュン/な・れ、な・らす、な・れる]
◆人の指示に従うように(馬を)訓練する、訓練によって従うようになる
◆従順な
◆慣れる
【工】 工3+0=総画数3 U+5DE5 [コウ、ク/たくみ]
◆物をつくる巧(たく)みな技(わざ)、また物づくりが巧みなさま
◆できばえが精巧セイコウなさま、同「㣉」
◆匠(たくみ)、物をつくる技術・技能に秀(ひい)でた人、またそれを職業とする人、同「㣉」
◆「工尺コウシャク」「工尺譜コウシャクフ」、楽譜の表記法の一つ、音階を文字で表す
◆こう、たくみ、部首名
【功】力2+3=総画数5 U+529F [コウ、ク/いさお]
◆積み重ねて得た成果、価値のある行いやその結果
◆優れた働き
◆「女功ジョコウ」、女性の仕事、針仕事や糸紡(いとつむ)ぎ・機織(はたおり)など、同「女紅」
◆麻製の喪服の名、従兄弟などの場合は「大功タイコウ」、祖父母などの場合は「小功ショウコウ」を着用する、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰ザンサイ」「纃縗・齊衰シサイ」「大功」「小功」「緦麻シマ」があり「五服ゴフク」と呼ばれる、またそれを着用しての喪礼ソウレイ・喪儀ソウギを指す
【式】弋3+3=総画数6 U+5F0F [ショク、シキ/]
◆決まり、やり方、一定の方法や手順
◆型かた、基本や標準になる形
◆目的や作法サホウ・次第シダイが決まっている行事
◆数学などの解法を示したもの
◆用(もち)いる
◆車台(車の人が乗る部分)前部の手摺(てすり)、頭を下げ挨拶アイサツをする際に寄りかかる手摺、同「軾」
【扛】手3+3=総画数6 U+625B [コウ/]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「舁」「掆」「𢱫」
【攻】攴4+3=総画数7 U+653B [コウ、ク/せ・める]
◆こちらから敵に突き掛かる、襲(おそ)い掛かる
◆人の過失を突く、また責める
◆隅々まで手を加え美しく仕上げる、深く突っ込んで学ぶ
【肛】月(肉)4+3=総画数7 U+809B [コウ/]
◆直腸の先から尻の穴までの部分、尻の穴、「肛門コウモン」
◆「胮肛ホウコウ」、腫(は)れる、脹(ふく)れる
【杠】木4+3=総画数7 U+6760 [コウ/]
◆長い棒、棹(さお)、同「槓」
◆木材
◆木を渡しただけの橋、小さな橋
【杢】木4+3=総画数7 U+6762 [/もく]
◆[日]木工(もく、こだくみ、もっこう)、木材を加工する職人 {和製漢字の辞典:木部:杢}
◆[日]とりわけ美しい(美しく加工した)木目(もくめ)
【汞】水4+3=総画数7 U+6C5E [コウ、グ/]
◆水銀(Hydrargyrum、Hg)、元素名、旧「澒」、台湾では「銾」
【江】水3+3=総画数6 U+6C5F [コウ/え]
◆大きな川、大河タイガ、中国南部では大小を問わず「川」を「江」と呼ぶという‡「【尚書正義:卷六:禹貢第一】九江孔殷(《疏》…江以南水無大小俗人皆呼為江…)」‡
◆中国最長の川である「長江チョウコウ」の別称、これに対し「河」は「黄河コウガ」を指す
◆[日]水(海や湖)が陸地に入り込んでいるところ
【矼】石5+3=総画数8 U+77FC [コウ/]
◆飛び石、川などを渡るために水の中に並べた石、丸太を並べたものを「杠コウ」
◆しっかりしているさま、まじめなさま
【空】穴5+3=総画数8 U+7A7A [コウ、クウ/そら、から、あ・く、あ・ける、す・く、うつ・ろ、むな・しい]
◆(中に)何もない、何も含まれていない、虚(うつ)ろなさま
◆何もないところ、天と地の間(あいだ)
