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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 几部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 几部] [部首索引]


几2+0=総画数2 U+51E0 [キ/]
◆座って使う小さな机、ものを載(の)せる小さな足付きの台、座った時に肘(ひじ)などを載せて体を凭(もた)れ掛ける脇息キョウソク
◆幾(いく)つ、幾らか、同繁「幾」
◆つくえ、きにょう、部首名
筆順
几2+亠2=総画数4 U+4EA2 [コウ/たか・ぶる]
◆咽喉インコウ(のど)、喉首(のどくび)
◆高く立つ、ぐいと立つ
◆驕(おご)り高ぶる
◆抗(あらが)う、抵抗テイコウする、同「抗」
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第二宿 {二十八宿}
筆順
几2+人2=総画数4 U+4EC9 [ショウ/] 𠆰
◆「仉䀾ショウト」、「𦋅闖ケイチン」「䨲杰バンケツ」「䴰䵎ショクタン」と共に梁四公の一人「【太平廣記:卷八十一:異人一:梁四公】梁天監中有𦋅闖(上音攜下琛去)䨲杰(上萬下桀)䴰䵎(上蜀下湍)仉䀾(上掌下覩)四公謁武帝」
几2+冖2=総画数4 U+5197 [ジョウ、ニュウ/]
◆暇(ひま)なさま、弛(たる)むさま
◆緩(ゆる)んで纏(まと)まりがないさま
◆余分なさま、無駄なさま
注解:「田畑の仕事がなく人(儿)が家(宀)にいるさま」を象った字
筆順
𠘬几2+几2=総画数4 U+2062C [未詳/]
◆未詳
几2+口3=総画数5 U+53FD [キ、ケ/]
◆少し食べる、少しずつ食べる
◆「しくしく」と小さな声で泣くさま
◆「哔叽ピージー」、サージserge、綾織(あやおり)の一種
几2+山3=総画数5 U+37A6 [キ/]
◆「女㞦(ジョキ)」、山名、未詳「【說文解字注:山部:㞦】㞦山也(…玉篇廣韵皆曰女㞦山名按中山經曰中次九經岷山之首曰女几之山凡岷山之首自女几之山至于賈超之山凡十六山許立文𡼐㞦系聯與山經合豈古本作女㞦山與)」「【山海經廣注:中山經】又東北百二十里曰女几之山(…元和郡縣志女几山在福昌縣西南非此)」
◆人名用字「【水東日記:卷五】…趙抃之子予偶記抃之子𡵻㞦…」
𢁒几2+巾3=総画数5 U+22052 [キ、ギ/]
◆未詳「【集韻:卷一:平聲一:脂第六:𢁒𨸒飢】伊𢁒古天子號亦地名或作𨸒飢通作耆」
𢎪几2+弓3=総画数5 U+223AA [タン/]
◆「𢎪安」、人名
𢖯几2+心3=総画数5 U+225AF [エイ/] 𢘽怈𢖪
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:𢘽】正餘制反明也一曰習也」
𢩫几2+手3=総画数5 U+22A6B [シン/]
◆(上から手を翳し)指先で抓(つま)み取る、同「㧥」「扟」「【龍龕手鑑:卷二:手部第一:𢩫】俗㧥或作扟正所臻反从上擇取物也」
几2+月(肉)4=総画数6 U+808C [キ/はだ] 𩨒
◆皮膚や肉や筋肉など人や動物の骨を除いた部分、「肌肉キニク(筋肉)」「肌膚キフ(肉と皮膚)」「肌骨キコツ(肉と骨、骨身)」
◆肉の表面、皮膚
◆[日]はだ、ものの表面
筆順
