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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 歹部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 歹部] [部首索引]


歹4+0=総画数4 U+6B79 [ガツ、ガチ、タイ/]
◆(禽獣などが獲物を食い尽くした後に、或いは肉を削ぎ取った後に、或いは朽ちた後に)残った骨、同「𣦵」「𡰮」「𠔆」「【說文解字注:歺部:歺】𠛱骨之殘也(刀部曰𠛱分解也殘當作㱚許殘訓賊㱚訓餘…)」
◆悪い、正道セイドウ(正しい道・行い)に反する、また外れる(「𣦶」の俗用)
◆がつ、がつへん、かばね、かばねへん、いちた、いちたへん、部首名
筆順
歹4+刀2=総画数6 U+5217 [レツ、レチ/つら・なる] 𠛱𠜊
◆横方向の並び、横方向に順序に従って(重ならないように)並ぶ、同「排」、縦方向の列を「行」
◆ずらりと人が居並ぶ
◆裂(さ)く、二つに切り割(さ)く、同「裂」「𠜺」
筆順
𠡀歹4+力2=総画数6 U+20840 [カ、ガ/] 𠠻
◆「銠𠡀ロウカ」、唐代(618年~907年)に鋳造された通貨「開元通寶カイゲンツウホウ」の俗称「【泉志:卷之三:開元通寶(図)】…俗謂之銠𠡀(賀)…」
𠯪歹4+口3=総画数7 U+20BEA [未詳/]
◆未詳「【字彙補:丑集:口部:𠯪】五葛切音遏義未詳」
𢁳歹4+巾3=総画数7 U+22073 [カイ、ガイ/い]
◆十二支の十二番目、動物ではイノシシ(猪)、時間は午後十時を中心とした二時間、方角は北北西を当てる {十二支}
歹4+歹4=総画数8 U+3C5B [セン、ゼン/]
◆死ぬ、若くして死ぬ、同「歽」「【龍龕手鑑:卷四:歹部第二十二:{⿰歹干}㱛𣧘】三俗歽正昌究殘也盡也又對臥也」
𣱚歹4+气4=総画数8 U+23C5A [キ、ケ/] 刏刉𣱞𣱕
◆刺(さ)す、ぐっと刺し入れて割(さ)く、刺し殺す、同「刲」
◆犬やヒツジ(羊)などの毛のある生贄(いけにえ)の耳の血を器物に塗(ぬ)る、またその祭礼、羽のあるにニワトリ(鶏)などを生贄にする祭礼を「衈ジ」、「神の耳に願い事が届くように」の意「【周禮《士禮居黃氏叢書》本:卷第七:夏官司馬第四】而掌珥于社稷祈于五祀(…*刉衈者釁禮之事也用毛牲曰*刉羽牲曰衈…)(《四部叢刊初編》本では「*刏」)
𣲠歹4+水3=総画数7 U+23CA0 [セキ、ジャク/しお]
◆夜間(或いは夕)の太陽や月の引力によって生じる海水の定期的な満ち引き、昼間(或いは朝)は「潮チョウ(しお)」
𦍙歹4+羊6=総画数10 U+26359 [ショウ、ゾウ/]
◆死んだ(未婚の)女性の霊魂、同「𦍲」「【龍龕手鑑:卷四:歹部第二十二:𦍙】音祥女鬼」「【漢語大字典::】《可洪音義》音祥。女鬼。《可洪音義》巻二十三《陀羅尼雑集》第八巻音義:"𦍙、女鬼也、女未嫁而死曰𦍙。"」
◆山名「【山海經:東山經】又東次三經之首曰尸胡之山北望𦍙山(音詳)其上多金玉其下多棘有獸焉其狀如麋而魚目名曰妴胡(音婉)其鳴自䚯」
𨚌歹4+邑3=総画数7 U+2868C [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:邑部第十一:𨚌】舊藏作邪郭迻俗丁禮反」
歹4+食9=総画数13 U+98F1 [ソン/] 飧𩚏𩛈