【紅】糸6+3=総画数9 U+7D05 [コウ、グ/べに、くれない、あか・い]
◆(やや)白色が混じった赤色、濃いピンクpink色、赤色(淡赤から深赤まで全般を指す)
◆(花や女性の)美しいさま、艶(あで)やかなさま
◆「女紅ジョコウ」、女性の仕事、針仕事や糸紡(いとつむ)ぎ・機織(はたおり)など
◆「大紅・大功ダイコウ」「小紅・小功ショウコウ」、麻製の喪服の名、「功」参照
【缸】缶6+3=総画数9 U+7F38 [コウ、ゴウ/]
◆口は大きく胴がふっくらと膨(ふく)らんだ大きな甕(かめ)
【虹】虫6+3=総画数9 U+8679 [コウ、グ/にじ]
◆大気中の水滴に光が反射・屈折して円弧を描くもの、外側が赤で内側が紫になるもを「虹」「主虹シュコウ」といい、その外側に薄くできる虹を「霓ゲイ」「副虹フクコウ」といい色の並びは逆になる、空を行く大蛇に見立てたことから虫偏となった
◆アーチarch状の橋(はし)
【訌】言7+3=総画数10 U+8A0C [コウ、グ/]
◆仲間同士で言い争う、内輪揉め(うちわもめ)する、「內訌ナイコウ」
◆(組織が)乱れる、乱れ崩(くず)れる
【貢】貝7+3=総画数10 U+8CA2 [コウ、ク/みつ・ぐ]
◆君主に税として農作物などの生産品を差し出す
◆推挙する
【項】頁9+3=総画数12 U+9805 [コウ、ゴウ/うなじ、うな]
◆うなじ、頸(くび、頭と胴の間にあって頭を支える部分)の後ろ側(背側)、同「脖」、前側は「頸」
◆基準を定めて区分したその一つ一つ、「項目(コウモク)」
【己】 己3+0=総画数3 U+5DF1 [キ、コ/おのれ、つちのと]
◆おのれ、自分
◆つちのと、十干ジッカン(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の六番目
◆[日]おのれ、相手を罵って言う言葉
◆おのれ、き、つちのと、部首名
【包】勹2+3=総画数5 U+5305 [ホウ、ヒョウ/つつ・む、くる・む]
◆布や紙などの薄い膜状のもので全体を覆(おお)う、中のものを保護するように全体を覆う、含(ふく)める、同「裹」
◆周りを覆う、周りを囲う
【妃】女3+3=総画数6 U+5983 [ヒ、ハイ、ヘ/]
◆天子の正妻、同「后」
◆后(きさき、正妻)の次の位の妻
◆皇太子の正妻
◆女神ジョシン(めがみ)、女性の神
【忌】心4+3=総画数7 U+5FCC [キ、ゴ/い・まわしい、い・む、いみ]
◆憎(にく)む、嫌(きら)う
◆嫌って避ける、憚(はばか)る、「忌諱キキ」、同「誋」「𢭄」
◆「忌日キジツ」、親の命日、行動や言葉を慎(つつし)む日
【改】攴4+3=総画数7 U+6539 [カイ/あらた・める、あらた・めて]
◆新しくなる、新しくする
◆変わる、変える
◆変えて新たにやり直す、よりよい状態また正しい状態に変える、誤りや過ちを正してやり直す
◆新たにもう一度
【杞】木4+3=総画数7 U+675E [キ、コ/]
◆「枸杞クコ」、ナス科クコ属の木、食用や薬用に用いられる
◆「杞柳キリュウ」、イヌコリヤナギ(犬行李柳)、ヤナギ科ヤナギ属の木
◆周代(前11世紀~前256年)の国名、現河南省開封市杞県付近、同「㠱」「𠶵」
【紀】糸6+3=総画数9 U+7D00 [キ、コ/のり]
◆糸口、糸や物事の端緒
◆布の経糸(たていと)の数の単位、【西京雜記】によれば1紀=2𥿮=4升=8䌰=40絲(40本)、但し【儀禮】に1升=80縷とあり、いずれも布幅が示されていない‡「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」‡‡「【儀禮注疏:喪服】…布八十縷為升…」‡
◆物事の始めから順を追うための手順、決まりごと、「紀律キリツ」「綱紀コウキ」
