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[辞典・用語][漢字林][漢字林(非部首部別) 彳部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

「漢字林(非部首部別) 彳部] [部首索引]


彳3+0=総画数3 U+5F73 [テキ、チャク/]
◆左足を前に出す、右足は「亍チョク」
◆「彳亍テキチョク」、左足と右足を交互に前に出して進む、(ゆっくりと)行く
◆ぎょうにんべん、部首名
筆順
𧗡彳3+行6=総画数9 U+275E1 [未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:行部:𧗡】《直音》音看樂也○按卽衎字之譌」
𪎓彳3+麻11=総画数14 U+2A393 [ビ、ミ/] 𢖥𨇻
◆のろのろと進むさま、ゆっくりと行くさま、同「靡靡ビビ」
彳3+4=総画数7 U+5F77 [ホウ、ボウ/]
◆あてもなく歩き回る、「彷徨ホウコウ」「彷徉ホウヨウ」
◆「彷彿・方弗・仿佛・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」のような意
筆順
𩭔彷7+髟10=総画数17 U+29B54 [ホウ/] 髣𩬝
◆「𩭔髴・𩭔𩭬・方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」のような意
彳3+4=総画数7 U+5F79 [エキ、ヤク/] 𠈧𠈿
◆国境や辺境の守備の任務ニンムに就(つ)かせる、戦いに兵士を招集する、また兵士を集めて戦(たたか)うこと、戦い、戦いくさ、「兵役ヘイエキ」「戦役センエキ」
◆人に厳しい労働を課カす、またそれに服フクする、またその仕事・労働、「使役シエキ」「労役ロウエキ」
◆割り当てられた任務や職務、またそれを務(つと)める人、「役人エキジン」
筆順
𠖊役7+冖2=総画数9 U+2058A [カ、ケ/] 叚𠭊
◆同「假」
◆姓用字
役7+土3=総画数10 U+57BC [エキ、ヤク/]
◆食物を煮炊きする竈(かまど)「【周禮注疏:卷十六】喪紀共飯米熬穀(《疏》…祝淅米管人受潘煮于垼外御者沐…)」
𣒃役7+木4=総画数11 U+23483 [ケキ、ギャク/]
◆種を植える、またその農具 「耬」参照「【說文解字注:木部:𣒃】穜樓也(穜者今之種字樓者今之耬字廣韵曰耬種具也今北方謂所以耩者曰耬耩者種也小徐本樓作𣒃)」
◆「柃𣒃レイケキ」、ムギ(麦)などの実を熬(い)る器「【說文解字注:木部:𣒃】…一曰燒麥柃𣒃也(燒猶熬也柃𣒃者熬麥器名)」
𤥞役7+玉4=総画数11 U+2495E [未詳/]
◆「𤥞瑶(音未詳)」、玉ギョク(美しく高貴な石)の名「【穆天子傳:卷四】…有采石之山(出文采之石也)…𤥞瑶(亦玉名瑶音遙)…(《龍溪精舍叢書》本では「𤣻瑶」)
𤶣役7+疒5=総画数12 U+24DA3 [エキ、ヤク/]
◆流行り病(はやりやまい)、或いは伝染病、人にうつり広がる病気、古く鬼の仕業とされた「【釋名:卷第一:釋天】疫役也言有鬼行疫也」
𥆛役7+目5=総画数12 U+2519B [キョク、コク/]
◆ぎょっとした目で見る
役7+艸3=総画数10 U+44C8 [イ/] 𦲴
◆オニバス(鬼蓮)、スイレン科オニバス属の水生植物、同「芡」「蔿」 {オニバス}
𧱕役7+豕7=総画数14 U+27C55 [未詳/]
◆未詳「【玉篇:卷二十三:豕部第三百六十六:𧱕】音役」「【集韻:卷十:入聲下:㫺第二十二:豛𧱕】說文上谷名豬或不省」「【正字通:酉集中:豕部:𧱕】同豛舊註獸似豕無據別作𧰶非」
𨦯役7+金8=総画数15 U+289AF [エキ、ヤク/]
◆小形の矛(ほこ)、両刃の短い剣(つるぎ)、同「鈠」
𨿒役7+隹8=総画数15 U+28FD2 [エキ、ヤク/] 𪁛
◆「𨿒鳩エキキュウ」、ハト(鳩)、ハト科の鳥、一説に子鳩(こばと、ハトの幼鳥)「【方言:第八】鳩自關而東周鄭之郊韓魏之都謂之𪁜(音郎)鷱(音臯)其𪁛鳩謂之鸊鷱」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】(…鳩之子曰䳕鳩曰役鳩日糠鳩曰郎鷱日辟鷱要揚雄方言混列書不足據)」
𩂹役7+雨8=総画数15 U+290B9 [エキ、ヤク/]
◆大雨、「𩂹䨥エキカク」
𩎶役7+韋9=総画数16 U+293B6 [タン、ダン/] 𩏇𩋦
◆履物の踵(かかと)の部分、またそこに当てる革、同「䪗」、布は「緞」
𩷍役7+魚11=総画数18 U+29DCD [エキ、ヤク/] 𩵤
◆四足で尾が長くよく木に登るという両生類の名、サンショウウオ(山椒魚)の類、「人魚」と呼ばれる「【通雅:卷四十七:動物蟲】人魚曰𩷍 𩷍(營隻切)似鮎而四足長尾聲如小兒善登木(「鮎」はナマズの類)
𪁛役7+鳥11=総画数18 U+2A05B [エキ、ヤク/] 𨿒
◆「𪁛鳩エキキュウ」、ハト(鳩)、ハト科の鳥、一説に子鳩(こばと、ハトの幼鳥)「【方言:第八】鳩自關而東周鄭之郊韓魏之都謂之𪁜(音郎)鷱(音臯)其𪁛鳩謂之鸊鷱」「【本草綱目:禽之三:斑鳩】(…鳩之子曰䳕鳩曰役鳩日糠鳩曰郎鷱日辟鷱要揚雄方言混列書不足據)」
彳3+5=総画数8 U+38D8 [コウ、ク/]
◆足が寒さで縮(ちぢ)こまる、同「跔」
◆足がまっすぐに伸びない「【玉篇:寅集:彳部:㣘】天寒足㣘一曰不伸也」
𡱺㣘8+尸3=総画数11 U+21C7A [ク、グ/]
