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【K'sBookshelf】 [Flower in Season] |
表紙を飾った花です。
これらの花は、[花の名前小辞典]・[花の図鑑]でもご覧いただけます。
May/13/2012

「ヤマブキ【山吹、款冬、japanese kerria】」です。「山吹色」の語源ともなった、優しくきれいな黄色です。それに、葉の緑とのバランスが絶妙ですね。バラ科ヤマブキ属(一属一種なのだそうです)の五弁花ですが、稀に六弁になることがあります。また、「ヤマブキ」は晩春の季語ですが、夏から秋にかけて再び咲いているのを見かけることがあります。基本的に二度咲きするものなのか、狂い咲きなのかは、よく分からないのですが、・・・。「ヤマブキ」で思い出すのは「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき(兼明親王)」という句ですが、これは多分「ヤエヤマブキ」ではないでしょうか。「ヤエヤマブキ」は実をつけませんが、「ヤマブキ」は可愛らしい実をつけます。
May/5/2012

「コデマリ【小手毬、reeves spirea】」が咲き始めました。小さな白い花が塊になって、半円球状になります。これの形を毬に見立てて、「小さな手毬」の名が付きました。この花の塊が枝に沿って並びます。枝が細いので、重みで枝垂れますが、その姿も花も名前も、本当に可愛らしいですね。昨年は刈り込み過ぎたせいなのかどうか、あまり咲かなかったのですが、今年はぎっしりと咲いてくれました。あまり手をかけない方が良いのでしょうか?「コデマリ」に対して「オオデマリ【大手鞠、japanese snowball】」があります。ただ、小花が鞠状になるところは似ていますが、それ以外は似ていません。全体の印象は、むしろ、「アジサイ【紫陽花、hydrangea】に似ているでしょうか。
Apr/29/2012

少し前から「ハナズオウ【花蘇芳、chinese redbud】」が咲き始めました。マメ科特有の蝶形花で、枝を取り巻くように数本〜十数本の花枝を出し、その先に濃いピンクの花を咲かせます。その花の塊が枝に沿って並ぶさまは、それは綺麗ですよ。春に相応しい暖かい色ですね。近くの公園にも「ハナズオウ」が植えられていて、こちらは4-5m程もあるでしょうか、枝ぶりもそれは見事で、遠くからでもすぐに目に付きます。葉は花が咲いた後に出始め、咲き終わって暫くすると、10-15cm程のハート形になります。細い枝では、この大きな葉の重みでたわんでしまう程です。このピンク種の他に白花種があり、「シロバナハナズオウ【白花花蘇芳】」と呼ばれます。
Apr/15/2012

「ツルニチニチソウ【蔓日日草、bigleaf periwinkle】」が咲き始めました。花は4-5cm程、蔓性でよく伸びます。端正で形の良い五弁の花で、色合いも優しく、本当に可愛らしいですね。そういえば、花の形は同じキョウチクトウ科の「テイカカズラ【定家葛、japanese star jasmine】」によく似ています。近くに野生化したものも咲いていました。こちらは木の陰で薄暗いのですが、それでも、かなり力強く蔓を伸ばしています。日蔭などを厭わないのでしょうね。そういえば自宅のものもほとんど手を掛けることがありませんでしたが、毎年咲いてくれます。この種よりも小さく、花が半分ほどの「ヒメツルニチニチソウ【姫蔓日日草、common periwinkle】」があります。こちらも可愛らしいですよ。
May/16/2010

「ヤマガラシ【山芥子、american yellowrocket】」、別名「ミヤマガラシ【深山芥子】」です。アブラナ科特有の四弁花で、花は1.5cm程、草丈は30-50cm程でしょうか。「アブラナ【油菜、field mustard】」、通称「ナノハナ【菜の花】」によく似た花です。この二つは、花だけですと殆ど見分けられませんが、「ヤマガラシ【山芥子、american yellowrocket】」は葉が深く切れ込むことと、もう一つは、「ヤマ」「ミヤマ」の名が付くように、或る程度標高の高いところでよく見かける花で、低地では見かけることが少ない、ということでしょうか。低地ではもう春、山ではいよいよこれから春、という頃から咲き出します。温かな色合いですね。久し振りに思い出深い地を訪れた時に見掛けました。
Mar/21/2010

「マンサク【満作、japanese witch hazel】」です。分かりにくいのですが、四弁花で、茶色の部分は萼(がく)です。中には萼がほとんど赤に近いものもあり、山吹色の花とのバランスが絶妙ですね。写真の木は5mほどもあり、大変立派な木でした。そこには、その大きな木が、数本、並んで植えられていて、風が冷たい時にも、その辺りだけは、ひときわ明るく、暖かく居心地がよさそうに見えます。似た花に「シナマンサク」がありますが、「マンサク」よりも花弁が太めで長いことと、花の咲く頃にも枯葉が残っている(「マンサク」も残ることがあります)、ことなどから区別できます。最近はカメラを持ち歩くこともなくなりましたが、思わず家に戻ってカメラを持ち出し、久し振りにシャッターを切りました。
Feb/21/2010

「サクラ 'カワヅザクラ'【桜 '河津桜'、japanese flowering cherry 'Kawazuzakura'】」です。近くの公園で、(何時頃植えられたものなのでしょうか、まったく気付きませんでしたが)1月の末頃からピンクの花を咲かせています。あまりに早く咲き始めたものですから、これまで、何度も雪や雨に襲われ、心配しました。が、今日は少し気温も上がり、樹全体がピンク色に染まっていて、ホッとしました。近くを通る度に、この濃いピンクは「厳しさに耐え抜いたものだけに許される色」のように思われて、それだけに、ひとしお愛おしく感じられます。まだ暫くは、心和ませてくれるでしょう。この桜の出生地静岡県河津町でも、今が見頃だそうです。 愛する人へ 心を込めて <<献花>>
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