几2+木4=総画数6 U+6735 [タ、ダ/] 朶𣏻䒳𣎾𣎿
◆樹木の枝・葉・花・実などが垂れ下がるさま
◆垂れる、垂れ下がる、「耳朶ジダ(みみたぶ)」
◆(花や雲などの)塊(かたまり)を数える語、同「桗」
几2+木4=総画数6 U+673A [キ/つくえ]
◆つくえ、テーブルtable、同「几」
◆木名、未詳、ニレ(楡、ニレ科の木)に似た木で、焼いたものを稲田の肥料にするという「【山海經:北山經】…單狐之山多机木(机木似楡可燒以糞稲田…)」
◆繁「機」
筆順
𣦽几2+歹4=総画数6 U+239BD [シュク、スク/つと・に] 夙𠘵𡖊𡖕𠈇𠉦
◆朝早い、早朝
◆早い(時間、時期)、以前の
几2+水3=総画数5 U+3CB9 [未詳/]
◆未詳「【張說之文集:卷第二十一:鄎國長公主神道碑】…千花之㲹蕙風…」「【龍龕手鑑:卷二:水部第三:氿】正㲹俗居水反水涯枯土也」「【正字通:巳集上:水部:㲹】氾字之譌正韻㲹水涯誤」
几2+玉4=総画数6 U+7391 [キ、ケ/] 璣𤪫㼄
◆丸くない珠シュ(たま)
◆「璇玑センキ」、天球儀、渾天儀コンテンギ、地球を中心に置いて天体の方向や軌道を示した球状の器具、同「璿玑」
◆北斗七星の第三星
𤴪几2+疒5=総画数7 U+24D2A [キュウ/] 𤴮
◆腹部の急な痛み
𥃯几2+目5=総画数7 U+250EF [ヨウ/]
◆目が窪(くぼ)んでいるさま、同「窅」
几2+石5=総画数7 U+77F6 [キ、ケ/いそ]
◆石や岩に水が激しく打ち当たる
◆石や岩の多い水辺(みずべ)
𥘌几2+示4=総画数6 U+2560C [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:示部:𥘌】同"机"」
几2+禾5=総画数7 U+79C3 [トク/はげ、は・げる、ち・びる] 禿𣬜
◆髪が(毛が)ないさま、髪が(毛が)抜け落ちているさま
◆草木の枝葉が散り落ちているさま、草木が生えていないさま
◆何も被(かぶ)っていないさま、覆(おお)うものがないさま
几2+立5=総画数7 U+7ACC [ショ/]
◆正しい
几2+米6=総画数8 U+7C76 [シン/]
◆搾(しぼ)り滓(かす)、同「䊁」
◆「麻籶マシン」、ゴマ(胡麻、ゴマ科の草)の実から油を搾(しぼ)り出した後の滓(かす)、飼料シリョウや肥料ヒリョウとして用いる他、燃やして明かりにもする
◆「籶盆シンボン」、油分の残る搾り滓を入れた盆ボン(鉢ハチ・ボウルbowlなどの形をした器)、除夜ジョヤに夜通しこれを燃やして明(あ)かりとする「【武林舊事:卷三:嵗晚節物】…至除夜則比屋以五色錢紙酒果以迎送六神於門至夜蕡燭籸盆紅映霄漢爆竹鼓吹之聲喧闐徹夜…」
几2+艸3=総画数5 U+8281 [キュウ、ク/] 𦫶𦫷𦱭
◆「秦芁・秦艽シンキュウ」、オオバリンドウ(大葉竜胆)、リンドウ科リンドウ属の草 {オオバリンドウ}
几2+虫6=総画数8 U+866E [キ/]
◆シラミ(虱)の卵
◆ヒル(蛭)、ヒル綱の動物
几2+衣5=総画数7 U+461B [未詳/]
◆未詳「【五禮通考:卷二百六十:蕙田案以上大斂奠】…君升自阼階西鄉*1祝負墉南面主人中庭(《注》*1祝南面房…《疏》*2䘛相君之禮…)(「*2䘛」は「*1祝」の誤りと思われる)「【秋澗先生大全集:卷第四十六:雜著:周景王大泉說】…春露堂既覺適筆研在*3䘛偶為書…(「*3䘛」は「机」の誤りか?)