◆靴などの履物の先(指先の部分)の飾り紐、鼻緒はなお、同「絇」
彳3+5=総画数8 U+5F7C [ヒ/かの、かれ]
◆あの、あれ、that、近くにないものを指す語、近くのものを指す語は「此シ(この、これ)」
◆あちらの、向こうの、「彼此ヒシ(あれとこれ、あちらとこちら)」
筆順
𠥌彼8+匚2=総画数10 U+2094C [未詳/]
◆未詳「【字彙補:子集:匚部:𠥌】幇米切音彼田器也」
𠶎彼8+口3=総画数11 U+20D8E [未詳/]
◆未詳
𢯏彼8+手3=総画数11 U+22BCF [ベ/]
◆[喃]未詳
𣔓彼8+木4=総画数12 U+23513 [ヒ/]
◆木
𣷭彼8+水3=総画数11 U+23DED [/]
◆[喃]音「ベ」
◆[喃]未詳
𥓳彼8+石5=総画数13 U+254F3 [/]
◆[喃]音「ベ」
◆[喃]未詳
𩏃彼8+韋9=総画数17 U+293C3 [ハイ、バイ/ふいご] 韛𩏕𩏄𩏦𩎬
◆鞣し革(なめしがわ)製の囊ノウ(大きな袋)、同「鞴」
◆ふいご、革製の袋に取っ手を付けた火を熾(おこ)すための道具、取っ手を動かすことで風を送り出して火を熾す、同「鞴」
𩜔彼8+食8=総画数16 U+29714 [シュウ/] 𩛢𩝧
◆米を蒸(ふか)した飯、この飯を再び蒸すことを「餾」という、同「饙」
彿彳3+5=総画数8 U+5F7F [フツ、ホチ/]
◆「彷彿ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・㧍拂・眆䀟・髣髴・髣𩭬」
筆順
𩭬彿8+髟10=総画数18 U+29B6C [フツ、ホチ/]
◆「髣𩭬ホウフツ」◇はっきりと見分けがつかないさま、よく似ていて紛(まぎ)らわしいさま◇はっきりと見分けはつかないがよく似ている、「まるで~のよう」「~にそっくり」のような意◇同「方弗・仿佛・彷彿・㧍拂・眆䀟」「髣髴」
彳3+5=総画数8 U+5F80 [オウ/い・く、ゆ・く] 𢔎𢓸𧗧
◆目的とする方に向かって行く、遠ざかって行く、去って行く、手前に向かって来るのは「復」
◆過ぎ去る、行ってしまう
◆以前、昔、嘗(かつ)て
◆死ぬ、「死後の世界に行く、去って行く」の意
筆順
𠉫往8+人2=総画数10 U+2026B [キョウ、ゴウ/] 俇𠍧𢓯𢔺𢔷
◆慌(あわ)てふためくさま
◆慌てふためいて猛烈な勢いで走って行くさま
𢛛往8+心3=総画数11 U+226DB [オウ/]
◆狡い、狡賢い、同「獪」
往8+日4=総画数12 U+6680 [オウ/] 𣇭𣈧
◆煌々と美しく光り輝く、明るい光が四方に広がる、同「旺」
𣶂往8+水3=総画数11 U+23D82 [オウ/]
◆往(い)く、水を渡って行く
𤷮往8+疒5=総画数13 U+24DEE [未詳/]
◆未詳
𥆜往8+目5=総画数13 U+2519C [オウ/]
◆視る
𥯂往8+竹6=総画数14 U+25BC2 [未詳/]
◆未詳
彳3+5=総画数8 U+5F81 [セイ、ショウ/]
◆目的地に向かってまっすぐに進んで行く、同「𢌛」
◆敵に向かってまっすぐに攻め込む、敵を討ち滅ぼす
◆(埋もれていた人物を)召(め)し出す、召し寄せる、(税などを)取り立てる、同繁「徵」
筆順
征8+心4=総画数12 U+60E9 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲懲
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
𦲵征8+艸3=総画数11 U+26CB5 [未詳/]
◆戟ゲキ(長い柄の先に矛や戈を付けた武器)に付ける旗「【墨子:卷十五】男子爲童旗女子爲梯末之旗弩爲狗旗㦸爲𦲵旗」「【漢語大字典:艸部:𦲵】【中華字海:艹部:𦲵】同"旌"」
注解:「艹(くさかんむり)」ではなく、羊などの角(つの)を象った「艹」のようである
彳3+5=総画数8 U+5F82 [ソ、ゾ/ゆ・く]
◆一歩一歩進み行く、往(い)く
◆死ぬ、往く、同「殂」、「あの世に行く」の意
筆順
𣨖徂8+歹5=総画数13 U+23A16 [ソ、ゾ/] 殂𣩋𣨐𣧫𠹨𡲂𡲡
◆死ぬ、往(い)く、同「徂」
彳3+5=総画数8 U+5F83 [オウ/い・く、ゆ・く]
◆以前、昔
◆死ぬ、「死後の世界に行く、去って行く」の意、同「往」
筆順
𣇭徃8+日4=総画数12 U+231ED [オウ/] 暀𣈧
◆煌々と美しく光り輝く、明るい光が四方に広がる、同「旺」
彳3+6=総画数9 U+5F85 [タイ、ダイ/ま・つ]
◆その人・時間・機会などが来るまで(その状態になるまで)その場に止(とど)まる、同「𥩳」
◆持て成す(もてなす)、準備を整えて応接する、心を尽くして応対する
◆「不待フタイ」、待たない、待つまでもない、~するまでもない
筆順
待9+人2=総画数11 U+506B [チ、ジ/] 㣥𠍰
◆(食糧などを)蓄(たくわ)える、備える、準備しておく
待9+山3=総画数12 U+5D3B [チ、ジ/そばだ・つ]
◆そばだ・つ、聳(そび)え立つ、高くまっすぐに立つ
𤲵待9+田5=総画数14 U+24CB5 [シ、ジ/]
◆蓄(たくわ)える、備える、準備しておく、同「畤」「偫」
𧶱待9+貝7=総画数16 U+27DB1 [チ、ジ/]
◆財物を蓄(たくわ)える
𨃉待9+足7=総画数16 U+280C9 [シ、ジ/] 𨂄
◆立ち止まる、同「跱」「歭」
彳3+6=総画数9 U+5F88 [コン、ゴン/] 𢓼