◆一巡する年代の単位、区切りとなる年代の単位、十二支では一紀=十二年、一世紀=百年
◆物事の始まりから順を追って(年代順に)記す、またそのように記されたもの
【記】言7+3=総画数10 U+8A18 [キ、コ/しる・す]
◆(忘れないように)覚えておく、「記憶キオク」
◆(忘れないように)書き留(と)める、書き付ける、また書き留めたもの、「記録キロク」「記事キジ(書き記された事柄)」
◆印(しるし)、目印
◆印章インショウ、はんこ
【起】走7+3=総画数10 U+8D77 [キ、コ/お・きる、お・こす、お・こる、た・つ]
◆(横になっている状態・低い状態から上に向かって)立つ、立ち上がる、立たせる、立ち上げる
◆(それまで動きのなかった物事が)動き出す、動き始める
◆物事を動かす、始める、始まる、物事の始まり
【配】酉7+3=総画数10 U+914D [ハイ、ヘ/くば・る]
◆釣り合いが取れるようにする、相応(ふさわ)しい形や状態にする
◆幾つかのものを合わせて(結び付けて)整える、調和させる
◆結婚した相手、また妻、「配偶ハイグウ(夫婦、後に妻を指すようになった)」
◆割り当てる、割り振る、振り向ける
【巳】 己3+0=総画数3 U+5DF3 [シ、ジ/み]
◆み、十二支の六番目 、動物では蛇を当てる、時刻では午前十時を中心とした二時間
【囘】冂2+3=総画数5 U+56D8 [カイ、エ/まわ・る、まわ・す、まわ・り、かえ・る、かえ・す、めぐ・る]
◆円を描(えが)くように動く、一周して(一巡して)元に戻る、同「廻」「迴」、「回復カイフク」「回帰カイキ」
◆元に戻す、元に戻る、「回答カイトウ」、同「廻」
◆周りをぐるりと囲(かこ)む、同「廻」
◆曲がる、脇(わき)に逸(そ)れる、「回避・廻避・迴避カイヒ」
◆(首を回して)振り返る、「回顧カイコ」
◆ぐるりと背(せ)を向ける、背(そむ)く、違(たが)える、同「違」
◆同じことが何度繰り返されたかを表す語、同「度」
【祀】示5+3=総画数8 U+7940 [シ、ジ/まつ・る]
◆神や先祖や死者に供え物(そなえもの)を捧(ささ)げる、またその儀式、「祭祀サイシ」、同「祭」
◆年ネン、商代(別名殷イン、前17世紀~前11世紀)で一年をいう語、「十有三祀」は「十三年」、同「𥙉」「禩」
【巾】 巾3+0=総画数3 U+5DFE [キン、コン/はば]
◆ものを拭(ふ)いたりするための長方形の布、「手巾シュキン(手拭てぬぐい)」「佩巾ハイキン(帯に挟んで垂らす手拭)」
◆(整えた髪を包むために)頭に巻く長めの布、「幘巾サクキン(整えた髪を包む頭巾ズキン)」
◆[日]はば、「幅」の省画字
◆はば、はばへん、部首名
【凧】几2+3=総画数5 U+51E7 [/たこ]
◆[日]風を利用して空に揚(あ)げて遊ぶ遊具、中国では「紙鳶シエン・ジィエン」
【匝】匚2+3=総画数5 U+531D [ソウ/]
◆周(めぐ)る、一回(ひとまわ)りする、同「帀」「迊」「浹」
【吊】口3+3=総画数6 U+540A [チョウ/つ・る、つる・す]
◆つ・る、つる・す、ぶらさげる、上部を固定して(上に掛けて)下に垂らす
◆穴あき銅銭千枚を紐に通して結(ゆ)わえたもの、「一吊・一弔」という
◆弔(とむら)う、古「弔」、古典では「吊」が専ら「弔チョウ(とむら・う)」の意で用いられる
【干】 干3+0=総画数3 U+5E72 [カン/ほ・す、ひ・る]
◆他の領域に入り込む、侵(おか)す、犯(おか)す
◆求める、欲しいものを得ようとする
◆相手の攻撃を防ぐ、くい止める、盾(たて)となる、盾
◆「欄干ランカン」、長い横木を渡した手摺(てすり)、同「欄杆」<
