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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 石部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 石部] [部首索引]


石5+0=総画数5 U+77F3 [セキ、ジャク、コク、シャク/いし] 𥐘䂖
◆地殻を構成する鉱物で硬(かた)く塊(かたまり)状をしたもの、堅く塊状をしたもの、多く岩(いわ、山のように大きな石)よりも小さく、砂(すな、小さな粒状の石)よりも大きい塊を指す
◆それに文字を彫り込んだもの、碑ヒ(いしぶみ)
◆またそれを使った治療用の針、砭ヘン(いしばり、石針)
◆またそれを使った打楽器、磬ケイ
◆硬い、使いものにならない
◆容量の単位、1石=10斗 {各種単位}
◆重量の単位、1石=4鈞=120斤 {各種単位}
◆いし、いしへん、部首名
筆順
石5+乙1=総画数6 U+4E6D [돌トル/]
◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字、地名・人名などに使われる
石5+人2=総画数7 U+4F66 [未詳/]
◆未詳
石5+力2=総画数7 U+52AF [ショ/]
◆力が強い
𡇈石5+囗3=総画数8 U+211C8 [トウ、ドウ/]
◆石が砕(くだ)ける音、同「𡇵」
石5+土3=総画数8 U+5767 [セキ、シャク/]
◆建物の基礎、土台
𡊵石5+土3=総画数8 U+212B5 [タ、ダ/] 堶𥓿𤭨
◆飛甎戲ヒセンギ(瓦や石などを投げて競うゲームgame)に使う平たい石、「飛甎戲」は【漢語大辞典】が【俗言】を引いて「水切り(水面に向けて平たい石を投げて跳ねさせる遊び)」という、同「砣」「𤬾」「【漢語大字典:土部:堶】…明楊慎《俗言・抛堶》:"宋世寒食有抛堶之戯、兒童飛瓦石之戯、若今打瓦也。"」
石5+女3=総画数8 U+59AC [ト、ツ/ねた・む]
◆自分と比較して他人がより美しい・可愛がられる・幸せである・優れていることなどを羨(うらや)み憎(にく)らしく思う、焼餅(やきもち)を焼く(妬く)、また妻(女性)のその様子、「嫉妬シット」「妬忌トキ」「妬媢トボウ」
筆順
石5+宀3=総画数8 U+5B95 [トウ、ドウ/] 𥥔
◆石室セキシツ(いしむろ)、岩屋(いわや)、洞穴ドウケツ(ほらあな)、同「雼」
◆やり過ごす、先延(さきの)ばしにする
◆気ままに振る舞う、勝手気儘(かってきまま)なさま、同「蕩」
筆順
石5+山3=総画数8 U+5CA9 [ガン、ゲン/いわ]
◆山のように高く聳(そび)える石、ごつごつした大きな石、同「巖」
筆順
𡶌石5+山3=総画数8 U+21D8C [ヒ、ビ/]
◆地名、また人名用字「【(道德)玄經原旨發揮:卷下:西遊章九】…南連積石山𡶌水泉…」「【弁山小隱吟錄:卷二】…贈相士王雲𡶌…僧溥雨𡶌贊…」
𡶪石5+山3=総画数8 U+21DAA [カン/]
◆岩山の洞穴(ほらあな)「【通雅:卷四十九:桂海雜字】𡶪(音磡)山石之巖窟也」
𡻦石11+山3=総画数14 U+21EE6 [未詳/]
◆未詳「【正字通:寅集中:山部:𡻦】」舊註古文若字按古文从芔从右無从𡷈从石者𡷈卽芔之譌石卽右之譌也…」
石5+手3=総画数8 U+62D3 [タク/ひら・く] 𢷌𢸨𢫳
◆切り開く、押し広げる、広げる
◆凹凸があるものに紙を当て上からたんぽ(綿などを丸め棒の先に取り付け墨を含ませたもの)で叩きながら文字や絵柄を写し取る、石摺(いしずり)、同「搨」
筆順
石5+斤4=総画数9 U+65AB [シャク/]
◆斧(おの、振り下ろしてものを切る刃物)などで叩(たた)き切る
◆(振り下ろすようにして或いは叩き付けるようにして堅いものに刃物などを)ずばっと切り入れる、またぐさっと刺し入れる、同「斸」「𠜳」
筆順
𦚈石5+月(肉)4=総画数9 U+26688 [タク/]
