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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 龍部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林(非部首部別) 龍部] [部首索引]


龍16+0=総画数16 U+9F8D [リョウ、リュウ、ロウ/たつ] 㡣𢄫𢅛𥫈𥫆𥪢竜𥪖𥪐𥪑𦱉𦱸𠊋𠉒𢀀龙
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛リュウヒ(天子の即位)」「龍体リュウタイ(天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬シュンメ
筆順
龍16+人2=総画数18 U+5131 [ロウ、ル/]
◆「儱侗ロウトウ」◇判然としないさま、曖昧アイマイなさま◇いずれは成るであろう形になっていないさま、未成熟な(幼い、若い)さま、幼くまだ十分には智慧が身に付いていないさま、またそのような人「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」◇まっすぐなさま「【五燈會元:卷第十七】良久曰冬瓜直儱侗瓠子曲彎彎」
◆「儱倲ロウトウ」、弱く劣っているさま、弱って力が出ないさま
◆「儱偅リョウショウ」、足元が覚束(おぼつか)ないさま、行いが覚束ないさま、同「躘蹱リョウショウ」
𠖥龍16+冖2=総画数18 U+205A5 [チョウ、チュウ/] 寵宠
◆大切にする、大切に思う、可愛がる
◆お気に入り、「争寵ソウチョウ(気に入られようと競う)」
龍16+口3=総画数19 U+56A8 [ロウ、ル/] 咙𠺠
◆喉コウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)の途中から分かれて気管に通じる部分、喉笛(のどぶえ)
𡃡龍16+口3=総画数19 U+210E1 [ロウ、ル/]
◆大声
龍16+土3=総画数19 U+58DF [リョウ、ル、ロウ/] 壠垅垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
筆順
龍16+土3=総画数19 U+58E0 [リョウ、ル、ロウ/] 垅壟垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
龍16+宀3=総画数19 U+5BF5 [チョウ、チュウ/] 宠𠖥
◆大切にする、大切に思う、可愛がる
◆お気に入り、「争寵ソウチョウ(気に入られようと競う)」
筆順
龍16+山3=総画数19 U+5DC3 [ロウ、ル/] 巄𡾩
◆「巃嵸ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
龍16+山3=総画数19 U+5DC4 [ロウ、ル/] 巃𡾩
◆「巄嵸ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
𡾩龍16+山3=総画数19 U+21FA9 [ロウ、ル/] 巃巄
◆「𡾩嵸ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
徿龍16+彳3=総画数19 U+5FBF [ロウ/]
◆体を揺らしながら蹌踉(ろうそう、よろよろ)と歩くさま、「徿徸・躘蹱ロウショウ」
◆「徿㣚ロウトウ」、まっすぐに進むさま「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」
𢤱龍16+心3=総画数19 U+22931 [ロウ、ル/] 𢘙
◆「𢤱悷ロウレイ」、横暴オウボウなさま、暴(あば)れて手に負(お)えないさま「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿰忄(⿸戶夭)}悷】正郎計反𢤱悷拙惡也…」「【廣韻:上聲:董第一:曨:𢤱】𢤱悷不調」