◆物事の主要なまた重要な部分、同「幹」
◆「十干ジッカン(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)」、「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」を指し、古来、順序や順位などを表す数詞として用いられた
◆ほ・す、ひ・る、乾く、日差しに当たって水分が蒸発する、同「乾」
◆繁「乾」
◆かん、ほす、部首名
注解:別「于」
【刊】刀2+3=総画数5 U+520A [カン/]
◆(木などを)切る、削(そ)ぐ
◆削(けず)る、削り取る
◆(版木や石に文字などを)刻(きざ)み込む、彫(ほ)る、「刊正カンセイ(誤った部分を削り取って彫り直すこと)」
注解:別「刋」
【奸】女3+3=総画数6 U+5978 [カン/]
◆道義に反する、道理に背(そむ)く、悪事を働く、同繁「姦」
◆男女の間で求められる道義を犯(おか)す、同「姦」
【幵】干3+3=総画数6 U+5E75 [ケン/]
◆平らなさま、並び立っているものや枝分かれしたものの先が揃っているさま、同「𢆛」
◆「罕幵カンケン」、古地名、また部族名、青海セイカイ湖(青海省東北部の湖)周辺の地、またそこに住む羌キョウ族の一部族
【扞】手3+3=総画数6 U+625E [カン、ガン/]
◆防ぐ、くい止める、同「仠」「捍」「㪋」
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦が当たって傷付かないように腕に着ける防具、同「捍」
◆(麺を打つように)丸い棒を圧(お)し転がすようにして平らに延(の)ばす、同「擀」
【旱】日4+3=総画数7 U+65F1 [カン、ガン/ひでり]
◆長い間雨が降らず干上がる
◆陸、陸地、「干上がって水がないところ」の意
【肝】月(肉)4+3=総画数7 U+809D [カン/きも]
◆五臓(心・肝・脾・肺・腎)の一つ、多機能の臓器
◆人や動物の最も大切な臓器、物事の大切なもの、根幹となるもの‡「【釋名:釋形體】肝幹也五行屬木故其體狀有枝幹也凡物以大為幹也」‡‡「【老子道德經:成象】谷神不死(谷養也人能養神則不死也神謂五臟之神也肝藏魂肺藏魄心藏神腎藏精脾藏志五藏盡傷則五神去矣)」‡
◆[日]きも、度胸、臆(おく)することない心
注解:別「䏏」
【杆】木4+3=総画数7 U+6746 [カン/]
◆長く真っ直ぐ(まっすぐ)な(丸い)木の棒、「旗杆・旗竿キカン」
◆「欄杆・欄干ランカン」、長い横木を渡した手摺(てすり)
◆盾(たて)、「干カン(盾)」に「木」を加えた字‡「【正字通:辰集中:木部:杆】…劉敞曰杆盾也劉説是杆卽干古作干俗加木泥」‡
◆木名、未詳‡「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杆】公旦切檀木也」‡‡「【類篇:木部:杆】居寒切僵木也又居案切柘也」‡
【汗】水3+3=総画数6 U+6C57 [カン、ガン/あせ]
◆体温を調節するなどのために体表から分泌される液体、物の表面に付着する水滴、またそれが出る
◆蒙古モウコ・鮮卑センピ・柔然ジュウゼンなど中国北方民族の長の称号、「成吉思汗チンギスカン(モンゴル帝国の初代皇帝)」
注解:別「汙」 「汘」
【竿】竹6+3=総画数9 U+7AFF [カン/さお]
◆まっすぐで長い(竹の)棒
◆長い竹筒(たけづつ)
◆竹簡チクカン、文字などを書くための竹製の札(ふだ)、同「簡」
注解:別「竽」
【罕】网4+3=総画数7 U+7F55 [カン/]
◆長い柄(え)の付いた鳥を捕(え)るための網
◆長い柄(え)の先に旗(はた)や飾りを付けた旌旗セイキ、「罕旗カンキ」