◆頑(かたくな)で他人の言うことには耳を貸さない、思い上がって道義や道理に従わない、「很戻コンレイ(頑で他人の言うことを聞かないさま、ひねくれていて道義・道理に従わないさま)」、同「佷」
◆言い争う
◆横暴なさま、荒々しいさま、同「狠」
◆非常に、甚(はなは)だしい
筆順
𢉟很9+广3=総画数12 U+2225F [ヘイ、ビョウ/] 𢊜
◆人の目が届かないところ、人から見えないところ、同「偋」「【龍龕手鑑:卷二:广部第十二:𢉟𢊜】二俗庰正防正蒲徑二反隱僻無人處也又厠也」
◆厠(かわや)、便所、同「庰」
𧩺很9+言7=総画数16 U+27A7A [未詳/]
◆未詳「【字彙:酉集:言部:𧩺】俗懇字」「【正字通:酉集上:言部:𧩺】」俗𧨛字説文𧨛𢓼戾也俗因作𧨛本作𢓼舊註俗懇字非是」
彳3+6=総画数9 U+5F8B [リツ、リチ/のり]
◆音楽の十二の階調のうち陽の音、六音があり「六律ロクリツ」という、また陰の「六呂ロクリョ」と合わせて「十二律呂ジュウニリツリョ」「律呂リツリョ」「呂律リョリツ(ろれつ)」という {音楽(十二律1)}
◆のり、決まりごと(法)の一つ一つ(律)、定め、規則、法令、「規律キリツ」「法律ホウリツ」
◆定めに従う、規則に従う
筆順
𠷈律9+口3=総画数12 U+20DC8 [リツ、リチ/]
◆ニワトリ(鶏)が鳴く、またその鳴き声、同「哷」「𠻜」
◆音写字(音オンを表す漢字)「【懺法大觀:卷二:金光神咒】…啼㗶哽𠷈 {⿰口旭}{⿰口順}噒嗗…」
律9+山3=総画数12 U+5D42 [リツ、リチ/] 𡷏
◆山が高く険しいさま、「嵂崒リツソツ」
𣹕律9+水3=総画数12 U+23E55 [シン/]
◆未詳
律9+竹6=総画数15 U+7BBB [リツ、リチ/] 𥭐
◆鳥を射る吹き矢を飛ばす竹の筒
律9+艸3=総画数12 U+844E [リツ、リチ/むぐら]
◆蔓性の草の総称
◆「葎草リツソウ」、カナムグラ(金葎・葎草)、アサ科カラハナソウ属の草 {カナムグラ}
筆順
𢓤彳3+6=総画数9 U+224E4 [未詳/]
◆未詳
𡲛𢓤9+尸3=総画数12 U+21C9B [未詳/]
◆未詳「【字彙:寅集:尸部:𡲛】古巷切音降差也下也歸也落也(「差也」は「【玉篇:卷十一:尸部第一百四十三:𡲣】古巷切差也今為降」、「下也歸也落也」は「【廣韻:去聲:絳第四:絳:降】下也歸也落也又音缸伏也𡲣上同」を引いたものと思われるが、いずれも「𡲛」ではなく「𡲣」)
𥂃𢓤9+皿5=総画数14 U+25083 [未詳/]
◆未詳「【字彙:午集:皿部:𥂃】其炬切音具𥂃盨負戴器一曰㯯盨」「【正字通:午集中:皿部:𥂃】㯯㔶二字之譌…」
彳3+7=総画数10 U+5F90 [ショ、ジョ/おもむろ・に]
◆ゆっくりと行く
◆ゆっくりとしたさま、ゆったりとしたさま
◆古国名、周代(西周、前11世紀~前771年)から春秋時代(前770年~前5世紀)にかけての諸侯国の一つ、東夷トウイ・九夷キュウイの一つ、現安徽省宿州市泗県・江蘇省宿遷市泗洪県一帯を領した {安徽省}
◆古州名、「徐州ジョシュウ」、漢代(前202年~220年)以降に現江蘇省北西部・山東省南西部・安徽省北部一帯を管轄した {江蘇省}
筆順
徐10+艸3=総画数13 U+84A3 [ショ、ジョ/]
◆草名、未詳
◆塊根カイコン、澱粉などの養分を貯えて肥大した根
彳3+7=総画数10 U+5F92 [ト、ド、ズ/かち、いたずら・に、むだ、あだ] 𢔗𣥲𨑡𨑒𧺑𧺔𠫠
◆かち、乗り物に乗らず歩いて行く、同「𢓂」
◆何も持たない、「徒手トシュ(手に何も持たないこと)」
◆いたずら・に、むだ、あだ、空(むな)しい、無駄に、「手に何もない」「得るものが何もない」の意
◆歩兵ホヘイ、徒歩トホ(かち)の兵士
◆人、輩(やから)、「惡徒アクト」
◆行動を共にする人々、「徒党トトウ」
◆同じことを(また同じ師から)学ぶ人々、弟子テイシ(でし)、「門徒モント」
◆古代の刑罰の一つ、労役の刑「【清史稿:刑法志二】明律淵源蘆代以笞杖徒流死爲五刑…徒者奴也…」
◆ただ、単に
筆順
𤸭徒10+疒5=総画数15 U+24E2D [ト、ド、ズ/]
◆疲れて進めなくなる、疲れて体調を崩す、同「瘏」「【龍龕手鑑:卷四:疒部第十三:𤸭】音徒病也與瘏同」
徒10+艸3=総画数13 U+84D7 [ソウ、ス/]
◆草が隙間なく生えているさま「【字彙補:申集:艸部:{⿱艸徒}】子悚切音總草細密也」「【中華字海:艹部:蓗】音总草细密」
𨃝徒10+足7=総画数17 U+280DD [ト、ズ/] 跿
◆裸足(はだし)、素足(すあし)、「跿跔トク」
彳3+7=総画数10 U+5F93 [ショウ、ジュウ、ジュ/したが・う、したが・って] 從𢓅从
◆付き随(したが)う、前の人や物事の後(あと)に付いて行く、同「蹤」「䢨」「𨑢」
◆考え・規則・指示・命令・前例などを受け入れる、また逆らうことなくその通りにする
◆主となるものの次(つぎ)、次(つ)ぐ、後(あと)に続く
◆仕事に就(つ)く
◆「従容ショウヨウ」◇ゆったりとしたさま◇立ち居振る舞い(たちいふるまい)、挙動キョドウ
◆~より、~から
◆[日]したが・って、それが理由また原因で、そのために、それによって
筆順
従10+糸6=総画数16 U+7E26 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縱𦂵𥾞𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
筆順
𧱷従10+豕7=総画数17 U+27C77 [未詳/]
◆未詳
注解:「豵」の異体字か?