龍16+手3=総画数19 U+650F [ロウ、ル/]
◆集まる、集まって一つになる
◆寄せる、引き寄せる
◆(琵琶ビワなどの弦楽器の奏法で、弦を)押さえる「【白氏長慶集:卷十二:琵琶行】輕攏(盧容切)慢撚(乃{⿰■㐱}切)抹復挑…」
◆梳(と)かす、髪を梳(す)き束ねる「【紅樓夢:第九十八囬】…亂着攏頭穿衣…」
𢸭龍16+手4=総画数20 U+22E2D [ロウ、ル/]
◆撃(う)つ、打つ、叩(たた)く
龍16+日4=総画数20 U+66E8 [ロウ、ル/]
◆薄暗くぼんやりしているさま、「曚曨ボウロウ・モウロウ」
◆「曈曨トウロウ」、陽の光が差し始めて少しずつ明るくなるさま
龍16+月4=総画数20 U+6727 [ロウ、ル/おぼろ]
◆月が霞(かす)んでぼんやりしていている、ぼんやりしてはっきりしない、「朦朧モウロウ」
注解:本字(U+6727)の偏は「つき」で「にくづき」の「𦢫(U+268AB)」とは別字 {漢字(月)}
筆順
𦢫龍16+月(肉)4=総画数20 U+268AB [ロウ、ル/]
◆肥(こ)えているさま、太っているさま「【玉篇:卷七:肉部第八十一:𦢫】力董切肥皃」
注解:本字(U+268AB)の偏は「にくづき」で「つき」の「朧(U+6727)」とは別字 {漢字(月)}
龍16+木4=総画数20 U+3C0D [ロウ、ル/]
◆部屋の窓まど
龍16+木4=総画数20 U+6AF3 [ロウ、ル/] 槞栊
◆木などを柵(さく)状に組んだ囲(かこ)い、獣(けもの)を閉じ込めるための檻(おり)
龍16+水3=総画数19 U+7027 [ロウ/たき] 泷滝
◆水の流れが速いさま、急流、早瀬(はやせ)
◆[日]高い所から川のように流れ落ちる水
筆順
龍16+火4=総画数20 U+7216 [ロウ/]
◆火、火を点(つ)ける
龍16+玉4=総画数20 U+74CF [ロウ、ル/]
◆雨乞いの際に使う龍が彫り込まれた玉器 {礼器}
◆「瓏玲ロウレイ」「玲瓏レイロウ」◇玉ギョク(美しく高貴な石)が触れ合う濁(にご)りのない澄(す)んだ音、澄んだ音や声が鳴り響くさま◇明るく透き通っているさま
筆順
𤮨龍16+瓦5=総画数21 U+24BA8 [ロウ、ル/]
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面の荒々しいところを削(けず)り取ってきれいにする、同「礱」
𤼃龍16+疒5=総画数21 U+24F03 [ロウ、ル/]
◆「𤼘𤼃ルイロウ」、病(やまい)「【集韻:卷七:去聲上:用第三:𤼃】𤼘𤼃病也」
◆耳で声や音が(よく)聞き取れない、耳が聞こえない、耳が遠い、またそのような人、同「聾」「【字彙:午集:疒部:𤼃】俗聾字」
龍16+目5=総画数21 U+77D3 [ロウ、ル/]
◆「矇矓モウロウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼうっとしているさま、同「朦朧」
龍16+石5=総画数21 U+7931 [ロウ、ル/] 砻礲
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
龍16+石5=総画数21 U+7932 [ロウ、ル/] 礱砻
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
龍16+穴5=総画数21 U+7AC9 [ロウ/]
◆孔、穴
龍16+竹6=総画数22 U+7C60 [ロウ、ル/かご、こ・める、こ・もる] 笼篭𦌼
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
筆順
𦌼龍16+网4=総画数20 U+2633C [ロウ、ル/かご、こ・める、こ・もる] 籠笼篭
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
𦒮龍16+羽6=総画数22 U+264AE [未詳/]
◆翼(つばさ)を羽ばたかせて飛ぶ「【字彙補:未集:羽部:𦒮】與飛音義同〇亦作{⿰龍羽}{⿱龍羽}」