𧘊几2+衣6=総画数8 U+2760A [エイ/] 裔𧘉𧚞𧛨𠆘𧛲𧘯
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
几2+言2=総画数4 U+8BA5 [キ、ケ/そし・る]
◆(「誹」よりも語調は穏やかだが冷やかに)責めるように言う、咎(とが)める
◆悪く言う、貶(けな)す、嘲(あざけ)る
几2+車7=総画数9 U+4844 [キ/] 軌轨𨑍𧗝
◆二つの車輪の間隔
◆二本の轍(わだち)、筋状に続く二本の車輪の跡
◆回転しながら動く車や天体の通る道筋
◆一定の道筋、則るべき道筋、規範
筆順
几2+金8=総画数10 U+91E0 [未詳/]
◆未詳
𨱙几2+長7=総画数9 U+28C59 [コン/]
◆「𨱙屯コントン」、同「髡屯」◇斑(ぶち、まだら)の牛◇醜い牛、牛の醜いさま
几2+食8=総画数10 U+98E2 [キ/う・える] 𩚑𩚐𩚎
◆食べ物が足りず腹をすかす、同「饑」、腹をすかし痩せ衰えるのは「餓」
◆穀物が不作で食糧が不足する、同「饑」、穀物以外の作物が不足するのは「饉」
筆順
几2+食3=総画数5 U+9965 [キ/]
◆繁「飢」
◆繁「饑」
𩨒几2+骨10=総画数12 U+29A12 [キ/はだ]
◆皮膚や肉や筋肉など人や動物の骨を除いた部分、「肌肉キニク(筋肉)」「肌膚キフ(肉と皮膚)」「肌骨キコツ(肉と骨、骨身)」
◆肉の表面、皮膚
◆[日]はだ、ものの表面
几2+髟10=総画数12 U+9AE0 [コン/] 髡髨𩬌𨱤
◆髪を剃(そ)る、大人が剃る場合をいい、子どもの場合は「鬀」「【說文解字:髟部:鬀】𩮜髪也髟弟聲大人曰髡小人曰鬀盡及身毛曰𩮜」
◆頭髪を剃り落とす刑、同「䪲」「𡧉」
◆剃髪テイハツした僧尼ソウニ
◆木の枝を切り落とす
几2+鳥11=総画数13 U+9CE7 [フ、ブ/けり] 鳬凫
◆マガモ(真鴨)、カモ科マガモ属の鳥、家禽化されたカモは「アヒル(家鴨・鶩)」
◆[日]◇ケリ(鳧)、チドリ科タゲリ属の鳥◇「けりがつく」などの用法で「物事の決着がつく」の意
筆順
几2+鳥7=総画数9 U+9CEC [フ、ブ/けり] 鳧凫
◆マガモ(真鴨)、カモ科マガモ属の鳥、家禽化されたカモは「アヒル(家鴨・鶩)」
◆[日]◇ケリ(鳧)、チドリ科タゲリ属の鳥◇「けりがつく」などの用法で「物事の決着がつく」の意
筆順
几2+鹿11=総画数13 U+9E82 [キ/] 𪊋
◆シカ科ホエジカ属に属する哺乳動物、「小麂ショウキ(キョン、シカ科ホエジカ属のシカ(鹿))」
𪊋几2+鹿11=総画数13 U+2A28B [キ/]
◆シカ科ホエジカ属に属する哺乳動物、「小麂ショウキ(キョン、シカ科ホエジカ属のシカ(鹿))」
𪗗几2+齒15=総画数17 U+2A5D7 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:齒部:𪗕】齔字之訛○亦作𪗗」
𠘨几2+0=総画数2 U+20628 [/]
◆かぜかんむり、部首名
筆順
𠫗𠘨2+厶2=総画数4 U+20AD7 [ジュウ、ニュウ/] 𠘯
◆キツネ(狐)・タヌキ(狸)・アナグマ(穴熊)などの獣が足で地を踏む、またその足跡、同「禸」
𠘨2+鳥11=総画数13 U+9CEF [ホウ、ブ、ブウ/おおとり] 鳳凤
◆想像上の瑞鳥ズイチョウ(良いことの象徴とされる鳥)の雄(おす)、雌(めす)は「凰」、雌雄併(あわ)せて「鳳凰ホウオウ」「【說文解字:鳥部:鳳】神鳥也天老曰鳳之象也鴻前麐後蛇頸魚尾鸛顙鴛思龍文龜背燕頷雞喙五色備舉出於東方君子之國翺翔四海之外過崐崘飲砥柱濯羽弱水莫宿風穴見則天下大安寕…」
◆天子や皇帝、また天子や皇帝に関する事柄を意味する語
几2+1=総画数3 U+51E1 [ハン、ボン/およ・そ、おおよそ] 凢凣
◆(突出した物事・状態を除いた)一般的な、平均的な、ありふれた、普通の
◆およ・そ、おおよそ、(特異・特殊なもの除いた)ほぼ全て、大体、押し並(な)べて
筆順