𢓭彳3+7=総画数10 U+224ED [シュン/]
◆その場を離れ後ろへ退(しりぞ)く、同「逡」
𡲲𢓭10+尸3=総画数13 U+21CB2 [カ/]
◆踝(くるぶし)より上から足までを包む履物、長靴、同「靴」
彳3+8=総画数11 U+38E6 [イ/] 𢕷
◆「㣦彵イイ」、(まっすぐではなく)高く低く或いは右に左に緩(ゆる)やかに起伏・蛇行しながら延々エンエンと続くさま、また長々と延(の)びているさま、同「逶迤イイ」「迤邐イリ」「邐迤リイ」
㣦11+尸3=総画数14 U+379C [タイ、ツイ/] 𡲾
◆履物(はきもの)、藁(わら)などを編んで作る履物、同「䋀」「【方言:第四】屝屨麤履也…粗者謂之𡲾…西南梁益之間或謂之𡲾(…)或謂之䋀(…)…」
彳3+8=総画数11 U+5F97 [トク/う・る、え・る] 𢔶𢔨䙷䙸𧴫㝶
◆手に入れる、手に入る、自分のものにする、自分のものになる、身に付く
◆ぴったりと合う、相応(ふさわ)しい
◆意に適(かな)う
◆~できる
◆儲(もう)かる、出て行くものより入ってくるものの方が大きい
筆順
得11+口3=総画数14 U+561A [トク/]
◆「ドァ」「ダァ」などの音を表す字「【東溟奏稿(テキスト版):卷之二:計開】…呵哩{⿰口亡}嚒嘚…」「【警世陰陽夢(テキスト版):第二十一回御前走馬】…響嘚嘚翠蹄削玉…」
彳3+8=総画数11 U+5F99 [シ/うつ・る、うつ・す] 𢓊
◆他の場所へ移る、また移す、「遷徙センシ」、同「𨑭」「迻」「遷」「移」
◆「徙倚シイ」、あてもなく歩き回る、同「彷徉ホウヨウ」
筆順
徙11+口3=総画数14 U+5625 [シ/]
◆無駄にする
徙11+尸3=総画数14 U+5C63 [シ/] 𡱦
◆スリッパslippers・サンダルsandalの類、足の先を突っ掛けるようにして履(は)く履物(はきもの)、同「蹝」「𩌦」「躧」
𢇌徙11+幺3=総画数14 U+221CC [シ/]
◆小さいさま、同「𠈈」
𢊚徙11+广3=総画数14 U+2229A [シ/]
◆未詳「【康熙字典:寅集下:广部:𢊚】《玉篇》色倚切音徙義闕」
𢒩徙11+彡3=総画数14 U+224A9 [シ/] 𣯪
◆毛が垂れるさま、未詳「【字彙:辰集:毛部:𣯪】想里切音璽毛垂貌○亦作縰」「【正字通:寅集下:彡部:𢒩】舊註音史毛𠂹也按毛部𣯪音義同…」
𣘩徙11+木4=総画数15 U+23629 [シ/]
◆俎板(まないた)、肉を載せて切るための台
◆小さなテーブル
𣯪徙11+毛4=総画数15 U+23BEA [シ/] 𢒩
◆毛が垂れるさま、未詳「【字彙:辰集:毛部:𣯪】想里切音璽毛垂貌○亦作縰」「【正字通:寅集下:彡部:𢒩】舊註音史毛𠂹也按毛部𣯪音義同…」
徙11+水3=総画数14 U+6F07 [シ/]
◆しっとりと濡れているさま
◆水の流れるさま
𥊂徙11+目5=総画数16 U+25282 [シ/]
◆遠くを望む、遠くを様子を見る
◆ものを捜(さが)したり調べたりするように注意深く見る、同「䚕」
𥛨徙11+示5=総画数16 U+256E8 [シ/] 褷𧚺
◆「䙰𥛨リシ」◇羽毛が生え始めるさま◇薄い布製の垂れ幕
徙11+竹6=総画数17 U+7C01 [シ/] 𥳧
◆篩(ふるい)、網(あみ)目を通して大きいものと小さいものを選(え、よ)り分ける籠(かご)状また笊(ざる)状の道具、同「篩」
徙11+糸6=総画数17 U+7E30 [シ/]
◆髪を包むようにして巻く細長い絹布
◆数多いさま
徙11+艸3=総画数14 U+84F0 [シ/]
◆五倍、五倍の数また繰り返し
𦹼徙11+艸6=総画数17 U+26E7C [未詳/]
◆未詳
徙11+衣5=総画数16 U+8937 [シ/] 𥛨𧚺
◆「䙰褷リシ」◇羽毛が生え始めるさま◇薄い布製の垂れ幕
徙11+足7=総画数18 U+8E5D [シ/] 𨁾
◆スリッパslippers・サンダルsandalの類、足の先を突っ掛けるようにして履(は)く履物(はきもの)、同「躧」「屣」「𩌦」
◆履物を突っ掛けるようにして履く、また履いて歩くさま
𩌦徙11+革9=総画数20 U+29326 [シ/] 𩌳𩋀
◆革製の草履(ぞうり)やサンダルsandal・スリッパslipperの類、足の先を突っ掛けるようにして履(は)く履物、同「躧」「蹝」「屣」
彳3+8=総画数11 U+5F9D [チ/]
◆高いところに登(のぼ)る、高い方に(向かって)進む、上に向かう、同「陟」
◆未詳「【玉篇:卷十:彳部第一百十九:徝】竹志切施也」
徝11+心4=総画数15 U+6184 [チ/]
◆施す
彳3+8=総画数11 U+5F9E [ショウ、ジュウ、ジュ/したが・う、したが・って] 従𢓅从
◆付き随(したが)う、前の人や物事の後(あと)に付いて行く、同「蹤」「䢨」「𨑢」
◆考え・規則・指示・命令・前例などを受け入れる、また逆らうことなくその通りにする
◆主となるものの次(つぎ)、次(つ)ぐ、後(あと)に続く
◆仕事に就(つ)く
◆「從容ショウヨウ」◇ゆったりとしたさま◇立ち居振る舞い(たちいふるまい)、挙動キョドウ
◆~より、~から
◆[日]したが・って、それが理由また原因で、そのために、それによって
筆順
從11+人2=総画数13 U+50B1 [ショウ、シュ/]
◆さっと走り行くさま、あっという間に走り去るさま、「傱傱ショウショウ」、同「𢔩」
從11+山3=総画数14 U+5D77 [ショウ、ジュウ、ジュ/] 嵸𡵝𡵷
◆「嵱嵷ヨウショウ」、峰(みね)が高く低く起伏しながら連なっているさま
◆「巄嵷ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