龍16+耳6=総画数22 U+43CA [ロウ、ル/つんぼ] 聾聋𦗤
◆つんぼ、耳で声や音が(よく)聞き取れない、耳が聞こえない、耳が遠い、またそのような人
◆耳が聞こえず状況が分からない、状況が理解できない
◆「䏊唖ロウア」、耳で声や音が聞き取れないことと、意味を持つ言葉を発することができないこと
龍16+耳6=総画数22 U+807E [ロウ、ル/つんぼ] 聋䏊𦗤
◆つんぼ、耳で声や音が(よく)聞き取れない、耳が聞こえない、耳が遠い、またそのような人
◆耳が聞こえず状況が分からない、状況が理解できない
◆「聾唖ロウア」、耳で声や音が聞き取れないことと、意味を持つ言葉を発することができないこと
筆順
𦪽龍16+舟6=総画数22 U+26ABD [リョウ、リュウ/] 𦪿𦨩
◆未詳「【玉篇:卷十八:舟部第二百八十三:𦪿】音習以竹葉𦪿船也」「【廣韻:上平聲:鍾第三:龍:𦪽】小船上安蓋者」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𥱵䒁𦪿】覆船具」
注解:「𦪿」
𦪿龍16+舟6=総画数22 U+26ABF [リョウ、リュウ/] 𦪽𦨩
◆未詳「【玉篇:卷十八:舟部第二百八十三:𦪿】音習以竹葉𦪿船也」「【廣韻:上平聲:鍾第三:龍:𦪽】小船上安蓋者」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𥱵䒁𦪿】覆船具」
注解:「𦪿」
龍16+艸3=総画数19 U+8622 [ロウ、ル/]
◆オオケタデ(大毛蓼)、タデ科イヌタデ属の草、同「蘢薣ロウコ」「葒草コウソウ」「水葒スイコウ」「紅蓼コウリョウ」「天蓼テンリョウ」「【爾雅注疏:釋草】蘢天蘥(「天蘥」は「天蓼」の誤りかと思われる)「【爾雅注疏:釋草】紅蘢古其大者蘬(…《疏》舎人曰紅名蘢鼓其大者蘬…毛云蘢紅草也陸璣云一名馬蓼…郭云俗呼紅草爲蘢鼓…)(「紅草」は「葒草」、「馬蓼」は【本草図譜(岩崎灌園著)】によれば「イヌタデ(犬蓼)」) {オオケタデ}
◆草木が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま、草木が群がり入り乱れるさま、「蘢蓯・蘢葱ロウソウ」「蘢茸ロウジョウ」
筆順
龍16+虫6=総画数22 U+882A [ロウ、ル/]
◆赤く大きなアリ(蟻)の一種
◆「蠪姪・蠪蛭・蠪侄ロウシツ」、獣名、姿はキツネ(狐)に似て九頭九尾でトラ(虎)のような爪を持つという「【山海經:東山經】有獸焉其狀如狐而九尾九首虎爪名曰蠪姪(…)其音如嬰兒是食人」
◆「蠪蚳ロウチ」、獣名、前項「蠪姪」の異名ではないかとされる「【山海經:中山經】有獸焉其狀如彘而有角其音如號(如人號哭)名曰蠪蚳(上巳有此獸疑同名)食之不眯」
◆「蚵蠪カロウ」、トカゲ(蜥蜴、トカゲ亜目の爬虫類)の類
◆「鮭蠪ケイロウ」、神名、小児のように背が低く細長い飾り布の付いた大きな冠を被り剣を帯び戟ゲキを持つという「【南華真經章句音義:卷九:釋疑】鮭蠪神名狀如小兒長一尺四寸黑衣赤幘大冠帶劒持㦸」
龍16+虫6=総画数22 U+882C [リョウ、リュウ/]
◆大形のハマグリ(蛤)の類、「蠬蜄リョウシン」、同「蛖」
◆「蠬𧒒リョウホウ」、未詳、ハチ(蜂、ハチ目の昆虫)の類と思われる「【廣東新語:第二十四卷:蟲語:蠬𧒒】陽春有蠬𧒒嘗附橄欖樹而生雖有首足與木葉無別…」
龍16+衣5=総画数21 U+8971 [ロウ、ル/]
◆股(また)から下が二つに分かれた袴(はかま)状・ズボンjupon[仏]状の衣裳イショウ、同「𧙥」
◆スボンの内股(うちまた)の部分、またそこに余裕を持たせるために当てる布、襠(まち)、「褲襠コトウ」
◆「襱𧙥ロウトウ」、衣服が大きいさま(「身丈に合っていない」の意か?)「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」
龍16+衣6=総画数22 U+8972 [シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね] 袭𧟟𧟛𥫄