◆腹が膨れるさま、腹が膨れているさま「【類篇:卷十二:肉部:𦚈】都故切廣腹也又闥各切𦚈脪畜水腸一曰腹大皃」
◆「𦚈脪タクキ」、牛馬などの家畜の小腸「【廣韻:上平聲:卷第一:脂第六:絺:脪】𦚈脪牛馬子腸」「【類篇:卷十二:肉部:𦚈】𦚈脪畜水腸」
石5+木4=総画数9 U+67D8 [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
筆順
石5+水4=総画数9 U+6CAF [サツ/] 𣸐
◆水が激しく石に打ち当たるさま
石5+水3=総画数8 U+6CB0 [タク/]
◆落ちる
◆滴る
◆赤褐色
石5+水4=総画数9 U+6CF5 [ソウ、ゾウ/]
◆ポンプpomp
◆水が石に激しく当たる
石5+火4=総画数9 U+70BB [セキ/]
◆「炻器セッキ」、水甕(みずがめ)などに用いる陶磁器の一種
石5+牛4=総画数9 U+3E34 [쇼ショ/]
◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字、姓などに使われる「【芝峯類說:卷十七:雜事部:姓族】東方僻姓星州有㸴氏㸴音小蓋方言呼牛爲小故也…」「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】㸴。【音쇼。姓也。見李芝峯《睟光類說》。】」
石5+石5=総画数10 U+7833 [ラク/]
◆石がぶつかり合う音
石5+示5=総画数10 U+794F [セキ、ジャク/]
◆宗廟に置く位牌や霊璽などを納める石製の蓋付きの箱
石5+禾5=総画数10 U+4137 [セキ、ジャク/]
◆穀物の量を表す単位、同「石」、1䄷=1石=120斤 {各種単位}
𥥔石5+穴5=総画数10 U+25954 [トウ、ドウ/]
◆石室セキシツ(いしむろ)、岩屋(いわや)、洞穴ドウケツ(ほらあな)、同「雼」
◆やり過ごす、先延(さきの)ばしにする
◆気ままに振る舞う、勝手気儘(かってきまま)なさま、同「蕩」
石5+衣5=総画数10 U+88A5 [タク/] 𧘐
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣服)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衸」
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」)が大きく開いているさま「【說文解字通釋(說文解字繫傳):說文解字通釋卷第十六】袥衣衸從衣石聲臣鍇按字書袥張衣令大也他」
𧣔石5+角7=総画数12 U+278D4 [コク、ゴク/]
◆動物の角(つの)を加工(磨く・削る・整形するなど)する
石5+足7=総画数12 U+8DD6 [セキ、シャク/]
◆足の裏、同「蹠」
筆順
𨋓石5+車7=総画数12 U+282D3 [シャ/] 硨砗
◆「𨋓磲・車渠シャキョ・シャコ」、シャゴウガイ(車螯貝)、シャコガイ亜科のカキ(牡蠣)に似た二枚貝、食用とされる他、殻は装飾品などに加工され玉ギョク(美しく高貴な石)に次ぐものといわれる、別名「蛼螯シャゴウ」
𨒙石5+辵3=総画数8 U+28499 [コウ、グ、タク/]
◆出会う、同「逅」
◆託(たく)す、同「託」
石5+金8=総画数13 U+9250 [セキ、ジャク/]
◆「鍮鉐トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた、同「鍮石」
筆順
石5+雨8=総画数13 U+96FC [トウ、ドウ/]
◆石室セキシツ(いしむろ)、岩屋(いわや)、洞穴ドウケツ(ほらあな)、同「宕」
石5+魚11=総画数16 U+9B96 [/かじか]
◆[日]カジカ(鰍・鮖)、カジカ科の魚、別名「杜父魚トフギョ」
◆[日]地名用字、「鮖谷(かじかだに、新潟県岩船郡)」
筆順
石5+鳥11=総画数16 U+4CBD [セキ、ジャク/]