𠆩凡3+人2=総画数5 U+201A9 [ハン、ボン/]
◆軽薄ケイハクなさま、言動が軽々(かるがる)しいさま、同「僄」
◆工尺譜コウセキフ・コウシャクフ(楽譜の表記法の一つ)で、崑曲コンキョク(江蘇省蘇州市一帯で演じられた戯曲)で1オクターブoctave高い「ファ」の音を表す {音楽(音階)}
𠕵凡3+冖2=総画数5 U+20575 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:冖部:𠕵】與亢音義同」
凡3+山3=総画数6 U+37A9 [ラン/あらし] 嵐岚
◆山間部に立ち籠(こ)める幾らか湿気を含んだ空気、また風、山間部に発生する靄(もや)や霧(きり)
◆[日]あらし、激しく吹く風
凡3+巾3=総画数6 U+5E06 [ハン、ボン/ほ] 㠶𤖫䑺𩗋
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
筆順
凡3+心3=総画数6 U+5FDB [ハン、ボン/]
◆帆(ほ)、風を受けて舟を進めるために張る布、訛「帆」
凡3+木4=総画数7 U+674B [ハン、ボン/]
◆木名、未詳、樹皮を「水浮」或いは「水浮木」「水桴木」という「【字彙:辰集:木部:杋】符咸切音凡柴皮俗称水浮木」「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:杋】扶嚴切北木皮俗呼為水桴木也」
凡3+水3=総画数6 U+6C4E [ハン、ホン/]
◆水面や空中に浮(う)かぶ、浮かび漂(ただよ)う、同「泛」
◆(水が)一面に広がり覆(おお)う、一面に広がる、広く隅々まで行き渡る、同「氾」「泛」
筆順
𤖫凡3+片4=総画数7 U+245AB [ハン、ボン/ほ] 帆㠶䑺𩗋
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
凡3+石5=総画数8 U+77FE [バン、ハン、ボン/] 礬𥖎
◆硫酸塩を含んだ結晶、一般には「明礬(ミョウバン)」と呼ばれる
◆「山矾サンバン」、クロバイ(黒灰)、ハイノキ科の木ハイノキ属の木、同「椗花テイカ」 {クロバイ}
凡3+竹6=総画数9 U+7AFC [ホウ、ブ/とま] 篷𥭗
◆舟や車などの覆いに使う竹製の簾(すだれ)
◆竹製の簾を屋根の形("∧""∩"字状)に覆った軽便(けいべん)な舟、小さな舟、同「𦪪」
◆舟の帆
凡3+舟6=総画数9 U+8224 [ハン、ホン/] 𦨲𦨌舧
◆舷ゲン、船縁(ふなべり)、船の側面
凡3+艸3=総画数6 U+8283 [ホウ、ブ/]
◆穂がふさふさと長く伸びるさま
◆獣の尾がふさふさとして長いさま
凡3+虫6=総画数9 U+45A0 [ゲン、ゴン/]
◆トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類「【康熙字典:虫部:䖠】《五音篇海》與蚖同」「【龍龕手鑑:卷二:䖝部第二:{⿰]虫⿱丷𣌢}䖠】二俗螈古{⿰]虫⿱亠儿}今愚袁五官二反蠑{⿰]虫⿱亠儿}守宮蚚蝪{⿰]虫⿱亠儿}{蝘-女+E}蜓四種異名也」
凡3+言7=総画数10 U+8A09 [ハン、ボン/] 𧥭
◆口数が多い
𨈔凡3+身7=総画数10 U+28214 [タン、トン/] 𨊍𨊗𨈨𨈦
◆楽しむ、好(この)む
◆耽(ふけ)る、夢中になる、他のことを忘れてのめり込む、同「耽」「躭」「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷一:身部第三十三:𨊗𨊍𨈔*𨈡𨈢】五俗躭正丁含反好也翫也(《四部叢刊續編》本では「*𨈦𨈨」)
凡3+車7=総画数10 U+8ED3 [ハン、ボン/] 𨊠
◆軾(ショク、車の前部に渡した手摺)を覆う板、車を牽(ひ)く馬が蹴上げる石や泥などを避けるための板であったようである {乗物(馬車)}
𨑙凡3+辵3=総画数6 U+28459 [未詳/]
◆未詳
注解:「迅」の訛字か?