◆稀(まれ)なさま、めったにないさま、「罕見カンケン(めったに見ることができないさま、稀なさま)」
◆「罕幵カンケン」、古地名、また部族名、青海セイカイ湖(青海省東北部の湖)周辺の地、またそこに住む羌キョウ族の一部族
【訐】言7+3=総画数10 U+8A10 [ケツ、ケチ、コチ/]
◆隠し事や過(あやま)ちを暴(あば)き面と向かって言う、同「訨」
【軒】車7+3=総画数10 U+8ED2 [ケン、コン/のき]
◆重心を後寄りにして前部が持ち上がるようにした車、大夫タイフ以上の高位の人が乗る車、重心を前寄りにして後部が持ち上がる車を「輊」
◆屋根の建物から外に張り出した部分、またその先端の反(そ)り上がった部分
◆反り上がる、高揚する
【骭】骨10+3=総画数13 U+9AAD [カン/]
◆脛(すね)、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の前側の部分
◆脛骨(ケイコツ)、同「𧿂」
◆肋骨ロッコツ(あばらぼね) ‡「【廣韻:去聲:翰第二十八:旰:骭】脅也」‡
【鼾】鼻14+3=総画数17 U+9F3E [カン、ガン/いびき]
◆睡眠中の鼻息(ビソク、はないき)の音、寝息(ねいき)の音、同「嚊」
【幺】 幺3+0=総画数3 U+5E7A [ヨウ/]
◆小さいさま、細く小さいさま、同「么」
◆幼いさま、未熟なさま
◆簡「么」
◆いとがしら、部首名
【麼】麻11+3=総画数14 U+9EBC [バ、マ/]
◆細かい、小さい、微(かす)か、同「尛」「𤹳」
◆「什麼ジュウマ・シュンマァ」、同「什么」◇(よく分からないことや人について尋ねて)どんな~?、どのような~?◇(よく分からないことや人について)何、何か、誰、誰か、何処、何処か
◆「怎麼シンマ・センマァ」、同「怎么」、なぜwhy、どのようにしてhow、なにwhat
◆簡「么」
【广】 广3+0=総画数3 U+5E7F [ゲン、ゴン、コウ/]
◆建物の大きく広がった屋根
◆広い、広々としている、広大な、同「廣」
◆繁「廣」
◆まだれ、部首名
【応】心4+3=総画数7 U+5FDC [ヨウ、オウ/こた・える]
◆他からの問い掛けや働き掛けに対して自(みずか)らの意思を行為・態度で示す、言葉で返すのは「譍」
◆受け入れる、他からの(自らからの)求めを受け入れ自らが(他が)行為・態度で示す
◆当然~すべき、当然~であろう
◆「応鐘オウショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも11律(11音)高い音階
【廾】 廾3+0=総画数3 U+5EFE [キョウ、ク/]
◆両手
◆両手で捧(ささ)げる、両掌(てのひら)にものを載(の)せる、同「𠬞」
◆にじゅうあし、部首名
【冊】冂2+3=総画数5 U+518A [サク、シャク、サツ/]
◆文字(文章)が記された細長い竹製・木製の札(竹簡や木簡)を順序正しく並べ綴じたもの、文書や書物
◆綴じられた書物や文書を数える単位
◆符命フメイ、天子の意であることの証(あかし、署名や押印)のある札(ふだ、文書)、天子が下す命令書・指示書・辞令書、特に諸侯の領土・爵位・官位などの任免の文書、同「策」‡「【說文解字:冊部:冊】符命也諸矦進受於王也象其札一長一短中有二編之形…†[「諸矦」は「諸侯」]†」‡
【卅】十2+2=総画数4 U+5345 [ソウ/さんじゅう]
◆三十、「十」を三つ並べ「三十」を表す
【卉】十2+3=総画数5 U+5349 [キ、ケ/]
◆草(くさ)、草類の総称
注解:「芔」が本字
【戒】戈4+3=総画数7 U+6212 [カイ、ケ/いまし・める]