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
筆順
龍16+言7=総画数23 U+8B8B [ショウ/] 𧮩詟
◆懼(おそ)れる、怖(お)じける、おどおどする
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、話が止まらない、同「𪚥」「𩐶」
龍16+谷7=総画数23 U+8C45 [ロウ、ル/] 𧯇
◆深い谷がうねうねとどこまでも続いているさま、同「谾」
◆山深いさま
龍16+貝7=総画数23 U+8D1A [リョウ、リュウ/]
◆貧しい
龍16+足7=総画数23 U+8E98 [ロウ/] 𨀁
◆「躘蹱・徿徸ロウショウ」、体を揺らしながら蹌踉ソウロウ(よろよろ)と歩くさま
龍16+身7=総画数23 U+4841 [ロウ、ル/]
◆「䡁𨈹ロウトウ」、身のこなしや振る舞いがきちんとしていないさま「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」
𨏠龍16+車7=総画数23 U+283E0 [ロウ、ル/] 𨐇
◆轊エイ、車軸の両端部に被(かぶ)せる円筒状の部品「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨏠】音籠車軸頭也」 {乗物(車輪)}
龍16+金8=総画数24 U+9468 [ロウ、ル/]
◆器
龍16+阜3=総画数19 U+96B4 [リョウ、リュウ、ロウ/] 𨻫陇𨼨
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「壠」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「壠」、「波状に起伏する畝の形と体をくねらせる龍の姿が似ている」ことから{⿰阝龍}となったようである
◆甘粛省の別称 {甘粛省}
◆陝西省と甘粛省との境にある山の名、またそれに連なる山脈の名、別名「六盤山リクバンサン」、「山並みが龍の背のような形に連なる」ことから
筆順
龍16+雨8=総画数24 U+9747 [ロウ、ル/] 𩆇𩆈
◆「靇靇ロウロウ」、雷の轟く音の形容
龍16+馬10=総画数26 U+4BBE [ホウ、ボウ/] 𩧑𩦳𩧪
◆大きくどっしりとしているさま、またそのような馬
龍16+馬10=総画数26 U+9A61 [リョウ、リュウ/]
◆野生の馬
◆「驡𩣱リョウリク」、良馬
龍16+鳥11=総画数27 U+9E17 [リョウ、リュウ、ロウ、ル/]
◆小形のカモ(鴨、カモ科の水鳥)、野鴨ヤオウ「【廣雅:卷十:釋鳥】鸗(龍)鳬鶩𪁨(於甲亦有鴨字如此)也」
𪈗龍16+鳥11=総画数27 U+2A217 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:亥集:鳥部:𪈗】盧冬切音籠字書云此字出山海經今本文無有竢考」「【康熙字典:亥集補遺:鳥部:𪈗】《龍龕》音籠出山海經〇按山海經無此字(【龍龕手鑑】のどの字を指すものか未詳)
龍16+龍16=総画数32 U+9F96 [トウ、ドウ/]
◆二匹の龍
◆龍が空を飛ぶさま、同「龘」
龍5+0=総画数5 U+9F99 [リョウ、リュウ、ロウ/たつ] 龍㡣𢄫𢅛𥫈𥫆𥪢竜𥪖𥪐𥪑𦱉𦱸𠊋𠉒𢀀
◆角(つの)と鬚(ひげ)を持ち体は細長く鱗(うろこ)があり、春分に天に昇り秋分に淵(ふち)に潜むという想像上の動物
◆天子・君主・皇帝を指す語、「龍飛リュウヒ(天子の即位)」「龍体リュウタイ(天子のお体)」
◆ひときわ優れたものを指す語
◆十二章紋の一つ {服飾(十二章紋)}
◆背が高く(八尺以上の)大きな馬、駿馬シュンメ
龙5+厂2=総画数7 U+5390 [ホウ、ボウ/] 龐庞龎
◆高い建物
◆高く大きなさま、大きくどっしりとしているさま
◆入り乱れるさま、乱雑なさま
龙5+口3=総画数8 U+5499 [ロウ、ル/] 嚨𠺠
◆喉コウ(のど)、咽イン(口の奥から食道の入口までの部分)の途中から分かれて気管に通じる部分、喉笛(のどぶえ)