凡3+金8=総画数11 U+91E9 [ハン、ボン/]
◆金属製の杯(さかずき)、同「𨥧」
◆バナジウムVanadium( V)、元素名、旧「鐇」 {バナジウム}
凡3+金5=総画数8 U+9492 [ハン、ボン/]
◆金属製の杯(さかずき)、同「𨥧」
◆バナジウムVanadium( V)、元素名、旧「鐇」 {バナジウム}
𨥵凡5+金8=総画数13 U+28975 [チン/しず・める、しず・まる] 鎮镇鎭𨦸
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと
𩚑凡3+食8=総画数11 U+29691 [キ/う・える] 飢𩚐𩚎
◆食べ物が足りず腹をすかす、同「饑」、腹をすかし痩せ衰えるのは「餓」
◆穀物が不作で食糧が不足する、同「饑」、穀物以外の作物が不足するのは「饉」
凡3+馬10=総画数13 U+4B75 [ハン、ボン/] 颿䬚
◆馬が風のように疾走するさま
◆帆(ほ)に風を受けて走るさま、同「帆」
𩾨凡3+鳥11=総画数14 U+29FA8 [未詳/]
◆未詳
注解:「鳵」の訛字か?
几2+1=総画数3 U+51E2 [ハン、ボン/およ・そ、おおよそ] 凡凣
◆(突出した物事・状態を除いた)一般的な、平均的な、ありふれた、普通の
◆およ・そ、おおよそ、(特異・特殊なもの除いた)ほぼ全て、大体、押し並(な)べて
凢3+巾3=総画数6 U+3836 [ハン、ボン/ほ] 帆𤖫䑺𩗋
◆風を受けて舟を進めるために張る布、またそれに風を受けて走るさま
𢦕凢3+戈4=総画数7 U+22995 [イ、シュウ/]
◆同「矣」
◆同「執」
𣏆凢3+木4=総画数7 U+233C6 [未詳/]
◆未詳
𪵬凢3+水3=総画数6 U+2AD6C [未詳/]
◆未詳
𥐥凢3+石5=総画数8 U+25425 [未詳/]
◆未詳
冖部
𠘬几2+2=総画数4 U+2062C [未詳/]
◆未詳
𡵷𠘬4+山3=総画数7 U+21D77 [ショウ、ジュウ、ジュ/] 嵷嵸𡵝
◆「嵱𡵷ヨウショウ」、峰(みね)が高く低く起伏しながら連なっているさま
◆「巃𡵷ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
𡵹𠘬4+山3=総画数7 U+21D79 [ガク/たけ] 嶽𡽺岳𡷒𡵽𡶓𡴳𡶳
◆高く大きな山、高く大きく崇高スウコウな山、同「岳」
◆「五𡵹ゴガク」、中国の代表的な五つの名山、岱山タイザン(東嶽、現泰山、山東省泰安市 {山東省})、霍山カクザン(南嶽、現衡山、湖南省衡陽市 {湖南省})、華山カザン(西嶽、陝西省華陰市 {陝西省})、恆山コウザン(北嶽、山西省大同市渾源県 {山西省})、嵩山スウザン(中嶽、河南省鄭州市登封市 {河南省})
◆妻の父母に対する尊称、「岳父ガクフ(妻の父親)」「岳家ガクカ(妻の実家)」
𨒁𠘬4+辵3=総画数7 U+28481 [ショウ、シュ/] 𨑢𨑹𨒀
◆付き随(したが)う、前に従(したが)う、後(あと)に付いて行く、同「従」「䢨」
𠘭几2+2=総画数4 U+2062D [未詳/]
◆未詳
𠫞𠘭4+厶2=総画数6 U+20ADE [タイ、ダイ、ダ/] 兌兑兊
◆内と外(こちらと向こう)とが通じている、またそのようなところ(穴や門や道など)、通り道「【淮南鴻烈解:卷十二:道應訓】…王若欲久持之則塞民於兌(兊耳目鼻口也老子也曰塞其兊也)」
◆悦(よろこ)ぶ、同「悦」
◆交換する、ものや金を渡し欲しいもの(別のもの)を得る、「兌換ダカン」
◆鋭い、先が尖っている、同「鋭」
◆八卦ハッカ(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)の一つ {易経記号}
𨥡𠘭4+金8=総画数12 U+28961 [未詳/]
◆未詳
几2+3=総画数5 U+51E5 [キョ、コ/]
◆腰を据(す)える、腰を下ろす、またその場所、同「居」
𣲻凥5+水3=総画数8 U+23CBB [キョ、コ/] 𣶅
◆川名、未詳、同「涺」
𦭀凥5+艸3=総画数8 U+26B40 [シ/]
◆死ぬ、細って尽(つ)きる、同「死」