從11+山3=総画数14 U+5D78 [ショウ、ジュウ、ジュ/] 嵷𡵝𡵷
◆「嵱嵸ヨウショウ」、峰(みね)が高く低く起伏しながら連なっているさま
◆「巃嵸ロウショウ」◇山が高く或いは低く不揃(ふぞろ)いなさま◇山がひときわ高く聳(そび)え立つさま◇雲や霧などが立ち籠めるさま
𢕩從11+彳3=総画数14 U+22569 [ショウ、ジュウ、ジュ/] 𢔩𢕇
◆さっと走り行くさま、あっという間に走り去るさま、「𢔩𢔩ショウショウ」、同「傱」
◆ゆっくりと歩くさま、歩(あゆ)みがゆっくりなさま、同「䢨」
從11+心4=総画数15 U+616B [ショウ、シュ/] 怂𢠰
◆驚く、驚き慌てる
◆「慫慂・慫恿ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける
筆順
𢠰從11+心3=総画数14 U+22830 [ショウ、シュ/] 慫怂
◆驚く、驚き慌てる
◆「𢠰慂・𢠰恿ショウヨウ」、傍から相手を説いてやらせようとする、唆(そそのか)す、嗾(けしか)ける
從11+手3=総画数14 U+6450 [ソウ/]
◆(鼓などを)叩(たた)く
◆高く聳えるさま
從11+日4=総画数15 U+66B0 [ショウ、シュ/]
◆稲妻、雷光
從11+木4=総画数15 U+6A05 [ショウ、シュ/もみ]
◆モミ(樅)、マツ科モミ属の木、同「冷杉レイサン」 {モミ}
◆木が高く聳(そび)えるさま
筆順
從11+水3=総画数14 U+6F0E [ソウ、ゾウ/]
◆川が合流する
◆「漎漎ソウソウ」、流れが速いさま
從11+火4=総画数15 U+71A7 [ショウ、シュ/]
◆未詳「【玉篇:卷二十一:火部第三百二十三:熧】子從切火行」「【廣韻:上平聲:卷第一:鍾第三:縱:熧】火行穴中」「【集韻:卷一:平聲:鍾第三:熧】火出穴中」
𤡆從11+犬3=総画数14 U+24846 [ソウ、ス、ショウ、ジュウ、ジュ/]
◆犬が一頭の子を産む、一頭だけで生まれた子犬、同「猔」「玂」、双子は「獅シ」、三つ子は「猣ソウ」「【爾雅注疏:釋畜】犬生三猣二師一玂(「師」は「獅」)
◆生後六カ月の豚、一説に一歳の豚、同「豵」「【集韻:卷一:平聲:東第一:豵𤡆】說文生六月豚一曰一歲豵尚叢聚也或从犬」
從11+玉4=総画数15 U+747D [ショウ、シュ/]
◆「瑽瑢ショウヨウ」、佩玉ハイギョク(身に着ける玉製の装飾品)が触れ合って鳴る(美しい)音 {服飾(佩)}
從11+瓦5=総画数16 U+3F3B [ソウ、ゾウ/]
◆首が細長く胴が膨(ふく)らんだ瓶(かめ)、同「甖」
從11+疒5=総画数16 U+7632 [ショウ、シュ/]
◆小児の引き付け、手足の痙攣ケイレン、同「瘛」
從11+目5=総画数16 U+779B [ショウ/]
◆(怒りなどで)目が光を放つ
從11+石5=総画数16 U+78EB [ショウ、シュ/]
◆「磫𥗫ショウク」、礪石レイセキ、肌理(きめ)の粗(あら)い砥石(といし)
◆石を敷いた路(みち)
從11+竹6=総画数17 U+7BF5 [ソウ/]
◆病変して使い物にならなくなった竹
從11+糸6=総画数17 U+7E31 [ショウ、シュ、ジュウ/ほしいまま、たて、よ・しんば] 縦𦂵𥾞𦄚𥾺纵
◆放(はな)つ、解(と)き放つ、放免(ホウメン)する、放任ホウニンする
◆ほしいまま、(拘束から解き放たれて)思いのままにする、勝手気儘(きまま)にする、「放縦ホウジュウ」
◆(水平に対して)垂直の方向、(左右に対して)前後の方向、(東西に対して)南北の方向、水平・左右・東西の方向を「横」
◆よ・しんば、たとえ~であっても
筆順
從11+耳6=総画数17 U+8073 [ショウ、シュ/そばだ・つ、そび・える、そび・やかす] 𢕈耸
◆(生まれながらにして)声や音が聞こえない、同「聾」
◆(耳を)高く立てる、またまっすぐに立てる
◆まっすぐに立つ、直立する、(驚く・怯える・畏れるなどして)立ち竦(すく)む
筆順
𦗜從11+耳6=総画数17 U+265DC [ショウ、シュ/]
◆「𦗜𦗋ショウヨウ」、同「従容」、ゆったりとしているさま、落ち着いているさま、余裕があるさま
從11+艸3=総画数14 U+84EF [ジュ、ショウ、シュ、ソウ、ス/]
◆「蓯蓉ジュヨウ」、ハマウツボ科の寄生性植物の総称
◆「肉蓯蓉ニクジュヨウ」、ホンオニク(本御肉)、ハマウツボ科ホンオニク属の寄生性植物、生薬として用いられる {ホンオニク}
◆「草蓯蓉ソウジュヨウ」、オニク(御肉)、ハマウツボ科オニク属の寄生性植物 {オニク}
◆「葑蓯ホウソウ」、草名、未詳「【古今圖書集成:博物彙編:草木典:第一百六十卷】須薞蕪(…《疏》…郭註上葑蓯云未詳註此云薞蕪似羊蹄葉細味酢可食則郭意以毛云葑須者謂此薞蕪也…則葑也須也蕪菁也蔓菁也薞蕪也蕘也芥也七者一物也)(「薞蕪」はスイバ(酸葉、タデ科ギシギシ属の草)、「蕪菁」「蔓菁」はカブ(蕪、アブラナ科アブラナ属の草))
從11+虫6=総画数17 U+45E5 [ショウ、ソウ、ス/] 𧐱
◆「螉䗥オウショウ」、牛馬の皮膚に寄生する小さな虫の名
𧐱從11+虫6=総画数17 U+27431 [ショウ、ソウ、ス/]
◆「螉䗥オウショウ」、牛馬の皮膚に寄生する小さな虫の名
從11+豕7=総画数18 U+8C75 [ショウ、ジュウ、ジュ/] 𧲓
◆生後六カ月の豚、一説に一歳の豚、二歳は「豝」、三歳は「𧱚」「【說文解字注:豕部:豵】生六月豚从豕從聲(…)一曰一歲曰豵(…)尚叢聚也」
◆豕(いのこ、豚)が三つ子を産む、豕の三つ子「【爾雅注疏:釋獸】豕生三豵二師一特(豬生子常多故別其少者之名)(「師」はメス(牝)、「特」はオス(牡)か?)