◆気を引き締めて用心する、憂いがないように備(そな)える
◆自ら言動を慎む
◆誡(いまし)める、強く注意して悟らせる、過(あやま)たないように教え諭す、同「誡」
【舁】臼6+3=総画数9 U+8201 [ヨ/]
◆ものに棒を渡し二人で(複数人で)担(かつ)ぐ、また担ぎ上げる、また持ち上げる、同「扛」「𢱫」「掆」
注解:本字は本来{⿱𦥑廾}、「𦥑」「廾」はいずれも「両手」「両手で持ち上げる」の意
【弋】 弋3+0=総画数3 U+5F0B [ヨク、イキ/いぐるみ]
◆長い紐(ひも)を付けた短い矢を弓で射(い)って飛ぶ鳥を捕(と)る、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもので、矢を「矰」、紐を「繳・𥐊」といい、合わせて「矰繳・矰𥐊ソウシャク(いぐるみ)」という、同「隿」
◆「矰繳」を用いて狩りをする、絡め捕る、絡め取る
◆木製の杭(くい)、同「杙」
◆黒色、黒い、同「黓」
◆しきがまえ、部首名
【代】人2+3=総画数5 U+4EE3 [タイ、ダイ/か・える、か・わる、しろ、よ]
◆替(か)える、それまでのもの(今あるもの)を別のものに替える、入れ替える、また入れ替わる
◆同じ家主や国主がその地位にある期間、同じ種シュ(起源を同じにするもの)が別の種に入れ替わるまでの期間、「世代セダイ」
【杙】木4+3=総画数7 U+6759 [ヨク、イキ/]
◆垂直に打ち込んだ(木製の)短い柱や棒、杭(くい)、同「樴」「橛」
【鳶】鳥11+3=総画数14 U+9CF6 [エン/とび、とんび]
◆トビ(鳶・鴟・鵄)、別名「老鷹ロウヨウ」、タカ科トビ属の鳥
◆「鳶尾エンビ」、イチハツ(一初・一八・鳶尾)、アヤメ科アヤメ属の草
◆[日]土木・建築工事などの仕事をする職人、また火消し、火消し人、火消し道具、いずれも棒の先にトビの嘴(くちばし)のような金属製の鈎(かぎ)を取り付けた道具を使うことから
【弓】 弓3+0=総画数3 U+5F13 [キュウ、ク、クウ/ゆみ]
◆矢を射る道具
◆"("字状の形、半円またそれに近い形
◆土地を測量する際の長さの単位
◆ゆみ、部首名
注解:別「𢎗」
【夷】大3+3=総画数6 U+5937 [イ/えびす]
◆えびす、東方の異民族を指す語、「東夷トウイ」、西方の異民族を「戎ジュウ、西戎セイジュウ」、南を「蠻バン、南蠻ナンバン」、北を「狄テキ、北狄ホクテキ」
◆自国(民族)以外の国(民族)を卑(いや)しめて呼ぶ語、外国、外国人
◆平らかにする、平定ヘイテイする、「夷世イセイ(平穏・太平の世)」
◆平らなさま、平坦ヘイタンなさま、「夷道イドウ(平らな道、平坦な道)」
◆蹲(うずくま)る、しゃがむ、膝(ひざ)を折り姿勢を低くする、同「跠」
◆「夷則イソク」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも8律(8音)高い音階
【穹】穴5+3=総画数8 U+7A79 [キュウ、ク/]
◆半球状に(或いは弓状に)大きく張り広がるさま、「穹窿キュウリュウ(高く大きく盛り上がるさま)」
◆高く大きく広がり地を覆(おお)う天テン、天空テンクウ、「穹蒼キュウソウ(頭上高く大きく広がる青々とした空、天空テンクウ)」
【躬】身7+3=総画数10 U+8EAC [キュウ、ク、クウ/]
◆身(み)、(頭部を除いた)体(からだ)、同「身」
◆自身ジシン、自身で、自(みずか)ら、同「身」
◆(お辞儀をするように)背を曲げて前に屈(かが)む
【彡】 彡3+0=総画数3 U+5F61 [サン、セン/]
◆毛が長くふさふさとしているさま
◆毛のようにふさふさとした飾り、またそのような模様や形
◆さんづくり、部首名