◆夕食、夕食に出される料理、朝食は「饔」
◆粥(かゆ)、米・麦などの穀物を多めの水で炊いたり或いは煮たりして柔らかくしたもの
𪗈歹4+齊14=総画数18 U+2A5C8 [セイ、ザイ/] 𪗅
◆病む、病(やまい)
𣦵歹5+0=総画数5 U+239B5 [ガツ、ガチ/]
◆(禽獣などが獲物を食い尽くした後に、或いは肉を削ぎ取った後に、或いは朽ちた後に)残った骨、同「歹」
𦬿𣦵5+艸3=総画数8 U+26B3F [未詳/]
◆未詳「【正字通:申集上:艸部:𦬿】同𦳋㴑原𦳋篆作𦬿…」
歹4+1=総画数5 U+6B7A [ガツ、ガチ、タイ/]
◆(禽獣などが獲物を食い尽くした後に、或いは肉を削ぎ取った後に、或いは朽ちた後に)残った骨、同「𣦵」「𡰮」「𠔆」「【說文解字注:歺部:歺】𠛱骨之殘也(刀部曰𠛱分解也殘當作㱚許殘訓賊㱚訓餘…)」
◆悪い、正道セイドウ(正しい道・行い)に反する、また外れる(「𣦶」の俗用)
◆がつ、がつへん、かばね、かばねへん、いちた、いちたへん、部首名
筆順
𡛝歺5+女3=総画数8 U+216DD [サン/] 㛑𡛒
◆(女性が)美しいさま
𢀸歺5+己3=総画数8 U+22038 [未詳/]
◆未詳
注解:「【字彙:申集:艸部:{⿲艹(⿰歺匕)开}】{⿲艹𢀸廾}本字説文从{⿰歺匕}在茻中一其中所以薦之者會意六書正譌俗作{⿲艹𢀸廾}非」とあり、「死」の俗字か?
𣱞歺5+气4=総画数9 U+23C5E [キ、ケ/] 刏刉𣱚𣱕
◆刺(さ)す、ぐっと刺し入れて割(さ)く、刺し殺す、同「刲」
◆犬やヒツジ(羊)などの毛のある生贄(いけにえ)の耳の血を器物に塗(ぬ)る、またその祭礼、羽のあるにニワトリ(鶏)などを生贄にする祭礼を「衈ジ」、「神の耳に願い事が届くように」の意「【周禮《士禮居黃氏叢書》本:卷第七:夏官司馬第四】而掌珥于社稷祈于五祀(…*刉衈者釁禮之事也用毛牲曰*刉羽牲曰衈…)(《四部叢刊初編》本では「*刏」)
𦍲歺5+羊6=総画数11 U+26372 [ショウ、ゾウ、ヨウ/]
◆死んだ(未婚の)女性の霊魂、同「𦍙」「【類篇:歺部:𦍲】徐羊切女鬼一曰殘也又弋𠅙切創也」「【康熙字典:未集中:羊部:𦍙】同𦍲詳𦍲字註」
◆残、未詳
◆傷(きず)、同「創」「痒」
𦘖歺5+聿6=総画数11 U+26616 [シ/]
◆棺桶を納めるために掘った穴
◆本葬までの間仮に埋葬する
𦚛歺5+肉6=総画数11 U+2669B [サン、ザン、ゲツ/] 㱚𣧻
◆禽獣キンジュウ(鳥類と獣類)の食べ残し、同「䏼」
𩛈歺5+食9=総画数14 U+296C8 [ソン/] 飧𩚏飱
◆夕食、夕食に出される料理、朝食は「饔」
◆粥(かゆ)、米・麦などの穀物を多めの水で炊いたり或いは煮たりして柔らかくしたもの
刀部
夕部
歹4+2=総画数6 U+6B7B [シ/し・ぬ] 𣦾𣦸𣦹𣧇𠒁𠑾
◆細って尽(つ)きる
◆精気セイキがなくなる
◆動かなくなる、用を成(な)さなくなる
◆命が尽きる、天寿テンジュ(天から授かった寿命)を全(まっと)うすることなく命を失う、天寿を全うしての死を「終」「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」「【周禮注疏:天官冢宰】凡民之有疾病者分而治之死終則各書其所以而入于醫師(《注》少者曰死老者曰終…《疏》…少者則曰死似不得壽終然故曰死老者則曰終謂雖治不愈似得壽終故曰終也…)」
◆命を懸(か)ける、「死を賭トす」の意
筆順
死6+土3=総画数9 U+3638 [サ、ザ、ソウ/]