◆セキレイ(鶺鴒)、セキレイ科の鳥、別名「𪄉𪆫・雝𪆫ヨウキョ」「精列セイレツ」、同「雃」
𪔑石5+鼓13=総画数18 U+2A511 [未詳/]
◆未詳「【類篇:石部:𪔑】蒲孟切𥖬𪔑石聲」「【字彙:亥集:鼓部:𪔑】疑甏字之譌」「【正字通:亥集下:鼓部:𪔑】𪔐字之譌」
石5+鼠13=総画数18 U+9F2B [セキ、ジャク/]
◆ムササビ(鼺鼠、リス科ムササビ属)やモモンガ(鼯鼠、リス科モモンガ屬)などの滑空する哺乳類、別名「五技鼠ゴギソ」「鼫鼠・石鼠セキソ」「【爾雅注疏:釋獸】…鼫鼠(《註》形大如鼠頭似兔尾有毛青黃色好在田中食粟豆關西呼爲鼩鼠見廣雅…)」「【太平御覽:卷第九百一十一:獸部二十三:鼠】詩義疏曰尔雅鼫䑕許慎云五𠆸䑕也今之河東有石䑕大能人立交前兩腳於頭上跳善鳴食人禾稼逐則走入樹空中亦有五𠆸或謂雀䑕其形大故云石䑕也」
山部
石5+4=総画数9 U+409D [タク、チャク/]
◆(とんとんと短く繰り返し)ぶつける、また打ち付ける、またその音、同「矺」「磓」「【廣韻:入聲:盍第二十八:㿴:矺】擲地聲又竹亞切亦作䂝」
𠷠䂝9+口3=総画数12 U+20DE0 [ケイ、ケ/ひら・く] 啓啔𠶳啟唘
◆閉じていた戸や門を押し開く、押し広げる、覆っていたものを取り払って明け放つ、同「启」
◆開(ひら)ける、明(あ)ける、明るくなる、同「启」
◆覆われていて見えなかったところを開(ひら)いて見せる、知らなかったこと(ところ)を教え示す
◆跪(ひざまず)いて申し上げる、謹んで申し上げる
石5+4=総画数9 U+409E [シャ/]
◆ハリグワ(針桑)、クワ科ハリグワ属の木、同「樜」 {ハリグワ}
◆「柘黄シャコウ」、ハリグワ(針桑)から作るやや赤みを帯びた黄色の染料、天子が着る服を染めるという
𥦼䂞9+穴5=総画数14 U+259BC [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷四:穴部第二十:𥦼{⿱穴⿸尸䂞}】二俗之夜反正作柘字」
斤部
水部
石5+4=総画数9 U+7805 [レイ、ライ/]
◆水面に出ている石を伝いながら川を渡る、同「濿」
𣸐砅9+水4=総画数13 U+23E10 [サツ/]
◆水が激しく石に打ち当たるさま
𥔨砅9+石5=総画数14 U+25528 [サツ、サチ/]
◆隙間がない程までに近づく、また近くに寄せる、同「拶」
石5+4=総画数9 U+7809 [ケキ、キャク、カク、キャク/] 𥒐𥒠
◆「ばりっ」「べりっ」「ぼきっ」などの裂けたり割れたりする時の大きな音、同「剨」
◆「砉然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「騞然」「𩦐然」
砉9+刀2=総画数11 U+5268 [カク、キャク/]
◆「ざくっ」などの刀で裂いたり割ったりする時の大きな音、同「砉」「騞」
砉9+水3=総画数12 U+6E71 [カク、キャク/]
◆波が激しくぶつかり合う音
𤊴砉9+火4=総画数13 U+242B4 [カク、キャク/] 𤎃
◆火が赤々と輝くさま、同「焃」
砉9+馬10=総画数19 U+9A1E [カク、キャク/] 𩥟
◆「ざくっ」「ぶつっ」などの刀で裂いたり割ったりする時の大きな音、同「砉」「剨」
◆「騞然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「砉然」「𩦐然」
石5+4=総画数9 U+780F [フン/]
◆「砏磤フンイン」、石がぶつかり合う大きな音、雷のような辺りに響(ひびき)き渡る大きな音
◆「砏汃フンヒン」、石に波が激しく打ち当る大きな音「【張河間集:卷之二:南都賦】…流湍投濈砏汃輣軋…」
𩃼砏9+雨8=総画数17 U+290FC [フン/]
◆霧や雲などのように空中を漂う細かい水滴、同「氛」「雰」
石5+4=総画数9 U+7814 [ケン、ゲン/みが・く、と・ぐ]
◆(石を使って)磨(みが)く、擦(こす)って表面を平らにする、同「揅」