龙5+土3=総画数8 U+5784 [リョウ、ル、ロウ/] 壠垅壟
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
龙5+土3=総画数8 U+5785 [リョウ、ル、ロウ/] 壠壟垄
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「隴」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「隴」
龙5+宀3=総画数8 U+5BA0 [チョウ、チュウ/] 寵𠖥
◆大切にする、大切に思う、可愛がる
◆お気に入り、「争寵ソウチョウ(気に入られようと競う)」
龙5+广3=総画数8 U+5E9E [ホウ、ボウ/] 龐龎厐
◆高い建物
◆高く大きなさま、大きくどっしりとしているさま
◆入り乱れるさま、乱雑なさま
𢘙龙5+心3=総画数8 U+22619 [ロウ、ル/] 𢤱
◆「𢘙悷ロウレイ」、横暴オウボウなさま、暴(あば)れて手に負(お)えないさま「【龍龕手鑑:卷一:心部第四:{⿰忄(⿸戶夭)}悷】正郎計反𢤱悷拙惡也…」「【廣韻:上聲:董第一:曨:𢤱】𢤱悷不調」
龙5+手3=総画数8 U+62E2 [ロウ、ル/]
◆集まる、集まって一つになる
◆寄せる、引き寄せる
◆(琵琶ビワなどの弦楽器の奏法で、弦を)押さえる「【白氏長慶集:卷十二:琵琶行】輕攏(盧容切)慢撚(乃{⿰■㐱}切)抹復挑…」
◆梳(と)かす、髪を梳(す)き束ねる「【紅樓夢:第九十八囬】…亂着攏頭穿衣…」
龙5+日4=総画数9 U+663D [ロウ、ル/]
◆薄暗くぼんやりしているさま、「曚昽ボウロウ・モウロウ」
◆「曈昽トウロウ」、陽の光が差し始めて少しずつ明るくなるさま
龙5+月(肉)4=総画数9 U+80E7 [ロウ、ル/おぼろ]
◆月が霞(かす)んでぼんやりしていている、ぼんやりしてはっきりしない、「朦朧モウロウ」
龙5+木4=総画数9 U+680A [ロウ、ル/] 櫳槞
◆木などを柵(さく)状に組んだ囲(かこ)い、獣(けもの)を閉じ込めるための檻(おり)
龙5+水3=総画数8 U+6CF7 [ロウ/たき] 瀧滝
◆水の流れが速いさま、急流、早瀬(はやせ)
◆[日]高い所から川のように流れ落ちる水
龙5+玉4=総画数9 U+73D1 [ロウ、ル/]
◆雨乞いの際に使う龍が彫り込まれた玉器 {礼器}
◆「珑玲ロウレイ」「玲珑レイロウ」◇玉ギョク(美しく高貴な石)が触れ合う濁(にご)りのない澄(す)んだ音、澄んだ音や声が鳴り響くさま◇明るく透き通っているさま
龙5+目5=総画数10 U+772C [ロウ、ル/]
◆「蒙眬モウロウ」、ぼんやりしてはっきりしないさま、ぼうっとしているさま、同「朦朧」
龙5+石5=総画数10 U+783B [ロウ、ル/] 礱礲
◆磨(みが)く、磨きを掛ける、表面を覆(おお)うものを削(けず)り取ってきれいにする、同「𤮨」
龙5+竹6=総画数11 U+7B3C [ロウ、ル/かご、こ・める、こ・もる] 籠篭𦌼
◆竹を編んで作った入れ物(盆状・桶状・笊状・筒状のものなど)の総称、またそれに入れる
◆箙えびら、矢を入れて背負う竹製筒状(箱形・筒形・袋形など)の容器
◆中に入(い)れる、閉じ込める、中に入(はい)る
龙5+耳6=総画数11 U+804B [ロウ、ル/つんぼ] 聾䏊𦗤
◆つんぼ、耳で声や音が(よく)聞き取れない、耳が聞こえない、耳が遠い、またそのような人
◆耳が聞こえず状況が分からない、状況が理解できない
◆「聋哑ロウア」、耳で声や音が聞き取れないことと、意味を持つ言葉を発することができないこと
𦨩龙5+舟6=総画数11 U+26A29 [リョウ、リュウ/] 𦪽𦪿
◆未詳「【玉篇:卷十八:舟部第二百八十三:𦪿】音習以竹葉𦪿船也」「【廣韻:上平聲:鍾第三:龍:𦪽】小船上安蓋者」「【集韻:卷十:入聲下:緝第二十六:𥱵䒁𦪿】覆船具」
注解:「𦪿」
龙5+艸3=総画数8 U+830F [ロウ、ル/]