【杉】木4+3=総画数7 U+6749 [サン、セン/すぎ]
◆コウヨウザン(広葉杉)、スギ科スギ属の木、同「柀」
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木
【衫】衣5+3=総画数8 U+886B [サン、セン/]
◆裏地の付いていない薄い上着(うわぎ、上半身に纏う着物)、単衣(ひとえ)の着物
◆「襯衫シンサン」、シャツshirt・ワイシャツY shirt・TシャツT shirt・ブラウスblouseなどの類
【須】頁9+3=総画数12 U+9808 [シュ、ス/すべか・らく]
◆顎(あご)や口周りなどの顔の毛、特に顎鬚(あごひげ)、同「鬚」
◆「胡須コシュ」◇顎鬚(あごひげ)◇頭髪を除く顔の毛の総称、同「鬍鬚」「胡子コシ」
◆ひげのように細いさま、「須臾シュユ(ちょっとの間)」
◆ひげのように細く柔らかく長いもの、同「鬚」、「花須(カシュ、花の蕊)」
◆(人を)待つ、待ち受ける、待ち望む、同「䇓」
◆是非とも思うようになって欲しいと思う、またそう思いながら待つ、同「需」
◆すべか・らく、是非とも~しなければならない、「必須ヒッス」
◆[越]「須慮シュリョ」、船‡「【越絕書:吳內傳】越人謂船為須慮」‡
◆簡「须」
【才】 手3+0=総画数3 U+624D [サイ、ザイ/]
◆資質シシツ、素質ソシツ、もの本来が持つ性格や力、またそれを発揮すること、また発揮する人、「才能サイノウ(素質と能力)」
◆僅(わず)か~、ほんの少し~、たった~、やっと~したばかり、同「財」「纔」
◆[日]「歳サイ(とし、年齢)」の略字
【材】木4+3=総画数7 U+6750 [サイ、ザイ/]
◆切り出した木、立木は「樹」
◆さまざまな構築物や工作物などに用いられる木、「木材モクザイ」
◆ものを作り上げるための元(もと)となるもの、ものの基本・基礎となるもの
◆有用なもの、有能なもの
【犲】犬3+3=総画数6 U+72B2 [サイ、ゼ/]
◆オオカミ(狼、イヌ科の哺乳類)や野犬ヤケンの類、晩秋に冬場の食糧を狩(か)り、それを並べて置く習性があるという、この獣の狩りのさまは祭礼の際に供物クモツを並べるのに似ることから「豺祭サイサイ」と呼ばれる
◆「犲狼サイロウ」◇野犬やオオカミ(狼)のような獣(けもの)◇野犬やオオカミ(狼)のように貪欲ドンヨクで凶暴キョウボウなさま
【豺】豸7+3=総画数10 U+8C7A [サイ、ゼ/]
◆オオカミ(狼、イヌ科の哺乳類)や野犬ヤケンの類、晩秋に冬場の食糧を狩(か)り、それを並べて置く習性があるという、この獣の狩りのさまは祭礼の際に供物クモツを並べるのに似ることから「豺祭サイサイ」と呼ばれる
◆「豺狼サイロウ」◇野犬やオオカミ(狼)のような獣(けもの)◇野犬やオオカミ(狼)のように貪欲ドンヨクで凶暴キョウボウなさま
【財】貝7+3=総画数10 U+8CA1 [サイ、ザイ/]
◆金銭・品物・土地・知識・人材などの有用なもの、同「材」
◆金銭・品物・土地・知識・人材などの価値のあるもの、宝、富(とみ)
◆形を整える、同「裁」
◆僅(わず)か、たった(やっと、ほんの)~ばかり、同「才」「纔」
【閉】門8+3=総画数11 U+9589 [ヘイ、ハイ/し・める、と・ざす、と・じる]
◆ものが出入りするところ(門・戸・窓・穴など)から出たり入ったりできないようにする、塞ぐ、「密閉」「閉塞」
◆中に入れて外に出られないようにする、「幽閉」
◆しっかりと止める、そこまでで止める、止めて動かないようにする、「閉会」「閉鎖」


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