◆硯(すずり)、硯で墨を磨(す)る
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「揅」
筆順
研9+手4=総画数13 U+63C5 [ケン、ゲン/] 𥓨
◆研(みが)ぐ、磨(みが)く、同「研」「揧」
◆技術や学問に磨きをかける、またより深く究める、同「研」
研9+米6=総画数15 U+4299 [ケン、ゲン/]
◆米を研(と)ぐ、磨(みが)く、同「𥻌」「【廣雅:卷三:釋詁】羞礪䊙(研)𤒆(孰)也」
𨨵研9+金8=総画数17 U+28A35 [ケイ、ギョウ/] 銒鈃钘
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「𦈨」
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜などを煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「鉶」
石5+5=総画数10 U+7833 [ラク/]
◆石がぶつかり合う音
砳10+石5=総画数15 U+78CA [ライ/] 𥗉
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「磊落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま
筆順
𥑟石5+5=総画数10 U+2545F [ト/]
◆未詳「【字彙補:午集:石部:𥑟】當故切音肚義未詳」「【漢語大字典:石部:𥑟】【中華字海:石部:𥑟】同"蠹"」
𥑟10+木4=総画数14 U+69D6 [タク/] 橐𢅍𢄿
◆筒(つつ)状で両端共に開いている袋、中に物を入れて両端を縛(しば)る袋、同「㯻」、開け口が一つの袋を「囊ノウ(ふくろ)」
◆鞴(ふいご)、風を送り出して火を熾(おこ)す革製の袋、またその装置
◆「橐駝タクダ」、ラクダ(駱駝)、ラクダ科の哺乳類
𩥟𥑟10+馬10=総画数20 U+2995F [カク、キャク/]
◆「ざくっ」「ぶつっ」などの刀で裂いたり割ったりする時の大きな音、同「砉」「剨」
◆「𩥟然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「砉然」「𩦐然」
石5+6=総画数11 U+7826 [サイ、ザイ/とりで] 𡎵𥓽𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
筆順
𡎵砦11+土3=総画数14 U+213B5 [サイ、ザイ/とりで] 砦𥓽𡍥
◆柵を巡(めぐ)らせて囲ったところ、家畜の飼育場や村落の囲い、同「寨」
◆周囲に柵や土塁・石垣を巡らせたところ、外敵の侵入を防ぐための構築物、兵士が宿営するところ、同「寨」
𥒐石5+6=総画数11 U+25490 [ケキ、キャク、カク、キャク/] 砉𥒠
◆「ばりっ」「べりっ」「ぼきっ」などの裂けたり割れたりする時の大きな音、同「剨」
◆「𥒐然カクゼン」、さっと、あっという間に、一瞬のうちに、同「騞然」「𩦐然」
𣼤𥒐11+水3=総画数14 U+23F24 [未詳/]
◆未詳
注解:「湱」の異体字か?
石5+7=総画数12 U+7860 [ロウ/]
◆石がぶつかり合う音
◆「硠硠ロウロウ」◇石が転がりながらぶつかり合う音の形容◇大きな音の形容◇石の堅いさま
◆「硠礚、硠磕ロウカイ、硠硠礚礚ロウロウカイカイ」、辺りに響き渡る大きな音の形容「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳】…礧石相擊硠硠礚礚若雷霆之聲聞乎數百里之外…」「【駢體文鈔:卷一:銘刻類:溫鵬舉寒陵山寺碑】…硠硠礚礚如激水之投深谷」
𦺫硠12+艸3=総画数15 U+26EAB [ロウ/]
◆「𦺫𦿆ロウトウ」、ヒヨス(菲沃斯)、ナス科ヒヨス属の草、毒草であるが薬草としても利用される、同「䕞𦿆・莨菪」、別名「𦶐萃キョウスイ」 {ヒヨス}