𧽵從11+走7=総画数18 U+27F75 [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:走部:𧽵】音義未詳出劉向請雨華山賦」
從11+足7=総画数18 U+8E64 [ショウ、シュ/] 踨𧿛
◆人などが通った跡(あと)、足跡ソクセキ(あしあと)、物事の痕跡コンセキ、同「踪」
◆前に従(したが)う、後(あと)に付いて行く、同「從」
筆順
從11+車7=総画数18 U+486E [ショウ、シュ/] 𨌰
◆車の跡(あと)、車輪の跡
從11+辵3=総画数14 U+48A8 [ショウ、ジュウ、ジュ/]
◆ゆっくりと歩くさま、歩(あゆ)みがゆっくりなさま、同「𢔩」
◆前に従(したが)う、後(あと)に付いて行く、同「従」「蹤」「𨑢」
從11+金8=総画数19 U+93E6 [ショウ、シュ/] 𨦱𨥎
◆短い矛(ほこ)、両刃の剣(つるぎ)で、柄(え)を取り付けられるようにしたもの
◆(矛で)突き刺す
◆「鏦鏦ショウショウ」、金属の鳴る音の形容
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)を打つ
𨲧從11+長7=総画数18 U+28CA7 [ソウ、ス/]
◆髪が乱れるさま、同「䰌」
從11+髟10=総画数21 U+4C0C [ソウ、ショウ、シュウ/]
◆鬣(たてがみ)、馬などの首筋に生える長い毛、同「鬉」「鬃」「騣」
◆「𩬰䰌・𩬰鬆キョウショウ」、髪が乱れるさま
𪖁從11+鼠13=総画数24 U+2A581 [ショウ、ジュウ、ジュ/]
◆「𪖁鼩ショウク」、トガリネズミ(尖鼠)、トガリネズミ科の哺乳類、別名「鼩鼱クセイ」「【爾雅注疏:釋獸】…鼩鼠(《註》小鼱鼩也亦名𪖁鼩…)」
注解:「トガリネズミ」は「ネズミ」の名を持つものの、ハリネズミ科やモグラ科などと共に真無盲腸シンムモウチョウ目に属し、ネズミ目(別名齧歯ゲッシ目)に属するネズミ(鼠、ネズミやリス栗鼠など)とは別種
𢔎彳3+8=総画数11 U+2250E [オウ/い・く、ゆ・く] 往𢓸𧗧
◆目的とする方に向かって行く、遠ざかって行く、去って行く、手前に向かって来るのは「復」
◆過ぎ去る、行ってしまう
◆以前、昔、嘗(かつ)て
◆死ぬ、「死後の世界に行く、去って行く」の意
𣈧𢔎9+日4=総画数13 U+23227 [オウ/] 𣇭暀
◆煌々と美しく光り輝く、明るい光が四方に広がる、同「旺」
彳3+9=総画数12 U+5FA1 [ギョ、ゴ/お、おん、み]
◆(馬などを)意のままに操(あやつ)る、またその人、同「馭」
◆治(おさ)める、統治トウチする
◆天子に関する言葉に付けて尊敬の意を表す語
◆侍(はべ)る、天子に近くに仕える、またその人
◆丁寧・尊敬の意を表す語、同「衘」
◆防(ふせ)ぐ、防ぎ止める、同繁「禦」
筆順
御12+示5=総画数17 U+79A6 [ギョ、ゴ/]
◆防(ふせ)ぐ、防ぎ止める、防ぎ守る、同簡「御」、同「𧗻」
筆順
御12+竹6=総画数18 U+7BFD [ギョ、ゴ/]
◆竹を組んだ柵、水中に竹を柵状に組んで囲った生簀(いけす)、庭園などの周囲に巡らせた柵
◆禁苑(キンエン)、皇居内にある庭園
御12+艸3=総画数15 U+84F9 [ギョ、ゴ/]
◆同「篽」
御12+金8=総画数20 U+494F [ギョ、ゴ/] 𨯣
◆「鉏䥏ソゴ」、同「齟齬」◇鋸(のこぎり)の刃のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま
彳3+9=総画数12 U+5FA4 [ケン/]
◆健(すこ)やかなさま、体力や気力があるさま、体力や気力が衰(おとろ)えたり滞(とどこお)ったりすることがないさま、同「健」「【太平廣記:卷十:神仙十:趙瞿】…瞿服之未盡病愈身體強徤…」「【雲宮法語:卷下:持用品第五】…易曰天行徤君子以自強不息」
𩻥徤12+魚11=総画数23 U+29EE5 [ケン/]
◆鮑ホウ(腐臭がするまで塩漬けにした魚)を火に当てて乾かしたもの、「鮑」よりも臭みがなくなるという、同「鮿」「鰎」「【漢書(前漢書):卷九十一:貨殖傳第六十一】鮿鮑千鈞(…煏室乾之即鮿耳蓋今巴荊人所呼鰎魚者是也…秦始皇載鮑亂臭則是䱒魚耳而煏室乾者本不臭也…)」「【康熙字典:亥集中:魚部:𩻥】《本草》鮑𩻥二魚鮑似屍臭以無鹽也𩻥臭差微有鹽故也出沔州〇按與鰎同」
彳3+9=総画数12 U+5FA5 [シ、ゼ、テイ、ダイ/]
◆未詳「【方言:第六】徥(…)用行也(《注》徥𢔡行㒵…)朝鮮洌水之間或曰徥)」「【廣韻:上平聲:皆第十四:揩:𢔡】俳𢔡行惡」
◆正しい、則(のっと)っている、理に適(かな)っている、同「是」「【說文解字注:彳部:徥】徥徥行皃也(方言徥用行也…)爾雅曰徥則也(今本釋言作是則也葢古爾雅假徥為是也此偁爾雅說叚借)」
◆「徍徥ワテイ」、まっすぐに進まない(進めない)さま
𦻀徥12+艸3=総画数15 U+26EC0 [テイ、ダイ/] 䔶𧀖
◆ヒエ(稗、イネ科ヒエ属の草)に似た雑草の名、一面に生え群がり、実はヒエよりも小さいという、同「蕛」「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𦻀】俗𧀖䔶蕛荑四玉篇皆音提草名也下又音夷莁荑香草也」
◆除草する
彳3+9=総画数12 U+5FA7 [ヘン/]
◆満遍マンベンなく広がる、広く隅々まで行き渡る、同「遍」「㴜」
◆遍(あまね)く、広く漏れなく、隅々まで、偏(かたよ)りなく、同「遍」
◆回数を数える語、同「遍」
𤺇徧12+疒5=総画数17 U+24E87 [未詳/]
◆未詳「【字彙:午集:疒部:𤺇】毗面切音卞肉𤺇」「【正字通:午集中:疒部:𤺇】㾫字之譌」
彳3+9=総画数12 U+5FA9 [フク、ブク/かえ・る、また] 𢕒𢕶𢕛𡕴
◆来た道と同じ道を辿って帰る、引き返す
◆元の位置や状態に戻す、また戻る、同「覆」、同簡「复」
◆繰り返す、繰り返される
◆問いに対して返答する、指示などに対してその結果を報告する
筆順