◆オオケタデ(大毛蓼)、タデ科イヌタデ属の草、同「蘢薣ロウコ」「葒草コウソウ」「水葒スイコウ」「紅蓼コウリョウ」「天蓼テンリョウ」「【爾雅注疏:釋草】蘢天蘥(「天蘥」は「天蓼」の誤りかと思われる)「【爾雅注疏:釋草】紅蘢古其大者蘬(…《疏》舎人曰紅名蘢鼓其大者蘬…毛云蘢紅草也陸璣云一名馬蓼…郭云俗呼紅草爲蘢鼓…)(「紅草」は「葒草」、「馬蓼」は【本草図譜(岩崎灌園著)】によれば「イヌタデ(犬蓼)」) {オオケタデ}
◆草木が鬱蒼ウッソウと生い茂るさま、草木が群がり入り乱れるさま、「蘢蓯・蘢葱ロウソウ」「蘢茸ロウジョウ」
龙5+衣6=総画数11 U+88AD [シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね] 襲𧟟𧟛𥫄
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
龙5+言7=総画数12 U+8A5F [ショウ/] 讋𧮩
◆懼(おそ)れる、怖(お)じける、おどおどする
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、話が止まらない、同「𪚥」「𩐶」
𨀁龙5+足7=総画数12 U+28001 [ロウ/]
◆「𨀁蹱ロウショウ」、体を揺らしながら蹌踉ソウロウ(よろよろ)と歩くさま、同「徿徸」
𨐇龙5+車4=総画数9 U+28407 [ロウ、ル/] 𨏠
◆轊エイ、車軸の両端部に被(かぶ)せる円筒状の部品「【龍龕手鑑:卷一:車部第六:𨏠】音籠車軸頭也」 {乗物(車輪)}
龙5+阜3=総画数8 U+9647 [リョウ、リュウ、ロウ/] 隴𨻫𨼨
◆土が高く盛り上がったところ、塚(つか)、丘(おか)、同「壠」
◆畝(うね)、種や苗を植えるために筋状に土を盛り上げたところ、同「壠」、「波状に起伏する畝の形と体をくねらせる龍の姿が似ている」ことから{⿰阝龍}となったようである
◆甘粛省の別称 {甘粛省}
◆陝西省と甘粛省との境にある山の名、またそれに連なる山脈の名、別名「六盤山リクバンサン」、「山並みが龍の背のような形に連なる」ことから
𩧪龙5+馬3=総画数8 U+299EA [ホウ、ボウ/] 䮾𩧑𩦳
◆大きくどっしりとしているさま、またそのような馬
龍16+6=総画数22 U+9F95 [カン、コン、ガン/] 龛𪚕
◆仏像などを安置する小さな洞(ほら)、また厨子ズシ {什器(箱)}
◆仏塔などの下の室(むろ)
◆中に入れる、納める
筆順
龕22+口3=総画数25 U+361B [未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:口部第七:㘛】俗口衘反正作{⿱山(敢-攵+欠)}㘛巖山也(他本では{⿱山敢})
注解:本字は{⿰口龕}、フォントによっては「龕」と同形になることがある
龍16+16=総画数32 U+9F96 [トウ、ドウ/]
◆二匹の龍
◆龍が空を飛ぶさま、同「龘」
𧟟龖32+衣6=総画数38 U+277DF [シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね] 襲袭𧟛𥫄
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
𧮩龖32+言7=総画数39 U+27BA9 [ショウ/] 讋詟
◆懼(おそ)れる、怖(お)じける、おどおどする
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、話が止まらない、同「𪚥」「𩐶」
龖32+龍16=総画数48 U+9F98 [トウ/]
◆龍が体をうねらせながら空を行くさま、「龘龘トウトウ」、同「龖」
龍16+32=総画数48 U+9F98 [トウ/]
◆龍が体をうねらせながら空を行くさま、「龘龘トウトウ」、同「龖」
𪚥龘48+龍16=総画数64 U+2A6A5 [ショウ/]
◆次から次へと(くどくどと)言葉が多い、同「讋」「【字彙補:亥集:龍部:𪚥】知孑切音折多言也」


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