石5+8=総画数13 U+7893 [タイ/うす]
◆米などを搗(つ)く石製の杵(きね)、またその杵と臼(うす)を総じた装置(唐臼からうす、踏み臼)、またそれで搗く
筆順
𡽛碓13+山3=総画数16 U+21F5B [スイ/]
◆山が高いさま「【字彙補:寅集:山部:𡽛】子累切音醉山高貌」
石5+9=総画数14 U+7891 [ヒ/いしぶみ] 碑𥓓
◆石柱セキチュウ、日時計(ひどけい)用の石柱、犠牲ギセイ(いけにえ)を繋(つな)ぐために宗廟ソウビョウの門の前に立てる石柱、棺(ひつぎ)を穴の中に降(お)ろす際に縄(なわ)を掛けたりなどする石柱
◆いしぶみ、功績を称(たた)えたり記念などのために文章や文字を彫り込んで建てた板状の石
筆順
𥵔碑13+竹6=総画数19 U+25D54 [배ベ/]
◆[韓]未詳
石5+9=総画数14 U+78AD [トウ、ドウ/]
◆美しい紋様の入った石
◆(水が)揺れて飛び散る
◆「芒碭・𡵀碭ボウトウ」、山名、河南省商丘市永城市 {河南省}
𦿆碭14+艸3=総画数17 U+26FC6 [トウ、ドウ/]
◆「䕞𦿆・𦺫𦿆ロウトウ」、ヒヨス(菲沃斯)、ナス科ヒヨス属の草、毒草であるが薬草としても利用される、同「莨菪」、別名「𦶐萃キョウスイ」 {ヒヨス}
◆「蒗𦿆渠ロウトウキョ」、古代の運河の名、現河南省鄭州市・開封市から周口市付近に及ぶ運河、同「蒗蕩渠」「浪湯渠」「【漢書(前漢書):卷二十九:溝洫志第九】…地理志河南郡滎陽縣有狼湯渠首受泲東南至陳入潁過那四行七百八十里…」「【水經注:卷二十三:陰溝水】…濟瀆東南至大梁合蒗𦿆渠梁溝既開蒗𦿆渠故瀆寔兼隂溝浚儀之稱故云出陽武矣…故經云隂溝出蒗𦿆渠也…隂溝始亂蒗𦿆終别于沙而濄水出焉…」 {河南省}
石5+10=総画数15 U+78CA [ライ/] 𥗉
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「磊落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま
筆順
磊15+刀2=総画数17 U+350F [レキ、リャク/]
◆切って開く、切り裂(さ)く
𡾏磊15+山3=総画数18 U+21F8F [未詳/]
◆未詳「【漢語大字典:山部:𡾏】【中華字海:山部:𡾏】同"岩"」
𢋧磊15+广3=総画数18 U+222E7 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:广部:𢋧】落猥切音壘歷病也」
磊15+手3=総画数18 U+3A61 [ラ/]
◆「掗㩡アラ」、揺(ゆ)らす、振(ふ)る、振るう、振り回す
磊15+木4=総画数19 U+3C01 [ラ/]
◆「㰁椏ラア」、木が斜(なな)めに傾(かたむ)いているさま
𤻳磊15+疒5=総画数20 U+24EF3 [ラ、ライ/] 瘰𤼠𤻗
◆「𤻳癧ラレキ」、リンパ節lymph node炎、リンパ節の炎症が原因で(多く首に)できる腫れ物(はれもの)
◆「瘯𤻳ソクラ」、疥癬虫カイセンチュウや白癬菌ハクセンキンなどによって引き起こされる痛みと痒(かゆ)みを伴う皮膚病
𥗉磊15+石5=総画数20 U+255C9 [ライ/]
◆石がごろごろしているさま、たくさんの石が連なり重なり合っているさま、同「磥」「礌」
◆「𥗉落ライラク」、おおらかで小さなことに拘(こだわ)らないさま
𥗐磊15+石5=総画数20 U+255D0 [未詳/]
◆未詳
磊15+艸3=総画数18 U+85DE [ラ/]
◆「藞䕢ラサ」、未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:藞】力瓦切藞䕢不中皃」「【范香溪先生文集:卷九:贈淸鑒上人】…我來古寺長松下邂逅解包逢藞䕢尚看秀色帶峨眉墨玉貫珠常在把…」「【漢語大字典:艸部:藞】[藞䕢]1.不中貌…2.粗率、不检点」
𨏒磊15+車7=総画数22 U+283D2 [ラク/] 𨏲
◆車輪が転がる「ごろごろ」「がらがら」という音