𠣾復12+勹2=総画数14 U+208FE [フク/] 𠤇𠣴𠣸
◆重(かさ)なる、重ねる、同「複」
𡐣復12+土3=総画数15 U+21423 [フク、ブク/] 𥨍㙏𡑉
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𡑉復12+土3=総画数15 U+21449 [フク、ブク/] 𥨍𡐣㙏
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
復12+尸3=総画数15 U+5C65 [リ/は・く、くつ] 𡳐𡲟𩕎𨇐𨂠𢔃
◆くつ、靴(長靴)や鞋(短靴)などの足に纏うものの総称、古くは木底や革底の履物に中敷きや刺繍などの飾りを施したものを指し、藁などで作っただけの粗末な履物(㞜)と区別した {服飾(履物)}
◆は・く、足に纏う
◆足で踏む、歩む
◆(人としての)道を踏み行く、人として守るべきことを守る
筆順
復12+水3=総画数15 U+6F93 [フク、ブク/]
◆水が渦巻(うずま)く、水が渦巻くように流れる、同「洑」
◆伏流フクリュウ、(地表に現れずに)地下を流れる水、同「洑」
復12+疒5=総画数17 U+7641 [フク、ブク/] 𤸑𤹫
◆病気が再発する、病(やまい)が癒(い)えないうちにまた(別の)病気に罹(かか)る、長期間に亘(わた)って治らない(慢性的な)病気
𥨍復12+穴5=総画数17 U+25A0D [フク、ブク/] 𡐣㙏𡑉
◆先が行き止まりの住居用の洞穴ドウケツ(ほらあな)、岩屋(いわや)
𥳇復12+竹6=総画数18 U+25CC7 [フク、ブク/]
◆竹の実
復12+艸3=総画数15 U+8567 [フク、ブク/]
◆「蔙蕧花・旋覆花センプクカ」、オグルマ(小車)、キク科オグルマ属の草、生薬として利用されるという、別名「盜庚トウコウ」 {オグルマ}
復12+襾6=総画数18 U+8986 [フク/くつがえ・す、くつがえ・る、おお・う] 𧠃覄
◆傾けて(倒して)逆にする、傾いて(倒れて)逆になる、ひっくり返す、ひっくり返る
◆ものを伏せて被(かぶ)せる、また被さる
◆元の位置や状態に戻す、また戻る、同「復」、同簡「复」
筆順
復12+雨8=総画数20 U+4A31 [フク/]
◆容(い)れ物が傾いて(或いはひっくり返って)水が容れ物から出てしまう、また出てしまった水
彳3+9=総画数12 U+5FAA [シュン、ジュン/]
◆既に道筋が付いているものや頼りになるものに沿って行く、道形(みちなり)に進む、先例などに従う
◆自ら判断・選択をせずにそこにある道や先例に従う、人の意見や指示に唯々諾々と従う
◆巡(めぐ)る
筆順
𣛝循12+木4=総画数16 U+236DD [シュン、ジュン/たて]
◆相手の攻撃から身を守る盾(たて)、同「盾」
◆手摺(てすり)、欄檻ランカンの横木、縦木は「檻」「【康熙字典:辰集中:木部:檻】《註》縱曰檻橫曰楯」
◆引き抜く、抜き出す、抜擢する
𦅑循12+糸6=総画数18 U+26151 [シュン、ジュン/]
◆(衣服を)縫う、同「䋸」
彳3+9=総画数12 U+5FAB [イ/]
◆歩くさま
𩙃徫12+風9=総画数21 U+29643 [イ/] 颹𩘚𠑒
◆大風(おおかぜ)、風が強いさま
𢔃彳3+9=総画数12 U+22503 [リ/は・く、くつ] 履𡳐𡲟𩕎𨇐𨂠
◆くつ、靴(長靴)や鞋(短靴)などの足に纏うものの総称、古くは木底や革底の履物に中敷きや刺繍などの飾りを施したものを指し、藁などで作っただけの粗末な履物(㞜)と区別した {服飾(履物)}
◆は・く、足に纏う
◆足で踏む、歩む
◆(人としての)道を踏み行く、人として守るべきことを守る
𡳐𢔃12+尸3=総画数15 U+21CD0 [リ/は・く、くつ] 履𡲟𩕎𨇐𨂠𢔃
◆くつ、靴(長靴)や鞋(短靴)などの足に纏うものの総称、古くは木底や革底の履物に中敷きや刺繍などの飾りを施したものを指し、藁などで作っただけの粗末な履物(㞜)と区別した {服飾(履物)}
◆は・く、足に纏う
◆足で踏む、歩む
◆(人としての)道を踏み行く、人として守るべきことを守る
彳3+10=総画数13 U+5FAE [ビ、ミ/かす・か] 㣲𢕧
◆非常に小さい、はっきり見えないほど小さい、同「𢼸」「𣁋」
◆小さくて目立たない
◆目立たないようにこっそりと、密(ひそ)かに、同「𧗬」
◆身分が低い、「身分が低く目立たない」の意
◆僅(わず)か、非常に少ない、また細(こま)かい、また弱い
◆10の-6乗 {数字}
筆順
微13+女3=総画数16 U+372B [ビ、ミ/] 𡠾嬍
◆美しい、同「媺」「【喻林:卷一百十七:物宜門二:美惡】職金掌…辨其物之𡠾惡…」
微13+山3=総画数16 U+5DB6 [ビ、ミ/]
◆未詳
微13+水3=総画数16 U+3D5F [ビ/]
◆霧のように細かい雨、同「溦」「霺」「【說文解字注:雨部:霢】(蒙蒙溦雨也)(「蒙蒙」は「濛濛、辺りが霞むように細かい雨が降りしきるさま」)
◆水際まで草が生えている所、草が生えている水辺、同「湄」「𤃰」
微13+疒5=総画数18 U+7653 [ビ、ミ/]
◆足の傷
微13+目5=総画数18 U+77C0 [ビ、ミ/] 覹𧢓𧢒
◆こっそりと見る、ちらっと見る
微13+艸3=総画数16 U+8587 [ビ、ミ/ぜんまい] 𦵨
◆ゼンマイ(薇)、ゼンマイ科ゼンマイ属のシダ植物 {ゼンマイ}
◆イブキノエンドウ(伊吹野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「カラスノエンドウ(烏野豌豆)」 {イブキノエンドウ}
◆「薔薇・蘠靡・蘠蘼ショウビ」、バラ(薔薇)、バラ科の植物 {バラ}
◆「紫薇シビ」、サルスベリ(猿滑り・百日紅・紫薇花)、ミソハギ科サルスベリ属の木 {サルスベリ}
筆順
𧒰微13+虫6=総画数19 U+274B0 [未詳/]
◆虫名、未詳「【論衡:卷十六:商蟲篇】…蝸疽螥螻𧒰蝦有蟲…」
微13+見7=総画数20 U+89B9 [ビ、ミ/] 𧢓𧢒矀