◆葬(ほうむ)る、遺体を土に埋める、同「葬」
死6+尸3=総画数9 U+5C4D [シ/しかばね、かばね]
◆(横たわった)死体、同簡「尸」
筆順
𣩾死16+歹4=総画数20 U+23A7E [コウ/]
◆諸国の君主や領主の死「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」
◆「𣩾𣩾コウコウ」、たくさんの虫が群れ飛ぶ時の音
死6+比4=総画数10 U+6BD9 [ヘイ、ベ/たお・れる]
◆疲れてぼろぼろになる、ぼろぼろになって使いものにならなくなる、同「弊」
◆ぐったりして倒れる、死ぬ、同「獘」
死6+自6=総画数12 U+81F0 [シュウ、シュ/]
◆不快な臭(にお)い、嫌(いや)な臭い、同「臭」
𧵲死6+貝7=総画数13 U+27D72 [ボウ、モ、ム/] 貿𧴵𧶝𧶻𧵍贸
◆金品を交換する、売買する、交易する、またそれによって利益を得る
𩫓死6+高10=総画数16 U+29AD3 [コウ/]
◆枯(か)れる、水分を失って乾涸(ひから)びる、同「槀」
𣦼歹5+2=総画数7 U+239BC [サン、ザン/] 𣦻
◆穿(うが)つ「【字彙:辰集:歹部:𣦻】昨于切音殘{⿰𣦵攵}穿也𣦼與上同…」
𠡡𣦼7+力2=総画数9 U+20861 [サン、ザン/] 𠡹
◆切る、削(そ)ぐ、傷付ける
𣦼7+女3=総画数10 U+36D1 [サン/] 𡛒𡛝
◆(女性が)美しいさま
𢂺𣦼7+巾3=総画数10 U+220BA [セン/]
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「幓」「㡑」「【方言:第四】絡頭帞頭也(音貊)紗繢䰎帶(羌位反)䰂帶(音菜)𢂺(音綪亦千)㡋(於怯反)幧頭也自關以西秦晉之郊曰絡頭南楚江湘之間曰帞頭自河以北趙魏之間曰幧頭或謂之𢂺或謂之㡋其遍者謂之䰎帶(今之偏曡幧頭也)或謂之䰂帶(䰂亦結也)覆結謂之幘巾或謂承露或謂之覆䰂(結籠是也)皆趙魏之間通語也」
𣦼7+米6=総画数13 U+7CB2 [サン/] 𥹏𥺤
◆よく搗(つ)いて真っ白にした米
◆真っ白なさま、白く光るさま
◆明らかな、明白な
筆順
𣦼7+韭9=総画数16 U+97F0 [カイ、ゲ/] 𩐂
◆「韰惈カイカ」、果敢カカンなさま、押し止めようとするものを撥(は)ね除(の)けて(思い切って)決断・実行するさま、同「㒠惈」
𣦼7+食9=総画数16 U+9910 [サン/] 𩜨䬸湌飡
◆食べ物や飲み物、飲み食いする
◆食事、食事をする
筆順
𣦼7+魚11=総画数18 U+4C57 [サン/] 𩽐𩼇𩾍
◆ウグイ(鯎・石斑魚)やアユ(鮎・香魚・年魚)などに似た小形でやや細身のコイ科の淡水魚、カワヒラ類、学名Hemiculter leucisculus、別名「白鰷ハクジョウ」「白鱎ハクキョウ」
𣧄歹4+3=総画数7 U+239C4 [ギツ、ゴチ/]
◆川が流れるさま
𣧄7+木4=総画数11 U+3B6E [サツ、サチ/]
◆指の間に円柱形の木の棒を挟(はさ)んで縛る刑、またその棒、「桚指サッシ」、俗「拶指」「【清稗類鈔(テキスト版):兵刑類:五刑】…桚指,用之於婦人,以圓木五根為之,各長七寸,徑圓各四分五釐」
𣧄7+水3=総画数10 U+3CE8 [サツ/] 𣴖
◆水しぶき、飛沫、水しぶきが降りかかる、水しぶきが飛び散る、同「濺」
歹4+5=総画数9 U+6B84 [テン、デン/] 𣧢𣧠𣦺
◆尽きる、全てを出し切る、絶える、後に何も残らなくなる