几2+3=総画数5 U+51E6 [ショ/ところ、お・る、お・く、こ] 處䖏𧇤𠙚𠁅处
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
筆順
処5+手3=総画数8 U+62E0 [キョ、コ/よ・る] 據㨿㩀𢴃𢷛
◆依(よ)る、「依據・依拠イキョ(よりどころとすること)」「憑據・憑拠ヒョウコ(証拠ショウコ、正当であることを証明するための根拠)」、同簡「据」
◆「根據・根拠コンキョ」◇軍隊が攻撃・守備のための基点とする場所、集団が活動の基点とする場所◇物事が存在する(成立する)ための基本・根本となるもの
◆「據法・拠法キョホウ」、法に則(のっと)ること、法に従うこと
筆順
𦍶処5+羊6=総画数11 U+26376 [ユウ、ユ/] 羑羐𦎅𦎙㕗
◆進むべき道に誘(いざな)う、正しい道に導く、同「誘」
処5+虍6=総画数11 U+8655 [ショ/ところ、お・る、お・く、こ] 䖏𧇤𠙚𠁅処处
◆腰を落ち着ける、居(い)る、止(とど)まる、またその場所
◆腰を落ち着けて留(とど)まっているさま、「処士ショシ(能力がありながら出仕しない人)」「処女ショジョ(嫁がずに家にいる女性)」
◆あるべきところに置く、しかるべきところに落ち着ける、「処分ショブン」
◆(場所・時・物事・状態などの)ところ
筆順
木部
几2+6=総画数8 U+51EE [ホウ、フウ、フ/かぜ、かざ] 風风凬𠙊凨𠂡𠙈𠙗飌
◆大気の流れや揺らぎ {風}
◆(風に乗って)どこからともなく届いて来る話や様子
◆(風のように自然に広まる)一般的な習慣や傾向
◆譬える、似たもの
◆かぜ、部首名
𧩠凮8+言7=総画数15 U+27A60 [ホウ、フウ、フ/] 諷讽
◆声に出して読む、朗読(ロウドク)する、同「誦」
◆それとなく諫(いさ)める、遠回しに諭(さと)す
鳥部
𠙖几2+8=総画数10 U+20656 [ヒョウ、ビョウ/] 凴𠙥𠗦
◆凭(もた)れる、寄り掛る、体を預ける、同「凭」
𠌩𠙖10+人2=総画数12 U+20329 [ヒョウ、ビョウ/よ・る、もた・れる] 凭𡔟𢶚
◆もた・れる、寄り掛る、脇息キョウソクなどに体などを預ける、依(よ)る、頼りにする、同「憑」
几2+9=総画数11 U+51F0 [コウ、オウ/おおとり]
◆想像上の瑞鳥ズイチョウ(良いことの象徴とされる鳥)の雌(めす)、【爾雅】の郭璞カクハクによる注では、ニワトリ(鶏)のような頭・蛇のような頸(くび)・ツバメ(燕)のような頷カン(下顎したあご)・カメ(亀)のような背・魚のような尾・五采色で高さは六尺ばかりとする、同「䳨」「鶠」、雄(おす)は「鳳」、雌雄併(あわ)せて「鳳凰ホウオウ」「【爾雅注疏:釋鳥】鶠鳳其雌皇(《疏》鳳一名鶠郭云瑞應鳥雞頭蛇頸燕頷龜背魚尾五彩色高六尺許說文云神鳥也天老曰鳳像麟前鹿後蛇頸魚尾龍文龜背燕頷雞喙五色…)」
筆順
𠁉凰11+一1=総画数12 U+20049 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:几部:𠁉】充疎切音初見海篇」
几2+12=総画数14 U+51F3 [トウ、トン/]
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「橙」
凳14+木4=総画数18 U+6AC8 [トウ、トン/]
◆背凭(せもた)れや肘掛(ひじかけ)のない腰掛け、同「橙」
几2+12=総画数14 U+51F4 [ヒョウ、ビョウ/] 𠙖𠙥𠗦
◆凭(もた)れる、寄り掛る、体を預ける、同「凭」
𥖬凴14+石5=総画数19 U+255AC [ヒョウ、ビョウ/]
◆「𥖬𥕽ヒョウホウ」、石のぶつかる音
𨆱凴14+足7=総画数21 U+281B1 [ヒョウ、ビョウ/]
◆「𨆱𨆊ヒョウヒョウ」、足で地を踏む音
鳥部
𠙳几2+17=総画数19 U+20673 [未詳/]
◆未詳
𠣈𠙳19+力2=総画数21 U+208C8 [レン/]
◆繋(つな)がる、同「係」「聯」「【集韻:卷三:平聲:㒨第二:攣𠣈䏈】閭貟切說文係也」


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