◆こっそりと見る、ちらっと見る
𧢒微13+見7=総画数20 U+27892 [ビ、ミ/] 覹𧢓矀
◆こっそりと見る、ちらっと見る
𧢓微13+見7=総画数20 U+27893 [ビ、ミ/] 覹𧢒矀
◆こっそりと見る、ちらっと見る
微13+雨8=総画数21 U+973A [ビ/]
◆霧のように細かい雨、同「溦」「㵟」
彳3+11=総画数14 U+5FB4 [チョウ、チ/しるし、しる・す、めす] 徵𧗲𢽠𢾷𢿁
◆(埋もれていた人物を)召(め)し出す、召し寄せる、(税などを)取り立てる、同「征」
◆求める、要求する
◆(それまで隠れていたり目に付かないところにあったものが)表に現れる
◆事が起こることを予想させる出来事、兆(きざ)し、予兆(ヨチョウ)
◆五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)の一つ、「ソ」に当たる音 {音楽(音階)}
筆順
徴14+心4=総画数18 U+61F2 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲惩
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
筆順
𢕒彳3+11=総画数14 U+22552 [フク、ブク/かえ・る、また] 復𢕶𢕛𡕴
◆来た道と同じ道を辿って帰る、引き返す
◆元の位置や状態に戻す、また戻る、同「覆」、同簡「复」
◆繰り返す、繰り返される
◆問いに対して返答する、指示などに対してその結果を報告する
𠤇𢕒14+勹2=総画数16 U+20907 [フク、ブク/] 𠣾𠣴𠣸
◆重(かさ)なる、重ねる、同「複」
彳3+12=総画数15 U+5FB5 [チョウ、チ/しるし、しる・す、めす] 徴𧗲𢽠𢾷𢿁
◆(埋もれていた人物を)召(め)し出す、召し寄せる、(税などを)取り立てる、同「征」
◆求める、要求する
◆(それまで隠れていたり目に付かないところにあったものが)表に現れる
◆事が起こることを予想させる出来事、兆(きざ)し、予兆(ヨチョウ)
◆五声ゴセイ(五音ゴイン、宮キュウ・商ショウ・角カク・徵チ・羽ウ、日本や中国で用いられる音階)の一つ、「ソ」に当たる音 {音楽(音階)}
徵15+心4=総画数19 U+FA40 [チョウ、ジョウ/こ・らしめる、こ・らす、こ・りる] 懲惩
◆こ・らしめる、こ・らす、誡(いまし)める、同じような過(あやま)ちを繰り返さないよう改めさせる、「懲戒チョウカイ」
◆こ・りる、過ちを悔(く)いて大きな過ち(同じような過ち)をしないように反省し改める
徵15+水3=総画数18 U+7013 [チョウ、ジョウ/]
◆澄(す)む、泥などの汚(よご)れが沈んで水が透(す)き通る、同「澂」「澄」
徵15+疒5=総画数20 U+7665 [チョウ、ショウ/]
◆腹の中の痼(しこり)、またそれが引き起こす病気
◆簡「症」
𦘇徵15+耳6=総画数21 U+26607 [未詳/]
◆未詳
徵15+艸3=総画数18 U+85E2 [チ/]
◆草名、未詳「【通雅:卷四十一:植物】藢紫鸇芋也」
彳3+12=総画数15 U+5FB9 [テツ、テチ/とお・る] 𢕿𢖉𢕹彻
◆貫(つらぬ)く、突き通す、突き抜ける
◆取り去る、取り除く、同「撤」
◆周代(前11世紀~前256年)の税法、耕作地百畝からの収穫物のうち十畝分を税として徴収した、「徹法テッポウ」という「【孟子注疏:卷五上:滕文公章句上】夏后氏五十而貢殷人七十而助周人百畝而徹其實皆什一也徹者徹也助者藉也(《注》…民耕五十畝貢上五畝耕七十畝者以五畝助公家耕百畝者徹取十畝以爲賦…)」
筆順
徹15+力2=総画数17 U+52F6 [テツ、テチ/]
◆取り去る、同「撤」
◆徹する、貫き通す、同「徹」
𤁲徹15+水3=総画数18 U+24072 [テツ、デチ/]
◆水が澄(す)んでいるさま、濁(にご)りがなく透(す)き通(とお)っているさま、(奥深くまで)突き抜けるさま、「澄澈チョウテツ」「清澈シンテツ」
◆水が尽(つ)きる
𨇂徹15+足7=総画数22 U+281C2 [テツ、テチ/] 𨅊
◆車輪や人が通った後にできる窪(くぼ)み、同「轍」
𢕪彳3+12=総画数15 U+2256A [キョウ/]
◆未詳「【字彙:寅集:彳部:𢕪】巨夭切音轎𢕪𢕪行貌」
𢕪15+尸3=総画数18 U+5C69 [キャク、カク/] 屫𡳯
◆草履(ぞうり)やサンダルsandal状の藁(わら)製の履物(はきもの)、木製は「屐」
𨇊𢕪15+足7=総画数22 U+281CA [未詳/]
◆未詳「【字彙補:酉集:足部:𨇊】古却切音脚超走也」
彳3+14=総画数17 U+5FBD [キ/] 𡽪䘗𧗼
◆三本の紐(ひも)を合わせた太い紐、同「𢾰」
◆素晴らしい、美しい、善(よ)い
◆印(しるし)、目印(めじるし)、同「幑」
◆琴キン(弦楽器の一種)の弦を押さえる場所を示す目印 {楽器(弦楽器)}
筆順
𩽚徽17+魚11=総画数28 U+29F5A [キ、ケ/]
◆魚が大きく力が強いさま
𢖍彳3+14=総画数17 U+2258D [コウ、ギョウ/] 衡𢔖𧗣𡘻𡙏𡙉𠧿𠧲𠧽
◆門や窓の上部に渡した横木
◆轅エン(ながえ)や輈チュウの先端に渡した横木、これに牛馬を繋(つな)いで車を牽(ひ)かせる、同「𨏎」「輅」 {乗物(馬車)}
◆棹秤(さおばかり)の横棒
◆横方向に伸びる、またそのようなもの
◆水平になる、(左右が)釣り合う
◆重さを量(はか)る
𧄇𢖍17+艸3=総画数20 U+27107 [コウ/]
◆「荰𧄇トコウ」、草名、ウマノスズクサ科カンアオイ属の草、学名Asarum forbesii、「蘅薇香コウビコウ(荰蘅を乾燥させた生薬の名)」、同「杜衡」、別名「杜蓾トロ」
◆「薇𧄇ビコウ」、草名、未詳「【水經注:卷二十七:沔水】…山高谷深多生薇蘅草其草有風不偃無風獨搖…(「蘅薇コウビ」のことか?)


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