石5+10=総画数15 U+78CB [サ/]
◆(象牙や玉などを)削り磨(みが)く、削り磨いて目的の形に仕上げる、学問や技芸などに磨きをかける、「切磋セッサ」
筆順
磋15+艸3=総画数18 U+4562 [サ、シャ/]
◆「藞䕢ラサ」、未詳「【玉篇:卷十三:艸部第一百六十二:藞】力瓦切藞䕢不中皃」「【范香溪先生文集:卷九:贈淸鑒上人】…我來古寺長松下邂逅解包逢藞䕢尚看秀色帶峨眉墨玉貫珠常在把…」「【漢語大字典:艸部:藞】[藞䕢]1.不中貌…2.粗率、不检点」
鳥部
石5+11=総画数16 U+78DF [リク、ロク/]
◆「硣磟コウリク」、山が競(きそ)うように高く聳(そび)え立つさま「【何水部集:渡連圻】…絕壁駕崚嶒硣磟上爭險…」
◆「磟碡ロクドク」、田畑の土を平らに均(なら)すための農具、筋状の凹凸を施した円柱形の石(或いは木)に軸を通し、これを引いて転がす、整地用のローラーroller、同「䃙碡・碌碡」、この「磟碡」と構造はほぼ同じで(筋状の凹凸ではなく)突起や凹凸を施した農具を「礰礋レキタク」という「【農政全書:卷二十一:農器:圖譜一】磟碡又作䃙碡陸龜蒙耒耜經云耙而後有磟碡焉有礰礋焉自爬至礰礋皆有齒磟碡觚棱而咸以木為之堅而重者良(図あり)
𡫱磟16+宀3=総画数19 U+21AF1 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:寅集:宀部:𡫱】同𥗀」
石5+11=総画数16 U+78E8 [バ、マ/みが・く、と・ぐ、す・る] 䃺𥖤𢉳
◆研(みが)く、擦(こす)り合わせる、石や玉ギョク(美しく高貴な石)を擦って形を整える、また表面を滑らかにする
◆石臼(いしうす)、回転させながら穀物などを粉砕する道具、また石臼ですり潰す、同「磑」
◆擦(す)り減る、消耗する
筆順
磨16+口3=総画数19 U+56B0 [バ、マ/]
◆「モォァ」などの音オンを表す漢字(音写字)「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…𡃳𡂂、𠮡貯、嚰■〈口㝉〉、■〈口目〉𠱃哩、驢𠱃、…」
磨16+石5=総画数21 U+7933 [マ/]
◆「礳石渠マセキキョ」、地名、山西省にあるというが未詳
◆未詳「【太倉稊米集:卷三十六:北湖暮春十首】韋郎詩淡少人傳貪㸔仙書不愛眠閒礳小團新樣月撥灰重試古龍涎」
◆砕いた石や瓦などで磨(みが)く、洗う「【集韻:卷三:平聲三:麻第九:㼮】㼮㼽礳垢也」
磨16+耒6=総画数22 U+8031 [バ、マ/]
◆土を砕(くだ)き均(なら)す農具、「耕耙耱コウハバ」
磨16+艸3=総画数19 U+8611 [ボ、モ/] 𧀋
◆「蘑菇モク」、ハラタケ(原茸)、ハラタケ科のキノコ(茸)
筆順
磨16+食8=総画数24 U+995D [ボ、モ/]
◆小麦粉や米粉など(日本では糯米)に水を加えて捏(こ)ね平らにした食べ物、同「餅」
◆「饝饝モモ」、小麦粉などを捏(こ)ねて作った皮に餡アンを詰めた食べ物、「小籠包シャオロンバァ・ショウロンポウ」「饅頭マントゥ・マンジュウ」「餃子チャオズ・ギョウザ」などに似たもので、主にチベットTibet地方・ネパールNepal地方などで食べられているものを指す、同「饃饃」「𩟠𩟠」
石5+12=総画数17 U+78FF [レキ、リャク/]
◆小石のぶつかり合う音の形容
𤃹磿17+水3=総画数20 U+240F9 [レキ、リャク/] 瀝𤁋沥
◆漉(こ)す、液体を目の細かい布などに通す
◆滴(したた)る、液体が水滴となってぽたぽたと落ちる
◆ぽたぽたと落ちる液体、滴(しずく)
石5+13=総画数18 U+7915 [ヘキ、ヒャク/] 𥗲
◆「礕礰ヘキレキ」、石の激しくぶつかり合う大きな音
𥗲礕18+石5=総画数23 U+255F2 [ヘキ、ヒャク/]
◆「𥗲礰ヘキレキ」、石の激しくぶつかり合う大きな音


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