筆順
𧍿殄9+虫6=総画数15 U+2737F [テン、デン/]
◆「蝘𧍿エンテン」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などを含むトカゲ亜目の爬虫類、別名「蝘蜓エンテイ」
殄9+食9=総画数18 U+992E [テツ、テチ/]
◆貪(むさぼ)る、貪り食う、食べ物を余すところなく欲しがる、また必要以上に欲しがる、財は「饕」
◆「饕餮トウテツ」◇財を貪り食を貪るさま、貪欲なさま、またそのような人◇怪獣の名、貪食タンショク・ドンショクで凶悪だという、またそれを彫り込んだ器(「貪食であることから邪気さえも喰ってしまう」の意のようである)
筆順
歹4+7=総画数11 U+6B8D [ヒョウ、ビョウ、ヒ、ビ、フ/] 𣧶𣨈𦖀
◆飢え死にする、餓死した人
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「莩」「𦭼」
筆順
𦹡殍11+艸3=総画数14 U+26E61 [ヒョウ、ビョウ/]
◆草木が枯れる、枯れ落ちる、同「𦭼」「莩」
𣨑歹4+7=総画数11 U+23A11 [エイ、アイ/たお・れる、たお・す] 殪𡔸𣩉
◆死ぬ、倒れる
◆殺す、倒す
◆命が尽きる、絶える、尽きる
𡔸𣨑11+土3=総画数14 U+21538 [エイ、アイ/たお・れる、たお・す] 殪𣨑𣩉
◆死ぬ、倒れる
◆殺す、倒す
◆命が尽きる、絶える、尽きる
歹4+8=総画数12 U+6B98 [サン、ザン/のこ・る、のこ・り、のこ・す]
◆傷付ける、害ガイする、壊(こわ)す
◆踏(ふ)み付けにする、平気で人に危害を加える
◆酷(むご)い
◆必要なものを取り除いた余り、必要なものを満たすために不足している分量
筆順
殘12+竹6=総画数18 U+4254 [サン/] 𥴷
◆竹を切り削り細長くしたもの、竹籤(たけひご)、同「籤」「𥵞」
食部
歹4+11=総画数15 U+6BA2 [テイ、タイ/]
◆極めて困難な
◆留(とど)まる
◆気ままにさせる
𢤔殢15+心4=総画数19 U+22914 [未詳/] 𢤅
◆未詳「【玉篇:卷八:心部第八十七:𢗊】呼介切不和皃說文忽也懘同上又尺制切𢛈懘音不和也𢤔同上」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:滯懘慸𢤅】音敗不和也或」
◆未詳「【讀書後:卷一:書呂不韋黃歇傳後】…韓非子以一富貴之𢤔而積慮處事…」「【弇州續稿:卷一百三十五:墓碑:中順大夫應天府府丞道山凌公墓碑】…吾乘命往而若以兒女子態𢤔我何為呼…」
歹4+11=総画数15 U+6BA4 [ショウ/]
◆未成人(十九歳以下)の死、早死にする、夭折(ヨウセツ)する、十九歳から十六歳までの死を「長殤」、十五歳から十二歳までを「中殤」、十一歳から八歳までを「下殤」、合わせて「三殤」という、八歳に満たない死を「無服の殤」「【儀禮經傳通解:儀禮經傳通解續卷一】傳曰…年十九至十六為長殤十五至十二為中殤十一至八歳為下殤不滿八歳以下為無服之殤」
筆順
𧀫殤15+艸3=総画数18 U+2702B [トウ/]
◆「蓫𧀫・蓫䓪チクトウ」、ヤマゴボウ(山牛蒡)、ヤマゴボウ科の草、別名「蔏𦸐・商陸ショウリク」「蔁柳ショウリュウ」「莧陸カンリク」「當陸トウリク」「馬尾バビ」 {ヤマゴボウ}


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